JP2020125773A - 吸盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1逆止弁と第2逆止弁とにより、吸着力を増加し、外部が負圧状態であっても、制御部材が外力により円盤部から離れる方向へ移動することはない吸盤を提供する。【解決手段】台座と、台座に移動可能に設けられている制御部材と、第1流路と、第2流路と、を備え、台座は、台部と、台部に弾性的に変形可能に設けられている円盤部と、を備え、円盤部はベース面に接触し、台座に第1空気室が設けられており、制御部材と台座との間に第2空気室が形成され、第1流路は第1空気室および第2空気室と連通し、制御部材に第2流路が設けられている吸盤部材と、第1流路に設けられており、第1流路を開け可能に閉鎖する第1逆止弁と、第2流路に設けられており、第2流路を開け可能に閉鎖する第2逆止弁と、とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、吸盤に関するものである。
台湾発明I604134号の吸盤装置を参照する。このような吸盤装置は、吸盤部材と、前記吸盤部材に取り付けられている逆止弁と、前記吸盤部材と連接する外マスクユニットと、前記外マスクユニットに取り付けられている手動排気弁と、を備える。前記吸盤部材は、凸台と、蓄気室と、を備える。前記逆止弁は前記凸座の弁孔に取り付けられている。これにより、空気は前記蓄気室から前記凸座の外部にリリースすることが可能である。前記外マスクユニットは、前記蓄気室と連通する蓄気空間と、蓄気空間と外部を連通する排気流路と、備える。前記手動排気弁により、前記排気流路は閉じ状態から開け状態に変換することが可能である。また、前記手動排気弁のフローティング部材に識別段が設けられており、前記フローティング部材に気密リングが嵌められている。前記気密リングは、前記フローティング部材に対して変位することが可能であり、又は変形することが可能である。前記フローティング部材を操作して前記気密リングが排気流路から離脱し、又は排気流路に押し付けて閉鎖することにより、前記識別段は、負圧状態で吸盤部材内に位置し、負圧が減少するときに、吸盤部材から徐々に露呈することにより、ユーザーは真空の度合を識別することが可能である。前記吸盤装置は、更に、前記フローティング部材と前記外マスクユニットとの間に設けられており、両者を弾性的に押し付けるバネを備える。
しかし、従来の気密リングは、変形しないと排気することができないため、厚すぎ又は硬すぎてはいけない一方、バネの押さえ力を受けることが必要である。このため、例えば負圧が0.533バール(bar)(相当の吸引力)であるときには、前記気密リングがバネによる押さえ力により移動する。すなわち、負圧が例えば0.533バール(bar)である状態では、前記手動排気弁は、バネによる押さえ力により、上に設けられる識別段が露呈して、ユーザーの判断が間違いやすい。これにより、ユーザーは識別部によって負圧状態を有効に識別することができない。
台湾発明I604134号公報
本発明の主な目的は、第1逆止弁と第2逆止弁とにより、吸着力を増加し、外部が負圧状態であっても、制御部材が外力により円盤部から離れる方向へ移動することがない吸盤を提供することにある。
本発明に係る吸盤は、台座と、台座に移動可能に設けられている制御部材と、第1流路と、第2流路と、を備え、台座は、台部と、台部に弾性的に変形可能に設けられている円盤部と、を備え、円盤部はベース面に接触し、台座に第1空気室が設けられており、制御部材と台座との間に第2空気室が形成され、第1流路は第1空気室および第2空気室と連通し、制御部材に第2流路が設けられている吸盤部材と、第1流路に設けられており、第1流路を開け可能に閉鎖し、これにより、流体が、第1空気室から第2空気室に流すことが可能な第1逆止弁と、第2流路に設けられており、第2流路を開け可能に閉鎖し、これにより、流体が、第2空気室から外部に流すことが可能な第2逆止弁と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る吸盤は、制御部材は、更に、環状プラグ部を備え、環状プラグ部は台部に押し付け、制御部材に環状溝が設けられており、環状プラグ部は環状溝内に設けられており、環状プラグ部は、環状溝と台部との間に押し付け、環状プラグ部に外環状面が設けられており、外環状面に外環状突起が少なくとも一つ設けられており、外環状突起は台部の裏壁に押し付けることを特徴とする。
