JP2020126022A - 電波方向探知装置 - Google Patents

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成保 亀井
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Abstract

【課題】回路規模を縮小化しつつ、電気部品の個体差や経年劣化を考慮したキャリブレーションが実施可能な電波方向探知装置を提供する。【解決手段】電波方向探知装置20の受信装置10は、複数の方位測定アンテナの各々で受信した信号を受信する受信部と、キャリブレーションを実施する際に、キャリブレーション用信号を方位測定アンテナの任意の1つの方位測定アンテナに送信する送信部と、方位測定アンテナ間で到来電波を受信した際の方位測定アンテナ間での位相差、および、任意の1つの方位測定アンテナからキャリブレーション用信号を送信した際、他の複数の方位測定アンテナ間での位相差を検出する位相差検出部と、キャリブレーション実施時に取得した位相差から算出した補正値を格納する記憶部と、位相検出部で取得した到来電波受信時の複数の方位測定アンテナ間の位相差と補正値とを用いて、到来電波の到来方向を算出する到来方向算出部と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、電波方向探知装置に関し、特に、航空機や艦船に搭載される、レーダーなどの電波の到来方向を探知する電波方向探知装置に適用可能である。
電波方向探知装置に関する提案として、特許文献1(特開平10−170621号公報)、特許文献2(特開2006−242761号公報)、特許文献3(特開2014−10110号公報)、特許文献4(特開平2−265302号公報)などがある。
電波方向探知装置における方向探知技法のひとつとして、インターフェロメータ方探技法がある。図6は、インターフェロメータ方探技法の原理図を示す図である。図6に示す様に、1つの到来電波7を2本のアンテナ1a、1bで受信するとき、到来電波7の到来方向に対して垂直な線となる波面100を考えると、波面100に沿った点では、信号の位相差は同じとなる。図6では、アンテナ1aが波面100上にあり、アンテナ1bから波面100に対して垂直となる線101を引いた時の波面100とアンテナ1bの距離が経路差となる。この経路差と到来電波7の波長の比から、2つのアンテナ1a、1bで受信した信号間の位相差が算出でき、位相差から到来電波7の到来方向を推定することができる。
図7は、本発明者により検討された電波方向探知装置の構成を示す図である。図8は、図7の信号処理部の構成を示す図である。図7に示す電波方向探知装置20rの構成では、5本の方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eで、到来電波7を受信する。各方位測定アンテ1a、1b、1c、1d、1eで受信した到来電波7は、同軸ケーブル9a、9b、9c、9d、9eを経由して受信装置10に入力される。受信部4a、4b、4c、4d、4eにて、信号増幅、中間信号への変調、フィルタリングを行い、A/D変換部5で変換したディジタル信号が、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等のロジックデバイスで構成された信号処理部16に送信される。信号処理部16では、受信した到来電波7の方位測定アンテナ間の位相差を検出して、その情報を元に到来方向の算出を行う。位相差の精度が到来方向算出の精度に影響するので、到来方向を正確に算出するためには、各方位測定アンテナの受信系における位相誤差を極力小さくする必要がある。
受信装置10の各方位測定アンテナの受信系には、受信信号の周波数を中間周波数に変調する受信部4a、4b、4c、4d、4eがあるが、ミキサやフィルタ、変調に使用するローカル周波数生成用の局部信号発振器12において、全ての受信系で位相特性を一致させることは極めて難しい。そのため、各受信部4a、4b、4c、4d、4eには1つの局部信号発振器12から、分配器11を用いて共通のローカル周波数を供給することで、位相特性を近似させている。
また、さらに位相特性の誤差を解消するために、各受信アンテナ1a、1b、1c、1d、1eと受信系との間にスイッチ回路15a、15b、15c、15d、15eを設け、キャリブレーション用の試験信号を生成する試験信号発振器14を接続している。試験信号発振器14からの試験信号は分配器13を用いて、各受信系に同一の信号を供給している。
図7の電波方向探知装置20rでは、最初に各スイッチ回路15a、15b、15c、15d、15eを試験信号発振器14に接続するように切り替えて、試験信号を各受信系へ送ることでキャリブレーションを行う。キャリブレーション時において、信号処理部16では、図8に示す様に、変換された各信号と基準信号に対する位相差を位相差検出部16aで検出して、補正値を記憶部16cに格納する。その後、スイッチ回路15a、15b、15c、15d、15eをアンテナ側に切り替えて到来電波7の受信を行う。到来方向算出部16bは、位相差検出部16aで検出した位相差に対し、キャリブレーションにより算出して記憶部16cに格納した位相差を用いて補正を行い、到来電波7の到来方向を算出する。
