JP2020123036A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部と異なる位置に操作部が配置され、ブラインドタッチが容易な入力装置を提供する。【解決手段】操作者が操作体により操作する操作面10aを有する操作部10と、操作面10aに対する法線方向から見て、操作部10の周囲に配置される枠体状の額縁部14とを有し、各種情報を表示する表示部とは別体とされた入力装置において、操作面10aには、操作体が接触したときに知覚を与える形状とされた第1知覚部101が形成され、額縁部14のうち第1知覚部101と対応する位置には、操作体が接触したときに知覚を与える形状とされた第2知覚部142が形成された構成とする。第2知覚部142は、当該法線方向から見たときの主面である天面14b、および天面14bに繋がる側面であって、操作部10側の面である法面14cのうち少なくとも一方に形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、操作者が指などの操作体により入力操作が可能な入力装置に関する。
従来、この種の入力装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の入力装置は、表示部と、表示部の前面に配置され、操作者が操作体による操作が可能な操作部としてのタッチパネルと、タッチパネルの前面に配置された突条とを備える。この入力装置は、表示部に表示される操作ボタンの周囲を囲むように突条が配置されており、突条による突起が操作ボタンの表示の妨げとならない構成とされている。
特開2006−350789号公報
ところで、近年、表示部と操作部とが別々の位置に配置され、操作者が表示部を見つつ、操作部における入力操作を行うことにより、表示部での入力が可能な構成とされた入力装置が提案されている。また、このような入力装置は、自動車などの車両に搭載される車載用途においては、安全運転の支障とならないよう、操作部をブラインドタッチできる構成とされることが求められる。
そこで、ブラインドタッチを可能にするため、特許文献1に記載の入力装置のように、操作部に突条のような突起を配置する手法も考えられるが、この場合、以下の点で安全運転の観点から好ましくない。例えば、表示部に表示される操作ボタンが1つだけ場合には、操作者は、突条を探り当てるまで操作部全体を手探りする必要があり、操作に気をとられるおそれがある。また、表示部に表示される操作ボタンが複数の場合には、操作者は、操作部のうちどの操作ボタンに対応した領域に手を置いているのか判別できず、すべての領域に触れた後に、それらの位置関係の記憶から目的の領域を導き出すことを強いられ得る。その結果、操作者は、操作部や表示部を注視することとなり、注意散漫な状態となってしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、表示部とは別体とされ、表示部と異なる位置に操作部が配置された入力装置であって、ブラインドタッチが容易な構成とされたものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の入力装置は、車両(50)に搭載されると共に、所定の車載機器(30)に連動して車両に関連する情報を表示する表示部(21)と異なる位置に配置され、表示部上での入力操作に用いられる入力装置であって、操作者が操作体(F)により操作する操作面(10a)を有する操作部(10)と、操作体による操作面の操作状態を検出する検出部(12)と、検出部が検出した操作状態に応じて、車載機器への入力制御を行う制御部(13)と、操作面に対する法線方向から見て、操作部を囲む枠体状の額縁部(14)とを備え、操作面のうち法線方向から見て額縁部から露出する部分には、操作体が接触したときに操作体に対して知覚を与える形状とされた第1知覚部(101)が形成されており、額縁部の外表面のうち法線方向から見たときの主面を天面(14b)とし、外表面のうち天面に繋がる側面であって、法線方向から見て操作面側の面を法面(14c)として、額縁部は、天面および法面のうち少なくとも一方であって、第1知覚部と対応する位置に、操作体が接触したときに操作体に対して知覚を与える形状とされた第2知覚部(142)が形成されている。
