JP2020134111A - 調理機器用の温度検出装置 - Google Patents

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賀裕 高砂
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【課題】調理用具から吹きこぼれた煮汁が、温度検出体(温度センサ)からの温度信号を出力するリード線と、固定側支持体とが煮汁により固着してしまうことを抑制することが可能な、温度検出の信頼性の高い調理機器用の温度検出装置を提供する。【解決手段】温度検出体(温度センサ)57からの温度信号を出力するリード線15が内部を貫通する筒状の固定側支持体56の下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部56aを備えるとともに、鍔部の下面が、撥水性を備える樹脂156により被覆された構成とし、吹きこぼれた煮汁を、傘状の鍔部の上面を経て、傘状の鍔部の下端部(先端部)56bに導き、傘状の鍔部の下面側に回り込むことを抑制して、傘状の鍔部の下端部(先端部)から下方に落下させることで、リード線と固定側支持体とが煮汁により固着しないようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、調理機器用の温度検出装置に関し、詳しくは、ガスコンロなどの調理機器に載置された調理用具(鍋など)の温度を検出するために用いられる温度検出装置に関する。
従来、ガスコンロなどの調理機器は、鍋などの調理容器(調理用具)の底面に接してその温度を検知する温度検出装置を備えている。
そして、このような調理機器用の温度検出装置としては、例えば特許文献1に開示されているような温度検出装置がある。
この特許文献1の調理機器用の温度検出装置は、調理機器の固定部に固定される筒状の固定側支持体と、温度センサ(サーミスタ)と熱的に結合された当接体を備える移動側支持体であって、固定側支持体に対して上下動可能に設けられた移動側支持体と、移動側支持体を固定側支持体に対して上方向に付勢する付勢手段とを備え、当該調理機器により加熱される調理容器の底面に当接した当接体が、移動側支持体の上下動可動範囲において調理容器の上下動に追随して上下動し、調理容器の底面に当接することにより、調理容器の温度を検出することができるように構成されている。
この特許文献1の温度検出装置においては、温度センサ(サーミスタ)と制御部とを接続するリード線(サーミスタ用リード線)が、筒状の固定側支持体内に配設されており、筒状の固定側支持体の下端から、サーミスタ用リード線が筒状の固定側支持体外に引き出されている。
したがって、移動側支持体の上下動に伴い、サーミスタ用リード線は、筒状の固定側支持体の下端周縁と摺動することになる。
特開2015−124934号公報
上述のように構成された特許文献1の温度検出装置では、調理容器からの吹きこぼれが生じたときに、吹きこぼれた煮汁が筒状の固定側支持体の下端部近傍に付着することが考えられる。
そして、調理容器の上下動による移動側支持体の上下動に伴ってサーミスタ用リード線が上下動した場合、筒状の固定側支持体の下端部近傍に付着した煮汁が、固定側支持体の内周面とサーミスタ用リード線との間に侵入するおそれがある。
そのため、サーミスタ用リード線と固定側支持体(の内周面)との間に侵入した煮汁が乾燥したときに、サーミスタ用リード線と固定側支持体とが、乾燥した煮汁によって固着してしまうという問題点がある。
そして、サーミスタ用リード線と固定側支持体とが固着してしまうと、上端部に調理容器との当接体を備えた移動側支持体が調理容器の上下動に追随して上下動することができなくなり、調理容器の温度を検出できなくなるという不都合が生じる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、調理用具(鍋など)から吹きこぼれが生じた場合にも、煮汁が、温度検出体(温度センサ)からの温度信号を出力するリード線および固定側支持体の下端部近傍に付着してしまうことを抑制して、上記リード線と固定側支持体とが煮汁により固着してしまうことを抑制することが可能な、信頼性の高い調理機器用の温度検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の調理機器用の温度検出装置は、
(a)調理機器の任意の固定部に固定されて縦方向に伸びる固定側支持体と、
(b)前記固定側支持体の外側に嵌挿され、上下動可能に支持された筒状の移動側支持体と、
(c)前記移動側支持体の上端に配設され、調理用具の上下動に追随して上下動することにより、前記調理用具の底面に常時当接するように構成された当接体と、
(d)前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設された温度検出体と、
(e)前記温度検出体からの温度信号を出力するリード線と、を具備し、
前記固定側支持体が筒状に構成され、前記リード線が、前記固定側支持体の内部を上下に貫通する形態で配設され、
前記リード線のうち、前記温度検出体に接続される側を一端側とし、前記温度検出体に接続される側と反対側を他端側とするとき、
前記リード線の前記他端側が、前記固定側支持体の下端を経由して、前記固定側支持体の外部に引き出される形態で配設された、調理機器用の温度検出装置であって、
前記固定側支持体はその下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部を備えているとともに、
前記傘状の鍔部の下面が、撥水性を有する樹脂によって被覆されていること