特開平10−170621号公報 特開2006−242761号公報 特開2014−10110号公報 特開平2−265302号公報
電波方向探知装置を搭載する艦船・航空機等に関しては、電波方向探知装置を含む電子機器の小型化の要求が高まっている。しかし、図7の構成では、受信装置10の各受信系の受信部4a、4b、4c、4d、4eに入力するローカル信号を共通にするため、局部信号発振器12の信号を分配する、分配器11が必要となる。また、方向探知開始前にキャリブレーション用の試験信号を各受信系に供給するため、試験信号発振器14と分配器11が必要となる。そのため、電波方向探知装置20rの回路規模が大きくなるという課題がある。
また、レーダーに使用されるミリ波(波長:1〜10[mm])やマイクロ波(波長:10〜100[mm])に対して、誤差を1[%]に以下にすることを求められた場合、受信装置10と受信アンテナ(1a、1b、1c、1d、1e)間を結ぶ同軸ケーブル(9a、9b、9c、9d、9e)の長さに関して、0.01〜1[mm]レベルの精度が求められる。この精度を実現することは、製造上、非常に困難であり、長期使用や環境要因による同軸ケーブルの劣化の影響も受ける。
本開示の課題は、回路規模の縮小化しつつ、電気部品の個体差や経年劣化を考慮したキャリブレーションが実施可能な電波方向探知装置を提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、電波方向探知装置は、複数の方位測定アンテナと、受信装置と、を有し、前記受信装置は、前記複数の方位測定アンテナの各々で受信した信号を受信する受信部と、キャリブレーションを実施する際に、キャリブレーション用信号を前記複数の方位測定アンテナの任意の1つの方位測定アンテナに送信する送信部と、前記複数の方位測定アンテナ間で到来電波を受信した際の前記複数の方位測定アンテナ間での位相差、および、前記任意の1つの方位測定アンテナから前記キャリブレーション用信号を送信した際、前記任意の1つの方位測定アンテナを除く、他の複数の方位測定アンテナ間での位相差を検出する位相差検出部と、前記キャリブレーションの実施時に取得した前記位相差から算出した補正値を格納する記憶部と、前記位相差検出部で取得した前記到来電波の受信時の前記複数の方位測定アンテナ間の位相差と前記補正値とを用いて、前記到来電波の到来方向を算出する到来方向算出部と、を含む。
さらには、電波方向探知装置は、複数の方位測定アンテナと、受信装置と、前記複数の方位測定アンテナの各々と前記受信装置と間に設けられたケーブルと、を有する。前記受信装置は、前記複数の方位測定アンテナの各々で受信した信号を、前記ケーブルを介して受信する受信部と、キャリブレーションを実施する際に、キャリブレーション用信号を前記複数の方位測定アンテナの任意の1つの方位測定アンテナに前記ケーブルを介して送信する送信部と、前記複数の方位測定アンテナ間で到来電波を受信した際の前記複数の方位測定アンテナ間での位相差、および、前記任意の1つの方位測定アンテナから前記キャリブレーション用信号を送信した際、前記任意の1つの方位測定アンテナを除く、他の複数の方位測定アンテナ間での位相差を検出する位相差検出部と、前記キャリブレーションの実施時に取得した前記位相差から算出した補正値を格納する記憶部と、前記位相検出部で取得した前記到来電波の受信時の前記複数の方位測定アンテナ間の位相差と前記補正値とを用いて、前記到来電波の到来方向を算出する到来方向算出部と、を含む。
上記電波方向探知装置によれば、回路規模の縮小化しつつ、電気部品の個体差や経年劣化を考慮したキャリブレーションを実施することが可能である。
実施例に係る電波方向探知装置の構成を示す図である。 図1の信号処理部の構成を示す図である。 実施例に係るキャリブレーション実施時の状態を模式的に示す図である。 実施例に係る各方位測定アンテナ間の補正値を示す図である。 実施例に係るキャリブレーションから方向探知までのフローを示す図である。 インターフェロメータ方探技法の原理図を示す図である。 本発明者により検討された電波方向探知装置の構成を示す図である。 図7の信号処理部の構成を示す図である。
以下、実施形態、および、実施例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
図1は、実施例に係る電波方向探知装置の構成を示す図である。図2は、図1の信号処理部の構成を示す図である。図3は、実施例に係るキャリブレーション実施時の状態を模式的に示す図である。図4は、実施例に係る各方位測定アンテナ間の補正値を示す図である。図5は、実施例に係るキャリブレーションから方向探知までのフローを示す図である。
図1に示す様に、電波方向探知装置20は、レーダー波などの到来電波7を受信するための方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eと、受信装置10と、各方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eと受信装置10とを接続する同軸ケーブル9a、9b、9c、9d、9eと、を有する。方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eは、異なる位置に設置される。
