JP2020119158A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 特定凹凸文字画像を含む原稿画像に対する文字認識処理を比較的短時間で実行する。【解決手段】 画像読取部21は、スキャン方向に沿って配列された2つの光源を備える。制御部41は、画像読取部21に、2つの光源の両方を点灯させて原稿画像を読み取らせ第1画像として取得し、画像読取部21に、2つの光源の一方のみを点灯させて原稿画像を読み取らせ第2画像として取得し、画像読取部21に、2つの光源の他方のみを点灯させて原稿画像を読み取らせ第3画像として取得する。特定凹凸画像検出部42は、第1画像と第2画像との差分画像および第1画像と第3画像との差分画像を第4および第5画像として生成し、第4画像と第5画像との合成画像を生成し、その合成画像に基づいて原稿画像内の特定凹凸画像を検出する。文字認識処理部44は、検出された特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行する。【選択図】 図2
Description
本発明は、画像読取装置に関するものである。
ある画像読取装置では、スキャン方向に対して垂直なライン状の2本の光源が、スキャン方向に沿って配列されており、順方向のスキャンと、逆方向のスキャンとが実行され、順方向スキャン時には、一方の光源が点灯し、他方の光源が消灯し、逆方向スキャン時には、他方の光源が点灯し、一方の光源が消灯することで、エンボスなどの原稿表面の凹凸の影を含む原稿画像が生成される(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上述の画像読取装置では、元々の原稿表面に形成されているエンボスなどといった特定凹凸の画像(以下、特定凹凸画像という)が、原稿画像内で、影を伴って立体的に形成されるものの、原稿表面に生じている意図せぬ凹凸(シワなど)の画像も、同様に、原稿画像内で、影を伴って立体的に形成されてしまうため、特定凹凸画像を除去せずに、シワなどの意図せぬ凹凸の画像を選択的に除去することが困難なため、特定凹凸画像を含む原稿画像の画質が劣化してしまう。原稿上の特定凹凸が文字(以下、特定凹凸文字という)である場合、特定凹凸画像は文字画像(以下、特定凹凸文字画像という)となるが、シワなどの意図せぬ凹凸の画像が残っていると、特定凹凸文字画像の文字認識の際に、意図せぬ凹凸の画像に対しても文字認識を試みることになり、文字認識処理の所要時間が長くなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、特定凹凸文字画像を含む原稿画像に対する文字認識処理を比較的短時間で実行する画像読取装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、スキャン方向に沿って配列された2つの光源を備え前記2つの光源の少なくとも一方からの光で原稿画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部を制御し、(a)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの両方を点灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第1画像として取得し、(b)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの一方を点灯させ他方を消灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第2画像として取得し、(c)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの前記一方を消灯させ前記他方を点灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第3画像として取得する制御部と、(a)前記第1画像と前記第2画像との差分画像を第4画像として生成し、(b)前記第1画像と前記第3画像との差分画像を第5画像として生成し、(c)前記第4画像と前記第5画像との合成画像を生成し、(d)前記合成画像に基づいて、前記原稿画像内の特定凹凸画像を検出する特定凹凸画像検出部と、検出された前記特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行する文字認識処理部とを備える。
本発明によれば、特定凹凸文字画像を含む原稿画像に対する文字認識処理を比較的短時間で実行する画像読取装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の内部構成を示す側面図である。図1に示す画像読取装置は、スキャナー、複写機、デジタル複合機などといった装置である。図1において、コンタクトガラス1は、当該画像読取装置本体の上面に設置され、画像読取時に原稿が載置される透明な載置台である。
また、キャリッジ2は、図示せぬ駆動源によって副走査方向(つまり、スキャン方向)に移動可能に設置されている。キャリッジ2は、光源11,12とミラー13とを有する。光源11,12は、それぞれ、主走査方向に沿ったライン状の光源であって、例えば、主走査方向に沿って配列された複数の発光ダイオードで光を出射する。また、2つの光源11,12は、スキャン方向(副走査方向)に沿って配列されている。スキャン時、光源11,12の一方または両方が点灯する。
光源11,12の少なくとも一方から出射された光は、キャリッジ2の位置に応じて、コンタクトガラス1上に載置された原稿に照射される。原稿に照射された光は、原稿の表面で反射する。そして、ミラー13は、原稿からのその反射光をキャリッジ3に向けて反射する。
