JP2020130488A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者に対して物品に関する情報を提示することが可能なショーケースを提供する。【解決手段】飲食物30A及び飲食物30Bを収容することが可能な収容室12を有し、収容室12を構成する壁部の一部が光透過性を有する板状部材15によって構成された箱状のケース本体11と、板状部材15に設けられた透明ディスプレイ22と、タッチパネル23と、制御部32と、を備え、透明ディスプレイ22は、飲食物30Aと重なる領域22Aと、飲食物30Bと重なる領域22Bと、を有しており、制御部32は、領域22Aにおいてタッチ操作が検知された場合に、領域22Aにおいて飲食物30Aに関する情報を含む画像を表示する第1表示処理と、領域22Bにおいてタッチ操作が検知された場合に、領域22Aにおいて飲食物30Bに関する情報を含む画像を表示する第2表示処理と、を実行する。【選択図】図8
Description
本発明は、ショーケースに関する。
従来、ショーケースとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、前面がガラスによって構成されることで、その内部に収容された物品(食料品等)を使用者が視認することが可能な構成のものが記載されている。
上記構成のようなショーケースでは、ショーケースを使用する使用者は内部に収容された物品の外観を確認することができる。しかしながら、物品を購入する際には、外観以外の情報を確認したいという要望がある。使用者は物品について様々な情報を得ることで、より安心して物品を選ぶことができる。このため、物品に関する情報を提示することが可能なショーケースが求められている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、使用者に対して物品に関する情報を提示することが可能なショーケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のショーケースは、少なくとも第1物品及び第2物品を収容することが可能な収容室を有し、前記収容室を構成する壁部の一部が光透過性を有する板状部材によって構成された箱状のケース本体と、前記板状部材に設けられ、画像を表示することが可能な透明ディスプレイと、前記透明ディスプレイに設けられたタッチパネルであって、前記透明ディスプレイに対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能なタッチパネルと、制御部と、を備え、前記透明ディスプレイは、当該透明ディスプレイ越しに前記収容室を視た場合に、前記第1物品と重なる第1領域と、前記第2物品と重なる第2領域と、を有しており、前記制御部は、前記第1領域において前記タッチ操作が検知された場合に、前記第1領域において前記第1物品に関する情報を含む画像を表示する第1表示処理と、前記第2領域において前記タッチ操作が検知された場合に、前記第2領域において前記第2物品に関する情報を含む画像を表示する第2表示処理と、を実行することに特徴を有する。
透明ディスプレイを備えることで、第1物品に関する情報を含む画像を第1領域に表示させ、第2物品に関する情報を含む画像を第2領域に表示させることができ、ショーケースの使用者に対して各物品に関する情報を分かり易く提示することができる。
また、前記板状部材は方形状をなし、前記ケース本体は、前記板状部材を囲む方形状の枠部を備え、前記枠部の上辺を構成する上辺部における前記収容室側の面には、光源が設けられ、前記光源の光出射面は、前記収容室側の面から遠ざかる方向に向かうにつれて下降傾斜する方向を向いているものとすることができる。光源から出射した光は、収容室側の面から遠ざかるにつれて下降傾斜する方向に出射される。このため、収容室に収容された物品を上方から照らすことができ、物品をより明るく見せることができる。
また、前記板状部材は方形状をなし、前記ケース本体は、前記板状部材を囲む方形状の枠部を備え、前記枠部の下辺を構成する下辺部における前記収容室側の面には、下辺部側光源が設けられ、前記下辺部側光源の光出射面は、前記収容室側の面から遠ざかる方向に向かうにつれて上昇傾斜する方向を向いているものとすることができる。下辺部側光源から出射した光は、収容室側の面から遠ざかるにつれて上昇傾斜する方向に出射される。このため、収容室に収容された物品を下方から照らすことができ、物品をより明るく見せることができる。
また、前記板状部材は、間隔を空けて対向配置された一対の板材を備え、前記透明ディスプレイ及び前記タッチパネルは、前記一対の板材の間に配されているものとすることができる。板状部材を一対の板材によって構成し、一対の板材の間に透明ディスプレイ及びタッチパネルを配することで、透明ディスプレイ及びタッチパネルが、収容室内の空気や外気と直接触れる事態を抑制できる。このため、透明ディスプレイ及びタッチパネルは周囲の温度の影響を受け難くなり、透明ディスプレイ及びタッチパネルの表面に結露が生じる事態を抑制することができる。
また、前記板状部材における前記収容室と反対側の面には、ヒータが設けられているものとすることができる。ヒータによって板状部材を温めることで、板状部材の表面で結露が生じる事態を抑制することができる。
また、人の接近を検出する人感センサを備え、前記制御部は、前記人感センサによって人の接近が検知された際には、前記透明ディスプレイに表示されている画像を別の画像に切り替える画像切替処理を実行するものとすることができる。人が接近した場合に透明ディスプレイに表示されている画像を自動的に切り替えることができる。
本発明によれば、使用者に対して物品に関する情報を提示することが可能なショーケースを提供することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図18によって説明する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース10について例示する。なお、本実施形態のショーケース10は、ディスプレイケースと呼ばれることがある。ショーケース10は、図1に示すように、箱状のケース本体11を備える。ケース本体11は、図3に示すように、飲食物(物品)を収容することが可能な収容室12を構成する箱状の収容室構成部13と、収容室12を開閉可能な一対の扉14,14と、を備える。収容室構成部13は、横長の箱状をなしており、収容室構成部13の前面は、主に板状部材15によって構成されている。板状部材15は、主にガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース10の使用者は、板状部材15越しに収容室12内の飲食物30を視認することができる。つまり、板状部材15は、収容室を構成する前壁部(壁部の一部)である。
本発明の実施形態1を図1から図18によって説明する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース10について例示する。なお、本実施形態のショーケース10は、ディスプレイケースと呼ばれることがある。ショーケース10は、図1に示すように、箱状のケース本体11を備える。ケース本体11は、図3に示すように、飲食物(物品)を収容することが可能な収容室12を構成する箱状の収容室構成部13と、収容室12を開閉可能な一対の扉14,14と、を備える。収容室構成部13は、横長の箱状をなしており、収容室構成部13の前面は、主に板状部材15によって構成されている。板状部材15は、主にガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース10の使用者は、板状部材15越しに収容室12内の飲食物30を視認することができる。つまり、板状部材15は、収容室を構成する前壁部(壁部の一部)である。