これによれば、操作者は、操作部を見なくても、額縁部に設けられた第2知覚部を操作体で触れた後、または触れたと同時に、当該操作体を操作面上の第1知覚部に容易に到達させることができる。これは、第2知覚部が額縁部のうち第1知覚部に対応する位置に形成されているためであり、このような構造とされた入力装置では、ブラインドタッチが容易となる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態の入力装置が車両に搭載された様子を示す図である。 図1の入力装置と、表示装置および車載機器との接続例を示すブロック図である。 第1実施形態の入力装置の構成を示す断面図である。 図3の入力装置を操作面に対する法線方向から見た様子を示す平面図である。 図4のV-V間の断面を示す断面図である。 第2実施形態の入力装置を示す平面図である。 図6のVII-VII間の断面を示す断面図である。 第3実施形態の入力装置を示す平面図である。 図8のIX-IX間の断面を示す断面図である。 第4実施形態の入力装置を示す平面図である。 図10のXI-XI間の断面を示す断面図である。 第5実施形態の入力装置を示す平面図である。 図12のXIII-XIII間の断面を示す断面図である。 第6実施形態の入力装置を示す平面図である。 図14中の一点鎖線で示す領域を示す斜視図である。 第7実施形態の入力装置を示す平面図である。 図16中の二点鎖線で示す領域を示す斜視図である。 図16中のXVIII-XVIII間の断面を示す断面図である。 第8実施形態の入力装置を示す平面図である。 図19のXX-XX間の断面を示す断面図である。 第9実施形態の入力装置を示す平面図である。 図21のXXII-XXII間の断面を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態の入力装置S1は、例えば図1に示すように、別体の表示装置20と共に、自動車などの車両50に搭載され、表示装置20に対する入力制御を行う車載用入力装置に適用されると好適である。本実施形態では、入力装置S1が車載用途に適用された一例について、図1、図2を参照して説明する。
例えば、入力装置S1は、図1に示すように、例えば、車両50のうちステアリング52に配置され、インストルメントパネル51に搭載された表示装置20に接続されている。具体的には、図2に示すように、入力装置S1は、後述する制御部13が、車載LAN40を介して表示装置20および所定の車載機器30に接続され、操作者が操作部10上で入力操作を行うことにより、表示装置20等への入力制御が可能な構成とされている。
表示装置20は、例えば図1に示すように、表示部21を有し、操作者が表示部21を視認可能な任意の位置に配置される。表示装置20は、例えば、センターインフォメーションディスプレイ(CID)、メータディスプレイやヘッドアップディスプレイ(HUD)などの用途で用いられる。表示部21は、例えば、所定の車載機器30に連動して、車両50に関連する各種情報などが表示される。表示装置20は、CIDとされた場合には、図1に示すように、車両50のインストルメントパネル51の車両幅方向における中央部などに配置される。表示装置20は、メータディスプレイやHUDなどとされた場合には、インストルメントパネル51のうち、車両50の運転者から見てステアリング52の後方側に配置される。上記したように、表示装置20は、その用途に応じて、その配置が適宜変更される。表示装置20は、例えば、ナビゲーション装置の表示部として構成され、地図上における自車の現在位置情報、進行方向情報、あるいは操作者の希望する目的地への案内情報等の各種情報を表示部21に表示する。
なお、表示装置20がHUDとされる場合、表示部21は、ウィンドシールドに虚像として映し出されることで形成される。
車載機器30は、入力装置S1や表示装置20と共に車両50に搭載される所定の機器であり、例えば、ナビゲーション装置、車両制御装置、オーディオ装置、およびバックカメラ装置などとされ得るが、これらに限定されない。
車載LAN40は、入力装置S1および表示装置20を含む車載された各装置間の通信ネットワークに用いられるものであり、例えば、CAN(Controller Area Networkの略)やLIN(Local Interconnect Networkの略)などとされ得る。
なお、入力装置S1は、上記した例などに限定されず、センターコンソールに配置されるなど適宜その配置が変更されてもよいし、車載以外の他の用途にも適用され得る。
(入力装置の構成)
次に、本実施形態の入力装置S1の構成について、図3〜図5を参照して説明する。
