JP5269434B2 - 販売システム - Google Patents

販売システム Download PDF

Info

Publication number
JP5269434B2
JP5269434B2 JP2008037173A JP2008037173A JP5269434B2 JP 5269434 B2 JP5269434 B2 JP 5269434B2 JP 2008037173 A JP2008037173 A JP 2008037173A JP 2008037173 A JP2008037173 A JP 2008037173A JP 5269434 B2 JP5269434 B2 JP 5269434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
display
customer
showcase
detection result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008037173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009199132A (ja
Inventor
輝夫 秋好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2008037173A priority Critical patent/JP5269434B2/ja
Publication of JP2009199132A publication Critical patent/JP2009199132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5269434B2 publication Critical patent/JP5269434B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、店員が客と対面してショーケースに陳列された商品の販売を行う対面式の販売システムに関する。
従来、対面式の販売システムには、客から注文を受けた店員が、ショーケース内に陳列された各商品のトレー(商品陳列部)の前部に設けられた電子棚札のタッチセンサに触れることで、電子棚札から無線を介してサーバーに送信された商品番号に基づいて、対面式電子秤が商品データをサーバーから得られるようになっており、秤皿上の商品の重量と商品データから入手した商品単価に基づいて、販売価格を電子秤に表示する対面式販売データ処理システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−206197号公報(第4,5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の対面式販売データ処理システムにあっては、客は希望する商品の名称を店員に伝える必要があり、商品名が多種多様で似た名称が多くある場合や、店内の雑音によって客の発言が聞き取り難いように場合などには、客が直接商品を指差して注文するようなことがある。そのため店員は、客が指差した商品を確認するために、ショーケースの中を覗き込んだり、ショーケースから身を乗り出して前方から商品を確認したりする必要があり、これらの確認作業が店員の負担になるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、客が直接商品を指差して注文した際に、店員が客の注文を容易に確認できるようにして店員の負担を軽減することができる販売システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の販売システムは、
複数種類の商品がそれぞれに陳列される複数の商品陳列部を有するショーケースと、前記商品陳列部の前方側に近接する被検出体を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を表示する検出結果表示手段と、前記複数の商品陳列部に対応してそれぞれ設けられた複数の陳列部表示手段と、前記検出結果表示手段及び前記陳列部表示手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検出手段により前記複数の商品陳列部の内、いずれの商品陳列部に前記被検出体が近接したかを検出し、該検出結果を前記検出結果表示手段に表示させるとともに、前記検出手段による検出結果と対応する陳列部表示手段を作動させることを特徴としている。
この特徴によれば、客がショーケースの商品陳列部に陳列される商品を手指で指示した際に、検出手段により客の手指を検出することができ、その検出結果が表示された検出結果表示手段及び陳列部表示手段を店員と客が確認することで、店員は客がいずれの商品を指示しているのかを把握することができるとともに客自身もいずれの商品を指示したかを把握できる
本発明の請求項に記載の販売システムは、請求項に記載の販売システムであって、
前記複数の商品陳列部の前部には、該商品陳列部に陳列される商品の情報を表示する商品情報表示部がそれぞれ設けられ、該各商品情報表示部に前記陳列部表示手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、商品情報表示部は、各商品陳列部に対応して設けられているため、客が指示した商品陳列部の確認を陳列部表示手段により行い易くなる。
本発明の請求項に記載の販売システムは、請求項1または2に記載の販売システムであって、
