JP2020132119A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、振動源となる機器類を取り付けるための部品点数を低減させ、組み付け性を向上させることができる車両の提供を目的とした。【解決手段】本発明の車両10は、駆動装置ユニット20と、振動機器集約ユニット30と、複数のクロスメンバ42とを有し、駆動装置ユニット20が、少なくとも一のクロスメンバ42を含む駆動装置側支持部50により支持されており、振動機器集約ユニット30が、少なくとも一のクロスメンバ42を含む機器側支持部52により支持されており、一のクロスメンバ42が、駆動装置側支持部50及び機器側支持部52を構成するクロスメンバ42として兼用されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、モータから出力された回転力を動力として駆動する車両に関する。
従来、モータから出力された回転力を動力として駆動する電動車両(EV車)が提供されている。電動車両では、インバータやウォーターポンプ、あるいはバキュームポンプなど、高周波で振動する複数の機器類(振動機器)が設けられている。
従来では、バキュームポンプなどそれぞれの振動機器の振動対策として、防振ゴムなどの緩衝部材を介して各振動機器と車体とを取り付けるなど、何らかの振動対策が講じられていた。例えば、下記特許文献1には、車室内にバキュームポンプの振動音が影響することがなく、音振性能を向上することができる電気自動車のバキューム配管構造が開示されている。
特開平10−329701号公報
しかしながら、振動部品のそれぞれについて緩衝部材を設ける、あるいは振動部品のそれぞれに振動対策を講じるとすると、必要となる部材が増加の一途を辿り、コストが増加するといった問題がある。また、それぞれの振動機器のための配管等を車体に配設する必要があり、組み付けの作業性が悪いといったことが指摘されていた。そのため、これらの振動する機器類を車体に取り付けるための部品点数の削減や組み付け性の向上が求められていた。
そこで本発明は、振動源となる機器類を取り付けるための部品点数を低減させ、組み付け性を向上させることができる車両の提供を目的とした。
上述の課題を解決するため、本発明の発明者は、高周波で振動する複数の機器を集約してひとつのユニット体(振動機器集約ユニット)とし、車体に取り付けることを検討した。ここで、従来では、駆動装置ユニットを車両の前後方向に配置された少なくとも二つのクロスメンバにより支持されていた。本発明の発明者が鋭意検討したところ、駆動装置ユニットを支持するクロスメンバのうちのひとつを、振動機器集約ユニットを支持するクロスメンバとして兼用させると、車両全体としてクロスメンバを削減することができるとの知見に至った。
さらに、振動機器を集約してユニット化し、ひとつのユニットとして車体に取り付けると、防振ゴムなどの緩衝部材やこれを取り付けるためのブラケット等の部品点数を削減することに加え、機器類の高周波音を低減することができるとの知見が得られた。
上述の知見に基づき提供される本発明の車両は、少なくとも一対のサイドメンバを備える車両であって、駆動源及び減速機構を備える駆動装置ユニットと、作動することにより振動を発する複数の機器が集約された振動機器集約ユニットと、一対の前記サイドメンバと交差するように配置される複数のクロスメンバとを有し、前記駆動装置ユニットが、少なくとも一の前記クロスメンバを含む駆動装置側支持部により支持されており、前記振動機器集約ユニットが、少なくとも一の前記クロスメンバを含む機器側支持部により支持されており、一の前記クロスメンバが、前記駆動装置側支持部及び前記機器側支持部を構成する前記クロスメンバとして兼用されていることを特徴とするものである。
本発明の車両によれば、駆動装置ユニットを支持するクロスメンバのうちのひとつを、振動機器集約ユニットを支持するクロスメンバとして兼用することで、車両全体としてクロスメンバを削減することができる。また、振動機器を集約してユニット化し、ひとつのユニットとして車体に取り付けることで、防振ゴムなどの緩衝部材やこれを取り付けるためのブラケット等の部品点数を削減することに加え、機器類の高周波音を低減することができる。さらに、複数の振動機器を集約してユニット化し、車体に取り付けることで、振動機器ごとの配管を車体に配設する作業の必要性が低下し、組み付け性を向上させることが期待できる。