以下、説明を簡略化して理解を助けるため、図4では、紙面上の左右方向を「X方向」とし、当該紙面上においてX方向と直交する方向を「Y方向」として、これらの方向を矢印で示している。図5では、図4中のX、Y方向に対応する方向を矢印等で示すと共に、図5の別断面における額縁部14の外郭を破線で示している。なお、後述する第2実施形態以降の説明において参照する図6、図8、図10、図12、図14、図16、図19および図21についても、図4と同様に、X方向およびY方向を矢印で示している。また、図7、図9、図11、図13、図15、図17、図18、図20、および図22では、それぞれ対応するX方向およびY方向を矢印等で示している。
本実施形態の入力装置S1は、例えば図3に示すように、操作部10と、支持部11と、検出部12と、制御部13と、額縁部14と、配線15とを備える。
操作部10は、例えば、図3に示すように、操作者が指などの操作体Fを置いて各種操作を行う面である操作面10aを有する板状とされ、その端部が支持部11により支持されている。操作部10は、例えば、後述する検出部12と共に、タッチパッドとされる。
操作面10aは、例えば、操作者側に露出して、操作者が指操作を行う平面部とされ、表面全体にわたって指の滑りを良くする任意の素材等により構成されている。操作面10aは、図3や図4に示すように、端部以外の部分が後述する額縁部14から露出している。操作面10aのうち額縁部14から露出する領域には、図4に示すように、操作者が操作面10aを見ていない状態において、操作体Fで接触したときに操作体Fに知覚を与える形状とされた第1知覚部101が形成されている。
第1知覚部101は、例えば図5に示すように、操作面10aに対する法線方向(以下、単に「法線方向」という)において凸形状のドーム状とされるが、この形状に限定されない。例えば、第1知覚部101は、接触したときに操作体Fに知覚を与える形状とされていればよく、凹形状であってもよい。第1知覚部101は、例えば図4に示すように、複数形成され、X方向に沿って互いに離れた状態で配置されている。第1知覚部101は、ブラインドタッチを容易とする観点から、図4に示すように、法線方向から見て、後述する額縁部14の内郭をなす辺のうちいずれか1つに近接する位置に配置されることが好ましい。
なお、本実施形態では、図4に示すように、第1知覚部101が3つ形成されると共に、これらの第1知覚部101が、額縁部14の内郭をなす辺のうち紙面下方向、すなわちY方向での下側にある辺に近接する位置に配置された場合を代表例として説明する。
以下、説明の簡略化のため、図4に示すように、便宜的に、3つの第1知覚部101のうちX方向左側のものを「左の第1知覚部101」と称し、X方向中央のものを「中央の第1知覚部101」と称し、X方向右側のものを「右の第1知覚部101」と称する。
第1知覚部101は、例えば、操作面10aのうち表示部21に表示される各種操作ボタン、すなわちアイコンに対応する領域内の任意の箇所に配置される。逆に言うと、操作面10aは、外観上の明確な境界はないが、表示部21に表示される不図示のアイコンに対応して、複数の所定の操作領域に区画されており、例えば、その操作領域ごとに第1知覚部101が配置されている。3つの第1知覚部101のうちいずれか1つ(以下「代表の第1知覚部101」という)は、表示部21に表示される複数の所定のアイコンのうち操作者の使用頻度が最も高いものに対応している。本実施形態では、中央の第1知覚部101が、代表の第1知覚部101である例について述べる。
支持部11は、例えば図3に示すように、後述する額縁部14の内底面14aに配置され、操作部10を支持する部材であり、樹脂材料などの任意の材料で構成される。支持部11は、操作部10や額縁部14とは別体であってもよいし、操作部10または額縁部14の一部であってもよい。
検出部12は、操作者による操作面10a上の操作を検出するものであり、図3に示すように、操作部10のうち操作面10aの反対面に配置される。検出部12は、例えば、静電容量式とされ、操作面10a上の一方向に沿って延設された複数の第1電極と、当該一方向に対して直交する複数の第2電極とが格子状に配列されており、任意の絶縁性材料により覆われてなる。検出部12は、操作面10aに近接する操作体Fの位置に応じて、生じる静電容量が変化する構成とされている。検出部12は、図3に示すように、FPCなどのフレキシブルな配線15が不図示のACF(異方性導電性フィルム)などにより接続されると共に、配線15を介して制御部13と接続されている。検出部12は、配線15を介して上記の静電容量の信号を位置信号として制御部13に出力する。