また、キャリッジ3は、図示せぬ駆動源によってキャリッジ2とともに副走査方向に移動可能に設置されている。キャリッジ3は、ミラー14,15を有する。ミラー14,15は、キャリッジ2のミラー13からの光を2度反射して副走査方向に沿って出射する。
結像レンズ4は、キャリッジ3のミラー15からの光をイメージセンサー5に結像させる。イメージセンサー5は、主走査方向に配列された所定の画素数の受光素子を有する一次元イメージセンサーであり、ラインごとに、その画素数の画素についての受光量に対応する電気信号を出力する。イメージセンサー5としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)が使用される。
キャリッジ2,3、結像レンズ4、イメージセンサー5、光源11,12、ミラー13,14,15などにより、コンタクトガラス1に載置され原稿カバー6で抑えられた原稿の画像を読み取る画像読取部21が構成されている。このように、画像読取部21は、スキャン方向に沿って配列された2つの光源11,12を備え、その2つの光源11,12の少なくとも一方からの光で原稿画像を読み取る。
図2は、図1に示す画像読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
図2において、ユーザーインターフェイス31は、ユーザー操作を検出するハードキー、タッチパネルなどの入力装置と、ユーザーに対して各種情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示装置とを有する。
プリント部32は、原稿画像などを、電子写真方式などで記録用紙などに印刷する内部装置である。
画像処理装置33は、画像読取部21により読み取られた画像に対して画像処理を行う装置である。画像処理装置33は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、制御プログラムに従って動作するコンピューターなどで実現される。
画像処理装置33は、そのASIC、コンピューターなどで、制御部41、特定凹凸画像検出部42、画像編集部43、および文字認識処理部44として動作する。
制御部41は、画像読取部21、プリント部32などを制御し、画像読取部21から原稿画像を取得したり、画像処理後の画像をプリント部32で印刷したりする。
さらに、制御部41は、画像読取部21を制御し、(a)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの両方を点灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第1画像として取得し、(b)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの一方を点灯させ他方を消灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第2画像として取得し、(c)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの上述の一方を消灯させ上述の他方を点灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第3画像として取得する。
特定凹凸画像検出部42は、(a)上述の第1画像と上述の第2画像との差分画像を第4画像として生成し、(b)上述の第1画像と上述の第3画像との差分画像を第5画像として生成し、(c)第4画像と第5画像との合成画像を第6画像として生成し、(d)その合成画像(第6画像)に基づいて、原稿画像内の特定凹凸画像の位置を特定し、特定凹凸画像を検出する。
この実施の形態では、例えば、特定凹凸画像検出部42は、上述の合成画像に対してエッジ抽出処理を実行し、エッジ抽出処理により抽出されたエッジに基づいて、原稿画像内の特定凹凸画像の位置を特定し、特定凹凸画像を検出する。
画像編集部43は、上述の第2画像および上述の第3画像において上述の特定凹凸画像に隣接する陰影画像を、上述の第1画像に合成し、原稿画像として、プリント部32に出力したり、図示せぬ記憶装置に保存したり、図示せぬ通信装置で送信したりする。
この実施の形態では、例えば、画像編集部43は、第2画像および第3画像において特定凹凸画像に隣接する領域において、第2画像および第3画像のうち輝度が低い方の部分を陰影画像として特定する。つまり、特定凹凸画像の外縁から、第2画像および第3画像のうち輝度が略同一になる位置までの領域の画像が陰影画像として検出される。
文字認識処理部44は、検出された特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行し、特定凹凸画像が特定凹凸文字画像であれば、特定凹凸文字画像に対応する文字コードを特定する。
次に、上記画像読取装置の動作について説明する。図3は、図1および図2に示す画像読取装置の動作について説明するフローチャートである。図4は、図1および図2に示す画像読取装置により、特定凹凸を含む原稿から得られる第1〜第3画像について説明する図である。図5は、図1および図2に示す画像読取装置により、特定凹凸を含む原稿から得られる第4〜第6画像について説明する図である。図6は、図1および図2に示す画像読取装置により、シワを含む原稿から得られる第1〜第3画像について説明する図である。図7は、図1および図2に示す画像読取装置により、シワを含む原稿から得られる第4〜第6画像について説明する図である。
ユーザーは、原稿をコンタクトガラス1に載置した後、ユーザーインターフェイス31に対して所定のユーザー操作を行う。制御部41は、そのユーザー操作を検出すると、以下の処理を、特定凹凸画像検出部42および画像編集部43とともに実行する。
