JP2020126757A - 燃料電池用セパレータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量化が可能で成形時の不具合を抑制可能な燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。【解決手段】流体の流路を画定する流路部と、その流路部の周縁部で流体を封止するシール部と、を有するセパレータを成形する燃料電池用セパレータの製造方法M。製造方法Mは、導電性粒子を含有する未硬化の熱硬化性樹脂に線材を埋設する埋設工程S1と、線材が埋設された熱硬化性樹脂を金型の内部で硬化させてセパレータを成形する成形工程S4と、を有する。【選択図】図3
Description
本開示は、燃料電池用セパレータの製造方法に関する。
従来から金属板のプレス成形方法に関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。この従来のプレス成形方法は、燃料電池用のセパレータのプレス成形において生じる問題を解決することを課題としている。具体的には、一次成形用の金型の凸条部がR形状(曲面状の頂部を有する形状)となっているので、一次成形後の素材板の凸部の頂面が曲面になってしまうこと、その曲面状の頂面を二次成形で平面に戻すのが困難であることを課題としている(同文献、第0002段落−第0004段落等を参照)。
上記課題を解決するために、上記従来の金属板のプレス成形方法は、第1プレス工程と、第2プレス工程と、を備えている(同文献、請求項1等を参照)。第1プレス工程では、仮成形用の第1仮成形型と第2仮成形型とを用いて金属板をプレス成形することによって、筋状に延びる凹凸を有する仮成形された金属板を得る。第2プレス工程では、本成形用の第1本成形型と第2本成形型とを用いて、前記仮成形された金属板を更にプレス成形する。
この従来の金属板のプレス成形方法によれば、仮成形としての第1プレス工程において第1仮成形型の第1凸部の平面状の頂部が金属板に接触して金属板を押圧する。そのため、金型の凸条部をR形状とする場合に比べて、仮成形後の金属板の凸部の頂面(凸面)を平坦にすることができる。また、本成形としての第2プレス工程において金属板が第2本成形型の第2凹部の平面状の底部と接触する。そのため、本成形後の金属板の凸部の頂面も平坦にすることができる(同文献、第0006段落−第0007段落等を参照)。
燃料電池用セパレータは、さらなる軽量化が要求されている。そのため、燃料電池用セパレータの素材として樹脂を用いることが検討されている。燃料電池用セパレータを構成する樹脂として、たとえば熱硬化性樹脂を用いる場合、未硬化の熱硬化性樹脂の形状を安定させる芯材が必要となる。このような芯材としては、上記従来のプレス成形方法において用いられる金属板と比較して大幅に薄い、金属箔などのシート材が考えられる。
しかしながら、上記のような薄いシート材を芯材とする未硬化の熱硬化性樹脂を金型内で硬化させて成形すると、金型内で熱硬化性樹脂の流動が妨げられ、しわ、割れ、局所的な肉厚の減少などの不具合が生じるおそれがある。
本開示は、軽量化が可能で成形時の不具合を抑制可能な燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。
本開示の一態様は、流体の流路を画定する流路部と、該流路部の周縁部で前記流体を封止するシール部と、を有するセパレータを成形する燃料電池用セパレータの製造方法であって、導電性粒子を含有する未硬化の熱硬化性樹脂に線材を埋設する埋設工程と、前記線材が埋設された前記熱硬化性樹脂を金型の内部で硬化させて前記セパレータを成形する成形工程と、を有することを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法である。
上記態様の燃料電池用セパレータの製造方法は、前記埋設工程において、網状に編んだ前記線材を前記熱硬化性樹脂に埋設してもよい。
上記態様の燃料電池用セパレータの製造方法は、前記埋設工程の後、前記成形工程の前に、前記熱硬化性樹脂を予備硬化させる予備硬化工程と、前記線材が埋設されて予備硬化された前記熱硬化性樹脂を前記金型へ搬送する搬送工程と、を有してもよい。