なお、検出部12は、上記した複数の第1電極および第2電極に接続され、静電容量を検出するICを有し、当該ICを介して制御部13に信号を出力する構成とされてもよい。また、検出部12は、操作者が操作体Fを操作面10aに置いたときに、その位置に応じた信号を制御部13に出力するものであればよく、静電容量式に限定されず、感圧式などの他の任意の方式とされてもよい。さらに、検出部12は、操作面10aへの操作体Fの接触を検出するため、「タッチセンサ」と称し得る。加えて、検出部12は、操作面11aへの押圧による静電容量の変化により、操作体Fによる操作面10aへの押圧力を検出する構成とされてもよいし、タッチセンサとは別に、任意のプッシュセンサを備える構成とされてもよい。
制御部13は、例えば、図示しない基板上にROMやRAMなどの記憶媒体、およびCPUなどが搭載されてなる電子制御ユニットとされている。制御部13は、検出部12から出力される位置信号により、操作面10aにおける操作体Fの座標位置、操作体Fの移動方向、その移動距離、および操作面11a上における押込みなどの所定の操作の有無等を取得する。制御部13は、検出部12が検出した上記の操作状態に応じて、表示装置20や所定の車載機器30への入力制御を行う構成とされる。制御部13は、例えば図3に示すように、後述する額縁部14の内底面14a上に配置され、その上に設置された検出部12と配線15を介して電気的に接続されている。制御部13は、検出部12のほか、図示しない配線が接続されると共に、車載LAN40を介して表示装置20や所定の車載機器30と接続される。
額縁部14は、図3に示すように、例えば、蓋部140と台座141とによりなり、台座141の一面、すなわち内底面14a上に支持部11および制御部13が搭載され、これらの上に操作部10および検出部12が支持されている。額縁部14は、台座141上に操作部10の外縁を覆う枠体状の蓋部140が配置されてなり、樹脂材料などの任意の材料により構成される。言い換えると、額縁部14は、操作部10、支持部11、検出部12、制御部13および配線15が収容される筐体である。額縁部14は、例えば図4に示すように、法線方向から見たとき、操作部10を囲む枠体状とされている。
蓋部140は、図3に示すように、操作部10を囲む枠体部分と、当該枠体部分のうち台座141の反対側の端部から操作部10側に延設された延設部分と、を有した形状とされている。蓋部140は、この延設部分により操作面10aの外縁部を覆っている。
台座141は、例えば、板状部材とされ、操作部10などの被収容部材が搭載されると共に、蓋部140が取り付けられる部材である。なお、台座141に蓋部140を取り付ける方法は、任意である。
額縁部14は、図4に示すように、操作者が操作面10aを見ていない状態において、操作体Fで接触したときに操作体Fに知覚を与える形状とされた第2知覚部142を備える。
以下、説明の簡略化のため、図4に示すように、額縁部14の外表面のうち法線方向から見たときの主面、すなわち蓋部140の上面を「天面14b」と称する。また、図3や図4に示すように、額縁部14の外表面のうち天面14bに繋がる側面であって、操作部10側の面を「法面14c」と称する。なお、法面14cは、例えば、図3に示すように、操作面10aに近いほど対向する別の法面14cとの距離が近くなる傾斜が設けられた傾斜面とされる。
第2知覚部142は、額縁部14の天面14bおよび法面14cのうち少なくとも一方であって、第1知覚部101に対応する位置に形成され、操作者がブラインドタッチをする際に第1知覚部101に到達させることを容易にするものである。第2知覚部142は、本実施形態では、法面14cのうち第1知覚部101に対応する位置のみに形成されると共に、法面14cに対して凹形状とされている。
なお、ここでいう「第1知覚部101に対応する位置」とは、法線方向から見て、天面14bおよび法面14cのうち代表の第1知覚部101に最も近い位置で隣接する部分を意味する。例えば、操作面10aのうちY方向での下側、かつX方向での中央に配置された中央の第1知覚部101が代表の第1知覚部101である場合、「第1知覚部101に対応する位置」は、図4に示すように、中央の第1知覚部101に最も近く隣接する位置となる。すなわち、この場合、「第1知覚部101に対応する位置」は、図4に示すように、法線方向から見て、額縁部14の天面14bおよび法面14cのうちY方向における下側、かつX方向における中央の位置となる。
以上が、本実施形態の入力装置S1の基本的な構成である。
この入力装置S1は、額縁部14に第2知覚部142が形成されることで、操作者が第1知覚部101をブラインドタッチにおいて、容易に探り当てることが構成とされている。
つまり、第2知覚部142は、代表の第1知覚部101に対応する位置に形成されることで、操作者が代表の第1知覚部101にたどり着くことを容易にするガイドとして役割を果たす。