図2に示すように、一対の扉14,14は、左右方向にスライド可能な引き戸形式の扉である。これにより、一対の扉14,14のうち一方をスライドさせることで、後方に開口された収容室12に対して後方から飲食物を差し入れることができる。以下の説明では、板状部材15側を前側(図3では左側)、一対の扉14,14側を後側とし、収容室構成部13の長手方向をショーケース10の左右方向として説明する。収容室12には、飲食物を陳列するための棚板16が複数段にわたって設けられている。
収容室構成部13の上方には機械室17が設けられ、その中には冷却装置18が設置されている。冷却装置18は、圧縮機、凝縮器、冷却器、凝縮器ファン、冷却ファン等を備える。圧縮機を運転させつつ、冷却ファンを駆動すると、冷却器によって生成された冷気が収容室12に供給される構成となっている。これにより、収容室12を冷却することが可能となっている。
板状部材15は、図4に示すように、前後方向に間隔を空けて対向配置された一対の板材19,20と、一対の板材19,20の周端部間の隙間を塞ぐスペーサ21と、を備える。一対の板材19,20の間には、透明ディスプレイ22とタッチパネル23とが配されている。つまり、透明ディスプレイ22とタッチパネル23は、板状部材15の内部に設けられている。透明ディスプレイ22は、光透過性を有する液晶ディスプレイであり、後述するLED24(光源、図3参照)からの光を用いて画像を表示することが可能な構成となっている。なお、一対の板材19,20の間の空間は、密閉された空間である。また、一対の板材19,20の間の空間に乾燥した空気や不活性ガスが封入されていてもよい。
タッチパネル23は、光透過性を有しており、例えば透明ディスプレイ22の前面を覆う形で透明ディスプレイ22に貼り付けられている。タッチパネル23は、透明ディスプレイ22に対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能な構成となっている。なお、タッチパネル23が透明ディスプレイ22の後面に貼り付けられていてもよい。なお、板材19,20の各々は、例えば透明なガラス板とされるが、これに限定されない。また、前側の板材19の前面(板状部材15における収容室12と反対側の面)には、シート状のヒータ28が設けられている。タッチパネル23としては例えば静電容量方式のものを用いることができるが、これに限定されない。
図1に示すように、板状部材15は方形状をなしており、ケース本体11は、板状部材15を囲む方形状の枠部25を備える。図5に示すように、枠部25の裏面(収容室12側の面)には、LEDユニット26が設けられている。LEDユニット26は、板状のLED基板27上に複数のLED24を並べることで構成されている。LEDユニット26は、枠部25を構成する四辺の各々に設けられている。収容室12の内面のうち、板状部材15に対応する箇所を除いた各内面12A,12B,12C,12D(図3参照)は、光反射性の高い白色の板材(例えばアクリル板等)によって構成された光反射面である。なお、内面12Aは下方を向く面、内面12Bは上方を向く面(飲食物が置かれる載置面)である。また、内面12Cは、側方を向く面であり、内面12Dは、前方を向く面(扉14の前面)である。
これにより、各LED24から後方に出射された光は、光反射面である各内面12A,12B,12C,12Dに反射されることで、前方に向かい、透明ディスプレイ22を通じてショーケース10の前方に出射することが可能となっている。この結果、LED24からの光によって収容室12内の飲食物30を照らすと共に、透明ディスプレイ22が、LED24からの光を用いて画像を表示することが可能となっている。なお、以下の説明では、枠部25の上辺を構成する上辺部29における裏面に設けられたLEDユニット26に符号26Aを付し、LEDユニット26AのLED24に符号24Dを付す。LEDユニット26AのLED24D(光源)は、その光出射面24Aが、後方(収容室側の面から遠ざかる方向)に向かうにつれて下降傾斜する方向を向いている。言い換えると、LED24Dの光出射面24Aは、棚板16に配置された飲食物30を向く形で配されている。また、枠部25の下辺を構成する部分には、人の接近を検出することが可能な人感センサ31が設けられている。このような人感センサ31としては、例えば赤外線センサを用いることができるが、これに限定されない。
次に、ショーケース10の電気的構成について説明する。図6に示すように、ショーケース10は、制御部32を備える。制御部32には、記憶部33、冷却装置18(より詳しくは圧縮機、凝縮器ファン、冷却ファン)、透明ディスプレイ22、LED24、タッチパネル23、ヒータ28、人感センサ31、通信部34がそれぞれ電気的に接続されている。制御部32は、例えば、CPUを主体に構成されており、記憶部33は、例えば、ROMやRAMなどによって構成されている。制御部32は、記憶部33に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、制御部32に接続された各機器の動作を制御することが可能となっている。
通信部34は、ショーケース10が設置された店舗等に配置された管理用のコンピュータ35との通信を行うためのインタフェースであり、コンピュータ35と通信ネットワークを介して接続されている。制御部32は、通信部34を介してコンピュータ35から送信されたデータ(例えば、飲食物の在庫数や飲食物の製造完了時刻等)を受信し、記憶部33に記憶させることができる。なお、制御部32のうち冷却装置18の制御を行う部分と、透明ディスプレイ22に画像を表示させるための制御を行う部分とは、別々の機器によって構成されていてもよい。
次に、透明ディスプレイ22の画像表示について詳しく説明する。透明ディスプレイ22は、図7に示すように、収容室12に配された各飲食物に対応する領域を有している。本実施形態では、正面視(透明ディスプレイ22越しに収容室12を視た場合)において、左右方向に2個並んだ飲食物30が、上下に3段配置されているものを例示する。飲食物は前後方向に複数個並んでいてもよい。つまり、透明ディスプレイ22は、正面視において、6つの領域22A,22B,22C,22D,22E,22Fを有している。以下の説明では、透明ディスプレイ22における6つの領域22A〜22Fのうち、上側の2つの領域22A,22Bを例示して説明する。また、正面視において領域22A(第1領域)と重なる飲食物30を飲食物30A(第1物品)と呼び、正面視において領域22B(第2領域)と重なる飲食物30を飲食物30B(第2物品)と呼ぶものとする。
制御部32は、図10に示すように、領域22Aに画像が表示されていない場合(図10のステップS11で「NO」)に、領域22Aにおいてタッチ操作が検知された場合(図10のステップS12で「YES」)に、領域22Aにおいて飲食物30Aに関する情報を含む画像を表示する第1表示処理(図10のステップS14)を実行する。また、制御部32は、図11に示すように、領域22Bに画像が表示されていない場合(図11のステップS21で「NO」)に、領域22Bにおいてタッチ操作が検知された場合(図11のステップS22で「YES」)に、領域22Bにおいて飲食物30Bに関する情報を含む画像を表示する第2表示処理(図11のステップS24)と、を実行する。なお、図8では領域22Aに画像60A(飲食物30Aに関する情報を含む画像)が表示された状態を図示しており、図9では領域22Bに画像60B(飲食物30Bに関する情報を含む画像)が表示された状態を図示している。
また、制御部32は、図10に示すように、領域22Aに画像が表示されている場合(図10のステップS11で「YES」)において、領域22Aにおいてタッチ操作が検知された場合(図10のステップS13で「YES」)に、領域22Aの画像を非表示にする(消去する)第1非表示処理(図10のステップS15)を実行する。また、制御部32は、図11に示すように、領域22Bに画像が表示されている場合(図11のステップS21で「YES」)において、領域22Bにおいてタッチ操作が検知された場合(図11のステップS23で「YES」)に、領域22Bの画像を非表示にする(消去する)第2非表示処理(図11のステップS25)と、を実行する。