上記態様の燃料電池用セパレータの製造方法において、前記導電性粒子は、カーボン粒子であり、前記埋設工程において、前記流路部に対応する領域に配置される前記熱硬化性樹脂に含まれる前記カーボン粒子の体積比を65%以上かつ75%以下としてもよい。
上記態様の燃料電池用セパレータの製造方法は、前記埋設工程において、前記シール部に対応する領域に配置される前記熱硬化性樹脂に含まれる前記カーボン粒子の体積比を20%以下としてもよい。
本開示によれば、軽量化が可能で成形時の不具合を抑制可能な燃料電池用セパレータの製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本開示に係る燃料電池用セパレータの製造方法の実施形態を説明する。以下では、まず、燃料電池用セパレータを備えた燃料電池セルおよび燃料電池スタックの構成の一例を説明し、その後、本開示に係る燃料電池用セパレータの製造方法の実施形態を説明する
図1は、燃料電池セル(以下、「セル1」と略称する。)の平面図である。図2は、図1に示すセル1を積層させて構成した燃料電池スタック(以下、「スタック10」と略称する。)の要部の拡大断面図である。セル1は、たとえば、空気などの酸化剤ガスと水素などの燃料ガスとの電気化学反応により起電力を発生する固体高分子型燃料電池である。セル1は、膜‐電極‐ガス拡散層接合体(以下、「MEGA2」と略称する。)と、MEGA2を区画するように、MEGA2に接触するセパレータ3とを備えている。
MEGA2は、電気化学反応により起電力を発生するセル1の発電部である。MEGA2は、一対のセパレータ3,3により挟持されている。MEGA2は、膜‐電極接合体(以下、「MEA4」と略称する。)と、このMEA4の両面に配置されたガス拡散層7,7とを一体化させた構成を有している。
MEA4は、電解質膜5と、その電解質膜5を挟むように接合された一対の電極6,6とを有している。電解質膜5は、固体高分子材料で形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜によって構成されている。なお、セル1がガス拡散層7を有しない場合には、MEA4がセル1の発電部となる。
電極6は、たとえば、白金などの触媒を担持した例えば多孔質のカーボン素材によって構成される。電解質膜5の一方側に配置された電極6がアノードとなり、他方側の電極6がカソードとなる。スタック10において隣り合う二つのセル1は、アノードとなる電極6とカソードとなる電極6とを向き合わせて配置されている。
ガス拡散層7は、例えばカーボンペーパ若しくはカーボンクロス等のカーボン多孔質体、または、金属メッシュもしくは発泡金属等の金属多孔質体などのガス透過性を有する導電性部材によって構成される。
セパレータ3は、導電性を有する樹脂製の板状の部材であり、後述する燃料電池用セパレータの製造方法M(図3参照)によって製造される。セパレータ3は、導電性粒子34を含有する熱硬化性樹脂3aに線材33が埋設された構成を有している(図4、図5を参照)。導電性粒子34としては、たとえば、カーボン粒子を用いることができる。線材33としては、たとえば、ステンレス鋼(SUS)やチタンなどの金属線材、レーヨンなどの樹脂線材、またはグラスファイバーなどの無機線材を用いることができる。熱硬化性樹脂3aとしては、たとえば、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を用いることができる。
セパレータ3は、図1および図2に示すように、流体の流路21,22,23を画定する流路部31と、その流路部31の周縁部で流体を封止するシール部32と、を有している。なお、図1では、セル1の表面側の流路21,23を示し、セル1の背面側の流路22,23の図示を省略している。
セパレータ3の流路部31は、たとえば、図2に示す横断面が波形または凹凸形状を有し、発電部を縦断するように、図1に示すセル1の長手方向に延びる複数の筋状の流路21,22,23を形成している。各セル1の一対のセパレータ3,3は、流路部31において、MEGA2に対向する内側の面がガス拡散層7に接し、MEGA2と反対の外側の面が隣接する他のセル1のセパレータ3の外側の面に接している。