受信装置10は、信号増幅、中間周波数信号への変調、フィルタリングといった処理を行う受信部4a、4b、4c、4d、4eと、A/D変換部5と、ディジタル信号を処理して、到来方向を算出する信号処理部6と、を有する。受信部4a、4b、4c、4d、4eは、受信系と言うことができる。
電波方向探知装置20は、到来電波7を受信する各方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eから、キャリブレーション用の信号8を送信できるようにするため、各方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eに対して送信系を有する。送信系は、送信部3a、3b、3c、3d、3eを有する。電波方向探知装置20は、また、送信部3a、3b、3c、3d、3eと受信部4a、4b、4c、4d、4eが切り替えられるように、各系に送受信切り替えスイッチ回路2a、2b、2c、2d、2eを備える。
A/D変換部5は、受信部4a、4b、4c、4d、4eから入力されたアナログ信号をディジタル信号へ変換するアナログディジタル(AD)変換回路と、信号処理部6から入力されたディジタル信号をアナログ信号へ変換して送信部へ出力するディジタルアナログ(DA)変換回路と、を有する。
図2に示すように、信号処理部6は、到来電波7の受信時、キャリブレーション実施時の位相差を検出することのできる位相差検出部6aと、キャリブレーション実施時に取得した補正値を格納する記憶部6cと、到来電波7の到来方向を算出する到来方向算出部6bで構成される。位相差検出部6aは、到来電波方向探知時に位相差を検出する位相差検出部6aと、キャリブレーション時に位相差を検出する位相差検出部6aと、を具備する。
次に、図3を用いて、キャリブレーションの流れを説明する。図3に示すように、方位測定アンテナ1eから、方位測定アンテナ1aと1bを結ぶ基線abに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、方位測定アンテナ1eからの送信信号と方位測定アンテナ1a、1bでの受信信号の間に位相差が生じる。方位測定アンテナ1a、1bの位置は既知であるため、位相差に対して期待値θが存在する。方位測定アンテナ1aとの位相差の期待値をθea1、方位測定アンテナ1bとの位相差の期待値をθeb1とする。次に、実際にキャリブレーション用信号8を送信した際の方位測定アンテナ1eと方位測定アンテナ1a、1bの位相差をφea1、φeb1とすると、期待値θと位相差φに差が生じる。この差θ-φを補正値δとして、記憶部6cに格納する。上記のキャリブレーション処理を基線bc、cd、daに対しても行うと、方位測定アンテナ1eとその他の方位測定アンテナ1a、1b、1c、1dの間に補正値δが2つずつ得られる。
図4に示すように、キャリブレーション用信号8を送信する方位測定アンテナを切り替えて同様の処理を行うことで、各方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1e間で4つの補正値δを得ることができる。つまり、送信側の1つのアンテナに対して、8つの補正値δが得られるので、図4に示す様に、5本の方位測定アンテナ1a、1b、1c、1d、1eに対して、40個(5×8=40)の補正値δが得られる。到来電波7を受信して位相差を検出し、到来方向を算出する際に、キャリブレーション時に取得した補正値δを適用する。
たとえば、方位測定アンテナ1eから基線abに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δea1、δeb1が得られる。方位測定アンテナ1eから基線bcに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δeb2、δec1が得られる。方位測定アンテナ1eから基線cdに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δec2、δed1が得られる。方位測定アンテナ1eから基線daに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δed2、δea2が得られる。
また、方位測定アンテナ1aから基線bcに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δab1、δac1が得られる。方位測定アンテナ1aから基線cdに対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δac2、δad1が得られる。方位測定アンテナ1aから方位測定アンテナ1d、1e(基線de)に対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δad2、δae1が得られる。方位測定アンテナ1aから方位測定アンテナ1e、1b(基線eb)に対して、キャリブレーション用信号8を送信すると、補正値δae2、δab2が得られる。
図5を用いて、キャリブレーションから方向探知までのフローを説明する。
