JP2020125144A - 円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 - Google Patents

円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 Download PDF

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【課題】円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材、及びこれを用いた地震に対する転倒・落下防止方法を提供することを目的とする。【解決手段】板状の落下防止面と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備え、前記挿入部は前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、前記突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれている緩衝器材、及び、この緩衝器材をパレット上に互いに離間して置かれる4個の円柱型容器の中央の隙間に挿入し、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に固縛手段が挿通する挿通部を設けた固縛手段固定具を前記円柱型容器の各コーナー部に設けて、固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。【選択図】図4

Description

本発明は、ドラム缶等の円柱型容器の地震発生時の転倒や落下防止ための緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法に関する。
ドラム缶等の円柱型容器には、化学製品の原料液体、潤滑油、食品等の油類、さらには、廃棄物、例えば、低レベル放射性廃棄物、などの保管容器として、広く使用されている。
このドラム缶等の円柱型容器の保管の形態は種々のものがあるが、例えば、4個の円柱型容器を一組にして、1枚のパレット上に載置して行われ、保管場所の有効利用のために、このパレットを上下方向に、複数段積み重ねることがなされている。しかし、地震発生時には、上の段に置かれた円柱型容器は地震の揺れによって転倒し、特に、最上段の円柱型容器は落下する(以下、これを、転倒・落下という。)虞があり、容器内の収容物が漏出することが起こり得る。収納物が人体に有害な物質、例えば、有毒の化学薬品、放射性廃棄物であるとき、この漏出は決して起こってはならず、地震発生時の円柱型容器の転倒・落下は防止しなければならない重要な安全対策である。
従来より、ドラム缶等の円柱型容器の転倒・落下の防止のために種々の検討がなされており、例えば、特許文献1には、一端がパレットに着脱自在に取り付けられる長尺上の治具本体と、該治具本体の他端に取り付けられて、ドラム缶上面に一点で接触して、該ドラム缶を前記パレットに押圧する押圧体とを備え、さらに、前記治具本体が前記押圧体を前記パレットの方向に牽引することにより、前記押圧体の押圧力を発生する押圧手段を備えているドラム缶固定治具が記載されている。
特開2010−276577号公報
前記特許文献1に記載されたドラム缶固定用治具は、ドラム缶を積み直すことなく、ドラム缶を長期にわたって固定することができるが、積まれたドラム缶の隙間に治具本体を挿通させてパレットに取り付けること、すなわち、ドラム缶上部からドラム缶下部のパレットに着脱自在のフックを取り付ける作業を行わなくてはならず、取付け作業には時間と熟練を有し、簡易に取り付けられる固定用治具とはいえなかった。
そこで、本発明は、ドラム缶等の円柱型容器を積み直すことなく、簡易に該円柱型容器に取付け可能な転倒・落下防止ための緩衝器材の提供と、地震発生時に本震のみならず本震に続いて多数回発生するため余震の揺れに対する転倒・落下防止方法を提供することも目的とする。
本発明者は鋭意検討の結果、パレット上に互いに離間して置かれる4個の円柱型容器の中央の隙間に、この隙間の形状に一致する緩衝器材を挿入すれば、地震の揺れに対して円柱型容器の転倒・落下を防止でき、さらに、円柱型容器に固定された固縛手段により本震のみならず余震の揺れに対しても転倒・落下防止できるとの新規な知見を得て、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
「(1)板状の落下防止面と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
前記挿入部は、前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。
(2)前記板状の落下防止面の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする前記(1)に記載の緩衝器材。
(3)パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、前記(1)または(2)に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(4)前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする前記(3)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(5)前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする前記(4)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(6)前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする前記(3)〜(5)のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。」である。
本発明によれば、地震の揺れに対してドラム缶等の円柱型容器の転倒・落下を防止することができる。また、既設の複数段に積み重ねられた円柱型容器に対しても、これら円柱型容器の積み直しを行うことなく、簡易に本発明の緩衝器材を円柱型容器に取り付けることできるという優れた効果が発揮される。
