JP2020142690A - 表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法 - Google Patents
表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】車両の乗員が、自動駐車が行われる空き駐車スペースを容易に認識できる表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法を提供すること。【解決手段】表示制御装置200は、自動駐車を実行する車両と、車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部16と、車両が自動駐車を実行する前に、周辺画像を車両に搭載された表示装置5へ出力する出力部17と、を有する。表示装置5に表示される周辺画像は、車両を示す自車両画像と、複数の空き駐車スペースのうち、車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。【選択図】図2
Description
本開示は、表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法に関する。
例えば、特許文献1には、車両に搭載された超音波ソナーを用いて駐車車両および空き駐車スペースを検出し、自動駐車の実行前に、自車両、駐車車両、および空き駐車スペースそれぞれの位置関係を示す地図画像を表示する装置が開示されている。
上述した装置では、複数の空き駐車スペースが検出された場合、それらを示す地図画像が表示されるが、車両の乗員はどの空き駐車スペースに駐車が行われるのかを認識できないという課題がある。
本開示の一態様の目的は、車両の乗員が、自動駐車が行われる空き駐車スペースを容易に認識できる表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法を提供することである。
本開示の一態様に係る表示制御装置は、自動駐車を実行する車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
本開示の一態様に係る駐車支援装置は、車両の走行を制御し、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースに前記車両を自動駐車させる走行制御部と、前記車両と、前記空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
本開示の一態様に係る表示制御方法は、自動駐車を行う車両に搭載される装置が行う表示制御方法であって、前記車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成するステップと、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力するステップと、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
本開示によれば、車両の乗員が、自動駐車が行われる空き駐車スペースを容易に認識できる。
本開示に至った知見について、図1を用いて説明する。図1は、車両、駐車車両、および空き駐車スペースの位置関係の一例を示す模式図である。図1は、車両、駐車車両、および空き駐車スペースのそれぞれを真上から見た状態を示している。本明細書において、「駐車車両」とは、駐車中の他車両をいう。また、「空き駐車スペース」とは、他車両が駐車していない駐車スペースをいう。
図1に示す車両1は、自動駐車を実行する車両(例えば、乗用車)である。
本明細書において、「自動駐車」は、車両の乗員による全ての運転操作を必要とすることなく行われる自動駐車でもよいし、または、車両の乗員による一部の運転操作を必要とすることなく行われる自動駐車でもよい。前者は、例えば、車両に搭載された駐車支援装置が、加減速、制動、および操舵の操作を必要とすることなく、車両の加減速、制動、および操舵を制御することにより(換言すれば、完全自動運転により)、車両を空き駐車スペースへ誘導し、駐車させる動作である。後者は、例えば、車両に搭載された駐車支援装置が、操舵の操作を必要とすることなく操舵を制御し、車両の乗員の操作に基づいて加減速および制動を制御することにより、車両を空き駐車スペースへ誘導し、駐車させる動作である。
車両1は、送信波TPを送信し、その反射波(図示略)を受信する超音波ソナー2を備えている。
例えば、車両1が、超音波ソナー2を動作させながら進行方向Aへ徐行し、並列駐車している駐車車両V1〜V3の前方を通過し、図1に示した位置に停車したとする。この場合、駐車スペースBS1、BS2がそれぞれ空き駐車スペースとして検出される。駐車スペースBS1、BS2は、それぞれ、車両1台が並列駐車可能な駐車スペースである。
ここで、例えば、車両1が、自動駐車を行うスペースを駐車スペースBS1に決定した場合、従来の装置では、自動駐車の開始前に、単に車両1から見た駐車スペースBS1、BS2それぞれの方向を示す画像、または、例えば、特許文献1の装置では、図1に示した駐車車両V1〜V3、駐車スペースBS1、BS2、および車両1のそれぞれの位置関係を示す画像が表示される。
しかしながら、車両1の乗員は、上記画像を見ても、駐車スペースBS1、BS2のどちらに駐車されるのかを認識することができない。また、車両1の乗員は、車両1に近い方の駐車スペースBS2に車両1が駐車されると誤認識するおそれがある。
本開示は、車両1の乗員が、自動駐車が行われる空き駐車スペースを容易に認識できるようにすることを目的とする。
以上、本開示に至った知見について説明した。
