JP2020127288A - 回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法 - Google Patents

回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二次導体に流れる電流の二次抵抗及び、隣り合う回転子鉄心のティース先端部間の二次漏れ磁束を抑制することができる回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法を提供する。【解決手段】周方向に等間隔に配設されたティース33を有するかご形回転子の回転子鉄心31であって、積層を構成する鉄心片35は、ティース33の間のスロットとなる穴35Bsと、スロットが径方向に開口するスロットオープン部31Kとなる、穴35Bsに連通する開口部35kとを備え、開口部35kの周方向の側面の少なくとも一部は、軸方向に斜めに面取りされており、複数の鉄心片35が、周方向に一定量ずらして、軸方向に積層されており、面取りの方向は、回転子鉄心31の軸芯Cに対するティース33の傾斜方向と等しいものである。【選択図】図7

Description

本願は、回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法に関するものである。
誘導電動機のかご形回転子は、回転子鉄心と二次導体とを備える。回転子鉄心には、周方向に並べて複数のスロットが形成されている。二次導体は、アルミダイカストによってスロットにアルミニウムが充填されて形成されるアルミバーを含んで構成される。
誘導電動機への省資源化、高効率化の要求の高まりによって、各種の損失を減らすことが課題となっている。誘導電動機の損失には、鉄損、固定子巻線に発生する一次銅損、回転子の導体に発生する二次銅損、静止部と回転部の摩擦等による機械損、高調波磁束に起因する漂遊負荷損などがあり、高性能な材料を用いたり、鉄心形状、コイルの最適化設計を行ったりすることにより、各損失を減らす努力がなされている。
また、かご形回転子は、回転子鉄心および二次導体を回転軸方向にスキューさせている(例えば、特許文献1参照)。これにより、回転角度に対して電磁力が発生する範囲を広く分散させることができるため、誘導電動機のトルク変動を抑制できることが知られている。
特開2017−22902公報 (図3)
しかしながら、スキューされた回転子鉄心のスロット部は、複数の鉄心片が階段状に積層されており、スロット部の二次導体を流れる電流の抵抗(二次抵抗)が大きくなる。また、回転子鉄心のスキューピッチ(スキュー角度)が大きいほど、損失が大きくなる。また、隣り合うティース部の先端部間の距離が近いため、二次漏れ磁束が大きくなり、同様にスキューピッチが大きいほど、二次漏れ磁束が大きくなるという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、二次導体に流れる電流の二次抵抗を抑制することができ、また隣り合う回転子鉄心のティース先端部間の距離を確保することで、二次漏れ磁束を抑制でき、損失を低減できる回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法を提供することを目的とする。
本願に開示される回転子鉄心は、
周方向に等間隔に配設されたティースを有する回転子の回転子鉄心であって、
前記回転子鉄心の積層を構成する鉄心片は、
前記回転子鉄心の隣り合う前記ティースの間のスロットとなる穴と、
前記スロットが径方向に開口するスロットオープン部となる、前記穴に連通する開口部とを備え、
前記開口部の周方向の側面の少なくとも一部は、軸方向に斜めに面取りされており、
複数の前記鉄心片が、周方向に一定量ずらして、軸方向に積層されており、
前記面取りの方向は、前記回転子鉄心の軸芯に対する前記ティースの傾斜方向と等しいものである。
また、本願に開示される形回転子は、
前記回転子鉄心と、
前記スロット内及び前記スロットオープン部内に形成された二次導体と、
前記回転子鉄心に嵌合されたシャフトとを備えたものである。
また、本願に開示される回転電機は、
固定子と、
前記固定子の内周面に、外周面を対向させて回転する前記回転子とを備えたものである。
また、本願に開示される送風機は、
前記回転電機と、