このように、本実施形態では、使用者がタッチ操作を行うことで、領域22Aや領域22Bに表示される各画像について表示と非表示とを切り替えることができる。画像を非表示にすることで、板状部材15越しに飲食物の外観を容易に確認することができる。なお、制御部32は、各領域22C〜22Fについてタッチ操作が検知された場合に、各領域22C〜22Fについて画像の表示及び非表示をそれぞれ切り替えることができる。
また、制御部32は、図12に示すように、人感センサ31によって人の接近が検知されていない場合(図12のステップS31で「NO」)には、透明ディスプレイ22に画像Aを表示させ(図12のステップS32)、人感センサ31によって人の接近が検知されている場合(図12のステップS31で「YES」)には、透明ディスプレイ22に画像B(画像Aとは異なる画像)を表示させる(図12のステップS33)。つまり、制御部32は、人感センサ31によって人の接近が検知された際には、透明ディスプレイ22に表示されている画像を別の画像に切り替える画像切替処理を実行することができる。これにより、例えば、ショーケース10の付近に人が居ない場合には、広告等の動画(画像Aの一例)を透明ディスプレイ22に表示しておき、ショーケース10に人が接近した場合には、飲食物30に関する情報を含む画像(画像Bの一例)を透明ディスプレイ22に表示させることができる。
次に、透明ディスプレイ22が表示することが可能な画像について詳しく説明する。透明ディスプレイ22が表示することが可能な画像としては、収容室12に収容された飲食物30に関する情報を含む画像を例示することができる。飲食物30に関する情報を含む画像としては、「飲食物30の素材に関する情報(素材情報)を含む画像」と「飲食物30の製造に関する情報(製造情報)を含む画像」とを例示することができる。なお、飲食物30に関する情報は、例えば記憶部33に記憶されており、制御部32は、記憶部33に記憶されているデータに基づいて画像を生成し、その画像を透明ディスプレイ22に表示させることができる。
飲食物30の素材情報としては、下記(1)〜(5)を例示することができる。
素材情報(1):飲食物30の素材の分量
素材情報(2):飲食物30の素材の原産地
素材情報(3):飲食物30の素材のうち、宗教上の禁忌に該当する素材の名称
素材情報(4):飲食物30の断面を示す画像
素材情報(5):飲食物30の素材のうち、食物アレルギーを引き起こす可能性のある素材の名称
素材情報(1):飲食物30の素材の分量
素材情報(2):飲食物30の素材の原産地
素材情報(3):飲食物30の素材のうち、宗教上の禁忌に該当する素材の名称
素材情報(4):飲食物30の断面を示す画像
素材情報(5):飲食物30の素材のうち、食物アレルギーを引き起こす可能性のある素材の名称
図13から図18に透明ディスプレイ22が表示することが可能な画像の一例(画像60D〜60I)を示す。図13に示す画像60Dは「飲食物30の素材の分量、原産地」を含む画像の一例である。また、透明ディスプレイ22は、図13の画像60Dに示すように、「飲食物30のカロリーの値」を表示することも可能となっている。図14に示す画像60Eは「飲食物30の素材のうち、宗教上の禁忌に該当する素材の名称」を含む画像の一例である。図14では、宗教上の禁忌に該当する素材として、牛肉(BEEF)及びみりん(SWEET SAKE)を例示している。図16に示す画像60Gは、飲食物30の断面(図16ではケーキの断面を例示)を示す画像の一例である。使用者は、飲食物30の断面を視ることで、その飲食物30の素材を確認することができる。図17に示す画像60Hは「飲食物30の素材のうち、食物アレルギーを引き起こす可能性のある素材の名称」を含む画像の一例である。図17では、食物アレルギーを引き起こす可能性のある素材として、小麦及び卵を例示しているが、これに限定されない。
また、飲食物の製造情報としては、下記(6)〜(8)を例示することができる。
製造情報(6):飲食物30の賞味期限(又は消費期限)
製造情報(7):飲食物30の製造方法
製造情報(8):収容室に収容される飲食物30の製造が完了する予定時刻
図17に示す画像60Hは「飲食物30の賞味期限」を含む画像の一例である。また、図9に示す画像60Bは「出来上がり時間(収容室に収容される飲食物30の製造が完了する予定時刻、出来上がり時間15:00の文言参照)」を含む画像の一例である。
製造情報(6):飲食物30の賞味期限(又は消費期限)
製造情報(7):飲食物30の製造方法
製造情報(8):収容室に収容される飲食物30の製造が完了する予定時刻
図17に示す画像60Hは「飲食物30の賞味期限」を含む画像の一例である。また、図9に示す画像60Bは「出来上がり時間(収容室に収容される飲食物30の製造が完了する予定時刻、出来上がり時間15:00の文言参照)」を含む画像の一例である。
なお、飲食物30の出来上がり時間は、例えば、店舗等に配置された管理用のコンピュータ35からショーケース10に送信される。制御部32は、コンピュータ35から送信された出来上がり時間のデータに基づいて、常に最新の出来上がり時間を透明ディスプレイ22に表示させることができる。また「飲食物の製造方法」としては、例えば、飲食物30の製造過程を示す動画や飲食物30の製造過程を静止画によるスライドショーで示すものを例示することができる。また「飲食物の製造方法」として、図15に示すように、飲食物30のレシピが含まれる画像60Fを表示してもよい。図15では、飲食物の製造方法として、肉じゃがのレシピを例示している。なお、図13から図15では、飲食物30として肉じゃがを例示し、図16から図18では、飲食物30としてショートケーキを例示しているが、飲食物30の種類はこれらに限定されず適宜変更可能である。
また、透明ディスプレイ22は、図18に示すように、ある飲食物(例えば、飲食物30A)と重なる箇所に、その飲食物30Aの在庫数を含む画像60Iを表示することができる(「残り、5個あります」の文言参照)。ショーケース10が設置された店舗においてショーケース10以外の箇所(例えば調理場等)に保管された「飲食物30Aと同じ種類の飲食物30A」を保管物と定義した場合において、「飲食物30Aの在庫数」は、「収容室に収容された飲食物30Aの個数」と「保管物の個数」とを合計した数値である。例えば、ショーケース10が設置された店舗において、ショートケーキが、ショーケース10内に2個(収容室に収容された飲食物30Aの個数)、ショーケース10以外の箇所に3個(保管物の個数)あるとしたら、ショートケーキの在庫数は5個である。また、ショーケース10が設置された店舗において、ショートケーキが、ショーケース10内に0個、ショーケース10以外の箇所に5個あるとしたら、ショートケーキの在庫数は5個である。なお、飲食物の在庫数のデータは、店舗等に配置された管理用のコンピュータ35から在庫数が変化する度にショーケース10に送信される。なお、飲食物の在庫数は、例えば、飲食物30Aの製造個数から、売れた飲食物30Aの個数を減算することが求めることができる。制御部32は、コンピュータ35から送信された飲食物30Aの在庫数に基づいて、常に最新の在庫数を透明ディスプレイ22に表示させることができる。なお、制御部32は、コンピュータ35から所定期間中(例えば当日中)に飲食物30Aが売れた個数を受信し、これを透明ディスプレイ22に表示させることもできる。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、ショーケース10の使用者は、透明ディスプレイ22に表示される画像から飲食物30の素材に関する情報である素材情報を得ることができる。これにより使用者はより安心して飲食物30を選ぶことができる。
また、素材情報には、飲食物30の素材の分量が含まれる。使用者は、素材の分量を判断基準として飲食物30を選ぶことができる。
また、素材情報には、飲食物30の素材の原産地が含まれる。使用者は、素材の原産地を確認することができるため、より安心して飲食物を選ぶことができる。