本発明に係る吸盤は、制御部材は識別段と一体成形され、制御部材は移動することが可能であることにより、識別段は台座内と台座外との間に移動することが可能であり、識別段に色が付けられたことを特徴とする。
本発明に係る吸盤は、更に、キャップを備え、キャップは、制御部材に設けられており、第2逆止弁を遮蔽し、キャップと制御部材との間に少なくとも一つの排気流路が形成され、各排気流路は第2流路および外部と連通することを特徴とする。
本発明に係る吸盤は、制御部材は識別段と一体成形され、制御部材は移動することが可能であることにより、識別段は台座内と台座外との間に移動することが可能であり、識別段に色が付けられ、更に、キャップを備え、キャップは、制御部材に設けられており、第2逆止弁を遮蔽し、キャップと制御部材との間に少なくとも一つの排気流路が形成され、各排気流路は第2流路および外部と連通し、キャップに第1結合構造が少なくとも一つ設けられており、制御部材には、第1結合構造と連結する第2結合構造が少なくとも一つ設けられており、第1結合構造は複数あり、第2結合構造は複数あり、各第1結合構造は第2結合構造のうちの一つと係止して結合し、台座は、更に、蓋部を備え、蓋部は台部を被り、蓋部に第1係止部が少なくとも一つ設けられており、台部には、第1係止部と係止する第2係止部が少なくとも一つ設けられており、蓋部に穿孔が設けられており、制御部材は穿孔を移動可能に挿通し、第1係止部は複数あり、第2係止部は複数あり、穿孔と制御部材とはセンターラインを中心とし、複数の第1係止部と複数の第2係止部とは、それぞれセンターラインを囲むように設けられ、各第1係止部と各第2係止部との少なくとも一方にガイド斜面が設けられており、ガイド斜面は、センターライン方向に対して傾斜し、台座には、更に、入気流路が設けられており、入気流路は第1空気室と外部とを連通し、円盤部には、更に、圧力リリーフ弁部が設けられており、圧力リリーフ弁部には、入気流路と連通する貫通孔が設けられており、貫通孔は、入気流路を開け可能に閉鎖し、排気流路は複数あり、制御部材に排気流路が複数設けられており、各排気流路には、第1排気段と、第1排気段と直交する第2排気段とが設けられており、制御部材に色が付けられており、キャップは、制御部材の一部を被り、識別段はキャップから露呈し、制御部材と台部との間には、両方に弾性的に押し付ける弾性部材が設けられており、外環状突起は複数あり、環状プラグ部には、外環状面に対向する裏環状面が設けられており、環状溝に環状凸縁が複数設けられており、複数の環状凸縁は、径方向に沿って裏環状面に押し付け、第1逆止弁は第2逆止弁と同じ、第2逆止弁は、上段と、ネック段と、底段と、を備え、ネック段は第2流路を挿通し、上段は第2流路の第1ポートに押し付けて閉鎖し、底段は第2流路の第1ポートから遠く離れた第2ポートに押し付けて閉鎖し、底段は十字形を呈し、底段には、互いに直交するシール片が複数設けられており、吸盤は、更に、フックが設けられており、台座とフックとは、そのうちの一方に第1係止構造が設けられており、他方に第2係止構造が設けられており、第1係止構造は、係止穴と、係止穴を構成するタブと、を備え、係止穴は、互いに反対する両側へ開放し、第2係止構造に係合溝が設けられており、第2係止構造の形状は、ほぼ係止穴の形状に対応し、第2係止構造は、係止穴を挿通して係合溝でタブと係合することを特徴とする。
本発明に係る吸盤は、第1逆止弁と第2逆止弁とにより、吸着力を増加し、外部が負圧状態であっても、制御部材が外力により円盤部から離れる方向へ移動することがないという効果を有する。
本発明の一実施形態に係る吸盤を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吸盤を示す分解斜視図である。内、(A)は第2逆止弁を示す斜視図である。内、(B)はキャップを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吸盤を示す断面図である。 図3の一部を示す拡大図である。 本発明の一実施形態に係る吸盤の使用状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る吸盤の別の使用状態を示す図である。内、(A)(B)はそれぞれ部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図5を参照する。本発明の一実施形態に係る吸盤1は、吸盤部材10と、第1逆止弁30と、第2逆止弁40と、を備える。