を特徴としている。
本発明においては、前記樹脂が、撥水性とともに撥油性を備える樹脂であることが好ましい。
また、前記樹脂がフッ素樹脂であることが好ましい。
本発明の調理機器用の温度検出装置は上述のように構成されており、固定側支持体はその下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部を備えているので、調理用具から吹きこぼれが生じた場合に、吹きこぼれた煮汁は上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部によって、リード線から遠ざかる方向に流下し、傘状の鍔部の下端(先端)にまで流下する。
ここで、本発明の調理機器用の温度検出装置においては、傘状の鍔部の下面が撥水性を有する樹脂により被覆されているので、傘状の鍔部の下端(先端)に達した煮汁は、傘状の鍔部の下面側に回り込むことができず、自重で下方に落下(滴下)することになり、傘状の鍔部の下端(先端)近傍に煮汁が溜まることが抑制される。
また、傘状の鍔部の下端(先端)は、傘状の鍔部より上方における、固定側支持体の内周面からリード線までの水平方向の距離よりも、リード線との間に大きな距離を隔てている(水平方向において遠い位置に存在する)ので、傘状の鍔部から下方に落下(滴下)する煮汁の液滴がリード線に付着する確率は大幅に低下する。
したがって、(a)固定側支持体の下部に煮汁が蓄積することが抑制され、かつ、(b)鍔部の傾斜した上面を流下した煮汁が、鍔部の下面側に回り込むことが抑制されるとともに、(c)煮汁がリード線(温度センサ用リード線)に付着することも抑制される。
その結果、調理用具から吹きこぼれが生じた場合にも、煮汁が温度検出体(温度センサ)からの温度信号を出力するリード線(温度センサ用リード線)と固定側支持体の下端部近傍に付着し、上記温度センサ用リード線と固定側支持体とが煮汁によって固着してしまうことを抑制することが可能で、温度検出の信頼性の高い調理機器用の温度検出装置を提供することができる。
また、上記樹脂として、撥水性とともに撥油性を備える樹脂を用いるようにした場合、煮汁が油分を含む場合にも、上記リード線と固定側支持体とが煮汁で固着してしまうことを確実に抑制することが可能な、信頼性の高い調理機器用の温度検出装置を提供することができる。
また、フッ素樹脂は高い撥水性と撥油性とを同時に有しているので、傘状の鍔部の下面を、フッ素樹脂を用いて被覆することにより、傘状の鍔部の下面に十分な撥水性と撥油性を付与することが可能になり、本発明をさらに実効あらしめることができる。
本発明の実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置を備えたガスコンロの要部を示す断面図である。 (a)は本発明の実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置の要部構成を示す図であって、移動側支持体がその移動範囲の最も上方に位置する状態を示す一部切欠き正面図であり、(b)は移動側支持体がその移動範囲において下方に移動した状態を示す一部切欠き正面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところを詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置を備えたガスコンロの要部を示す断面図である。
また、図2(a)は、本発明の実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置の移動側支持体が最も上方に位置する状態、図2(b)は移動側支持体が下方に移動した状態を示す一部切欠き正面図である。
この実施形態の調理機器用の温度検出装置1は、図1に示すように、ガスコンロ(調理機器)のバーナ部に配設されて、調理用具(鍋など)2の温度を検出するために用いられる温度検出装置である。
なお、ガスコンロおよびそのバーナ部の構成は既に周知であることから、詳細な構造は、図示を省略して、その要部構成を図1に示している。
ガスコンロには、1台のバーナ部または横方向に並ぶ2台のバーナ部、あるいはそれ以上のバーナ部を備えたものなどがあるが(図示省略)、ここでは温度検出装置1を備えた1つのバーナ部について、その構造を以下に説明する。
図1に示すように、バーナ部においては、混合管33の先端に環状のバーナベース41が連結されている。また、バーナベース41の上部には環状のバーナキャップ5が着脱自在に載置されている。そして、バーナベース41およびバーナキャップ5の略中心には、上下に貫通するように挿入孔4が設けられている。
バーナキャップ5の周縁には溝が形成され、バーナキャップ5がバーナベース41に載置されると、バーナベース41とバーナキャップ5との間に外方に向けて炎を形成する複数の炎口(図示せず)が周方向に沿って間隔を隔てて形成されるように構成されている。
また、前記バーナキャップ5は、ガスコンロのトッププレート11に形成されたバーナ用開口部内の略中心に位置するように設けられ、このバーナ用開口部の周縁のトッププレート11には、調理用具2を載置するための五徳12が設けられている。
次に、図2(a)、(b)を参照しつつ、このコンロ部に配設された調理機器用の温度検出装置1について説明する。
この実施形態の温度検出装置1は、図2(a)、(b)に示すように、コンロ本体内に起立固定される円筒状の固定側支持体56と、この固定側支持体56に上下スライド移動可能に外嵌装着された円筒状の移動側支持体53とを備えている。
移動側支持体53の上端に設けられた当接体51の下面側には、フランジ部62aと、フランジ部の下面から下方に垂下形成された筒状収納部62bとを備える温度センサ固定部材62が配設されており、この温度センサ固定部材62の筒状収納部62bに、温度検出体(本実施形態では温度センサとしてのサーミスタ)57が組み込まれている。
そして、温度検出体(サーミスタ)57は、リード線(本実施形態では温度センサ用リード線)15を介してコンロ本体内の制御部(バルブ制御装置)50(図1)に接続されており、例えば、当接体51の温度が設定値以上に上昇したことが検知されると、ガスバルブを自動閉止して空焚きを防止するよう構成されている。
また、前記移動側支持体53は、図2(a)、(b)に示すように、外筒(被覆保護筒)63を一体化した多重筒状に構成されており、付勢手段(この実施形態では圧縮コイルばね)54により構成される付勢手段によって上方に付勢されるとともに、固定側支持体56の上端に座金65が嵌め込まれ、カシメによって固定されている。
なお、図2(a)に示す、移動側支持体53がその移動範囲において最も上方に位置する状態(すなわち、移動側支持体53が上下動可能な範囲の最上方位置にある状態)では、座金65が移動側支持体53の下端側に設けられた小径部53aに当接して、移動側支持体53の上方への移動が規制されるように構成されている。
そして、図2(b)に示す、移動側支持体53がその移動範囲において下方に移動した状態では、座金65と、移動側支持体53の下端側に設けられた小径部53aとの間に間隙が形成されることになる。
<特徴的構成>
次に、この実施形態の調理機器用の温度検出装置1の特徴的な構成について説明する。
本実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置1は、上述のように、温度検出体(本実施形態では温度センサであるサーミスタ)57からの温度信号を出力するリード線(温度センサ用リード線)15を具備している。
また、固定側支持体56は筒状に構成されており、リード線(温度センサ用リード線)15が、固定側支持体56の内部を上下に貫通する形態で配設されている。
リード線(温度センサ用リード線)15は、リード線15のうち、温度検出体(サーミスタ)57に接続される側を一端側とし、温度検出体(サーミスタ)57に接続される側と反対側を他端側とするとき、リード線(温度センサ用リード線)15の他端側が、固定側支持体56の下端を経由して、固定側支持体56の外部に引き出される形態で配設されている。
そして、本実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置1においては、図1、図2(a)、(b)に示すように、固定側支持体56は、その下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部56aを備えている。
また、傘状の鍔部56aの下面は、撥水性を有する樹脂(本実施形態ではフッ素樹脂)156により被覆されている。
ただし、撥水性を有する樹脂156としては、フッ素樹脂以外の樹脂を用いることも可能である。
本実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置1は、上述のように構成されており、固定側支持体56はその下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部56aを備えているとともに、傘状の鍔部56aの下面が、撥水性を有する樹脂(本実施形態ではフッ素樹脂)156により被覆されているので、調理用具2から吹きこぼれが生じた場合に、煮汁は、筒状の固定側支持体56の外周面を伝って流下し、傘状の鍔部56aに達する。そして、傘状の鍔部56aに達した煮汁は、傘状の鍔部56aの上面(傾斜面)をリード線(温度センサ用リード線)15から遠ざかる方向(水平方向に遠ざかる方向)に流下する。
そして、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bに達した煮汁は、傘状の鍔部56aの下面が、撥水性を有する樹脂(本実施形態ではフッ素樹脂)156により被覆されているので、傘状の鍔部56aの下面側に回り込むことができず、自重で下方に落下(滴下)する。したがって、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bに煮汁が溜まることが抑制される。
また、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bは、鍔部56aより上方における、固定側支持体56の直胴部の内周面からリード線(温度センサ用リード線)15までの水平方向の距離よりも、リード線(温度センサ用リード線)15との間に大きな距離を隔てている(水平方向において遠い位置に存在する)ので、傘状の鍔部56aから下方に落下(滴下)する煮汁の液滴がリード線(温度センサ用リード線)15に付着する確率は大幅に低下する。
したがって、(a)固定側支持体56の下部に煮汁が蓄積することが抑制され、かつ、(b)傘状の鍔部56aの傾斜した上面を流下した煮汁が、傘状の鍔部56aの下面に回り込むことが抑制されるとともに、(c)煮汁がリード線(温度センサ用リード線)15に付着することが抑制される。
その結果、調理用具から吹きこぼれが生じた場合にも、煮汁が温度検出体(温度センサ)57からの温度信号を出力するリード線(温度センサ用リード線)15と固定側支持体56の下端部近傍に付着し、リード線(温度センサ用リード線)15と固定側支持体56とが煮汁によって固着してしまうことを抑制することが可能で、温度検出の信頼性の高い調理機器用の温度検出装置1を提供することができる。
