JP2020128859A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人が滞在するような特定の家財をより重点的に殺菌することができる送風装置を提供する。【解決手段】 送風装置であって、有効成分を発生させる有効成分発生手段と、風を送る送風手段と、前記風の向きを変更する風向変更手段と、前記送風装置の位置情報および対象家財の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記送風装置の前記位置情報および前記対象家財の前記位置情報に基づいて、前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように、前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する送風制御手段と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、送風装置に関する。
送風装置としては、例えば、空気清浄機、エアコン、扇風機などの空気調和装置等がある。例えば、特許文献1には、室内に人がいないことを検知した場合に、殺菌装置を動作させて送風する送風装置が開示されている。
特開2018−132251号公報
しかしながら、特許文献1に開示された送風装置では、人がいない時の空間全体における空気を清浄化するものの、人が滞在する特定の場所等では、より菌等の繁殖が起こりやすく清浄化が不十分な場合がある。本発明の一形態は、人が滞在する特定の家財を重点的に殺菌することができる送風装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態の送風装置は、送風装置であって、有効成分を発生させる有効成分発生手段と、風を送る送風手段と、前記風の向きを変更する風向変更手段と、前記送風装置の位置情報および対象家財の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記送風装置の前記位置情報および前記対象家財の前記位置情報に基づいて、前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように、前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する送風制御手段と、を有する。
第1の実施形態にかかる空気清浄機の一例を示す図である。 第1の実施形態にかかる空気清浄機の一例を示す外観図である。 図2の空気清浄機の内部構成を示す側面断面図である。 図1に示す空気清浄機の制御部の機能的構成の一例を示す図である。 第1の実施形態における部屋に設置された空気清浄機および家財の一例を示す図である。 空気清浄機位置情報の一例を示す図である。 家財位置情報の一例を示す図である。 候補対象家財関連情報の一例を示す図である。 対象家財位置関連情報の一例を示す図である。 図1に示す空気清浄機の処理のフローの一例を示す図である。 図10における空気清浄機の殺菌運転の処理のフローの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施の形態に係る送風装置として、空気清浄機(送風装置)の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態における空気清浄機100の制御部101を中心とした主な構成の一例について説明する。空気清浄機100は、例えば、制御部101、記憶部102、送風機(送風手段)103、イオン発生装置(有効成分発生装置)104、人検知手段105、風向板(風向変更手段)106、計時部107、入力部108を含む。
制御部101は、例えばCPU、MPU等であって、記憶部102に格納されるプログラムに従って各種の情報処理を実行する。記憶部102は、例えばフラッシュメモリやRAM等であって、制御部101によって実行されるプログラムや、各種のデータを保持する。また、記憶部102は、制御部101のワークメモリとしても動作する。
人検知手段105は、例えば、人感センサ、照度センサ、ユーザーが所有するGPS機能を有する携帯端末等であり、空気清浄機100の設置された部屋における人を検知する。なお、本実施形態においては、上記部屋における人を検知しているが、人やペット等の対象生物を検知する生物検知手段として機能する。計時部107は、時間を計測する。入力部108は、例えばボタン、タッチパネル、表示パネル等から構成され、ユーザーの指示操作を受け付けて、当該指示操作の内容を制御部101に出力する。なお、上記空気清浄機100の構成は一例であって、上記に限定されるものではなく、上記各部の他に空気清浄機100に応じた各構成(例えば、加湿装置等)を有する。
