JP2020122266A - 転圧機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の噴霧と液剤の噴霧を適切に行うことができる転圧機械を提供する。【解決手段】機体(1)に備えられる転圧ローラ(3)に液剤を噴霧する液剤噴霧装置(8)と、転圧ローラの温度を検出する車輪温度センサ(41)と、前記転圧ローラによって転圧する路面(100)の温度を検出する路面温度センサ(43)と、液剤噴霧装置を制御するコントローラ(50)と、を備えた転圧機械において、コントローラは、転圧ローラと路面との温度差を算出する温度差算出部(56)を有し、温度差算出部により算出される転圧ローラと路面との温度差が第1温度を超えると、第1周期で液剤噴霧装置を作動させる。【選択図】図5

Description

本発明は転圧機械に係り、特に水及び液剤の噴霧時期の適正化を図る技術に関する。
タイヤローラ等の転圧機械には、路面の舗装工事等で舗装材を締め固めるために車体の前部及び後部に車輪を兼ねた転圧ローラ(例えば転圧タイヤや鉄輪)が備えられている。
このような転圧機械は、アスファルト混合物等の舗装材を敷きつめた路面を走行しながら、転圧ローラによって舗装材を締め固めている。
しかしながら、転圧ローラは舗装材に対し強い圧力で接することから、その表面には舗装材から剥離した欠片が付着し、平滑な路面を形成する妨げになる。
そこで、転圧ローラの近接位置に散水ノズルを配設し、舗装工事中に散水ノズルから転圧ローラの外周面に散水することにより舗装材の付着を防止している。
また、散水ノズルから転圧ローラの外周面に散水する水を節水する技術が開発されている(特許文献1)。
特開2015−203188号公報
ところで、このような転圧機械では、散水ノズルから散水する水の他にアスファルト合材付着防止剤等の液剤を噴霧することが知られている。この液剤は、転圧ローラと路面との温度差が大きい場合であっても転圧ローラに舗装材が付着することを防止することが可能である(液剤による作用)。このような液剤の噴霧は、散水と同時に行うと液剤が薄まり、液剤による作用が低下する虞があった。また、液剤の噴霧が必要以上に行われると、却って路面を荒らす(液剤による反作用)虞があった。
ここで上記特許文献1に開示される技術を鑑みると、散水する水を節水する技術については開示されているが、液剤の噴霧については開示されておらず、更なる改善の余地があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液剤による作用を良好に保つとともに、液剤による反作用を抑制することができる転圧機械を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の転圧機械は、機体に備えられる転圧ローラに液剤を噴霧する液剤噴霧装置と、前記転圧ローラの温度を検出する車輪温度センサと、前記転圧ローラによって転圧する路面の温度を検出する路面温度センサと、前記液剤噴霧装置を制御するコントローラと、を備えた転圧機械において、前記コントローラは、前記転圧ローラと前記路面との温度差を算出する温度差算出部を有し、前記温度差算出部により算出される前記転圧ローラと前記路面との温度差が第1温度を超えると、第1周期で前記液剤噴霧装置を作動させることを特徴とする。
これにより、転圧ローラと路面との温度差が第1温度を超えるときに第1周期で液剤を噴霧することで、転圧ローラと路面との温度差が第1温度を超えるときのような転圧ローラに舗装材が付着しやすいときに液剤を噴霧して転圧ローラに舗装材が付着することを防止することが可能とされる。
その他の態様として、前記コントローラは、前記温度差算出部により算出される前記転圧ローラと前記路面との温度差が前記第1温度より高い第2温度を超えると、前記第1周期より前記液剤噴霧装置を作動させる頻度の高い第2周期で前記液剤噴霧装置を作動させるのが好ましい。
これにより、転圧ローラと路面との温度差が第1温度より高い第2温度を超えると、第1周期より液剤噴霧装置を作動させる頻度の高い第2周期で液剤を噴霧することで、転圧ローラと路面との温度差に応じて液剤噴霧装置を作動させる頻度を高めることが可能とされる。
その他の態様として、前記機体の速度を検出する車輪速センサを備え、前記コントローラは、前記車輪速センサによって検出される前記機体の速度が大きくなるに従って前記液剤噴霧装置が作動するときに噴霧する前記液剤の量を増加させるのが好ましい。
これにより、機体の速度が大きくなるに従って噴霧する液剤の量を増加させることで、機体の速度が大きくなるに従って増加する転圧ローラの単位時間あたりの接地面積に応じて噴霧する液剤の量を増加させることが可能とされる。