これにより、各セル1の一対のセパレータ3,3のうち、アノード側のセパレータ3は、MEGA2との間に燃料ガスの流路21を画定し、カソード側のセパレータ3は、MEGA2との間に酸化剤ガスの流路22を画定している。また、隣り合う二つのセル1のうち、一方のセル1のアノード側のセパレータ3の外側の面は、他方のセル1のカソード側のセパレータ3の外側の面に接している。これにより、隣り合う二つのセル1の間に、冷媒の流路23が画定されている。
より詳細には、各セパレータ3の形状は、波形の頂部がほぼ平坦な等脚台形状の波形であり、この頂部の両端に等角度の角部を有する角張った形状である。つまり、各セパレータ3は、MEGA2に対向する内側から見てもMEGA2と反対の外側から見ても、ほぼ同じ形状である。各セル1の一対のセパレータ3,3のうち、アノード側のセパレータ3の波形の頂部は、MEGA2のアノード側のガス拡散層7に面接触し、カソード側のセパレータ3の波形の頂部は、MEGA2のカソード側のガス拡散層7に面接触している。
セパレータ3のシール部32は、図1に示すように、各セル1の一対のセパレータ3,3の流路部31の周縁部を封止して、一対のセパレータ3,3の内側に形成される流路21,22を流れるガスの漏れを防止している。より具体的には、シール部32は、たとえば、一対のセパレータ3,3が密着した部分であり、一対のセパレータ3,3の間に流体を封止するシール部材を備えている。
また、シール部32には、一対のセパレータ3,3の間のアノード側の流路21に連通するマニホールド孔21a,21bと、一対のセパレータ3,3の間のカソード側の流路22に連通するマニホールド孔22a,22bと、が設けられている。さらに、シール部32には、一対のセパレータ3,3の外側の流路23に対する冷媒の供給と排出のためのマニホールド孔23a,23bが設けられている。
このような構成により、各セル1は、MEGA2のアノード側の流路21に燃料ガスが供給され、MEGA2のカソード側の流路22に酸化剤ガスが供給されると、MEGA2で電気化学反応が生じて起電力が生じる。スタック10は、複数のセル1に生じた起電力を、積層された複数のセル1の両端で取り出して外部へ供給する。スタック10において、各セル1は、発電により熱が生じるが、隣り合うセル1,1の間の流路23を流れる冷却水などの冷媒によって冷却される。
次に、図3を参照して、本開示に係る燃料電池用セパレータの製造方法の実施形態を説明する。図3は、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mの工程の一例を示すフロー図である。詳細については後述するが、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mの主な特徴は、次のとおりである。
本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mは、たとえば図1および図2に示すように、流体の流路21,22,23を画定する流路部31と、その流路部31の周縁部で流体を封止するシール部32とを有するセパレータ3を成形する方法である。この燃料電池用セパレータの製造方法Mは、導電性粒子34を含有する未硬化の熱硬化性樹脂3aに線材33(図4、図5参照)を埋設する埋設工程S1と、その線材33が埋設された熱硬化性樹脂3aを金型D(図6)の内部で硬化させてセパレータ3を成形する成形工程S4と、を有する。以下、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mについて、詳細に説明する。
図3に示す例において、燃料電池用セパレータの製造方法Mは、前述の埋設工程S1および成形工程S4に加えて、予備硬化工程(仮硬化工程)S2および搬送工程S3を含んでいる。
図4は、埋設工程S1によって線材33が埋設された未硬化の熱硬化性樹脂3aの平面図である。図5は、図4に示す未硬化の熱硬化性樹脂3aのV‐V線に沿う拡大断面図である。埋設工程S1は、前述のように、導電性粒子34を含有する未硬化の熱硬化性樹脂3aに線材33を埋設する工程である。具体的には、埋設工程S1は、たとえば、第1塗布工程と、第2塗布工程と、線材配置工程と、第3塗布工程と、第4塗布工程とを含んでいる。