具体的には、操作者が、表示部21に視線を向けたままの状態で、入力装置S1の操作部10付近に手を置いたとする。このとき、第2知覚部142が、入力装置S1を見ていない状態の操作者に、操作体Fが接触したことを知覚される形状とされているため、操作者は、手探りでも額縁部14のうち第2知覚部142を容易に捕捉することができる。そして、操作者は、第2知覚部142に沿って操作体Fを操作面10a側に走査させることにより、容易に代表の第1知覚部101に触れることができる。また、操作者は、代表の第1知覚部101とは異なる第1知覚部101(例えば、右または左の第1知覚部101)を探す場合であっても、代表の第1知覚部101を探り当てた後、消去法で目的の第1知覚部101を探せばよい。このため、第2知覚部142は、ガイドとして機能し、ブラインドタッチを容易にし、操作負荷を低減する効果を発揮する。
なお、上記では、操作体Fを、第2知覚部142と第1知覚部101とに別々に接触させる例について説明したが、操作体Fが指である場合、操作者にとっては、指でこれらを同時に接触する操作であってもブラインドタッチが容易であることは言うまでもない。
本実施形態によれば、操作面10aに複数の第1知覚部101が形成されると共に、額縁部14のうち第1知覚部101に対応する位置に第2知覚部142が形成された構成の入力装置となる。そのため、操作者は、手探りで第2知覚部142を探り当ててしまえば、これに隣接する位置にある代表の第1知覚部101に操作体Fを容易に到達させることができる。また、第2知覚部142により、操作者は、ブラインドタッチにおいて、複数の第1知覚部101のうちどれが代表の第1知覚部101であるかを判別することが容易となる。
よって、本実施形態の入力装置S1は、操作者によるブラインドタッチが容易であり、操作負荷が低減された構成となる。
なお、上記では、額縁部14が蓋部140と台座141とにより構成された例について説明したが、これに限られず、蓋部140と台座141とが一体化した1つの部材とされてもよい。この場合、額縁部14には、操作部10などの被収容部材を挿入するための不図示の挿入口が形成される。
(第2実施形態)
第2実施形態の入力装置S2について、図6、図7を参照して述べる。図7では、図5と同様に、別断面における額縁部14の外郭を破線で示している。
本実施形態の入力装置S2は、図6、図7に示すように、第2知覚部142が額縁部14の外表面のうち天面14bであって、代表の第1知覚部101に対応する位置のみに形成されている点で、上記第1実施形態と相違する。
具体的には、第2知覚部142は、本実施形態では、例えば図6や図7に示すように、天面14bにのみ形成されると共に、天面14bから操作面10a側に向かって湾曲して凹んだ凹形状とされている。第2知覚部142は、法線方向における深さや曲面形状などについては任意であるが、法線方向から見て、深さが最も大きい底部のX方向における位置が、代表の第1知覚部101の中心のX方向における位置と同じとされることが好ましい。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
第3実施形態の入力装置S3について、図8、図9を参照して述べる。図9では、図5と同様に、別断面における額縁部14の外郭を破線で示している。
本実施形態の入力装置S3は、図8、図9に示すように、第2知覚部142が額縁部14の外表面のうち法面14cおよび天面14bであって、代表の第1知覚部101に対応する位置に形成されている点で、上記第1実施形態と相違する。
具体的には、第2知覚部142は、本実施形態では、図9に示すように、天面14bに対して凹むと共に、法面14cに対して凹んだ凹形状とされている。つまり、本実施形態では、第2知覚部142は、額縁部14のうち代表の第1知覚部101に対応する位置に溝状に形成され、代表の第1知覚部101へのガイドの役割を果たす。
本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
第4実施形態の入力装置S4について、図10、図11を参照して述べる。図11では、図5と同様に、別断面における額縁部14の外郭を破線で示している。
本実施形態の入力装置S4は、図10や図11に示すように、第2知覚部142の形成位置については上記第3実施形態と同じであるが、その形状が凸形状とされている点で上記第3実施形態と相違する。
本実施形態によっても、上記第3実施形態と同様の効果が得られる。なお、凸形状とされた第2知覚部142は、天面14bにのみ形成されてもよいし、法面14cにのみ形成されてもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態の入力装置S5について、図12、図13を参照して述べる。