次に、本実施形態に係る空気清浄機100の具体的構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る空気清浄機100の外観を示す前面図である。図3は、図2における空気清浄機100の側面断面図である。本実施形態における空気清浄機100は、ユーザーの居室等の空間に設置され、当該空間の空気清浄を行う。
空気清浄機100は、筐体2の前面上部に吹出口3を有し、筐体2の上面に吹出口4及びスイッチ・ボタン等を含む操作部5を有する。吹出口3には、風向を調整する風向板106を有する。また、吹出口4にも、風向を調整する風向板106を有する。筐体2の背面には、背面パネル6を有する。背面パネル6は、筐体2の背面に着脱可能に取り付けられ、筐体2の背面の開口部2aを覆っている。背面パネル6には、吸込口7を有する。吸込口7は、例えば網目状に形成される開口から成る。
筐体2の吹出口3の近傍には、表示部8が設けられる。表示部8は、例えば、空気中の汚れ度、温度、湿度等を表示するものである。
筐体2の内部には、吸込口7から吹出口3及び吹出口4に向けて空気が流通する送風路9が設けられる。送風路9には、吸込口7から吹出口3及び吹出口4に向けて順に、プレフィルタ11、清掃部12、脱臭フィルタ13、集塵フィルタ14、加湿部15、送風機103、イオン発生装置104が設けられる。
送風路9は、イオン発生装置104の流通方向下流側において分岐しており、吹出口3及び吹出口4に連通される。送風機103は、送風機モータ103aにより駆動されるシロッコファン等の遠心ファンにより形成され、軸方向に空気を吸込んで周方向に空気を送り出す。送風機103は、ファンの回転中心が脱臭フィルタ13及び集塵フィルタ14の下部寄りとなるように配置されている。
プレフィルタ11は、送風機103からの吸引力により、通過する空気中の塵埃(粗塵)を捕集するためのものである。プレフィルタ11は、ポリプロピレン等のシート状のメッシュにより形成される。プレフィルタ11は、吸込口7に面するように背面パネル6の内側(筐体2と面する側)に設けられる。
脱臭フィルタ13は、送風機103からの吸引力により、通過する空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭するためのものである。脱臭フィルタ13は、ハニカム状に形成され、筐体2の背面に設けられる開口部2aに収納される。
集塵フィルタ14は、送風機103からの吸引力により、通過する空気中の塵埃、具体的には、微細な塵埃や所定粒径(例えば、3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子を捕集するためのものである。集塵フィルタ14は、HEPAフィルタから成り、濾材(図示しない)を覆うように枠材(図示しない)がホットメルトにより溶着される。集塵フィルタ14は、筐体2の背面に設けられる開口部2aに、脱臭フィルタ13と並べて収納される。
加湿部15は、送風機103からの吸引力により、通過する空気を加湿するためのものである。加湿部15は、水を溜めるトレイ15aと、トレイ15a内の水に下部を浸漬して配置される加湿フィルタ15bから構成される。加湿部15は、加湿フィルタ15bに風を吹き付けることで、加湿フィルタ15bに含まれた水を気化させて空気を加湿してい
る。
イオン発生装置104は、高圧電圧の印加によりイオンを発生するものである。イオン発生装置104により生成されるイオン、送風機103の気流にのって、吹出口3及び吹出口4からそれぞれ外部に吹き出される。そして、空気清浄機100では、風向板106を駆動することにより、吹出される風の方向が変更され、所定の場所に風を送るようになっている。
図4は、図1に示す空気清浄機100の制御部101の機能的構成の一例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態にかかる制御部101は、機能的に人検知情報取得部401、空気清浄機位置情報取得部402、家財位置情報取得部403、候補対象家財情報取得部404、対象家財位置情報取得部405、送風制御部410を含む。送風制御部410は、送風機103、イオン発生装置104、風向板106等を制御して、送風する。
本実施形態における空気清浄機100では、対象家財に向けて殺菌成分を含む風を送風し、当該対象家財を殺菌する、殺菌運転が行われる。以下、殺菌運転について、より詳細に説明する。
人検知情報取得部401は、上記人検知手段105が検知した、部屋500における人検知情報を取得する。なお、上記人検知情報は、人検知手段105から取得するように構成したが、これに限らず、例えば、照度センサ、ユーザーが所有する携帯端末等のGPS情報等から取得するように構成してもよい。例えば、携帯端末等におけるGPSにより人検知情報を取得する場合、予め部屋の位置情報(または部屋の領域を表すエリア情報)を取得し、GPSで取得した位置情報が部屋の位置情報(部屋のエリア情報)にある場合に人が存在すると検知する。