前記シャフトに装着されたプロペラファンとを備えたものである。
また、本願に開示される回転子鉄心の製造方法は、
電磁鋼板から前記鉄心片を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程において、
円盤状の前記電磁鋼板を、面取りする角度分だけ傾けて回転可能なインデックステーブル上に設置し、
前記インデックステーブルを一定の角度で回転させながら、前記回転子鉄心スロットとなる穴の形状と前記スロットオープン部となる前記開口部の形状とを合わせた形状のパンチを用いて順次ノッチング加工するものである。
また、本願に開示される、回転子の製造方法は、
請求項7に記載の回転子の製造方法であって、
電磁鋼板から前記鉄心片を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
複数の前記鉄心片を積層する、鉄心片積層工程と、
前記スロットの内部および前記スロットオープン部に対して、アルミニウムを充填して二次導体を形成するアルミダイカスト工程と、
前記回転子鉄心の軸方向の両端をそれぞれチャックに固定し、それぞれの前記チャックを周方向に反対側に捻る、捻り工程と、
それぞれの前記チャックを、前記捻り工程で捻った方向とは反対方向に捻り戻す、捻り戻し工程と、
前記シャフトを前記回転子鉄心に嵌合するシャフト嵌合工程とを有するものである。
本願に開示される回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法によれば、二次導体に流れる電流の二次抵抗を抑制することができ、また隣り合う回転子鉄心のティース先端部間の距離を確保することで、二次漏れ磁束を抑制でき、損失を低減できる。
実施の形態1による、誘導電動機の断面図である。 比較例としての回転子鉄心の斜視図である。 比較例としての回転子鉄心の各積層を構成する鉄心片の平面図である。 比較例としての回転子の断面図である。 比較例としての回転子の側面図である。 図5の要部拡大図である。 実施の形態1による回転子鉄心の斜視図である。 実施の形態1による回転子鉄心の各積層を構成する鉄心片の平面図である。 実施の形態1による回転子鉄心の側面図である。 実施の形態1によるアルミバーを形成した回転子の要部拡大図である。 鉄心片片の面取りの例を示す側面図である。 実施の形態1による鉄心片の製造工程を示す概念図である。 図8に示す鉄心片を打ち抜く工程を示す模式図である。 実施の形態1による回転子の要部側面図である。 実施の形態1によるチャックに軸方向両端を固定された回転子の側面図である。 実施の形態1による捻った後の回転子鉄心とアルミバーの状態を誇張して描いた図である。 実施の形態2による回転子鉄心の斜視図である。 実施の形態2による固定子鉄心の各積層を構成する鉄心片の表裏の平面図である。 比較例としての回転子鉄心の斜視図と側面図である。 実施の形態3によるノッチング加工による鉄心片の製造工程を示す図と鉄心片の平面図である。 図2Aを側面から見た図である。 実施の形態1による送風機の断面図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法を図を用いて説明する。
図1は、誘導電動機100の断面図である。
図1に示すように、誘導電動機(回転電機)100は、固定子20と、固定子20の内周面にその外周面を対向させて回転する、かご形回転子30(以下、単に回転子30という)とを備える。回転子30は、回転子鉄心31とシャフト32とを備える。
シャフト32は、回転子鉄心31に圧入されている。そして、シャフト32は、回転子鉄心31を中心として、軸方向の両側にて軸受5a、5bに支持されている。回転子30は、シャフト32の軸芯Cを中心に軸受5a、5bを介して回転可能である。誘導電動機100は、送風機、換気扇などに使用可能であり、ここでは図示しないが、シャフト32の先端にはプロペラファンを装着することができる。なお、軸芯Cは、回転子鉄心31の軸芯でもある。
図2は、比較例としての回転子鉄心31Bの斜視図である。
図3は、回転子鉄心31Bの各積層を構成する鉄心片35Bの平面図である。
図2に示すように、回転子鉄心31Bは、複数の鉄心片35Bが、軸方向に積層されている。