また、本発明の車両は、前記駆動装置ユニット及び前記振動機器集約ユニットの双方又は一方が、前記駆動装置側支持部及び前記機器側支持部が含まれる支持構造部に対して、複数の取付部材を介して取り付けられているものであることが望ましい。
上述の構成によれば、駆動装置ユニット側と振動機器集約ユニット側とを、別々に取り外すことができる。その結果、修理やメンテナンス等のサービス作業において、駆動ユニット及び電子機器ユニットの双方を取り外すことを要さず、作業性を向上させることができる。
さらに、本発明の車両は、前記機器側支持部が、前記駆動装置側支持部及び前記機器側支持部を構成する前記クロスメンバとして兼用されている兼用メンバと、前記兼用メンバとは異なる他の前記クロスメンバと、前記兼用メンバと当該他の前記クロスメンバとを連結する連結メンバとを備え、前記兼用メンバには、少なくとも一の緩衝部材が取り付けられており、少なくとも一の前記連結メンバが、前記兼用メンバの長手方向において前記緩衝部材が設けられる位置と一致するように設けられていることが望ましい。
上述の構成によれば、防振ゴムなど緩衝部材同士の着力点の剛性を向上させることができる。
本発明によれば、振動源となる機器類を取り付けるための部品点数を低減させ、組み付け性を向上させることができる車両を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両を示す模式図である。 図1の車両の要部を示す模式図である。 図1の車両の断面を示す模式図である。(a)は、図1のA1−A1’線断面図、(b)は図1のA2−A2’線断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両10について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すとおり、車両10は、モータ22及びモータ22の回転動力を駆動輪82に伝達するトランスアクスル24をユニット化した駆動装置ユニット20を備えている。
また、車両10は、作動することで振動を発生するインバータ(INV)や電動ウォーターポンプ(W/P)等の複数の振動機器32を備えている。複数の振動機器32は、相互に連結されて振動機器集約ユニット30としてひとつのユニット体を形成している。
さらに、車両10は、車体12を備えている。車体12には、一対のサイドメンバ14が設けられている。図1に示すとおり、サイドメンバ14は、車両10の前後方向Xに延びるように設けられている。また、サイドメンバ14は、車両10の幅方向Yの両側にそれぞれ配置されており、対をなしている。
図2に示すとおり、車両10には、駆動装置ユニット20や振動機器集約ユニット30を支持するための支持構造部40が設けられている。支持構造部40は、クロスメンバ42や連結メンバ48等の複数のメンバにより形成されている。車両10の前後方向X(縦方向)に沿うように配置されるサイドメンバ14に対して、クロスメンバ42は長手方向が車両10の幅方向Y(横方向)に沿うように配置されている。
また、支持構造部40には、モータ22や振動機器32が発する振動を吸収あるいは遮断して、車体12側への振動の伝達を抑制するための複数の防振ゴム70(緩衝部材)が取り付けられている。
なお、以下の説明において、車両10の前後方向Xのうち、前方側を単に「フロントF側」と記載し、後方側を単に「リアR側」と記載して説明する場合がある。
駆動装置ユニット20は、駆動源であるモータ22と、モータ22の出力を駆動輪82に伝達する減速機構等を備えるトランスアクスル24とを備えている。駆動装置ユニット20は、モータ22と、トランスアクスル24とが連結されてひとつのユニット体とされている。
車両10は、トランスアクスル24を介して、モータ22により出力される回転動力を駆動車軸80及び駆動輪82に伝達して駆動可能とされている。
モータ22は、車両走行用の動力を駆動輪82に向けて出力するモータ機能に加え、発電機能をも有する、いわゆるモータジェネレータとされている。モータ22により出力された回転動力はトランスアクスル24に伝達される。