本発明の一の実施の形態に係る緩衝器材の斜視模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る緩衝器材の斜視模式図である。 本発明の図2に係る緩衝器材を同図とは別の角度からみた斜視模式図である。 パレット上に載置された4本のドラム缶の中央の隙間に、図2の緩衝器材を挿入した斜視模式図である。 パレット上に載置された4本のドラム缶の中央の隙間に、図2の緩衝器材を挿入した平面模式図である。 本発明の一実施の形態に係る固縛手段の固定具(コーナープロテクタ)の斜視模式図である。 本発明の一実施の形態に係る複数段に積み重ねたドラム缶の転倒・落下防止方法を説明する模式図である。 パレットの一例を示す斜視模式図である。
以下、本発明を発明の実施の形態に基づいて説明する。なお、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一及び均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
また、以下の説明では、円柱型容器の例としてドラム缶を挙げて説明するが、ドラム缶に限らず円柱型容器であれば本発明が適用できる。
1.円柱型容器の転倒防止のための緩衝器材
本発明の一実施形態に係る円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材(以下、単に、緩衝器材ということがある)を図を用いて説明する。図1〜3は、本発明の複数の実施形態に係る緩衝器材の斜視模式図である。
図1〜3から明らかなように、緩衝器材1はドラム缶の頂部に載置される面(落下防止面)2と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部3とを備えている。この中空体の挿入部3は前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する4個の突出部4を有し、この突出部4同士はそれぞれ円弧5で結ばれている。図4及び図5(図5では点線で落下防止面から見た緩衝器材1を示している。)に示すように、緩衝器材1の挿入部3は、パレット10上に互いに離間して置かれた4個のドラム缶11の中央の隙間12に挿入され、この4個のドラム缶11の転倒・落下防止を行うことができる。そのため、この円弧5はドラム缶11の外周に沿うように接している。
なお、挿入部の厚さt(図3を参照。)は、緩衝器材1のドラム缶11への挿入深さとなり、この厚さtはこの4個のドラム缶の転倒・落下防止ができる厚さであれば特段の制約はないが、必要以上に厚いと、緩衝器材1を挿入するための作業性が低下する上、その作製費用が高価となるため、40〜100mmが一つの目安となる。
また、緩衝器材の落下防止面2の形状は、緩衝器材1がドラム缶11の頂部に載置できれば制約はなく、例えば、正方形などの四角形、円形の平板であってもよい。緩衝器材1のドラム缶11の中央の隙間12への挿入の位置決めのしやすさ(作業性)からみると、挿入部3をその中心から前記板状の落下防止面2に平行に拡大した相似形(以下、拡大した相似形という。)が好ましい。
さらに、緩衝器材1の挿入部3は、例えば、鋼板を塑性加工して適宜の手段により結合して中空体として製造すればよい。なお、緩衝器材の材質は、鋼(軟鋼)に限らず、亜鉛めっき鋼、アルミニウムでもよく、必要とする強度が確保できるならば、プラスチックであってもよい。
前述のとおり、この緩衝器材1は、パレット10上の4個のドラム缶11の中央にある隙間12に、その挿入部3を単に挿入することにより、ドラム缶の転倒・落下防止を行うことができる。すなわち、本発明の緩衝器材1の取付け作業は、従来技術のように、ドラム缶の上部からドラム缶が載置されているパレット上に治具を固定させるという手間がかかる作業でなく、隙間12へ緩衝器材1の挿入という簡単な熟練を要しない作業であるため、短時間で取付けを行うことができ、転倒・落下防止のための作業性は極めて良い。
2.固縛
緩衝器材1の挿入部3をパレット10上の4個のドラム缶11の中央にある隙間12に挿入するだけでも、ドラム缶の転倒・落下防止はある程度は実現することができるが、確実な転倒・落下防止のため、4個のドラム缶が一体になるようにそれらの外周を固縛手段13により固縛(緊締)することが望ましい。
固縛手段13は、ドラム缶の転倒・落下を防止できる強度を有し、ドラム缶11を固縛できるものであれば特に制約はないが、ベルト状のもの(以下、固縛用ベルトという)、例えば、ラッシングベルトを用いることができる。なお、固縛手段13によるドラム缶の高さ方向の固縛位置は、ドラム缶の上側輪帯の若干上方が好ましい。また、ドラム缶の各コーナー部にはコーナープロテクタ20を設けて、固縛手段13からドラム缶11を保護することが望ましい(図4〜5を参照)。
3.固縛手段の固定
大きな地震発生時には、多くの場合、本震に引き続いて多数回の余震が発生する。したがって、ドラム缶の転倒・落下の防止は本震に対するだけでなく、余震に対してもなされることになる。すなわち、本震の揺れに対してドラム缶の転倒・落下の防止を実現した後も、多数回の余震の揺れに対してドラム缶の転倒・落下の防止が行い得るようにしなければならない。そのため、本震の揺れによって固縛手段のずれが起こらないように固縛手段13をドラム缶11に固定手段(固定具)によって固定することが好ましい。
この固定手段は固縛手段13が固定できればどのようなものを用いてもよいが、ドラム缶11に簡便に取り付けられるものがよく、例えば、粘着テープ、または、鋼製ドラム缶であれば磁石の利用を挙げることができる。磁石の利用として、磁石をラッシングベルト自体に取り付けてもよいが、パレット上のドラム缶11のコーナー部14に設けるコーナープロテクタ20に磁石を内蔵させることもできる。
磁石を内蔵したコーナープロテクタ20の一例として、図6に示すものは、可撓性を有する板状磁石21を、弾力性を有する樹脂製の封筒型収納袋22に収納し、封筒型収納袋22の外側に設けた固縛用ベルト挿通部23に固縛手段である固縛用ベルト24(例えば、ラッシングベルト)を挿通するものである。ここで、弾力性を有する樹脂とは、ドラム缶11などの円柱型容器のコーナー部に沿って曲げられる程度の弾力性を有しているものをいう。
このコーナープロテクタ20を各ドラム缶のコーナー部14に設ければ、余震に対する転倒・落下の防止の他に、固縛用ベルト24が経年変化により徐々に伸びて固縛が多少緩んだとしても、固縛用ベルト24による固縛力がほとんど損なわれず、ドラム缶11の転倒・落下の防止を行うことができる。
4.ドラム缶を複数段積み重ねたときの転倒・落下の防止