第1塗布工程は、たとえば、図1に示すセパレータ3のシール部32を形成するための未硬化の熱硬化性樹脂32aを支持基材の上に塗布する工程である。具体的には、まず、導電性粒子34を混練したスラリー状の未硬化の熱硬化性樹脂32aを用意する。前述のように、導電性粒子34としては、たとえば、カーボン粒子を用いることができ、熱硬化性樹脂32aとしては、たとえば、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を用いることができる。なお、埋設工程S1において、図1に示すセパレータ3のシール部32に対応する領域に配置される熱硬化性樹脂32aに含まれるカーボン粒子の体積比は、20%以下とすることが好ましい。
次に、導電性粒子34を含有する未硬化の熱硬化性樹脂32aを、たとえば、ダイコーターなどの適宜の塗布装置によって支持基材上に塗布する。このとき、未硬化の熱硬化性樹脂32aは、図1に示すシール部32の形状に対応する矩形枠状の形状に塗布される。以上により、第1塗布工程が終了する。
第1塗布工程の終了後、第2塗布工程を実施する。第2塗布工程は、図1に示すセパレータ3の流路部31を形成するための未硬化の熱硬化性樹脂31aを支持基材の上に塗布する工程である。具体的には、まず、導電性粒子34を混練したスラリー状の未硬化の熱硬化性樹脂31aを用意する。前述のように、導電性粒子34としては、たとえば、カーボン粒子を用いることができ、熱硬化性樹脂31aとしては、たとえば、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を用いることができる。なお、埋設工程S1において、図1に示すセパレータ3の流路部31に対応する領域に配置される熱硬化性樹脂31aに含まれるカーボン粒子の体積比は、65%以上かつ75%以下とすることが好ましい。
次に、導電性粒子34を含有する未硬化の熱硬化性樹脂31aを、たとえば、ダイコーターなどの適宜の塗布装置によって支持基材上に塗布する。このとき、熱硬化性樹脂31aは、第1塗布工程で塗布された矩形枠状の熱硬化性樹脂32aの内側で、図1に示す流路部31に対応する領域に塗布される。以上により、第2塗布工程が終了する。
なお、本実施形態では、埋設工程S1において、第1塗布工程と第2塗布工程とを遂次的に実施する方法について説明した。しかし、別の実施形態では、埋設工程S1において、第2塗布工程の後に第1塗布工程を実施してもよく、第1塗布工程と第2塗布工程を同時に実施してもよい。
第1塗布工程と第2塗布工程の終了後は、線材配置工程を実施する。線材配置工程は、第1塗布工程および第2塗布工程で塗布された熱硬化性樹脂31a,32aの上に、セパレータ3の芯材となる線材33を配置する工程である。線材としては、前述のように、たとえば、ステンレス鋼(SUS)やチタンなどの金属線材、レーヨンなどの樹脂線材、またはグラスファイバーなどの無機線材を用いることができる。
図4に示す熱硬化性樹脂3aにおいて、複数の線材33は、熱硬化性樹脂3aの長手方向の一端から他端まで延びる複数の平行な線材33と、熱硬化性樹脂3aの短手方向の一端から他端まで延びる複数の平行な線材33とを含んでいる。すなわち、図4に示す例にでは、埋設工程S1の線材配置工程において、熱硬化性樹脂31a,32aの上に複数の線材33を網状に編んだ状態で配置することで、複数の線材33を熱硬化性樹脂3aに埋設している。この場合、線材33の材質は、たとえば金属線材であり、線材33の直径は、たとえば約50μm程度であり、線材33のピッチは、たとえば約2mm〜約3mm程度である。
なお、埋設工程S1において熱硬化性樹脂3aに埋設する線材の材質、径、ピッチ、および配置は、所定の条件で熱硬化性樹脂3aの形状を維持することができれば、特に限定されない。たとえば、熱硬化性樹脂3aに長手方向の一端から他端まで延びる複数の平行な線材33のみを埋設してもよいし、短手方向の一端から他端まで延びる複数の平行な線材33のみを埋設してもよい。いずれの場合にも、第1塗布工程および第2塗布工程で塗布された熱硬化性樹脂31a,32aの上に線材33を配置し終えたら、線材配置工程が終了する。
線材配置工程の終了後は、第3塗布工程と第4塗布工程を実施する。第3塗布工程は、第1塗布工程で塗布されて線材配置工程で線材33が配置された熱硬化性樹脂32aの上に、熱硬化性樹脂32aを塗布する工程である。第4塗布工程は、第2塗布工程で塗布されて線材配置工程で線材33が配置された熱硬化性樹脂31aの上に、熱硬化性樹脂31aを塗布する工程である。第3塗布工程および第4塗布工程は、前述の第1塗布工程および第2塗布工程と同様に実施することができる。以上により、図4および図5に示すように、熱硬化性樹脂31aと熱硬化性樹脂32aからなり、線材33が埋設された熱硬化性樹脂3aが得られ、埋設工程S1が終了する。