鉄心片35Bは、電磁鋼板のロール材を金型プレスで同じ形状に打ち抜いたものである。ここでは電磁鋼板のグレードは限定しない。積層した鉄心片35Bの軸方向外側には、それぞれエンドリング30Beを備える。図3に示すように、鉄心片35Bは、軸中心穴35Bhと、回転子鉄心31Bのスロットとなる穴35Bsと、穴35Bsに連通し、外周側に開口する開口部35Bkとを有する。軸中心穴35Bhは、シャフト32を挿入する回転子鉄心31Bのシャフト穴30hとなり、穴35Bsは、回転子鉄心31BのスロットBSとなり、開口部35Bkは、回転子鉄心31Bのスロットオープン部31Bkとなる。
複数の鉄心片35Bを周方向に少しずつ一定量ずらしながら、軸方向に積層することで、上述した開口部35Bkが軸方向に対して斜めに延びるように連なってスロットオープン部31Bkとなる。なお、ここでは積層された鉄心片35B同士は、カシメなどにより連結をされているが、カシメ以外の方法、例えば接着などで連結をしてもよい。
図4は、比較例としての回転子30Bの断面図である。
鉄心片35Bを積層して回転子鉄心31Bを形成した後で、スロットBSの内部およびスロットオープン部31Bkの内部に対して、アルミダイカストによってアルミニウムを充填し、二次導体としてのアルミバー11Bを形成する。上記部分にアルミニウムを充填することで、誘導電動機の回転磁界によって回転子鉄心31Bに流れる誘導電流(二次電流)が流れ易くする。回転子鉄心31Bのうち、スロットBSの間に挟まれ部分がティース33Bである。ティース33Bは、周方向に等間隔に配置されている。図2に示すように、1個のティース33Bは、図2における上端部と下端部との位置が、周方向にずれている。このように、ティース33Bが捻れている状態をスキューしているという。
図5は、回転子30Bの側面図である。シャフトは省略している。
図6は、図5の要部拡大図である。
比較例の鉄心片35Bは、電磁鋼板から、シャフト32の軸芯Cに対して平行に打ち抜かれている。従って、鉄心片35Bを積層し、回転子30Bを側面から見ると、ティース33Bが、軸芯Cに対して斜めに延びるようにスキューしている。各鉄心片35Bの開口部35Bkが連なったスロットオープン部31Bkは、階段状になっているように見える。
ここで、一般的に誘導電動機で発生する損失の説明をする。誘導電動機の損失は、次の4項目に分類され、各損失の合計が最小となるように設計することが望ましい。第1の損失は、銅線の電気抵抗によってジュール熱となる銅損である。第2の損失は、鉄心の磁場の変化により発生する鉄損である。第3の損失は、軸受の摩擦、旋風に費やされる機械損である。第4の損失は、入力と出力の差である全損失から、第1〜第3の損失を除いた漂遊負荷損である。
図5に示すように、誘導電動機の回転磁界によって、比較例の回転子30Bのアルミバー11Bおよび導電素材であるエンドリング30Beには、矢印で示す二次電流13が流れる。二次電流13の大きさは、アルミバー11Bの二次抵抗の大きさによって決まる。すなわち、アルミバー11Bの幅14が狭くなると二次抵抗が増大し、その分の損失が増大する。
このとき、図6に示すように、開口部35Bkを挟んだ隣り合うティース33B間の距離が近いと、二次漏れ磁束が通る経路15A、経路15Bも短くなり、ティース33B間の二次漏れ磁束が増加し、漂遊負荷損が増えてしまう。隣り合う鉄心片35B同士の間の距離は、鉄心片35Bの板厚、回転子鉄心31Bの積層枚数(積層板厚)、開口部35Bkの周方向の幅L、回転子鉄心31Bの外径が同じであれば、スキューピッチが大きいほど、言い換えると軸芯Cに対するティース33Bの傾斜角度16が大きいほど近くなり(経路15A、経路15Bが短くなる)、上述した漂遊負荷損が増大する。
ところで、誘導電動機において回転子鉄心をスキューさせると、回転角度に対して電磁力が発生する範囲を広く分散させることができ、トルクの変動を抑制できることが知られている。
一般に、回転子鉄心のスキューピッチは、固定子のスロット数と、回転子のスロット数とで決まり、回転子のティースを、固定子のティースの1個分だけスキューさせると誘導電動機の特性上、有効であるとされており、設計上、回転子鉄心のティースの傾斜角度が非常に大きくなることがある。
次に、本願の回転子鉄心について説明する。
図7は、本実施の形態による回転子鉄心31の斜視図である。
図8は、回転子鉄心31の各積層を構成する鉄心片35の平面図である。
図9は、回転子鉄心31の側面図である。