その他の態様として、前記液剤を貯留する液剤タンクに貯留される前記液剤の量を検出する液剤残量センサを備え、前記コントローラは、前記液剤残量センサによって検出される前記液剤タンクに貯留される前記液剤の量が所定量より少ないとき、前記液剤噴霧装置によって噴霧される液剤の量を減少させるのが好ましい。
これにより、液剤の量が所定量より少ないとき、噴霧する液剤の量を減少させることで、液剤の消費量を節約することが可能とされる。
その他の態様として、前記液剤噴霧装置に設けられ、該液剤噴霧装置による前記液剤の噴霧の異常を検出する噴霧状態センサと、前記機体を操作する操作者に情報を報知する報知装置と、を備え、前記コントローラは、前記噴霧状態センサによって前記異常を検出するとき、前記報知装置によって前記操作者に前記異常を報知するのが好ましい。
これにより、噴霧状態センサによって液剤の噴霧の異常を検出するとき、報知装置によって操作者に異常を報知することで、操作者に噴霧ノズルの交換等の対応を促すことが可能とされる。
その他の態様として、前記転圧ローラに水を散水する散水装置を備え、前記コントローラは、前記液剤噴霧装置が停止するときに前記散水装置を作動させるのが好ましい。
これにより、液剤噴霧装置が停止するときに散水装置を作動させることで、液剤と水とが混ざることを防止することが可能とされる。
その他の態様として、前記機体の速度を検出する車輪速センサを備え、前記コントローラは、前記車輪速センサによって検出される前記機体の速度が大きくなるに従って前記散水装置が作動するときに散水する前記水の量を増加させるのが好ましい。
これにより、水の量が所定量より少ないとき、散水する水の量を減少させることで、水の消費量を節約することが可能とされる。
その他の態様として、前記水を貯留する水タンクに貯留される前記水の量を検出する水残量センサを備え、前記コントローラは、前記水残量センサによって検出される前記水タンクに貯留される前記水の量が所定量より少ないとき、前記散水装置によって散水される前記水の量を減少させるのが好ましい。
これにより、水の量が規定量より少ないとき、散水する水の量を減少させることで、水の消費量を節約することが可能とされる。
その他の態様として、前記散水装置に設けられ、該散水装置による前記水の散水の異常を検出する散水状態センサと、前記機体を操作する操作者に情報を報知する報知装置と、を備え、前記コントローラは、前記散水状態センサによって前記異常を検出するとき、前記報知装置によって前記操作者に前記異常を報知するのが好ましい。
これにより、散水状態センサによって水の散水の異常を検出するとき、報知装置によって操作者に異常を報知することで、操作者に散水ノズルの交換等の対応を促すことが可能とされる。
本発明の転圧機械によれば、転圧ローラと路面との温度差が第1温度を超えるときに第1周期で液剤を噴霧し、液剤噴霧装置が停止するときに水を散水するようにしたので、転圧ローラと路面との温度差が第1温度を超えるときのような転圧ローラに舗装材が付着しやすいときに液剤を噴霧して転圧ローラに舗装材が付着することを防止することができる。
これにより、液剤による作用を良好に保つとともに、液剤による反作用を抑制することができる。
本発明にかかる機体の側面図である。 機体後方から視た操作ユニットの斜視図である。 散水装置の回路図である。 液剤噴霧装置の回路図である。 ECUの接続構成が示されたブロック図である。 ECUが実行する、本発明に係る転圧機械の散水液剤連動制御の制御手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。 ECUが実行する、速度判定の判定手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。 ECUが実行する、温度差判定の判定手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。 ECUが実行する、本発明に係る転圧機械の噴霧設定制御及び散水設定制御を説明する表である。 ECUが実行する、散水噴霧実行制御の御手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1を参照すると、本発明にかかる機体1の側面図が示されている。
機体1は、車輪(転圧ローラ)3、操作ユニット5、散水装置7及び液剤噴霧装置8を備えたタイヤローラである。この機体1は、後述する転圧施工をすることでアスファルト舗装工事における締固め作業をすることが可能である。車輪3は、ゴム製のタイヤであり、図示しない駆動装置により回転することで機体1を走行させ、減速することで機体1を減速させることが可能な転圧ローラである。