以下、本開示の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において共通する構成要素については同一の符号を付し、それらの説明は適宜省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る駐車支援装置100の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態の駐車支援装置100の構成例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る駐車支援装置100の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態の駐車支援装置100の構成例を示すブロック図である。
図2に示す駐車支援装置100は、図1に示した車両1に搭載される。また、駐車支援装置100は、車両1に搭載された超音波ソナー2、リアカメラ3、車輪速センサ4、表示装置5、およびアクチュエータ群6と電気的に接続される。
超音波ソナー2は、例えば、図1に示したように、車両1の側方部に設けられる。超音波ソナー2は、車両1の側方から送信波TPを送信し、送信波TPの反射波(図示略)を受信する。そして、超音波ソナー2は、反射波の受信信号を駐車支援装置100へ出力する。
なお、図1では、超音波ソナー2が車両1の左側方にのみ設けられる場合を例示したが、超音波ソナー2は、車両1の右側方にも設けられてもよい。また、超音波ソナー2は、車両1の左側方または右側方において、複数個設けられてもよい。
リアカメラ3は、例えば、図1に示したように、車両1の車長方向の後端部かつ車両1の車幅方向の中央部に固定的に設けられる。リアカメラ3は、車両1の後方を撮影し、撮影により得られた画像(以下、撮影画像という)を駐車支援装置100へ出力する。
なお、図1では、リアカメラ3のみが車両1に設けられる場合を例示したが、カメラは、車両1の前方、左方、または右方にも設けられてもよい。また、カメラは、車両1の前方、後方、左方、または右方において、複数個設けられてもよい。
車輪速センサ4は、車両1の各車輪の回転速度をパルス信号として検出し、そのパルス信号を駐車支援装置100へ出力する。
なお、図2では、車輪速センサ4のみを図示したが、車両1には、例えば、アクセルペダルの位置を検出するアクセルポジションセンサ、シフトレバーの位置を検出するシフトポジションセンサ、舵角を検出する舵角センサ、車両1の位置を検出する自車位置センサ等の各種センサが設けられてもよい。これらのセンサは、駐車支援装置100と電気的に接続され、検出結果を示す信号を駐車支援装置100へ出力する。
表示装置5は、車両1の車室内に設けられ、車両1および車両1の周辺を示す周辺画像(詳細は後述)を表示する。
アクチュエータ群6は、車両1の加速、減速、制動、操舵等を実行するアクチュエータ群である。アクチュエータ群6は、例えば、加速および減速を実行するモータアクチュエータ、制動を実行するブレーキアクチュエータ、操舵を実行するステアリングアクチュエータ等の各種アクチュエータを含む。
駐車支援装置100は、空き駐車スペースを検出し、その空き駐車スペースに車両1を自動駐車させる装置である。
駐車支援装置100は、図13に示すように、ハードウェアとして、例えば、CPU(Central Processing Unit)501、コンピュータプログラムを格納したROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503を有する。CPU501、ROM502、およびRAM503は、接続されている。
以下に説明する駐車支援装置100および表示制御装置200の各部(図2参照)の機能は、CPU501がROM502から読み出したコンピュータプログラムを実行することにより実現される。また、このコンピュータプログラムは、所定の記録媒体に記録されて、ユーザ等に提供されてもよい。
駐車支援装置100は、ソナー制御部11、検知部12、判定部13、走行制御部14、および表示制御装置200を有する。
ソナー制御部11は、超音波ソナー2の動作を制御する。例えば、ソナー制御部11は、送信波TPの送波電圧ゲイン、反射波の受波信号ゲイン、送信波TPの送信タイミング等の指示を示す制御信号を超音波ソナー2へ出力する。超音波ソナー2は、その制御信号の内容に基づいて、送受信の動作を行う。
以下、検知部12および判定部13を説明するにあたり、適宜図3を参照する。図3は、駐車支援装置100を搭載した車両1が、駐車場において空き駐車スペースを探索する様子を真上から見た図である。例として、図3は、車両1が、並列駐車している駐車車両V0〜V3の前方を進行方向Aへ徐行しながら、空き駐車スペースを探索する場合を示している。図3において、駐車スペースBS1、BS2は、空き駐車スペースとして検出される、車両1台が並列駐車可能な駐車スペースである。
まず、検知部12について説明する。
検知部12は、超音波ソナー2から受け取った受信信号に基づいて、図3に示す黒丸の点pを検知する。以下、検知部12により検知された点pを「検知点p」という。
検知点pの検知処理は公知であるため、その詳細な説明は省略するが、例えば、検知部12は、送信波TPの速度と、送信波TPを送信してから反射波を受信するまでの時間とに基づいて距離を算出し、超音波ソナー2からその距離分離れた位置を検知点pとして検知する。検知点pは、図3に示すように、複数検知される。
また、検知部12は、検知点p毎に、検知点pの位置(以下、検知点位置という)と、検知点pと超音波ソナー2との間の距離(以下、検知点距離という)とを対応付けて記憶する。
また、検知部12は、複数の検知点pの集合体を検知(認識)する。以下、複数の検知点pの集合体を「検知点群」という。例えば図3の場合、検知部12は、検知点p1から検知点p2までの第1検知点群、検知点p3から検知点p4までの第2検知点群、検知点p5から検知点p6までの第3検知点群をそれぞれ検知する。