また、素材情報には、飲食物30の断面を示す画像が含まれる。使用者は、飲食物30の断面を示す画像を視ることで、飲食物30を構成する素材を確認することができ、より安心して飲食物30を選ぶことができる。また、飲食物30の断面を示す画像を使用者に視せることで飲食物30に対する使用者の購買意欲をより高くすることができる。
また、素材情報には、飲食物30の素材のうち、食物アレルギーを引き起こす可能性のある素材の名称が含まれる。使用者は、食物アレルギーを引き起こす可能性がある素材が含まれているか否かを判断することができるため、より安心して飲食物30を選ぶことができる。
また、素材情報には、飲食物30の素材のうち、宗教上の禁忌に該当する素材の名称が含まれる。使用者は、宗教上の禁忌に該当する素材が含まれているか否かを判断することができるため、より安心して飲食物30を選ぶことができる。
また、透明ディスプレイ22は、飲食物30のカロリーの値を表示することが可能である。使用者は、飲食物30のカロリーの値の確認することができるため、より安心して飲食物を選ぶことができる。
また、ショーケース10の使用者は、透明ディスプレイ22に表示される画像から物品の製造に関する情報(製造情報)を得ることができる。これにより使用者はより安心して物品を選ぶことができる。
また、製造情報には、収容室12に収容された飲食物30の賞味期限又は消費期限が含まれる。使用者は、飲食物30の賞味期限又は消費期限を確認することができる。これにより、使用者はより安心して飲食物30を選ぶことができる。
また、製造情報には、収容室12に収容される飲食物30の製造が完了する予定時刻(出来上がり時刻)が含まれる。使用者は、収容室12に収容される飲食物30の完成予定時刻を確認することができる。このため、例えば、その完成予定時刻に再度ショーケース10を訪れるようにすれば、その飲食物30を購入することができる。
また、製造情報には、収容室12に収容された飲食物30の製造方法が含まれる。使用者は、飲食物30の作り方を確認することができる。これにより、使用者はより安心して飲食物30を選ぶことができる。
また、ショーケース10が設置された店舗においてショーケース10以外の箇所に保管された飲食物30と同じ種類の物品を保管物と定義した場合において、透明ディスプレイ22は、収容室12に収容された飲食物30の個数と保管物の個数とを合計した数値を表示することが可能である。店舗では、在庫置き場からショーケース10に飲食物30を運搬する場合がある。このため、在庫置き場に飲食物30があるにも関わらず、ショーケース10内に十分な個数の飲食物30が補充されていない場合が考えられる。従来、使用者は、ショーケース10内の飲食物30の個数のみを確認して購入するか否かを検討するため、ショーケース10内に所望の個数の飲食物30がない場合には、その飲食物30の購入を諦める可能性があった。上記構成では、店舗にある飲食物30の総数を使用者が知ることができるため、使用者がその飲食物30の購入を諦める事態を抑制することができる。
また、透明ディスプレイ22を備えることで、飲食物30A(第1物品)に関する情報を含む画像を領域22Aに表示させ、飲食物30B(第2物品)に関する情報を含む画像を領域22Bに表示させることができ、ショーケース10の使用者に対して各飲食物30A,30Bに関する情報を分かり易く提示することができる。
また、板状部材15は方形状をなし、ケース本体11は、板状部材15を囲む方形状の枠部25を備え、枠部25の上辺を構成する上辺部29における収容室12側の面には、LED24Dが設けられ、上辺部29に設けられたLED24Dの光出射面24Aは、収容室12側の面から遠ざかる方向に向かうにつれて下降傾斜する方向を向いている。LED24Dから出射した光は、収容室12側の面から遠ざかるにつれて下降傾斜する方向に出射される。このため、収容室12に収容された飲食物30を上方から照らすことができ、飲食物30をより明るく見せることができる。
また、板状部材15は、間隔を空けて対向配置された一対の板材19,20を備え、透明ディスプレイ22及びタッチパネル23は、一対の板材19,20の間に配されている。板状部材15を一対の板材19,20によって構成し、一対の板材19,20の間に透明ディスプレイ22及びタッチパネル23を配することで、透明ディスプレイ22及びタッチパネル23が、収容室12内の空気や外気と直接触れる事態を抑制できる。このため、透明ディスプレイ22及びタッチパネル23は周囲の温度の影響を受け難くなり、透明ディスプレイ22及びタッチパネル23の表面に結露が生じる事態を抑制することができる。
また、板状部材15における収容室12と反対側の面には、ヒータ28が設けられている。ヒータ28によって板状部材15を温めることで、板状部材15の表面で結露が生じる事態を抑制することができる。
また、人の接近を検出する人感センサ31を備え、制御部32は、人感センサ31によって人の接近が検知された際には、透明ディスプレイ22に表示されている画像を別の画像に切り替える画像切替処理を実行する。人が接近した場合に透明ディスプレイ22に表示されている画像を自動的に切り替えることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図19から図21によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース210について例示する。なお、本実施形態のショーケース210は、ワインセラーとして用いられる。ショーケース210は、図19に示すように、箱状のケース本体211を備える。ケース本体211は、複数本のワイン230(物品)を収容することが可能な収容室212を構成する箱状の収容室構成部213と、前方に開口された収容室212を開閉可能な扉214と、を備える。収容室構成部213は、縦長の箱状をなしている。扉214は、方形状の板状部材215と、板状部材215を囲む方形状の枠部225と、を備える。板状部材215は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース210の使用者は、板状部材215越しに収容室212内のワイン230を視認することができる。つまり、板状部材215は、収容室212を構成する前壁部(壁部の一部)である。
次に、本発明の実施形態2を図19から図21によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース210について例示する。なお、本実施形態のショーケース210は、ワインセラーとして用いられる。ショーケース210は、図19に示すように、箱状のケース本体211を備える。ケース本体211は、複数本のワイン230(物品)を収容することが可能な収容室212を構成する箱状の収容室構成部213と、前方に開口された収容室212を開閉可能な扉214と、を備える。収容室構成部213は、縦長の箱状をなしている。扉214は、方形状の板状部材215と、板状部材215を囲む方形状の枠部225と、を備える。板状部材215は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース210の使用者は、板状部材215越しに収容室212内のワイン230を視認することができる。つまり、板状部材215は、収容室212を構成する前壁部(壁部の一部)である。
板状部材215には、板状部材15と同様に画像を表示することが可能な透明ディスプレイ222及び透明ディスプレイ222に対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能なタッチパネル223が設けられている。透明ディスプレイ222は、正面視において、各ワイン230に対応する複数の領域222A(図20参照)を有している。使用者が各領域222Aに対してタッチ操作を行うことで、各領域222Aに表示される各画像について表示と非表示とを切り替えることができる。
透明ディスプレイ222が表示することが可能な画像としては、収容室212に収容されたワイン230に関する情報を含む画像を例示することができる。ワイン230に関する情報としては、ワイン230の製造に関する情報(製造情報)を含む画像を例示することができる。なお、ワイン230に関する情報は、上記実施形態と同様、例えば記憶部(図示せず)に記憶されており、図示しない制御部は記憶部に記憶されているデータに基づいて画像を生成し、その画像を透明ディスプレイ222に表示させることができる。
ワイン230の製造情報を含む画像としては、ワイン230に貼り付けられたラベルの画像を例示することができる。図20にワイン230に貼り付けられたラベル230Aの画像を示す。このラベル230Aには、ワイン230の製造情報、具体的には、「ワイン230の銘柄、原産国、製造年(そのワインが何年物であるか)、アルコール度数」が記載されている。なお、ワイン230の銘柄、原産国、製造年、アルコール度数のうち、少なくとも1つが表示されてもよい。なお、このようなラベル230Aは、通常ワイン230の前面に貼り付けられているが、一般的に各ワイン230は、図19に示すように、横向き(ワイン230の上下方向がショーケース210の前後方向に沿う形)に配置されているため、板状部材15越しに直接的にラベル230Aを視認することは困難となっている。
また、透明ディスプレイ222には、図21に示すように、収容室212に収容された複数本のワイン230のうち、特定のワインを推薦する文言を表示することができる。また、図21に示すように、透明ディスプレイ222には、「注文する」の文言が表示されており、使用者は、その文言の箇所にタッチ操作を行うことで、推薦されたワイン230を注文することが可能となっている。具体的には、「注文する」の文言がタッチされると、店舗等に配置された管理用のコンピュータにその情報が送信され、そのコンピュータの表示画面等にそのワイン230が注文されたことが表示される。これにより、店舗の店員は、注文されたワイン230を使用者に提供することができる。また、透明ディスプレイ222には、図20に示すように、収容室212に収容された各ワイン230に対応付けられた特定の料理(そのワイン230に合う料理)を推薦する文言を表示することができる(図20の「おすすめの料理******」の文言参照)。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、透明ディスプレイ222に表示される画像に含まれる製造情報には、収容室212に収容されたワイン230の銘柄、原産国、製造年、アルコール度数のうち少なくとも1つが含まれる。使用者は、ワイン230を手に取ることなく(扉214を開閉することなく)、ワイン230の情報を確認することができる。
また、透明ディスプレイ222は、収容室212に収容された複数本のワイン230のうち、特定のワイン230を推薦する文言を表示することが可能である。使用者がお薦めのワインを知ることができるので、ワインを選択する際の手助けになると共に、ワインに対する使用者の購買意欲をより高くすることができる。
また、透明ディスプレイ222は、収容室212に収容されたワイン230に対応付けられた特定の料理を推薦する文言を表示することが可能である。例えば、ワインによく合う料理を使用者に提案することができるため、ワインに対する使用者の購買意欲をより高くすることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図22から図23によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース310について例示する。なお、本実施形態のショーケース310は、ジョッキクーラーとして用いられる。ショーケース310は、図22に示すように、箱状のケース本体311を備える。ケース本体311は、複数個のジョッキ330(物品)を収容することが可能な収容室312を構成する箱状の収容室構成部313と、前方に開口された収容室312を開閉可能な扉314と、を備える。収容室構成部313は、縦長の箱状をなしている。扉314は、方形状の板状部材315と、板状部材315を囲む方形状の枠部325と、を備える。板状部材315は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース310の使用者は、板状部材315越しに収容室312内のジョッキ330を視認することができる。つまり、板状部材315は、収容室を構成する前壁部(壁部の一部)である。
次に、本発明の実施形態3を図22から図23によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース310について例示する。なお、本実施形態のショーケース310は、ジョッキクーラーとして用いられる。ショーケース310は、図22に示すように、箱状のケース本体311を備える。ケース本体311は、複数個のジョッキ330(物品)を収容することが可能な収容室312を構成する箱状の収容室構成部313と、前方に開口された収容室312を開閉可能な扉314と、を備える。収容室構成部313は、縦長の箱状をなしている。扉314は、方形状の板状部材315と、板状部材315を囲む方形状の枠部325と、を備える。板状部材315は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース310の使用者は、板状部材315越しに収容室312内のジョッキ330を視認することができる。つまり、板状部材315は、収容室を構成する前壁部(壁部の一部)である。
また、収容室構成部313の上方には機械室317が設けられ、その中には冷却装置18(図22の破線参照)が設置されている。これにより、冷却装置18によって収容室312、ひいてはジョッキ330を冷却することが可能となっている。このようなジョッキ330は、例えば、ガラス製とされ、予め洗浄された後、収容室312に収容される。ジョッキ330は、洗浄時には、比較的温度が高い状態となり、その後、収容室312に収容されることで、冷却される。そして、収容室312内で十分冷えた状態のジョッキ330(所定温度以下に冷却された容器)になった後、使用者は、そのジョッキ330を収容室312から取り出し、ビール等の飲料を注ぐことで、よく冷えた状態の飲料を飲むことができる。収容室312には、ジョッキ330を陳列するための棚板316が複数段にわたって設けられている。このため、収容室312は、棚板316によって複数段(図22では5段)の収容空間D1に仕切られている。
そして、複数の収容空間D1の各々には、各収容空間D1の温度を計測することが可能な温度センサ350がそれぞれ設けられている。そして、本実施形態では、制御部32は、温度センサ350と電気的に接続されている。なお、本実施形態では、例えば、制御部32は、機械室317に配された電装箱318内に収容されている。また、板状部材315には、画像を表示することが可能な透明ディスプレイ322及び透明ディスプレイ322に対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能なタッチパネル323が設けられている。透明ディスプレイ322は、複数の領域322Aを有しており、各領域322Aは、正面視において、各収容空間D1と重なる領域となっている。つまり、本実施形態では、収容空間D1と、温度センサ350と、領域322Aとが、それぞれ対応する形で設けられている。
制御部32は、図23に示すように、ある温度センサ350の検知温度K1が所定温度T1以下になった場合(図23のステップS41で「YES」)に、その温度センサ350が配されている収容空間D1と重なる領域322A(透明ディスプレイが有する画像表示領域のうち、冷却された容器と重なる箇所)にジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言を表示させる(図23のステップS42)。なお、図22にジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言の一例(「冷えています」の文言参照)を示す。
収容室312内にジョッキ330を入れた直後は、比較的暖かいジョッキ330の影響を受けて、ジョッキ330が収容された収容空間D1の温度が上昇する。その後、冷却装置18によって収容空間D1が冷却されることで、収容空間D1の温度が下がっていく。このため、所定温度T1を試験等によって適宜設定すれば、温度センサ350の検知温度K1が所定温度T1以下になった時点で、ジョッキ330が十分に冷えていると判断することができる。なお、制御部32は、「ジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言」が領域322Aに表示されている状態で、温度センサ350の検知温度K1が所定温度T1より高くなった場合には、「ジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言」を消去する。また、温度センサ350の代わりに各ジョッキ330の温度をサーモグラフィ等の温度検知手段によって検知し、その検知温度が所定温度T1以下になった場合に、ジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言を表示させるようにしてもよい。
このように、本実施形態では、透明ディスプレイ322に表示される画像に含まれる製造情報には、ジョッキ330が冷えていることを使用者に報知する文言が含まれており、透明ディスプレイ322は、透明ディスプレイ322が有する画像表示領域のうち、冷却されたジョッキ330と重なる箇所に文言を表示する。使用者は、収容室312に収容された複数のジョッキ330の中から、冷却されたジョッキ330を容易に識別することができるため、冷却されたジョッキ330を用いて、よく冷えた飲料を飲むことができる。なお、「ジョッキ330が冷えていることを報知する文言」は、「冷却されたジョッキ330」の製造が完了したことを報知するものであるため、「冷却されたジョッキ330」の製造に関する製造情報である。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図24によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース410について例示する。ショーケース410は、図24に示すように、箱状のケース本体411を備える。ケース本体411は、物品を収容することが可能な収容室412を構成する箱状の収容室構成部413と、前方に開口された収容室412を開閉可能な扉414と、を備える。収容室構成部413は、縦長の箱状をなしている。扉414は、方形状の板状部材415と、板状部材415を囲む方形状の枠部425と、を備える。板状部材415は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース410の使用者は、板状部材415越しに収容室412内の物品430(例えば冷蔵食品)を視認することができる。つまり、板状部材415は、収容室412を構成する前壁部(壁部の一部)である。
次に、本発明の実施形態4を図24によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース410について例示する。ショーケース410は、図24に示すように、箱状のケース本体411を備える。ケース本体411は、物品を収容することが可能な収容室412を構成する箱状の収容室構成部413と、前方に開口された収容室412を開閉可能な扉414と、を備える。収容室構成部413は、縦長の箱状をなしている。扉414は、方形状の板状部材415と、板状部材415を囲む方形状の枠部425と、を備える。板状部材415は、ガラスによって構成されており、光透過性を有している。このため、ショーケース410の使用者は、板状部材415越しに収容室412内の物品430(例えば冷蔵食品)を視認することができる。つまり、板状部材415は、収容室412を構成する前壁部(壁部の一部)である。
収容室412には、物品430を陳列するための棚板416が複数段にわたって設けられている。このため、収容室412は、棚板416によって複数段の収容空間D2に仕切られている。また、板状部材415には、画像を表示することが可能な透明ディスプレイ422及び透明ディスプレイ422に対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能なタッチパネル423が設けられている。透明ディスプレイ422は、複数の領域422Aを有しており、各領域422Aは、正面視において、各収容空間D2と重なる領域となっている。
本実施形態では、特定の収容空間D2に対応した領域422Aに、その収容空間D2に収容された物品430を強調する文言(図24の「ただいま、セール中」の文言参照)を表示させることができる。これにより、特定の収容空間D2(符号D2Lを付す)に収容された物品430を使用者が認識し易くなり、使用者に対して、その収容空間D2内の物品430の購入を促すことができる。なお、複数段の収容空間D2を有する場合には、物品430を手に取り易い高さの収容空間D2(例えば85cmから150cm)にある物品430は売れ易く、手に取り難い高さの収容空間D2(例えば最下段や最上段)にある物品430は売れ難い。このため、例えば、手に取り難い高さの収容空間D2(図24では最下段の収容空間D2)に物品430を強調する文言を表示すると好適である。また、透明ディスプレイ422には、収容された物品に関する情報以外の情報を表示させることも可能である。例えば、ショーケース410が会社等に設置されている場合には、その会社で実施されるイベントの告知、会社の方針等を透明ディスプレイ422に表示させてもよい。
さらに、ショーケース410では、扉414を開くことで前方から収容室412に物品430を入れることができる。本実施形態では、透明ディスプレイ422において、収容空間D2と重なる箇所に、その収容空間D2に入れる物品430の名称等を表示させることも可能である。これにより、使用者が収容室412に物品430を補充する際に、透明ディスプレイ422の表示画像を参照することで、正しい位置に物品430を設置することができる。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5を図25から図26によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース510について例示する。ショーケース510は、調光フィルムを備える点が上記実施形態1のショーケース10と相違する。本実施形態では、図25に示すように、板状部材15の裏面に調光フィルム540が貼り付けられている。また、扉14の前面には、白色の板材が配されておらず、その代わりに調光フィルム541が貼り付けられている。調光フィルム540,541は、それぞれ液晶の配向状態を変えることで光が透過する状態と不透過の状態を切り替えることが可能となっている。調光フィルム540,541は、制御部32(図6参照)と電気的に接続されている。調光フィルム540,541は、例えば、非通電時は、白色の状態(不透明な状態)であり、通電時には、透明な状態となる。なお、本実施形態では、扉14は、光透過性を有する材質(ガラス等)によって構成されている。
次に、本発明の実施形態5を図25から図26によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、冷蔵用のショーケース510について例示する。ショーケース510は、調光フィルムを備える点が上記実施形態1のショーケース10と相違する。本実施形態では、図25に示すように、板状部材15の裏面に調光フィルム540が貼り付けられている。また、扉14の前面には、白色の板材が配されておらず、その代わりに調光フィルム541が貼り付けられている。調光フィルム540,541は、それぞれ液晶の配向状態を変えることで光が透過する状態と不透過の状態を切り替えることが可能となっている。調光フィルム540,541は、制御部32(図6参照)と電気的に接続されている。調光フィルム540,541は、例えば、非通電時は、白色の状態(不透明な状態)であり、通電時には、透明な状態となる。なお、本実施形態では、扉14は、光透過性を有する材質(ガラス等)によって構成されている。
これにより、調光フィルム540,541を不透明な状態とすれば、収容室12の内部を隠すことができる。また、調光フィルム540を透明な状態とすれば、前方から収容室12の内部を観ることができる。また、調光フィルム541を透明な状態とすれば、後方から収容室12の内部を観ることができ、例えば、ショーケース510の後方に居る使用者(店員等)が扉14を開けることなく、収容室12の状況を確認することができる。
また、ケース本体11の前面は、透明ディスプレイ22が設けられているため、収容室12から前方に向かう光は、透明ディスプレイ22を通過する過程で輝度が低下する。これに対して、ケース本体11の後面は、透明ディスプレイ22が設けられていないため、調光フィルム541を透明な状態とした場合、収容室12から後方に向かう光は輝度が比較的高くなる。このため、図26に示すように、制御部32は、調光フィルム541が通電されている場合(調光フィルム541が透明な状態、図26のステップS51で「YES」)には、LED24の輝度を低下させる(図26のステップS52)。これにより、ショーケース510の後方に居る使用者が眩しさを感じる事態を抑制できる。また、扉14の開閉を検知するセンサ(例えば磁気式の近接センサ等)を備え、使用者が扉14を開けた際に、制御部32が、LED24の輝度を低くするようにしてもよい。これにより、扉14を開けた際に、ショーケース510の後方に居る使用者が眩しさを感じる事態を抑制できる。
<実施形態6>
次に、本発明の実施形態6を図27によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態は、上記実施形態1のショーケース10の収容室12内にバーコード読取装置650が設けられている点が上記実施形態1と相違する。図27に示すように、バーコード読取装置650は、収容室12内において6つの領域22A〜22Fに対応する箇所の各々に設けられている。本実施形態では、飲食物30が載置されるトレイ651に、バーコード読取装置650で読取可能なバーコード651Aが印刷されている。収容室12に飲食物30を収容する際に、作業者はトレイ651のバーコード651Aをバーコード読取装置650に読み取らせる。
次に、本発明の実施形態6を図27によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態は、上記実施形態1のショーケース10の収容室12内にバーコード読取装置650が設けられている点が上記実施形態1と相違する。図27に示すように、バーコード読取装置650は、収容室12内において6つの領域22A〜22Fに対応する箇所の各々に設けられている。本実施形態では、飲食物30が載置されるトレイ651に、バーコード読取装置650で読取可能なバーコード651Aが印刷されている。収容室12に飲食物30を収容する際に、作業者はトレイ651のバーコード651Aをバーコード読取装置650に読み取らせる。
制御部32(図6参照)は、各バーコード読取装置650とそれぞれ電気的に接続されている。記憶部33(図6参照)には、バーコード651Aと飲食物30に関する情報とが関連付けられて記憶されている。制御部32は、バーコード読取装置650で読み取ったバーコード651Aに基づいて、この飲食物30の種類を認識し、記憶部33に記憶されているデータに基づいて、その飲食物30に関する情報を対応する領域22A〜22Fのいずれかに表示する。例えば、領域22Aに対応する箇所に設けられたバーコード読取装置650でバーコード651Aを読み取った後、その領域22Aにタッチ操作が行われた場合には、領域22Aにそのバーコード651Aに対応した飲食物30Aに関する情報を表示する。
例えば、飲食物30Aがショートケーキである場合、そのショートケーキが載置されるトレイ651のバーコード651Aを領域22Aのバーコード読取装置650に読み取らせると、領域22Aにタッチ操作が行われた場合には、領域22Aにショートケーキに関する情報が表示される。このようにすれば、飲食物30を収容した箇所に対応する領域(領域22A〜22Fのいずれか)に、その飲食物30に関する情報を確実に表示させることができる。
仮に、6つの領域22A〜22Fに表示する情報(画像)が予め設定されている場合には、飲食物30を収容室12に収容する際に、各領域22A〜22Fと飲食物30の種類を対応付けて収容する必要がある。例えば、領域22Aにショートケーキに関する情報が表示されるように予め設定されていた場合には、領域22Aに対応する箇所にショートケーキを収容する必要がある。これに対して、本実施形態では、飲食物30を収容室12に収容する際に、バーコード651Aを用いて、各領域22A〜22Fに表示する画像を設定することができる。例えば、ショートケーキを領域22Aに対応する箇所に収容する際には、当該箇所に配されているバーコード読取装置650でバーコード651Aを読み取った時点で、ショートケーキに関する情報が領域22Aに表示されるように設定される。つまり、収容された飲食物30と、その飲食物30が収容された箇所に表示される情報とを確実に一致させることができる。
なお、本実施形態では、バーコードを読み取らせる構成を例示したが、バーコードの代わりにトレイ651にICタグを取り付け、収容室12に飲食物30を収容する際に、このICタグを読取装置によって読み取らせることで、制御部32が飲食物30の種類を認識するようにしてもよい。また、制御部32は、カメラを用いた画像認識によって、各飲食物30の種類を認識し、各飲食物30に関する情報を飲食物30を収容した箇所に対応する領域に表示してもよい。
<実施形態7>
次に、本発明の実施形態7を図28から図30によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態のショーケース710は、上記実施形態1のショーケース10と比べて、LEDユニットの配置数が増えている点が相違する。図28に示すように、本実施形態では、枠部25の下辺を構成する下辺部36における収容室12側の面には、LEDユニット726が設けられている。LEDユニット726は、LEDユニット26の下方に配されている。LEDユニット726は、図29に示すように、LED基板27と、複数のLED24と、を備える。以下の説明では、LEDユニット726のLED24に符号24Bを付す。LEDユニット726のLED24B(下辺部側光源)は、その光出射面24Aが、後方(収容室側の面から遠ざかる方向)に向かうにつれて上昇傾斜する方向を向いている。これにより、LEDユニット726のLED24Bから出射した光は、収容室12側の面から遠ざかるにつれて上昇傾斜する方向に出射される。このため、収容室12に収容された飲食物30(特に下段に配された飲食物30D)を下方から照らすことができ、物品をより明るく見せることができる。
次に、本発明の実施形態7を図28から図30によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態のショーケース710は、上記実施形態1のショーケース10と比べて、LEDユニットの配置数が増えている点が相違する。図28に示すように、本実施形態では、枠部25の下辺を構成する下辺部36における収容室12側の面には、LEDユニット726が設けられている。LEDユニット726は、LEDユニット26の下方に配されている。LEDユニット726は、図29に示すように、LED基板27と、複数のLED24と、を備える。以下の説明では、LEDユニット726のLED24に符号24Bを付す。LEDユニット726のLED24B(下辺部側光源)は、その光出射面24Aが、後方(収容室側の面から遠ざかる方向)に向かうにつれて上昇傾斜する方向を向いている。これにより、LEDユニット726のLED24Bから出射した光は、収容室12側の面から遠ざかるにつれて上昇傾斜する方向に出射される。このため、収容室12に収容された飲食物30(特に下段に配された飲食物30D)を下方から照らすことができ、物品をより明るく見せることができる。
