JP2020139305A - 建築板 - Google Patents

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Abstract

【課題】2色以上で塗装されても目地の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくい建築板を提供する。【解決手段】建築板1は、平板部2と、前記平板部2に設けられた複数の凸部3と、を備える。前記複数の凸部3の各々は、意匠面31と、前記意匠面31に隣接する側面32と、を含む。前記意匠面31と前記側面32との境界線4は、少なくとも直線状の境界線41を含む。前記直線状の境界線41に切込み5が少なくとも1つ設けられている。前記意匠面31と、前記意匠面31以外の部分とが塗り分けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に建築板に関し、より詳細には複数の凸部を備える建築板に関する。
特許文献1には、表面に溝状の目地が設けられたセメント組成体(基材)の仕上げ方法が開示されている。この方法は、目地塗装工程と、マスキング工程と、表面塗装工程と、マスキング材除去工程と、を有している。
特開2015−140522号公報
特許文献1には、基材として押出成形セメント板を用いてもよい旨が記載されている(段落[0037])。押出成形セメント板は、押出成形機によりセメント成形材料を押し出しながら、ローラーで化粧目地(以下、単に「目地」といい、縦目地及び横目地などがある)を設けた後、養生硬化して得られる。ローラーの外周には、周方向に横目地用の凸部が設けられ、回転軸方向に縦目地用の凸部が設けられている。
しかしながら、ローラーで目地を設けながら押出成形を行う場合、例えば、押出成形セメント板の幅方向に設計上延びる目地(縦目地)が幅方向に対して若干傾斜して延びることがある。
本発明者は、上記の原因の1つは、セメント成形材料を押し出す場合の幅方向における流速の違いにあると考える。すなわち、押出成形機によりセメント成形材料を所定幅で押し出す場合、幅方向(押し出す方向に対して垂直な方向)における中央部の流れが、幅方向における両端部の流れに比べて速くなりやすい。つまり、所定幅のセメント成形材料の幅方向の中央部から両端部に向かうほど流速が遅くなる。これに起因して特に押出成形セメント板の幅方向における目地が押出成形セメント板の幅方向に対して若干傾斜して見えるおそれがある。
押出成形セメント板が単色で塗装されている場合には、目地が傾斜して見えることはあまりないが、押出成形セメント板が2色以上で塗装されている場合、特に目地の色と凸部表面の色とが異なる色の場合には、目地の傾斜が分かりやすくなる。この原因に関する本発明者の考えを、以下、図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は、押出成形セメント板10を塗装用ローラー7で塗装する様子を示している。実際には、押出成形セメント板10の表面20には複数の凸部30が設けられているが、図3ではこれらの凸部30については図示省略している。
図3に示すように、押出成形セメント板10の厚さは一定ではない(厚さ方向をT1で示す)。押出成形セメント板10には偏肉が発生している。偏肉とは、厚さの部分的な片寄りの現象を意味する。押出成形セメント板10の厚さは、幅方向D1の全長で一定ではなく、幅方向D1の中央部から両端部にかけて薄くなっている。図3では、押出成形セメント板10の表面20を誇張して図示しているが、表面20は幅方向D1に沿って上に凸となるように湾曲している。そのため、幅方向D1の両端部に設けられる凸部30と、幅方向D1の中央部に設けられる凸部30とでは、塗装用ローラー7による押込み量(H1〜H3)が異なる。
ここで、図4は、凸部30の側面320の傾斜角度(α,β,γ)と、塗装用ローラー7の押込み量(H1〜H3)との関係を示している。より正確には、H1〜H3は、塗装用ローラー7で押出成形セメント板10を塗装する際の、塗装用ローラー7の最下点の位置を示している。
例えば、側面320の傾斜角度がβの凸部30が、幅方向D1に複数設けられている場合を考える。この場合において、塗装用ローラー7で押出成形セメント板10を塗装するとき、幅方向D1の両端部から中央部にかけて、幅方向D1に設けられた凸部30の各々に対する塗装用ローラーの押込み量は異なる。例えば、幅方向D1の両端部付近の凸部30に対する押込み量はH1であり、中央部付近の凸部30に対する押込み量はH3であり、両端部と中央部との間の凸部30に対する押込み量はH2という具合である。このように押込み量がH1〜H3と変化すると、この変化に伴って、色の境界線Q1、Q2、Q3も変化する。凸部30の意匠面310と側面320との稜線は直線状の境界線410であるが、この境界線410から色の境界線Q1、Q2、Q3までの距離が、塗装用ローラー7の押込み量H1、H2、H3によって変化することになる。結局、この変化が大きくなるほど、目地の傾斜及びそれが与える色調の変化が分かりやすくなり、目立ってしまう。
側面320の傾斜角度がβよりも大きいαであれば、目地の傾斜は分かりにくくなるものの、側面320の傾斜角度がβよりも小さいγであれば、目地の傾斜及びそれが与える色調の変化は一層分かりやすくなり、目立ってしまう。すなわち、境界線410から色の境界線P1、P2、P3までの距離が、塗装用ローラー7の押込み量H1、H2、H3によって大きく変化することになる。なお、上記の問題は、幅方向D1だけでなく、押出成形の押出方向(図3の紙面に垂直な方向)についても、上記と同様の問題が生じ得る。
