JP2020129642A - エキスパンドシートの拡張方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイアタッチ層が適切に分割されているか否かを正確に確認することが可能なエキスパンドシートの拡張方法を提供する。【解決手段】被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法であって、互いに交差する複数のストリートに沿って複数のチップに分割された被加工物に、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介してエキスパンドシートを貼着するシート貼着ステップと、エキスパンドシートを拡張することにより、隣接するチップ間に隙間を形成する拡張ステップと、ダイアタッチ層にエネルギーを付与し、隣接するチップ間でダイアタッチ層の発光が生じているか否かを確認する確認ステップと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法に関する。
格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)によって区画された複数の領域の表面側にそれぞれIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等でなるデバイスが形成されたウェーハをストリートに沿って分割することにより、それぞれデバイスを備えた複数のチップ(デバイスチップ)が製造される。このチップは、携帯電話やパーソナルコンピュータ等に代表される様々な電子機器に搭載される。
ウェーハの分割には、例えば、DBG(Dicing Before Grinding)プロセスが用いられる。DBGプロセスでは、まず、デバイスが形成されたウェーハの表面側に、深さがウェーハの厚さ未満の切削溝をストリートに沿って形成する(ハーフカット)。その後、ウェーハの裏面側に研削加工を施し、ウェーハの裏面側に切削溝を露出させることにより、ウェーハが複数のチップに分割される。このDBGプロセスを用いると、ウェーハの裏面側での欠け(チッピング)の発生が抑制される等の効果が得られる。
複数のチップに分割されたウェーハの裏面側には、外力の付与によって拡張可能なテープ(エキスパンドシート)が、ダイアタッチ層を介して貼着される。このダイアタッチ層は、チップをダイボンディングによって所定の基板に固着させる際の接着層として機能する。その後、ウェーハに貼着されたエキスパンドシートを拡張すると、隣接するチップ間の間隔が広がるとともに、ダイアタッチ層がストリートに沿って破断し、ダイアタッチ層の一片が付着したチップが得られる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ウェーハの寸法やダイアタッチ層の材質等によっては、エキスパンドシートを拡張しても、ダイアタッチ層が意図した通りに分割されにくいことがある。そこで、エキスパンドシートを拡張した後には、ダイアタッチ層が適切に分割されているか否かを確認する作業が行われる。この確認は、例えば、ウェーハの裏面側に配置された光源(発光素子)から光を照射するとともに、ウェーハの表面側を撮像手段によって撮像することによって行われる(例えば、特許文献2参照)。
ダイアタッチ層がストリートに沿って破断している場合、光源からの光は隣接するチップ間を通過して撮像手段に到達する。一方、ダイアタッチ層が正常に破断していない場合、光源からの光は、その一部が隣接するチップ間で残存するダイアタッチ層に吸収された後、撮像手段に到達する。そのため、撮像によって得られた画像に表されたウェーハのストリートには、ダイアタッチ層の破断状態に応じてコントラスト(明るさ)の違いが生じる。このコントラストの違いに基づいて、ダイアタッチ層の破断状態が判別される。
特開2010−27666号公報 特開2009−64905号公報
上記のように、ダイアタッチ層の破断状態は、例えば隣接するチップ間において光源からの光の吸収が生じているか否かに基づいて判別される。しかしながら、エキスパンドシートの拡張によってダイアタッチ層が引き延ばされて薄くなると、ダイアタッチ層が破断していなくても、光源からの光がダイアタッチ層で吸収されにくく、ダイアタッチ層を透過しやすくなる。