JP2020140490A - 搬送システム、領域決定装置、および、領域決定方法 - Google Patents

搬送システム、領域決定装置、および、領域決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実性の高い搬送車の自動走行を実現可能な搬送システムを提供する。【解決手段】搬送車2は、レーザスキャナと反射体10とを用いて特定された現在位置に基づいて自動走行することができる(レーザ誘導)。搬送車2は、周囲の環境を計測する計測センサからの情報を用いたSLAMにより特定された現在位置に基づいて自動走行することもできる(SLAM誘導)。搬送車2の制御装置は、当該搬送車2がレーザ誘導およびSLAM誘導を所定の条件で切り替えて施設1内を走行するように、搬送車2を制御する。また、搬送システムの施設1内のSLAM誘導の実効性が確実な領域40を学習済みモデルを用いて決定するための装置および方法も提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送車を施設内で自動で走行させる搬送システムに関する。また、本発明は、前記搬送システムにおいて施設内のSLAM誘導の実効性が確実な領域を決定するための装置および方法に関する。
特許文献1に開示の通り、搬送車を自動で走行させるための誘導方式として、レーザ誘導が知られている。レーザ誘導では、レーザスキャナが搬送車に設けられており、反射体が施設内の壁、柱などに複数設置されている。
レーザスキャナがレーザ光を周囲に投射するとともに、複数の反射体から反射されて戻ってくるレーザ光を検出する。搬送車の現在位置は、レーザスキャナからの情報を用いた三角測量の原理に基づいて特定される。
また、特許文献2、3に示される通り、誘導方式として、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)を利用したSLAM誘導も知られている。搬送車の現在位置は、周囲の環境を計測する計測センサからの情報を用いたSLAMによって特定(推定)される。
特開2000−56828号公報 特開2013−45298号公報 特開2014−219721号公報
レーザ誘導は、SLAM誘導よりも位置精度が高い。ただし、レーザスキャナが少なくとも3つの反射体を認識できなければ、現在位置を特定することができない。レーザ光が荷物や予期せぬ障害物などによって遮られると、現在位置を特定できない場合がある。その結果、搬送車は自動で走行できなくなる。
これに対して、SLAM誘導では、レーザ誘導の上記問題は存在しない。ただし、SLAM誘導は、レーザ誘導よりも位置精度が低い。高い位置精度が要求される場所は、SLAM誘導では対応できないことが多い。
レーザ誘導およびSLAM誘導は、それぞれ一長一短があり、自動走行の確実性が必ずしも高いわけではない。
本発明の一態様によれば、確実性の高い自動走行を実現可能な搬送システムが提供される。また、本発明の他の態様によれば、前記搬送システムにおいて施設内のSLAM誘導の実効性が確実な領域を決定するための装置および方法が提供される。
本発明の一態様によれば、搬送システムが提供され、当該搬送システムは、施設と、施設内に設置された複数の反射体と、施設内で走行する搬送車と、搬送車に設けられ、レーザ光を当該搬送車の周囲に投射するとともに反射体で反射されたレーザ光を検出するレーザスキャナと、搬送車に設けられ、当該搬送車の周囲の環境を計測する計測センサと、搬送車に設けられ、当該搬送車を制御する制御装置と、を備える。そして、搬送車は、レーザスキャナからの情報を用いて特定された現在位置に基づいて自動で走行するレーザ誘導と、計測センサからの情報を用いたSLAMにより特定された現在位置に基づいて自動で走行するSLAM誘導とを所定の条件で切り替えて走行するように、制御装置によって制御される。
施設は、施設内のSLAM誘導の実効性が確実な領域であるSLAM確実領域を部分的に含んでよい。そして、搬送車は、SLAM確実領域内でレーザ誘導で走行できなくなった場合、SLAM誘導に切り替えて、SLAM確実領域内をSLAM誘導で走行し、SLAM確実領域外でレーザ誘導で走行できなくなった場合、走行停止するように制御装置によって制御されてよい。
制御装置は、計測センサからの情報を用いたSLAMにより施設内の環境地図を作成する地図作成部をさらに備え、地図作成部は、搬送車のレーザ誘導時に環境地図を作成してよい。
