JP2020124662A - フィールドフローフラクショネーション装置及び洗浄方法 - Google Patents

フィールドフローフラクショネーション装置及び洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分析終了後に分離チャネル内に残留したサンプルを効率よく除去できる、フィールドフローフラクショネーション装置の提供。【解決手段】フィールドフローフラクショネーション装置は、サンプルの分析が終了して次のサンプルの分析が開始されるまでのタイミングで、流体供給流路34を通じて流量調節部の設定流量よりも大きい流量で廃液チャンバ22にキャリア流体を供給し、それによって廃液チャンバから分離チャネル2へのキャリア流体の流れを形成するように構成されている。これにより、分離膜10に付着したサンプルが分離膜から離脱して出口ポート6から排出される。【選択図】図1

Description

本発明は、フィールドフローフラクショネーション(Field-Flow-Fractionation)を利用して流体に含まれる微粒子を分離・分取するためのフィールドフローフラクショネーション装置、及びフィールドフローフラクショネーション装置の洗浄方法に関する。
溶液中に分散されている1nm〜50μm程度の広い範囲の粒径の微粒子を分離して検出したり分取したりするための手法として、いわゆるクロスフロー方式のフィールドフローフラクショネーションが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−000724号公報
本発明の課題を具体的に説明するために、非対称チャネル構造を採用したクロスフロー方式のフィールドフローフラクショネーション装置の構造について説明する。同装置は、サンプルを分離するための分離チャネルを有する。分離チャネルを形成する壁面の1つは、RC(再生セルロース)やPES(ポリエーテルスルホン)など細孔のある半透膜(分離膜ともいう)となっており、さらにその半透膜の外側にフリットと呼ばれる多孔質の平板が設けられている。この壁面をチャネル内に導入されたキャリア流体が通過することにより、分離チャネルの入口ポートから出口ポートへ流れる順方向の流れ(チャネルフロー)に対して垂直な方向の流れ(クロスフロー)が生じる。以下、分離チャネルにおいてフリットが設けられている壁面側を下側と定義する。
分離チャネルには、チャネルフローに対向する流れ(フォーカスフロー)が必要に応じて形成される。分離チャネルの壁面をなす分離膜から通過したキャリア流体は、分離チャネルの出口ポートとは別の出口ポート(排出ポート)から排出される。フリットからの排出量は、排出ポート側に設けられたMFC(マスフローコントローラ)により制御される。
サンプルは入口ポートからサンプルインジェクターを介して分離チャネル内に導入される。このとき、分離チャネル内では、入口ポートから供給されるキャリア流体によるチャネルフローと入口ポートとは別の出口ポート側のポートから供給されるキャリア流体による対向流(フォーカスフロー)が形成されており、分離チャネル内に導入されたサンプルはチャネルフローとフォーカスフローとの境界部分に収集される。これをフォーカシングという。
フォーカシングにより、対向流の境界部分に収集されたサンプル粒子は、流体力学的半径の差により拡散係数の差が生じるので、拡散されやすいものほど分離チャネルの上側に集められる。これをリラクゼーションという。その後、フォーカスフローが停止され、分離チャネル内の流れがチャネルフローとクロスフローのみになると、ストークス流れにより、小さいサンプル粒子から順に出口ポートを介して分離チャネルから排出される。分離チャネルの出口ポートには、紫外線吸光度検出器などの検出器が接続されており、例えば紫外線領域(190nm〜280nm)での吸光度が小さいサンプル粒子から順に検出器によって測定されることで、フラクトグラムが得られる。
上記のようなクロスフロー方式のフィールドフローフラクショネーション装置では、分析が終了した後もサンプルの一部が分離膜の孔に捕捉されて分離チャネル内に残留する場合がある。分離膜に捕捉されたサンプルは、分離チャネル内でキャリア流体を流し続けても分離チャネルから除去されにくく、分離チャネル内に残留したサンプルを除去するのに長時間を要する場合がある。分離チャネル内にサンプルが残量したままで次のサンプルの分析を行なうと、分離チャネル内に残留したサンプルによって新たなサンプルが汚染されるなどの問題が生じる。