図2を参照すると、機体後方から視た操作ユニット5の斜視図が示されている。操作ユニット5は、前後進レバー(前後進操作部)11、ステアリング13、スピードメータ15、スピーカ(報知装置)17及び散水液剤連動スイッチ19を備えている。この操作ユニット5は、操作者が機体1の走行、転舵、制動、散水及び噴霧等の各種操作をするための装置である。
前後進レバー11は、操作者が操作することで図示しないHST(Hydraulic Static Transmission)を制御し、車輪3の回転方向を変更することで機体1の前後方向における進行方向を切り替えるレバーである。この前後進レバー11は、前進位置、中立位置及び後進位置の3つの位置に切り替えることができる。
前後進レバー11が前進位置のとき、操作者がアクセルペダルを踏圧すると、HSTは、機体1が前方向に移動可能となるように制御される。また、前後進レバー11が後進位置のとき、操作者がアクセルペダルを踏圧すると、HSTは、機体1が後方向に移動可能となるように制御される。一方、前後進レバー11が中立位置のとき、HSTは、操作者がアクセルペダルを踏圧しても機体1が加速しないように制御される。
ステアリング13は、操作者が操作することで機体上下方向を軸にして機体前側の車輪3を左右に回動させ、機体1の左右方向における進行方向を調整する転舵装置である。
スピードメータ15は、例えば車輪3近傍に設けられた車輪速センサ3aによって検出される車輪3の回転数から算出される機体1の速度が表示されるメータである。このスピードメータ15には、例えば図示しないエンジンの回転数等も表示される。
スピーカ17は、作動することで報知音や警告音等の音を吹鳴して操作者に音による報知や警告をすることが可能である。
散水液剤連動スイッチ19は、後述する散水液剤連動制御のON、OFFを操作者の任意で切り替えることが可能な切替スイッチである。
図3を参照すると、散水装置7の回路図が示されている。散水装置7は、作動することで散水ノズル7aから車輪3に水を散水することが可能な装置である(図1参照)。この散水装置7には、水タンク21、ポンプ23、第1流量制限回路25、制御回路27及び散水ノズル7aが備えられている。水タンク21は、機体1のフレーム1aに形成された水を貯留するタンクである。ポンプ23は、例えば図示しないバッテリから供給される電力によって稼動することで散水装置7の回路内の水を流動させることが可能である。
第1流量制限回路25は、所謂オリフィスである第1流量制限弁25aを備えており、流通する水の流量を制限することが可能である。制御回路27は、電磁比例弁27aを備えており、電磁比例弁27aに通電する電力に比例して流通する水の流量を増加させることが可能である。この制御回路27は、第1流量制限回路25の上流側及び下流側にバイパスするよう水を流動可能に接続されている。
これにより、散水装置7は、電磁比例弁27aが閉弁している場合、ポンプ23を稼動させることで、水タンク21に貯留される水を第1流量制限回路25によって制限された流量で散水ノズル7aから車輪3に散水することができる。また、電磁比例弁27aに電力を調整して供給することで開度を調整しつつ開弁し、制御回路27を流通する水の流量及び散水ノズル7aから車輪3に散水する水の量を調整して増加させることができる。
図4を参照すると、液剤噴霧装置8の回路図が示されている。液剤噴霧装置8は、作動することで噴霧ノズル8aから液剤を車輪3に噴霧することが可能な装置である(図1参照)。この液剤噴霧装置8には、液剤タンク31、ポンプ33、第2流量制限回路35、第3流量制限回路36、制御回路37及び噴霧ノズル8aが備えられている。液剤タンク31は、機体1の例えば後部に配設された液剤を貯留するタンクである(図1参照)。
ここで、液剤とは、例えば車輪3と舗装路面との間に温度差がある場合に舗装材が付着することを防止するために噴霧する所謂アスファルト合材付着防止剤のことである。ポンプ33は、例えば図示しないバッテリから供給される電力によって稼動することで液剤噴霧装置8の回路内の液剤を流動させることが可能である。
第2流量制限回路35は、所謂オリフィスである第2流量制限弁35aを備えており、流通する液剤の流量を制限することが可能である。第3流量制限回路36は、第2流量制限弁35aと比較して開放する第3流量制限弁36aを備えており、流通する液剤の流量を制限することが可能である。
制御回路37は、方向制御弁37aを備えており、方向制御弁37aを制御することで流通する液剤の方向を変更することや、閉弁することが可能である。この制御回路37は、第2流量制限回路35の上流側及び下流側にバイパスするよう液剤を流動可能に接続されている。また、第3流量制限回路36は、一端が制御回路37の上流側に、他端が方向制御弁37aに液剤を流動可能に接続されている。