前記複数の商品陳列部の前部には、該商品陳列部に陳列される商品の情報を表示する商品情報表示部がそれぞれ設けられ、該各商品情報表示部に前記検出手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、客は主に商品情報表示部を指差すため、検出手段を商品情報表示部に設けることで、検出手段が客の手指を検出し易くなる。
本発明の請求項に記載の販売システムは、請求項1ないし3のいずれかに記載の販売システムであって、
前記複数の商品陳列部の前方側が透過性を有する仕切板により仕切られており、前記検出手段が前記仕切板に接触した前記被検出体を検出するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、検出手段が客の手指の検出を確実に行えるようになり、かつ仕切板により客の手指が直接商品に触れないように商品を保護することができる。
本発明の請求項に記載の販売システムは、請求項1ないし4のいずれかに記載の販売システムであって、
前記検出結果表示手段は、前記ショーケースの正面側及び背面側の少なくとも2箇所に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ショーケースの正面側に居る客と背面側にいる店員とが、互いに指示された商品の確認を行い易くなる。
本発明に係る販売システムを実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例1におけるショーケースの全体像を示す斜視図であり、図2は、ショーケースの内部構造を示す縦断側面図であり、図3は、値札を示す正面図であり、図4は、ショーケースの構成を示すブロック図であり、図5は、ショーケースで行うLEDランプ及び液晶モニタの区画の点灯処理を示すフローチャートであり、図6は、液晶モニタの表示画面を示す正面図である。以下、図2の紙面左側をショーケースの正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本実施例における販売システムとしてのショーケース1である。このショーケース1は、主にショーケース本体2と操作端末3により構成されている。このショーケース本体2は、主にスーパーマーケットやデパート等の食品等を取り扱う販売店舗に設置され、商品4を低温に保ったまま保冷、または冷凍した状態で陳列するために設置される冷蔵ショーケースである。
図2に示すように、ショーケース本体2は、客Cがショーケース本体2内の商品4を店員Vに希望し、店員Vが希望された商品4をショーケース本体2内から取り出して客Cに販売する対面式販売に使用される。また、操作端末3は、ショーケース本体2の上部に載置されており、客Cが店員Vに希望した商品4の商品名を表示して確認を促すために使用される。以下、ショーケース本体2の客C側をショーケース本体2の正面側とし、ショーケース本体2の店員V側をショーケース本体2の背面側とする。
図1及び図2に示すように、ショーケース本体2は、正面側と背面側が開口した筐体5と、この筐体5の下部に一体的に設けられて筐体5内に冷気を循環させる冷却部6と、を有している。これら筐体5と冷却部6の外面は、発泡ウレタン樹脂材等からなる断熱部材と、この断熱部材を覆うスチール金属等の表面板と、を有している。
図2に示すように、冷却部6には、空気を冷却して冷気を生成する冷却装置7と、冷却装置7で生成された冷気を筐体5の内部である冷蔵室10内に送る送風機8と、が設けられている。筐体5と冷却部6は、筐体5の底板9の前後に設けられた図示しない通風孔によって連通されており、送風機8が一方の通風孔を介して冷蔵室10内に冷気を送ることができるようになっている。そして、冷蔵室10内の冷気は送風機8によって、もう一方の通風孔より冷却部6に吸い込まれるようになっており、再び冷却装置7によって新しい冷気になる。
また、図1及び図2に示すように、正面側と背面側を開口した筐体5により囲まれた冷蔵室10内の左右端部には、金属製の係止板11,11が正面側に向けて設けられている。これら係止板11,11上には、棚板12が設置されている。この棚板12には、本実施例における商品4としての食肉が、本実施例における商品陳列部としてのトレー13に載置されて複数陳列できるようになっている。尚、それぞれのトレー13には、豚肉や牛肉等の商品4が各一種類ずつ載置されている。
更に、筐体5は棚板12の下部に設けられた底板9にも商品4を載置したトレー13が陳列可能になっている。そして、棚板12の先端部の下面及び筐体5の天板14の下面には、棚板12もしくは底板9に陳列された商品4を照らすための蛍光灯等の照明装置15が設けられている。
尚、各商品4の載置されたトレー13の前方である棚板12及び底板9の前端部には、各商品4の商品名や値段等が記載された本実施例における商品情報表示部としての値札16が正面側を向くように取り付けられている(図3参照)。
また、筐体5の正面側には、天板14の前端部から筐体5の前端下部にかけて仕切板17が取り付けられている。この仕切板17は、ガラス材や透過性を有する樹脂材等で構成されており、この仕切板17によって筐体5の正面側の開口が仕切られている。そのため客Cは、仕切板17を通して冷蔵室10内の各商品4のトレー13を選択できるようになっている。更に、筐体5の背面側の開口は、左右方向にスライド移動可能な取出扉18によって開閉自在に閉塞されており、冷蔵室10内の冷気が外部に逃げないようになっている。
