JP2020138367A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】色濃度の測定を可能でありながら、様々な機能を搭載することができ、且つコンパクトであるプリンタを提供すること。【解決手段】プリンタ(10)は、メディアの印刷面に対して相対的に移動可能に設けられたキャリッジ(14)と、このキャリッジ(14)搭載され、パッチ(PaC)をメディアMeに印刷するためにインクを吐出可能なプリントヘッド(17)と、に支持された移動機構(18)と、移動機構(18)によってメディアの印刷面に対して接近及び離隔可能に支持されたツールホルダ(20)と、このツールホルダ(20)に着脱可能に設けられ、パッチ(PaC)の色濃度を検知可能なセンサユニット(50)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、色濃度の測定を可能なプリンタに関する。
一部のプリンタには、ヘッド毎に生じるインク吐出量の誤差や、継続的な使用により生じたインク吐出量の誤差を修正するために色濃度測定手段が搭載されている。これらの誤差は、プリンタが印刷したパッチの色の濃度を検査することにより計測することができる。色濃度測定手段を備えたプリンタとして、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、プリンタは、メディアにインクを吐出して印刷を行い、印刷された部位の色濃度を測定することができる。色濃度の測定は、印刷された部位にセンサユニットを臨ませ、基準となる色と印刷された色とを比較することにより行う。
特許第5783194号公報
特許文献1に示されるようなプリンタにおいて、例えば、メディアを切断するカッタ機構をさらに搭載することが考えられる。異なる機能を搭載することにより、プリンタが大型化する。
本発明は、色濃度の測定を可能でありながら、様々な機能を搭載することができ、且つコンパクトであるプリンタの提供を課題とする。
本発明によれば、メディアの印刷面に対して相対的に移動可能に設けられたキャリッジと、
このキャリッジに搭載され、パッチを前記メディアに印刷するためにインクを吐出可能なプリントヘッドと、
前記キャリッジに支持された移動機構と、
この移動機構によって、前記メディアの印刷面に対して接近及び離隔可能に支持されたツールホルダと、
このツールホルダに着脱可能に設けられ、前記パッチの色濃度を検知可能なセンサユニットと、を有することを特徴とするプリンタが提供される。
本発明では、プリンタは、移動機構によってメディアの印刷面に対して接近及び離隔可能に支持されたツールホルダと、このツールホルダに着脱可能に設けられ、パッチの色濃度を検知可能なセンサユニットと、を有する。センサユニットは、ツールホルダを介して移動機構に着脱可能に設けられている。センサユニットを外すことにより、異なる機能を有する装置と入れ替えることができる。機能ごとに装置が固定されている場合に比べて、プリンタをコンパクトにすることができる。色濃度の測定を可能でありながら、様々な機能を搭載することができ、且つコンパクトであるプリンタを提供することができる。
実施例によるプリンタの斜視図である。 図1に示されたプリンタの要部を模式的に示した図である。 図2の3−3線断面図である。 図3に示されたツールホルダ及びステーの分解斜視図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図中Frは前、Rrは後、Leは左、Riは右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例>
図1を参照する。プリンタ10は、メディアMeにカラー画像を形成可能なインクジェット式のプリンタである。プリンタ10は、例えば、大型の看板、ポスターの印刷を行うことができる。
[プリンタ10の構成]
図2及び図3を参照する。プリンタ10は、前後方向にメディアMeを搬送可能な搬送装置11と、この搬送装置11から送られたメディアMeを載置可能なベッド12と、このベッド12の上方において幅方向(左右方向)に伸びるレール13と、このレール13上に移動可能に設けられているキャリッジ14と、それぞれ異なる色のインクが充填された4本のインクカートリッジ15と、これらのインクカートリッジ15からインクを送液可能に接続されたインクチューブ16と、このインクチューブ16が繋がれていると共にメディアMeにインクを吐出するプリントヘッド17と、キャリッジ14の左側部に設けられた昇降機構18(移動機構18)と、この昇降機構18に支持されたツールホルダ20と、このツールホルダに着脱可能に設けられ色濃度を検知可能な色濃度測定手段30と、搬送装置11、キャリッジ12、昇降機構18、及び、色濃度測定手段30を制御可能な制御部60と、を有する。
図2を参照する。プリンタ10は、搬送装置11によって前方にメディアMeを送りながら、キャリッジ14の下方を通過するメディアMeに印刷を行う。