搬送システムは、SLAM確実領域を決定するための領域決定装置をさらに備え、制御装置は、領域決定装置によって決定されたSLAM確実領域に従って搬送車を制御してよい。領域決定装置は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内のSLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、搬送システムの施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該搬送システムの施設内のSLAM確実領域を決定する領域決定部を備えてよい。
本発明の別の態様によれば、上記態様の搬送システムにおいて施設内のSLAM確実領域を決定するための領域決定装置が提供される。SLAM確実領域は、施設内のSLAM誘導の実効性が確実な領域である。領域決定装置は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内のSLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該対象施設内のSLAM確実領域を決定する領域決定部を備える。
本発明のさらに別の態様によれば、上記態様の搬送システムにおいて施設内のSLAM確実領域を決定するための領域決定方法が提供される。SLAM確実領域は、施設内のSLAM誘導の実効性が確実な領域である。領域決定方法は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内のSLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力するステップと、
学習済みモデルから出力される情報を用いて対象施設内のSLAM確実領域を決定するステップと、を備える。
本発明の搬送システムによれば、搬送車がレーザ誘導とSLAM誘導を所定の条件によって切り替えて施設内を自動で走行する。このように、2つの誘導方式が組み合わされることにより、確実性の高い自動走行が実現可能となる。本発明の領域決定装置および領域決定方法によれば、SLAM誘導の実効性が確実な領域が学習済みモデルを用いて決定されるので、本発明の搬送システムの実施に役立つ。
一実施形態に係る搬送システムを示す概略的な平面図である。 搬送車を示す側面図である。 搬送車を示すブロック図である。 レーザ誘導を説明するための図である。 一実施形態に係る領域決定装置を示すブロック図である。 教師データの例を説明するための図である。 教師データの例を説明するための図である。 一実施形態に係る領域決定方法を示すフローチャートである。 一実施形態に係る領域決定方法を示す概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態が説明される。
[搬送システム]
図1は、一実施形態に係る搬送システムを概略的に示す平面図である。搬送システムは、工場や倉庫などの施設1と、施設1内で自動で走行する少なくとも一台の搬送車2とを備える。搬送システムは、施設1内に設置された複数の反射体10を備える。反射体10は、例えば、図1のように施設1内の壁や柱などの構造物に設置される。施設1内には、荷物11が積まれた状態で床面に置かれている。なお、荷物11は、施設1内に配置された棚に保管されることもある。
図2の通り、搬送車2は、実施形態では、自動で走行し荷役作業を行う無人フォークリフトである。搬送車2は、走行輪21を有する車両本体20と、車両本体20に設けられたマスト22と、マスト22に対して昇降可能に設けられたフォーク23とを備える。
レーザスキャナ24が搬送車2に設けられており、レーザ光L(図4)を当該搬送車2の周囲に投射するとともに反射体10によって反射されたレーザ光を検出する。
SLAM用の計測センサ25が搬送車2に設けられており、当該搬送車2の周囲の環境を計測する。SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)は、自己位置の推定と環境地図の作成を同時に行う技術であり、周知の技術であるため、その詳細は省略される。
計測センサ25は、例えば、周囲の物体までの距離を計測する測距センサでよい。測距センサは、例えば、レーザレンジファインダ(LRF)、ステレオカメラ、デプスカメラである。また、Visial SLAMが用いられる場合、計測センサ25は、周囲の環境を撮像する単眼カメラでよい。1つのセンサ25だけでなく、2以上のセンサが1台の搬送車2に設けられてよい。なお、SLAMのために、上述のような外界センサに加えて、必要に応じて内界センサが搬送車2に設けられてもよい。
