JP2020124809A - スタンプ台 - Google Patents
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Abstract
【課題】インキを含浸したパッドの変形を防止することができ、また新しいパッドとの交換作業も簡単に行うことができるスタンプ台を提供する。【解決手段】基台1と、この基台表面の平面部1aに着脱自在に載置されるインキを含浸したパッド3とを有するスタンプ台であって、前記平面部1aの、前記パッド3の左右側面の対向位置に前記パッド3の左右側面を支える支持手段4を設けた。前記基台表面の平面部1aに、パッドの前端面を支える支持手段4が設けられているのや、基台表面の平面部1aに、パッドの下方部を収納可能な凹部5が形成されているのが好ましい。また、平面部1aを覆う蓋体2を有しており、この蓋体2の裏面に、パッド3の前端面および後端面を支えるリブ7が形成されているのが好ましい。【選択図】図1
Description
本発明は、インキを含浸したパッドの変形を防止することができ、また新しいパッドとの交換作業も簡単に行うことができるスタンプ台に関するものである。
従来からスタンプ分野では、ゴム印などにインキを補充するスタンプ台として、インキを含浸したパッドを利用したものが広く使用されている。このようなスタンプ台では、長期間使用しているとインキがなくなって鮮明な捺印ができなくなるため、インキが含浸された新しいパッドに交換する必要がある。
そこで、交換可能なインキ含浸パッドを有するスタンプ台として、例えば特許文献1に示されるように、基台表面の平面部にインキ含浸パッドを着脱自在に載置する構造のスタンプ台が提案されている。この特許文献1に記載のスタンプ台では、パッドの裏面にプレートが接着一体化されていて、このプレートに形成した突片を基台に形成した凹みに嵌合して平面部に装着する構造となっている。
しかしながら、特許文献1に記載のスタンプ台の場合は、基台表面に露呈しているパッドの側面に支えがないため、印判を押し付けた時にパッド側面が斜めに崩れるように変形して操作性が悪いという問題があった。また、突片と凹みの嵌合が煩雑でパッドの交換作業がやり難いという問題や、交換の際にインキが手に付着して煩わしいという問題があった。更には、パッドとプレートは接着剤で固定されて厚みがあるため、スタンプ台の厚みが増すという問題もあった。
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、印判を押し付けた時にパッド側面が斜めに崩れるように変形することがなく優れた操作性を発揮することができ、またパッドの交換作業時において手にインキが付着することもなく、しかも交換作業を簡単かつ短時間で行うことができるスタンプ台を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のスタンプ台は、基台と、この基台表面の平面部に着脱自在に載置されるインキを含浸したパッドとを有するスタンプ台であって、前記平面部の、前記パッドの左右側面の対向位置に前記パッドの左右側面を支える支持手段を設けたことを特徴とするものであり、これを請求項1に係る発明とする。
好ましい実施形態によれば、基台表面の平面部に、パッドの前端面を支える支持手段が設けられているものが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、支持手段には、更に内側に向けて水平鍔部が設けられているものが好ましく、これを請求項3に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、基台表面の平面部に、パッドの下方部を収納可能な凹部が形成されているものが好ましく、これを請求項4に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、平面部を覆う蓋体を有しており、この蓋体の裏面に、パッドの前端面および後端面を支えるリブが形成されているものが好ましく、これを請求項5に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、パッドの裏面に、薄板状のプレートが貼り付けられているものが好ましく、これを請求項6に係る発明とする。
請求項1に係る発明では、基台と、この基台表面の平面部に着脱自在に載置されるインキを含浸したパッドとを有するスタンプ台であって、前記平面部の、前記パッドの左右側面の対向位置に前記パッドの左右側面を支える支持手段を設けたので、印判を押し付けた時にパッドの側面が支えられていて変形が防止されることとなり、節度感のあるインキ転写感覚が得られ、また優れた操作性を発揮することができる。
また、請求項2に係る発明では、基台表面の平面部に、パッドの前端面を支える支持手段が設けられているものとしたので、パッドの両側面と前端面の3面で支えることとなり、パッドの変形をより確実に防止することができる。
また、請求項3に係る発明では、支持手段に、更に内側に向けて水平鍔部が設けられているものとしたので、パッド3の浮き上がりを防止することができる。
また、請求項4に係る発明では、基台表面の平面部に、パッドの下方部を収納可能な凹部が形成されているものとしたので、パッドの下方部が凹部内に格納されてより確実に位置決め固定することができ、またパッドの基台表面からの突出量を小さくしてコンパクトなスタンプ台を提供することができる。
また、請求項5に係る発明では、平面部を覆う蓋体を有しており、この蓋体の裏面に、パッドの前端面および後端面を支えるリブが形成されているものとしたので、蓋体を閉じた際には前記リブがパッドの前端面および後端面を支えて変形や位置ズレを防止することができる。
また、請求項6に係る発明では、パッドの裏面に、薄板状のプレートが貼り付けられているものとしたので、パッドの剛性が上がってパッドの挿入や引出しがやり易くなり、パッドの交換作業を簡単かつ短時間で行うことができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明に係るスタンプ台の一例を示す斜視図であり、図2はそのA−A断面図、図3はそのB−B断面図、図4は基台の斜視図である。図において、1は基台、2は蓋体、3は基台表面の平面部1aに着脱自在に載置されるインキを含浸したパッドであり、以上の構成は従来のスタンプ台と基本的に同じである。
図1は、本発明に係るスタンプ台の一例を示す斜視図であり、図2はそのA−A断面図、図3はそのB−B断面図、図4は基台の斜視図である。図において、1は基台、2は蓋体、3は基台表面の平面部1aに着脱自在に載置されるインキを含浸したパッドであり、以上の構成は従来のスタンプ台と基本的に同じである。
