JP2020125144A - 円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 - Google Patents
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Abstract
Description
「(1)板状の落下防止面と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
前記挿入部は、前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。
(2)前記板状の落下防止面の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする前記(1)に記載の緩衝器材。
(3)パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、前記(1)または(2)に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(4)前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする前記(3)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(5)前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする前記(4)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(6)前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする前記(3)〜(5)のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。」である。
また、以下の説明では、円柱型容器の例としてドラム缶を挙げて説明するが、ドラム缶に限らず円柱型容器であれば本発明が適用できる。
本発明の一実施形態に係る円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材(以下、単に、緩衝器材ということがある)を図を用いて説明する。図1〜3は、本発明の複数の実施形態に係る緩衝器材の斜視模式図である。
緩衝器材1の挿入部3をパレット10上の4個のドラム缶11の中央にある隙間12に挿入するだけでも、ドラム缶の転倒・落下防止はある程度は実現することができるが、確実な転倒・落下防止のため、4個のドラム缶が一体になるようにそれらの外周を固縛手段13により固縛(緊締)することが望ましい。
大きな地震発生時には、多くの場合、本震に引き続いて多数回の余震が発生する。したがって、ドラム缶の転倒・落下の防止は本震に対するだけでなく、余震に対してもなされることになる。すなわち、本震の揺れに対してドラム缶の転倒・落下の防止を実現した後も、多数回の余震の揺れに対してドラム缶の転倒・落下の防止が行い得るようにしなければならない。そのため、本震の揺れによって固縛手段のずれが起こらないように固縛手段13をドラム缶11に固定手段(固定具)によって固定することが好ましい。
次に、ドラム缶を複数段積み重ねたときの転倒・落下の防止について、一つのパレットに4本のドラム缶が載置されている例をもとに説明する。
本発明において、ドラム缶等の円柱型容器を載置させるパレットは特に限定されないが、図8に示すような4区画に仕切られたパレットが好ましい。このパレットでは、図8に示すように、パレットの4区画の所定位置に1区画につき4個の止め具15がそれぞれ溶接によって設けられている。そして、4個のドラム缶をパレットの4区画の止め具15上にそれぞれ載置するだけで、4個のドラム缶の中央の隙間12を所定位置に形成することができるため、4個のドラム缶の位置調整をその都度行う手間がなく、緩衝器材を隙間12に容易に挿入することができる。
2 ドラム缶等の円柱型容器の頂部に載置される面(落下防止面)
3 中空体の挿入部
4 突出部
5 円弧
10 パレット
11 円柱型容器(ドラム缶)
12 中央の隙間
13 固縛手段
14 コーナー部
15 止め具
20 コーナープロテクタ
21 可撓性を有する板状磁石
22 樹脂製の封筒型収納袋
23 固縛用ベルト挿通部
24 固縛用ベルト(ラッシングベルト)
t 挿入部の厚さ
「(1)平板状の落下防止板及び該落下防止板と一体に設けられた所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
前記挿入部は、前記落下防止板の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。
(2)前記平板状の落下防止板の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする前記(1)に記載の緩衝器材。
(3)パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、前記(1)または(2)に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(4)前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする前記(3)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(5)前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする前記(4)に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
(6)前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする前記(3)〜(5)のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。」である。
Claims (6)
- 板状の落下防止面と該面上に所定の厚みを有する中空体の挿入部とを備えた円柱型容器の転倒・落下防止のための緩衝器材であって、
前記挿入部は、前記落下防止面の中心から外方に十字形に突出する突出部を有し、該突出部同士はそれぞれ円弧で結ばれていることを特徴とする緩衝器材。 - 前記板状の落下防止面の形状は、前記挿入部の形状を拡大した相似形であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器材。
- パレット上に互いに離間して載置される4個の円柱型容器の中央の隙間に、請求項1または2に記載の緩衝器材の前記挿入部を挿入すると共に、前記4個の円柱型容器の外周をこれら容器が一体となるように固縛手段により固縛することを特徴とする円柱型容器の転倒・落下防止方法。
- 前記固縛手段固定具を前記4個の円柱型容器の各コーナー部に設けて、前記固縛手段を固定することを特徴とする請求項3に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
- 前記固縛手段固定具は、可撓性を有する板状磁石を収納する弾力性を有する樹脂製の収納袋の外側に、前記固縛手段が挿通する挿通部を設けたものであること特徴とする請求項4に記載された円柱型容器の転倒・落下防止方法。
- 前後・左右にそれぞれ前記パレットが複数個配置されると共に、該複数個のパレットが上下方向に複数段に積み重ねられた場合に、少なくとも、その最上段でかつ外周部に配置された前記パレット上の円柱型容器に対して、前記緩衝器材を挿入することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の円柱型容器の転倒・落下防止方法。
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JP2019019248A JP6541166B1 (ja) | 2019-02-06 | 2019-02-06 | 円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 |
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