吸盤部材10は、台座11と、台座11に移動可能に設けられている制御部材12と、第1流路15と、第2流路16と、を備える。台座11は、台部111と、台部111に弾性的に変形可能に設けられている円盤部112と、を備える。円盤部112はベース面2に接触する。台座11に第1空気室13が設けられている。制御部材12と台座11との間に第2空気室14が形成される。第1流路15は第1空気室13および第2空気室14と連通する。制御部材12に第2流路16が設けられている。
第1逆止弁30は、第1流路15に設けられており、第1流路15を開け可能に閉鎖する。これにより、流体は第1空気室13から第2空気室14に流すことが可能である。第2逆止弁40は、第2流路16に設けられており、第2流路16を開け可能に閉鎖する。これにより、流体は第2空気室14から外部に流すことが可能である。第1逆止弁30と第2逆止弁40により、第1空気室13と第2空気室14とにある流体は、一方向だけに流して排出することが可能であり、吸着力を増加することが可能である。外部が負圧状態(例えば負圧が0.533バール(bar))であっても、制御部材12は、外力により円盤部112から離れる方向へ移動しにくい。
本実施形態では、制御部材12と台部111との間には、両者を弾性的に押し付ける弾性部材50が設けられている。弾性部材50により、制御部材12は弾性的な押さえ力を有する。詳細には、外部が負圧状態(例えば負圧が0.533バール(bar))であっても、制御部材12は、弾性部材50の押さえ方向へ移動しにくい。前記流体は、気体または液体である。本実施形態では、円盤部112がシリコン製の吸盤であり、弾性的に変形することが可能である。
本実施形態では、第1逆止弁30が第2逆止弁40と同じであるが、第1逆止弁30が第2逆止弁40と異なってもよい。このため、第2逆止弁40だけの詳細の特徴を説明し、第1逆止弁30についての説明を省略する。第2逆止弁40は、上段41と、ネック段42と、底段43と、を備える。
ネック段42は第2流路16を挿通する。上段41は、第2流路16の第1ポート161に押し付けて閉鎖する。底段43は、第2流路16の第1ポート161から遠く離れた第2ポート162に押し付けて閉鎖する。底段43は十字形を呈する。底段43には、互いに直交するシール片44が複数設けられている。これにより、変形しやすくなり、密封効果が良くなる。特に、第1逆止弁30と第2逆止弁40とは変形可能な材質を採用するため、底段43は、変形して第2ポート162を閉鎖し、又は第2ポート162を開けることが可能である。これにより、流体は一方向に流入することが可能である。
制御部材12は、更に、環状プラグ部20を備える。環状プラグ部20は台部111に押し付ける。制御部材12に環状溝17が設けられている。環状プラグ部20は環状溝17内に設けられている。環状プラグ部20は環状溝17と台部111との間に押し付けることにより、環状プラグ部20が制御部材12に対してスライドすることを防止することが可能である。これにより、制御部材12と台部111との間の気密効果が良くなる。
本実施形態では、環状プラグ部20は制御部材12に脱着可能に嵌め設けられているリングである。前記リングは弾性的に変形可能な材質を採用する。もちろん、環状プラグ部は制御部材と一体成形されてもよい。詳細には、環状プラグ部20に外環状面21が設けられている。外環状面21に外環状突起22が少なくとも一つ設けられている。外環状突起22は台部111の裏壁に押し付けることにより、制御部材12は台部111の裏壁に緊迫して気密効果を得る。これにより、制御部材12と台部111との間は気密状態を保持する。
本実施形態では、外環状突起22が、複数あり、互いに離隔するように設けられる。これにより、移動および緊迫がスムーズとなり、気密効果は良くなる。環状プラグ部20には、外環状面21に対向する裏環状面23が設けられている。環状溝17に環状凸縁171が複数設けられている。環状凸縁171は、径方向に沿って裏環状面23に押し付けることにより、外環状面21の各外環状突起22が台部111の裏壁に緊迫し、気密効果を向上することが可能である。
吸盤1は、更に、キャップ60を備える。キャップ60は、制御部材12に設けられており、第2逆止弁40を遮蔽して、第2逆止弁40を保護する。これにより、第2逆止弁40が外力を受けて第2流路16から離脱することを防止することが可能である。