次に、ショーケース1の構成を説明する。図4に示すように、ショーケース1は、本実施例における被検出体としての客Cの指を検出するための本実施例における検出手段としての近接センサ19と、本実施例における陳列部表示手段としてのLEDランプ20と、を有している。尚、近接センサ19及びLEDランプ20は、図3に示すように、棚板12及び底板9の各値札16の側端部に取り付けられており、それぞれ操作端末3に接続されている。
図4に示すように、操作端末3は、客Cが店員Vに希望した商品4を表示する本実施例における検出結果表示手段としての液晶モニタ21,22を有しており、各液晶モニタ21,22が客C側(正面側)と店員V側(背面側)とに設置されている(図2参照)。また、店員V側の液晶モニタ22には、本実施例における操作手段としてのタッチパネル23が設けられている。更に、操作端末3は、近接センサ19とLEDランプ20と液晶モニタ21,22とタッチパネル23とを制御するための本実施例における制御手段としての制御回路24を有している。
前述したように、操作端末3に設けられた液晶モニタ21,22は、それぞれショーケース本体2の客C側(正面側)と、店員V側(背面側)に表示画面25を向けて配置されている。また、図6に示すように、客C側の液晶モニタ21の表示画面25は、冷蔵室10内の商品4の陳列と同一の配置で商品4の商品名が表示されている。
尚、特に図示はしないが、店員V側の液晶モニタ22の表示画面25は、液晶モニタ21の表示画面25と左右逆の配置で商品4の商品名が表示されている。そのため店員Vが取出扉18を開放して冷蔵室10を覗いた際の商品4の配置と、液晶モニタ22の表示画面25に表示される商品4の商品名の配置とが同じになっている。
更に、液晶モニタ21,22の表示画面25は、各商品4の商品名毎の区画25aに区切られており、特定の商品4の商品名の区画25aを選択して点灯(表示色の変更)させることができるようになっている。
尚、前述したように、液晶モニタ22の表示画面25には、店員Vが触れることで操作可能なタッチパネル23が取り付けられている。このタッチパネル23は無色透明であり、液晶モニタ22と同様の区画に区切られている。そして、後述するように、タッチパネル23の各区画を店員Vが押圧すると、該当する商品4の値札16に取り付けられているLEDランプ20が点灯するようになっている。
図3に示すように、各商品4の値札16に取り付けられた近接センサ19は、近接センサ19から指向性の高い光線(赤外線)を投射し、その反射光により人体や物体などの被検出体までの距離を測定し、予め決められた所定の判定距離内に被検出体が存在するか否かを検出できるモーションセンサとなっている。
本実施例では、近接センサ19は正面側に向けられており、判定距離を仕切板17の正面側近傍に限定している。つまり、近接センサ19は、値札16の正面かつ仕切板17の近傍に近づく客Cの手指を検出するようになっている。また、値札16の正面における近接センサ19の上方には、LEDランプ20が客Cから視認できるように取り付けられている(図6参照)。
尚、近接センサ19が客Cの手指などの被検出体を検出すると、制御回路24を介して接続された液晶モニタ21,22における被検出体を検出した近接センサ19が配置されたトレー13の商品4の商品名に対応した区画25aが点灯されるようになっている。
次に、前述したショーケース1において、制御回路24が実行するLEDランプ20及び液晶モニタ21,22の区画25aの点灯処理について、図6を参照して説明する。
先ず、図2及び図5に示すように、Sa01のステップにおいて、制御回路24は、各値札16に取り付けられた近接センサ19のいずれかで、客Cの指が検出されたか否かを判定する。具体的には、客Cの指が近接センサ19の検出範囲である仕切板17の正面側に近接したか否かを判定する。そして、近接センサ19で客Cの指が検出されればSa02のステップに進み、いずれの近接センサ19でも客Cの指が検出されなければSa03のステップに進む。
Sa02のステップにおいて、制御回路24は、Sa01での客Cの指が検出されたことを検出結果として液晶モニタ21,22に表示するために、液晶モニタ21,22において客Cの指を検出した近接センサ19に対応する商品4の商品名が表示された区画25aを点灯(表示色の変更)させる。尚、このとき点灯された液晶モニタ21,22の区画25aは、所定時間が経過すると自動的に消灯(表示色の変更)するようになっている。この消灯時間は適宜設定可能であるが、本実施例においては、例えば、2〜3秒に設定している。
Sa03のステップにおいて、制御回路24は、店員Vによって液晶モニタ22の表示画面25に取り付けられたタッチパネル23が操作されたか否かを判定する。尚、ここで言う操作とは、店員Vがタッチパネル23の所定の区画25aを押圧することである。液晶モニタ22の表示画面25に取り付けられたタッチパネル23が操作されていればSa04のステップに進み、液晶モニタ22の表示画面25に取り付けられたタッチパネル23が操作されていなければ処理を終了し、Sa01のステップに戻る。
Sa04のステップにおいて、制御回路24は、Sa03のステップにおいて、タッチパネル23の操作された区画25aに対応する商品4の値札16に取り付けられたLEDランプ20を点灯させて処理を終了し、Sa01のステップに戻る。尚、LEDランプ20は、前述した液晶モニタ21,22の区画25aと同様に、所定時間が経過すると自動的に消灯するようになっている。