本発明の目的は、2色以上で塗装されても目地の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくい建築板を提供することにある。
本発明の一態様に係る建築板は、平板部と、前記平板部に設けられた複数の凸部と、を備える。前記複数の凸部の各々は、意匠面と、前記意匠面に隣接する側面と、を含む。前記側面に切込みが少なくとも1つ設けられている。前記意匠面を含む部分と、前記意匠面を含む部分以外の部分とが塗り分けられている。
本発明によれば、2色以上で塗装されても目地の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくい。
図1は、本発明の一実施形態に係る建築板の要部の正面図である。 図2は、本発明の他の実施形態に係る建築板の要部の正面図である。 図3は、塗装前建築板を塗装用ローラーで塗装する様子を示す図である。 図4は、凸部の側面の傾斜角度と、塗装用ローラーの押込み量との関係を示す図である。
1.概要
本実施形態に係る建築板1は、押出成形機によりセメント成形材料を押し出しながら、目地形成用ローラーで目地6を設け、所定の大きさに切断し、養生硬化した後、塗装用ローラー7で2色以上に塗装することにより得られる。
図1に示すように、本実施形態に係る建築板1の特徴の1つは、側面32に切込み5が少なくとも1つ設けられている点である。このように、側面32が細かく分断されていることで、建築板1が2色以上で塗装されても目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくくなる。
2.詳細
図1に本実施形態に係る建築板1を示す。建築板1は、長方形板状をなしている。図1中のD1及びD2は直交する2方向を示す。D1は、建築板1の縦方向(押出成形の幅方向、短手方向)を示し、D2は、建築板1の横方向(押出成形の押出方向、長手方向)を示す。
建築板1は、外壁材等の外装材として用いられ、矩形状に形成されている。図1は、建築板1の屋外側を向く面の要部を示す。以下、この面を屋外から見た状態を平面視という場合がある。
建築板1は、例えばセメント成形材料で形成されている。セメント成形材料としては、例えば、セメント及び補強繊維を主成分とする材料等の公知の材料が使用可能であり、特に限定されない。
建築板1は、平板部2と、複数の凸部3と、を備える。複数の凸部3は、平板部2の表面に設けられている。平板部2と、複数の凸部3とは、一体に形成されている。
複数の凸部3は、直交する複数の目地6で区画されている。目地6は、縦目地61と、横目地62とを含む。このように、建築板1の表面には、複数の縦目地61と、複数の横目地62とがある。
縦目地61は、短手方向目地61ともいい、建築板1の縦方向D1の目地であり、建築板1の短手方向に延びている。
横目地62は、長手方向目地62ともいい、建築板1の横方向D2の目地であり、建築板1の長手方向に延びている。長手方向目地62の少なくとも1本は、建築板1の表面の長手方向全体に亘って連続して延びている。 好ましくは、縦目地61及び横目地62の少なくともいずれかは、直線上に連なっていない。図1では、縦目地61は、一本の直線上に連なっていない。横目地62は、一本の直線上に連なっている。より具体的には、複数の横目地62が縦方向に間隔をあけて互いにほぼ平行に延びており、各横目地62は横方向全体にわたって直線上に連続して延びている。また、各横目地62から横方向に間隔をあけて複数の縦目地61が縦方向両側に延びている。そして、上記の「縦目地61は、一本の直線上に連なっていない」とは、横目地62から縦方向両側に延びる縦目地61の横方向の位置が一致しないことをいう。このような目地配置によって、図1に示すように、複数の凸部3が横方向に直線上に並んで凸部列を構成し、この凸部列が縦方向に複数並んでいる。そして、縦方向に隣り合う凸部列において、一方の凸部列内の縦目地61の横方向の位置と他方の凸部列内の縦目地61の横方向の位置とが一致していない。ここで、「縦目地61の横方向の位置」とは、縦目地61の幅方向中心線の位置をいい、縦方向に隣り合う縦目地61が横方向において一部重なる場合も含む。このように、縦目地61が一本の直線上に連なっておらず、縦方向において分断されていることによって、一本の直線上に連なっている場合に比べて、縦目地61の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
図示省略しているが、縦目地61が一本の直線上に連なり、横目地62が一本の直線上に連なっていなくてもよい。この場合には、横目地62が一本の直線上に連なっていないことによって、一本の直線上に連なっている場合に比べて、横目地62の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
同様に図示省略しているが、縦目地61及び横目地62の両方が直線上に連なっていなくてもよい。この場合には、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。なお、この場合には、複数の凸部3の各々の大きさ(平面視での大きさ)が異なり得る。
複数の凸部3の各々は、意匠面31と、側面32と、を含む。意匠面31は、矩形状の面である。図1では、意匠面31を横長の矩形状に図示しているが、これには限定されない。意匠面31には自然石等の様々なデザインが施されている。なお、意匠面31と平板部2の表面との距離が目地6の深さに相当する。
側面32は、意匠面31に隣接している。側面32は、意匠面31の周囲に位置する。図1では、側面32は、意匠面31の四辺に位置している。側面32は、平板部2の表面(目地6の底面)に対して傾斜していてもよいし、垂直であってもよい。図1では、側面32は、目地6の底面に対して傾斜しており、傾斜面となっている。なお、目地6の幅は、隣り合う凸部3,3において、平板部2の表面と側面32との境界線同士の距離に相当する。
複数の凸部3の各々について、意匠面31と側面32との境界線4は、少なくとも直線状の境界線41を含む。
意匠面31を含む部分と、意匠面31を含む部分以外の部分とは塗り分けられている。「意匠面31を含む部分」とは、少なくとも意匠面31を含み、側面32の一部も含み得る。「意匠面31を含む部分以外の部分」とは、主として目地6の底面であり、側面32の一部も含み得る。建築板1が単色で塗装されると、目地6が傾斜して見えることはあまりないが、本実施形態では、建築板1が2色以上で塗装されても、次のようにして目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化を目立ちにくくしている。
すなわち、本実施形態に係る建築板1においては、側面32に切込み5少なくとも1つ設けられている。このようにして、側面32を分断することで、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化を目立ちにくくすることができる。なお、切込み5は、目地形成用ローラーで目地6を設ける場合に、目地6と一緒に設けることができる。
複数の凸部3が、複数の短手方向目地61と長手方向目地62とによって区切られて形成されている場合には、凸部3には、短手方向を横切るように複数の切込み5がある。このようにして、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化を目立ちにくくすることができる。
好ましくは、図1に示すように、直線状の境界線41に切込み5が少なくとも1つ設けられている。そして、切込み5が、直線状の境界線41を横切るように形成されている。このようにして、直線状の境界線41を複数の区間に分断することで、単一の区間である場合に比べて目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化を目立ちにくくすることができる。
好ましくは、図2に示すように、切込み5が、意匠面31を含む部分(図2のドット模様の部分)と、意匠面31を含む部分以外の部分との塗り分けられた境界線8を横切るように形成されている。これにより、塗り分けの境界線8の分断が強調されるので、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。特に凸部3の側面32の傾斜角度が低い場合であっても(例えば図4の傾斜角度がγの場合)、切込み5があることで、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくくなる。
さらに好ましくは、切込み5が、側面32から意匠面31に向かうほど幅が狭くなる形状をなしている。これにより、凸部3の質感が自然石等の質感に近くなる。
矩形状の意匠面31の少なくとも一辺において、切込み5が複数設けられている。切込み5の数は特に限定されない。好ましくは、複数の切込み5が不規則な間隔で設けられている。複数の切込み5が規則的な間隔で設けられていると、凸部3に人工的な外観を付与し得るが、複数の切込み5が不規則な間隔で設けられていることにより、凸部3の質感が自然石等の質感に更に近くなる。
複数の切込み5の長さ(平面視での長さ)、及び複数の切込み5の角度(平面視での目地6に対する角度)を不規則にしてもよい。これにより、凸部3の質感が自然石等の質感に更に近くなる。
上記のように切込み5が複数設けられている場合には、好ましくは、隣り合う切込み5,5同士の間隔が30mm以下である。これにより、目地6の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。なお、隣り合う切込み5,5同士の間隔の下限値は、特に限定されないが、例えば、1mm以上である。
3.変形例
上記実施形態では、凸部3が平面視で横方向に長い矩形状をなしているが、これに限定されず、平面視多角形状をなしていてもよい。この場合も、傾斜が目立ち易い縦方向又はそれに近い方向に延びる境界が分断されるように切込み5を設けるのが好ましい。
また、上記実施形態では、切込み5が意匠面31側ほど幅狭となるように形成されているが、これに限定されず、意匠面31側ほど幅広、または、幅が一定であってもよい。
また、上記実施形態では、切込み5が目地6の底面から意匠面31に亘って形成されているが、境界41を横断すればよく、たとえば側面32の中途部から意匠面31に亘って形成されていてもよい。
4.まとめ