キャップ60と制御部材12との間に少なくとも一つの排気流路70を形成することが好ましい。各排気流路70は第2流路16および外部と連通する。本実施形態では、排気流路70が複数ある。制御部材12に排気流路70が複数設けられている。各排気流路70には、第1排気段71と、第1排気段71に直交する第2排気段72とが設けられている。これにより、流体の排出はスムーズとなる。詳細には、制御部材12の軸方向の断面形状はほぼコ字形を呈する。制御部材12には、上面121と、周面122とが設けられている。各排気流路70には、更に、第2排気段72と直交する第3排気段73が設けられている。上面121に第1排気段71が設けられている。周面122に第2排気段72が設けられている。
制御部材12とキャップ60とから、第3排気段73が構成される。これにより、流体の排出はスムーズとなる。もちろん、各排気流路の排気段の数量が限定されず、必要によって変更してもよい。
制御部材12に識別段123が一体成形される。制御部材12を移動すると、識別段123が台座11内と前記台座11外との間で移動する。識別段123が台座11内または台座11外に露呈することにより、真空の度合(真空の度合は、外部に対する負圧状態の度合を指し)を識別することが可能である。例えば識別段123が徐々に台座11内から台座11外に移動すると、これは真空の度合が弱くなることを表す。本実施形態では、識別段123に色が付けられる。具体的には、制御部材12に色が付けられる。
キャップ60は、制御部材12の一部を被り、識別段123がキャップ60から露呈する。識別段123は制御部材12の一部に属する。制御部材12と識別段123とは、一体成形されるときに色が付けられる。これにより、作製プロセスを簡単化することが可能であり、識別段123は制御部材12から離脱することはない。本実施形態では、識別段123が環状突起であってもよい。もちろん、識別段は制御部材に付けられたマークでもよい。特に、外部に対して負圧状態であるときに、識別段123が台座11外から露呈せず、これにより、外部に対する負圧状態の度合の判断の精確度を向上することが可能である。
一方、キャップ60に第1結合構造61が少なくとも一つ設けられている。制御部材12には、第1結合構造61と連結する第2結合構造124が少なくとも一つ設けられている。本実施形態では、第1結合構造61が複数あり、第2結合構造124が複数あり、各第1結合構造61が第2結合構造124のうちの一つと係止して結合することにより、両者が互いに結合する。もちろん、各第1結合構造と各第2結合構造とは、互いに螺着する構成でもよい。
台座11には、更に、蓋部113を備える。蓋部113は台部111を被る。蓋部113に第1係止部114が少なくとも一つ設けられている。台部111には、第1係止部114と係合する第2係止部115が少なくとも一つ設けられている。蓋部113に穿孔116が設けられている。制御部材12は穿孔116を移動可能に挿通することにより、蓋部113は台座11から離脱しにくい。
本実施形態では、第1係止部114が複数あり、第2係止部115が複数あり、穿孔116と制御部材12とがセンターラインL1を中心とし、複数の第1係止部114と複数の第2係止部115とは、それぞれセンターラインL1を囲むように設けられることにより、結合効果を向上することが可能である。一方、各第1係止部114と各第2係止部115とのうちの少なくとも一方にガイド斜面が設けられており、前記ガイド斜面はセンターラインL1に対して傾斜する。これにより、取付作業がスムーズとなる。
本実施形態では、各第1係止部114と各第2係止部115とに、ガイド斜面80, 81がそれぞれ設けられており、各第1係止部114のガイド斜面80は、蓋部113から台部111へ、径方向に沿って徐々にセンターラインL1から離れる。各第2係止部115のガイド斜面81は、蓋部113から台部111へ、径方向に沿って徐々にセンターラインL1から離れる。
また、台座11には、更に、入気流路90が設けられている。入気流路90は、第1空気室13および外部と連通する。円盤部112には、更に、圧力リリーフ弁部91が設けられている。圧力リリーフ弁部91には、入気流路90と連通する貫通孔92が設けられている。貫通孔92は、入気流路90を開け可能に閉鎖する。詳細には、圧力リリーフ弁部91には、更に、ベース部93と、楕円形押さえリング94と、径方向に沿って伸びる複数のリブ部95と、を備える。各リブ部95は、楕円形押さえリング94とベース部93とを連接する。