次に、ドラム缶を複数段積み重ねたときの転倒・落下の防止について、一つのパレットに4本のドラム缶が載置されている例をもとに説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る複数段積み重ねたドラム缶の転倒・落下防止方法の説明図であって、4本のドラム缶を載置したパレットを前後・左右に設けた12個のパレットを上下方向に3段に積み重ねたものである。そして、図7の態様は、この図から明らかなように、最上段の12個のパレット上のドラム缶のうち、その外周部に配置された10個のパレット上のドラム缶のみに緩衝器材を挿入し、固縛手段により固縛をしているものである。なお、この図7の態様では、落下防止面の形状は正方形であるが、前述のとおり、拡大した相似形であることが緩衝器材の取り付けの作業性の点からは好ましい。
このように、複数段積み重ねられたドラム缶の内、最上段でかつ外周部に配置されるパレット上のドラム缶のみに、本発明に係る転倒・落下防止対策を施すだけで、十分な効果を発揮することができる。上・中・下段に積み重ねたドラム缶のすべてに対して、本震のみならず余震による転倒・落下防止対策を施せばより効果的であることは言うまでもないが、どの範囲まで転倒・落下防止対策を施すかはコストを勘案して適宜決定すればよいことである。
5.パレット
本発明において、ドラム缶等の円柱型容器を載置させるパレットは特に限定されないが、図8に示すような4区画に仕切られたパレットが好ましい。このパレットでは、図8に示すように、パレットの4区画の所定位置に1区画につき4個の止め具15がそれぞれ溶接によって設けられている。そして、4個のドラム缶をパレットの4区画の止め具15上にそれぞれ載置するだけで、4個のドラム缶の中央の隙間12を所定位置に形成することができるため、4個のドラム缶の位置調整をその都度行う手間がなく、緩衝器材を隙間12に容易に挿入することができる。
次に、実施例について説明する。ここでは、円柱型容器としてドラム缶を用いた場合について説明するが、他の円柱型容器であっても同様である。
図8に示す止め具15が設けられたパレット10上に、互いに離間して鋼製ドラム缶11を4個載置し、このパレット10を上下方向に3段積み上げた。そして、その最上段のパレット10上の4個のドラム缶11の中央の隙間12に、図4に示すように、本発明に係る緩衝器材1を挿入し、また、図6に示すように、固縛用ベルト24を板状磁石21で固定するコーナープロテクタ20を各ドラム缶11のコーナーにそれぞれ設けた。次に、最下段のパレット10が載置されているベース台に人為的に強い振動を負荷して、ドラム缶11の転倒・落下の状況を観察したところ、1個のドラム缶も転倒せず、上段から落下するドラム缶もなかったので、本発明の緩衝器材及び転倒・落下防止方法は、大きな震度の地震にも効果があることが確認された。
1 緩衝器材
2 ドラム缶等の円柱型容器の頂部に載置される面(落下防止面)
3 中空体の挿入部
4 突出部
5 円弧
10 パレット
11 円柱型容器(ドラム缶)
12 中央の隙間
13 固縛手段
14 コーナー部
15 止め具
20 コーナープロテクタ
21 可撓性を有する板状磁石
22 樹脂製の封筒型収納袋
23 固縛用ベルト挿通部
24 固縛用ベルト(ラッシングベルト)
t 挿入部の厚さ
すなわち、本発明は、
「(1)板状の落下防止板及び該落下防止板と一体に設けられた所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
前記挿入部は、前記落下防止の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。
(2)前記板状の落下防止の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする前記(1)に記載の緩衝器材。
(3)パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、前記(1)または(2)に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(4)前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする前記(3)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(5)前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする前記(4)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(6)前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする前記(3)〜(5)のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。」である。

Claims (6)

  1. 板状の落下防止面と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
    前記挿入部は、前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。
  2. 前記板状の落下防止面の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器材。
  3. パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、請求項1または2に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
  4. 前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする請求項3に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
  5. 前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする請求項4に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
  6. 前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。
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