上述した問題点を解決するため、本実施の形態では、図8に示すように、鉄心片35の鉄心片のティースとなる部分の先端の周方向の端部35t、すなわち、開口部35kの周方向の側面を軸方向に斜めに、軸芯Cに対するティース33の傾斜角度16に等しい角度で面取りし、その鉄心片35を周方向にずらしながら軸方向側へ積層することで、図7に示す回転子鉄心31を形成する。
このように面取りした鉄心片35を従来通り、周方向に少しずつずらしながら積層することで、図9に示すように、径方向に見たときに、軸芯Cに対して斜めに延びるようにスキューしたティース33を有する回転子鉄心31を得る。回転子鉄心31の軸方向両端面には、比較例の回転子鉄心31Bと同様にエンドリング30Beを備える。
図10は、アルミバー11を形成した回転子30の要部拡大図である。
開口部35kの幅L2は、図6で示した、比較例の回転子鉄心31Bの開口部35Bkの幅Lと同じである。また、回転子鉄心31Bと回転子鉄心31のスキューの傾斜角度16も同じある。しかし、鉄心片35の開口部35kの周方向の側面をティース33の傾斜角度に合わせて面取りすることで、隣り合うティース33を構成する鉄心片35間の距離23は均一に広がる。
これにより、比較例の回転子鉄心31Bに比べ、二次電流24が通るアルミバー11の幅23が大きくなり、アルミバー11の二次抵抗を低減することができるので、本実施の形態の回転子鉄心31を搭載した誘導電動機100の高効率化を実現できる。
また、二次漏れ磁束が通る経路26の距離も同様に回転子鉄心31Bに比べ、大きくなるため、二次漏れ磁束を抑制することができ、誘導電動機の高効率化を実現できる。
図11は、鉄心片の面取りの例を示す側面図である。
本実施の形態では鉄心片35のティースとなる部分の先端の周方向の端部35t、すなわち、開口部35kの周方向の側面を軸方向に斜めに面取りをしているが、図10に示すように面取りは、端部35tの周方向の側面の一部に施してもよく、周方向の端部35tの片側の周方向の側面だけでもよい。片側だけを面取りする場合であれば、上側のみのパンチだけで加工が可能になり回転子鉄心の製造コストが抑えられるが、その分効果の有用性は下がる。また、面取り形状は鉄心片35の両側で同じ面取り量および面取り角度でもよく、両側でそれぞれ異なっていてもよい。
次に、本実施の形態で示した鉄心片35の製造工程の一例を、図を用いて説明する。
図12は、鉄心片35の製造工程を示す概念図である。
両面に絶縁処理され、ロール状に巻かれた電磁鋼板をアンコイラ51で巻きほぐし、レベラ52で湾曲した材料を平坦にする。次に、フィーダ53により電磁鋼板を所定の寸法だけ送り出し、プレス金型54を用いて打ち抜いて、鉄心片を製作していく(鉄心片打ち抜き工程)。
比較例の鉄心片35Bの場合は、電磁鋼板を垂直に打ち抜くため、プレス金型のパンチも垂直な形状のものを用いる。一方、鉄心片35の場合は、テーパーのある上下のパンチを用いる必要がある。
図13は、電磁鋼板から図8に示す鉄心片35を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程を示す模式図である。
図13は、図8のD−D線の部分を打ち抜く状態を示している。フィーダ53で送られてきた電磁鋼板6をパンチ40で打ち抜くことにより面取りを施された鉄心片35を製造できる。図13では上下にパンチ40を示しているが、上側のパンチ40のみを用いてもよい。打ち抜いた鉄心片35を周方向の一方向に一定量ずらしながら、積層して回転子鉄心31を得る(鉄心片積層工程)。その後、比較例と同形状のスロットBSの内部および開口部35kが積層されたスロットオープン部31kに対して、アルミダイカストによってアルミニウムを充填する(アルミダイカスト工程)。
なお、上記説明では、鉄心片35の製造時に面取りまで同時に行ったが、垂直なパンチを用いて電磁鋼板6から鉄心片35Bを打ち抜いた後、別工程で面取りの加工を施して、鉄心片35としもよい。また、比較例のように垂直に打ち抜いた鉄心片35を周方向にずらしながら軸方向側へ積層した回転子鉄心31Bを形成した後、スロットオープン部31Bkを面取り加工してもよい。
次に、更なる損失低減策として、漂遊負荷損の一つである回転子鉄心31に流れる不要な電流の対策方法を説明する。
図14は、回転子30の要部側面図である。シャフトは省略されている。だたし、シャフト32は未だ嵌合されていない。
