JP2020132182A - 液体用収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体の口頸部の下部に上記突起が偏った状態で配置されていることで、キャップの最初の取付時にピルファープルーフリングが楕円状に変形するという不具合を生じないようにし、ダイレクトブロー成形法により成形される容器本体を用いた液体用収納容器にタンパーエビデンス機能を付与して、キャップの最初の取付時にブリッジが破断されず、また開封時には適正にブリッジが破断できる液体用収納容器を提供する。【解決手段】口頸部3の下部15に、口頸部3の周方向の角度で略60度ごとにして、パーティングラインが通る二箇所の型合わせ位置対応箇所を除く部分にして、外方に向けて凸となる突起19を設け、型合わせ位置対応箇所から開栓回転方向に回る角度にして0度から90度の範囲に位置する突起19は、突起頂部22から閉栓回転方向の下流側となる面を、割り型の抜き方向に対して開いた角度で傾斜した傾斜面27にした。【選択図】図3

Description

本発明は液体用収納容器に関するものであり、特にダイレクトブロー成形法にて成形された液体用収納容器に関するものである。
従来から液体を収納する容器としては、容器上部に筒状の口頸部を有する合成樹脂製の容器本体とこの容器本体の口頸部に被せ付けて口頸部の開口を閉じる合成樹脂製のキャップとからなる容器が多く流通している。
そして、手持ち用のグリップ部分を一体にするとともに、充填した液体の成分が容器外に透過したり外光が容器内に入り込むのを抑止するために、容器壁を厚肉に成形できるダイレクトブロー成形法で容器を成形することが有利であることから、このダイレクトブロー成形法で成形された容器本体を利用する液体用収納容器も多く流通している。
また、充填済みの液体用収納容器からなる製品において、一般店舗などで展示販売されている際に、キャップを回して不正に開封した後に再びキャップを付け戻すいたずらなどが行なわれる場合もあるので、このような不正行為を抑止する目的で、製品にタンパーエビデンス機能(不正開封防止機能)を付与することも行われている。
上記タンパーエビデンス機能を付与した一例として、キャップ本体の周壁の下部に分離可能にピルファープルーフリングを設けるとともに、容器本体の口頸部の下部に外方に複数の突起を設けておき、キャップを開栓回転方向に回して開封したとき(最初の開栓操作時)に、ピルファープルーフリングの内周面に配置されている係止爪が口頸部の下部の前記突起に係止して、キャップ本体とピルファープルーフリングとを繋いでいる部分(ブリッジ)が破断するようにしたものがあり、多くの液体用収納容器において実施されている。特許文献1、2参照
上記ピルファープルーフリングを用いる製品の場合、破断によりピルファープルーフリングが口頸部の下部に対応する高さ位置に残って、キャップ本体が口頸部から取り外しできる。そして、キャップ本体を口頸部に戻して口頸部の開口を閉じても、キャップ本体の周壁の下部とピルファープルーフリングとの間に大きな隙間が生じていて、キャップ本体とピルファープルーフリングとの間の隙間の存在で、開封の操作が行なわれたことが目視にて確認できるようにしている。
特開平08−183547号公報 特開2001−335052号公報
液体が充填される容器については、上述したように容器壁を厚肉にして成形できる点や容器本体の上部や側部などにクリップを一体的に形成できる利点からダイレクトブロー成形法で成形した容器本体が採用されることも多い。そして、ダイレクトブロー成形法により成形された容器本体を用いる液体用収納容器においても、キャップにピルファープルーフリングを設けるとともに、容器本体の口頸部の下部に突起を設けて、タンパーエビデンス機能を備えた収納容器が多く生産されている。
ところで、上記口頸部側の突起にあっては、閉栓回転方向の上流側となる面を、閉栓回転方向に移動する係止爪が摺接して突起頂部を越えるようにした傾斜面としている。そして、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面は、口頸部の径方向に沿った立面にして開栓回転方向に移動する係止爪が係止してその移動を規制して止める当接面としている。