トランスアクスル24は、減速機構を構成する複数のギアや軸体を介して、モータ22の回転動力を差動歯車機構により一対の駆動輪82の各々に分配して伝達する。差動歯車機構は、一対の駆動輪82の相互間に回転差が生じた場合には、その回転差を許容しつつ動力伝達を行う。トランスアクスル24は、減速機構及び差動歯車機構がトランスアクスルハウジングに収容された構成とされている。
図1に示すとおり、本実施形態の車両10では、駆動装置ユニット20がフロントF側に配置され、駆動装置ユニット20よりもリアR側に振動機器集約ユニット30が配置されている。
振動機器集約ユニット30は、上述のとおり複数の振動機器32が集約されたユニット体である。本実施形態の車両10では、インバータ(INV)、車載充電器(OBC)、電動ウォーターポンプ(W/P)などの、高周波で振動する複数の振動機器32が集約されて、振動機器集約ユニット30を形成している。
支持構造部40は、駆動装置ユニット20や振動機器集約ユニット30を支持しつつ車体12に連結するために設けられている。上述のとおり、支持構造部40は、複数のクロスメンバ42、及び複数の連結メンバ48を備えている。
クロスメンバ42は、サイドメンバ14と交差するように設けられている。より具体的には、クロスメンバ42は、長手方向の両端が一対のサイドメンバ14のそれぞれに連結されている。言い方を換えれば、クロスメンバ42は、一方のサイドメンバ14から他方のサイドメンバ14に至るように車両10の幅方向Yを横断するように配置されている。
なお、以下の説明において、三つのクロスメンバ42のうち、フロントF側に設けられたクロスメンバ42を「第一クロスメンバ42a」と、リアR側に設けられたクロスメンバ42を「第三クロスメンバ42c」と、第一クロスメンバ42aと第三クロスメンバ42cとの間に設けられたクロスメンバ42を「第二クロスメンバ42b」と、それぞれ記載して説明する場合がある。
連結メンバ48は、第二クロスメンバ42b及び第三クロスメンバ42cを連結するように設けられている。本実施形態の車両10では、三つの連結メンバ48が設けられている。
支持構造部40には、第一クロスメンバ42a及び第二クロスメンバ42bにより、駆動装置ユニット20を支持する駆動装置側支持部50が形成されている。また、支持構造部40には、第二クロスメンバ42b、第三クロスメンバ42c、及び複数の連結メンバ48により、振動機器集約ユニット30を支持する機器側支持部52が形成されている。
このように、複数のクロスメンバ42のうち、第二クロスメンバ42bは、駆動装置ユニット20と振動機器集約ユニット30とを支持するクロスメンバ42として兼用される兼用メンバ44とされている。また、言い方を変えれば、兼用メンバ44(第二クロスメンバ42b)は、駆動装置側支持部50及び機器側支持部52の双方を構成するクロスメンバ42として機能している。これにより、車両10は、駆動装置ユニット20を支持するクロスメンバ42を二つ設け、これとは別に振動機器集約ユニット30を支持するクロスメンバ42を二つ設ける場合と比較して、クロスメンバ42を削減して部品点数を減少させることができる。
駆動装置側支持部50の構成について、より詳細に説明する。図2に示すとおり、第一クロスメンバ42aは、両端にそれぞれ防振ゴム70(防振ゴム70a及び防振ゴム70b)が設けられており、防振ゴム70を介してサイドメンバ14に連結されている。
また、第二クロスメンバ42b(兼用メンバ44)は、両端に設けられた第二ブラケット45を介してサイドメンバ14に締結されて取り付けられている。図2に示すとおり、第二クロスメンバ42bは、第二ブラケット45に取り付けられた四つの防振ゴム70(防振ゴム70e,70f,70g,70h)を介してサイドメンバ14に対して連結されている。
さらに、第二クロスメンバ42bには、長手方向の中間部に二つの中間ブラケット46a,46bが設けられており、駆動装置ユニット20は、防振ゴム70c,70dを介して中間ブラケット46a,46bに連結されている。このように、駆動装置ユニット20は、フロントF側及びリアR側のそれぞれにおいて、複数の防振ゴム70を介して車体12に対して連結されている。
また、駆動装置ユニット20は、複数のボルト等の取付部材(図示を省略)を介して駆動装置側支持部50に取り付けられている。具体的には、図2に示すとおり、駆動装置側支持部50には、取付部材を着脱可能とされた五箇所の駆動装置側締結位置Pa(駆動装置側締結位置Pa1〜Pa5)が設けられており、取付部材をそれぞれの駆動装置側締結位置Paに着脱させて駆動装置ユニット20を取り付け及び取り外しを行うことができる。