まず、制御部41は、光源11,12の両方を点灯させて画像読取部21に第1画像の読取を実行させ、画像読取部21から第1画像の画像データを取得する(ステップS1)。次に、制御部41は、光源12を点灯させ光源11を消灯させて画像読取部21に第2画像の読取を実行させ、画像読取部21から第2画像の画像データを取得する(ステップS2)。そして、制御部41は、光源11を点灯させ光源12を消灯させて画像読取部21に第3画像の読取を実行させ、画像読取部21から第3画像の画像データを取得する(ステップS3)。
なお、第1〜第3画像の読取は、解像度などを同一の読取条件で実行される。また、ステップS1,S2,S3の順序は、この順序に特に限定されない。
図4に示すように、原稿表面に特定凹凸がある場合、第1画像内の特定凹凸画像は、陰影画像を伴わず、平面的な画像となり、第2画像および第3画像内の特定凹凸画像は、隣接する陰影画像を伴う。
他方、図6に示すように、原稿表面にシワがある場合、第1画像内のシワの稜線の画像(以下、シワ画像という)は、隣接して輝度低下領域を伴わず、周囲との輝度の違いがほとんどなく、第2画像および第3画像内のシワ画像は、隣接する輝度低下領域を伴う。
ここで、シワによる輝度低下領域は、特定凹凸画像により発生する明確な陰影ではなく、図6に示すような原稿表面の傾斜に起因する反射光の強度低下によるものであるため、上述の陰影画像ほど輝度が低下しないとともに、シワ画像(シワの稜線の位置)とは反対側の輝度低下領域の境界は明確ではない。
このようにして制御部41により第1〜第3画像が取得されると、特定凹凸画像検出部42は、第1画像と第2画像との差分画像(第4画像)を生成する(ステップS4)。具体的には、特定凹凸画像検出部42は、画素ごとに、第1画像と第2画像との画素値の差分を第4画像の画素値として計算することで、第4画像を生成する。なお、原稿表面に凹凸がない箇所に対応する第1および第2画像の領域では、文字などのオブジェクトの有無に拘わらず、両者の画素値は互いに略同一となるため、第4画像におけるそのような領域の画素値は略ゼロになり、それ以外の領域の画素値が非ゼロとなる。また、同様にして、特定凹凸画像検出部42は、第1画像と第3画像との差分画像(第5画像)を生成する(ステップS5)。
そして、特定凹凸画像検出部42は、第4画像と第5画像との合成画像(第6画像)を生成する(ステップS6)。具体的には、特定凹凸画像検出部42は、4画像と第5画像との画素値の和または平均を第6画像の画素値として計算することで、第6画像を生成する。
特定凹凸画像検出部42は、第6画像に基づき、特定凹凸画像を検出する(ステップS7)。具体的には、例えば、特定凹凸画像検出部42は、第6画像に対して、例えばエッジ抽出処理を実行して、エッジ抽出処理により抽出された略並行な2本のエッジを、特定凹凸画像とその特定凹凸画像の両側に隣接する陰影画像との間のエッジとして特定し、その略並行なエッジの間の領域の画像を特定凹凸画像として検出する。
図5に示すように、原稿表面に特定凹凸がある場合、第4画像および第5画像には、上述の差分で得られた陰影画像がそれぞれ含まれる。したがって、第6画像には、特定凹凸画像を挟む、それらの陰影画像が含まれる。
他方、図7に示すように、原稿表面にシワがある場合、第4画像および第5画像には、上述の差分で得られた輝度低下領域の画像がそれぞれ含まれる。したがって、第6画像には、実質的にほぼ現れないシワ画像を挟む、それらの輝度低下領域が連続して含まれる。
したがって、図5に示すように輝度変化がある陰影画像に基づいて特定凹凸画像が検出されるが、図7に示すように輝度変化がほとんどない輝度低下領域に基づいては特定凹凸画像が検出されないため、シワ画像とは区別して特定凹凸画像が選択的に検出される。
そして、画像編集部43は、検出された特定凹凸画像の位置を特定し、上述の第2画像および上述の第3画像において上述の特定凹凸画像に隣接する陰影画像を、上述の第1画像に合成し、合成後の第1画像を原稿画像として使用する(ステップS8)。ここで、第1画像は、2つの光源11,12の両方を使用して読み取られているため、原稿表面の凹凸(特定凹凸およびシワ)があっても、ほとんど第1画像には現れない。そのため、ステップS8の処理によって、第1画像において、特定凹凸画像は陰影画像によって強調されるが、シワは強調されないため、ステップS8で得られた原稿画像は、シワの凹凸画像が抑制されており良好な画質を有する。
さらに、文字認識処理部44は、検出された特定凹凸画像に対して膨張処理などの所定の画像処理を必要に応じて実行し、処理後の特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行する(ステップS9)。図8は、特定凹凸文字に対応する特定凹凸画像の一例を示す図である。例えば図8に示すように、膨張処理などの所定の画像処理によって文字認識処理に適した特定凹凸画像が得られる。
以上のように、上記実施の形態によれば、画像読取部21は、スキャン方向に沿って配列された2つの光源11,12を備え、2つの光源11,12の少なくとも一方からの光で原稿画像を読み取る。制御部41は、画像読取部21を制御し、(a)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの両方を点灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第1画像として取得し、(b)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの一方を点灯させ他方を消灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第2画像として取得し、(c)画像読取部21に、2つの光源11,12のうちの一方を消灯させ他方を点灯させて原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第3画像として取得する。特定凹凸画像検出部42は、(a)第1画像と第2画像との差分画像を第4画像として生成し、(b)第1画像と第3画像との差分画像を第5画像として生成し、(c)第4画像と第5画像との合成画像を生成し、(d)その合成画像に基づいて、原稿画像内の特定凹凸画像を検出する。文字認識処理部44は、検出された特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行する。