また、容器本体をダイレクトブロー成形法にて成形する場合、口頸部の下部に配置する突起については、突起頂部から閉栓回転方向の上流側となる面と閉栓回転方向の下流側となる面とのいずれの面も、成形型の割り型の抜き方向に沿う角度やその抜き方向に対して開いた角度の勾配にする必要があることから(割り型の抜き勾配を確保できる形状にする必要から)、突起の位置を図6に示す配置としている。
図6、図7は、容器本体をダイレクトブロー成形法にて成形する場合の口頸部aの下部の周りに、上記突起bを配置した状態を示している。図において、dは割り型のパーティングラインcが通る二箇所の型合わせ位置対応箇所である。そして、突起bは、二箇所の型合わせ位置対応箇所dそれぞれからの開栓回転方向Aに回る角度にして90度から180度の範囲に位置している。図示の例とした容器本体の口頸部aの下部では、前記90度から180の範囲それぞれに、角度で30度の間隔を空けて三つの突起bが配置されている。
このように、突起bを、型合わせ位置対応箇所dからの開栓回転方向Aに回る角度にして90度から180度の範囲に配置すれば、突起bにおける突起頂部eから閉栓回転方向Bの上流側となる面fと閉栓回転方向Bの下流側となる面gとのいずれも、割り型の抜き方向hに沿った面、また抜き方向hに対して開いた面となり、割り型の突起形成部分に適正に抜き勾配を確保できるものとなる。
また、突起bの閉栓回転方向Bの下流側となる面gを口頸部aの径方向に沿った立面としており、キャップを開栓回転方向Aに回転させたときのピルファープルーフリングiが共に開栓回転方向Aに移動しかけたときに係止爪jが前記面gに適正に係止させることができる。
しかしながら、突起bの配置を、上記90度から180度の範囲それぞれのみにする偏ったレイアウトとしているため、以下の不具合が生じていた。
(キャップセット時の不具合)
まず、容器本体の口頸部aに最初にキャップを取り付ける際、キャップを閉栓回転方向Bに回転させることで、キャップ本体に伴なってピルファーフルーフリングiが閉栓回転方向Bに移動し、このピルファープルーフリングiが口頸部aの高さ方向での下方に向けて移動し、口頸部aの下部の高さ位置に達することになる。(図1参照)
ピルファープルーフリングiの内周面に位置する複数の係止爪jが閉栓回転方向Bに移動して突起bの位置に達すると、その突起bに摺接して乗り越えるようにして移動し、キャップ本体を閉め終わることでピルファープルーリングiの閉栓回転方向Bの移動も止まる。
最初のキャップの取り付けに際し、ピルファープルーフリングiの係止爪jが突起bを乗り越えながら移動する部分や、また、キャップを閉め終わった時に、ピルファープルーフリングiの係止爪jが突起bに対応している部分が外方に向けて押し出されて、図7に示すようにピルファープルーフリングiが楕円形に変形してしまい、キャップ本体の周壁の円形状とピルファープルーフリングiの楕円形状との形状の相違が生じることで、ブリッジが破断されてしまうという不具合がある。
また、キャップ本体とピルファープルーフリングとのそれぞれには、最初にキャップを取り付けるときの回転でキャップ本体とピルファープルーフリングとが共に閉栓回転方向に回転する状態が維持される仕組みが施されている。
この仕組みは、キャップ本体の周壁の下部に、キャップ高さ方向での下方に向けて凸となるキャップ本体側ストッパーを設けるとともに、ピルファープルーフリングの上部に、前記キャップ本体側ストッパーに対して閉栓回転方向の下流側となる位置にして上方に向けて凸となるピルファープルーフリング側ストッパーを設け、このキャップ本体側ストッパーとピルファープルーフリング側ストッパーとを閉栓回転方向で隙間を介して近接させている。(図1参照)
そして、最初のキャップの取付において、キャップ本体を閉栓回転方向に回転させる際、ピルファープルーフリングの係止爪が上記突起との接触で抵抗を受けて閉栓回転方向に回転し難くなっても、キャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接して、ピルファープルーフリングが適正に閉栓回転方向に回転する。