図3に示すように、検知点群により窪み形状(以下、単に「窪み」という)D1、D2が形成される。窪みD1は、駐車車両V0と駐車車両V1との間に形成されている。窪みD2は、駐車車両V1と駐車スペースBS1との間に形成されている。窪みD1に含まれる検知点p1は、第1検知点群に含まれる検知点のうち、車長方向において最も後方にある検知点である。また、窪みD2に含まれる検知点p2は、第1検知点群に含まれる検知点のうち、車長方向において最も後方にある検知点である。
また、検知部12は、車輪速センサ4から受け取ったパルス信号に基づいて、検知点pを検知した時点からの車両1の走行距離を算出する。そして、検知部12は、その走行距離と、車長方向における超音波ソナー2とリアカメラ3との間の距離(検知部12にとって既知の値)とに基づいて、リアカメラ3が検知点pを通過した時点から現在時刻までの移動距離(以下、リアカメラ移動距離という)を算出する。そして、検知部12は、リアカメラ移動距離を、上述した検知点位置および検知点距離と対応付けて記憶する。リアカメラ移動距離は、検知点p毎に記憶され、車両1の走行に応じて更新される。
以上、検知部12について説明した。
次に、判定部13について説明する。
判定部13は、例えば、第1検知点群の端部である検知点p2と、第2検知点群の端部である検知点p3とに基づいて、駐車スペースBS1の幅wを算出する。
また、判定部13は、算出された幅wが第1閾値以上であるか否かを判定する。第1閾値は、例えば、車両1台分の車幅と、並列駐車した車両同士の所定間隔(例えば、ドアの開閉が可能な間隔)との合計値である。
幅wが第1閾値未満である場合、判定部13は、駐車スペースBS1が、空き駐車スペースであり、かつ、並列駐車用の駐車スペースであると判定する。
なお、判定部13は、上述した方法により、駐車スペースBS2も、空き駐車スペースであり、かつ、並列駐車用の駐車スペースであると判定する。
このように、複数の駐車スペースBS1、BS2が空き駐車スペースとして検出された場合、判定部13は、それらのうちのいずれか1つを、車両1を自動駐車させる駐車スペース(以下、自動駐車実行スペースという)に決定する。
また、判定部13は、第1検知点群において窪みD1、D2を検出し、窪みD1と窪みD2との間の距離(以下、窪み間隔という)dを算出する。窪みD1、D2の検出方法および窪み間隔dの算出方法としては、例えば、公知の方法(例えば、特開2018−52462号公報に開示されている方法)を用いることができるため、ここでの説明は省略する。
また、判定部13は、算出された窪み間隔dが第1閾値未満であるか否かを判定する。窪み間隔dが第1閾値未満である場合、判定部13は、窪みD1と窪みD2との間に、並列駐車している駐車車両V1が存在すると判定する。
なお、判定部13は、上述した方法により、並列駐車している駐車車両V2、V3が存在すると判定する。
一方、窪み間隔dが第1閾値未満ではない場合、判定部13は、並列駐車している駐車車両以外の物体(例えば、壁等)が存在すると判定する。
以上、判定部13について説明した。
上述した検知部12および判定部13の各処理は、例えば図3において車両1が進行方向Aに沿って走行している間、繰り返し行われる。また、検知部12および判定部13は、各処理の結果を記憶する。
走行制御部14は、判定部13により決定された自動駐車実行スペースに車両1が自動駐車するように、アクチュエータ群6を制御する。この制御により、車両1は、自動駐車実行スペースに自動駐車を行う。
以下の説明では、判定部13により、空き駐車スペースとして検出された駐車スペースBS1、BS2のうち、駐車スペースBS1が自動駐車実行スペースに決定された場合を例に挙げて説明する。
次に、表示制御装置200について説明する。
表示制御装置200は、表示装置5における画像の表示を制御する装置である。具体的には、表示制御装置200は、自動駐車実行スペースが決定された場合において、その自動駐車実行スペースへの自動駐車が実行される前に、車両1およびその周辺を示す周辺画像を生成し、その周辺画像を表示装置5へ出力する。
周辺画像は、少なくとも車両1と自動駐車実行スペースとの位置関係を示す画像であるが、駐車車両が検出された場合、車両1と、駐車車両と、自動駐車実行スペースとの位置関係を示す画像であってもよい。以下では例として、駐車車両が検出された場合を例に挙げて説明する。
図2に示すように、表示制御装置200は、記憶部15、生成部16、および出力部17を有する。
記憶部15は、周辺画像の生成に用いられる生成用画像を記憶する。生成用画像は、例えば、駐車車両を示す駐車車両画像、自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像、および、車両1を示す自車両画像である。
生成部16は、記憶部15から読み出した生成用画像に基づいて、周辺画像を生成する。この生成処理の詳細については、後述する。
出力部17は、生成部16により生成された周辺画像を表示装置5へ出力する。これにより、表示装置5には周辺画像が表示される。この表示例については、後述する。
以上、表示制御装置200について説明した。
なお、図2では、表示制御装置200が駐車支援装置100に含まれる場合を例示したが、表示制御装置200と駐車支援装置100とは別体であってもよい。その場合、表示制御装置200は、駐車支援装置100から、検知部12および判定部13による処理結果を示す情報を受け取り、その情報に基づいて上述した生成部16の各処理を行う。
次に、表示制御装置200の動作について、図4を用いて説明する。図4は、表示制御装置200の動作例を示すフローチャートである。以下のフローは、例えば、図3に示した駐車車両V1〜V3が検出され、空き駐車スペースとして駐車スペースBS1、BS2が検出され、自動駐車実行スペースが駐車スペースBS1に決定され、自動駐車が実行される前に開始される。このとき、車両1は、例えば、駐車車両V3の前に停車しているとする。
まず、生成部16は、検出された駐車車両毎に、位置決め用座標を算出する(ステップS1)。
位置決め用座標とは、周辺画像上における駐車車両画像を表示する位置を決定するために用いられる座標である。