このとき店員Vは、値札16に取り付けられているLEDランプ20を点灯させることで、LEDランプ20が点灯された値札16の商品4のトレー13が、客Cの希望する商品4のトレー13と誤りがないか確認する。そして、客Cの希望する商品4のトレー13であれば、店員Vは取出扉18をスライド移動させることで冷蔵室10から商品4のトレー13を取り出し、客Cに対して商品4の販売を行う。尚、客Cの希望する商品4のトレー13ではない場合には、客Cがその旨を店員Vに伝え、さらに店員Vは、タッチパネル23における他の区画25aを押圧操作することで、他のLEDランプ20を点灯させて客Cに確認を求めることができる。
以上、本実施例における販売システムとしてのショーケース1では、複数種類の商品4がそれぞれに陳列される複数のトレー13を有するショーケース1と、トレー13の前方側に近接する客Cの指を検出する近接センサ19と、近接センサ19による検出結果に基づいて、複数のトレー13の内、いずれのトレー13に客Cの指が近接されたかを表示する液晶モニタ21,22と、を備えることで、客Cがショーケース1のトレー13に陳列される商品4を指で指示した際に、近接センサ19により客Cの指を検出することができ、その検出結果が表示された液晶モニタ22を店員Vが確認することで、店員Vは客Cがいずれの商品4を指示しているのかを把握することができる。
また、複数のトレー13に対応して設けられたLEDランプ20と、液晶モニタ21,22による表示結果に基づいて、客Cの指が近接されたトレー13に対応したLEDランプ20を手動により作動させるためのタッチパネル23と、をさらに備えることで、店員Vがタッチパネル23を操作してLEDランプ20を作動させて、トレー13を指定することで、客Cは、店員Vが認識したトレー13が指示した商品4と一致するか否かの判断を行うことができる。
また、複数のトレー13の前部には、トレー13に陳列される商品4の情報を表示する値札16が設けられ、値札16にLEDランプ20が設けられていることで、値札16は、各トレー13に対応して設けられているため、客Cが指示したトレー13の確認をLEDランプ20により行い易くなる。
また、複数のトレー13の前部には、トレー13に陳列される商品4の情報を表示する値札16が設けられ、値札16に近接センサ19が設けられていることで、客Cは主に値札16を指差すため、近接センサ19を値札16に設けることで、近接センサ19が客Cの指を検出し易くなる。
また、液晶モニタ21,22は、ショーケース1の正面側及び背面側の少なくとも2箇所に設けられていることで、ショーケース1の正面側に居る客Cと背面側にいる店員Vとが、互いに指示された商品4の確認を行い易くなる。
次に、実施例2に係る販売システムにつき、図7、図8、図9を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図7は、実施例2におけるショーケースの全体像を示す斜視図であり、図8は、ショーケースの構成を示すブロック図であり、図9は、ショーケースで行うLEDランプの点灯処理を示すフローチャートである。
図7及び図8に示すように、実施例2におけるショーケース26の仕切板17の正面には、実施例2における検出手段としての仕切板センサ27が複数取り付けられている。この仕切板センサ27は、透過性を有するタッチパネルであり、各商品4が載置されたトレー13のそれぞれに対応して配置されている。尚、実施例2における値札16には、実施例1とは異なり近接センサが無い構成となっている。
また、仕切板17における仕切板センサ27の周囲には、枠が画かれており、更に、仕切板センサ27の下部(枠の下部)には、「ここに触れてください」等の客Cに対して接触を促す文章が表示されている。この一文によって、客Cは、手指を仕切板センサ27に接触させるように誘導され、希望する商品4のトレー13を店員Vに指定できるようになっている。
図8に示すように、各仕切板センサ27とLEDランプ20は、制御回路24に接続されるとともに、液晶モニタ21,22も制御回路24に接続されている。尚、実施例2では、仕切板センサ27により客Cの手指を確実に検出できるため、実施例1とは異なり、店員Vが確認のためにLEDランプ20を点灯させるための液晶モニタ22に取り付けられたタッチパネル23(図4参照)が無い構成となっている。
次に、前述したショーケース26において、制御回路24が実行するLEDランプ20の点灯処理について、図9を参照して説明する。
先ず、Sb01のステップにおいて、制御回路24は、仕切板センサ27で客Cの指が検出されたか否かを判定する。具体的には、客Cが店員Vに対して希望する商品4を指定するために、各仕切板センサ27のいずれかに接触したか否かを判定する。そして、仕切板センサ27で客Cの指が検出されればSb02のステップに進み、いずれの仕切板センサ27でも客Cの指が検出されなければ処理を終了し、Sb01のステップに戻る。
Sb02のステップにおいて、制御回路24は、Sb01での客Cの指が検出されたことを検出結果として液晶モニタ21,22に表示するために、客Cの指を検出した仕切板センサ27に対応する商品4の値札16のLEDランプ20を点灯させる。尚、このとき点灯されたLEDランプ20は、所定時間が経過すると自動的に消灯するようになっている。この消灯時間は適宜設定可能であるが、本実施例においては、例えば、2〜3秒に設定している。