そこで、本発明は、分析終了後に分離チャネル内に残留したサンプルを効率よく除去できるようにすることを目的とするものである。
本発明に係るフィールドフローフラクショネーション装置は、分離チャネル、分離膜、廃液チャンバ、流量調節部、流体供給流路、流体供給部、及び制御部を備えている。前記分離チャネルは、入口ポートが設けられた一端と出口ポートが設けられた他端を有し、前記入口ポートを介して供給されるキャリア流体が流れる空間をなす。前記分離膜は前記分離チャネルと前記廃液チャンバとの間に介在するものであり、キャリア流体を通過させつつサンプル粒子を通過させない性質を有する。前記廃液チャンバは、前記分離膜を通過したキャリア流体が流れる空間をなし、キャリア流体を外部へ排出する排出ポートを有する。前記流量調節部は、前記排出ポートに接続され、前記排出ポートを介して前記廃液チャンバから排出されるキャリア流体の流量を予め設定された流量に調節する。前記流体供給流路は、前記廃液チャンバから前記流量調節部まで間に接続され、前記分離チャネルを介さずにキャリア流体を前記廃液チャンバへ供給するためのものである。前記流体供給部は、前記流体供給流路を通じて前記廃液チャンバにキャリア流体を供給するためのものである。前記制御部は、前記流体供給部及び前記流量調節部を制御して前記フィールドフローフラクショネーション装置の洗浄動作を実行するものであって、サンプルの分析が終了して次のサンプルの分析が開始されるまでの間、前記流体供給流路を通じて前記流量調節部の設定流量よりも大きい流量で前記廃液チャンバにキャリア流体を供給するように前記流体供給部及び前記流量調節部を制御する。流量調節部の設定流量よりも大きい流量で廃液チャンバにキャリア流体が供給されることで、キャリア流体が廃液チャンバから分離チャネル側へ逆流する。すなわち、前記制御部は、前記廃液チャンバから前記分離チャネルへのキャリア流体の流れを形成して、前記分離膜に付着したサンプルを前記分離膜から離脱させて前記出口ポートから排出させるための洗浄動作を実行する機能を有する。
前記制御部は、前記洗浄動作において前記流量調節部の設定流量を0にするように構成されていてもよい。そうすれば、前記洗浄動作の際に前記流体供給流路を通じて前記廃液チャンバに供給すべきキャリア流体の流量が小さくなるため、キャリア流体の消費量を抑制することができる。
前記制御部は、前記入口流路を介して前記分離チャネル内にキャリア流体が供給されている状態で前記洗浄動作を実行するように構成されていることが好ましい。そうすれば、前記廃液チャンバから前記分離チャネルへのキャリア流体の流れによって前記分離膜から離脱したサンプルを効率よく前記出口ポートへ導いて排出することができる。
本発明に係るフィールドフローフラクショネーション装置は、前記分離チャネルの前記入口ポートとは別のキャリア流体供給位置に接続され、前記入口ポートからのキャリア流体の流れと対向するキャリア流体の流れが前記分離チャネル内に形成されるように前記分離チャネルにキャリア流体を供給するためのフォーカスフロー用流体供給流路を備えたものであってよい。この場合、前記フォーカスフロー用流体供給流路を通じて前記分離チャネルにキャリア流体を供給するための送液ポンプと、前記流体供給流路を通じて前記廃液チャンバにキャリア流体を供給するための送液ポンプとを共通化することができる。すなわち、前記流体供給部は、前記キャリア流体を送液する送液ポンプを備え、前記送液ポンプが前記フォーカスフロー用流体供給流路と前記流体供給流路とに切替バルブを介して接続され、前記切替バルブの切替えによって、キャリア流体を供給する流路が前記フォーカスフロー用流体供給流路と前記流体供給流路のいずれか一方に選択的に切り替えられるように構成することができる。