ベース部93に貫通孔92が設けられている。これにより、楕円形押さえリング94の両側を押圧すると、ベース部93が変形して貫通孔92を開けて、圧力をリリースする効果を有し、そしてベース部93が変形すぎることを防止することが可能である。もちろん、前記楕円形押さえリングは、円形、矩形、又は多辺形などでもよい。
一方、吸盤1は、更に、フック19を備える。台座11とフック19とは、そのうちの一方に第1係止構造が設けられており、他方に第2係止構造が設けられている。
本実施形態では、台座11に第1係止構造18が設けられており、フック19に第2係止構造191が設けられている。第1係止構造18は、係止穴181と、係止穴181を構成するタブ182と、を備える。係止穴181は、互いに反対する両側へ開放する。第2係止構造191に係合溝192が設けられている。第2係止構造191の形状は、ほぼ係止穴181の形状に対応する。第2係止構造191は、係止穴181を挿通して、係合溝192でタブ182と係合することが可能である。詳細には、第2係止構造191が、片状を呈し、大径段193と、小径段194と、を備える。大径段193と小径段194とは、それぞれタブ182に押し付けることにより、結合力を増加することが可能である。
制御部材12を押圧して台座11に対して移動すると、第2空気室14の気圧により、第2逆止弁40が変形して第2流路16を開けて、流体は第2空気室14から排出されて気密状態になり、第1空気室13の流体は、第2空気室14との圧力差により流して第1逆止弁30が変形して(本実施形態では、第1逆止弁30を押さえ)、第2空気室14に流し込んで、ひいては外部に対して負圧状態になる効果を得る。これにより、吸着効果を向上することが可能である。
本発明に係る吸盤によれば、第1逆止弁と第2逆止弁とにより、気密効果が向上され、そして制御部材は、外部に対して負圧状態になるときに(例えば負圧が0.533バール(bar)のとき)、弾性部材による弾性的な押さえ力を受けても、識別段が露呈しないため、識別段により、ユーザーは真空の度合を有効に識別することが可能である。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1 吸盤
2 ベース面
10 吸盤部材
11 台座
12 制御部材
13 第1空気室
14 第2空気室
15 第1流路
16 第2流路
17 環状溝
18 第1係止構造
19 フック
20 環状プラグ部
21 外環状面
22 外環状突起
23 裏環状面
30 第1逆止弁
40 第2逆止弁
41 上段
42 ネック段
43 底段
44 シール片
50 弾性部材
60 キャップ
61 第1結合構造
70 排気流路
71 第1排気段
72 第2排気段
73 第3排気段
80、81 ガイド斜面
90 入気流路
91 圧力リリーフ弁部
92 貫通孔
93 ベース部
94 楕円形押さえリング
95 リブ部
111 台部
112 円盤部
113 蓋部
114 第1係止部
115 第2係止部
116 穿孔
121 上面
122 周面
123 識別段
124 第2結合構造
161 第1ポート
162 第2ポート
171 環状凸縁
181 係止穴
182 タブ
191 第2係止構造
192 係合溝
193 大径段
194 小径段
L1 センターライン

Claims (5)

  1. 台座と、前記台座に移動可能に設けられている制御部材と、第1流路と、第2流路と、を備え、前記台座は、台部と、前記台部に弾性的に変形可能に設けられている円盤部と、を備え、前記円盤部はベース面に接触し、前記台座に第1空気室が設けられており、前記制御部材と前記台座との間に第2空気室が形成され、前記第1流路は前記第1空気室および前記第2空気室と連通し、前記制御部材に前記第2流路が設けられている吸盤部材と、
    前記第1流路に設けられており、前記第1流路を開け可能に閉鎖し、これにより、流体が、前記第1空気室から前記第2空気室に流すことが可能な第1逆止弁と、
    前記第2流路に設けられており、前記第2流路を開け可能に閉鎖し、これにより、流体が、前記第2空気室から外部に流すことが可能な第2逆止弁と、を備えることを特徴とする、
    吸盤。