図3の通りは、搬送車2は、走行装置26、荷役装置27、および、通信装置28をさらに備える。制御装置3が、搬送車2を制御するために当該搬送車2に設けられている。走行装置26は、走行輪21およびこれを駆動するための駆動系からなる。荷役装置27は、マスト22、フォーク23およびこれらを駆動するための駆動系からなる。制御装置3および通信装置28は、車両本体20の内部に設けられている。走行装置26および荷役装置27の一部は、車両本体20の内部に設けられている。
通信装置28は、施設1に設置された不図示の管理装置と無線通信を行い、行うべき作業に関する情報(作業指令)を受信し、制御装置3に送る。また、通信装置28は、作業の進捗などを管理措置に逐次送信する。
制御装置3は、第1位置特定部31、第2位置特定部32、走行制御部33、および、荷役制御部34を備える。第1および第2位置特定部31,32は、後述する方法で搬送車2の現在位置を特定する。
走行制御部33は、第1または第2位置特定部31,32によって特定された現在位置を参照しながら作業指令に従って走行装置26を制御し、それによって搬送車2の走行制御を行う。具体的は、走行制御部33は、搬送車2が所定の荷役作業位置に向かうように、走行輪21の操舵角を制御しながら走行輪21を転動させる。すなわち、搬送車2が、走行経路に沿って自動で走行する。
荷役制御部34は、第1または第2位置特定部31,32によって特定された現在位置を参照しながら作業指令に従って荷役装置27を制御し、それによって搬送車2の荷役動作の制御を行う。具体的は、荷役制御部34は、搬送車2が所定の荷役作業位置に到着すると、マスト22およびフォーク23を動かして荷取りまたは荷置きを行わせる。すなわち、搬送車2が、自動で荷役作業を行う。
制御装置3は、施設1内における反射体10の位置情報が予め格納された反射体記憶部35をさらに備える。第1位置特定部31および反射体記憶部35は、搬送車2がレーザスキャナ24からの情報を用いた三角測量の原理により特定された現在位置に基づいて自動で走行するレーザ誘導を実現するために用いられる。
図4の通り、レーザスキャナ24は、レーザ光Lを水平に360度回転しながらその周囲に投射するとともに、反射されたレーザ光Lを検出する。第1位置特定部31は、レーザスキャナ24からの情報を用いて各反射体10までの距離および当該反射体10の方位を演算する。第1位置特定部31は、このように認識した複数の反射体10のうち3つの反射体10の位置関係と予め格納された反射体10の位置情報とを照合することにより、搬送車2の現在位置を特定する。
走行制御部33が第1位置特定部31によって特定された現在位置を参照しながら走行装置26を制御することで、搬送車2のレーザ誘導による自動走行が実現される。
制御装置3は、搬送車2の現在位置の特定(推定)および施設1内の環境地図(グローバルマップ)の作成を同時に行うSLAM部30をさらに備える。SLAM部30は、搬送車2が計測センサ25からの情報を用いたSALMによって特定(推定)された現在位置に基づいて自動で走行するSLAM誘導を実現するために用いられる。
SLAM部30は、前述の第2位置特定部32、地図作成部36、および、環境地図記憶部37を含む。地図作成部36は、計測センサ25からの情報を用いて施設1内の環境地図(グローバルマップ)を作成していく。環境地図は、環境地図記憶部37に格納され更新されていく。第2位置特定部32は、計測センサ25からの情報と環境地図とを照合させることにより、搬送車2の現在位置を特定する。環境地図の作成および現在位置の特定が同時に行われる。
なお、本実施形態では、施設1内の壁や棚など固定的に設置された施設1内の構造物を示す情報を含む基礎環境地図が予め作成されて準備されており、環境地図記憶部37に格納されている。地図作成部36は、基礎環境地図を基にして、構造物を示す情報に加えて、施設1内の荷物や障害物といった移動し得る可動物を示す情報を含む環境地図を作成する。
走行制御部33が第2位置特定部32によってSLAMにより特定された現在位置を参照しながら走行装置26を制御することで、搬送車2のSLAM誘導による自動走行が実現される。
走行制御部33は、第1位置特定部31で特定された現在位置または第2位置特定部32で特定された現在位置のどちらを参照して走行装置26を制御するかを、所定の条件によって切り替える。すなわち、走行制御部33は、搬送車2がレーザ誘導とSLAM誘導とを所定の条件によって切り替えて走行するように、搬送車2の走行を制御する。
図1の通り、施設1は、施設1内のSLAM誘導の実効性が確実な領域であるSLAM確実領域40(一点鎖線参照)(以下、単に確実領域とする)を部分的に有する。確実領域40は、例えば広い領域の走行など位置精度が要求されず、位置精度の低いSLAM誘導でも障害が生じる可能性が低い領域である。確実領域40は、実際に実験して予め規定されてもよいし、シミュレーションなどで実験して予め規定されてもよい。また、確実領域40は、後述する通り、領域決定装置5(図5)によって決定されてよい。確実領域40を示す情報は、制御装置3の領域記憶部38(図3)に格納される。