更に、Sb03のステップにおいて、制御回路24は、液晶モニタ21,22の表示画面25において、客Cの指を検出した仕切板センサ27に対応する商品名の区画25aを点灯(表示色の変更)させて処理を終了し、Sb01のステップに戻る。このとき、客Cが仕切板センサ27に指を接触させることでLEDランプ20が点灯するとともに、仕切板センサ27に対応する商品名の区画25aも点灯するので、客Cは希望する商品4と誤りがないか、2重に判断することができる。尚、液晶モニタ21,22の区画25aは、前述したLEDランプ20と同様に、所定時間が経過すると自動的に消灯(表示色の変更)するようになっている。
以上、実施例2における販売システムとしてのショーケース26では、複数のトレー13に対応して設けられた複数のLEDランプ20と、仕切板センサ27による検出結果に基づいて、客Cの指が近接されたトレー13に対応したLEDランプ20を作動させるための制御回路24と、をさらに備えることで、客CがLEDランプ20の作動を確認することで、客Cは、希望する商品4のトレー13が正しく指定されたか否かの判断を行うことができる。
また、複数のトレー13の前方側が透過性を有する仕切板17により仕切られており、仕切板センサ27が仕切板17に接触した客Cの指を検出するようになっていることで、仕切板センサ27が客Cの指の検出を確実に行えるようになり、かつ仕切板17により客Cの指が直接商品4に触れないように商品4を保護することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、ショーケース1をスーパーマーケットやデパート等の食品を扱う店舗において食肉を商品4として陳列して使用したが、ショーケース1で陳列する商品4は食品に限定されず、宝石や時計等の物品であってもよい。
また、前記実施例では、値札16に近接センサ19及び仕切板17に仕切板センサ27を設けているが、これらの検出手段19,27は、ショーケース本体2に設けられている必要はなく、客Cがいずれの商品陳列部を指差したのかを判別できれば、ショーケース本体2以外の箇所に取り付けられたセンサやカメラ等を検出手段として用いてもよい。
また、前記実施例1では、近接センサ19が客Cの手指を検出して、店員Vが液晶モニタ22のタッチパネル23を操作した後に、LEDランプ20が点灯するようになっているが、近接センサ19が客Cの手指を検出したときにLEDランプ20を点灯させ、店員Vが液晶モニタ22のタッチパネル23を操作したときには、LEDランプ20を点灯から点滅に切り換えるようにしてもよい。
また、前記実施例2では、客Cの指が仕切板センサ27に接触することにより、各仕切板センサ27に対応したLEDランプ20及び液晶モニタ21,22の表示画面25の区画25aを点灯させたが、誤った商品4のトレー13が指定された場合には、再び仕切板センサ27に客Cの指が接触することにより、点灯させたLEDランプ20及び液晶モニタ21,22の表示画面25の区画25aを消灯するようにしてもよい。
実施例1におけるショーケースの全体像を示す斜視図である。 ショーケースの内部構造を示す縦断側面図である。 値札を示す正面図である。 ショーケースの構成を示すブロック図である。 ショーケースで行うLEDランプ及び液晶モニタの区画の点灯処理を示すフローチャートである。 液晶モニタの表示画面を示す正面図である。 実施例2におけるショーケースの全体像を示す斜視図である。 ショーケースの構成を示すブロック図である。 ショーケースで行うLEDランプの点灯処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ショーケース(販売システム)
2 ショーケース本体
3 操作端末
4 商品
12 棚板
13 トレー(商品陳列部)
16 値札(商品情報表示部)
17 仕切板
19 近接センサ(検出手段)
20 LEDランプ(陳列部表示手段)
21,22 液晶モニタ(検出結果表示手段)
23 タッチパネル(操作手段)
24 制御回路(制御手段)
25 表示画面
25a 区画
26 ショーケース
27 仕切板センサ(検出手段)

Claims (5)

  1. 複数種類の商品がそれぞれに陳列される複数の商品陳列部を有するショーケースと、前記商品陳列部の前方側に近接する被検出体を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を表示する検出結果表示手段と、前記複数の商品陳列部に対応してそれぞれ設けられた複数の陳列部表示手段と、前記検出結果表示手段及び前記陳列部表示手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検出手段により前記複数の商品陳列部の内、いずれの商品陳列部に前記被検出体が近接したかを検出し、該検出結果を前記検出結果表示手段に表示させるとともに、前記検出手段による検出結果と対応する陳列部表示手段を作動させることを特徴とする販売システム。
  2. 前記複数の商品陳列部の前部には、該商品陳列部に陳列される商品の情報を表示する商品情報表示部がそれぞれ設けられ、該各商品情報表示部に前記陳列部表示手段が設けられていることを特徴とする請求項に記載の販売システム。
  3. 前記複数の商品陳列部の前部には、該商品陳列部に陳列される商品の情報を表示する商品情報表示部がそれぞれ設けられ、該各商品情報表示部に前記検出手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の販売システム。
  4. 前記複数の商品陳列部の前方側が透過性を有する仕切板により仕切られており、前記検出手段が前記仕切板に接触した前記被検出体を検出するようになっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の販売システム。