より具体的に説明すると、図2に示すとおり、第一クロスメンバ42aの第一ブラケット43には、ボルト等の取付部材を着脱可能とされた駆動装置側締結位置Pa1,Pa2,Pa3が設けられており、これらにボルト等の取付部材を締結させて駆動装置ユニット20のトランスアクスル24側を着脱可能とされている。また、第二クロスメンバ42bの中間ブラケット46a,46bには、それぞれ駆動装置側締結位置Pa4,Pa5が設けられており、駆動装置側締結位置Pa4,Pa5に取付部材を挿通させて締結させることにより、駆動装置ユニット20のモータ22側を取り付けることができる。このように、駆動装置ユニット20は、トランスアクスル24側、及びモータ22側のそれぞれにおいて、駆動装置側支持部50に対して着脱可能とされている。
次いで、機器側支持部52の構成について、より詳細に説明する。上述のとおり、第二クロスメンバ42b(兼用メンバ44)は、第二ブラケット45を介してサイドメンバ14に締結されて取り付けられている。
また、図2に示すとおり、第三クロスメンバ42cは、長手方向の両端に第三ブラケット47が設けられており、第三ブラケット47は防振ゴム70(防振ゴム70i,70j)を介してサイドメンバ14に取り付けられている。
さらに、三つの連結メンバ48は、両端が第二クロスメンバ42bから第三クロスメンバ42cに至るように設けられている。三つの連結メンバ48は、クロスメンバ42と交差するように略平行に配置されており、二つのクロスメンバ42(第二クロスメンバ42bと第三クロスメンバ42c)の橋渡しするように設けられている。
より具体的に説明すると、図2に示すとおり、三つの連結メンバ48a,48b,48cのうち、連結メンバ48b及び連結メンバ48cは、中間ブラケット46a,46bに連結されている。連結メンバ48bは、一端が中間ブラケット46aに連結され、他端が第三クロスメンバ42cに連結されている。また、連結メンバ48cは、一端が中間ブラケット46bに連結され、他端が第三クロスメンバ42cに連結されている。
このように、連結メンバ48b,48cは、第二クロスメンバ42bの長手方向において、防振ゴム70が設けられた位置(中間ブラケット46a,46bが設けられた位置)と一致するように設けられている。そのため、車両10は、防振ゴム70など緩衝部材同士の着力点の剛性を向上させることができる。具体的には、複数(例えば二つ)の防振ゴム70が車両10の前後方向Xに連結され、ねじれなどに対する剛性を高めることができる。
図2に示すとおり、機器側支持部52には、三つの連結メンバ48のそれぞれに、取付部材を下方から挿通して着脱可能な機器側締結位置Pb1,Pb2,Pb3が設けられている。また、機器側支持部52には、第三クロスメンバ42cの両端に、取付部材を下方又は側方から挿通して着脱可能な機器側締結位置Pb4,Pb5がそれぞれ設けられている。
図3(a)に示すとおり、振動機器集約ユニット30は、機器側締結位置Pbにボルト等の取付部材を挿通させて締結することにより、機器側支持部52に対して取り付けることができる。より具体的には、振動機器集約ユニット30は、機器側締結位置Pb1,Pb2,Pb3に取付部材を挿通させて締結させることによりフロントF側が機器側支持部52に対して取り付けられる。
また、図3(b)に示すとおり、振動機器集約ユニット30は、機器側締結位置Pb4,Pb5に取付部材を挿通させて第三クロスメンバ42cをサイドメンバ14に対して取り付けることができる。
別の言い方をすれば、振動機器集約ユニット30は、フロントF側において機器側締結位置Pb1,Pb2,Pb3に取付部材を締結することで、機器側支持部52に対して連結メンバ48に積置された状態で前後方向Xに位置決めされる。また、振動機器集約ユニット30は、リアR側において機器側締結位置Pb4,Pb5に取付部材を介して第三クロスメンバ42cを取り付けることにより、連結メンバ48及び振動機器集約ユニット30が下方から支持された状態となる。これにより、振動機器集約ユニット30は、機器側支持部52に対して支持される。
また、振動機器集約ユニット30は、上述の逆に、機器側締結位置Pb1〜Pb5に締結された取付部材を取り外すことにより、機器側支持部52から取り外すことができる。