施設1内の残りの領域は、施設1内のSLAM誘導の実効性が不確実な領域であるSLAM不確実領域41(二点鎖線参照)(以下、単に不確実領域とする)とされる。不確実領域41は、例えば狭い通路の走行、精度の高い位置決めが必要な荷役作業など位置精度が要求され、SLAM誘導だと障害が生じる可能性が高い領域である。したがって、不確実領域41は、SLAM誘導よりも位置精度が高いレーザ誘導が用いられるべき領域である。
制御装置3の各記憶部は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。制御装置3は、例えばCPUなどを含み、制御装置3の各機能部は、記憶装置に格納されたプログラムを、CPUが実行することによって実現される。
搬送車2は、一例として、制御装置3によって以下のように制御される。
制御装置3が作業指令を受けると、その走行制御部33は、第1位置特定部31によって特定された現在位置を参照しながら作業指令に従って走行装置26を制御する。したがって、搬送車2は、レーザ誘導により走行する。また、荷役制御部34は、第1位置特定部31によって特定された現在位置を参照して作業指令に従って荷役装置27を制御する。したがって、搬送車2は、レーザ誘導で荷役作業を行う。このように、搬送車2は、通常は、SLAM誘導よりも位置精度が高いレーザ誘導で施設1内を走行しかつ荷役作業を行う。
上述の通り、レーザ誘導では、3つの反射体10が認識されなければならない。したがって、レーザ光Lが荷物や障害物など何らかの原因で遮断されて3つの反射体10が認識できない場合、第1位置特定部31が現在位置を特定できず、結果的に、搬送車2が、レーザ誘導で自動で走行できなくなる。
第1位置特定部31が現在位置を特定できない場合、走行制御部33は、第1位置特定部31が特定した搬送車2の最後の位置(特定できなくなった直前に特定した現在位置)が、確実領域40内か否かを判定する。
走行制御部33は、最後の位置が確実領域40内であった場合、第1位置特定部31に代えて、第2位置特定部32によって特定された位置を参照しながら作業指令に従って走行装置26を制御する。したがって、搬送車2は、確実領域40内でレーザ誘導で走行できなくなった場合、レーザ誘導からSLAM誘導に切り替えて、確実領域40内をSLAM誘導で走行する。
ここで、走行制御部33は、第1位置特定部31が特定した最後の位置をSLAM処理の初期位置としてSLAM部30に与え、第2位置特定部32は、当該初期位置を用いてSLAMにより搬送車2の現在位置を特定し始める。なお、レーザ誘導からSLAM誘導へ切り替わるまでに、搬送車2が走行していることがある。そこで、走行制御部33は、走行輪21の回転を検出するエンコーダなどのセンサからの情報と最後の位置とを用いて、搬送車2の現在位置を演算し、第2位置特定部32は、これを初期位置として用いて、搬送車2の現在位置を特定し始めてよい。
一方、走行制御部33は、最後の位置が確実領域40外(不確実領域41内)であった場合、走行装置26を停止制御する。すなわち、搬送車2は、確実領域40外でレーザ誘導で走行できなくなった場合、SLAM誘導に切り替えることなく走行停止する。
SLAM誘導に切替後、走行制御部33は、第1位置特定部31が現在位置を特定することができるようになれば、第1位置特定部31によって特定された現在位置を用いて走行装置26を制御する。したがって、搬送車2は、レーザ誘導で走行できる状態になれば、SLAM誘導からレーザ誘導に切り替えて走行する。
但し、SLAM誘導に切替後、走行制御部33は、第1位置特定部31が現在位置を特定できないまま、第2位置特定部32によって特定された現在位置が確実領域40外になった場合、走行装置26を停止制御する。したがって、搬送車2は、SLAM誘導で確実領域40外に出ると直ちに走行停止する。
このように、実施形態の搬送システムでは、搬送車2は、確実領域40内だけでしかSLAM誘導で走行できないように、確実領域40外はレーザ誘導でしか走行できないように制御装置3によって制御されている。
実施形態では、搬送車2は、位置精度の高いレーザ誘導で基本的に走行し、レーザ誘導ができなくなった場合にSLAM誘導に切り替えて走行するように、制御装置3によって制御されている。これによって、搬送車2は、レーザ誘導ができなくなっても、走行を継続できる。自動走行の確実性が向上する。