図15は、チャックCHに軸方向両端を固定された回転子30の側面図である。だたし、シャフト32は未だ嵌合されていない。
本実施の形態で使用する電磁鋼板6は、表面および裏面に絶縁処理が施されている。しかし、穴35s及び開口部35kを開け、更に開口部35kの周方向の側面を面取りした鉄心片35において、打ち抜き断面部および取り部は絶縁処理がされておらず、アルミバー11と鉄心片35は導通状態にある。
そのため、二次導体であるアルミバー11を流れる二次電流24の一部が、鉄心片35を介して異なるスロットBS内のアルミバー11間に不要に流れることになる。この不要な電流を横流れ電流E1と呼称する。
比較例の鉄心片35Bと鉄心片35とを比較すると、鉄心片35は、打ち抜き断面が斜めになっている分だけ、絶縁処理がなされていない部分の面積が大きくなる。
そのために、横流れ電流E1については、比較例の鉄心片35Bを用いた誘導電動機よりも、鉄心片35を用いる誘導電動機100の方が大きくなり、電流損失が大きくなる。そこで、まず、回転子鉄心31を形成し、次に、アルミダイカスト工程によってアルミニウムをスロットBS内およびスロットオープン部31k内に充填して二次導体であるアルミバー11を形成した後に、回転子鉄心31の軸芯Cを中心にして、回転子鉄心31の軸方向の両端をチャックCHで掴んで固定し、それぞれのチャックCHを周方向にそれぞれ反対側に捻ることで、鉄心片35に固着したアルミバー11を分離する。
図16は、捻った後の回転子鉄心31とアルミバー11の状態を誇張して描いた図である。
回転子鉄心31を捻る(捻り工程)ことにより、アルミバー11が捻り回転方向に曲がり、アルミバー11と鉄心片35との周方向の間に空隙Kが生じる。また、鉄心片35とアルミバー11との間にせん断が発生して、アルミバー11が鉄心片35から軸方向側に剥離される。捻り工程の後に、それぞれのチャックCHを捻り工程で捻った方向とは反対方向に捻り戻す(捻り戻し工程)。その後、シャフト32を回転子鉄心31に嵌合する(シャフト嵌合工程)。
このように、アルミバー11と鉄心片35との間に空隙Kおよび相互剥離を発生させることにより、アルミバー11と鉄心片35との接触抵抗が増大し、アルミバー11から回転子鉄心31に流れる横流れ電流E1を抑制でき、二次抵抗の減少および二次漏れ磁束の抑制を可能にできる。これにより、本実施の形態の回転子30を搭載した誘導電動機100の更なる高効率化を実現できる。また、誘導電動機100を図22に示す、プロペラファン81を備えた送風機80などに搭載することで、消費電力の削減が可能となる。
また、詳述しないが、上述した回転子鉄心31を捻り、鉄心片35とアルミバー11との間に絶縁層である空隙Kを形成する方法以外に、回転子鉄心31を加熱して、表面に酸化被膜を形成した後にアルミダイカストを施す方法、アルミダイカスト後に加熱、急冷し、アルミニウムと鉄との線膨張率の差を利用して相互剥離させる方法、回転子鉄心31へ耐熱絶縁塗料を塗布後にアルミダイカストを施す方法などを利用してもよい。
また、開口部35kの周方向の側面の面取り角度は、必ずしも、回転子鉄心31の軸芯Cに対するティース33の傾斜角度と同一である必要はなく、少なくとも傾斜方向が同じであればよい。
実施の形態1による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法によれば、二次導体に流れる電流の二次抵抗を抑制でき、周方向に隣り合う回転子鉄心のティース間、特に先端部間の距離を確保することで、二次漏れ磁束を抑制でき、損失の少ない誘導電動機を提供できる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図17は、実施の形態2による回転子鉄心231の斜視図である。
図18Aは、回転子鉄心231の各積層を構成する鉄心片35の平面図である。
鉄心片35は、実施の形態1で使用した鉄心片35と同一である。
図18Bは、鉄心片35の裏面の平面図である。
図19Aは、比較例としての回転子鉄心231Bの斜視図である。
図19Bは、比較例としての回転子鉄心231Bの側面図である。
回転子鉄心231は、そのスキュー方向が、軸方向の中央で逆方向になるようにスキューされており、このようなスキューをVスキューと呼称する。