このようにキャップでは、キャップ本体側ストッパーとピルファープルーフリング側ストッパーとを閉栓回転方向で隙間を介して近接させているが、最初のキャップの取付で、係止爪が突起を乗り越えながら移動する部分のピルファープルーフリングが外方に押し出され、その押し出されたピルファープルーフリングの部分にピルファープルーフリング側ストッパーが位置していると、キャップ本体側ストッパーに対してキャップ径方向に位置ズレを生じてしまい、キャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接しないという不具合が生じ、突起から受ける抵抗の力に対して、ピルファープルーフリングに加わる回転させる力が不足すると、ブリッジが破断してしまうという不具合がある。
(開封時の不具合)
上記キャップをセットするときのブリッジの破断の対策としては、そのブリッジを破断し難くすればよく、例えばブリッジを太幅のものにすることが考えられる。しかしながら、ブリッジの破断強度を高めてしまうと、開封操作をしたときにブリッジの部分が切断されず、上記係止爪が大きく変形しながら突起を乗り越えて開栓回転方向に移動して、キャップ本体とともにピルファープルーフリングが口頸部から外れてしまうという不具合が生じる。
また、ダイレクトブロー成形法で容器本体を成形する場合、一般的には容器本体がポリエチレン樹脂(PE)から成形されている。一方、キャップについてはポリプロピレン樹脂(PP)から成形する場合が多く、上記液体用収納容器の構成では、ポリプロピレン樹脂製のキャップにおけるピルファープルーフリングの係止爪より、ポリエチレン樹脂製の容器本体の上記突起の方が、強度的に軟らかいものとなる。
そして、上述したようにブリッジの破断が生じずにキャップ本体に伴なってピルファープルーフリングが開栓回転方向に回転する際、係止爪が突起頂部を削ったり潰したりして移動してしまい、係止爪の移動を規制して止めるという突起本来の機能を発揮できない状態まで形状が変化する。
そのため、ピルファープルーフリング付きのキャップを、突起の形状が崩れている口頸部に取り付けて、ピルファープルーフリングを口頸部の下部に対応させたとしても、このキャップを再び開栓回転方向に回転させるときに、突起がピルファープルーフリングの開栓回転方向の移動を止めることができず、不正開封防止機能を発揮しなくなるという問題が生じる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、容器本体の口頸部の下部に上記突起が偏った状態で配置されていることで、キャップの最初の取付時にピルファープルーフリングが楕円状に変形するという不具合を生じないようにすることを課題とし、ダイレクトブロー成形法により成形される容器本体を用いた液体用収納容器にタンパーエビデンス機能を付与して、キャップの最初の取付時にブリッジが破断されず、また開封時には適正にブリッジが破断できる液体用収納容器を提供することを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、ダイレクトブロー成形法により成形されて容器上部に筒状の口頸部を有する合成樹脂製の容器本体と、キャップ本体の周壁の内面に、前記容器本体の口頸部の外面に螺合する内ねじを有して、容器本体の口頸部に螺着するキャップとを備え、
前記キャップは、キャップ本体の周壁の下部に破断可能なブリッジを介してピルファープルーフリングを有して、このピルファープルーフリングの内周面に、口頸部の下部に対応する複数の係止爪が設けられていて、
キャップが開栓回転方向に回転したときに係止爪が口頸部の下部に係止して前記ブリッジが破断し、このブリッジの破断によりピルファープルーフリングが口頸部の下部に対応する高さ位置に残って、キャップ本体が口頸部から取り外しできる液体用収納容器において、
前記口頸部の下部には、該口頸部の周方向の角度で略60度ごとにして、且つ容器本体を成形する割り型のパーティングラインが通る二箇所の型合わせ位置対応箇所を除く部分にして、外方に向けて凸となる突起が設けられており、
前記突起は、口頸部の下部での前記型合わせ位置対応箇所から開栓回転方向に回る角度にして0度から90度の範囲に一つの突起が位置し、前記90度から180度の範囲に二つの突起が位置する配置とされ、