予備硬化工程S2は、埋設工程S1の後、成形工程S4の前に、熱硬化性樹脂3aを予備硬化させる工程である。具体的には、たとえば、図4および図5に示す熱硬化性樹脂3aを予備加熱炉内でガラス転移点を下回る温度で加熱して、熱硬化性樹脂3aを、完全には硬化させず、形状を安定させることが可能な程度まで半硬化させる工程である。なお、埋設工程S1の終了後に熱硬化性樹脂3aを搬送する必要がない場合や、予備硬化をさせなくても熱硬化性樹脂3aの形状が安定している場合には、予備硬化工程S2を省略することも可能である。
図6は、搬送工程S3の終了後の熱硬化性樹脂3aと金型Dの状態を示す概略図である。搬送工程S3は、埋設工程S1の後、成形工程S4の前に、線材33が埋設されて予備硬化された熱硬化性樹脂3aを金型Dへ搬送する工程である。具体的には、線材33が埋設されて予備硬化された熱硬化性樹脂3aを、適宜の搬送装置によって搬送して、金型Dの所定の位置に配置する。
金型Dは、たとえば、上型D1と下型D2とリフターD3とを備えている。上型D1と下型D2は、たとえば、上下方向に相対移動可能に対向して配置され、前述のセパレータ3の流路部31とシール部32を成形するためのキャビティを形成する。リフターD3は、たとえば、熱硬化性樹脂3aの周縁部を支持する矩形枠状の支持面を有し、下型D2の周囲に配置され、上下方向に移動可能に設けられている。搬送工程S3において、熱硬化性樹脂3aは、たとえば、リフターD3の支持面に配置される。なお、リフターD3の構成は一例であり、任意の構成のリフターを採用することができる。
搬送工程S3において、熱硬化性樹脂3aが搬送される金型Dの上型D1および下型D2の温度は、熱硬化性樹脂3aを加熱して硬化させることが可能な、たとえば、約180℃程度に昇温されている。これにより、リフターD3の温度は、たとえば、約150℃程度に昇温している。また、搬送工程S3において、熱硬化性樹脂3aを支持するリフターD3の支持面は、下型D2のキャビティを形成する面よりも上方に配置されている。搬送工程S3において、下型D2のキャビティを形成する面から、熱硬化性樹脂3aが配置されるリフターD3の支持面までの高さHは、たとえば約5mmから約10mm程度である。
成形工程S4は、たとえば、成形/硬化工程と、プレス抜き工程とを含む。成形/硬化工程は、前述のように、線材33が埋設された熱硬化性樹脂3aを金型Dの内部で硬化させてセパレータ3を成形する工程である。具体的には、図6に示すように、搬送工程S3の終了後に、熱硬化性樹脂3aは、リフターD3の支持面に配置され、下型D2のキャビティを形成する面の上方に支持されている。
この状態で、下型D2と上型D1とを接近させて型閉じすることで下型D2と上型D1との間のキャビティに熱硬化性樹脂3aを収容する。このとき、リフターD3の支持面を、下型D2のキャビティを形成する面の高さまで下げる。そして、下型D2と上型D1とを型締めして熱硬化性樹脂3aを成形するとともに、上型D1と下型D2の熱によって熱硬化性樹脂3aを加熱して硬化させる。以上により、成形/硬化工程が終了する。
プレス抜き工程は、成形/硬化工程後に上型D1と下型D2を開き、リフターD3を上昇させて下型D2から取り出した熱硬化性樹脂3aの一部を、ダイとパンチによって切断してセパレータ3を成形する工程である。具体的には、プレス抜き工程において、硬化後の熱硬化性樹脂3aの周縁部を切断してシール部32を成形するともに、シール部32にマニホールド孔21a,21b,22a,22b,23a,23bを開口させる。以上により、プレス抜き工程が終了して成形工程S4が終了し、図1および図2に示すセパレータ3を成形することができる。
以下、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mの作用を説明する。