本実施形態の入力装置S5は、上記第4実施形態の入力装置S4に、さらに第3知覚部143が形成されたものに相当する。
第3知覚部143は、図12に示すように、額縁部14の天面14bに形成され、図13に示すように、凸形状の第2知覚部142と異なる形状、例えば凹形状とされる。第3知覚部143は、例えば、図12に示すように、天面14bのうち代表の第1知覚部101とは異なる第1知覚部101に対応する位置に形成され、第2知覚部142とは異なる形状とされる。
本実施形態によっても、上記第4実施形態と同様の効果が得られる。また、第2知覚部142と異なる形状とされた第3知覚部143を備えることで、操作者が、第2知覚部142をより容易に探り当てることができ、ひいては代表の第1知覚部101をブラインドタッチしやすい効果も期待される。
(第6実施形態)
第6実施形態の入力装置S6について、図14、図15を参照して述べる。
本実施形態の入力装置S6は、図15に示すように、第2知覚部142がくさび形状の溝とされており、上記第2実施形態の入力装置S2の変形例に相当する。第2知覚部142のうち最も法線方向における深さが大きい谷部142aは、図14に示すように、そのX方向における位置が、代表の第1知覚部101(中央の第1知覚部101)の中心のそれと同じであることが好ましい。この場合、操作者は、谷部142aをなぞることにより、より容易に代表の第1知覚部101を探り当てることができる。また、本実施形態では、第2知覚部142は、代表の第1知覚部101に対応する位置に谷部142aが配置されるように形成される。
本実施形態によっても、上記第2実施形態と同様の効果が得られる。
(第7実施形態)
第7実施形態の入力装置S7について、図16〜図18を参照して述べる。図18では、図5と同様に、別断面における額縁部14の外郭を破線で示している。
本実施形態の入力装置S7は、図16、図17に示すように、第2知覚部142がくさび形の溝状とされると共に、天面14bおよび法面14cの双方に跨ぐように形成されており、上記第3実施形態の変形例に相当する。
具体的には、第2知覚部142は、本実施形態では、図17に示すように、法面14cよりも天面14bとのなす角度が大きい傾斜とされた傾斜面14dを備え、かつ、この傾斜面14dにさらにくさび形の溝が形成されてなる。第2知覚部142は、図18に示すように、断面視にて、谷部142aが代表の第1知覚部101に近づく傾斜とされている。これにより、操作者は、第2知覚部142を探り当て、谷部142aに沿って操作体Fを動かすことで、代表の第1知覚部101に容易にブラインドタッチをすることができる。
本実施形態によっても、上記第3実施形態と同様の効果が得られる。
(第8実施形態)
第8実施形態の入力装置S8について、図19、図20を参照して述べる。
本実施形態の入力装置S8は、第2知覚部142が天面14bにのみ形成され、かつ、略くさび形の溝状とされつつ、その谷部に相当する位置に凸部144を有する形状とされており、上記第6実施形態の変形例に相当する。
本実施形態によっても、上記第3実施形態と同様の効果が得られる。なお、法線方向から見て、法面14cのうち凸部144に隣接する部分に、凸形状とされた第2知覚部142が別途形成されていてもよい。
(第9実施形態)
第9実施形態の入力装置S9について、図21、図22を参照して述べる。
本実施形態の入力装置S9は、図21、図22に示すように、第2知覚部142が2つの突条により構成され、法線方向から見て、2つの突条の間が代表の第1知覚部101に対応する位置にあり、上記第4実施形態の変形例に相当する。
本実施形態の場合、操作者は、第2知覚部142を構成する2つの突条の間に操作体Fを添えて、操作面10a側になぞる操作をすることで、容易に代表の第1知覚部101に至ることができる。
本実施形態によっても、上記第4実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
なお、上記した各実施形態に示した入力装置は、本発明の入力装置の一例を示したものであり、上記の各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