レーザ誘導からSLAM誘導への切替えは、確実領域40内だけで行われる。SLAM誘導の実効性が不確実な領域41では無理にSLAM誘導に切り替えず搬送車2を停止させることで、位置精度の比較的低いSLAM誘導に起因する事故が抑制される。搬送システムの安全性が向上する。
レーザ誘導とSLAM誘導とを相互に切り替える所定の条件は、上記実施形態に限定されるものではない。
SLAM誘導のための地図作成部36は、搬送車2のSLAM誘導時だけでなくレーザ誘導時にも、計測センサ25からの情報を用いたSLAMにより施設1内の環境地図を作成することが好ましい。これにより、レーザ誘導を主な誘導としSLAM誘導を緊急時の予備的な誘導とする搬送システムにおいては、実施形態のような基礎環境地図がなくても、SLAM誘導に切り替わったときに作業指令に従った自動走行が保障されるほど十分な環境地図が、レーザ誘導時に作成される。
なお、搬送システムは、以下で詳述されるように、確実領域40を決定するための領域決定装置5(図5)を備え、制御装置3が、決定装置5によって決定された確実領域40に従って上述のように搬送車2を制御してもよい。以下、領域決定装置5の一例が説明される。
[領域決定装置]
図5は、領域決定装置(以下、単に決定装置)の一例を示すブロック図である。決定装置5は、制御部50、記憶部51、取得部52、および、通信部53を含む。
制御部50は、学習モデル生成部500、領域決定部501、および、出力制御部502を含む。制御部50は、例えばCPUなどを含み、制御部50のこれらの機能部は、記憶装置に記憶されたプログラムを、CPUが実行することによって実現される。
学習モデル生成部500は、確実領域40を決定するために用いられる後述の学習済みモデルを生成する。領域決定部501は、学習済みモデルを用いて確実領域40を決定する。出力制御部502は、決定された確実領域40を示す情報を通信部53を用いて無線により搬送車2の制御装置3に送信する。
記憶部51は、各種のデータを記憶する。記憶部51は、教師データ記憶部510、および、学習モデル記憶部511を含む。記憶部51は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
教師データ記憶部510には、学習済みモデルの生成のため用いられる教師データが格納される。学習モデル記憶部511には、学習モデル生成部500によって生成された学習済みモデルが格納される。
取得部52は、確実領域40を決定するために必要な情報を取得する。取得部52は、実施形態では、確実領域40を決定すべき施設1内に設けられ、施設1内を撮像して、施設1内の画像の画像データを取得するカメラである。カメラは、例えば施設1内の天井に配置され、施設1内を撮像して、施設1内の平面画像の画像データを取得する。
通信部53は、決定装置5と搬送車2の制御装置3とが通信ネットワークを介して無線通信するために用いられる。通信部53は、通信機器などからなる。なお、搬送車2の制御装置3は、通信装置28を介して決定装置5と通信することができる。
次に、確実領域40を決定するために用いられる学習済みモデルが説明される。実施形態では、ニューラルネットワーク(以下、NNとする)の学習済みモデル、より具体的には、ディープラーニング(多層NN)の学習済みモデルが用いられる。しかしながら、確実領域40を決定することが可能な学習済みモデルを構築できるのであれば、他のアルゴリズムを適用することも可能である。
学習済みモデルの生成のために、教師データとして、図6、図7に示される施設1内の形状、広さ、荷物レイアウト、および、確実領域40が関係付けられたデータが用いられる。この教師データにおいて、施設1内の形状、広さおよび荷物レイアウトの組合せが入力データであり、この組合せに対応する施設1内の確実領域40が正解データである。
施設1内の形状は、図6、図7の通り、少なくとも平面的な形状を含んでいればよい。平面的な形状は、平面形状または平断面形状である。施設1内の形状は、施設1内で搬送車2が走行および作業する作業場所を規定する構造物の形状であり、施設1内の壁だけでなく、柱や仕切り(図示略)などの形状も含む。そして、施設1内の広さは、施設1内の上記作業場所の平面的な広さである。
施設1内の荷物レイアウトは、少なくとも平面的なレイアウトを含んでいればよい。なお、荷物レイアウトは、図6の通り、荷物11が床面に置かれるときには、荷物11のレイアウトであり、また、図7の通り、荷物11が棚12に保管されるときには、棚12のレイアウトである。