その結果、実際にはダイアタッチ層の破断が生じていない状態であっても、ダイアタッチ層が適切に分割されていると判別されてしまう可能性がある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、ダイアタッチ層が適切に分割されているか否かを正確に確認することが可能なエキスパンドシートの拡張方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法であって、互いに交差する複数のストリートに沿って複数のチップに分割された該被加工物に、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介して該エキスパンドシートを貼着するシート貼着ステップと、該シート貼着ステップを実施した後、該エキスパンドシートを拡張することにより、隣接する該チップ間に隙間を形成する拡張ステップと、該拡張ステップを実施した後、該ダイアタッチ層に該エネルギーを付与し、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じているか否かを確認する確認ステップと、を備えるエキスパンドシートの拡張方法が提供される。
また、本発明の一態様によれば、被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法であって、互いに交差する複数のストリートに沿って分割起点が形成された該被加工物に、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介して該エキスパンドシートを貼着するシート貼着ステップと、該シート貼着ステップを実施した後、該エキスパンドシートを拡張することにより、該分割起点を起点として該被加工物を該ストリートに沿って複数のチップに分割するとともに、隣接する該チップ間に隙間を形成する拡張ステップと、該拡張ステップを実施した後、該ダイアタッチ層に該エネルギーを付与し、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じているか否かを確認する確認ステップと、を備えるエキスパンドシートの拡張方法が提供される。
なお、好ましくは、該エキスパンドシートの拡張方法は、該確認ステップにおいて、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じていることが確認された場合に、該エキスパンドシートを更に拡張する追加拡張ステップを更に備える。また、好ましくは、該ダイアタッチ層は、電磁波の照射によって発光し、該エキスパンドシートは、基材と、該基材上に設けられ該電磁波の照射によって粘着力が低下する粘着層と、を備え、該確認ステップでは、該被加工物の該エキスパンドシートが貼着された面側から該電磁波を照射することにより、該粘着層の粘着力を低下させるとともに該ダイアタッチ層を発光させる。
本発明の一態様に係るエキスパンドシートの拡張方法では、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介して、被加工物にエキスパンドシートが貼着される。そして、エキスパンドシートが拡張された後、ダイアタッチ層に所定のエネルギーが付与され、隣接するチップ間でダイアタッチ層の発光が生じているか否かが確認される。これにより、ダイアタッチ層が隣接するチップ間で適切に分割されているか否かを正確に確認することが可能となる。
被加工物を示す斜視図である。 複数のチップに分割された被加工物を示す断面図である。 図3(A)はフレームによって支持された被加工物を示す斜視図であり、図3(B)はフレームによって支持された被加工物の一部を拡大して示す断面図である。 拡張装置を示す断面図である。 拡張ステップにおける拡張装置を示す断面図である。 図6(A)は確認ステップにおける拡張装置を示す断面図であり、図6(B)はダイアタッチ層の一部を拡大して示す断面図である。 変形例に係る拡張装置を示す断面図である。 追加拡張ステップにおける拡張装置を示す断面図である。 改質層が形成された被加工物を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本実施形態を説明する。まず、本実施形態に係るエキスパンドシートの拡張方法に用いることが可能な被加工物の構成例について説明する。図1は、被加工物11を示す斜視図である。
被加工物11は、例えばシリコン等の材料を用いて円盤状に形成されたウェーハであり、表面11a及び裏面11bを備える。被加工物11は、互いに交差するように格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)13によって複数の領域に区画されている。この領域の表面11a側にはそれぞれ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、LED(Light Emitting Diode)等でなるデバイス15が形成されている。