  2. 前記制御部材は、更に、環状プラグ部を備え、前記環状プラグ部は前記台部を押し付け、前記制御部材に環状溝が設けられており、前記環状プラグ部は前記環状溝内に設けられており、前記環状プラグ部は、前記環状溝と前記台部との間を押し付け、前記環状プラグ部に外環状面が設けられており、前記外環状面に外環状突起が少なくとも一つ設けられており、前記外環状突起は前記台部の裏壁を押し付けることを特徴とする、請求項1に記載の吸盤。
  3. 前記制御部材は識別段と一体成形され、前記制御部材は移動することが可能であることにより、前記識別段は前記台座内と前記台座外との間に移動することが可能であり、前記識別段に色が付けられたことを特徴とする、請求項1に記載の吸盤。
  4. 更に、キャップを備え、前記キャップは、前記制御部材に設けられており、前記第2逆止弁を遮蔽し、前記キャップと前記制御部材との間に少なくとも一つの排気流路が形成され、前記各排気流路は前記第2流路および外部と連通することを特徴とする、請求項1に記載の吸盤。
  5. 前記制御部材は識別段と一体成形され、前記制御部材は移動することが可能であることにより、前記識別段は前記台座内と前記台座外との間に移動することが可能であり、前記識別段に色が付けられ、更に、キャップを備え、前記キャップは、前記制御部材に設けられており、前記第2逆止弁を遮蔽し、前記キャップと前記制御部材との間に少なくとも一つの排気流路が形成され、前記各排気流路は前記第2流路および外部と連通し、前記キャップに第1結合構造が少なくとも一つ設けられており、前記制御部材には、前記第1結合構造と連結する第2結合構造が少なくとも一つ設けられており、前記第1結合構造は複数あり、前記第2結合構造は複数あり、前記各第1結合構造は前記第2結合構造のうちの一つと係止して結合し、前記台座は、更に、蓋部を備え、前記蓋部は前記台部を被り、前記蓋部に第1係止部が少なくとも一つ設けられており、前記台部には、前記第1係止部と係止する第2係止部が少なくとも一つ設けられており、前記蓋部に穿孔が設けられており、前記制御部材は前記穿孔を移動可能に挿通し、前記第1係止部は複数あり、前記第2係止部は複数あり、前記穿孔と前記制御部材とはセンターラインを中心とし、前記複数の第1係止部と前記複数の第2係止部とは、それぞれ前記センターラインを囲むように設けられ、前記各第1係止部と前記各第2係止部との少なくとも一方にガイド斜面が設けられており、前記ガイド斜面は、前記センターライン方向に対して傾斜し、前記台座には、更に、入気流路が設けられており、前記入気流路は前記第1空気室と外部とを連通し、前記円盤部には、更に、圧力リリーフ弁部が設けられており、前記圧力リリーフ弁部には、前記入気流路と連通する貫通孔が設けられており、前記貫通孔は、前記入気流路を開け可能に閉鎖し、前記排気流路は複数あり、前記制御部材に前記排気流路が複数設けられており、前記各排気流路には、第1排気段と、前記第1排気段と直交する第2排気段とが設けられており、前記制御部材に色が付けられており、前記キャップは、前記制御部材の一部を被り、前記識別段は前記キャップから露呈し、前記制御部材と前記台部との間には、両方に弾性的に押し付ける弾性部材が設けられており、前記外環状突起は複数あり、前記環状プラグ部には、前記外環状面に対向する裏環状面が設けられており、前記環状溝に環状凸縁が複数設けられており、前記複数の環状凸縁は、径方向に沿って前記裏環状面に押し付け、前記第1逆止弁は前記第2逆止弁と同じ、前記第2逆止弁は、上段と、ネック段と、底段と、を備え、前記ネック段は前記第2流路を挿通し、前記上段は前記第2流路の第1ポートに押し付けて閉鎖し、前記底段は前記第2流路の前記第1ポートから遠く離れた第2ポートに押し付けて閉鎖し、前記底段は十字形を呈し、前記底段には、互いに直交するシール片が複数設けられており、前記吸盤は、更に、フックが設けられており、前記台座と前記フックとは、そのうちの一方に第1係止構造が設けられており、他方に第2係止構造が設けられており、前記第1係止構造は、係止穴と、前記係止穴を構成するタブと、を備え、前記係止穴は、互いに反対する両側へ開放し、前記第2係止構造に係合溝が設けられており、前記第2係止構造の形状は、ほぼ前記係止穴の形状に対応し、前記第2係止構造は、前記係止穴を挿通して前記係合溝で前記タブと係合することを特徴とする、請求項2に記載の吸盤。
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