JP2020132376A - クレーンの衝突緩和装置及びクレーン装置 - Google Patents
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Abstract
Description
吊り具を支持しながらレールに沿って走行する移動体、又は前記レールを走行する前記移動体の可動範囲の少なくとも一端側に位置して前記移動体との衝突を回避すべき回避対象物に設けられ、前記移動体が前記回避対象物より前記レールの長手方向の手前側に位置する作動位置に達した場合に前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度を減衰させる緩衝器と、
前記移動体又は前記回避対象物に設けられ、内部に粘性抵抗体を有し、前記作動位置より前記レールの前記長手方向の手前側の位置において前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度の減衰を開始するダンパと、
を備える。
吊り具を支持しながらレールに沿って走行する移動体、又は前記レールを走行する前記移動体の可動範囲の少なくとも一端側に位置して前記移動体との衝突を回避すべき回避対象物に設けられ、前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度を減衰させるダンパを備え、
前記ダンパは、内部に粘性抵抗体を有し、地震検知信号に基づいて、地震発生時に減衰定数を通常時よりも増大させる。
レールと、
吊り具と、
前記吊り具を支持しながら前記レールに沿って走行する移動体と、
上記(1)乃至(11)の何れか一つに記載のクレーンの衝突緩和装置と
を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1a,1b,1c 延在部
2 シリンダチューブ
3 車輪
4 トロリ
5 付勢部材
6 オリフィス
7 開口制御機構
8 ホイスト
10 レール
12 フレーム
20 吊り具
30 移動体
40 衝突緩和装置
41 緩衝器
42 ダンパ
50 地震計
100 クレーン装置
Claims (12)
- 吊り具を支持しながらレールに沿って走行する移動体、又は前記レールを走行する前記移動体の可動範囲の少なくとも一端側に位置して前記移動体との衝突を回避すべき回避対象物に設けられ、前記移動体が前記回避対象物より前記レールの長手方向の手前側に位置する作動位置に達した場合に前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度を減衰させる緩衝器と、
前記移動体又は前記回避対象物に設けられ、内部に粘性抵抗体を有し、前記作動位置より前記レールの前記長手方向の手前側の位置において前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度の減衰を開始するダンパと、
を備えるクレーンの衝突緩和装置。 - 前記緩衝器は、前記内部に前記粘性抵抗体を有する他の前記ダンパであり、
前記ダンパと他の前記ダンパは、流体で満たされた2つの内部空間と、2つの前記内部空間を連通する少なくとも一つのオリフィスとを含み、前記オリフィスの開口面積と、前記流体の粘性と、前記流体の密度との少なくとも一つが互いに異なることによって互いに減衰定数が異なる
請求項1に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、
前記移動体に設けられ、
前記移動体から前記レールの前記長手方向の両側に突き出すピストンロッドと、
前記ピストンロッドが原点位置に向かうように前記ピストンロッドを前記レールの前記長手方向の両側に付勢する付勢部材と、
を含む請求項1又は2に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記移動体は、
前記レールに沿って走行するための車輪と、
前記車輪の上部に設けられるトロリと、
を含み、
前記ダンパは、前記移動体に対して前記車輪と同じ高さ位置に設けられる
請求項1乃至3の何れか一項に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、前記移動体において、衝突時に前記回避対象物と接触して前記緩衝器とは接触しないように前記緩衝器より低い位置に設けられ、
前記緩衝器は、前記回避対象物において、衝突時に前記トロリと接触する位置に設けられる
請求項4に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記移動体は、
前記レールに沿って走行するための車輪と、
前記車輪の下部に設けられるホイストと、
を含み、
前記ダンパは、前記移動体に対して前記車輪と同じ高さ位置に設けられる
請求項1乃至3の何れか一項に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、前記移動体において、衝突時に前記回避対象物と接触して前記緩衝器とは接触しないように前記緩衝器より高い位置に設けられ、
前記緩衝器は、前記回避対象物において、衝突時に前記ホイストと接触する位置に設けられる
請求項6に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、減衰定数を制御可能に構成されている
請求項1乃至7の何れか一項に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、地震検知信号に基づいて、地震発生時に前記減衰定数を通常時よりも増大させる
請求項8に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 前記ダンパは、流体で満たされた2つの内部空間と、2つの前記内部空間を連通する少なくとも一つのオリフィスと、前記少なくとも一つのオリフィスのうち1以上のオリフィスの開口状態を変化させるように構成された開口制御機構と、を含む
請求項1乃至9の何れか一項に記載のクレーンの衝突緩和装置。 - 吊り具を支持しながらレールに沿って走行する移動体、又は前記レールを走行する前記移動体の可動範囲の少なくとも一端側に位置して前記移動体との衝突を回避すべき回避対象物に設けられ、前記回避対象物に向かう前記移動体の移動速度を減衰させるダンパを備え、
前記ダンパは、内部に粘性抵抗体を有し、地震検知信号に基づいて、地震発生時に減衰定数を通常時よりも増大させる
クレーンの衝突緩和装置。 - レールと、
吊り具と、
前記吊り具を支持しながら前記レールに沿って走行する移動体と、
請求項1乃至11の何れか一項に記載のクレーンの衝突緩和装置と、
を備えるクレーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019029309A JP7220094B2 (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | クレーンの衝突緩和装置及びクレーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019029309A JP7220094B2 (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | クレーンの衝突緩和装置及びクレーン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020132376A true JP2020132376A (ja) | 2020-08-31 |
JP7220094B2 JP7220094B2 (ja) | 2023-02-09 |
Family
ID=72277579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019029309A Active JP7220094B2 (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | クレーンの衝突緩和装置及びクレーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7220094B2 (ja) |
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-
2019
- 2019-02-21 JP JP2019029309A patent/JP7220094B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP7220094B2 (ja) | 2023-02-09 |
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