したがって、第2流量制限回路35は、方向制御弁37aを制御することで第3流量制限回路36及び制御回路37の閉弁、第3流量制限回路36のみ閉弁または制御回路37のみ閉弁することが可能である。これにより、液剤噴霧装置8は、方向制御弁37aが閉弁している場合、ポンプ33を稼動させることで、液剤タンク31に貯留される液剤を第2流量制限回路35によって制限された流量で噴霧ノズル8aから車輪3に噴霧することができる。
また、方向制御弁37aを制御して制御回路37のみ閉弁、換言すると第3流量制限回路36を開弁して噴霧ノズル8aから車輪3に噴霧される液剤の量を増加させることができる。
またさらに、方向制御弁37aを制御して第3流量制限回路36のみ閉弁、換言すると制御回路37を開弁して噴霧ノズル8aから車輪3に噴霧される液剤の量をさらに増加させることができる。
機体1には、車輪温度センサ41、路面温度センサ43、散水状態センサ44、噴霧状態センサ45、水残量センサ47及び液剤残量センサ49等のセンサ類が配設されている。車輪温度センサ41は、車輪3の近傍に配設される例えば赤外線センサであり、車輪3の温度を検出することが可能である(図1参照)。なお、図1中は機体1前側に配設された車輪3の近傍にのみ車輪温度センサ41を記載しているが、機体1後側の車輪3の近傍に配設してもよい。
路面温度センサ43は、例えば非接触温度センサであり、車輪3が転圧する路面100の温度を検出することが可能である(図1参照)。散水状態センサ44及び噴霧状態センサ45は、例えば散水装置7及び液剤噴霧装置8の散水ノズル7a及び噴霧ノズル8aの近傍に配設される圧力センサであり、例えば散水ノズル7a及び噴霧ノズル8aにゴミ等が詰まることによって水及び液剤が散水ノズル7a及び噴霧ノズル8aから散水や噴霧がされないような散水や噴霧の異常を検出することができる。
水残量センサ47は、水タンク21に配設され、水タンク21に貯留される水の残量を検出することが可能なセンサである。液剤残量センサ49は、液剤タンク31に配設され、液剤タンク31に貯留される水の残量を検出することが可能なセンサである。
ECU(コントローラ)50は、エンジンの運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
図5を参照すると、ECU50の接続構成がブロック図で示されている。
ECU50の入力側には、車輪速センサ3a、散水液剤連動スイッチ19、車輪温度センサ41、路面温度センサ43、散水状態センサ44、噴霧状態センサ45、水残量センサ47及び液剤残量センサ49が電気的に接続されている。
これにより、ECU50には、車輪速センサ3aからは車輪3の回転速度情報が入力され、散水液剤連動スイッチ19からは操作者による散水液剤連動制御のON、OFF操作が入力され、車輪温度センサ41からは車輪3の温度情報が入力され、路面温度センサ43からは路面100の温度情報が入力され、散水状態センサ44からは散水ノズル7a近傍の圧力情報が入力され、噴霧状態センサ45からは噴霧ノズル8a近傍の圧力情報が入力され、水残量センサ47からは水タンク21に貯留される水の残量情報が入力され、液剤残量センサ49からは液剤タンク31に貯留される液剤の残量情報が入力される。
一方、ECU50の出力側には、散水装置7、液剤噴霧装置8及びスピーカ17が電気的に接続されている。これにより、ECU50は、散水装置7及び液剤噴霧装置8を制御(ON、OFF)して適宜水及び液剤を散水及び噴霧し、スピーカ17を制御して報知音や警告音等を吹鳴することができる。
ECU50には、算出部として車輪回転数算出部52、機体速度算出部54及び温度差算出部56が、各算出部による算出結果を記憶する記憶部62がそれぞれ備えられている。
車輪回転数算出部52は、車輪速センサ3aから入力される車輪3の回転速度情報に基づき、車輪3の回転数をカウントすることが可能な算出部である。
機体速度算出部54は、車輪速センサ3aから入力される車輪3の回転速度情報に基づき、機体1の速度を算出することが可能な算出部である。
温度差算出部56は、車輪温度センサ41から入力される車輪3の温度情報及び路面温度センサ43から入力される路面100の温度情報を基に、車輪3の温度と路面100の温度との温度差を算出することが可能な算出部である。
図6を参照すると、ECU50が実行する、本発明に係る転圧機械の散水液剤連動制御の制御手順を示すルーチンがフローチャートで示され、図7、8を参照すると、速度判定及び温度差判定の判定手順を示すルーチンがフローチャートで示されている。また、図9を参照すると、ECU50が実行する、本発明に係る転圧機械の噴霧設定制御及び散水設定制御を説明する表が示されている。