これにより、原稿上に特定凹凸文字が形成されている場合、シワ画像に対する文字認識処理が行われずに済み、特定凹凸文字画像を含む原稿画像に対する文字認識処理が比較的短時間で実行される。
また、画像編集部43は、第2画像および第3画像において特定凹凸画像に隣接する陰影画像を、第1画像に合成する。これにより、特定凹凸画像を含む原稿画像が良好な画質で生成される。つまり、原稿画像内の特定凹凸画像(特に、特定凹凸文字画像)が陰影画像で強調されるとともに、シワに起因する輝度低下が抑制されるため、原稿画像が良好な画質で得られる。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態において、画像編集部43は、検出された特定凹凸画像のうち、特定凹凸文字画像に対してのみ、陰影画像を合成して特定凹凸画像(特定凹凸文字画像)を立体的に強調するようにしてもよい。その場合、文字認識処理部44により特定凹凸画像に対応する文字コードが得られた場合、画像編集部43は、検出された特定凹凸画像が特定凹凸文字画像であると判定し、そうではない場合、検出された特定凹凸画像が特定凹凸文字画像ではないと判定する。
本発明は、例えば、スキャナー、複合機などの画像読取装置に適用可能である。
11,12 光源
21 画像読取部
41 制御部
42 特定凹凸画像検出部
43 画像編集部
44 文字認識処理部
21 画像読取部
41 制御部
42 特定凹凸画像検出部
43 画像編集部
44 文字認識処理部
Claims (3)
- スキャン方向に沿って配列された2つの光源を備え前記2つの光源の少なくとも一方からの光で原稿画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部を制御し、(a)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの両方を点灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第1画像として取得し、(b)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの一方を点灯させ他方を消灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第2画像として取得し、(c)前記画像読取部に、前記2つの光源のうちの前記一方を消灯させ前記他方を点灯させて前記原稿画像を読み取らせ、当該原稿画像を第3画像として取得する制御部と、
(a)前記第1画像と前記第2画像との差分画像を第4画像として生成し、(b)前記第1画像と前記第3画像との差分画像を第5画像として生成し、(c)前記第4画像と前記第5画像との合成画像を生成し、(d)前記合成画像に基づいて、前記原稿画像内の特定凹凸画像を検出する特定凹凸画像検出部と、
検出された前記特定凹凸画像に対して文字認識処理を実行する文字認識処理部と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記特定凹凸画像検出部は、前記合成画像に対してエッジ抽出処理を実行し、前記エッジ抽出処理により抽出されたエッジに基づいて、前記原稿画像内の特定凹凸画像を検出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記第2画像および前記第3画像において前記特定凹凸画像に隣接する陰影画像を、前記第1画像に合成する画像編集部をさらに備え、
前記画像編集部は、前記第2画像および前記第3画像において前記特定凹凸画像に隣接する領域において、前記第2画像および前記第3画像のうち輝度が低い方の部分を前記陰影画像として特定すること、
を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019008836A JP2020119158A (ja) | 2019-01-22 | 2019-01-22 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019008836A JP2020119158A (ja) | 2019-01-22 | 2019-01-22 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020119158A true JP2020119158A (ja) | 2020-08-06 |
Family
ID=71890830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019008836A Pending JP2020119158A (ja) | 2019-01-22 | 2019-01-22 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020119158A (ja) |
-
2019
- 2019-01-22 JP JP2019008836A patent/JP2020119158A/ja active Pending
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