回転子鉄心231のスキューピッチは、回転子鉄心31より大きい。実施の形態1で示した一方向へのスキューでは、誘導電動機のトルクの発生方向が、回転軸の軸芯に対して斜め方向に向かって発生するため、運転時の誘導電動機に振動が発生し易い。
一方、回転子鉄心231のように、軸方向にV形状のスキューとすることで、トルクの発生方向が分散され、振動を抑制でき、かつトルク脈動を抑制できる。しかし、V字形状のスキューさせるためには、一方向へのスキューの傾きを実施の形態1に比べて約2倍分傾ける必要がある。
一方向へスキューさせた回転子鉄心であれば、アルミダイキャストでアルミを充填し、回転子を形成できる。しかし、図19A、図19Bに示すように、鉄心片に面取り処理を施さない場合、スキューピッチの大きさによっては、同じスロットオープン幅、板厚、積厚、外径寸法の回転子である場合、V形状のスキューをさせると、隣り合う鉄心片のティース先端の間の距離が非常に近くなり、アルミダイキャストでのアルミの充填が困難となる。また、二次抵抗および二次漏れ磁束が大幅に増えてしまい、現実的にV字形状のスキューを施すことが不可能である。
そこで、実施の形態1と同じ鉄心片35を用い、鉄心片積層工程において、図17における積層の上半分と、下半分とで鉄心片35の表裏を逆にし、更に積層の上半分と、下半分とでスキュー方向を周方向に反対にして鉄心片35を積層する。これにより、スロットオープン部231kが軸方向にV字形状に連なるようにVスキューされた回転子鉄心231を得る。これは結果的に、同じ形態の2個の回転子鉄心を製造し、一方を軸方向に反転させて、それぞれの回転子鉄心のそれぞれのスロットオープン部が軸方向に連通するように結合することに等しい。ここではV形状にスキューさせた例を用いたが、W形状であってもよい。
実施の形態2による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法によれば、実施の形態1と同様に、二次導体に流れる電流の二次抵抗を抑制でき、周方向に隣り合う回転子鉄心のティース間、特に先端部間の距離を確保することで、二次漏れ磁束を抑制でき、損失の少ない誘導電動機を提供できる。
また、Vスキューをさせても、スロット内にアルミの充填が可能になり、二次抵抗、二次漏れ磁束を抑制できる。
また、回転子鉄心231を誘導電動機に搭載することで、高効率かつ振動およびトルク脈動を抑制した誘導電動機を提供できる。また、その誘導電動機を送風機などに搭載することにより、送風機などの消費電力の削減および振動低減による低騒音化を実現できる。
実施の形態3.
以下、実施の形態2による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図20Aは、ノッチング加工による鉄心片335の製造工程を示す図である。
図20Bは、鉄心片335の平面図である。
図20Aに示すように、鉄心片打ち抜き工程においてノッチング加工により鉄心片335を製作してもよい。
図21は、図20Aを側面から見た図である。
円盤状に予め打ち抜いておいた電磁鋼板6を回転可能なインデックステーブル7上に設置し、インデックステーブルを一定の角度で矢印Eの方向に回転させながら、回転子鉄心のスロットとなる鉄心片335の穴335sと、スロットオープン部となる鉄心片335の開口部335kとを合わせた形状のパンチ41を用いて順次打ち抜いていく。
その際、打ち抜く電磁鋼板6は、図14に示すように、鉄心片335を面取りする傾斜角度分だけ傾けてインデックステーブル7に設置され、傾いたまま従来通りの形状をしているパンチ41で打ち抜いていくことで、開口部335kの周方向の側面と穴335s側面の双方を面取り加工できる。これにより、アルミバー部分での損失を更に低減できる。またノッチング加工では最小限の金型加工で済み、金型費の抑制が可能である。
実施の形態3による回転子鉄心、回転子、回転電機、送風機、回転子鉄心の製造方法、および回転子の製造方法によれば、実施の形態1の硬化に加えて、二次導体に流れる電流の二次抵抗を更に抑制でき、損失の少ない誘導電動機を提供できる。
本願は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100 誘導電動機、20 固定子、30,30B 回転子、
31,31B,231,231B 回転子鉄心、 32 シャフト、
30h シャフト穴、35,35B,335 鉄心片、33,33B ティース、