そして、図10を参照すると、ECU50が実行する、散水噴霧実行制御の制御手順を示すルーチンがフローチャートで示されている。以下、図6〜10に沿い、散水液剤連動制御の制御手順について説明する。なお、説明の便宜上、施工する区画全体における締固め作業のことを転圧施工という。
図6によると、本ルーチンの散水液剤連動制御は、散水液剤連動スイッチ19がON操作されるとスタートする(ステップS1)。
ステップS10では、図7のフローチャートに基づいて速度判定を実施する。速度判定のステップS110では、機体速度算出部54によって算出される機体1の速度Vが第1速度V1未満か否かを判別する。ステップS110の判別結果が真(Yes)で、機体1の速度Vが第1速度V1未満であると判別すると、ステップS120に移行する。また、ステップS110の判別結果が偽(No)で、機体1の速度Vが第1速度V1以上であると判別すると、ステップS130に移行する。ステップS130では、機体速度算出部54によって算出される機体1の速度Vが第2速度V2未満か否かを判別する。
ステップS130の判別結果が真(Yes)で、機体1の速度Vが第2速度V2未満であると判別すると、ステップS140に移行する。また、ステップS130の判別結果が偽(No)で、機体1の速度Vが第2速度V2以上であると判別すると、ステップS150に移行する。
ステップS120では、機体1の速度が第1速度帯(第1速度V1未満)に、ステップS140では、第2速度帯(第1速度V1以上、第2速度V2未満)に、ステップS150では、第3速度帯(第2速度V2以上)にそれぞれ含まれる速度で走行していると判定し、記憶部62に記憶させて速度判定を終了してステップS20に移行する。
これにより、ステップS10では、速度判定によって機体1の速度Vが第1速度帯、第2速度帯または第3速度帯のいずれの速度帯に含まれる速度で走行しているかを記憶させることで、後述する散水噴霧実行制御における散水及び噴霧の精度を高めることができる。
ステップS20では、図8のフローチャートに基づいて温度差判定を実施する。温度差判定のステップS210では、温度差算出部56によって算出される車輪3と路面100との温度差Tが第1閾値T1(第1温度)以下か否かを判別する。
ステップS210の判別結果が真(Yes)で、温度差Tが第1閾値T1以下であると判別すると、ステップS220に移行する。また、ステップS210の判別結果が偽(No)で、温度差Tが第1閾値T1を超えると判別すると、ステップS230に移行し、温度差Tが第2閾値T2(第2温度)以下か否かを判別する。
ステップS230の判別結果が真(Yes)で、温度差Tが第2閾値T2以下であると判別すると、ステップS240に移行する。また、ステップS230の判別結果が偽(No)で、温度差Tが第2閾値T2を超えると判別すると、ステップS250に移行する。
ステップS220では、温度差Tが第1範囲(第1閾値T1以下)に、ステップS240では、第2範囲(第1閾値T1超、第2閾値T2以下)に、ステップS250では、第3範囲(第2閾値T2超)にそれぞれ含まれる温度差であると判定し、記憶部62に記憶させて温度差判定を終了してステップS30に移行する。
これにより、ステップS20では、温度差判定によって車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲、第2範囲または第3範囲のいずれの範囲に含まれる値かを記憶させることで、後述する散水噴霧実行制御における散水及び噴霧の精度を高めることができる。
ステップS30では、図9の表に基づいて噴霧設定制御を実施する。具体的には、ステップS20で判定して記憶部62に記憶させた車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲に含まれる値の場合は、液剤の噴霧を実行せず、第2範囲に含まれる値の場合は、車輪3が15回転するごとに1回転(第1周期)相当の液剤を噴霧し、第3範囲に含まれる値の場合は、車輪3が10回転するごとに1回転(第2周期)相当の液剤を噴霧することを記憶部62に記憶させる。
また、ステップS10で判定して記憶部62に記憶させた機体1の速度Vが第1速度帯に含まれる値の場合は、噴霧する液剤の量を第1量とし、第2速度帯に含まれる値の場合は、噴霧する液剤の量を第2量とし、第3速度帯に含まれる値の場合は、噴霧する液剤の量を第3量とすることを記憶部62に記憶させる。さらに、液剤残量センサ49によって検出される液剤タンク31の液剤の量が所定量より少ない場合は、記憶部62に記憶させた噴霧する液剤の量を例えば半分にして記憶部62に記憶させ、ステップS40に移行する。