本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mは、前述のように、流体の流路21,22,23を画定する流路部31と、その流路部31の周縁部で流体を封止するシール部32とを有するセパレータ3を成形する方法である。この燃料電池用セパレータの製造方法Mは、導電性粒子34を含有する未硬化の熱硬化性樹脂3aに線材33を埋設する埋設工程S1と、その線材33が埋設された熱硬化性樹脂3aを金型Dの内部で硬化させてセパレータ3を成形する成形工程S4と、を有している。
これにより、上型D1と下型D2との型閉じの前に、リフターD3の上に配置された熱硬化性樹脂3aがリフターD3からの伝熱や下型D2の輻射熱で軟化しても、熱硬化性樹脂3aに埋設された線材33が芯材として機能する。そのため、線材33により熱硬化性樹脂3aの形状を維持し、型閉じ前の熱硬化性樹脂3aの垂れ下がりや、型閉じ前の熱硬化性樹脂3aの下型D2への接触を防止することができる。したがって、熱硬化性樹脂3aを下型D2に対して所定の位置に正確に配置することができ、しわ、割れ、局所的な肉厚の減少などの不具合を抑制しつつ、金属と比較して軽量な熱硬化性樹脂3aを主体とするセパレータ3を得ることができる。
また、前述のように、埋設工程S1では、熱硬化性樹脂3aに埋設する芯材として、線材33を用いている。これにより、成形工程S4において、上型D1と下型D2とを型締めして熱硬化性樹脂3aを成形して硬化させるときに、たとえば金属箔などのシート材を芯材として用いる場合と比較して、熱硬化性樹脂3aが流動可能な範囲が拡大する。したがって、セパレータ3に、しわ、割れ、局所的な肉厚の減少などの不具合が発生するのを抑制しつつ、金属と比較して軽量な熱硬化性樹脂3aを主体とするセパレータ3を得ることができる。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mは、埋設工程S1において、網状に編んだ線材33を熱硬化性樹脂3aに埋設する。
これにより、熱硬化性樹脂3aの芯材としての線材33の剛性を向上させることができる。そのため、たとえば線材33を一方向に平行に並べるだけの場合と比較して、金型Dに配置された未硬化のシート状の熱硬化性樹脂3aの形状を維持する効果が向上する。したがって、熱硬化性樹脂3aをリフターD3の上に配置したときに、金型Dの熱で熱硬化性樹脂3aが軟化しても、熱硬化性樹脂3aの垂れ下がりをより効果的に防止して、熱硬化性樹脂3aが下型D2に接触するのを、より確実に防止することができる。
また、熱硬化性樹脂3aを凸状に成形する場合、網状の線材33は、網目が粗くなるように塑性変形して、熱硬化性樹脂3a内の最適な位置に留まる。また、熱硬化性樹脂3aを凹状に成形する場合、網状の線材33は、網目が密になるように塑性変形して熱硬化性樹脂3a内の最適な位置に留まる。このように、網状の線材33が自在に変形することで、金属箔などのシート状の芯材とは異なり、金型D内で網状の線材33にしわが形成されることが防止される。また、このように線材33が伸縮することで、線材33が熱硬化性樹脂3aの表面に露出せず、熱硬化性樹脂3aに埋設された状態で、熱硬化性樹脂3aが硬化する。
したがって、セパレータ3に、しわ、割れ、局所的な肉厚の減少などの不具合が発生するのを抑制しつつ、金属と比較して軽量な熱硬化性樹脂3aを主体とするセパレータ3を得ることができる。なお、セパレータ3の強度は、硬化後の熱硬化性樹脂3aの強度と厚さによって確保される。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mは、埋設工程S1の後、成形工程S4の前に、熱硬化性樹脂3aを予備硬化させる予備硬化工程S2と、線材33が埋設されて予備硬化された熱硬化性樹脂3aを金型Dへ搬送する搬送工程S3と、を有する。
これにより、未硬化の熱硬化性樹脂3aに線材33を埋設する埋設工程S1を、金型Dの外で行うことができる。また、線材33が埋設された未硬化の熱硬化性樹脂3aを、予備硬化工程S2で予備硬化させることで、搬送工程S3で金型Dへ搬送することができる。これにより、埋設工程S1および成形工程S4の自由度を向上させ、セパレータ3の生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mにおいて、熱硬化性樹脂3aが含有する導電性粒子34はカーボン粒子である。また、埋設工程S1において、図4および図5に示すように、セパレータ3の流路部31に対応する領域に配置される熱硬化性樹脂31aに含まれるカーボン粒子の体積比を65%以上かつ75%以下としている。