また、分離チャネルの入口ポートへキャリア流体を供給する送液ポンプと流体供給流路を通じて廃液チャンバにキャリア流体を供給する送液ポンプとを共通化することもできる。すなわち、前記流体供給部は、前記キャリア流体を送液する送液ポンプを備え、前記送液ポンプが前記分離チャネルの前記入口ポートに接続された入口流路と前記流体供給流路とに切替バルブを介して接続され、前記切替バルブの切替えによって、キャリア流体を供給する流路が前記入口流路と前記流体供給流路のいずれか一方に選択的に切り替えられるように構成することができる。
本発明に係る洗浄方法は、上述の分離チャネル、分離膜、廃液チャンバ、流量調節部、流体供給流路及び流体供給部を有するフィールドフローフラクショネーション装置の前記分離チャネル内の洗浄方法であって、サンプルの分析が終了した後で、前記流体供給流路を通じて前記流量調節部の設定流量よりも大きい流量で前記廃液チャンバにキャリア流体を供給し、前記分離膜に付着したサンプルを前記分離膜から離脱させて前記出口ポートから排出する洗浄ステップを実行するものである。
前記洗浄ステップにおいて前記流量調節部の設定流量を0にすることができる。そうすれば、前記洗浄ステップにおいて前記流体供給流路を通じて前記廃液チャンバに供給すべきキャリア流体の流量が小さくなるため、キャリア流体の消費量を抑制することができる。
前記洗浄ステップは、前記分離チャネル内でキャリア流体を流しながら実行することができる。そうすれば、前記廃液チャンバから前記分離チャネルへのキャリア流体の流れによって前記分離膜から離脱したサンプルを効率よく分離チャネルから排出することができる。
本発明に係るフィールドフローフラクショネーション装置では、サンプルの分析が終了して次のサンプルの分析が開始されるまでの間、流体供給流路を通じて流量調節部の設定流量よりも大きい流量で廃液チャンバにキャリア流体を供給し、それによって廃液チャンバから分離チャネルへのキャリア流体の流れを形成するように構成されているので、分離膜に付着したサンプルを分離膜から離脱させて出口ポートから排出することができ、分離チャネル内に残留したサンプルを効率よく除去することができる。
本発明に係る洗浄方法では、サンプルの分析が終了した後で、流体供給流路を通じて流量調節部の設定流量よりも大きい流量で廃液チャンバにキャリア流体を供給し、それによって廃液チャンバから分離チャネルへのキャリア流体の流れを形成するので、分離膜に付着したサンプルを分離膜から離脱させて出口ポートから排出することができ、分離チャネル内に残留したサンプルを効率よく除去することができる。
フィールドフローフラクショネーション装置の一実施例を概略的に示す概略流路構成図である。 フィールドフローフラクショネーション装置の変形例を示す概略流路構成図である。 フィールドフローフラクショネーション装置のさらなる変形例を概略的に示す概略流路構成図である。 フィールドフローフラクショネーション装置のさらなる変形例を概略的に示す概略流路構成図である。 洗浄動作の実施による残留サンプルの除去効果の検証結果を示すフラクトグラムである。
以下、フィールドフローフラクショネーション装置及び洗浄方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
フィールドフローフラクショネーション装置の一実施例について、図1を用いて説明する。
この実施例のフィールドフローフラクショネーション装置は、サンプル粒子を分離するための分離チャネル2を備え、その分離チャネル2に入口ポート4、出口ポート6、及び中間ポート8が通じている。入口ポート4は分離チャネル2の一端に通じており、出口ポート6は分離チャネル2の他端に通じている。中間ポート8は入口ポート4と出口ポート6の間に位置している。図示は省略されているが、分離チャネル2は、例えば複数の基板が積層されて構成されるブロックの内部に形成されており、各ポート4、6及び8はそのブロックに設けられた孔によって構成されている。
分離チャネル2は略菱形の形状を有する。分離チャネル2の一端部と他端部は角部となっており、その平面形状における幅寸法は、一端側から他端側へ行くにしたがって一旦は広くなり、途中から他端へ行くにしたがって幅が狭くなっていき、他端部において収束している。
入口ポート4には、キャリア流体を貯留する容器18に通じる入口流路11が接続されている。入口流路11上には、容器18内に貯留されたキャリア流体を送液するための送液ポンプ14、流量計15及び試料注入部12が設けられている。分離対象であるサンプル粒子は試料注入部12を通じて注入され、送液ポンプ14によって送液されるキャリア流体とともに入口ポート4から分離チャネル2内に導入される。出口ポート6は検出器20に通じている。
分離チャネル2内において、入口ポート4から出口ポート6へ向かう流体の流れを「チャネルフロー」と称する。このチャネルフローに平行な分離チャネル2の一壁面(図において下側の壁面)は、キャリア流体を通過させるがサンプル粒子を通過させない性質を有する分離膜10によって構成されている。分離膜は、RC(再生セルロース)やPES(ポリエーテルスルホン)など細孔のある半透膜であってよい。分離チャネル2に導入されたキャリア流体の一部は分離膜10を通過するため、分離チャネル2内には、図において矢印で示されている方向、すなわちチャネルフローに直交する方向の流れが生じる。この流れを「クロスフロー」と称する。
分離膜10を通過したキャリア流体は、分離チャネル2の下方に設けられた廃液チャンバ22を流れ、排出ポート24を通じて外部へ排出される。排出ポート24に接続された排出流路28上に流量調節部としてのマスフローコントローラ(MFC)26が設けられており、廃液チャンバ22から排出されるキャリア流体の流量がMFC26によって制御される。
中間ポート8には、入口流路11とは別に容器18へ通じるフォーカスフロー用流体供給流路34が接続されている。フォーカスフロー用流体供給流路34上には、容器18からキャリア流体を送液するための送液ポンプ16、流量計17及び切替バルブ32が設けられている。送液ポンプ16は、入口ポート4へキャリア流体を供給する送液ポンプ14とは独立して設けられており、必要に応じて中間ポート8から分離チャネル2内にキャリア流体を所定流量で供給し、分離チャネル2内にチャネルフローと対向するフォーカスフローを形成する。
フォーカスフロー用流体供給流路34上の切替バルブ32に流体供給流路36が接続されている。流体供給流路36は排出ポート24とMFC26との間の排出流路28に通じている。切替バルブ32は、送液ポンプ16によって送液されるキャリア流体の供給経路をフォーカスフロー用流体供給流路34と流体供給流路36との間で選択的に切り替えるためのものである。
このフィールドフローフラクショネーション装置の動作は制御装置38(制御部)によって制御される。制御装置38は演算素子等が搭載された電子回路によって実現されるものである。制御装置38は洗浄動作実行部40を備えている。洗浄動作実行部40は、電子回路においてプログラムが実行されることによって得られる機能である。
洗浄動作実行部40は、サンプルの分析が終了し、次のサンプルの分析が開始されるまでの間のタイミングで、MFC26の設定流量よりも大きい流量のキャリア流体を、流体供給流路36を通じて供給する洗浄動作を実行するように構成されている。キャリア流体をMFC26の設定流量M1よりも大きい流量M2で流体供給流路36を通じて排出流路28に供給すると、MFC26の設定流量M1を超えた分の流量(M2−M1)のキャリア流体がMFC26とは反対側、すなわち廃液チャンバ22側へ逆流し、廃液チャンバ22内が加圧される。その結果、分離膜10を介して廃液チャンバ22から分離チャネル2へのキャリア流体の流れが形成される。このようなキャリア流体の流れにより、分離膜10に付着していたサンプル粒子が分離膜10から離脱し、出口ポート6から分離チャネル2の外部へ排出される。
なお、サンプルの分析の終了は、例えば、試料注入部12によってサンプルが注入されてから予め設定された時間が経過したことをもって、制御装置38が自動的に認識することができる。また、分析を終了すべき命令がユーザによって制御装置38に入力されたことをもって、制御装置38がサンプルの分析の終了を認識してもよい。
洗浄動作実行部40は、上記の洗浄動作を、予め設定された時間だけ実行するように構成されていてもよいし、検出器20の検出信号を監視して、サンプル粒子が実質的に検出されなくなるまで実行するように構成されていてもよい。
洗浄動作実行部40は、上記の洗浄動作中において、送液ポンプ14の動作を停止させておくように構成されていてもよいが、送液ポンプ14によって入口ポート4から分離チャネル2内にキャリア流体を供給するように構成されていてもよい。洗浄動作中に送液ポンプ14によって入口ポート4から分離チャネル2内にキャリア流体を供給することで、入口ポート4から出口ポート6へ向かうキャリア流体の流れが分離チャネル2内に形成され、廃液チャンバ22から分離チャネル2へのキャリア流体の逆流によって分離膜10から離脱したサンプル粒子を効率よく出口ポート6へ導くことができる。なお、洗浄動作中に送液ポンプ14の動作を停止させておいても、廃液チャンバ22側からのキャリア流体の逆流によって分離チャネル2内のキャリア流体が出口ポート6から排出される流れが形成されるため、分離チャネル2内に残留したサンプル粒子を外部へ排出することができる。
また、制御装置38は、サンプル粒子の分級測定の際に、流体供給流路36を通じて排出流路28にキャリア流体を供給する機能を備えていてもよい。サンプル粒子の分級測定の際のクロスフロー流量はMFC26によって制御されるが、MFC26を流れるキャリア流体の流量は、流体供給流路36を通じて排出流路28に供給されるキャリア流体の流量とクロスフロー流量との和である。したがって、サンプル粒子の分級測定の際に、流体供給流路36を通じて排出流路28にキャリア流体を供給することで、MFC26を流れるキャリア流体の流量をクロスフロー流量よりも大きくすることができる。これにより、クロスフロー流量をMFC26の制御可能な流量の下限を下回るような流量に設定した場合でも、クロスフロー流量を正確に制御することができる。
この実施例のフィールドフローフラクショネーション装置の動作について説明する。
サンプル粒子は、キャリア流体とともに入口ポート4を介して分離チャネル2内に導入される。このとき、分離チャネル2内には中間ポート8からもキャリア流体が供給されてフォーカスフローが形成されている。このフォーカスフローにより、入口ポート4から導入されたサンプル粒子は、入口ポート4からのキャリア流体の流れと中間ポート8からのキャリア流体の流れとの境界部分に収集(フォーカシング)される。分離チャネル内では、分離膜10を通過するキャリア流体の流れによるクロスフローも生じており、入口ポート4からのキャリア流体の流れと中間ポート8からのキャリア流体の流れとの境界部分においてサンプル粒子のリラクゼーションが行われる。
フォーカシング及びリラクゼーションが終了した後、送液ポンプ16から分離チャネル2内へのキャリア流体の供給が停止され、フォーカスフローは形成されなくなる。分離チャネル2内では、入口ポート4から出口ポート6へ流れるキャリア流体によるチャネルフローと、分離膜10を通過するキャリア流体によるクロスフローが生じている。
フォーカシング及びリラクゼーションが終了した後、検出器20を流れる流体流量が一定になるように、送液ポンプ14の動作速度が制御される。排出ポート24から排出されるキャリア流体の流量、すなわちクロスフローの流量は必ずしも一定ではなく、必要に応じてその流量が調節される。クロスフロー流量はMFC26によって制御されるが、クロスフロー流量を例えば0.1mL/min以下の極低流量域に制御する必要がある場合には、流体供給流路36を通じてキャリア流体を一定流量(例えば1mL/min)で供給し、MFC26を流れるキャリア流体の流量がMFC26で制御可能な流量の下限を下回らないように調節される。
フォーカシング及びリラクゼーションによって所定位置に収集されたサンプル粒子は、クロスフローによる影響を受けながら出口ポート6側へ流れ、その影響が少ない粒子から順に検出器20に導入され、検出される。
上記のサンプルの分析が終了した後、分離チャンバ2内に残留したサンプル粒子を除去するための洗浄動作を実行する。洗浄動作では、流体供給流路36を通じてMFC26の設定流量よりも大きい流量で排出流路28にキャリア流体を供給する。
洗浄動作中におけるMFC26の設定流量は特に制限されないが、0としてもよい。排出流路28を流れるキャリア流体の流量を0とすれば、流体供給流路36を通じて供給されるキャリア流体の流量分だけ廃液チャンバ10から分離チャネル2への逆流が形成されることになるので、逆流を形成するのに必要なキャリア流体の流量が小さくなり、キャリア流体の消費量を抑制することができる。
なお、流体供給流路36は、分離チャネル2を介さずに廃液チャンバ22側へキャリア流体を供給できるように設けられていればよいので、必ずしも排出流路28に接続されている必要はない。
図2は図1の実施例の変形例であるが、この例では、廃液チャンバ22に設けられた廃液側入口ポート35に流体供給流路36が接続されている。このような流路構成であっても、流体供給流路36を通じてMFC26の設定流量を超える流量で廃液チャンバ22にキャリア流体を供給することにより、廃液チャンバ10から分離チャネル2への逆流が形成され、分離膜10に付着したサンプル粒子を分離膜10から離脱させることができる。
なお、図1及び図2の実施例では、流体供給流路36がフォーカスフロー用流体供給流路34から分岐した流路であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、図3及び図4に示されているように、流体供給流路36を入口流路11から分岐した流路としてもよい。図3の実施例では、流体供給流路36が切替バルブ33を介して入口流路11に接続されており、送液ポンプ14によって送液されるキャリア流体が流体供給流路36を通じて排出流路28に供給されるようになっている。図4の実施例では、流体供給流路36が切替バルブ33を介して入口流路11に接続されており、送液ポンプ14によって送液されるキャリア流体が流体供給流路36を通じて廃液チャンバ22に供給されるようになっている。
図5は、洗浄動作の実施による残留サンプルの除去効果の検証結果を示すフラクトグラムである。この検証実験では、図1の構成を有する装置を用いて、分離チャンバ2内におけるブルーデキストランの残留量を検出器20の検出信号に基づいて検証した。
この検証では、キャリア流体として水を使用し、最初に、入口ポート4から0.035mL/minの流量で分離チャネル2内にキャリア流体を供給するとともに、中間ポート8から4.665mL/minの流量で分離チャネル2内にキャリア流体を供給した状態で待機し、ベースラインが安定してから1mg/mLの濃度のブルーデキストランを100μL、試料注入部12を通じて注入し、3.5分間のフォーカシングを行なった。その後、送液ポンプ16を停止させ、入口ポート4から3.5mL/minの流量で分離チャネル2内にキャリア流体を供給し、クロスフロー流量を2.3mL/min(MFC26の設定流量を1.2mL/min)にして26.5分間の溶出を行なった。図5の(a)はそのときのフラクトグラムであり、溶出開始後5分にブルーデキストランのピークが観察された。
その後、50μLの水をサンプルとして、上記のブルーデキストランと同じ条件で分析を行なった結果、図5(b)のフラクトグラムが得られた。このフラクトグラムにおいても、溶出開始後5分にブルーデキストランのピークが観察されており、分離チャネル2内にブルーデキストランの一部が残留していたことがわかる。
その後、流体供給流路36を通じて4.7mL/minの流量でキャリア流体を排出流路28に供給するとともに、MFC26の設定流量を3.5mL/minにすることで、廃液チャンバ22から分離チャネル2へ1.2mL/minの逆流が発生するようにして、5分間の洗浄動作を実施した。その後、図5(b)と同じ分析を行なった結果、図5(c)のフラクトグラムが得られた。このフラクトグラムでは、ブルーデキストランのピーク高さが8分の1程度にまで低下しており、分離チャネル2内に残留していたブルーデキストランの大部分が洗浄動作によって除去されていることがわかる。
2 分離チャネル
4 入口ポート
6 出口ポート
8 中間ポート
10 分離膜
11 入口流路
12 試料注入部
14,16 送液ポンプ
15,17 流量計
18 キャリア流体用の容器
20 検出器
22 廃液チャンバ
24 排出ポート
26 マスフローコントローラ
28 排出流路
30 キャリア流体追加部
32,33 切替バルブ
34 フォーカスフロー用流体供給流路
35 廃液側入口ポート
36 流体供給流路
38 制御装置
40 洗浄動作実行部

Claims (8)

  1. フィールドフローフラクショネーション装置であって、
    入口ポートが設けられた一端と出口ポートが設けられた他端とを有し、前記入口ポートを介して供給されるキャリア流体が流れる空間をなす分離チャネルと、
    前記分離チャネルを画する壁面をなす分離膜と、
    前記分離チャネルを流れるキャリア流体のうち前記分離膜を通過したキャリア流体が流れる空間をなし、前記分離膜を通過したキャリア流体を外部へ排出する排出ポートを有する廃液チャンバと、
    前記排出ポートに接続され、前記排出ポートを介して前記廃液チャンバから排出されるキャリア流体の流量を予め設定された流量に調節するための流量調節部と、
    前記廃液チャンバから前記流量調節部までの間に接続され、前記分離チャネルを介さずにキャリア流体を前記廃液チャンバへ供給するための流体供給流路と、
    前記流体供給流路を通じて前記廃液チャンバにキャリア流体を供給するための流体供給部と、
    前記流体供給部及び前記流量調節部を制御して、前記フィールドフローフラクショネーション装置の洗浄動作を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、流体供給部サンプルの分析が終了して次のサンプルの分析が開始されるまでの間、前記流体供給流路を通じて前記流量調節部の設定流量よりも大きい流量で前記廃液チャンバにキャリア流体を供給し、これにより前記廃液チャンバから前記分離チャネルへのキャリア流体の流れを形成するように前記流体供給部及び前記流量調節部を制御する、フィールドフローフラクショネーション装置。
  2. 前記制御部は、前記洗浄動作中、前記流量調節部の設定流量を0にするように構成されている、請求項1に記載のフィールドフローフラクショネーション装置。
  3. 前記制御部は、前記入口流路を介して前記分離チャネル内にキャリア流体が供給されている状態で前記洗浄動作を実行するように構成されている、請求項1又は2に記載のフィールドフローフラクショネーション装置。
  4. 前記分離チャネルの前記入口ポートとは別のキャリア流体供給位置に接続され、前記入口ポートからのキャリア流体の流れと対向するキャリア流体の流れが前記分離チャネル内に形成されるように前記分離チャネルにキャリア流体を供給するためのフォーカスフロー用流体供給流路を備え、
    前記流体供給部は、前記キャリア流体を送液する送液ポンプを備え、前記送液ポンプが前記フォーカスフロー用流体供給流路と前記流体供給流路とに切替バルブを介して接続され、前記切替バルブの切替えによって、キャリア流体を供給する流路が前記フォーカスフロー用流体供給流路と前記流体供給流路のいずれか一方に選択的に切り替えられるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のフィールドフローフラクショネーション装置。
  5. 前記流体供給部は、前記キャリア流体を送液する送液ポンプを備え、前記送液ポンプが前記分離チャネルの前記入口ポートに接続された入口流路と前記流体供給流路とに切替バルブを介して接続され、前記切替バルブの切替えによって、キャリア流体を供給する流路が前記入口流路と前記流体供給流路のいずれか一方に選択的に切り替えられるように構成されている、請求項1又は2に記載のフィールドフローフラクショネーション装置。
  6. キャリア流体が流れる空間をなす分離チャネル、前記分離チャネルを画する壁面をなす分離膜、前記分離膜を通過したキャリア流体が流れる空間をなし、前記分離膜を通過したキャリア流体を外部へ排出する排出ポートを有する廃液チャンバ、及び前記排出ポートに接続され、前記排出ポートを介して前記廃液チャンバから排出されるキャリア流体の流量を予め設定された流量に調節するための流量調節部、を有するフィールドフローフラクショネーション装置における分離チャンバ内の洗浄方法であって、
    サンプルの分析が終了した後で、前記流量調節部の設定流量よりも大きい流量で前記廃液チャンバから前記流量調節部までの間に前記分離チャネルを介さずにキャリア流体を供給するステップを実行する、洗浄方法。
  7. 前記洗浄ステップにおいて前記流量調節部の設定流量を0にする、請求項6に記載の洗浄方法。
  8. 前記洗浄ステップを、前記分離チャネル内でキャリア流体を流しながら実行する、請求項6又は7に記載の洗浄方法。
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