方向探知前に、キャリブレーションを開始する(ステップS1)。次に、任意の方位測定アンテナから、他のアンテナ間の基線に対して、キャリブレーション用信号を送信する(ステップS2)。受信装置10内で受信処理を行い(ステップS3)、送信側のアンテナと基線を構成する各アンテナとの位相差を検出する(ステップS4)。図3で説明した様に、検出した位相差φと期待値θを比較して(ステップS5)、補正値δを算出し(ステップS6)、算出した補正値δ(図4参照)を記憶部6cに格納する(ステップS7)。
全てのアンテナに対する補正値δを取得した後、到来電波7の方向探知を開始する(ステップS8)。到来電波7の受信後(ステップS9)、受信装置10内で受信処理を行い(ステップS10)、各アンテナ間での位相差φを検出して(ステップS11)、記憶部6cに格納した補正値δを適用して演算処理を行うことで(ステップS12)、到来電波7の到来方向を算出する(ステップS13)。
実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
1)実施例では、任意の方位測定アンテナからのキャリブレーション用信号8を、他の方位測定アンテナに受信させることで、各方位測定アンテナ間の位相差φに対する補正値δを取得する(図4参照)。この補正値δは、各受信系の位相変動を内包したものになるので、受信部(4a〜4e)ごとの位相誤差が存在していても問題にならない。そのため、電波方向探知装置20の回路の簡素化を実現することができる。
2)図7の電波方向探知装置20rの構成と異なり、図1の電波方向探知装置20では、変調に使用するローカル周波数の供給源を共通化する必要がないため、電波方向探知装置20rの分配器11が不要となる。図1の電波方向探知装置20では、各受信系に試験信号を入力してのキャリブレーションも行わないため、図7の電波方向探知装置20rの試験信号の発振器14と分配器13も不要となる。
3)また、補正値δには、各方位測定アンテナと受信装置10間の同軸ケーブル(9a〜9e)の電気長誤差等も含まれ、キャリブレーション時の現状が反映されるので、同軸ケーブル(9a〜9e)の劣化や電気部品の個体差により生じる位相変動も考慮してキャリブレーションを行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1a、1b、1c、1d、1e:方位測定アンテナ
2a、2b、2c、2d、2e:送受信切り替えスイッチ回路
3a、3b、3c、3d、3e:送信部
4a、4b、4c、4d、4e:受信部
5:A/D変換部
6:信号処理部
6a:位相差検出部
6a:位相差検出部(到来電波方向探知時)
6a:位相差検出部(キャリブレーション時)
6b:到来方向算出部
6c:記憶部
7:到来電波
8:キャリブレーション用信号
9a、9b、9c、9d、9e:同軸ケーブル
10:受信装置
20:電波方向探知装置

Claims (5)

  1. 複数の方位測定アンテナと、
    受信装置と、
    を有し、
    前記受信装置は、
    前記複数の方位測定アンテナの各々で受信した信号を受信する受信部と、
    キャリブレーションを実施する際に、キャリブレーション用信号を前記複数の方位測定アンテナの任意の1つの方位測定アンテナに送信する送信部と、
    前記複数の方位測定アンテナ間で到来電波を受信した際の前記複数の方位測定アンテナ間での位相差、および、前記任意の1つの方位測定アンテナから前記キャリブレーション用信号を送信した際、前記任意の1つの方位測定アンテナを除く、他の複数の方位測定アンテナ間での位相差を検出する位相差検出部と、
    前記キャリブレーションの実施時に取得した前記位相差から算出した補正値を格納する記憶部と、
    前記位相差検出部で取得した前記到来電波の受信時の前記複数の方位測定アンテナ間の位相差と前記補正値とを用いて、前記到来電波の到来方向を算出する到来方向算出部と、を含む、
    電波方向探知装置。
  2. 前記複数の方位測定アンテナは、異なる位置に設置される、請求項1に記載の電波方向探知装置。
  3. 前記複数の方位測定アンテナの各々は、前記到来電波の受信と前記キャリブレーション用信号の送信とが可能である、請求項2に記載の電波方向探知装置。
  4. 前記複数の方位測定アンテナと、前記受信部と、前記送信部との間に設けられ、前記複数の方位測定アンテナによる前記到来電波の受信と前記任意の1つの方位測定アンテナからの前記キャリブレーション用信号の送信とを切り替えるスイッチ回路をさらに含む、請求項3に記載の電波方向探知装置。
  5. 前記複数の方位測定アンテナは、5つの方位測定アンテナを含み、
    前記受信装置は、
    前記キャリブレーションの実施時において、
    前記キャリブレーション用信号の送信を行う前記任意の1つの方位測定アンテナを除く、前記他の4つの方位測定アンテナで構成される4つの基線に対して、前記任意の1つの方位測定アンテナから前記キャリブレーション用信号を送信し、
    前記キャリブレーション用信号に対する前記他の4つの方位測定アンテナでの位相差を検出し、
    期待値と検出された前記位相差とを比較して前記補正値を算出する、請求項4に記載の電波方向探知装置。
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