前記90度から180度の範囲に位置する突起それぞれは、突起頂部から閉栓回転方向の上流側となる面を、閉栓回転方向に移動するときの前記係止爪が摺接して突起頂部を越える傾斜面としているとともに、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面を、口頸部の径方向に沿う立面であって開栓回転方向に回転するときの前記係止爪が係止して係止爪の移動を規制する当接面とし、
前記0度から90度の範囲に位置する突起は、閉栓回転方向の上流側となる面を、閉栓回転方向に移動するときの前記係止爪が摺接して突起頂部を越える傾斜面とするとともに、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面を、前記割り型の抜き方向に対して開いた角度で傾斜した傾斜面としていて、
前記突起全ての閉栓回転方向の上流側の前記傾斜面は、口頸部の下部における突起位置の接線に対して同一勾配であり、突起全ての突起頂部は、口頸部の中心に同心となる一つの円周上に位置していることを特徴とする液体用収納容器を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、本発明は、上記キャップ本体の周壁の下部に、下方に向けて凸となるキャップ本体側ストッパーが設けられ、上記ピルファープルーフリングの上部に、上方に向けて凸となって前記キャップ本体側ストッパーの閉栓回転方向の下流に間隙を存して近接するピルファープルーフリング側ストッパーが設けられていて、キャップを閉栓回転方向に回転させたときにキャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接して、キャップ本体とピルファープルーフリングとが共に閉栓回転方向に回転可能とされる構成を有していることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、口頸部の下部の周りに角度を略60度間隔にして配置された突起において、閉栓回転方向の上流側の傾斜面は、口頸部の下部における突起位置の接線に対して同一勾配であり、突起全ての突起頂部は、口頸部の中心に同心となる一つの円周上に位置しているので、キャップを最初に取り付けるときに閉栓回転方向に回転させても、ピルファープルーフリングは楕円形への変形を生じさせずに円環状を保ったままで回転するようになる。
このようにキャップ本体の周壁の形状(円環形状)とピルファープルーフリングの形状とが相違しないことから、両者の形状が相違することによるブリッジの破断は発生しないようになる。
また、ピルファープルーフリング側ストッパーとキャップ本体側ストッパーとが口頸部の径方向に位置ズレせず、キャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接して閉栓回転方向に押すようになるため、キャップの最初の取付に際してキャップ本体とピルファープルーフリングとが共に適正に回転するようになるという効果を奏する。
そして、型合わせ位置対応箇所から開栓回転方向に回る角度にして0度から90度の範囲に位置する突起は、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面を、割り型の抜き方向に対して開いた角度で傾斜した傾斜面としており、割り型の前記突起の形成部分に簡単に抜き勾配を確保できるという効果を奏する。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、キャップを最初に口頸部に取り付けるときに、キャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接し、ピルファープルーフリングがキャップ本体と一体的に回転するようになる。よって、キャップセット時のブリッジの破断をより確実に防止することができるという効果を奏する。