なお、本実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置1においては、傘状の鍔部56aの上面を煮汁が流下しやすくするとともに、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bに煮汁が滞留せずに、下方に落下(滴下)しやすくする見地からは、傘状の鍔部56aの、筒状の固定側支持体56の軸心Xに対する傾きθ(図2(a)参照)が20°以上45°以下の範囲となるようにすることが望ましい。
また、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bから落下する煮汁がリード線(温度センサ用リード線)15に付着しないようにする見地からは、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bの内径D1(図2(a)参照)が、固定側支持体56の、傘状の鍔部56aより上方の、直胴部の内径D0(図2(a)参照)よりも6mm以上大きくなるように構成することが望ましい。
なお、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bの内径D1が大きくなり過ぎると、他の部材と干渉するおそれも生じるため、通常は、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bの内径D1が直胴部の内径D0よりも、6mm〜10mm程度大きくなるようにする構成することが好ましい。
また、本実施形態にかかる調理機器用の温度検出装置1において、傘状の鍔部56aの下面を被覆する樹脂156として用いられているフッ素樹脂は、撥水性を備えているとともに、撥油性を備えている。
このように、傘状の鍔部56aの下面を被覆する樹脂156として、撥水性と撥油性の両方を備えた樹脂を用いることにより、吹きこぼれた煮汁が油分を含む場合にも、煮汁が、固定側支持体56の下部、すなわち、傘状の鍔部56aの下端部(先端部)56bに蓄積することや、傘状の鍔部56aの下面側に回り込むことが抑制されるとともに、煮汁がリード線(温度センサ用リード線)15に付着することが抑制される。
したがって、煮汁が油分を含む場合にも、リード線(温度センサ用リード線)15と固定側支持体56とが煮汁で固着してしまうことを十分に抑制することが可能な、信頼性の高い調理機器用の温度検出装置を実現することができる。
なお、撥水性と撥油性の両方を備えたフッ素樹脂としては種々のものが知られているが、本発明では、その種類に特別の制約はない。
また、撥水性を有する樹脂および撥油性を有する樹脂として、フッ素樹脂以外の樹脂を用いることも可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 調理機器用の温度検出装置
2 調理用具(鍋など)
3 ガスコンロの固定部
4 挿入孔
5 バーナキャップ
11 トッププレート
12 五徳
15 リード線(温度センサ用リード線)
33 混合管
41 バーナベース
50 制御部(バルブ制御装置)
51 当接体
53 移動側支持体
53a 移動側支持体の小径部
54 圧縮コイルばね(付勢手段)
56 固定側支持体
56a 傘状の鍔部
56b 傘状の鍔部の下端部(先端部)
57 温度検出体(温度センサ)(サーミスタ)
62 温度センサ固定部材
62a フランジ部
62b 筒状収納部
63 外筒(被覆保護筒)
65 座金(磁石)
70 コイル
156 フッ素樹脂(撥水性および撥油性を備える樹脂)

Claims (3)

  1. (a)調理機器の任意の固定部に固定されて縦方向に伸びる固定側支持体と、
    (b)前記固定側支持体の外側に嵌挿され、上下動可能に支持された筒状の移動側支持体と、
    (c)前記移動側支持体の上端に配設され、調理用具の上下動に追随して上下動することにより、前記調理用具の底面に常時当接するように構成された当接体と、
    (d)前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設された温度検出体と、
    (e)前記温度検出体からの温度信号を出力するリード線と、を具備し、
    前記固定側支持体が筒状に構成され、前記リード線が、前記固定側支持体の内部を上下に貫通する形態で配設され、
    前記リード線のうち、前記温度検出体に接続される側を一端側とし、前記温度検出体に接続される側と反対側を他端側とするとき、
    前記リード線の前記他端側が、前記固定側支持体の下端を経由して、前記固定側支持体の外部に引き出される形態で配設された、調理機器用の温度検出装置であって、
    前記固定側支持体はその下端に、上方より下方の方が大径となる傘状の鍔部を備えているとともに、
    前記傘状の鍔部の下面が、撥水性を有する樹脂によって被覆されていること
    を特徴とする調理機器用の温度検出装置。
  2. 前記樹脂が、撥水性とともに撥油性を備える樹脂であることを特徴とする請求項1記載の調理機器用の温度検出装置。
  3. 前記樹脂がフッ素樹脂であることを特徴とする請求項2記載の調理機器用の温度検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113739942A (zh) * 2021-10-11 2021-12-03 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 支撑结构及测温装置

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