(1)例えば、上記各実施形態では、操作面10a上に第1知覚部101が複数形成された例について説明したが、第1知覚部101は、1つのみであってもよい。第1知覚部101が1つのみである場合において、操作者がブラインドタッチを行うとき、操作面10aを手探りすると、第1知覚部101を探し当てるのに時間を要するおそれがある。しかしながら、額縁部14のうち第1知覚部101に対応する位置に第2知覚部142が形成されているため、操作者は、第2知覚部142をなぞることで、容易に第1知覚部101を探り当てることができる。このように、第1知覚部101が1つのみであっても、第2知覚部142を有する構成とされることで、ブラインドタッチが容易な入力装置となる。
(2)上記各実施形態では、額縁部14が取り付けられる車両50の部品とは別部材であることを前提として説明されたが、これに限定されない。額縁部14は、例えば、入力装置S1〜S9がステアリング52に搭載される場合には、ステアリング52の一部で構成されてもよいし、入力装置S1〜S9がセンターコンソールに搭載される場合には、センターコンソールの一部で構成されてもよい。このように、額縁部14は、搭載される車載部品の一部で構成されてもよい。
(3)上記各実施形態では、第1知覚部101が3つである場合において、中央の第1知覚部101が代表の第1知覚部101である例について説明したが、これに限定されず、任意のものが代表とされてもよい。そして、第2知覚部142は、代表の第1知覚部101に合わせて、その配置が適宜変更される。
(4)第2知覚部142は、操作体Fに触角を与える、凸形状もしくは凹形状またはこれらを組み合わせた形状とされていればよく、上記各実施形態に示した例だけに限られず、適宜変更されてもよい。また、第2知覚部142は、法面14cに凹形状で形成される場合、法線方向から見て、操作面10aとは反対側に凹むくさび形状とされてもよい。
(5)上記各実施形態については、明らかに組み合わせが不可能な場合を除き、適宜組み合わせが可能なことは言うまでもない。
10 操作部
10a 操作面
101 第1知覚部
12 検出部
13 制御部
14 額縁部
14b 天面
14d 法面
141 第2知覚部
21 表示部

Claims (7)

  1. 車両(50)に搭載されると共に、所定の車載機器(30)に連動して前記車両に関連する情報を表示する表示部(21)と異なる位置に配置され、前記表示部上での入力操作に用いられる入力装置であって、
    操作者が操作体(F)により操作する操作面(10a)を有する操作部(10)と、
    前記操作体による前記操作面の操作状態を検出する検出部(12)と、
    前記検出部が検出した前記操作状態に応じて、前記車載機器への入力制御を行う制御部(13)と、
    前記操作面に対する法線方向から見て、前記操作部を囲む枠体状の額縁部(14)とを備え、
    前記操作面のうち前記法線方向から見て前記額縁部から露出する部分には、前記操作体が接触したときに前記操作体に対して知覚を与える形状とされた第1知覚部(101)が形成されており、
    前記額縁部の外表面のうち前記法線方向から見たときの主面を天面(14b)とし、前記外表面のうち前記天面に繋がる側面であって、前記法線方向から見て前記操作面側の面を法面(14c)として、
    前記額縁部は、前記天面および前記法面のうち少なくとも一方であって、前記第1知覚部と対応する位置に、前記操作体が接触したときに前記操作体に対して知覚を与える形状とされた第2知覚部(142)が形成されている、入力装置。
  2. 前記第1知覚部は、複数形成されており、
    複数の前記第1知覚部のうち最も操作者の使用頻度が高い前記第1知覚部を代表の第1知覚部として、前記第2知覚部は、前記額縁部のうち前記代表の第1知覚部に対応する位置に形成されている、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記第2知覚部は、前記天面にのみ形成されている、請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記第2知覚部は、前記法面にのみ形成されている、請求項1または2に記載の入力装置。
  5. 前記第2知覚部は、前記天面および前記法面の双方に形成されている、請求項1または2に記載の入力装置。
  6. 前記第2知覚部は、凸形状または凹形状を含む形状とされている、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の入力装置。
  7. 前記第1知覚部は、凸形状または凹形状とされている、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の入力装置。
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