なお、被加工物11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば被加工物11は、シリコン以外の半導体(GaAs、SiC、InP、GaN等)、サファイア、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等の材料によって形成されていてもよいし、平面視で矩形状等に形成されていてもよい。また、デバイス15の種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はない。
被加工物11をストリート13に沿って分割することにより、デバイス15をそれぞれ備える複数のチップ(デバイスチップ)が得られる。被加工物11の分割方法に制限はなく、例えば、DBG(Dicing Before Grinding)プロセスが用いられる。
DBGプロセスでは、まず、被加工物11の表面11aに、深さが被加工物11の厚さ未満の切削溝11c(図2参照)をストリート13に沿って形成する(ハーフカット)。この切削溝11cの深さは、被加工物11の分割によって得られるチップの最終的な厚さ(仕上がり厚さ)以上に設定される。
切削溝11cの形成には、被加工物11を保持するチャックテーブルと、被加工物11を切削する切削ユニットとを備える切削装置が用いられる。切削ユニットは、被加工物11を切削するための円環状の切削ブレードが装着されるスピンドル(回転軸)を備えている。切削ブレードは、例えばダイヤモンド等でなる砥粒を金属や樹脂等でなるボンド材で固定することによって形成される。
切削装置を用いて被加工物11に切削溝11cを形成する際は、まず、被加工物11をチャックテーブルによって保持する。このとき被加工物11は、表面11a側が上方に露出するように配置される。この状態で、切削ブレードを回転させ、ストリート13に沿って被加工物11の表面11a側に切り込ませる。これにより、被加工物11が切削され、切削溝11cがストリート13に沿って形成される。このとき切削ブレードが被加工物11に切り込む深さが、切削溝11cの深さに対応する。
次に、被加工物11の裏面11b側を研削砥石によって研削することにより、被加工物11を薄化する。被加工物11の研削には、被加工物11を保持するチャックテーブルと、被加工物11を研削する研削ユニットとを備える研削装置が用いられる。研削ユニットは、被加工物11を研削するための研削砥石が固定された研削ホイールが装着されるスピンドル(回転軸)を備えている。
研削装置を用いて被加工物11を研削する際は、まず、被加工物11の表面11a側に、例えば被加工物11と概ね同径の樹脂シート等でなる保護部材17(図2参照)を貼着する。保護部材17によって、被加工物11の表面11a側に形成された複数のデバイス15が覆われ、保護される。
次に、被加工物11をチャックテーブルによって保持する。このとき被加工物11は、裏面11b側が上方に露出するように配置される。この状態で、チャックテーブル及び研削ホイールを回転させながら研削砥石を被加工物11の裏面11b側に接触させる。これにより、被加工物11の裏面11b側が研削され、ウェーハが薄化される。
被加工物11の厚さが仕上がり厚さに達するまで研削を行うと、ストリート13に沿って形成された切削溝11cが被加工物11の裏面11b側に露出し、被加工物11が複数のチップに分割される。図2は、複数のチップ19に分割された被加工物11を示す断面図である。
なお、被加工物11を複数のチップ19に分割する方法は上記のDBGプロセスに限られない。例えば、プラズマエッチング等を用いて被加工物11をストリート13に沿ってエッチングすることにより、被加工物11を分割してもよい。
複数のチップ19に分割された被加工物11は、環状のフレームによって支持される。図3(A)はフレーム25によって支持された被加工物11を示す斜視図であり、図3(B)はフレーム25によって支持された被加工物11の一部を拡大して示す断面図である。
被加工物11の裏面11b側には、ダイアタッチ層23を介してエキスパンドシート21が貼着される。エキスパンドシート21は、外力の付与によって拡張可能なテープ(エキスパンド性を有するテープ)である。
図3(B)に示すように、エキスパンドシート21は、円形の基材21aと、基材21a上に設けられた粘着層(糊層)21bとを備える。基材21aは、例えばポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなり、粘着層21bは、例えばエポキシ系、アクリル系、又はゴム系の接着剤等でなる。
なお、粘着層21bは、所定の処理(電磁波の照射等)を施すことによって粘着力が低下する性質を有することが好ましい。例えば粘着層21bとして、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂や、可視光線の照射によって硬化する可視光硬化性の樹脂等を用いることができる。後の工程でチップ19をピックアップする際、粘着層21bに所定の処理を施し、粘着層21bのダイアタッチ層23に対する粘着力を低下させることにより、チップ19をエキスパンドシート21から容易に剥離することが可能となる。