ここで、図5を用いて、位置決め座標の算出方法について説明する。ここでは、駐車車両V1に対応する位置決め用座標を算出する場合を例に挙げて説明する。また、ここでは、図中の左右方向をx軸、図中の上下方向をy軸として説明する。
生成部16は、検知点p2のx座標から窪み間隔dの1/2(図中のd/2)を差し引いた値を、位置決め用座標のx座標に決定する。
また、生成部16は、超音波ソナー2が上記位置決め用座標のx座標に位置したときに検出された距離L1に基づいて、位置決め用座標のx座標を算出する。
このようにして、生成部16は、位置決め用座標Bのx座標およびy座標を算出する。
また、上述した方法により、生成部16は、駐車車両V2、V3それぞれに対応する位置決め用座標も算出する。
なお、位置決め用座標の算出方法は、上述した方法に限定されない。例えば、第1検知点群のうち、窪み間隔dの1/2に相当するx座標を持つ検知点がある場合、その検知点のx座標およびy座標を位置決め用座標に決定してもよい。
以上、位置決め座標の算出方法について説明した。以下、図4の説明に戻る。
次に、生成部16は、記憶部15から、駐車車両画像、自車両画像、および自動駐車実行スペース画像を読み出し、それらの画像を含む周辺画像を生成する(ステップS2)。
ここで、図6を用いて、周辺画像の生成方法について説明する。図6は、周辺画像の一例を示す模式図である。
図6に示すように、駐車車両画像I1、I2、I3および自車両画像I4は、車両を真上から見た形状を示す俯瞰画像である。例えば、駐車車両画像I1、I2、I3の形状および色は、全て同じである。また、例えば、自車両画像I4の形状および色は、駐車車両画像I1、I2、I3の形状および色と異なっている。なお、駐車車両画像I1、I2、I3および自車両画像I4それぞれに示される車両の形状および色は、実際の駐車車両V1〜V3および車両1を真上から見た形状および色と異なっていてもよい。
また、図6に示すように、自動駐車実行スペース画像I5は、矩形状の画像である。自動駐車実行スペース画像I5は、所定の色または模様が付されていてもよい。また、自動駐車実行スペースI5は、駐車車両画像I1、I2、I3および自車両画像I4それぞれと同じ大きさである。
生成部16は、駐車車両V1に対応する位置決め用座標と、駐車車両画像I1が示す車両の車長方向の先端部であって駐車車両画像I1が示す車両の車幅方向の中央部とが一致するように、駐車車両画像I1を配置する。また、このとき、生成部16は、駐車車両画像I1を周辺画像の垂直方向(図中の上下方向)に沿って配置する。
上記同様に、生成部16は、駐車車両V2に対応する駐車車両画像I2、および、駐車車両V3に対応する駐車車両画像I3を配置する。
また、生成部16は、所定の検知点p(例えば、検知点p1)に対応付けられて記憶されているリアカメラ移動距離に基づいて、リアカメラ3の現在位置を算出する。そして、生成部16は、算出されたリアカメラ3の現在位置と、自車両画像I4が示す車両の車長方向の後端部であって自車両画像I4が示す車両の車幅方向の中央部とが一致するように、自車両画像I4を配置する。
また、生成部16は、駐車車両V1と駐車車両V2との間の駐車スペースBS1が自動駐車実行スペースに決定されたことから、駐車車両V1と駐車車両V2との間に自動駐車実行スペース画像I5を配置する。なお、自動駐車実行スペースではない駐車スペースBS2の位置には、自動駐車実行スペース画像I5は、配置されない。
このようにして、生成部16は、駐車車両V1〜V3、車両1、および自動駐車実行スペースである駐車スペースBS1それぞれの位置関係を示す図6の周辺画像を生成する。
以上、周辺画像の生成方法について説明した。以下、図4の説明に戻る。
次に、出力部17は、生成部16により生成された周辺画像を表示装置5へ出力する(ステップS3)。
表示装置5は、出力部17から受け取った周辺画像を表示する。
以上、表示制御装置200の動作について説明した。
ここまで詳述したように、本実施の形態によれば、複数の空き駐車スペースが検出された場合でも、自動駐車実行スペースが明示された周辺画像が表示されるので、車両1の乗員は、どの駐車スペースに自動駐車が行われるのかを容易に認識できる。
また、本実施の形態によれば、周辺画像において、駐車車両画像は、検知点pを用いて算出された位置決め用座標に基づいて表示されるので、車両1の乗員は、駐車車両および自動駐車実行スペースそれぞれの位置をより正確に把握することができる。
なお、上述した実施の形態1は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
[変形例1]
実施の形態1では、検知点pに基づいて、空き駐車スペースおよび駐車車両が検出され、また、位置決め用座標が算出される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
実施の形態1では、検知点pに基づいて、空き駐車スペースおよび駐車車両が検出され、また、位置決め用座標が算出される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
例えば、リアカメラ3(サイドカメラまたはフロントカメラでもよい)の撮影画像に基づいて、空き駐車スペースおよび駐車車両が検出され、また、位置決め用座標が算出されてもよい。その場合、例えば、生成部16は、撮影画像を俯瞰画像に変換した後、その俯瞰画像上の駐車車両の車長方向の前端部であって車幅方向の中央部の座標を、位置決め用座標に決定してもよい。
なお、上述したように撮影画像を用いる方法ではコストがかかるため、実施の形態1で説明したように超音波ソナー2の測定結果に基づく検知点pを用いる方法の方が、コストを低減することができる。
[変形例2]
実施の形態1において、判定部13が窪み間に駐車車両以外の物体(例えば、壁等)が存在すると判定した場合(窪み間隔dが第1閾値未満ではない場合)、生成部16は、周辺画像において、物体を示す物体画像を配置してもよい。物体画像は、例えば形状、色、および模様のうち少なくとも1つが自動駐車実行スペース画像と異なることが好ましい。
実施の形態1において、判定部13が窪み間に駐車車両以外の物体(例えば、壁等)が存在すると判定した場合(窪み間隔dが第1閾値未満ではない場合)、生成部16は、周辺画像において、物体を示す物体画像を配置してもよい。物体画像は、例えば形状、色、および模様のうち少なくとも1つが自動駐車実行スペース画像と異なることが好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、駐車車両画像の色が全て同じである場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態では、駐車車両画像を実際の駐車車両の色で表示する場合について説明する。
実施の形態1では、駐車車両画像の色が全て同じである場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態では、駐車車両画像を実際の駐車車両の色で表示する場合について説明する。
図7〜図9を用いて、本実施の形態の表示制御装置200の動作例について説明する。図7は、本実施の形態の表示制御装置200の動作例を示すフローチャートである。図8は、図7に示すステップS12(水平角度算出方法)の説明に供する模式図である。図9は、図7に示すステップS13〜S15(対象範囲決定方法)の説明に供する模式図である。
図7に示すフローは、例えば、空き駐車スペースの探索と並行して行われる。また、以下では、図3に示した駐車車両V1の色に基づいて、駐車車両V1に対応して表示される駐車車両画像I1の色を決定する場合を例に挙げて説明する。
まず、生成部16は、着目検知点を決定する(ステップS11)。
例えば、生成部16は、図8に示す検知点p7が検知された場合、その検知点p7を着目検知点に決定する。なお、検知点p7、p8は、検知点群p7〜p8のうち最も車両前方側にある検知点p9を基準として、駐車車両V1の車幅方向に、駐車車両V1の車幅の半分程度離れた検知点である。
次に、生成部16は、リアカメラ移動距離が第2閾値に到達した時点で、着目検知点の座標、リアカメラ移動距離(第2閾値)、および着目検知点距離に基づいて、水平角度を算出する(ステップS12)。
例えば、生成部16は、検知点p7を着目検知点に決定した場合、リアカメラ3の搭載位置が検知点p7の前方を通過した後のリアカメラ移動距離が第2閾値L2に到達した時点で、検知点p7の座標、第2閾値L2、および着目検知点距離L3に基づいて、水平角度θの算出を行う。
着目検知点距離L3は、例えば、検知点p7が検出されたときの検知点距離(検知点p7と超音波ソナー2との間の距離)と、車両1の車幅方向における超音波ソナー2とリアカメラ3との間の距離との合計値である。
次に、生成部16は、水平角度に基づいて、リアカメラ3により撮影された撮影画像における水平方向範囲(詳細は後述)を決定する(ステップS13)。
次に、生成部16は、水平角度および着目検知点距離に基づいて、リアカメラ3により撮影された撮影画像における垂直方向範囲(詳細は後述)を決定する(ステップS14)。
次に、生成部16は、水平方向範囲および垂直方向範囲に基づいて、色検出範囲(詳細は後述)を決定する(ステップS15)。
ここで、図9を用いて、着目検知点が検知点p7である場合の水平方向範囲、垂直方向範囲、および色検出範囲の例について説明する。
図9に示す画像v1は、撮影画像における駐車車両V1の画像である。生成部16は、ステップS13において、画像v1における水平方向範囲r1を決定する。次に、生成部16は、ステップS14において、画像v1における垂直方向範囲r2を決定する。次に、生成部16は、ステップS15において、水平方向範囲r1および垂直方向範囲r2に基づいて、矩形状の色検出範囲Cを決定する。
なお、リアカメラ3により撮影された画像v1は、駐車車両V1の真正面を映したものとはならない(例えば、駐車車両V1の正面を斜め方向から映したものとなる)が、説明の便宜上、図9では、画像v1が駐車車両V1の真正面の画像である場合を例示している。
以上、水平方向範囲、垂直方向範囲、および色検出範囲の例について説明した。以下、図7の説明に戻る。
次に、生成部16は、色検出範囲に含まれる各画素の色を示す色情報を記憶する(ステップS16)。
例えば、生成部16は、図9に示した色検出範囲C内の画像v1の各画素の色を認識し、認識した色を示す色情報を記憶する。
次に、生成部16は、検知点群p7〜p8に含まれる全ての検知点pが着目検知点に決定されたか否かを判定する(ステップS17)。
検知点群p7〜p8に含まれる全ての検知点pが着目検知点に決定されていない場合(ステップS17:NO)、フローは、ステップS11へ戻る。
このようにステップS11〜S16を繰り返すことにより、検知点群p7〜p8に含まれる全ての検知点pに基づいて色検出範囲が決定され、色検出範囲毎に色情報が記憶される。
検知点群p7〜p8に含まれる全ての検知点pが着目検知点に決定された場合(ステップS17:YES)、生成部16は、全ての色検出範囲の色情報に基づいて、ヒストグラムを作成する(ステップS18)。
次に、生成部16は、ヒストグラムに基づいて、駐車車両V1の色を決定する(ステップS19)。
その後、図4のステップS2において周辺画像を生成する際に、生成部16は、決定された駐車車両V1の色を、駐車車両画像I1に付与する。
なお、上述した一連の処理により、駐車車両V2、V3それぞれに対応する駐車車両画像I2、I3の色も決定される。
ここまで詳述したように、本実施の形態によれば、周辺画像に含まれる駐車車両画像が実際に撮影された撮影画像に基づいた色で表示されるので、車両1の乗員は、駐車車両および自動駐車実行スペースそれぞれの位置をより容易に把握することができる。
なお、上述した実施の形態2は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
[変形例3]
例えば、全ての色検出範囲で検出された色情報はボディカラーである可能性が高いため、その色情報に重み付けをして、ヒストグラムを作成してもよい。
例えば、全ての色検出範囲で検出された色情報はボディカラーである可能性が高いため、その色情報に重み付けをして、ヒストグラムを作成してもよい。
また、例えば、駐車車両の車幅方向の端部はボディカラーである可能性が高いため、駐車車両の車幅方向の端部の検知点(例えば、検知点p7、p8)を基に決定された色検出範囲の色情報に重み付けをして、ヒストグラムを作成してもよい。
このような色情報の重み付けにより、より正確に駐車車両の色を判定することができる。
[変形例4]
実施の形態2では、検知点群p7〜p8に含まれる各検知点pを着目検知点に決定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、図3に示した検知点群p1〜p2に含まれる各検知点pを着目検知点に決定してもよい。
実施の形態2では、検知点群p7〜p8に含まれる各検知点pを着目検知点に決定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、図3に示した検知点群p1〜p2に含まれる各検知点pを着目検知点に決定してもよい。
[変形例5]
実施の形態2では、色検出範囲に基づいて、駐車車両の色を判定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
実施の形態2では、色検出範囲に基づいて、駐車車両の色を判定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
例えば、リアカメラ3(サイドカメラまたはフロントカメラでもよい)の撮影画像全体に対して画像処理を行うことにより、駐車車両の色を判定してもよい。例えば、図9に示した画像v1全体に対して画像処理を行い、駐車車両V1の色を判定してもよい。
ただし、撮影画像全体に対して画像処理を行う場合ではコストがかかるため、実施の形態2で説明したように色検出範囲に基づいて色判定を行う方法の方が、コストを低減することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2では、予め用意された駐車車両画像を用いて周辺画像を生成する場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態では、リアカメラ3(サイドカメラまたはフロントカメラでもよい)により実際に撮影された駐車車両の画像を用いて駐車車両画像を生成し、その駐車車両画像を用いて周辺画像を生成する場合について説明する。
実施の形態1、2では、予め用意された駐車車両画像を用いて周辺画像を生成する場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態では、リアカメラ3(サイドカメラまたはフロントカメラでもよい)により実際に撮影された駐車車両の画像を用いて駐車車両画像を生成し、その駐車車両画像を用いて周辺画像を生成する場合について説明する。
図10、図11を用いて、本実施の形態の表示制御装置200の動作例について説明する。図10は、本実施の形態の表示制御装置200の動作例を示すフローチャートである。図11は、図10に示すステップS22、S24(水平角度算出方法)の説明に供する模式図である。
図10に示すフローは、例えば、空き駐車スペースの探索と並行して行われる。また、以下では、図3に示した駐車車両V1の撮影画像から駐車車両画像を生成する場合を例に挙げて説明する。
まず、生成部16は、第1着目検知点を決定する(ステップS21)。
例えば、生成部16は、図11に示す検知点p7が検知された場合、その検知点p7を第1着目検知点に決定する。
次に、生成部16は、第1着目検知点の座標、リアカメラ移動距離(第2閾値)、および第1着目検知点距離に基づいて、第1水平角度を算出する(ステップS22)。
例えば、生成部16は、検知点p7を第1着目検知点に決定した場合、リアカメラ3の搭載位置が検知点p7の前方を通過した後のリアカメラ移動距離が第2閾値L2に到達した時点で、検知点p7の座標、第2閾値L2、および第1着目検知点距離L3に基づいて、第1水平角度θ1の算出を行う。
次に、生成部16は、第2着目検知点を決定する(ステップS23)。
例えば、生成部16は、図11に示す検知点p8が検知された場合、その検知点p8を第2着目検知点に決定する。
次に、生成部16は、第2着目検知点の座標、リアカメラ移動距離(第2閾値)、および第2着目検知点距離に基づいて、第2水平角度を算出する(ステップS24)。
例えば、生成部16は、検知点p8を第2着目検知点に決定した場合、リアカメラ3の搭載位置が検知点p8の前方を通過した後のリアカメラ移動距離が第2閾値L2に到達した時点で、検知点p8の座標、第2閾値L2、および第2着目検知点距離L4に基づいて、第2水平角度θ2の算出を行う。
第2着目検知点距離L4は、例えば、検知点p8が検出されたときの検知点距離(検知点p8と超音波ソナー2との間の距離)と、車両1の車幅方向における超音波ソナー2とリアカメラ3との間の距離との合計値である。
次に、生成部16は、第1水平角度および第2水平角度に基づいて、リアカメラ3により撮影された撮影画像における水平方向範囲を決定する(ステップS25)。
次に、生成部16は、第1水平角度、第2水平角度、第1着目検知点距離、および第2着目検知点距離に基づいて、リアカメラ3により撮影された撮影画像における垂直方向範囲を決定する(ステップS26)。
次に、生成部16は、水平方向範囲および垂直方向範囲に基づいて、切り出し範囲を決定する(ステップS27)。
切り出し範囲は、撮影画像から駐車車両に相当する部分の画像の切り出す際に用いられる範囲である。
次に、生成部16は、切り出し範囲に基づいて、撮影画像から画像を切り出す(ステップS28)。切り出された画像を以下「切り出し画像」という。切り出し画像は、例えば駐車車両V1の正面を示す画像である。
次に、生成部16は、切り出し画像を補正する(ステップS29)。
例えば、生成部16は、切り出し画像の歪み等を補正する。また、生成部16は、切り出し画像の大きさを、予め用意された自動駐車実行スペース画像と同じ大きさに調整してもよい。
補正後の切り出し画像は、駐車車両V1を示す駐車車両画像として、周辺画像の生成(図4のステップS2)に用いられる。
なお、上述した処理により、駐車車両V2、V3それぞれを示す駐車車両画像も生成される。
ここで、図12を用いて、上述した処理により生成された駐車車両画像を含む周辺画像の一例について説明する。図12は、周辺画像の一例を示す模式図である。
図12に示す駐車車両画像I6、I7、I8は、それぞれ、上述した処理により生成された画像であり、図3に示した駐車車両V1、V2、V3の正面を示す画像である。また、図12に示す自車両画像I9および自動駐車実行スペース画像I10は、予め用意された画像である。自車両画像I9は、車両1を側方から見た形状を示す画像である。自動駐車実行スペース画像I10は、自動駐車実行スペースに決定された図3の駐車スペースBS1を示す画像である。
また、図12に示すように、自動駐車実行スペース画像I10は、矩形状の画像である。自動駐車実行スペース画像I10は、所定の色または模様が付されていてもよい。
なお、図12では、車両1の側方の形状を示す自車両画像I9を用いた場合を例示したが、車両1の上面の形状を示す自車両画像I4(図6参照)を用いてもよい。
図12に示した駐車車両画像I6、I7、I8、自車両画像I9、および自動駐車実行スペース画像I10は、実施の形態1で説明した方法により、位置決めされる。
ここまで詳述したように、本実施の形態によれば、複数の空き駐車スペースが検出された場合でも、自動駐車実行スペースが明示された周辺画像が表示されるので、車両1の乗員は、どの駐車スペースに自動駐車が行われるのかを容易に認識できる。
また、本実施の形態によれば、周辺画像に含まれる駐車車両画像が実際に撮影された撮影画像に基づいた形状および色で表示されるので、車両1の乗員は、駐車車両および自動駐車実行スペースそれぞれの位置をより容易に把握することができる。
なお、上述した実施の形態3は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
[変形例6]
実施の形態3では、生成される駐車車両画像が駐車車両の正面を示す画像である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、生成される駐車車両画像は、車両1の乗員の視点に基づく駐車車両の形状(例えば、駐車車両を斜めから見た形状)を示す画像であってもよい。
実施の形態3では、生成される駐車車両画像が駐車車両の正面を示す画像である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、生成される駐車車両画像は、車両1の乗員の視点に基づく駐車車両の形状(例えば、駐車車両を斜めから見た形状)を示す画像であってもよい。
[変形例7]
実施の形態3では、切り出し範囲に基づいて、撮影画像から駐車車両画像を切り出す場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
実施の形態3では、切り出し範囲に基づいて、撮影画像から駐車車両画像を切り出す場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
例えば、リアカメラ3(サイドカメラまたはフロントカメラでもよい)の撮影画像全体に対して画像処理を行うことにより、駐車車両の領域を判定し、その領域を切り出してもよい。
ただし、撮影画像全体に対して画像処理を行う場合ではコストがかかるため、実施の形態3で説明したように切り出し範囲に基づいて駐車車両画像を切り出す方法の方が、コストを低減することができる。
以上、実施の形態1〜3およびそれらの変形例について説明した。なお、各変形例は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
<本開示のまとめ>
本開示のまとめは、以下のとおりである。
本開示のまとめは、以下のとおりである。
本開示の表示制御装置は、自動駐車を実行する車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
なお、本開示の表示制御装置において、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、
駐車中の他車両を示す駐車車両画像をさらに含む。
駐車中の他車両を示す駐車車両画像をさらに含む。
また、本開示の表示制御装置において、前記駐車車両画像は、前記車両に搭載されたカメラが撮影した前記他車両の画像に基づいた形状および色のうち少なくとも一方を用いて表示される。
また、本開示の表示制御装置において、前記駐車中の他車両および前記空き駐車スペースは、前記車両に搭載された超音波ソナーが受信した反射波に基づいて検知された複数の検知点に基づいて、検出される。
また、本開示の表示制御装置において、前記駐車車両画像は、前記複数の検知点に基づいて算出された位置決め用座標に基づいて、前記周辺画像上に配置される。
本開示の駐車支援装置は、車両の走行を制御し、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースに前記車両を自動駐車させる走行制御部と、前記車両と、前記空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