施設1内で搬送車2が走行することができる走行空間は、例えば、壁などの施設1内の構造物によって形成されたり、当該構造物と施設1内に置かれた荷物11/棚12とによってこれらの間に形成されたり、施設1内に置かれた互いに隣り合う荷物11/棚12によってこれらの間に形成される。SLAM誘導は、位置精度が低い誘導方式である。つまり、施設1内の形状、広さおよび荷物レイアウトと、施設1内の確実領域40(SLAM誘導の実効性が確実な領域)とには相関がある。
正解データとしての施設1内の確実領域40は、実際に実験して、または、シミュレーションなどにより実験して特定されたものである。
教師データは、施設1内の形状、広さ、荷物レイアウト、および、確実領域40が関係付けて示された画像の画像データの形式であってよい。例えば、確実領域40はハッチングによって画像上で特定される。しかしながら、教師データは、その形式は問われない。
図6や図7に示される相関関係に加えて、その他の施設における上記の相関関係を示す複数の教師データが、教師データ記憶部510に予め格納されている。
学習モデル生成部500は、教師データ記憶部510に格納された複数の教師データを用いて機械学習を行って学習済みモデルを生成する。この学習済みモデルは、確実領域40を決定する対象となる施設である対象施設Z(図9参照)内の形状、広さ、荷物レイアウトを示す情報を入力データとして、対象施設Z内の確実領域40を予測し、そして、これを示す情報を出力データとして出力するモデルである。
以上のようにして、施設1内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設1内の確実領域40との相関関係を機械学習させた学習済みモデルが生成される。学習済みモデルは、学習モデル記憶部511に格納される。
[領域決定方法]
以下、領域決定装置5により確実領域40を決定するための領域決定方法(以下、単に決定方法とする)の一例が説明される。図8は、決定方法の流れを示すフローチャートであり、図9は、決定方法の流れを概念的に示す。なお、学習済みモデルは、学習モデル生成部500によって予め生成されて、学習モデル記憶部511に格納されている。
決定方法は、図8の通りステップS1−S4を含む。
S1は、決定装置5が対象施設Z内の確実領域40を決定するのに必要な情報を取得するステップである。すなわち、取得部52が、対象施設Z内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を取得する。実施形態のS1は、取得部52としてのカメラが、対象施設Z(ここでは図1の搬送システムの施設1である)内を撮像して、対象施設Z内の形状、広さ、荷物レイアウトを示す画像の画像データを取得する。
S2は、決定装置5がS1で取得した情報を学習済みモデルに入力するステップである。実施形態のS2では、領域決定部501が、対象施設Z内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を、学習済みモデルに入力する。ここで、学習済みモデルへの入力前に、S1で得られた情報(データ)を、上述の教師データの入力データと同じ形式にする前処理が、必要に応じて領域決定部501によって行われる。
S3は、決定装置5が学習済みモデルから出力される情報を用いて対象施設Z内の確実領域40を決定するステップである。実施形態のS3では、領域決定部501が、学習済みモデルに、対象施設Z内の確実領域40を予測させ、これを示す情報を出力データとして出力させる。領域決定部501は、学習モデルが予測した確実領域40を、対象施設Z内の確実領域40と決定する。
S4は、決定装置5がS3で決定された対象施設Zの確実領域40を示す情報を搬送車2(その制御装置3)に送信するステップである。実施形態のS5では、出力制御部502が、対象施設Zの確実領域40を示す情報を、通信部53を用いて搬送車2に送信する。搬送車2の制御装置3は、通信装置28を介して当該情報を受信し、領域記憶部38に格納する。
その後に、搬送システムにおいて、制御装置3が領域決定装置5によって決定された確実領域40に従って搬送車2を上述の通りに制御するステップが行われる。
以上の実施形態に係る決定装置5および決定方法によれば、対象施設Z内の確実領域40が、学習済みモデルを用いた領域決定部501によって決定される。これは、作業者が搬送システムを実施するにあたり、確実領域40を実際にまたはシミュレーションなどにより実験して決定する作業を不要にする。
搬送車2が施設1内で作業中に、取得部52が一定の間隔で施設1内の形状、広さおよび荷物レイアウトを示す情報を取得してもよい。そして、取得部52が当該情報を取得する度に、領域決定部501がその情報を用いて確実領域40を決定し、出力制御部502がそれを示す情報を搬送車2(その制御装置3)に送信してもよい。