そして、送風制御部410は、上記人検知情報に基づいて、通常運転と、殺菌運転とを切替えて、送風する。なお、通常運転とは、例えば、空気清浄機100が設置された部屋(空間)の空気を循環させる運転である。また、殺菌運転とは、所定の対象家具に向けて殺菌成分を含む風を送る運転である。より具体的には、送風制御部410は、上記人検知情報に基づいて、上記部屋において人が存在すると判定した場合には、通常運転で送風し、上記部屋において人が不在と判定した場合には、殺菌運転で送風する。つまり、送風制御部410は、部屋に人が存在する場合、対象家財に向けて送風せず、部屋に人が不在の場合、対象家財に向けて送風する。
ここで、本実施形態の空気清浄機100の動作について、例えば、図5に示す、所定の部屋500に、空気清浄機100、ソファー501、机502、テレビ503等の家財を配置した部屋の場合を一例として説明する。この図5においては、空気清浄機100、ソファー501、机502、テレビ503の位置を表すために便宜上座標を付与している。なお、本実施形態では、位置情報を座標で表すが、これに限定されるものではない。
空気清浄機100の入力部108から、例えば、ユーザーにより、部屋500における、空気清浄機100の位置を表す空気清浄機位置情報(座標:D1)と、部屋に配置された家財を表す家財情報および各家財の位置を表す位置情報(ソファー501(座標:A1)、机502(座標:C5)、テレビ503(座標:D3))が入力される。
空気清浄機位置情報取得部402は、空気清浄機100の位置を表す空気清浄機位置情報を取得する。より具体的には、上記の例の場合、空気清浄機位置情報取得部401は、例えば、図6に示すように、空気清浄機100が配置された部屋500における座標:D1で表された空気清浄機位置情報を取得する。
家財位置情報取得部403は、例えば、部屋500に配置された家財の位置を表す家財位置情報を取得する。より具体的には、上記の例の場合、家財位置情報取得部403は、例えば、図7に示す、図5における部屋500に配置された家財を表す家財情報と、各家財の位置を表す位置情報とが関連付けられた家財位置情報を取得する。この家財位置情報は、さらに具体的には、例えば、図7に示すように、家財情報:ソファー、机、テレビに対して、それぞれの家財が配置された部屋500における位置を表す位置情報である座標:A1、C5、D3が関連付けられた情報である。
候補対象家財情報取得部404は、例えば、後述する対象家財の候補を表す候補対象家財関連情報を取得する。より具体的には、候補対象家財情報取得部404は、例えば、図8に示す、候補対象家財関連情報を取得する。この候補対象家財関連情報は、対象家財になり得る家財の候補を表す候補対象家財情報と、各候補対象家財に送風するための優先順位情報と、各候補対象家財に送風する送風時間とが関連付けられた情報である。この候補対象家財関連情報は、例えば、予め設定され、記憶部102に格納されたものであるが、これに限らず、例えば、ユーザーにより設定されたものであってもよい。また、候補対象家財に合致しない家財については、その他の対象家財とし、所定の送風時間(例えば、20分)を設定するように構成してもよい。
対象家財位置情報取得部405は、家財情報および候補対象家財情報に基づいて、対象家財の位置を表す対象家財位置関連情報を取得する。この対象家財とは、空気清浄機100が殺菌成分を含む風を向け、殺菌する家財を表す。より具体的には、対象家財位置情報取得部405は、例えば、図9に示す、対象家財位置関連情報を取得する。この対象家財位置関連情報は、図9に示すように、対象家財情報と、各対象家財の位置情報である対象家財位置情報と、この対象家財位置情報に関連付けられた各対象家財の優先順位情報と、各対象家財に送風する送風時間とを含む情報である。上記の例では、対象家財位置情報取得部405は、図7に示す家財情報と、図8に示す候補対象家財情報との双方において合致する家財:ソファー、机を対象家財情報とし、図9に示すように、対象家財:ソファーと対象家財位置情報:A1と優先順位情報:1と送風時間:50分とが関連付けられ、対象家財:机と対象家財位置情報:C5と優先順位情報:4と送風時間:35分とが関連付けられた対象家財位置関連情報を取得する。
そして、送風制御部410は、空気清浄機位置情報および対象家財位置情報に基づいて、殺菌成分としてのイオン含む風を対象家財に向けて送風するように、送風機103および風向板106の少なくとも一方を制御する。また、例えば、送風制御部410は、イオン発生装置104を制御し、風にイオン(殺菌成分)を含ませるように制御する。
より具体的には、送風制御部410は、空気清浄機100の位置する座標A5の位置から、対象家財:ソファー501の位置の座標A1、および対象家財:机502の位置の座量C5に向けて殺菌成分を含む風を送る。上記の例のように、複数の対象家財がある場合、送風制御部410は、対象家財情報に関連づけられている優先順位情報、送風時間に基づいて、順位の小さい対象家財から順に、殺菌成分を含む風を向ける。上記の例の場合、優先順位の小さいソファー501に50分間送風し、その後、机502に35分間送風する。
なお、優先順位に基づいて各対象家財に順に送風する際には、各対象家財に対して送風する時間が設定されていればよい。また、上記では各対象家財に対して送風時間を設定したが、すべての対象家財に対する所定の送風時間(例えば、30分)が予め設定されていてもよい。
さらに、例えば、一番大きな優先順位の対象家財(例えば机)への送風後は、さらに一番小さい優先順位の対象家財(例えばソファー)への送風に戻り、この優先順位に基づく送風を繰り返してもよい。また、例えば、一番大きな優先順位の対象家財への送風後は、殺菌運転を終了し、殺菌運転から通常運転へ移行するように構成してもよい。
さらにまた、上記殺菌運転を行う時間を設定してもよい。より具体的には、例えば、送風制御部410は、上記のように各対象家財に対して、送風を開始してからの経過時間が設定された殺菌運転を行う時間(例えば、8時間)が経過した場合には殺菌運転を終了し、殺菌運転から通常運転へ移行してもよい。なお、例えば、殺菌運転を行う時間内に対象家財に対し、優先順位に基づいて送風を繰り返して行う事で、効果的に対象家財を殺菌することができる。
なお、上記殺菌運転において、送風制御部410による、送風機103、風向板106の制御については特に限定されるものではない。例えば、空気清浄機100と一列に並んでいる第1の対象家財と第2の対象家財とに送風する場合等は、第1の対象家財から第2の対象家財に送風する際に、風向板106を動作させずに、送風機103の風量を増減させることにより、第2の対象家財に送風してもよい。またさらに、対象家財が空気清浄機100に対して略等距離に第1の対象家財と第2の対象家財が並んでいる場合等は、第1の対象家財から第2の対象家財に送風する際に、送風機103の風量を制御せず、風向板106の角度を制御することにより、第2の対象家財に送風してもよい。
次に、本実施形態における空気清浄機100における処理のフローの一例について説明する。図10は本実施形態における空気清浄機100の殺菌運転の処理のフローの一例を示す図である。
図10に示すように、人検知情報取得部401は、人検知情報を取得する(S1001)。送風制御部410は、人検知情報に基づいて部屋500に人が存在するか否かの判定を行う(S1002)。送風制御部410によって人が存在すると判定された場合(S1002でYes)、送風制御部410は通常運転を行う(S1003)。一方、送風制御部410は、部屋500に人が不在であると判断した場合(S1002のNo)、送風制御部410は殺菌運転を行う(S1004)。なお、S1003およびS1004においては、S1001に戻り、処理が続けられる。
図11は、図10のS1004の殺菌運転における処理のフローの一例を示す図である。
図11に示すように、空気清浄機位置情報取得部402は、空気清浄機100の位置を表す空気清浄機位置情報を取得する(S1101)。家財位置情報取得部403は、家財位置情報を取得する(S1102)。この家財位置情報は、部屋500に配置された家財を表す家財情報と、各家財の位置を表す位置情報とが関連付けられた情報である。候補対象家財情報取得部404は、候補対象家財関連情報を取得する(S1103)。この候補対象家財関連情報は、対象家財になり得る家財の候補を表す候補対象家財情報と、各候補対象家財に送風するための優先順位情報および各候補対象家財に送風する時間を表す送風時間が関連付けられた情報である。対象家財位置情報取得部405は、家財位置情報および候補対象家財関連情報に基づいて、対象家財位置関連情報を取得する(S1104)。この対象家財位置関連情報は、対象家財情報に、対象家財位置情報と、優先順位情報と、送風時間が関連付けられた情報である。そして、送風制御部410は、空気清浄機位置情報および対象家財位置関連情報に基づいて、対象家財に向かって殺菌成分を含む風を送る(S1105)。より具体的には、送風制御部410は、対象家財位置関連情報における優先順位情報および送風時間に従って、空気清浄機から対象家財に向かって、殺菌成分を含む風を送る。なお、本実施の形態は、上記フローに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記では家財位置情報および候補対象家財関連情報から対象家財情報、優先順位情報、送風時間を含む対象家財位置関連情報を取得する例を説明したが、例えば、ユーザーが、対象家財情報、優先順位情報、送風時間をそれぞれ個別に設定するように構成してもよい。
本発明の一形態の送風装置によれば、例えば、所定の対象家財に殺菌成分を含む風を送るため、例えば人やペット等の対象生物が頻繁に接触する対象家財を殺菌することができる。さらに、例えば、対象生物が部屋に不在の場合に送風することにより、対象生物に対して直接風を当てることによる不快感を与えることを回避し得る。
さらに、本実施形態にかかる空気清浄機100における変形例について説明する。
以下に第1の変形例について説明する。
上記第1の実施形態では、部屋500における人の存在/不在に基づいて殺菌運転と通常運転とを切替えたが、本変形例では、部屋500における人の位置を表す人位置情報に基づいて、送風制御部410が、送風機103および風向板106の少なくとも一方を制御して、イオンを含む風を対象家財に送風する。より具体的には、例えば、人検知情報取得部401が、部屋500における人の位置を表す人位置情報を取得する。なお、人位置情報は、例えば、人感センサ、ユーザーの携帯端末におけるGPS等の人検知手段105により検知される。
そして、この人位置情報に基づいて、送風制御部410は対象家財への送風を制御する。より具体的には、送風制御部410は、対象家財の位置に人がいるか否かを判定し、人がいない場合に送風するように構成する。言い換えれば、送風制御部410は、対象家財の位置に人がいる場合には送風しないように構成する。さらに具体的には、優先順位に基づいて送風する際には、上記と同様に、優先順位に相当する対象家財の位置に人が存在するか否かを判定し、その判定結果に応じて場合に送風を制御する。つまり、優先順位が相当する対象家財に人がいる場合には、当該優先順位の対象家財を飛ばし、次の優先順位の対象家財に対して同様の処理を行う。これにより、部屋に人等の対象生物が存在する場合においても、人等の対象生物に不快感を与えることを回避しながら、より効率的に殺菌運転を実施することができる。
また、以下に第2の変形例について説明する。
本変形例の空気清浄機100における制御部101は、例えば、空気清浄機位置情報および対象家財位置情報に基づいて、送風機103、イオン発生装置104、風向板106の少なくとも1つを制御する制御パターンを演算する演算部を備える。演算部は、例えば、空気清浄機位置情報および対象家財位置情報に基づいて、空気清浄機と各対象家財との距離を算出し、この距離に応じて、各対象家財を効率的に殺菌するように送風するために、送風機103における風量、イオン発生装置104におけるイオン発生量、風向板106の角度等を制御する制御パターンを演算する。例えば、空気清浄機100と対象家財との距離が遠い場合には、近い場合に比べて、風量およびイオン発生量を増やし、風向板106の角度を大きくする等である。この風量、イオン発生量、風向板の角度については、例えば予め実験等により得られた結果に基づいて演算すればよい。さらに、演算部は対象家財の種類に応じて、例えば、対象家財が大きいものであれば対象家財への送風時に風向板106を動作させて広範囲に殺菌成分が送風されるように制御し、また例えば対象家財が小さいものであれば対象家財への送風時に風向板106を固定して狭い範囲に殺菌成分が送風されるように制御するように構成してもよい。これにより、より効率よく各対象家財を殺菌することができる。
さらに、以下に第3の変形例について説明する。
本変形例の空気清浄機100における制御部101は、例えば、対象家財が複数である場合に、対象家財位置情報に基づいて、各対象家財に効率的に送風する空気清浄機1000の位置を表す最適位置情報を取得する最適位置情報取得部を、更に有する。より具体的には、上記最適位置情報取得部は、例えば、図5に示す配置の場合、対象家財であるソファー501(座標:A1)と、対象家財である机502(座標:C5)とを結ぶ線の中点が位置する座標:B3を、ソファー501と机502とに略等距離で効率よく殺菌成分を含む風を送る最適位置情報として取得する。なお、最適位置は、各対象家財に効率的に送風することができる位置であればよく、その算出方法は特に限定されるものではない。例えば、この最適位置は、部屋の形、空気清浄機と対象家財との位置関係等からの実験結果等で予め設定されたパターンから選択されるように構成してもよいし、対象家財の位置を取得する都度算出されるように構成してもよい。
そして、上記最適位置情報取得部は、例えば、最適位置をユーザーに通知する。ユーザーに通知する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、ユーザーの所有する携帯端末や空気清浄機100における表示部に表示する等である。これにより、ユーザーは、この最適位置情報に基づいて、空気清浄機100の部屋における位置を調整することができ、位置を調整することによって効率よく対象家財を殺菌することができる。なお、空気清浄機100を最適位置に移動させた場合には、空気清浄機位置情報取得部402は、再度、空気清浄機位置情報を取得するように構成する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
本実施形態においては、有効成分発生装置として、イオン発生装置を例に挙げ、有効成分としての殺菌成分であるイオンで、人との接触機会が多い特定の家財(テーブル、椅子、ソファー、ベッド、食器棚、冷蔵庫等)を殺菌する場合について説明した。しかしながら、この有効成分としては、殺菌成分に限らず、例えば、菌の抗菌(菌増殖抑制)、除菌(菌数を減らす)、滅菌(菌を完全に死滅させる)をおこなったり、細菌の生育、成長、増殖を抑制する菌抑制成分(殺菌成分も含む)、アレルギー反応等の抗原性反応を生じさせる抗原性物質を失活させる抗原性物質失活成分等であってもよい。この抗原性物質とは、例えば花粉、ウイルス、ダニ等の生物に含まれる物質等が挙げられる。そして、有効成分発生装置として、これらの菌抑制成分または、抗原性物質失活成分を発生させる装置が挙げられる。例えば、有効成分発生装置の例としては、放電により放電生成因子(イオン、ラジカル、次亜塩素酸等)を生成する放電装置や、液体等の薬剤を超音波、加熱、気化などによって空間に放出する装置等がある。放電因子および薬剤は有効成分として機能する。抗原性物質失活成分発生装置として、正イオンおよび負イオンを発生させる放電装置が好ましい。
なお、さらに実施形態においては、殺菌成分を含む風を送る殺菌運転を例に挙げて説明したが、この殺菌運転は、家財に送る成分に応じてその名称を変えればよい。例えば、有効成分を含む風を送るのであれば有効成分運転、菌抑制成分を含む風を送るのであれば菌抑制運転、抗原性物質失活成分を含む風を送るのであれば抗原性物質失活運転とすればよい。しかし、家財に送る成分およびそれに応じた運転名称以外の構成については、上記実施形態の殺菌運転の構成と同様である。
2 筐体、2a 開口部、3 吹出口、4 吹出口、5 操作部、6 背面パネル、7 吸込口、8 表示部、9 送風路、11 プレフィルタ、12 清掃部、13 脱臭フィルタ、14 集塵フィルタ、15 加湿部、15a トレイ、15b 加湿フィルタ、100 空気清浄機、101 制御部、102 記憶部、103 送風機(送風手段)、103a 送風機モータ、104 イオン発生装置、105 人検知手段、106 風向板(風向変更手段)、107 計時部、108 入力部、401 人検知情報取得部、402 空気清浄機位置情報取得部、403 家財位置情報取得部、404 候補対象家財情報取得部、405 対象家財位置情報取得部、410 送風制御部、500 部屋、501 ソファー、502 机、503 テレビ

Claims (7)

  1. 送風装置であって、
    有効成分を発生させる有効成分発生手段と、
    風を送る送風手段と、
    前記風の向きを変更する風向変更手段と、
    前記送風装置の位置情報および対象家財の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記送風装置の前記位置情報および前記対象家財の前記位置情報に基づいて、前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように、前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する送風制御手段と、
    を備えることを特徴とする送風装置。
  2. 対象生物を検知する生物検知手段をさらに有し、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記送風制御手段は前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する、請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記生物検知手段が、前記対象生物を検知しない場合、前記送風制御手段は前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する、請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記生物検知手段が、前記対象生物を検知し、かつ前記対象家財付近に前記対象生物がいない場合、前記送風制御手段は前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する、請求項2に記載の送風装置。
  5. 前記対象家財が複数ある場合、予め設定された順序に基づき、前記制御手段は前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載の送風装置。
  6. 前記送風制御手段は、所定の時間ごとに前記有効成分を前記対象家財に向けて送風するように前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方を制御する、請求項1から5のいずれか1項に記載の送風装置。
  7. 前記有効成分を前記対象家財に送風するための前記送風手段および前記風向変更手段の少なくとも一方の制御パターンを演算する演算部を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の送風装置。
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