  5. 前記検出結果表示手段は、前記ショーケースの正面側及び背面側の少なくとも2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の販売システム。
JP2008037173A 2008-02-19 2008-02-19 販売システム Expired - Fee Related JP5269434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008037173A JP5269434B2 (ja) 2008-02-19 2008-02-19 販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008037173A JP5269434B2 (ja) 2008-02-19 2008-02-19 販売システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009199132A JP2009199132A (ja) 2009-09-03
JP5269434B2 true JP5269434B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=41142595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008037173A Expired - Fee Related JP5269434B2 (ja) 2008-02-19 2008-02-19 販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5269434B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63206792A (ja) * 1987-02-23 1988-08-26 岡谷電機産業株式会社 商品陳列台
JPH0417065Y2 (ja) * 1987-05-29 1992-04-16
JP3509666B2 (ja) * 1999-11-30 2004-03-22 株式会社寺岡精工 電子秤装置
JP2007215904A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Toppan Printing Co Ltd ショーケースシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009199132A (ja) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11474393B2 (en) Lighting assembly for electronic display and graphic
US20070069908A1 (en) Interactive LED display network for retail environment
JP2005532524A (ja) 冷蔵装置または冷凍装置
JP2007241806A (ja) 商品紹介システム
JP2018099318A (ja) 陳列棚、情報処理装置、プログラム及び陳列棚システム
JPH04169773A (ja) 冷蔵庫
JP2008075918A (ja) 店舗温度管理システム、店舗温度管理方法およびプログラム
JP2003114075A (ja) 食品トレイと個室食品保管庫及び食品管理システム
US20200118077A1 (en) Systems, Method and Apparatus for Optical Means for Tracking Inventory
JP2000255749A (ja) 飲食物搬送装置
JP5269434B2 (ja) 販売システム
JP2012161413A (ja) ショーケース
US10146495B2 (en) Inventory management system
JP7261607B2 (ja) ショーケース
CN111713922B (zh) 冷藏销售柜
JP2020130488A (ja) ショーケース
JP7237638B2 (ja) ショーケース
US20220159864A1 (en) Storage apparatus, storage-apparatus management system, and storage-apparatus management method
WO2013170304A1 (en) Lighting system for transparent media display
AU2012100698B4 (en) Lighting System for Transparent Media Display
KR20180058342A (ko) 터치스크린을 이용한 쇼케이스 시스템
EP4283583A1 (en) Product sales data processing device
JP2022078822A (ja) 収納装置、収納装置管理システム、及び収納装置管理方法
JP2001092909A (ja) 食料品の在庫管理装置
JP2022053781A (ja) 無線タグ読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5269434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees