JP2020123144A - 電子機器システムおよび支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1電子機器と第2電子機器とを結合するための構成の簡素化がしやすい新規な構成の電子機器システムを得る。
【解決手段】電子機器システム1は、第1電子機器2と、第2電子機器3と、を備える。第1電子機器2の回転部材41は、第1アーム部41bを有し、少なくとも非結合位置P1と結合位置との間で回転可能に、筐体14に支持されている。第2電子機器3のガイド部24bは、第2電子機器3の第1方向D1への移動に伴って第1アーム部41bを第1方向D1に押すことにより、回転部材41を結合位置に向かって回転させる。被引掛部24cには、回転部材41が結合位置に位置してロック機構44によってロックされた状態で、第1アーム部41bが引っ掛けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器システムおよび支持装置に関する。
従来、例えば、支持装置としての第1電子機器と、第1電子機器に着脱可能に結合される第2電子機器と、を備えた電子機器システムが知られている。
特開2017−41027号公報
この種の電子機器システムでは、例えば、二つの電子機器を結合するための構成の簡素化がしやすい新規な構成が得られれば有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、第1電子機器と第2電子機器とを結合するための構成の簡素化がしやすい新規な構成の電子機器システムおよび支持装置を得ることである。
本発明の第1態様にかかる電子機器システムは、第1電子機器と、前記第1電子機器に向かう第1方向の移動によって前記第1電子機器と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記第1電子機器から外される第2電子機器と、を備える。前記第1電子機器は、ベース部と、第1アーム部を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、を備える。前記第2電子機器は、前記第2電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記第1アーム部を前記第1方向に押すことにより、前記回転部材を前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転させるガイド部と、前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部の前記第1方向に位置し前記第1アーム部が引っ掛けられた被引掛部と、を備える。
前記電子機器システムでは、例えば、前記第1アーム部は、前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態で、前記第1方向と交差する方向に延びている。
前記電子機器システムでは、例えば、前記第1電子機器は、前記第1方向と直交する方向に互いに間隔を空けて位置した二つの前記回転部材を有し、二つの前記回転部材の二つの前記第1アーム部は、二つの前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態で、前記回転中心側の基端部から前記基端部の反対側の先端部に向かうにつれて互いの間隔が広がるように構成されている。
前記電子機器システムでは、例えば、前記第1電子機器は、第1端子と、前記第1端子と電気的に接続された第1グランド部材と、を備え、前記第2電子機器は、第2端子と、前記ガイド部および前記第2端子と電気的に接続された第2グランド部材と、を備え、前記回転部材は、導電性を有し、前記第1グランド部材と電気的に接続され、前記第1端子と前記第2端子とは、前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態では離間し、前記回転部材が前記結合位置に位置した状態では接触する。
前記電子機器システムは、例えば、前記第1電子機器は、第1端子を有し前記第1方向および前記第2方向に移動可能に前記ベース部に支持された可動体を備え、前記回転部材は、前記可動体に引っ掛かり、前記回転部材の前記非結合位置から前記結合位置への移動に伴い前記可動体を前記第2方向に移動させる第2アーム部を有し、前記第2電子機器は、少なくとも前記回転部材が前記結合位置に位置した状態で、前記第1端子と接触する第2端子を有する。
前記電子機器システムでは、例えば、前記第1電子機器は、前記結合位置から前記非結合位置に向かう方向に前記回転部材を回転させる弾性力を発生する弾性部材を備える。
前記電子機器システムでは、例えば、前記第1電子機器は、前記第2方向を向いた面を有し、前記面を前記第1方向に貫通し前記第1端子の移動が可能な開口部が設けられたカバーを有し、前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態では、前記第1端子は、前記第1端子の先端が前記面よりも前記第1方向に位置した状態で、前記カバー内に収容され、前記回転部材が前記結合位置に位置した状態では、前記第1端子の前記先端が前記面よりも前記第2方向に位置した状態で前記第1端子が前記開口部から突出する。
前記電子機器システムでは、例えば、前記ロック機構は、ラッチ機構である。
本発明の第2態様にかかる電子機器システムは支持装置は、ガイド部と被引掛部とを有した電子機器を着脱可能に支持する支持装置である。前記電子機器は、前記支持装置に向かう第1方向の移動によって前記支持装置と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記支持装置から外される。前記支持装置は、ベース部と、第1アーム部を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、を備える。前記回転部材は、前記電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記ガイド部によって前記第1アーム部が前記第1方向に押されることにより、前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転する。前記第1アーム部は、前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部は、前記被引掛部の前記第2方向に位置し前記被引掛部に引っ掛かる。
本発明の上記態様によれば、第1電子機器と第2電子機器とを結合するための構成の簡素化がしやすい新規な構成の電子機器システムおよび支持装置を得ることができる。
図1は、実施形態の電子機器システムの正面側からの例示的な斜視図であって、第1電子機器と第2電子機器とが結合された状態の図である。 図2は、実施形態の電子機器システムの正面側からの例示的な斜視図であって、第1電子機器と第2電子機器とが分離された状態の図である。 図3は、実施形態の電子機器システムの一部の例示的な断面図であって、第1電子機器と第2電子機器とが分離された状態の図である。 図4は、実施形態の第1電子機器の正面側からの例示的な斜視図であって、結合部のフロントカバーが取り外されかつ結合機構が結合状態にある図である。 図5は、実施形態の第1電子機器の正面側からの例示的な斜視図であって、結合部のフロントカバーが取り外されかつ結合機構が非結合状態にある図である。 図6は、実施形態の電子機器システムの一部の例示的な断面図であって、第1電子機器と第2電子機器との結合動作において非結合位置に位置した回転部材とガイド部とが接触した状態の図である。 図7は、実施形態の電子機器システムの一部の例示的な断面図であって、第1電子機器と第2電子機器との結合が完了した状態(結合完了状態)の図である。 図8は、実施形態の電子機器システムの一部の例示的な断面図であって、第1電子機器から第2電子機器を分離させるために、図7の状態から第2電子機器が更に第1方向に移動された状態の図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
図1は、実施形態の電子機器システム1の正面側からの例示的な斜視図であって、第1電子機器2と第2電子機器3とが結合された状態の図である。図2は、実施形態の電子機器システム1の正面側からの例示的な斜視図であって、第1電子機器2と第2電子機器3とが分離された状態の図である。
図1および図2に示されるように、電子機器システム1は、第1電子機器2と、第1電子機器2に着脱可能に結合される第2電子機器3と、を備える。第1電子機器2は、支持装置の一例である。
以下、第1電子機器2に第2電子機器3が起立状態で結合(支持)された結合形態(図1)を基準として、電子機器システム1を使用する使用者から見た方向で、手前側を前側(前方)、奥側を後側(後方)と称し、電子機器システム1の高さ方向を上下方向、電子機器システム1の幅方向を左右方向とも称する。
第1電子機器2は、入力部11と、結合部12と、を備える。第2電子機器3は、タブレット型(スレート型)のパーソナルコンピュータとして構成されている。第2電子機器3は、第1電子機器2の結合部12に着脱可能に結合される。第2電子機器3は、第1電子機器2から外された状態(図2)から、第1電子機器2に向かう第1方向D1の移動によって、第1電子機器2と結合される(図1)。また、第2電子機器3は、第1電子機器2に結合された状態(図1)から、第1電子機器2から離れる方向、すなわち第1方向D1の反対の第2方向D2の移動によって、第1電子機器2から外される(図2)。第1方向D1は、一例として下方と同じであり、第2方向D2は、一例として上方と同じである。
以下、第2電子機器3、第1電子機器2の順で第2電子機器3、第1電子機器2を詳細に説明する。
図3は、実施形態の電子機器システム1の一部の例示的な断面図であって、第1電子機器2と第2電子機器3とが分離された状態の図である。
図2および図3に示されるように、第2電子機器3は、筐体21と、筐体21に収容された表示装置22(図2)と、筐体21に収容された第2コネクタ23(図3)と、を有する。
図2に示されるように、筐体21は、扁平な略直方体に形成されている。筐体21は、例えば、前壁21cや、後壁21d、下壁21e、上壁21f、左壁21g、右壁21h等の複数の壁を有している。
前壁21cは、表示装置22の表示面が露出する矩形枠状に形成されている。前壁21cは、筐体21の前面を含み、後壁21dは、筐体21の後面を含む。下壁21eおよび上壁21fは、それぞれ、筐体21の下端部および上端部を構成している。左壁21gおよび右壁21hは、それぞれ、筐体21の左端部および右端部を構成している。また、筐体21は、複数の部材の組み合わせによって構成されている。筐体21の複数の部材は、爪やネジ等のよって互いに結合されている。
また、図3に示されるように、筐体21には、第1電子機器2における結合機構16の回転部材41と結合する結合部24が設けられている。
二つの結合部24は、筐体21における下壁21eの内面に設けられている。二つの結合部24は、左右方向に間隔を空けて設けられ、当該二つの結合部24の間に第2コネクタ23が位置する。二つの結合部24は、所定の平面100に関して対称形状である。結合部24は、第1電子機器2の回転部材41毎に設けられている。
結合部24には、開口部24aが設けられている。開口部24aは、下壁21eを貫通し下方に開放された凹部である。結合部24は、ガイド部24bと、被引掛部24cと、を有する。ガイド部24bおよび被引掛部24cは、開口部24aを形成している。すなわち、ガイド部24bおよび被引掛部24cは、開口部24aに面している。ガイド部24bは、平坦部24bbと、曲部24bcと、を含む。平坦部24bbは、左右方向に延びる平面である。曲部24bcは、平坦部24bbにおける第2コネクタ23とは反対側の端部から第2コネクタ23から離間する方向に延びている。曲部24bcは、第2コネクタ23から離間する方向に向かうにしたがい下方に向かう凹曲面である。被引掛部24cは、曲部24bcの下端部から第2コネクタ23に近づく方向に延びた平面である。
図2に示される表示装置22は、例えば、液晶ディスプレイである。なお、表示装置22は、液晶ディスプレイに限られない。例えば、表示装置22は、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であってもよい。
図3に示される第2コネクタ23は、筐体21に収容され表示装置22を制御する基板である制御基板(不図示)に、電気的に接続されている。第2コネクタ23は、第1電子機器2の第1コネクタ15と電気的に接続される。第2コネクタ23と第1コネクタ15とが電気的に接続されることにより、表示装置22の制御基板と、第1電子機器2の基板35とが電気的接続される。すなわち、第1電子機器2と第2電子機器3とが電気的に接続される。
第2コネクタ23は、筐体21の下壁21eに設けられた開口部21eaに臨むように筐体21内に配置されて、筐体21に固定されている。
第2コネクタ23は、ボディ26と、複数の第2端子25と、を有する。ボディ26は、合成樹脂材料等によって構成され、絶縁性を有する。ボディ26には、二つの凹部26aが設けられている。二つの凹部26aは、左右方向に間隔を空けて設けられている。凹部26aは、ボディ26の下面に設けられ、上方に凹んでいるとともに下方に開放されている。複数の第2端子25は、ボディ26の下面に固定されている。複数の第2端子25は、左右方向に間隔を空けて並べられている。各第2端子25は、金属材料によって構成され、導電性を有する。各第2端子25は、表示装置22の制御基板と電気的に接続されている。
次に、第1電子機器2について詳細に説明する。図4は、実施形態の第1電子機器2の正面側からの例示的な斜視図であって、結合部12のフロントカバー14aが取り外されかつ結合機構16が結合状態にある図である。図5は、実施形態の第1電子機器2の正面側からの例示的な斜視図であって、結合部12のフロントカバー14aが取り外されかつ結合機構16が非結合状態にある図である。
図2、図4および図5に示されるように、第1電子機器2の入力部11は、キーボード11aを含む。
第1電子機器2の結合部12は、入力部11の後端部にヒンジ13を介して結合されている。結合部12は、左右方向に延びる回転中心回りに所定の範囲で回転可能となっている。
結合部12は、筐体14と、筐体14内に収容された第1コネクタ15(図4)と、筐体14に収容された結合機構16(図4)と、を有する。筐体14は、ヒンジ13に支持されている。筐体14は、前後方向に扁平でかつ上下方向の長さよりも左右方向の長さ長い略直方体に形成されている。筐体14は、フロントカバー14a(図1)と、リヤカバー14b(図4)と、を含む複数の部材の組み合わせによって構成されている。リヤカバー14bは、フロントカバー14aの後方に配置されている。フロントカバー14aとリヤカバー14bとは、爪やネジ等のよって互いに結合されている。筐体14は、ベース部の一例である。
図3に示されるように、第1コネクタ15は、基板35の上面に実装されている。すなわち、第1コネクタ15は、基板35と電気的に接続されている。基板35は、キーボード11aと電気的に接続されている。
第1コネクタ15は、ボディ31と、複数の第1端子32と、二つのグランドピン33と、二つのガイドピン34と、を有する。なお、図3では、複数の第1端子32、二つのグランドピン33、および二つのガイドピン34におけるボディ31の内部に位置する部分は、省略されている。
ボディ31は、合成樹脂材材料等によって構成され、絶縁性を有する。
複数の第1端子32は、ピン状に形成され、ボディ31の上面から突出している。複数の第1端子32は、左右方向に間隔を空けて並べられている。各第1端子32は、上下方向(第1方向D1,第2方向D2)に伸縮可能に構成されている。各第2端子25は、金属材料によって構成され、導電性を有する。複数の第2端子25は、基板35と電気的に接続されている。
二つのグランドピン33は、左右方向に間隔を空けて設けられ、当該二つのグランドピン33の間に複数の第1端子32が位置している。各グランドピン33、上下方向(第1方向D1,第2方向D2)に伸縮可能に構成されている。各グランドピン33は、金属材料によって構成され、導電性を有する。各グランドピン33は、基板35のグランド端子と電気的に接続されている。グランドピン33は、第1端子32と同じ構成であってもよいし異なる構成であってもよい。また、グランドピン33のボディ31の上面からの高さは、第1端子32のボディ31の上面からの高さと同じであってもよいし異なってもよい。図3の例では、グランドピン33のボディ31の上面から高さが、第1端子32のボディ31の上面からの高さよりも高い例が示されている。
二つのガイドピン34は、左右方向に間隔を空けて設けられ、当該二つのガイドピン34の間に複数の第1端子32および二つのグランドピン33が位置している。ガイドピン34は、第2電子機器3における第2コネクタ23の凹部26aに挿脱可能となっている。
複数の第1端子32、二つのグランドピン33、および二つのガイドピン34は、第1電子機器2と第2電子機器3とが結合されていない状態では、カバー43内に収容されている。カバー43は、筐体14に設けられている。カバー43は、上壁43bと、上壁43bの外周部から下方に延びた環状の周壁43cと、を有する。上壁43bの上面43aは、カバー43の上面を構成する。上壁43bには、上壁43bを上下方向に貫通した開口部43dが設けられている。すなわち、開口部43dは、上面43aを貫通している。上面43aは、面の一例である。
複数の第1端子32、二つのグランドピン33、および二つのガイドピン34は、第1電子機器2と第2電子機器3とが結合されていない状態で、開口部43dに臨む。
第1コネクタ15のボディ31と基板35とは、支持部材36に固定されており、第1コネクタ15、基板35、および支持部材36は、可動体37を構成している。可動体37は、上下方向(第1方向D1、第2方向D2)に移動可能に設けられている。具体的には、可動体37は、左右二つのガイド軸38によって上下方向にガイドされる。ガイド軸38は、可動体37に設けられた孔に入れられている。また、可動体37は、当該可動体37の上下方向の可動範囲のうち最下位置に位置した場合には、左右二つの爪状のストッパ39によって下方への移動が制限される。ガイド軸38およびストッパ39は、カバー43と一体化されており、ガイド軸38、ストッパ39、およびカバー43は、固定部材50を構成している。固定部材50は、筐体14に固定されている。
また、可動体37は、弾性部材40によって下方に押されている。弾性部材40は、可動体37と固定部材50との間に介在している。弾性部材40は、例えばコイルバネであり、内側にガイド軸38が入れられている。第1電子機器2と第2電子機器3とが結合されていない状態では、可動体37は、ストッパ39と接触して下方への移動が制限された状態で、弾性部材40によってストッパ39に押し付けられている。これにより、可動体37の位置が保持される。なお、弾性部材40は、上記の構成に限定されない。例えば、弾性部材40は、板バネ等であってもよい。
図3に示されるように、結合機構16は、二つの回転部材41と、二つのロック機構44と、を有する。回転部材41は、リフターとも称される。
二つの回転部材41は、左右方向に互いに間隔を空けて設けられ、当該二つの回転部材41の間に、可動体37が位置している。二つの回転部材41は、所定の平面100に関して対称形状である。平面100は、例えば、二つの回転部材41の左右方向の中間を通り、上下方向に沿った線(不図示)と直交する。
回転部材41は、第1アーム部41bと、第2アーム部41cと、ロックアーム部41dと、を有している。回転部材41は、第1方向D1と交差する回転中心Ax1回りに回転可能に筐体14に支持されている。具体的には、回転部材41は、支軸42を介して筐体14に回転可能に支持されている。回転部材41は、金属材料によって構成され、導電性を有している。回転中心Ax1は、中心軸とも称される。
第1アーム部41bは、回転中心Ax1側の基端部41baと、基端部41baの反対側の先端部41bbと、を有し、回転中心Ax1と直交する方向に延びている。また、第1アーム部41bは、基端部41baを含むベース部41bcと、先端部41bbを含む引掛部41bdと、を有する。ベース部41bcは、回転中心Ax1と直交する方向に延びている。引掛部41bdは、ベース部41bcから屈曲している。引掛部41bdは、第1接触面41beと、第2接触面41bfと、を有する。第1接触面41beは、上方に凸状の曲面に形成されている。第2接触面41bfは、下方を向く平面に形成されている。
第2アーム部41cは、回転中心Ax1に対して第1アーム部41bとは反対側に設けられている。第2アーム部41cは、回転中心Ax1側の基端部41caと、基端部41caの反対側の先端部41cbと、を有し、回転中心Ax1と直交する方向に延びている。また、第2アーム部41cは、基端部41caを含むベース部41ccと、先端部41cbを含む引掛部41cdと、を有する。ベース部41ccは、回転中心Ax1と直交する方向に延びている。引掛部41cdは、ベース部41bcから屈曲している。
第2アーム部41cの引掛部41cdは、可動体37における支持部材36の下方に位置し、支持部材36の下面と引っ掛かっている。これにより、回転部材41は、支持部材36と電気的に接続されている。
ロックアーム部41dは、第1アーム部41bにおけるベース部41bcから可動体37とは反対側に延びている。ロックアーム部41dは、先端部に球状の引掛部41daを有する。
図6は、実施形態の電子機器システム1の一部の例示的な断面図であって、第1電子機器2と第2電子機器3との結合動作において非結合位置P1に位置した回転部材41とガイド部24bとが接触した状態の図である。図7は、実施形態の電子機器システム1の一部の例示的な断面図であって、第1電子機器2と第2電子機器3との結合が完了した状態(結合完了状態)の図である。図8は、実施形態の第1電子機器2の一部の例示的な断面図であって、第1電子機器2から第2電子機器3を分離させるために、図7の状態から第2電子機器3が更に第1方向D1に移動された状態の図である。
図3、図6〜図8に示されるように、回転部材41の回転可能な範囲には、例えば、非結合位置P1(図3および図6)と、結合位置P2(図7)と、解除位置P3(図8)とが含まれる。非結合位置P1、結合位置P2、解除位置P3の順で、第1アーム部41b(先端部41bb)がより第1方向D1に位置する。右側の回転部材41の、非結合位置P1から結合位置P2を経ての解除位置P3への回転方向は、第1電子機器2を正面から見た場合には、時計回りである。一方、左側の回転部材41の、非結合位置P1から結合位置P2を経ての解除位置P3への回転方向は、第1電子機器2を正面から見た場合には、反時計回りである。以上のように、本実施形態では、回転部材41は、非結合位置P1と解除位置P3との間で回転可能に設けられている。すなわち、回転部材41は、少なくとも非結合位置P1と結合位置P2との間で回転可能に設けられている。
図3に示されるように、第1アーム部41bは、回転部材41が非結合位置P1に位置した状態で、第1方向D1と交差する方向に延びている。また、二つの回転部材41の二つの第1アーム部41bは、二つの回転部材41が非結合位置P1に位置した状態で、基端部41baから先端部41bbに向かうにつれて互いの間隔が広がるように構成されている。
図3に示されるように、ロック機構44は、回転部材41毎に設けられている。二つのロック機構44は、左右方向に互いに間隔を空けて設けられ、当該二つのロック機構44の間に二つの回転部材41が設けられている。ロック機構44は、結合位置P2に位置した回転部材41をロックし、かつ回転部材41のロックの解除が可能である。ロック機構44は、例えば周知のプッシュラッチ機構である。ロック機構44は、ロックアーム部41dの引掛部41daに押されることにより引掛部41daひいては回転部材41をロックし、当該引掛部41daに再度押されることにより当該ロックを解除する。
次に、第1電子機器2と第2電子機器3との分離および結合について図3,図6〜図8を参照して説明する。
図3に示されるように、第1電子機器2と第2電子機器3との分離状態では、回転部材41が非結合位置P1に位置し、第1端子32と第2端子25とは、離間している。また、回転部材41が非結合位置P1に位置した状態では、第1端子32は、第1端子32の先端32aがカバー43の上面43aよりも第1方向D1に位置した状態で、カバー43内に収容されている。
第1電子機器2と第2電子機器3との結合動作では、例えば、第2電子機器3が第1方向D1に移動されて、第2電子機器3のガイド部24bと、第1電子機器2の回転部材41における第1アーム部41bの第1接触面41beと、が接触する(図6)。この状態から更に第2電子機器3が第1方向D1に移動されると、ガイド部24bが第1アーム部41bを押し下げる。これにより、回転部材41は、可動体37から第1アーム部41bが離間する方向に回転し、第1アーム部41bの第2接触面41bfが結合部24の被引掛部24cに引っ掛かる(図7)。すなわち、回転部材41が結合位置P2に位置する。結合位置P2に位置した回転部材41の第1アーム部41bと、筐体14とが、第2電子機器3の結合部24(下壁21e)を挟む。また、このとき、回転部材41のロックアーム部41dの引掛部41daがロック機構44内に押し込まれて、回転部材41がロック機構44によってロックされる。また、この回転部材41の回転に伴い、第2アーム部41cが可動体37を第2方向D2に移動させる。この可動体37の移動により、第1電子機器2の、第1端子32、グランドピン33およびガイドピン34が、カバー43から第2方向D2に突出する。そして、ガイドピン34が第2電子機器3における第2コネクタ23の凹部26aに挿入され、第1コネクタ15と第2コネクタ23との左右方向および前後方向の位置決めがされ、その後、第1端子32およびグランドピン33が第2端子25と接触して縮む。すなわち、回転部材41が結合位置P2に位置した状態では、第1端子32の先端32aがカバー43の上面43aよりも第2方向D2に位置した状態で第1端子32が開口部43dから突出している。なお、本実施形態では、第1端子32が第2端子25と接触するよりも前にグランドピン33が第2端子25と接触するが、第1端子32とグランドピン33とが同時に第2端子25と接触してもよい。
上記のようにして、第1電子機器2と第2電子機器3とが結合される。なお、この第1電子機器2と第2電子機器3とが結合された状態では、第2電子機器3は、第1電子機器2と第2電子機器3との間に介在した不図示の弾性部材によって第2方向D2に押されている。
第1電子機器2と第2電子機器3との分離動作においては、まずは、第2電子機器3が第1方向D1に押される(図8)。このとき上述の第1電子機器2と第2電子機器3との間に介在した不図示の弾性部材は圧縮される。この第2電子機器3の第1方向D1の移動によって、回転部材41の第1アーム部41bの先端部41bbが可動体37から離間する方向に回転部材41が回転し、ロックアーム部41dの引掛部41daがロック機構44を押す。これにより、ロック機構44による回転部材41のロックが解除される。次に、第2電子機器3が第2方向D2に移動され、第2電子機器3が第1電子機器2から離間する(図3)。このとき、第1電子機器2においては、弾性部材40の弾性力によって可動体37が下方に移動し、最下位置に戻るとともに、可動体37の移動によって下方に押されて回転した回転部材41が非結合位置P1に戻る。
以上のように、本実施形態では、電子機器システム1は、第1電子機器2と、第1電子機器2に向かう第1方向D1の移動によって第1電子機器2と結合され、第1方向D1の反対の第2方向D2の移動によって第1電子機器2から外される第2電子機器3と、を備える。第1電子機器2は、筐体14(ベース部)と、回転部材41と、ロック機構44と、を備える。回転部材41は、第1アーム部41bを有し、少なくとも非結合位置P1と第1アーム部41bが非結合位置P1のときよりも第1方向D1に位置する結合位置P2との間で、第1方向D1と交差する回転中心Ax1回りに回転可能に、筐体14に支持されている。ロック機構44は、結合位置P2に位置した回転部材41をロックし、かつ回転部材41のロックの解除が可能である。第2電子機器3は、ガイド部24bと、被引掛部24cと、を備える。ガイド部24bは、第2電子機器3の第1方向D1への移動に伴って第1アーム部41bを第1方向D1に押すことにより、回転部材41を非結合位置P1から結合位置P2に向かって回転させる。被引掛部24cは、ガイド部24bによって回転された回転部材41が結合位置P2に位置してロック機構44によってロックされた状態で、第1アーム部41bの第1方向D1に位置し第1アーム部41bが引っ掛けられている。
このような構成によれば、第1電子機器2における回転部材41の第1アーム部41bが第2電子機器3のガイド部24bに第1方向D1に押されることにより、回転部材41が非結合位置P1から結合位置P2に回転して結合位置P2でロック機構44によってロックされ、第1電子機器2の第1アーム部41bが第2電子機器3の被引掛部24cに引っ掛かる。この動作において、回転部材41は、第1電子機器2と第2電子機器3との相対的な位置決めと、第1電子機器2に対する第2電子機器3の引っ掛けと、を行なう。よって、第1電子機器2と第2電子機器3との相対的な位置決めと、第1電子機器2に対する第2電子機器3の引っ掛けと、を別個の部材で行なう構成に比べて、第1電子機器2と第2電子機器3とを結合するための構成の簡素化がしやすい。したがって、第1電子機器2および第2電子機器3の小型化やコスト削減がしやすい。また、第1電子機器2と第2電子機器3とを結合させるための使用者の作業は、第2電子機器3を第1電子機器2に向かって移動させるという一つの作業でよい。
また、本実施形態では、第1アーム部41bは、回転部材41が非結合位置P1に位置した状態で、第1方向D1と交差する方向に延びている。
このような構成によれば、第1方向D1および第2方向D2に沿った第1電子機器2の高さを低くしやすい。また、第1アーム部41bが第1方向D1へ第1アーム部41bを押すことにより、第1アーム部41bがスムーズに回転する。
また、本実施形態では、例えば、第1電子機器2は、第1方向D1と直交する方向に互いに間隔を空けて位置した二つの回転部材41を有し、二つの回転部材41の二つの第1アーム部41bは、二つの回転部材41が非結合位置P1に位置した状態で、回転中心Ax1側の基端部41baから基端部41baの反対側の先端部41bbに向かうにつれて互いの間隔が広がるように構成されている。
このような構成によれば、回転部材41が結合位置P2に位置した状態における二つの第1アーム部41bの先端部41bb同士の間隔が、二つの回転部材41が非結合位置P1に位置した状態で、回転中心Ax1側の基端部41baから先端部41bbに向かうにつれて互いの間隔が狭くなるような構成に比べて、広くなるので、第1電子機器2と第2電子機器3との結合がより強固になりやすい。
また、本実施形態では、第1電子機器2は、第1端子32と、第1端子32と電気的に接続された支持部材36(第1グランド部材)と、を備える。第2電子機器3は、第2端子25と、ガイド部24bおよび第2端子25と電気的に接続された筐体21(第2グランド部材)と、を備える。回転部材41は、導電性を有し、支持部材36と電気的に接続され、第1端子32と第2端子25とは、回転部材41が非結合位置P1に位置した状態では離間し、回転部材41が結合位置P2に位置した状態では接触する。
このような構成によれば、第1電子機器2と第2電子機器3との結合動作において、非結合位置P1に位置した回転部材41とガイド部24bとが接触して、回転部材41とガイド部24bとを介して支持部材36と筐体21とが電気的に接続された後に、第1電子機器2の第1端子32と第2電子機器3の第2端子25とが接触する。よって、第1電子機器2の第1端子32と第2電子機器3の第2端子25との接触前に、第1電子機器2と第2電子機器3とのグランドレベルが同等になりやすい。よって、第1端子32と第2端子25との間の通信等が安定しやすい。また、複数の第1端子32と、二つのグランドピン33と、を共通化することができる。このように、複数の第1端子32と、二つのグランドピン33と、を共通化することにより、複数の第1端子32と、二つのグランドピン33とのそれぞれの第2コネクタ23との接触による圧力のばらつきを抑制することができ、第1コネクタ15と第2コネクタ23との接続が安定する。
また、本実施形態は、第1電子機器2は、第1端子32を有し第1方向D1および第2方向D2に移動可能に筐体14(ベース部)に支持された可動体37を備える。回転部材41は、可動体37に引っ掛かり、回転部材41の非結合位置P1から結合位置P2への移動に伴い可動体37を第2方向D2に移動させる第2アーム部41cを有する。第2電子機器3は、少なくとも回転部材41が結合位置P2に位置した状態で、第1端子32と接触する第2端子25を有する。
このような構成によれば、回転部材41に第2アーム部41cが設けられているので、可動体37を第2方向D2に移動させて第1端子32と第2端子25とを接触させる構成が回転部材41とは別個に設けられている構成に比べて、第1電子機器2と第2電子機器3とを結合するための構成の簡素化がしやすい。
また、本実施形態では、第1電子機器2は、結合位置P2から非結合位置P1に向かう方向に回転部材41を回転させる弾性力を発生する弾性部材40を備える。
このような構成によれば、第1電子機器2から第2電子機器3が外されると、弾性部材40の弾性力によって、回転部材41が結合位置P2から非結合位置P1に自動的に移動する。
また、本実施形態では、第1電子機器2は、第2方向D2を向いた上面43a(面)を有し、上面43aを第1方向D1に貫通し第1端子32の移動が可能な開口部43dが設けられたカバー43を有する。回転部材41が非結合位置P1に位置した状態では、第1端子32は、第1端子32の先端32aが上面43aよりも第1方向D1に位置した状態で、カバー43内に収容されている。回転部材41が結合位置P2に位置した状態では、第1端子32の先端32aが上面43aよりも第2方向D2に位置した状態で第1端子32が開口部43dから突出する。
このような構成によれば、第1電子機器2に第2電子機器3が結合されていない状態では、第1電子機器2の第1端子32は、第1端子32の先端32aがカバー43の上面43aよりも第1方向D1に位置した状態で、カバー43内に収容されるので、第1端子32の先端32aが保護されやすい。
また、本実施形態では、ロック機構44は、ラッチ機構(一例として、プッシュラッチ機構)である。
このような構成によれば、ロック機構44を動かす駆動源を設けずに済むため、ロック機構44を比較的容易に構成することができる。また、本実施形態では、ロック機構44によるロックを解除するための使用者の作業は、第2電子機器3を第1電子機器2に向かって一旦押し下げるという一つの作業でよい。
なお、上記実施形態では、第1電子機器2が入力部11を備えた例が示されたがこれに限定されない。例えば、第1電子機器2は、入力部11を備えていなくてもよい。また、本実施形態は、第2電子機器3が、タブレット型(スレート型)のパーソナルコンピュータとして構成された例が示されたが、これに限定されない。例えば、第2電子機器3は、スマートフォン、携帯電話、映像表示装置、テレビジョン受像機、ゲーム機、情報記憶装置等であってもよい。更には、第1電子機器2が、タブレット型(スレート型)のパーソナルコンピュータや、スマートフォン、携帯電話、映像表示装置、テレビジョン受像機、ゲーム機、情報記憶装置等であって、第2電子機器3が、入力部11を備えた構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電子機器システム、2…第1電子機器(支持装置)、3…第2電子機器、14…筐体(ベース部)、21…筐体(第2グランド部材)、24b…ガイド部、24c…被引掛部、25…第2端子、32…第1端子、32a…先端、36…支持部材(第1グランド部材)、37…可動体、41c…第2アーム部、40…弾性部材、41…回転部材、41b…第1アーム部、43…カバー、43a…上面(面)、44…ロック機構、Ax1…回転中心、D1…第1方向、D2…第2方向、P1…非結合位置、P2…結合位置。
本発明の第1態様にかかる電子機器システムは、第1電子機器と、前記第1電子機器に向かう第1方向の移動によって前記第1電子機器と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記第1電子機器から外される第2電子機器と、を備える。前記第1電子機器は、ベース部と、第1アーム部と、前記第1アーム部から延びたロックアーム部と、を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、を備える。前記第2電子機器は、前記第2電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記第1アーム部を前記第1方向に押すことにより、前記回転部材を前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転させるガイド部と、前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部の前記第1方向に位置し前記第1アーム部が引っ掛けられた被引掛部と、を備える。前記ロックアーム部は、前記ガイド部によって前記第1アーム部が前記第1方向に押されて前記回転部材が回転されることにより、前記ロック機構にロックされる。
本発明の第2態様にかかる支持装置は、ガイド部と被引掛部とを有した電子機器を着脱可能に支持する支持装置である。前記電子機器は、前記支持装置に向かう第1方向の移動によって前記支持装置と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記支持装置から外される。前記支持装置は、ベース部と、第1アーム部と、前記第1アーム部から延びたロックアーム部と、を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、を備える。前記回転部材は、前記電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記ガイド部によって前記第1アーム部が前記第1方向に押されることにより、前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転する。前記第1アーム部は、前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部は、前記被引掛部の前記第2方向に位置し前記被引掛部に引っ掛かる。前記ロックアーム部は、前記ガイド部によって前記第1アーム部が前記第1方向に押されて前記回転部材が回転されることにより、前記ロック機構にロックされる。
1…電子機器システム、2…第1電子機器(支持装置)、3…第2電子機器、14…筐体(ベース部)、21…筐体(第2グランド部材)、24b…ガイド部、24c…被引掛部、25…第2端子、32…第1端子、32a…先端、36…支持部材(第1グランド部材)、37…可動体、40…弾性部材、41…回転部材、41b…第1アーム部、41c…第2アーム部、41d…ロックアーム部、43…カバー、43a…上面(面)、44…ロック機構、Ax1…回転中心、D1…第1方向、D2…第2方向、P1…非結合位置、P2…結合位置。

Claims (9)

  1. 第1電子機器と、
    前記第1電子機器に向かう第1方向の移動によって前記第1電子機器と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記第1電子機器から外される第2電子機器と、
    を備え、
    前記第1電子機器は、
    ベース部と、
    第1アーム部を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、
    前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、
    を備え、
    前記第2電子機器は、
    前記第2電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記第1アーム部を前記第1方向に押すことにより、前記回転部材を前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転させるガイド部と、
    前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部の前記第1方向に位置し前記第1アーム部が引っ掛けられた被引掛部と、
    を備えた、電子機器システム。
  2. 前記第1アーム部は、前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態で、前記第1方向と交差する方向に延びた、請求項1に記載の電子機器システム。
  3. 前記第1電子機器は、前記第1方向と直交する方向に互いに間隔を空けて位置した二つの前記回転部材を有し、
    二つの前記回転部材の二つの前記第1アーム部は、二つの前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態で、前記回転中心側の基端部から前記基端部の反対側の先端部に向かうにつれて互いの間隔が広がるように構成された、請求項2に記載の電子機器システム。
  4. 前記第1電子機器は、
    第1端子と、
    前記第1端子と電気的に接続された第1グランド部材と、
    を備え、
    前記第2電子機器は、
    第2端子と、
    前記ガイド部および前記第2端子と電気的に接続された第2グランド部材と、
    を備え、
    前記回転部材は、導電性を有し、前記第1グランド部材と電気的に接続され、
    前記第1端子と前記第2端子とは、前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態では離間し、前記回転部材が前記結合位置に位置した状態では、接触する、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器システム。
  5. 前記第1電子機器は、
    第1端子を有し前記第1方向および前記第2方向に移動可能に前記ベース部に支持された可動体を備え、
    前記回転部材は、前記可動体に引っ掛かり、前記回転部材の前記非結合位置から前記結合位置への移動に伴い前記可動体を前記第2方向に移動させる第2アーム部を有し、
    前記第2電子機器は、少なくとも前記回転部材が前記結合位置に位置した状態で、前記第1端子と接触する第2端子を有した、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器システム。
  6. 前記第1電子機器は、前記結合位置から前記非結合位置に向かう方向に前記回転部材を回転させる弾性力を発生する弾性部材を備えた、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器システム。
  7. 前記第1電子機器は、前記第2方向を向いた面を有し、前記面を前記第1方向に貫通し前記第1端子の移動が可能な開口部が設けられたカバーを有し、
    前記回転部材が前記非結合位置に位置した状態では、前記第1端子は、前記第1端子の先端が前記面よりも前記第1方向に位置した状態で、前記カバー内に収容され、
    前記回転部材が前記結合位置に位置した状態では、前記第1端子の前記先端が前記面よりも前記第2方向に位置した状態で前記第1端子が前記開口部から突出する、請求項5に記載の電子機器システム。
  8. 前記ロック機構は、ラッチ機構である、請求項1〜7のうちいずれか一つに記載の電子機器システム。
  9. ガイド部と被引掛部とを有した電子機器を着脱可能に支持する支持装置であって、
    前記電子機器は、前記支持装置に向かう第1方向の移動によって前記支持装置と結合され、前記第1方向の反対の第2方向の移動によって前記支持装置から外され、
    前記支持装置は、
    ベース部と、
    第1アーム部を有し、少なくとも非結合位置と前記第1アーム部が前記非結合位置のときよりも前記第1方向に位置する結合位置との間で、前記第1方向と交差する回転中心回りに回転可能に、前記ベース部に支持された回転部材と、
    前記結合位置に位置した前記回転部材をロックし、かつ前記回転部材のロックの解除が可能なロック機構と、
    を備え、
    前記回転部材は、前記電子機器の前記第1方向への移動に伴って前記ガイド部によって前記第1アーム部が前記第1方向に押されることにより、前記非結合位置から前記結合位置に向かって回転し、
    前記第1アーム部は、前記ガイド部によって回転された前記回転部材が前記結合位置に位置して前記ロック機構によってロックされた状態で、前記第1アーム部は、前記被引掛部の前記第2方向に位置し前記被引掛部に引っ掛かった、支持装置。
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