このように、車輪3と路面100との温度差T及び機体1の速度Vに応じて液剤の噴霧時期及び量を変更して設定することで、後述する散水噴霧実行制御にて必要十分な量の液剤を噴霧することができる。これにより、路面を荒らす等の液剤による反作用を抑制することができる。
また、液剤残量センサ49によって検出される液剤タンク31の液剤の量に応じて噴霧する液剤の量を減らすことで、液剤の消費を節約することができる。
ステップS40では、ステップS30と同様に、図9の表に基づいて散水設定制御を実施する。具体的には、ステップS20で判定して記憶部62に記憶させた車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲に含まれる値の場合は、常に散水し、第2範囲に含まれる値の場合は、車輪3が15回転するごとに14回転相当、液剤の噴霧を実行しないときに散水し、第3範囲に含まれる値の場合は、車輪3が10回転するごとに9回転相当、液剤の噴霧を実行しないときに散水することを記憶部62に記憶させる。
また、ステップS10で判定して記憶部62に記憶させた機体1の速度Vが第1速度帯に含まれる値の場合は、散水する水の量を第1量とし、第2速度帯に含まれる値の場合は、散水する水の量を第2量とし、第3速度帯に含まれる値の場合は、散水する水の量を第3量とすることを記憶部62に記憶させる。
さらに、水残量センサ47によって検出される水タンク21の水の量が規定量より少ない場合は、記憶部62記憶させた散水する水の量を例えば半分にして記憶部62に記憶させ、ステップS50に移行する。
このように、車輪3と路面100との温度差T及び機体1の速度Vに応じて水の散水時期及び量を変更して設定することで、後述する散水噴霧実行制御にて必要十分な量の水を、液剤の噴霧とは異なる時期に散水することができる。これにより、液剤と水とが混ざり、薄まることで液剤の作用が低下することを抑制することができる。
また、水残量センサ47によって検出される水タンク21の水の量に応じて散水する水の量を減らすことで、水の消費を節約することができる。
ステップS50では、図10のフローチャートに基づいて散水噴霧実行制御を実施する。ステップS310では、記憶部62に記憶された液剤の噴霧時期及び量に応じて、液剤を噴霧してステップS320に移行する。ここで、図4によると、液剤噴霧装置8に備えられた方向制御弁37aを上記したように制御することで、液剤の噴霧に係る時期及び量を調整することができる。なお、ステップS30にて液剤の噴霧を実行しないと設定されている場合は、液剤の噴霧を実行しないため、実質的にはステップS310を実施せず、ステップS320に移行する。
ステップS320では、ステップS310によって実行した液剤の噴霧が異常なく行われたか否かを判定する。ここで、液剤の噴霧が異常なく行われたか否かは、例えば、液剤噴霧装置8に備えられた噴霧状態センサ45によって検出される噴霧ノズル8a近傍の圧力情報から判定する。
ステップS320の判定結果が真(Yes)で、液剤の噴霧が異常なく行われたと判定すると、ステップS340に移行する。また、ステップS320の判定結果が偽(No)で、液剤の噴霧に異常があったと判定すると、ステップS330に移行し、スピーカ17を制御して報知音を吹鳴してステップS340に移行する。
これにより、ステップS310〜ステップS330では、記憶部62に記憶された液剤の噴霧時期及び量に応じて液剤を噴霧し(ステップS320)、この噴霧に異常がある場合は(ステップS320でNo)、スピーカ17から報知音を吹鳴して(ステップS340)操作者に噴霧ノズルの交換を促すことができる。
ステップS340では、記憶部62に記憶された水の散水時期及び量に応じて、水を散水してステップS350に移行する。ここで、図3によると、散水装置7に備えられた電磁比例弁27aをそれぞれ上記したように制御することで、水の散水に係る時期及び量を調整することができる。
ステップS350では、ステップS340によって実行した散水が異常なく行われたか否かを判定する。ここで、散水が異常なく行われたか否かは、例えば、散水装置7に備えられた散水状態センサ44によって検出される散水ノズル7a近傍の圧力情報から判定する。
ステップS350の判定結果が真(Yes)で、散水が異常なく行われたと判定すると、散水噴霧実行制御を終了する。また、ステップS350の判定結果が偽(No)で、散水に異常があったと判定すると、ステップS360に移行し、スピーカ17を制御して警告音(報知)を吹鳴して散水噴霧実行制御を終了する。
これにより、ステップS340〜ステップS360では、記憶部62に記憶された水の散水時期及び量に応じて水を散水し(ステップS340)、この散水に異常がある場合は(ステップS350でNo)、スピーカ17から警告音を吹鳴して(ステップS360)操作者に散水ノズル7aの交換を促すことができる。