例えば、図1の搬送システムのように荷物11が床面に置かれる場合、荷物レイアウトが作業の進行により経時的に変わる。上記構成によれば、その時の荷物レイアウトに合った確実領域40が決定され、それに従って搬送車2が制御装置3によって制御されるので有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明されたが本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
1 施設
10 反射体
11 荷物
12 棚
2 搬送車
24 レーザスキャナ
25 計測センサ
26 走行装置
3 制御装置
30 SLAM部
31 第1位置特定部
32 第2位置特定部
33 走行制御部
36 地図作成部
40 SLAM確実領域
41 SLAM不確実領域
5 領域決定装置
50 制御部
500 学習モデル生成部
501 領域決定部
502 出力制御部
51 記憶部
52 取得部
53 通信部
L レーザ光
Z 対象施設
本発明の一態様によれば、搬送システムが提供され、当該搬送システムは、施設と、施設内に設置された複数の反射体と、施設内で走行する搬送車と、搬送車に設けられ、レーザ光を当該搬送車の周囲に投射するとともに反射体で反射されたレーザ光を検出するレーザスキャナと、搬送車に設けられ、当該搬送車の周囲の環境を計測する計測センサと、搬送車に設けられ、当該搬送車を制御する制御装置と、を備える。制御装置は、施設内における反射体の位置情報が予め格納された反射体記憶部と、レーザスキャナからの情報を用いて認識した複数の反射体のうち3つの反射体の位置関係と反射体の位置情報とを照合することにより、搬送車の現在位置を特定する第1位置特定部と、計測センサからの情報と施設内の環境地図とを照合することにより、搬送車の現在位置を特定する第2位置特定部と、を備える。搬送車は、第1位置特定部によって特定された現在位置に基づいて自動で走行する第1誘導と、第2位置特定部によって特定された現在位置に基づいて自動で走行する第2誘導と、で走行することができる。
さらに、本発明では、制御装置は、搬送車の第2誘導時に、第2位置特定部による搬送車の現在位置の特定と同時に、計測センサからの情報を用いて環境地図を作成する地図作成部をさらに備え、施設は、施設内の第2誘導の実効性が確実な領域である確実領域を部分的に含み、搬送車は、確実領域内で第1誘導で走行できなくなった場合、第2誘導に切り替えて、確実領域内を第2誘導で走行し、確実領域外で第1誘導で走行できなくなった場合、走行停止するように制御装置によって制御される。
図作成部は、さらに、搬送車の第1誘導時に環境地図を作成してよい。
搬送システムは、確実領域を決定するための領域決定装置をさらに備え、制御装置は、領域決定装置によって決定された確実領域に従って搬送車を制御してよい。領域決定装置は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、搬送システムの施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該搬送システムの施設内の確実領域を決定する領域決定部を備えてよい。
本発明の別の態様によれば、上記態様の搬送システムにおいて施設内の確実領域を決定するための領域決定装置が提供される。領域決定装置は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該対象施設内の確実領域を決定する領域決定部を備える。
本発明のさらに別の態様によれば、上記態様の搬送システムにおいて施設内の確実領域を決定するための領域決定方法が提供される。領域決定方法は、施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力するステップと、
学習済みモデルから出力される情報を用いて対象施設内の確実領域を決定するステップと、を備える。
本発明の搬送システムによれば、搬送車が第1誘導第2誘導上記の通りに切り替えて施設内を自動で走行する。このように、2つの誘導方式が組み合わされることにより、確実性の高い自動走行が実現可能となる。本発明の領域決定装置および領域決定方法によれば、第2誘導の実効性が確実な領域が学習済みモデルを用いて決定されるので、本発明の搬送システムの実施に役立つ。
制御装置3は、施設1内における反射体10の位置情報が予め格納された反射体記憶部35をさらに備える。第1位置特定部31および反射体記憶部35は、搬送車2がレーザスキャナ24からの情報を用いた三角測量の原理により特定された現在位置に基づいて自動で走行するレーザ誘導(第1誘導)を実現するために用いられる。