ダイアタッチ層23は、例えばエポキシ樹脂等の樹脂でなり、被加工物11の形状に対応して円形に形成されている。なお、ダイアタッチ層23の直径は、エキスパンドシート21の直径以下であり、且つ、被加工物11の直径以上である。ダイアタッチ層23は、チップ19をダイボンディングによって所定の基板に固着させる際の接着層として機能する。なお、ダイアタッチ層23の形状及び大きさは、被加工物11の形状及び大きさに応じて適宜設定される。
例えば、被加工物11の裏面11b側にシート状のダイアタッチ層23を貼着した後、ダイアタッチ層23にエキスパンドシート21を貼着する。このときダイアタッチ層23は、被加工物11の裏面11b側の全体を覆うように被加工物11に貼着される。また、エキスパンドシート21は、粘着層21b側がダイアタッチ層23と接触するように貼着される。
ただし、ダイアタッチ層23を介して被加工物11にエキスパンドシート21を貼着する方法に制限はない。例えば、ダイアタッチ層23をエキスパンドシート21の粘着層21b上に形成した後、被加工物11にダイアタッチ層23付きのエキスパンドシート21を貼着してもよい。また、被加工物11の裏面11b側に塗布した液状樹脂を硬化させることによってダイアタッチ層23を形成し、その後、ダイアタッチ層23にエキスパンドシート21を貼着してもよい。
エキスパンドシート21の外周部には、環状のフレーム25が貼着される。このフレーム25には被加工物11を収容可能な径をもつ円形の開口25aが形成されており、被加工物11は開口25aの内部に配置される。これにより、被加工物11は表面11a側が上方に露出した状態で、エキスパンドシート21及びダイアタッチ層23を介してフレーム25によって支持される。
エキスパンドシート21を、エキスパンドシート21の半径方向外側に向かって引っ張って拡張すると、エキスパンドシート21に貼着されたダイアタッチ層23に対し、ダイアタッチ層23の半径方向外側に向かう外力が付与される。その結果、ダイアタッチ層23がストリート13(切削溝11c)に沿って破断し、ダイアタッチ層23の一片が付着したチップ19が得られる。
本実施形態に係るエキスパンドシートの拡張方法では、エキスパンドシート21を拡張した後、ダイアタッチ層23がストリート13に沿って適切に分割されているか否かを確認する工程が実施される。以下、本実施形態に係るエキスパンドシートの拡張方法の具体例について説明する。
まず、図3(A)及び図3(B)に示すように、被加工物11にダイアタッチ層23を介してエキスパンドシート21を貼着する(シート貼着ステップ)。エキスパンドシート21の貼着方法の具体例は前述の通りである。その後、被加工物11の表面11a側に貼着された保護部材17を剥離して除去する(図3(B)参照)。
ここで、ダイアタッチ層23は、所定のエネルギーを付与することによって発光する性質を有する。例えばダイアタッチ層23は、電磁波(紫外線、可視光線等)の照射によって発光する性質を有する。ただし、ダイアタッチ層23の発光原理に制限はない。以下では一例として、ダイアタッチ層23が紫外線の照射によって発光する場合について説明する。
ダイアタッチ層23は、紫外線を吸収して発光する蛍光剤を含む。そのため、ダイアタッチ層23に紫外線を照射するとダイアタッチ層23が発光する。なお、蛍光剤はダイアタッチ層23の内部に含有されていてもよいし、ダイアタッチ層23の表面(上面)又は裏面(下面)に塗布されていてもよい。
次に、エキスパンドシート21を拡張することにより、隣接するチップ19間に隙間を形成する(拡張ステップ)。拡張ステップは、エキスパンドシート21を拡張するための拡張装置(エキスパンド装置)2を用いて行う。
図4は、拡張装置2を示す断面図である。拡張装置2は、被加工物11を支持した状態のフレーム25を保持する環状のフレーム保持部材4を備える。フレーム保持部材4の上面は、フレーム25を保持する環状の保持面4aを構成する。また、フレーム保持部材4の中央部には、フレーム保持部材4を上下に貫通する円形の開口4bが形成されている。なお、フレーム保持部材4の直径はフレーム25の直径以上に設定され、フレーム保持部材4の開口4bの直径はフレーム25の開口25aの直径以下に設定されている。
フレーム保持部材4の周囲には、フレーム25を固定する複数のクランプ6が設けられている。クランプ6はそれぞれ、例えばフレーム保持部材4の外周部に固定されている。フレーム保持部材4の保持面4a上に配置されたフレーム25は、クランプ6によって保持面4aに押し付けられ、フレーム保持部材4に固定される。
フレーム保持部材4の下側には、フレーム保持部材4を鉛直方向(上下方向)に移動させる移動機構8が設けられている。移動機構8は、例えばそれぞれピストンロッド12を備える複数のエアシリンダ10によって構成されている。ピストンロッド12の上端は、フレーム保持部材4の下面側に接続されている。エアシリンダ10を駆動してピストンロッド12を昇降させることにより、フレーム保持部材4の鉛直方向における位置(高さ)が制御される。
また、フレーム保持部材4の下側には、円筒状の拡張ドラム14が設けられている。なお、拡張ドラム14の外径はフレーム保持部材4の開口4bの直径よりも小さく、拡張ドラム14の内径はフレーム25に支持された被加工物11の直径よりも大きい。拡張ドラム14は、平面視でフレーム保持部材4の開口4bと重なるように配置されている。
ダイアタッチ層23を介してエキスパンドシート21が貼着された被加工物11は、拡張装置2に搬送される。そして、被加工物11を支持するフレーム25は、フレーム25の開口25aがフレーム保持部材4の開口4bと重なり、且つ、被加工物11が拡張ドラム14の内壁の内側と重なるように、フレーム保持部材4の保持面4a上に配置された後、複数のクランプ6によって固定される。このときフレーム保持部材4は、例えば保持面4aと拡張ドラム14の上端とが概ね同じ高さとなる位置(初期位置)に配置されている。
次に、エアシリンダ10を駆動してフレーム保持部材4を下降させ、エキスパンドシート21を拡張する。図5は、拡張ステップにおける拡張装置2を示す断面図である。
複数のエアシリンダ10が備えるピストンロッド12をそれぞれ下降させると、フレーム25を固定しているフレーム保持部材4及びクランプ6が下降し、保持面4aが拡張ドラム14の上端よりも下方に配置される。その結果、エキスパンドシート21は拡張ドラム14の上端と接触した状態でフレーム保持部材4側に向かって引っ張られ、エキスパンドシート21が半径方向外側に向かって拡張される。
エキスパンドシート21が拡張されると、エキスパンドシート21と接触するダイアタッチ層23に半径方向外側に向かう外力(引張力)が放射状に作用する。これにより、ダイアタッチ層23がストリート13(切削溝11c)に沿って破断し、図5に示すようにダイアタッチ層23の一片がそれぞれ付着した複数のチップ19が得られる。
また、エキスパンドシート21の拡張によって隣接するチップ19間に隙間が形成され、チップ19の間隔が広がる。これにより、後の工程でチップ19をエキスパンドシート21から剥離してピックアップする際、チップ19同士が接触して損傷することを防止できる。
なお、拡張装置2は冷却チャンバー内に設けられていてもよい。冷却チャンバーには、冷却チャンバーの内部に冷却されたドライエアー等の冷気を導入する冷気供給ユニットが接続される。冷気供給ユニットは冷気供給源を備えており、例えばこの冷気供給源は、高分子材料でなる中空糸膜(高分子分離膜)を通じて水分が除去されたエアー(ドライエアー)を熱交換等の方法で−20℃以上−10℃以下程度に冷却して、冷気を生成する。この冷気が冷却チャンバーの内部に供給されると、冷却チャンバー内が冷却される。
拡張ステップでは、拡張装置2を収容する上記の冷却チャンバーに冷気を供給することにより、ダイアタッチ層23を冷却してもよい。これにより、ダイアタッチ層23が硬化して引き延ばされにくくなり、エキスパンドシート21の拡張によるダイアタッチ層23の破断が生じやすくなる。
また、上記ではフレーム保持部材4及び拡張ドラム14を備える拡張装置2の構成例について説明したが、拡張装置2の構成はこれに限定されない。例えば拡張装置2は、エキスパンドシート21を直接把持して拡張する複数の挟持ユニット(クランプ)を備えていてもよい。
上記の挟持ユニットを備える拡張装置2を用いる場合、被加工物11は、例えば平面視で正方形状のエキスパンドシート21に貼着される。また、拡張ステップではエキスパンドシート21に環状のフレームが貼着されない。
拡張装置2が備える複数の挟持ユニットはそれぞれ、エキスパンドシート21の4辺を把持した状態で、エキスパンドシート21の外側に向かって水平方向に移動する。これにより、エキスパンドシート21が拡張され、ダイアタッチ層23が分割されるとともに、隣接するチップ19間に隙間が形成される。その後、必要に応じてエキスパンドシート21の外周部に環状のフレームが貼着される。
次に、ダイアタッチ層23に所定のエネルギーを付与し、隣接するチップ19間でダイアタッチ層23の発光が生じているか否かを確認する(確認ステップ)。図6(A)は、確認ステップにおける拡張装置2を示す断面図である。
前述の通り、ダイアタッチ層23は所定のエネルギーを付与することによって発光する性質を有する。そこで、拡張装置2には、ダイアタッチ層23に該エネルギーを付与するエネルギー付与ユニット(エネルギー付与手段)が設けられている。例えば、ダイアタッチ層23が電磁波の照射によって発光する場合には、電磁波を照射する電磁波照射ユニット(電磁波照射手段)が設けられる。
図6(A)には、エネルギー付与ユニットとして所定の波長の光を照射する光源16を備える拡張装置2を示している。以下では一例として、ダイアタッチ層23が紫外線の照射によって発光する性質を有し、光源16から紫外線18が照射される場合について説明する。
光源16は、フレーム保持部材4及び拡張ドラム14の上方に配置されており、拡張装置2によって支持された被加工物11の全体に向かって紫外線18を照射可能に構成されている。また、光源16には、拡張装置2によって支持された被加工物11を撮像する撮像ユニット(カメラ)20が装着されている。なお、光源16及び撮像ユニット20はそれぞれ移動機構(不図示)に接続されており、水平方向及び鉛直方向に沿って移動する。
前述の拡張ステップにおいて、ダイアタッチ層23はエキスパンドシート21の拡張によってストリート13(切削溝11c)に沿って分割される。しかしながら、被加工物11の寸法やダイアタッチ層23の材質等によっては、エキスパンドシート21を拡張した際、ダイアタッチ層23が引き延ばされるだけで破断に至らないことがある。この場合、隣接するチップ19間でダイアタッチ層23が残存した状態となる。
そこで、確認ステップによってダイアタッチ層23が適切に分割されているか否かが確認される。具体的には、光源16から被加工物11に向かって紫外線18を照射しつつ、被加工物11を撮像ユニット20によって撮像する。ダイアタッチ層23は紫外線の照射によって発光する性質を備えているため、ダイアタッチ層23がストリート13(切削溝11c)に沿って分割されていない場合には、隣接するチップ19間で残存するダイアタッチ層23が発光する。
図6(B)は、ダイアタッチ層23の一部を拡大して示す断面図である。図6(B)に示すように、ダイアタッチ層23はエキスパンドシート21の拡張によって引き延ばされてはいるが、破断には至っておらず、隣接するチップ19間(チップ19同士の隙間と重なる領域)で残存している。
このダイアタッチ層23に紫外線18が照射されると、平面視で隣接するチップ19の間に位置するダイアタッチ層23の領域23aが発光し、領域23aから光22が発せられる。そのため、光源16から紫外線18を照射しながら被加工物11を撮像ユニット20で撮像すると、隣接するチップ19間(ストリート13)が発光した状態の被加工物11の画像が取得される。
一方、ダイアタッチ層23が適切に分割されている場合は、隣接するチップ19間でダイアタッチ層23が残存せず、被加工物11に紫外線18を照射しても隣接するチップ19間での発光は生じない。そのため、光源16から紫外線18を照射しながら被加工物11を撮像ユニット20で撮像すると、隣接するチップ19間(ストリート13)で発光が生じていない被加工物11の画像が取得される。
このように、隣接するチップ19間におけるダイアタッチ層23の発光の有無に基づいて、ダイアタッチ層23の破断状態が確認される。これにより、ダイアタッチ層23が適切に分割されているか否かを確実に確認することができる。
なお、図6(A)では、光源16及び撮像ユニット20が、フレーム保持部材4及び拡張ドラム14の上方(被加工物11の上方)に設けられた構成例を示しているが、光源16及び撮像ユニット20の配置に制限はない。例えば、光源16及び撮像ユニット20は拡張ドラム14の内部に配置されていてもよい。この場合、被加工物11の下方から紫外線18が照射され、ダイアタッチ層23から発せられた光22はエキスパンドシート21を介して撮像ユニット20に到達する。
また、光源16と撮像ユニット20の一方がフレーム保持部材4及び拡張ドラム14の上方に配置され、他方が拡張ドラム14の内部に配置されていてもよい。この場合、光源16と撮像ユニット20とは、被加工物11を上下から挟むように配置される。
図7は、変形例に係る拡張装置2を示す断面図である。ここで、前述のようにエキスパンドシート21の粘着層21b(図3(B)参照)が電磁波の照射によって粘着力が低下する性質を有する場合、図7に示す拡張装置2を用いて、ダイアタッチ層23を発光させる処理と、粘着層21bの粘着力を低下させる処理とを同時に行ってもよい。
図7に示す拡張装置2は、拡張ドラム14の内部に配置された光源16と、拡張ドラム14の上方に配置された撮像ユニット20とを備える。そして、エキスパンドシート21が拡張された状態で、被加工物11の下側に配置された光源16から紫外線18が照射される。なお、ここではエキスパンドシート21の粘着層21bに、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂を用いている。
紫外線18は、エキスパンドシート21に照射されるとともに、その一部がエキスパンドシート21を透過してダイアタッチ層23に照射される。その結果、エキスパンドシート21の粘着層21b(図3(B)参照)が硬化するとともに、ダイアタッチ層23が発光する。エキスパンドシート21の粘着層21bを硬化させると、後の工程でチップ19をエキスパンドシート21から剥離させやすくなり、チップ19のピックアップが容易になる。
このように、確認ステップでは、被加工物11のエキスパンドシート21が貼着された面側(裏面11b側)から電磁波(紫外線等)を照射することにより、粘着層21bの粘着力を低下させるとともにダイアタッチ層23を発光させてもよい。これにより、粘着層21bの硬化処理を別途実施する必要がなくなり、作業効率の向上を図ることができる。ただし、粘着層21bの硬化処理は、ダイアタッチ層23を発光させる処理とは独立して別途適切なタイミングで実施してもよい。
確認ステップを実施した結果、隣接するチップ19間でダイアタッチ層23の発光が確認された場合、すなわち、ダイアタッチ層23が適切に分割されていないことが確認された場合は、エキスパンドシート21を更に拡張することが好ましい(追加拡張ステップ)。図8は、追加拡張ステップにおける拡張装置2を示す断面図である。
追加拡張ステップでは、エアシリンダ10を駆動して、フレーム保持部材4及びクランプ6を拡張ステップ(図5参照)よりも更に下方に配置する。すなわち、フレーム保持部材4の上面と拡張ドラム14の上端との高さの差を、拡張ステップよりも大きくする。
これにより、エキスパンドシート21が更に拡張され、ダイアタッチ層23に作用する外力(引張力)が増大する。これにより、隣接するチップ19間で残存するダイアタッチ層23の領域23a(図6(B)参照)が破断し、ダイアタッチ層23が適切に分割される。
以上の通り、本実施形態に係るエキスパンドシートの拡張方法では、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層23を介して、被加工物11にエキスパンドシート21が貼着される。そして、エキスパンドシート21が拡張された後、ダイアタッチ層23に所定のエネルギーが付与され、隣接するチップ19間でダイアタッチ層23の発光が生じているか否かが確認される。これにより、ダイアタッチ層23が隣接するチップ19間で適切に分割されているか否かを正確に確認することが可能となる。
なお、上記の実施形態では複数のチップ19に分割された被加工物11(図2参照)をエキスパンドシート21に貼着する例について説明した。ただし、被加工物11は分割されていない状態でエキスパンドシート21に貼着されてもよい。
例えば、被加工物11は、その内部にストリート13に沿って分割起点が形成された状態で、エキスパンドシート21に貼着されてもよい。分割起点は、後の工程で被加工物11が分割される際の分割の起点(分割のきっかけ)として機能する。分割起点は、例えばレーザー加工装置を用いて形成される。
レーザー加工装置は、被加工物11を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物11に向かってレーザービームを照射するレーザー照射ユニットとを備える。レーザー照射ユニットは、被加工物11を透過する波長(被加工物11に対して透過性を有する波長)のレーザービームをパルス発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光器とを備える。
レーザー加工装置を用いて被加工物11に分割起点を形成する際は、まず、被加工物11の表面11a側に保護部材17(図9参照)を貼着する。そして、被加工物11をチャックテーブルによって保持する。このとき被加工物11は、例えば裏面11b側が上方に露出するように配置される。その後、ストリート13に沿ってレーザー照射ユニットから被加工物11の裏面11b側にレーザービームを照射する。ただし、レーザービームは被加工物11の表面11a側に照射してもよい。
なお、レーザービームは被加工物11の内部で集光される。また、レーザービームの照射条件(パワー、スポット径、繰り返し周波数等)は、被加工物11の内部に多光子吸収によって改質された層が形成される範囲で調整される。この条件で被加工物11にレーザービームを照射すると、被加工物11の内部には改質された領域(改質層)が形成される
図9は、改質層11dが形成された被加工物11を示す断面図である。改質層11dは、被加工物11の内部に、ストリート13に沿って格子状に形成される。なお、被加工物11の厚さ等に応じて、改質層11dを被加工物11の厚さ方向に2段以上形成してもよい。
改質層11dが形成された領域は、被加工物11の他の領域よりも脆くなる。そのため、改質層11dが形成された被加工物11に対し、例えば被加工物11の半径方向外側に向かう外力を付与すると、被加工物11は改質層11dを起点として分割される。すなわち、改質層11dは被加工物11の分割起点として機能する。
ただし、分割起点は改質層11dに限られない。例えば、切削ブレードを用いた切削によってストリート13に沿って形成された溝(切削溝)や、レーザービームの照射によるアブレーション加工でストリート13に沿って形成された溝(レーザー加工溝)を分割起点として用いることもできる。
そして、分割起点(改質層11d)が形成された被加工物11に対し、前述のシート貼着ステップ及び拡張ステップが実施される。拡張ステップでエキスパンドシート21が拡張されると、被加工物11及びダイアタッチ層23に外力(引張力)が付与される。
その結果、被加工物11が分割起点を起点としてストリート13に沿って複数のチップに分割されるとともに、隣接するチップ間に隙間が形成される。また、ダイアタッチ層23がストリート13(分割起点)に沿って分割される。これにより、ダイアタッチ層23の一片が付着したチップが得られる。そして、分割された被加工物11に対し、前述の確認ステップが実施される。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 表面
11b 裏面
11c 切削溝
11d 改質層
13 ストリート(分割予定ライン)
15 デバイス
17 保護部材
19 チップ
21 エキスパンドシート
21a 基材
21b 粘着層(糊層)
23 ダイアタッチ層
23a 領域
25 フレーム
25a 開口
2 拡張装置(エキスパンド装置)
4 フレーム保持部材
4a 保持面
4b 開口
6 クランプ
8 移動機構
10 エアシリンダ
12 ピストンロッド
14 拡張ドラム
16 光源
18 紫外線
20 撮像ユニット(カメラ)
22 光

Claims (4)

  1. 被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法であって、
    互いに交差する複数のストリートに沿って複数のチップに分割された該被加工物に、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介して該エキスパンドシートを貼着するシート貼着ステップと、
    該シート貼着ステップを実施した後、該エキスパンドシートを拡張することにより、隣接する該チップ間に隙間を形成する拡張ステップと、
    該拡張ステップを実施した後、該ダイアタッチ層に該エネルギーを付与し、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じているか否かを確認する確認ステップと、を備えることを特徴とするエキスパンドシートの拡張方法。
  2. 被加工物に貼着されたエキスパンドシートの拡張方法であって、
    互いに交差する複数のストリートに沿って分割起点が形成された該被加工物に、所定のエネルギーを付与することによって発光するダイアタッチ層を介して該エキスパンドシートを貼着するシート貼着ステップと、
    該シート貼着ステップを実施した後、該エキスパンドシートを拡張することにより、該分割起点を起点として該被加工物を該ストリートに沿って複数のチップに分割するとともに、隣接する該チップ間に隙間を形成する拡張ステップと、
    該拡張ステップを実施した後、該ダイアタッチ層に該エネルギーを付与し、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じているか否かを確認する確認ステップと、を備えることを特徴とするエキスパンドシートの拡張方法。
  3. 該確認ステップにおいて、隣接する該チップ間で該ダイアタッチ層の発光が生じていることが確認された場合に、該エキスパンドシートを更に拡張する追加拡張ステップを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のエキスパンドシートの拡張方法。
  4. 該ダイアタッチ層は、電磁波の照射によって発光し、
    該エキスパンドシートは、基材と、該基材上に設けられ該電磁波の照射によって粘着力が低下する粘着層と、を備え、
    該確認ステップでは、該被加工物の該エキスパンドシートが貼着された面側から該電磁波を照射することにより、該粘着層の粘着力を低下させるとともに該ダイアタッチ層を発光させることを特徴とする請求項1又は2に記載のエキスパンドシートの拡張方法。
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