[メディアMeについて]
メディアMeは、例えば、ロールに巻かれたロールメディアであり、メディアの材質としては、普通紙などの紙類であってもよく、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等の樹脂類であってもよく、アルミニウム材、鉄材等の金属類であってもよく、様々な材料で構成可能である。メディアMeは、搬送装置11によって後方から前方に向かって送られる。なお、メディアMeを、搬送装置11によって前方から後方に送るようにしてもよい。
[インクカートリッジ15について]
インクカートリッジ15は、シアンインクが充填されたシアンカートリッジ15Cと、マゼンタインクが充填されたマゼンタカートリッジ15Mと、イエローインクが充填されたイエローカートリッジ15Yと、ブラックインクが充填されたブラックカートリッジ15Kと、からなる。
なお、インクカートリッジ15を構成するカートリッジの数や色は任意に選択することができる。インクカートリッジ15に充填されるインクは、水性レジンインクや紫外線硬化型インク等、任意のインクを選択することができる。水性レジンインクは、メディアへの定着性に優れている。紫外線硬化型インクを搭載する際には、キャリッジに紫外線照射ランプ等を搭載する。短時間に多くの印刷を行うためには、速乾性に優れたインクを選択することも好ましい。この他、任意の水性インクや有機溶剤系インクを選択することができる。
[プリントヘッド17について]
プリントヘッド17は、カートリッジ15C、15M、15Y、15Kにそれぞれ対応しインクを吐出可能なヘッド17C、17M、17Y、17Kを有する。
ヘッド17C、17M、17Y、17Kは、シアンインクを吐出するシアンヘッド17Cと、マゼンタインクを吐出するマゼンタヘッド17Mと、イエローインクを吐出するイエローヘッド17Yと、ブラックインクを吐出するブラックヘッド17Kと、からなる。
[昇降機構18について]
図3を参照する。昇降機構18は、制御部60からの電気信号によりツールホルダ20を昇降させる。
[ツールホルダ20について]
図4を参照する。ツールホルダ20は、昇降機構18に支持されている板状のホルダベース部21と、このホルダベース部21から前方に延びるホルダアーム部22と、このホルダアーム部22の前部にリング状に形成され色濃度測定手段 を保持しているワーク保持部23と、を有する。ワーク保持部23には、有底穴状のホルダ凹部23aが形成されている。
[色濃度測定手段30の構成]
図3を参照する。色濃度測定手段30は、ツールホルダ20に支持されているステー40と、このステー40に支持されているケース32と、このケース32の内部に設けられパッチの色濃度を測定可能なセンサユニット50と、ケース32の下端に設けられメディアMeに当接可能な緩衝部33と、を有する。
[ステー40の構成]
図4を参照する。ステー40は、ワーク保持部23を貫通し円柱状に形成された第1の円柱部41と、この第1の円柱部41の上部に形成され第1の円柱部41よりも直径の大きな円柱状に形成された第2の円柱部42と、この第2の円柱部42に一部が差し込まれた板状のステーアーム部43と、このステーアーム部43の先端に一体的に形成されケース32を支持しているケース支持部44と、を有する。
第2の円柱部42の外径は、ワーク保持部23に開けられた孔23b内径よりも大きく形成されている。このため、第2の円柱部42の下面は、ワーク保持部23の上面に当接している。第2の円柱部42の下端には、下方に突出したステー凸部42aが形成されている。ステー凸部42aは、ホルダ凹部23aに嵌合している。
図3を併せて参照する。センサユニット50を昇降機構18に取り付ける際には、第1の円柱部41をワーク保持部23の孔23bに差し込む。このとき、ステー凸部42aをホルダ凹部23aに差し込むことにより、センサユニット50を正確な位置に配置することができる。第2の円柱部42がワーク保持部23の上面に当接するまで押し込む。
一方、センサユニット50を取り外す際には、ケース32を上方に引っ張る。引っ張ることにより、ステー40がツールホルダ20から外れる。色濃度測定手段30を外した後は、例えば、メディアMe(図3参照)を切断するためのカッター機構等、任意のツールをツールホルダ20に差し込むことができる。
[ケース32の構成]
図3を参照する。ケース32は、上下に延びる側壁部32aと、これらの側壁部32aの上端を塞いでいる天板部32bと、を有する。ケース32の下端は、開口している。側壁部32aの一部は、ステー40に固定されている。
[センサユニット50の構成]
センサユニット50は、ケース32に固定されているセンサハウジング51と、このセンサハウジング51に支持されている基板52と、この基板52に固定されている光源53、53及びセンサ54と、を有する。センサユニット50は、制御部60から受ける電気信号により、パッチの色濃度を測定する。
センサハウジング51には、それぞれの光源53が臨むと共に斜め下方に向けて2つの光源用穴部51a、51aが開けられていると共に、センサ54が臨むと共に下方に向けて略垂直にセンサ用穴部51bが開けられている。これらの穴部51a、51a、51bは、センサハウジング51の下端の一か所に向かって開けられている。これにより、センサハウジング51の下端には、光源53、53及びセンサ54に臨む開口51cが形成されている。
基板52には、光源53の点滅を切り替え、センサ54が検知した情報を送受信可能なガラス製のプリント基板を用いることができる。
光源53には、例えば白色に発光するLED製のランプを用いることができる。なお、ベッド12を照射可能なものであれば、光源53にはLED以外の素材を採用することができる。加えて、光源53の色は白色以外の色を採用することもできる。
センサ54には、例えば、フォトダイオードやCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどが採用される。なお、メディアMeに印刷されるパッチの色濃度を検知可能であれば、センサ54は、上記に限らず任意のセンサを採用することができる。
[緩衝部33について]
緩衝部33は、ケース32の下端に設けられ、ゴム又は軟質樹脂を含んでいる。緩衝部33は、メディアMeに当接可能である。
[制御部60について]
図2を参照する。制御部60は、処理部61、記憶部62及び通信部63を有する。処理部61、記憶部62及び通信部63は、例えばマイクロコンピュータ又はマイクロコントローラで構成される。処理部61、記憶部62及び通信部63は、例えばCPU(あるいはMPU又はMCU)、ROM、RAM、入出力インターフェースを含むことができる。例えば、ROMは、CPUに所定の動作を実行させるプログラムを記憶することができる。RAMは、CPUのワーク領域を形成することができる。なお、処理部61、記憶部62及び通信部63は、ASIC、FPGA等で構成されてもよい。
制御部60は、さらに、ユーザが操作可能な操作部としての操作パネル64を有している。操作パネル64は、電源ボタン、設定ボタン等の操作ボタン、操作スイッチ等を有している。
以上の構成によるプリンタ10は、ヘッド17C、17M、17Y、17K毎に不可避的にインクの吐出量に差が生ずる。また、外気温の変化等使用環境によってもヘッド17C、17M、17Y、17Kからのインクの吐出量に誤差が生じ得る。このため、これらの差を計測し、計測された差を基に修正を行う必要がある。差を計測するための検査は、例えばプリンタ10に電源を入れた直後に、行うことができる。以下詳細に説明する。
[メディア配置工程]
制御部60は、搬送装置11を作動させ、メディアMeを前進させる。これにより、ベッド12上にメディアMeを配置する(メディア配置工程)。
[パッチ印刷工程]
次に、制御部60は、プリントヘッド17がインクを吐出するよう電気信号を送る。これにより、メディアMeにパッチPaC、PaM、PaY、PaKが印刷される(パッチ印刷工程)。
パッチPaC、PaM、PaY、PaKは、それぞれ、ヘッド17C、17M、17Y、17Kから吐出されるインクの色に対応している。即ち、パッチPaCは、シアンインクが吐出されることにより印刷されたパッチ、パッチPaMは、マゼンタインクが吐出されることにより印刷されたパッチ、パッチPaYは、イエローインクが吐出されることにより印刷されたパッチ、パッチPaKは、ブラックインクが吐出されることにより印刷されたパッチである。
ブラックインクを吐出したパッチPaKが印刷されると、メディアMeが前方に搬送され、次にイエローインクを吐出したパッチPaYが印刷される。同様に、マゼンタインクを吐出したパッチPaM、シアンインクを吐出したパッチPaCがこの順に印刷される。
パッチPaC、PaM、PaY、PaKは、それぞれ、幅方向に複数ヶ所(例えば、10ヶ所)に印刷される。幅方向には、それぞれ同じ色のパッチPaC、PaM、PaY、PaKが印刷されている。複数印刷された同じ色のパッチPaC、PaM、PaY、PaKは、それぞれ濃度が異なる。
[パッチPaC、PaM、PaY、PaKについて]
図3を併せて参照する。ここでパッチとは、メディアMe上に印刷され、センサ54によって検知される被検知部を含み、センサ54によって検出可能な領域(センサ54の視野)よりも広い領域を占める図形である。少なくともセンサ54によって検知される領域は、全体が同一の色、且つ、同一の濃度で構成される。
センサ54がパッチを検出する際には、センサ54によって検出可能な領域にはパッチPaC、PaM、PaY、PaKのみが存在してパッチPaC、PaM、PaY、PaKの色および濃度が検出・測定され、メディアMeの表面の色は測定されない。センサ54によって検知される領域について、同一色,同一濃度である理由は、パッチPaC、PaM、PaY、PaKの色および濃度を正確に測定するためである。
パッチPaC、PaM、PaY、PaKの形状は、正方形や長方形であることが一般的であるが、円形等任意の形状に印刷することができる。ただし、センサ54を構成するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサのセンシング部分の形状は、正方形や長方形であることが一般的であるため、パッチの形状も相似形状であることが好ましい。センサ54によって検出されない領域を少なくすることで、パッチPaC、PaM、PaY、PaKを印刷するために要するインクやメディアMeの無駄を少なくすることができるからである。更に、パッチPaC、PaM、PaY、PaKが正方形や長方形であると、メディアMe上でパッチPaC、PaM、PaY、PaKを縦横に整列させることで密に配置することができ、センサ54がパッチPaC、PaM、PaY、PaKを連続で測定する場合の移動距離が短くなり、短時間で測定することができるという効果も得られる。
[パッチ測定工程]
次に、メディアMe上にセンサ54を走査させてシアンインクを吐出したパッチPaCを測定する(パッチ測定工程)。
より詳細には、制御部60は、パッチPaCがセンサユニット50の下方に位置するよう、搬送装置11及びセンサユニット50(キャリッジ14)を移動させる。搬送装置11が作動することによりメディアMeは、前後方向に移動する。つまり、パッチPaCが前後方向に移動される。センサユニット50は、左右方向に移動し、パッチPaCの上方まで移動する。
図3を参照する。センサユニット50がパッチPaCの上方まで移動したら、制御部60は、ケース32を下降させる。緩衝部33は、パッチPaC(メディアMe)の上面に当接する。この状態でパッチPaCの測定を開始する。
なお、緩衝部33は、メディアMeの上面に直接的に当接してもよいし、パッチPaCを介してメディアMeの上面に間接的に当接してもよい。さらには、一部が直接的に、残部が間接的に当接してもよい。緩衝部33が直接的に当接するか間接的に当接するかは、パッチPaCの大きさや形状による。
測定時には、光源53を点灯させてシアンインクを吐出したパッチPaCを照射した状態で、センサ54によって濃度(波長)を測定する。センサ54により検知された情報は、制御部60に送られる。なお、光源53は、予め点灯させておいてもよい。
測定が終わったら、隣接する濃度の異なるパッチPaC(図2参照)の測定を行う。制御部60は、ケース32を上昇させ、隣接するパッチPaCの上方までセンサユニット50を移動させる。制御部60は、移動後に、センサユニット50を下降させる。
[他のパッチの測定について]
図2を併せて参照する。シアンインクを吐出したパッチPaCの測定が終わったら、搬送装置11は、メディアMeを後退させ、パッチPaMをセンサユニット50の下方まで移動させる。次に、制御部60は、マゼンタインクを吐出したパッチPaMを測定する(パッチ測定工程)。イエローインクを吐出したパッチPaY、ブラックインクを吐出したパッチPaKについても同様に、パッチ配置工程、パッチ測定工程を行う。
なお、シアンインクを吐出したパッチPaCの測定が終わってから、次のパッチPaMのパッチ印刷工程を行うこととしてもよい。この場合、シアンインクを吐出したパッチPaCの測定が終わったら、搬送装置11は、メディアMeを前方に搬送し、マゼンタインクを吐出したパッチPaMを印刷する(パッチ印刷工程)。これを繰り返す。
以上をまとめると、以下のように言うことができる。
図2及び図3を参照する。プリンタ10は、
メディアMeの印刷面に対して相対的に移動可能に設けられたキャリッジ14と、
このキャリッジ14に搭載され、パッチPaC、PaM、PaY、PaKをメディアMeに印刷するためにインクを吐出可能なプリントヘッド17C、17M、17Y、17Kと、
キャリッジ14に支持された昇降機構18と、
この昇降機構18によって、メディアMeの印刷面に対して接近及び離隔可能に支持されたツールホルダ20と、
このツールホルダ20に着脱可能に設けられ、パッチPaC、PaM、PaY、PaKの色濃度を検知可能なセンサユニット50と、を有する。
センサユニット50は、ツールホルダ20を介して昇降機構18に着脱可能に設けられている。センサユニット50を外すことにより、異なる機能を有する装置と入れ替えることができる。機能ごとに装置が固定されている場合に比べて、プリンタ10をコンパクトにすることができる。色濃度の測定を可能でありながら、様々な機能を搭載することができ、且つコンパクトであるプリンタ10を提供することができる。
図3及び図4を参照する。ツールホルダ20は、略リング状を呈しセンサユニット50を保持するワーク保持部23を含み、
センサユニット50は、ワーク保持部23に差し込むことが可能なステー40によって支持されている。
リング状のツールホルダ20にステー40を差し込む簡便な構成を採用した。センサユニット50の着脱を容易に行うことができ、有益である。
ステー40は、ツールホルダ20に向かって突出するステー凸部42aを含むと共に、ツールホルダ20は、ステー凸部42aが嵌合されるホルダ凹部23aを含む。
これらの凹凸を合わせることにより、ステー40をツールホルダ20の正確な位置に配置することができる。ステー40が正確な位置に配置されることにより、センサユニット50も正確な位置に配置される。
なお、ツールホルダ20は、ステー40に向かって突出するホルダ凸部を含むと共に、ステー40は、ホルダ凸部に嵌合されるステー凹部を含む、構成を採用しても同様の効果を得ることができる。
図3を参照する。ステー40に支持されたケース32をさらに有し、
センサユニット50は、ケース32に収納され、
ケース32の下端には、メディアMeに当接可能であり、ゴム又は軟質樹脂を含んでいる緩衝部33が設けられている。
センサユニット50は、ツールホルダ20に着脱可能であるため、不可避的に取り付け誤差が生ずる。緩衝部33をメディアMeに当接させることにより、この誤差を吸収し、正確な色濃度測定を行うことができる。また、センサユニット50内へ外光が入ることを抑制することができる。
キャリッジ14は、レール13上に移動可能に設けられていることにより、メディアMeの表面に対して相対的に移動可能である。レール13上を移動するため、メディアMeに対して一定の距離を保つことができる。
ツールホルダ20の移動方向は、鉛直方向である。つまり、ツールホルダ20は、レール13に沿った方向及び鉛直方向に移動する。ツールホルダ20の位置の管理が容易にすることにより、安価な部品を採用することができ、プリンタを安価にすることができる。
尚、ツールホルダ20は、昇降機構18によって上下に移動される例を基に説明をしたが、メディアMeの表面が曲面等によって形成される場合には、曲面に沿ってツールホルダ20を移動させてもよい。つまり、移動機構がツールホルダ20を移動させる方向は、鉛直方向に限られない。
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明のプリンタは、インクジェットプリンタに好適である。
10…プリンタ
13…レール
14…キャリッジ
17…プリントヘッド
18…昇降機構(移動機構)
20…ツールホルダ
23…ワーク保持部
23a…ホルダ凹部
32…ケース
33…緩衝部
40…ステー
42a…ステー凸部
50…センサユニット
Me…メディア
PaC、PaM、PaY、PaK…パッチ

Claims (6)

  1. メディアの印刷面に対して相対的に移動可能に設けられたキャリッジと、
    このキャリッジに搭載され、パッチを前記メディアに印刷するためにインクを吐出可能なプリントヘッドと、
    前記キャリッジに支持された移動機構と、
    この移動機構によって、前記メディアの印刷面に対して接近及び離隔可能に支持されたツールホルダと、
    このツールホルダに着脱可能に設けられ、前記パッチの色濃度を検知可能なセンサユニットと、を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記ツールホルダは、略リング状を呈し前記センサユニットを保持するワーク保持部を含み、
    前記センサユニットは、前記ワーク保持部に差し込むことが可能なステーに支持されていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記ステーは、前記ツールホルダに向かって突出するステー凸部を含むと共に、前記ツールホルダは、前記ステー凸部が嵌合されるホルダ凹部を含み、または、
    前記ツールホルダは、前記ステーに向かって突出するホルダ凸部を含むと共に、前記ステーは、前記ホルダ凸部に嵌合されるステー凹部を含むことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記ステーに支持されたケースをさらに有し、
    前記センサユニットは、前記ケースに収納され、
    前記ケースの下端には、前記メディアに当接可能であり、ゴム又は軟質樹脂を含んでいる緩衝部が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか1項記載のプリンタ。
  5. 前記キャリッジは、レール上に移動可能に設けられていることにより、前記メディアの表面に対して相対的に移動可能であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のプリンタ。
  6. 前記ツールホルダの移動方向は、鉛直方向であることを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
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