制御装置3は、搬送車2の現在位置の特定(推定)および施設1内の環境地図(グローバルマップ)の作成を同時に行うSLAM部30をさらに備える。SLAM部30は、搬送車2が計測センサ25からの情報を用いたSALMによって特定(推定)された現在位置に基づいて自動で走行するSLAM誘導(第2誘導)を実現するために用いられる。

Claims (6)

  1. 施設と、
    前記施設内に設置された複数の反射体と、
    前記施設内で走行する搬送車と、
    前記搬送車に設けられ、前記レーザ光を当該搬送車の周囲に投射するとともに前記反射体で反射された前記レーザ光を検出するレーザスキャナと、
    前記搬送車に設けられ、当該搬送車の周囲の環境を計測する計測センサと、
    前記搬送車に設けられ、当該搬送車を制御する制御装置と、を備え、
    前記搬送車は、前記レーザスキャナからの情報を用いて特定された現在位置に基づいて自動で走行するレーザ誘導と、前記計測センサからの情報を用いたSLAMにより特定された現在位置に基づいて自動で走行するSLAM誘導とを所定の条件で切り替えて走行するように、前記制御装置によって制御される、
    ことを特徴とする搬送システム。
  2. 前記施設は、
    前記施設内の前記SLAM誘導の実効性が確実な領域であるSLAM確実領域を部分的に含み、
    前記搬送車は、前記SLAM確実領域内で前記レーザ誘導で走行できなくなった場合、前記SLAM誘導に切り替えて、前記SLAM確実領域内を前記SLAM誘導で走行し、前記SLAM確実領域外で前記レーザ誘導で走行できなくなった場合、走行停止するように前記制御装置によって制御される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記計測センサからの情報を用いたSLAMにより前記施設内の環境地図を作成する地図作成部をさらに備え、
    前記地図作成部は、前記搬送車の前記レーザ誘導時に前記環境地図を作成する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送システム。
  4. 前記SLAM確実領域を決定するための領域決定装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記領域決定装置によって決定された前記SLAM確実領域に従って前記搬送車を制御し、
    前記領域決定装置は、
    施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の前記SLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、前記搬送システムの前記施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該搬送システムの前記施設内の前記SLAM確実領域を決定する領域決定部を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の搬送システム。
  5. 請求項1に記載の搬送システムにおいて施設内のSLAM確実領域を決定するための領域決定装置であって、
    前記SLAM確実領域は、前記施設内の前記SLAM誘導の実効性が確実な領域であり、
    前記領域決定装置は、
    施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の前記SLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力して、当該対象施設内の前記SLAM確実領域を決定する領域決定部を備える、
    ことを特徴とする領域決定装置。
  6. 請求項1に記載の搬送システムにおいて施設内のSLAM確実領域を決定するための領域決定方法であって、
    前記SLAM確実領域は、前記施設内の前記SLAM誘導の実効性が確実な領域であり、
    前記領域決定方法は、
    施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトと、当該施設内の前記SLAM確実領域との相関関係を機械学習させた学習済みモデルに対して、対象施設内の形状、広さ、および、荷物レイアウトを示す情報を入力するステップと、
    前記学習済みモデルから出力される情報を用いて前記対象施設内の前記SLAM確実領域を決定するステップと、を備える、
    ことを特徴とする領域決定方法。
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