また、図29及び図30に示すように、収容室12の内面12Cにおける前端部には、上下方向に延びるLEDユニット760が設けられている。LEDユニット760は、LED基板27と複数のLED24を備える。LEDユニット760は左右の内面12C,12Cにそれぞれ設けられ、対向配置されている。つまり、LEDユニット760のLED24は、その光出射面24Aが側方を向く形で配されている。LEDユニット760のLED24によって、収容室12の前側に配された飲食物30を確実に照らすことができる。なお、図30の下側がショーケース710の前方であり、図30の上側がショーケース710の後方である。
また、図28に示すように、収容室12の天井に設けられた露受け皿770の後面には、左右方向に長いLEDユニット771が設けられている。LEDユニット771のLED24は、その光出射面24Aが後方を向く形で配されている。LEDユニット771のLED24から出射された光は、光反射面である内面12Dに反射され前方に向かう。このため、LEDユニット771のLED24から出射された光によって、収容室12の後側に配された飲食物30(例えば符号30E参照)を確実に照らすことができる。なお、図28の二点鎖線で示すように、枠部25の上辺部29に設けられたLED24(LEDユニット26A)の代わりに、露受け皿770の前端部の下方にLED24を配置してもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ショーケースの用途や収容室に収容される物品は、上記実施形態で例示したものに限定されず、適宜変更可能である。例えば、ショーケースを収容室内に寿司ネタ等が収容されるネタケースとして用いてもよい。その場合には、例えば、透明ディスプレイに泳ぐ魚の動画等を表示させてもよい。
(2)上記実施形態では、冷却装置を備えるショーケースを例示したが、これに限定されない。例えば、ショーケースが温蔵機能を有するものであってもよい。つまり、ショーケースがヒータ等を用いて収容室の温度を上昇させることが可能な構成であってもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ショーケースの用途や収容室に収容される物品は、上記実施形態で例示したものに限定されず、適宜変更可能である。例えば、ショーケースを収容室内に寿司ネタ等が収容されるネタケースとして用いてもよい。その場合には、例えば、透明ディスプレイに泳ぐ魚の動画等を表示させてもよい。
(2)上記実施形態では、冷却装置を備えるショーケースを例示したが、これに限定されない。例えば、ショーケースが温蔵機能を有するものであってもよい。つまり、ショーケースがヒータ等を用いて収容室の温度を上昇させることが可能な構成であってもよい。
10,210,310,410,510…ショーケース、11,211,311,411…ケース本体、12…収容室、15…板状部材、19…板材、20…板材、22,222,322,422…透明ディスプレイ、22A…領域(第1物品と重なる第1領域)、22B…領域(第2物品と重なる第2領域)、23,223,323,423…タッチパネル、24D…LED(上辺部における収容室側の面に設けられた光源)、24A…光出射面(光源の光出射面)、24B…LED(下辺部側光源)、25,225,325,425…枠部、28…ヒータ、29…枠部の上辺を構成する上辺部、30…飲食物(物品)、30A…飲食物(第1物品)、30B…飲食物(第2物品)、31…人感センサ、32…制御部、36…下辺部、230…ワイン(物品)、322A…領域(透明ディスプレイが有する画像表示領域のうち、冷却された容器と重なる箇所)、330…ジョッキ(所定温度以下に冷却された容器)
Claims (6)
- 少なくとも第1物品及び第2物品を収容することが可能な収容室を有し、前記収容室を構成する壁部の一部が光透過性を有する板状部材によって構成された箱状のケース本体と、
前記板状部材に設けられ、画像を表示することが可能な透明ディスプレイと、
前記透明ディスプレイに設けられたタッチパネルであって、前記透明ディスプレイに対するタッチ操作を位置毎に検知することが可能なタッチパネルと、
制御部と、を備え、
前記透明ディスプレイは、当該透明ディスプレイ越しに前記収容室を視た場合に、前記第1物品と重なる第1領域と、前記第2物品と重なる第2領域と、を有しており、
前記制御部は、
前記第1領域において前記タッチ操作が検知された場合に、前記第1領域において前記第1物品に関する情報を含む画像を表示する第1表示処理と、
前記第2領域において前記タッチ操作が検知された場合に、前記第2領域において前記第2物品に関する情報を含む画像を表示する第2表示処理と、を実行するショーケース。 - 前記板状部材は方形状をなし、
前記ケース本体は、前記板状部材を囲む方形状の枠部を備え、
前記枠部の上辺を構成する上辺部における前記収容室側の面には、光源が設けられ、
前記光源の光出射面は、前記収容室側の面から遠ざかる方向に向かうにつれて下降傾斜する方向を向いている請求項1に記載のショーケース。 - 前記板状部材は方形状をなし、
前記ケース本体は、前記板状部材を囲む方形状の枠部を備え、
前記枠部の下辺を構成する下辺部における前記収容室側の面には、下辺部側光源が設けられ、
前記下辺部側光源の光出射面は、前記収容室側の面から遠ざかる方向に向かうにつれて上昇傾斜する方向を向いている請求項1又は請求項2に記載のショーケース。 - 前記板状部材は、間隔を空けて対向配置された一対の板材を備え、
前記透明ディスプレイ及び前記タッチパネルは、前記一対の板材の間に配されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のショーケース。 - 前記板状部材における前記収容室と反対側の面には、ヒータが設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のショーケース。
- 人の接近を検出する人感センサを備え、
前記制御部は、前記人感センサによって人の接近が検知された際には、前記透明ディスプレイに表示されている画像を別の画像に切り替える画像切替処理を実行する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のショーケース。
Priority Applications (1)
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JP2019026179A JP2020130488A (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019026179A JP2020130488A (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | ショーケース |
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JP2019026179A Pending JP2020130488A (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | ショーケース |
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2019
- 2019-02-18 JP JP2019026179A patent/JP2020130488A/ja active Pending
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