実施の形態を口頸部に取り付けたキャップを縦断面にして示す説明図である。 口頸部の下部周りに位置するピルファープルーフリングを示す説明図である。 口頸部の下部における突起の配置を概略的に示す説明図である。 ピルファープルーフリングの突条を縦断面で示す説明図である。 キャップの回転を概略的に示す説明図である。 従来例での突起の配置を示す説明図である。 ピルファープルーフリングが楕円形に変形した状態を示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は液体用収納容器で、該液体用収納容器1は、ダイレクトブロー成形法により成形された合成樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の容器上部における一端側に偏倚している筒状の口頸部3に取り付けられる合成樹脂製のキャップ4と、前記口頸部3の開口5に装着されて複数の透孔が設けられている合成樹脂製の中栓6とを備えてなるものである。なお、図において容器本体2については口頸部3側のみを示している。
(キャップ)
液体用収納容器1は不正開封防止機能を有しているものである。この液体用収納容器1のキャップ4は例えばポリプロピレン樹脂製のものであって、キャップ本体7と円環状のピルファープルーフリング8とが一体にして成形されている。図1に示すようにキャップ本体7の周壁9の下部に、この周壁9の周方向に間隔を置いた複数個所の破断可能なブリッジ10を介して前記ピルファープルーフリング8が位置している。
キャップ本体7の周壁9の内面には内ねじ11が設けられていて、この内ねじ11が容器本体2の口頸部3の外周に位置する外ねじ12に螺合する。また、キャップ本体7の天板13の下面にシールリング14が垂下した状態で一体に設けられており、このシールリング14が、キャップ4を口頸部3に螺着したときに、中栓6の周囲に当接して、中栓6の透孔が設けられている側の空間とキャップ本体7の周壁9側の空間の間を仕切って収容液の漏れが生じないように図られている。
(不正開封防止機能)
また、ピルファープルーフリング8の内周面には、図2に示すように容器本体2の口頸部3の下部15に位置する後述の六個の突起に対応するようにして複数の係止爪16を備えている。係止爪16にあっては、キャップ4を最初に口頸部3に取り付ける閉栓回転方向Bの回転では、前記係止爪16が突起に摺接しながら乗り越えて移動する。また、不正開封防止機能が発揮されるように、口頸部3に取り付けられているキャップ4を開栓回転方向Aに回転させて開封する場合、開栓回転方向にピルファープルーフリング8が回転して、係止爪16が開栓回転方向に移動しかけたときに、係止爪16が、後述するように六つの内の四つの突起に係止して移動が規制され、ピルファープルーフリング8が開栓回転方向Aに回転しないようにする。
そして、ピルファープルーフリング8が回転しない状態でキャップ本体7が開栓回転方向Aに回転するので、上記ブリッジ10それぞれが破断し、ピルファープルーフリング8は、口頸部3の下部15の高さ位置に残り、キャップ本体7が口頸部3から取り外すことができるようにしている。再度、キャップ本体7を口頸部3に螺合させて取り付けたとしても、キャップ本体7とピルファープルーフリング8との間で、目視容易な広がりのある隙間が生じるようにしている。
(ストッパー)
上述したように、キャップ4を最初に口頸部3に取り付ける閉栓回転方向Bの回転に際し、ブリッジ10が破断することのないように、キャップ本体7の周壁9の下部に下方に向けて凸となるキャップ本体側ストッパー17が設けられ、ピルファープルーフリング8の上部に、上方に向けて凸となるピルファープルーフリング側ストッパー18が設けられている。
そして、キャップ本体側ストッパー17の閉栓回転方向の下流に間隙を存してピルファープルーフリング側ストッパー18が近接していて(図1参照)、キャップ4を閉栓回転方向Bに回転させたときにキャップ本体側ストッパー17がピルファープルーフリング側ストッパー18に当接して、キャップ本体7とピルファープルーフリング8とが共に閉栓回転方向Bに回転するように図られている。
(口頸部の突起)
上記ピルファープルーフリング8が対応位置する口頸部3の下部15には上述した突起19が外方に向けて凸となって位置している。前記突起19は、口頸部3の周方向の角度で60度ごとにし、そして容器本体を2成形する割り型のパーティングライン20が通る二箇所の型合わせ位置対応箇所21を除く部分にして設けられている。
そして、図2に示すように口頸部3の下部15において、上記型合わせ位置対応箇所21から開栓回転方向に回る角度にして0度から90度の範囲それぞれに一つの突起19を位置させている。この突起19は、キャップ4を最初に口頸部3に取り付ける閉栓回転方向の回転では係止爪16が乗り越える部分であるが、開封に際し、ピルファープルーフリング8が開栓回転方向に回転するときの係止爪16に対してこの係止爪16の開栓回転方向の回転を規制する働きは有しない部分であって、不正開封防止機能の面からではダミーの突起となる。図においてダミーとする突起19を符号19aとして指し示した。
また、六つの内の残りの四つの突起19を、前記90度から180度の範囲それぞれに二つずつにして位置させている。
上記90度から180度の範囲に位置する突起19それぞれは、突起頂部22から閉栓回転方向Bの上流側となる面を、閉栓回転方向Bに移動するときの係止爪16が摺接して突起頂部22を越える傾斜面24としている。突起頂部22から閉栓回転方向Bの下流側となる面は、口頸部3の径方向に沿う立面であって開栓回転方向Aに回転するときの係止爪16が係止して係止爪16の移動を規制する当接面25としている。
0度から90度の範囲に位置する上記突起19(19a)は、閉栓回転方向Bの上流側となる面を、閉栓回転方向Bに移動するときの係止爪16が摺接して突起頂部22を越える傾斜面24としている。突起頂部22から閉栓回転方向Bの下流側となる面は、割り型の抜き方向26(パーティングラインに直交する方向)に対して開いた角度θ1で傾斜した傾斜面27としている。
なお、90度から180度の範囲に位置する突起19での突起頂部22から閉栓回転方向Bの上流側となる面(傾斜面24)と突起頂部22から閉栓回転方向の下流側となる面(当接面25)は、割り型の抜き方向26に沿った面、または割り型の抜き方向26に対して開いた角度を呈する面であり、上記傾斜面27とともに成形型に抜き勾配を確保することができる部分である。
そしてすべての突起19において、閉栓回転方向の上流側の上記傾斜面24は、口頸部3の下部15における突起位置の接線28に対して同一勾配となるように設けられている。また、すべての突起19の突起頂部22は、口頸部3の中心に同心となる一つの円周32上に位置している。(図3参照)
上述したように90度から180度の範囲に位置する突起19それぞれは、突起頂部22から閉栓回転方向Bの下流側となる面を、開栓回転方向Aに回転するときの係止爪16が係止して係止爪16の移動を規制する当接面25としているので、開封時にキャップ4を開栓回転方向Aに回転させ、ピルファープルーフリング8も開栓回転方向Aに回転するときに、係止爪16が、この90度から180度の範囲に位置する突起19の当接面25に当接して、係止爪16の移動が規制されて止められる。そして、ピルファープルーフリング8の開栓回転方向Aへの回転が生じないことから、キャップ本体7との間のブリッジ10が破断し、ピルファープルーフリング8を口頸部3の下部15の高さ位置に残した状態でキャップ本体7が口頸部3から取り外すことができる。
また、ダミーとする突起19aも含めて、すべての突起19の上記傾斜面24が、口頸部3の下部15における突起位置の接線28に対して角度θ2とした同一勾配であり、すべての突起19の突起頂部22は、口頸部3の中心に同心となる一つの円周32上に位置していることから、液体を充填した容器本体2の口頸部3に中栓6を嵌め付けた後、キャップ4を最初に取り付けるときにおいて、このキャップ4を閉栓回転方向Bに回転させてピルファープルーフリング8が口頸部3の下部15の高さ位置に差し掛かって係止爪16それぞれが突起19の位置に移動してきても、係止爪16が何れの突起19の部分で同様に傾斜面24を進んで突起頂部22を乗り越えるようになり、ピルファープルーフリング8自体が楕円形への変形を生じさせずに円環状を保ったままで回転するようになる。
ピルファープルーフリング8の形状が円環状に保たれて回転するので、ブリッジ10での破断は生じず、またキャップ本体側ストッパー17がピルファープルーフリング側ストッパー18に適正に当接するので、キャップ4を回転させて取り付ける操作が終了したときには、ピルファープルーフリング8が設定された位置に適正に配置されるようになる。
(ピルファープルーフリングの脱落防止)
上記突起19それぞれは図4に示されているように容器本体2の口頸部基端周囲面29との間に、突起19の下空間として凹所30を有しており、この凹所30に、上記ピルファープルーフリング8の下部にリング中心に向けて張り出してリング周方向に亘って一体の突条31が入り込むようにしている。
勿論、開封後においても、口頸部3の下部15の高さ位置に単独で対応位置するピルファープルーフリング8の上記突条31は、凹所30に入り込んだ状態となっている。そのため、仮に液体用収納容器1を取り扱うときに、キャップ本体7を外してから容器本体2を上下逆さまにして収容する液体を注出するようさ操作を行なっても、突条31が突起19の部分に係止して、ピルファープルーフリング8が口頸部3から脱落しないようになる。
上記実施の形態において、突起19が口頸部3の周方向の角度で60度ごとにして配置されているものとして説明したが、正確に60度ごとである必要はなく、上述したように型合わせ位置対応箇所21から開栓方向に回る角度にして0度から90度の範囲それぞれに一つの突起19(ダミー)を位置させ、前記90度から180度の範囲それぞれに二つの突起19を位置させているものであれば、前記60度の地点からズレた箇所に位置させることも可能である。
(突起に対する係止爪の接触)
本液体用収納容器1において、キャップ4を最初に口頸部3に取り付けるに際しては、従来と同様にキャップ本体7の周壁9の内面に配された内ねじ11を口頸部3の外周面に配された外ねじ12に螺合させる回転を行なうようにしている。そして、従来では、キャップを口頸部(図6の口頸部a)に被せ付けて閉栓回転方向に回転させる際、最初から突起(図6の突起b)と移動する係止爪(図6の係止爪j)とが接触し始めて、キャップの締め終わりまでの回転の間、前記係止爪は、突起を次々と乗り越えながら移動していた。
図6は、上記実施の例でのキャップ4のピルファープルーフリング8と口頸部3の突起19とを平面で示しながら最初にキャップ4を口頸部3に取り付けるときの回転を概略的に表現している図である。そして、この図6には、従来での係止爪が突起に接触し始める接触開始位置33とし、締め終わりの回転停止位置34が平面での角度線によっても表現されており、従来の液体用収納容器では、接触開始位置33から回転停止位置34までの回転角度が490度とされていた。
このように従来では、最初にキャップを口頸部に取り付けるときに、係止爪が最初から突起に接触していて、490度の長い回転の間、係止爪が次々に突起に接触するたびに、ブリッジ(図1のブリッジ10参照)に振動が伝わっており、そのため衝撃で前記ブリッジが破断したり切れ易くなるという不具合がある。
一方、本実施の形態の液体用収納容器1では、突起19の口頸部3の上下方向での高さ位置を、従来の液体用包装容器における突起の高さ位置より下位にしていて、口頸部3に取り付けて閉栓回転方向に回し始めても、直ぐには係止爪16が突起19に接触しないように設けられている。そして、上記従来の接触開始位置33に比べて閉栓回転方向に130度進んだ位置を、係止爪16が突起19に最初に接触する接触開始位置34としており、この接触開始位置35から360度の回転で係止爪16が突起19に接触しながら乗り越えて進んで上記回転停止位置34に達して、回転が終了するように設けられている。接触開始位置35から回転停止位置34までは360度としている。(図5において符号Xで回転角度の範囲を示した。)
このように係止爪16の突起19に対する接触動作を伴なったキャップ4が回転停止するまでの回転角度を従来に比べて小さくして、係止爪16が突起19を乗り越えて進む長さを短かくしているので、最初にキャップ4を口頸部3に取り付けて閉栓回転方向に回転するときにブリッジ10に伝わる衝撃が少なくなり、ブリッジ10が破断されたり切れ易くなるのが防止される。
1…液体用収納容器
2…容器本体
3…口頸部
4…キャップ
7…キャップ本体
8…ピルファープルーフリング
9…キャップ本体の周壁
10…ブリッジ
11…内ねじ
12…外ねじ
15…口頸部の下部
16…係止爪
17…キャップ本体側ストッパー
18…ピルファープルーフリング側ストッパー
19…突起
19a…突起(ダミー)
20…パーティングライン
21…型合わせ位置対応箇所
22…突起頂部
24…突起の閉栓回転方向上流側の傾斜面
25…突起の閉栓回転方向下流側の当接面
26…割り型の抜き方向
27…ダミーの突起の閉栓回転方向下流側の傾斜面
28…接線
30…凹所
31…突条
32…円周
33…接触開始位置
34…回転停止位置
35…接触開始位置
θ1…抜き方向に対する傾斜面の角度
θ2…接線に対する傾斜面の角度
A…開栓回転方向
B…閉栓回転方向

Claims (2)

  1. ダイレクトブロー成形法により成形されて容器上部に筒状の口頸部を有する合成樹脂製の容器本体と、キャップ本体の周壁の内面に、前記容器本体の口頸部の外面に螺合する内ねじを有して、容器本体の口頸部に螺着するキャップとを備え、
    前記キャップは、キャップ本体の周壁の下部に破断可能なブリッジを介してピルファープルーフリングを有して、このピルファープルーフリングの内周面に、口頸部の下部に対応する複数の係止爪が設けられていて、
    キャップが開栓回転方向に回転したときに係止爪が口頸部の下部に係止して前記ブリッジが破断し、このブリッジの破断によりピルファープルーフリングが口頸部の下部に対応する高さ位置に残って、キャップ本体が口頸部から取り外しできる液体用収納容器において、
    前記口頸部の下部には、該口頸部の周方向の角度で略60度ごとにして、且つ容器本体を成形する割り型のパーティングラインが通る二箇所の型合わせ位置対応箇所を除く部分にして、外方に向けて凸となる突起が設けられており、
    前記突起は、口頸部の下部での前記型合わせ位置対応箇所から開栓回転方向に回る角度にして0度から90度の範囲に一つの突起が位置し、前記90度から180度の範囲に二つの突起が位置する配置とされ、
    前記90度から180度の範囲に位置する突起それぞれは、突起頂部から閉栓回転方向の上流側となる面を、閉栓回転方向に移動するときの前記係止爪が摺接して突起頂部を越える傾斜面としているとともに、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面を、口頸部の径方向に沿う立面であって開栓回転方向に回転するときの前記係止爪が係止して係止爪の移動を規制する当接面とし、
    前記0度から90度の範囲に位置する突起は、閉栓回転方向の上流側となる面を、閉栓回転方向に移動するときの前記係止爪が摺接して突起頂部を越える傾斜面とするとともに、突起頂部から閉栓回転方向の下流側となる面を、前記割り型の抜き方向に対して開いた角度で傾斜した傾斜面としていて、
    前記突起全ての閉栓回転方向の上流側の前記傾斜面は、口頸部の下部における突起位置の接線に対して同一勾配であり、突起全ての突起頂部は、口頸部の中心に同心となる一つの円周上に位置している
    ことを特徴とする液体用収納容器。
  2. 上記キャップ本体の周壁の下部に、下方に向けて凸となるキャップ本体側ストッパーが設けられ、上記ピルファープルーフリングの上部に、上方に向けて凸となって前記キャップ本体側ストッパーの閉栓回転方向の下流に間隙を存して近接するピルファープルーフリング側ストッパーが設けられていて、キャップを閉栓回転方向に回転させたときにキャップ本体側ストッパーがピルファープルーフリング側ストッパーに当接して、キャップ本体とピルファープルーフリングとが共に閉栓回転方向に回転可能とされる構成を有している請求項1に記載の液体用収納容器。
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JPH08183547A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器と合成樹脂製容器蓋との連結構造
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