31Bk,31k スロットオープン部、35t 端部、
35k,35Bk,335k 開口部、35s,35Bs,335s 穴、
35Bh 軸中心穴、30Be エンドリング、5a,5b 軸受、6 電磁鋼板、
7 インデックステーブル、C 軸芯、E 矢印、K 空隙、L,L2 幅、
BS スロット、11,11B アルミバー、14,23 幅、13,24 二次電流、E1 横流れ電流、15A,15B,26 経路、16 傾斜角度、
40,41 パンチ、51 アンコイラ、52 レベラ、53 フィーダ、
54 プレス金型、80 送風機、81 プロペラファン、CH チャック。

Claims (11)

  1. 周方向に等間隔に配設されたティースを有する形回転子の回転子鉄心であって、
    前記回転子鉄心の積層を構成する鉄心片は、
    前記回転子鉄心の隣り合う前記ティースの間のスロットとなる穴と、
    前記スロットが径方向に開口するスロットオープン部となる、前記穴に連通する開口部とを備え、
    前記開口部の周方向の側面の少なくとも一部は、軸方向に斜めに面取りされており、
    複数の前記鉄心片が、周方向に一定量ずらして、軸方向に積層されており、
    前記面取りの方向は、前記回転子鉄心の軸芯に対する前記ティースの傾斜方向と等しい回転子鉄心。
  2. 前記面取りの角度は、前記回転子鉄心の軸芯に対する前記ティースの傾斜角度と等しい請求項1に記載の回転子鉄心。
  3. 前記鉄心片は、前記回転子鉄心の前記スロットとなる前記穴の周囲が、前記傾斜方向に面取りされている請求項1に記載の回転子鉄心。
  4. 前記鉄心片は、前記回転子鉄心の前記スロットとなる前記穴の周囲が、前記傾斜角度に面取りされている請求項2に記載の回転子鉄心。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の2個の回転子鉄心の一方を軸方向に反転させた状態で互いに積層され、2個の前記回転子鉄心のそれぞれの前記スロットオープン部が軸方向に連通している回転子鉄心。
  6. 隣り合う前記鉄心片同士は、互いにカシメて結合されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転子鉄心。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転子鉄心と、
    前記スロット内及び前記スロットオープン部内に形成された二次導体と、
    前記回転子鉄心に嵌合されたシャフトとを備えた回転子。
  8. 固定子と、
    前記固定子の内周面に、外周面を対向させて回転する請求項7に記載の回転子とからなる回転電機。
  9. 請求項8に記載の回転電機と、
    前記シャフトに装着されたプロペラファンとを備えた送風機。
  10. 請求項3又は請求項4に記載の回転子鉄心の製造方法であって、
    電磁鋼板から前記鉄心片を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程において、
    円盤状の前記電磁鋼板を、面取りする角度分だけ傾けて回転可能なインデックステーブル上に設置し、
    前記インデックステーブルを一定の角度で回転させながら、前記回転子鉄心の前記スロットとなる穴の形状と前記スロットオープン部となる前記開口部の形状とを合わせた形状のパンチを用いて順次ノッチング加工する回転子鉄心の製造方法。
  11. 請求項7に記載の回転子の製造方法であって、
    電磁鋼板から前記鉄心片を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
    複数の前記鉄心片を積層する、鉄心片積層工程と、
    前記スロットの内部および前記スロットオープン部に対して、アルミニウムを充填して二次導体を形成するアルミダイカスト工程と、
    前記回転子鉄心の軸方向の両端をそれぞれチャックに固定し、それぞれの前記チャックを周方向に反対側に捻る、捻り工程と、
    それぞれの前記チャックを、前記捻り工程で捻った方向とは反対方向に捻り戻す、捻り戻し工程と、
    前記シャフトを前記回転子鉄心に嵌合するシャフト嵌合工程とを有する回転子の製造方法。
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