このように、車両10では、駆動装置ユニット20と、振動機器集約ユニット30とを、支持構造部40に対してそれぞれ別に取り付け及び取り外しを行うことができる。そのため、車両10では、メンテナンスや修理の際に、駆動装置ユニット20、あるいは振動機器集約ユニット30をそれぞれ取り外すことができる。そのため、車両10は、メンテナンスや修理のサービスにおいて、駆動装置ユニット20及び振動機器集約ユニット30の双方を取り外すことを要さず、作業性を向上させることができる。
また、上述のとおり、車両10では、駆動装置ユニット20を支持するクロスメンバ42のうちのひとつを、振動機器集約ユニット30を支持するクロスメンバ42として兼用することで、車両10全体としてクロスメンバ42を削減することができる。また、振動機器32を集約してユニット化し、ひとつのユニットとして車体12に取り付けることで、防振ゴム70などの緩衝部材やこれを取り付けるためのブラケット等の部品点数を削減することに加え、機器類の高周波音を低減することができる。さらに、複数の振動機器32を集約してユニット化し、車体12に取り付けることで、振動機器32ごとの配管を車体12に配設する作業の必要性が低下し、組み付け性を向上させることが期待できる。
以上、本発明の実施形態に係る車両10について説明したが、本発明の車両はこれに限定されない。具体的には、上述の実施形態では、インバータ、車載充電器、及び電動ウォーターポンプを集約して振動機器集約ユニット30を形成した例を示したが、振動機器の数や種類は上述の実施形態に限定されない。例えば、本発明の車両の振動機器集約ユニットを構成する振動機器は、バキュームポンプ、コンプレッサ等、他の振動機器であってもよい。
また、本発明の車両の振動機器集約ユニットは、二つの振動機器を集約したものであってもよいし、さらに多くの振動機器を集約したものであってもよい。
さらに、上述の実施形態では、三つのクロスメンバを備える支持構造部を一例として説明したが、本発明の車両はこれに限定されない。例えば、本発明の車両は、少なくとも二のクロスメンバを有するものであればよい。また、クロスメンバは、パイプ状のものであってもよいし、L型、あるいはH型等の断面形状を有するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態では、駆動装置ユニットを四つの防振ゴム(緩衝部材)を介して車体に取り付けられる例を示したが、本発明の車両はこれに限定されない。例えば、駆動装置ユニットは、三つの緩衝部材を介して車体に取り付けられるものであってもよいし、五以上の緩衝部材を介して車体に取り付けられるものであってもよい。
本発明は、例えば電気自動車やハイブリッド車のように、動力源としてモータを採用しつつ減速機構を設けた車両全般において好適に利用できる。
10 車両
12 車体
14 サイドメンバ
20 駆動装置ユニット
22 モータ
24 トランスアクスル
30 振動機器集約ユニット
32 振動機器
40 支持構造部
42 クロスメンバ
42a 第一クロスメンバ(クロスメンバ)
42b 第二クロスメンバ(クロスメンバ)
42c 第三クロスメンバ(クロスメンバ)
44 兼用メンバ
48 連結メンバ
48a 連結メンバ
48b 連結メンバ
48c 連結メンバ
50 駆動装置側支持部
52 機器側支持部
70 防振ゴム(緩衝部材)

Claims (1)

  1. 少なくとも一対のサイドメンバを備える車両であって、
    駆動源及び減速機構を備える駆動装置ユニットと、
    作動することにより振動を発する複数の機器が集約された振動機器集約ユニットと、
    一対の前記サイドメンバと交差するように配置される複数のクロスメンバとを有し、
    前記駆動装置ユニットが、少なくとも一の前記クロスメンバを含む駆動装置側支持部により支持されており、
    前記振動機器集約ユニットが、少なくとも一の前記クロスメンバを含む機器側支持部により支持されており、
    一の前記クロスメンバが、前記駆動装置側支持部及び前記機器側支持部を構成する前記クロスメンバとして兼用されていることを特徴とする車両。
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