これにより、図2に示すように、MEGA2と、そのMEGA2に接するアノード側とカソード側のセパレータ3,3との間の接触抵抗を、セル1として適切な値にすることができる。また、隣り合う二つのセル1,1のうち、一方のセル1のアノード側のセパレータ3と、他方のセル1のカソード側のセパレータ3との間の接触抵抗を、スタック10として適切な値にすることができる。
また、熱硬化性樹脂31aに含まれるカーボン粒子の体積比が75%以下であれば、成形後のセパレータ3の流路部31の強度を確保して、カーボン粒子の脱落を防止することができる。一方、熱硬化性樹脂31aに含まれるカーボン粒子の体積比が75%を超えると、成形後のセパレータ3の流路部31の強度が低下して、カーボン粒子が脱落するおそれがある。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法Mは、埋設工程S1において、図4および図5に示すように、セパレータ3のシール部32に対応する領域に配置される熱硬化性樹脂32aに含まれるカーボン粒子の体積比を20%以下としている。
これにより、各セル1で、MEGA2との間の接触抵抗を低減させる必要性が低く、隣のセル1のセパレータ3と接触しない、セパレータ3のシール部32において、熱硬化性樹脂32aのカーボン粒子の含有率を十分に低下させることができる。これにより、セパレータ3を構成する熱硬化性樹脂3aが含有するカーボン粒子の使用量を低減することができ、セパレータ3の製造コストを低減することができる。
以上、図面を用いて本開示に係る燃料電池用セパレータの製造方法の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本開示に含まれるものである。
3 セパレータ
3a 熱硬化性樹脂
21 流路
22 流路
23 流路
31 流路部
31a 熱硬化性樹脂
32 シール部
32a 熱硬化性樹脂
33 線材
34 導電性粒子
D 金型
M 燃料電池用セパレータの製造方法
S1 埋設工程
S2 予備硬化工程
S3 搬送工程
S4 成形工程
3a 熱硬化性樹脂
21 流路
22 流路
23 流路
31 流路部
31a 熱硬化性樹脂
32 シール部
32a 熱硬化性樹脂
33 線材
34 導電性粒子
D 金型
M 燃料電池用セパレータの製造方法
S1 埋設工程
S2 予備硬化工程
S3 搬送工程
S4 成形工程
Claims (5)
- 流体の流路を画定する流路部と、該流路部の周縁部で前記流体を封止するシール部と、を有するセパレータを成形する燃料電池用セパレータの製造方法であって、
導電性粒子を含有する未硬化の熱硬化性樹脂に線材を埋設する埋設工程と、
前記線材が埋設された前記熱硬化性樹脂を金型の内部で硬化させて前記セパレータを成形する成形工程と、を有することを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法。 - 前記埋設工程において、網状に編んだ前記線材を前記熱硬化性樹脂に埋設することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
- 前記埋設工程の後、前記成形工程の前に、
前記熱硬化性樹脂を予備硬化させる予備硬化工程と、
前記線材が埋設されて予備硬化された前記熱硬化性樹脂を前記金型へ搬送する搬送工程と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。 - 前記導電性粒子は、カーボン粒子であり、
前記埋設工程において、前記流路部に対応する領域に配置される前記熱硬化性樹脂に含まれる前記カーボン粒子の体積比を65%以上かつ75%以下とすることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。 - 前記埋設工程において、前記シール部に対応する領域に配置される前記熱硬化性樹脂に含まれる前記カーボン粒子の体積比を20%以下とすることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
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