ステップS50の散水噴霧実行制御を実施後、本ルーチンを終了し、再びステップS10から本ルーチンを繰り返し実行する。
以上説明したように、本発明に係る転圧機械では、機体1に備えられる車輪3に液剤を噴霧する液剤噴霧装置8と、車輪3の温度を検出する車輪温度センサ41と、車輪3によって転圧する路面100の温度を検出する路面温度センサ43と、液剤噴霧装置8を制御するECU50とを備えた転圧機械において、ECU50は、車輪3と路面100との温度差Tを算出する温度差算出部56を有し、温度差算出部56により算出される車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲を超える、すなわち第1閾値T1を超えると、車輪3が15回転するごとに1回転相当の液剤噴霧装置8を作動させる。
従って、車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲を超えるときに車輪3が15回転するごとに1回転相当の液剤を噴霧するようにしたので、車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲を超えるときのような車輪3に舗装材が付着しやすいときに液剤を噴霧して車輪3に舗装材が付着することを防止することができる。
故に、必要十分な量の液剤を適宜噴霧することができ、液剤によって路面が荒れることを抑制することができる。
そして、ECU50は、温度差算出部56により算出される車輪3と路面100との温度差Tが第1範囲より高い温度の範囲である第2範囲を超える、すなわち第2閾値T2を超えると、車輪3が10回転するごとに1回転相当の液剤噴霧装置8を作動させて車輪3に液剤を噴霧したので、車輪3と路面100との温度差Tに応じて液剤噴霧装置8を作動させる頻度を高めることができる。
そして、機体1の速度Vを検出する車輪速センサ3aを備え、ECU50は、車輪速センサ3aによって検出される機体1の速度Vが大きくなるに従って液剤噴霧装置8が作動するときに噴霧する液剤の量を第1量、第2量及び第3量となるように増加させたので、機体1の速度Vが大きくなるに従って増加する車輪3の単位時間あたりの接地面積に応じて噴霧する液剤の量を増加させることができる。
そして、液剤を貯留する液剤タンク31に貯留される液剤の量を検出する液剤残量センサ49を備え、ECU50は、液剤残量センサ49によって検出される液剤タンク31に貯留される液剤の量が所定量より少ないとき、液剤噴霧装置8によって噴霧される液剤の量を減少させるようにしたので、液剤の消費量を節約することができる。
そして、液剤噴霧装置8に設けられ、該液剤噴霧装置8による液剤の噴霧の異常を検出する噴霧状態センサ45と、機体1を操作する操作者に情報を報知するスピーカ17と、を備え、ECU50は、噴霧状態センサ45によって異常を検出するとき、スピーカ17によって操作者に異常を報知するようにしたので、操作者に噴霧ノズル8aの交換等の対応を促すことができる。
そして、車輪3に水を散水する散水装置7を備え、ECU50は、液剤噴霧装置8が停止するときに散水装置7を作動させるようにしたので、液剤と水とが混ざることを防止することができる。
そして、機体1の速度Vを検出する車輪速センサ3aを備え、ECU50は、車輪速センサ3aによって検出される機体1の速度Vが大きくなるに従って散水装置7が作動するときに散水する水の量を第1量、第2量及び第3量となるように増加させたので、水の消費量を節約することができる。
そして、水を貯留する水タンク21に貯留される水の量を検出する水残量センサ47を備え、ECU50は、水残量センサ47によって検出される水タンク21に貯留される水の量が所定量より少ないとき、散水装置7によって散水される水の量を減少させたので、水の消費量を節約することができる。
そして、散水装置7に設けられ、該散水装置7による水の散水の異常を検出する散水状態センサ44と、機体1を操作する操作者に情報を警告するスピーカ17と、を備え、ECU50は、散水状態センサ44によって異常を検出するとき、スピーカ17によって操作者に異常を警告するようにしたので、操作者に散水ノズル7aの交換等の対応を促すことができる。
以上で本発明に係る転圧機械の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、機体速度算出部54により機体1の速度Vを第1速度帯、第2速度帯または第3速度帯の3つの速度帯に分類したが、機体1の速度Vに比例して液剤を噴霧する量及び水を散水する量を調整するようにしてもよい。
同様に、温度差算出部56により車輪3の温度と路面100の温度との温度差Tを第1範囲、第2範囲または第3範囲の3つの範囲に分類したが、温度差Tに比例して液剤を噴霧する量及び水を散水する量を調整するようにしてもよい。
また、本実施形態では、散水装置7及び液剤噴霧装置8を図3及び図4の回路を含むものとして説明したが、散水装置7の回路を図4、液剤噴霧装置8の回路を図3のように構成してもよく、適宜変更してもよい。
また、本実施形態では、図5のフローチャートに基づいて噴霧制御の制御手順を説明したが、各ステップの順序は、適宜変更するようにしてもよい。
1 機体
3 車輪(転圧ローラ)
3a 車輪速センサ
7 散水装置
8 液剤噴霧装置
11 前後進レバー(前後進操作部)
17 スピーカ(報知装置)
21 水タンク
31 液剤タンク
41 車輪温度センサ
43 路面温度センサ
44 散水状態センサ
45 噴霧状態センサ
47 水残量センサ
49 液剤残量センサ
50 ECU(コントローラ)
56 温度差算出部
62 記憶部

Claims (9)

  1. 機体に備えられる転圧ローラに液剤を噴霧する液剤噴霧装置と、
    前記転圧ローラの温度を検出する車輪温度センサと、
    前記転圧ローラによって転圧する路面の温度を検出する路面温度センサと、
    前記液剤噴霧装置を制御するコントローラと、を備えた転圧機械において、
    前記コントローラは、前記転圧ローラと前記路面との温度差を算出する温度差算出部を有し、前記温度差算出部により算出される前記転圧ローラと前記路面との温度差が第1温度を超えると、第1周期で前記液剤噴霧装置を作動させることを特徴とする転圧機械。
  2. 前記コントローラは、前記温度差算出部により算出される前記転圧ローラと前記路面との温度差が前記第1温度より高い第2温度を超えると、前記第1周期より前記液剤噴霧装置を作動させる頻度の高い第2周期で前記液剤噴霧装置を作動させる、ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  3. 前記機体の速度を検出する車輪速センサを備え、
    前記コントローラは、前記車輪速センサによって検出される前記機体の速度が大きくなるに従って前記液剤噴霧装置が作動するときに噴霧する前記液剤の量を増加させる、ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  4. 前記液剤を貯留する液剤タンクに貯留される前記液剤の量を検出する液剤残量センサを備え、
    前記コントローラは、前記液剤残量センサによって検出される前記液剤タンクに貯留される前記液剤の量が所定量より少ないとき、前記液剤噴霧装置によって噴霧される液剤の量を減少させる、ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  5. 前記液剤噴霧装置に設けられ、該液剤噴霧装置による前記液剤の噴霧の異常を検出する噴霧状態センサと、
    前記機体を操作する操作者に情報を報知する報知装置と、を備え、
    前記コントローラは、前記噴霧状態センサによって前記異常を検出するとき、前記報知装置によって前記操作者に前記異常を報知する、ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  6. 前記転圧ローラに水を散水する散水装置を備え、
    前記コントローラは、前記液剤噴霧装置が停止するときに前記散水装置を作動させる、ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  7. 前記機体の速度を検出する車輪速センサを備え、
    前記コントローラは、前記車輪速センサによって検出される前記機体の速度が大きくなるに従って前記散水装置が作動するときに散水する前記水の量を増加させる、ことを特徴とする請求項6に記載の転圧機械。
  8. 前記水を貯留する水タンクに貯留される前記水の量を検出する水残量センサを備え、
    前記コントローラは、前記水残量センサによって検出される前記水タンクに貯留される前記水の量が所定量より少ないとき、前記散水装置によって散水される前記水の量を減少させる、ことを特徴とする請求項6に記載の転圧機械。
  9. 前記散水装置に設けられ、該散水装置による前記水の散水の異常を検出する散水状態センサと、
    前記機体を操作する操作者に情報を報知する報知装置と、を備え、
    前記コントローラは、前記散水状態センサによって前記異常を検出するとき、前記報知装置によって前記操作者に前記異常を報知する、ことを特徴とする請求項6に記載の転圧機械。
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