本開示の表示制御方法は、自動駐車を行う車両に搭載される装置が行う表示制御方法であって、前記車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成するステップと、前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力するステップと、を有し、前記表示装置に表示される前記周辺画像は、前記車両を示す自車両画像と、複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む。
本開示の表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法は、自動駐車を行う車両に有用である。
1 車両
2 超音波ソナー
3 リアカメラ
4 車輪速センサ
5 表示装置
6 アクチュエータ群
11 ソナー制御部
12 検知部
13 判定部
14 走行制御部
15 記憶部
16 生成部
17 出力部
100 駐車支援装置
200 表示制御装置
2 超音波ソナー
3 リアカメラ
4 車輪速センサ
5 表示装置
6 アクチュエータ群
11 ソナー制御部
12 検知部
13 判定部
14 走行制御部
15 記憶部
16 生成部
17 出力部
100 駐車支援装置
200 表示制御装置
Claims (7)
- 自動駐車を実行する車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、
前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、
前記表示装置に表示される前記周辺画像は、
前記車両を示す自車両画像と、
複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む、
表示制御装置。 - 前記表示装置に表示される前記周辺画像は、
駐車中の他車両を示す駐車車両画像をさらに含む、
請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記駐車車両画像は、
前記車両に搭載されたカメラが撮影した前記他車両の画像に基づいた形状および色のうち少なくとも一方を用いて表示される、
請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記駐車中の他車両および前記空き駐車スペースは、
前記車両に搭載された超音波ソナーが受信した反射波に基づいて検知された複数の検知点に基づいて、検出される、
請求項2または3に記載の表示制御装置。 - 前記駐車車両画像は、
前記複数の検知点に基づいて算出された位置決め用座標に基づいて、前記周辺画像上に配置される、
請求項4に記載の表示制御装置。 - 車両の走行を制御し、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースに前記車両を自動駐車させる走行制御部と、
前記車両と、前記空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成する生成部と、
前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力する出力部と、を有し、
前記表示装置に表示される前記周辺画像は、
前記車両を示す自車両画像と、
複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む、
駐車支援装置。 - 自動駐車を行う車両に搭載される装置が行う表示制御方法であって、
前記車両と、前記車両が駐車可能な空き駐車スペースとの位置関係を示す周辺画像を生成するステップと、
前記車両が自動駐車を実行する前に、前記周辺画像を前記車両に搭載された表示装置へ出力するステップと、を有し、
前記表示装置に表示される前記周辺画像は、
前記車両を示す自車両画像と、
複数の前記空き駐車スペースのうち、前記車両が自動駐車される駐車スペースである自動駐車実行スペースを示す自動駐車実行スペース画像と、を含む、
表示制御方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2019041492A JP2020142690A (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | 表示制御装置、駐車支援装置、および表示制御方法 |
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JP (1) | JP2020142690A (ja) |
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JP2017159687A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 三菱重工業株式会社 | 駐車領域表示システム及びそれを用いた自動駐車システム |
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2019
- 2019-03-07 JP JP2019041492A patent/JP2020142690A/ja active Pending
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2020
- 2020-01-23 WO PCT/JP2020/002345 patent/WO2020179271A1/ja active Application Filing
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WO2023162769A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | Sony Group Corporation | Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer-readable storage medium |
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