前記平面部1aの、前記パッドの左右側面の対向位置には、パッド3の左右側面を支える一対の支持手段4、4が設けられている。この支持手段4は、パッド3の側面を支える垂直壁部4aを設けたものであり、印判を押し付けた時にパッドの変形が生じるのを防止するものである。また、パッド3のセットは、先端部を垂直壁部4a、4a間に滑り込ませてスライド移動させるだけであり、簡単かつ短時間でセットすることができ、しかもインキが手に付着するのも極力避けることができ便利である。
更に、支持手段4は前記垂直壁部4aとパッド3の上面を支える内側に向けた水平鍔部4bからなる断面逆L字状のものとして、パッド3の浮き上がりを防止することも好ましい。なお、図示のものでは支持手段4として、前記垂直壁部4aと水平鍔部4bからなるものを示している。
また、図5に示されるように、基台表面の平面部1aに、パッド3の前端を支える指示手段4を更に設けることが好ましい。この場合は、パッド3の側面に加えてパッドの前端面も支えることができ、パッド3をより確実に固定することができる。また、パッド3のセット時において、パッド3を前端の支持手段4に当接するまでスライド移動させればよいので、簡単にセットすることができる。ここで、「前」とはパッドを挿入する方向を指し、「後」とはその反対側を指す。
前記基台表面の平面部1aには、パッド3の下方部を収納可能な凹部5が形成されている。この凹部5内へパッド3の下方部を格納することにより、パッド3を確実に位置決め固定してズレの防止を図ることができ、またパッド3が基台表面から突出する量を小さくしてコンパクトなスタンプ台とすることができる。
また、凹部5の前端側と後端側には補助凹部6が形成されており、パッド3の交換時において指を挿入してパッド3を摘まんで簡単に交換処理を行える構造になっている。
また、凹部5の前端側と後端側には補助凹部6が形成されており、パッド3の交換時において指を挿入してパッド3を摘まんで簡単に交換処理を行える構造になっている。
また、図6に示されるように、前記蓋体2の裏面には、パッド3の前端面および後端面を支えるリブ7、7が形成されている。これにより、図3に示されるように、蓋体2を閉じた場合に前記リブ7、7がパッド3の前端面および後端面を固定して、スタンプ台に衝撃が加わったり様々な向きになったとしても、パッド3が位置ズレないように保持することができる。
また、図7に示されるように、前記パッド3の裏面に、例えば合成樹脂製の薄板状のプレート8が貼り付けてあるものとすることもできる。この場合は、パッド3が形状自立性を発揮して交換作業をやり易くすることができ、また交換用パッドのパッケージも安価なものを使用することができる。
このような構造からなる本発明のスタンプ台では、平面部1aの、前記パッド3の左右側面の対向位置に前記パッドの左右側面を支える支持手段4、4により、パッド3の側面を支えられているため、印判を押し付けた時にパッド3の側面の変形が防止されて優れた操作性を奏する。また、基台表面の平面部1aに凹部5が形成されていて、この凹部5内にパッド3の下方部が収納されているので、印判を押し付けた時のパッド3の位置ズレが防止され、更に蓋体2の裏面にリブ7が形成されているので、スタンプ台を動かしてもパッド3の前端面および後端面がリブ7に支えられて位置ズレを生じることがない。
次に、パッド3に含浸しているインキ量が少なくなって新しいパッド3に交換する場合は、パッド3を指で摘まんでスライド移動させて引き抜き、新しいパッド3の先端部を支持手段4の垂直壁部4a、4a間に滑り込ませてスライド移動させるだけで、簡単かつ短時間でセットすることができる。しかも、パッド3の端部を指で摘まむだけであり、インキが手に付着するのも極力避けることができ便利である。
1 基台
1a 平面部
2 蓋体
3 パッド
4 指示手段
4a 垂直壁部
4b 水平鍔部
5 凹部
6 補助凹部
7 リブ
8 プレート
1a 平面部
2 蓋体
3 パッド
4 指示手段
4a 垂直壁部
4b 水平鍔部
5 凹部
6 補助凹部
7 リブ
8 プレート
Claims (6)
- 基台と、この基台表面の平面部に着脱自在に載置されるインキを含浸したパッドとを有するスタンプ台であって、前記平面部の、前記パッドの左右側面の対向位置に前記パッドの左右側面を支える支持手段を設けたことを特徴とするスタンプ台。
- 基台表面の平面部に、パッドの前端面を支える支持手段が設けられている請求項1に記載のスタンプ台。
- 支持手段には、更に内側に向けて水平鍔部が設けられている請求項1または2に記載のスタンプ台。
- 基台表面の平面部に、パッドの下方部を収納可能な凹部が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のスタンプ台。
- 平面部を覆う蓋体を有しており、この蓋体の裏面に、パッドの前端面および後端面を支えるリブが形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のスタンプ台。
- パッドの裏面に、薄板状のプレートが貼り付けられている請求項1〜5のいずれかに記載のスタンプ台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019016724A JP2020124809A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | スタンプ台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019016724A JP2020124809A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | スタンプ台 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004799U Continuation JP3236352U (ja) | 2021-12-16 | 2021-12-16 | スタンプ台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020124809A true JP2020124809A (ja) | 2020-08-20 |
Family
ID=72083373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019016724A Pending JP2020124809A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | スタンプ台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020124809A (ja) |
-
2019
- 2019-02-01 JP JP2019016724A patent/JP2020124809A/ja active Pending
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