上記実施形態から明らかなように、本発明は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様に係る建築板(1)は、平板部(2)と、前記平板部(2)に設けられた複数の凸部(3)と、を備える。前記複数の凸部(3)の各々は、意匠面(31)と、前記意匠面(31)に隣接する側面(32)と、を含む。前記側面(32)に切込み(5)が少なくとも1つ設けられている。前記意匠面(31)を含む部分と、前記意匠面(31)を含む部分以外の部分とが塗り分けられている。
この態様によれば、2色以上で塗装されても目地(6)の傾斜及びそれが与える色調の変化が目立ちにくい。
第2の態様に係る建築板(1)では、第1の態様において、前記意匠面(31)と前記側面(32)との境界線(4)は、少なくとも直線状の境界線(41)を含む。前記切込み(5)が、前記直線状の境界線(41)を横切るように形成されている。
この態様によれば、目地(6)の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
第3の態様に係る建築板(1)では、第1又は2の態様において、前記切込み(5)が、前記意匠面(31)を含む部分と、前記意匠面(31)を含む部分以外の部分との塗り分けられた境界線(8)を横切るように形成されている。
この態様によれば、目地(6)の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
第4の態様に係る建築板(1)では、第1〜3のいずれかの態様において、前記切込み(5)が、前記側面(32)から前記意匠面(31)に向かうほど幅が狭くなる形状をなしている。
この態様によれば、凸部(3)の質感が自然石等の質感に近くなる。
第5の態様に係る建築板(1)では、第1〜4のいずれかの態様において、前記切込み(5)が複数設けられている。前記複数の切込み(5)が不規則な間隔で設けられている。
この態様によれば、自然石等の質感に更に近くなる。
第6の態様に係る建築板(1)では、第1〜5のいずれかの態様において、前記切込み(5)が複数設けられている。隣り合う前記切込み(5)同士の間隔が30mm以下である。
この態様によれば、目地(6)の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
第7の態様に係る建築板(1)では、第1〜6のいずれかの態様において、前記建築板(1)が長方形板状をなしている。前記建築板(1)の表面には、短手方向に延びる複数の短手方向目地(61)と、長手方向に延びる複数の長手方向目地(62)と、がある。前記複数の凸部(3)は、前記複数の短手方向目地(61)と長手方向目地(62)とによって区切られて形成されている。前記長手方向目地(62)の少なくとも1本は、前記表面の長手方向全体に亘って連続して延びている。前記凸部(3)には、短手方向を横切るように複数の前記切込み(5)がある。
この態様によれば、目地(6)の傾斜及びそれが与える色調の変化が更に目立ちにくくなる。
1 建築板
2 平板部
3 凸部
31 意匠面
32 側面
4 境界線
41 直線状の境界線
5 切込み
6 目地
61 縦目地(短手方向目地)
62 横目地(長手方向目地)
8 境界線

Claims (7)

  1. 平板部と、前記平板部に設けられた複数の凸部と、を備え、
    前記複数の凸部の各々は、意匠面と、前記意匠面に隣接する側面と、を含み、
    前記側面に切込みが少なくとも1つ設けられており、
    前記意匠面を含む部分と、前記意匠面を含む部分以外の部分とが塗り分けられている、
    建築板。
  2. 前記意匠面と前記側面との境界線は、少なくとも直線状の境界線を含み、
    前記切込みが、前記直線状の境界線を横切るように形成されている、
    請求項1に記載の建築板。
  3. 前記切込みが、前記意匠面を含む部分と、前記意匠面を含む部分以外の部分との塗り分けられた境界線を横切るように形成されている、
    請求項1又は2に記載の建築板。
  4. 前記切込みが、前記側面から前記意匠面に向かうほど幅が狭くなる形状をなしている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築板。
  5. 前記切込みが複数設けられ、
    前記複数の切込みが不規則な間隔で設けられている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の建築板。
  6. 前記切込みが複数設けられ、
    隣り合う前記切込み同士の間隔が30mm以下である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の建築板。
  7. 前記建築板が長方形板状をなし、
    前記建築板の表面には、短手方向に延びる複数の短手方向目地と、長手方向に延びる複数の長手方向目地と、があり、
    前記複数の凸部は、前記複数の短手方向目地と長手方向目地とによって区切られて形成されており、
    前記長手方向目地の少なくとも1本は、前記表面の長手方向全体に亘って連続して延びており、
    前記凸部には、短手方向を横切るように複数の前記切込みがある、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の建築板。
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