JP2018098549A - 原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法 - Google Patents

原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 基準位置に対して原稿が傾いて載置されても、原稿のエッジを正しく検出して適正な原稿サイズを決定する。
【解決手段】
原稿読取装置において、読取手段から出力される主走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定し、特定された主走査方向の原稿エッジと、検出された原稿の副走査方向のサイズとから原稿のサイズを決定することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法に関するものである。
従来から、読取ガラス上に載置された原稿の読取画像から原稿領域を自動的に抽出し、抽出結果から原稿サイズを決定する原稿読取装置がある。この際、読取ガラス上にゴミやほこりなどの異物が付着していると、異物を原稿端であると誤検出してしまう。この対策として、特許文献1では原稿領域決定手段を2つ設け、その論理和で原稿領域を決定し、主走査位置毎にヒストグラムやエッジ数の和を求めて原稿サイズを決定する。
また、異物の影響を取り除く手法として、特許文献2に記載の手法では画像データを複数の領域に分割し、それぞれの領域毎にヒストグラムとエッジ画像を生成し、エッジの計数結果とヒストグラムから白紙判定を行うものが提案されている。
特開2008-148072号 特開2014-215775号
しかしながら、特許文献1では原稿が斜めに載置されている場合、エッジ数やヒストグラムは複数画素位置に広がって検出されるため、原稿端が特定できずに誤検出となることがある。
また、特許文献2のようにある程度の幅を持った領域でエッジ数を計数すると、領域の境界にエッジが重なった場合にはエッジが複数領域に分割されて計数されるため、原稿端が誤って検出される恐れがあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、基準位置に対して原稿が傾いて載置されても、原稿のエッジを正しく検出して適正な原稿サイズを決定できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の原稿読取装置は以下に示す構成を備える。
原稿読取装置であって、原稿台に載置された原稿の副走査方向のサイズを検出する検出手段と、読取ユニットを主走査方向に走査して、原稿台に載置される原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段から出力される主走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して、前記原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された主走査方向の原稿エッジと、検出された原稿の副走査方向のサイズとから前記原稿のサイズを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基準位置に対して原稿が傾いて載置されても、原稿のエッジを正しく検出して適正な原稿サイズを決定できる。
原稿読取装置の構成を説明する断面図である。 リーダユニットの平面図である。 原稿読取装置の信号処理基板の構成を示す図である。 原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。 原稿サイズ決定処理を説明する図である。 原稿サイズ決定処理を説明する図である。 原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。 原稿エッジを検出するための計数領域群を説明する図である。 原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。 原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。 原稿サイズを特定するための説明図である。 載置された原稿の主走査領域を説明する平面図である。 原稿読取装置の信号処理基板の構成を示す図である。 原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。 原稿サイズを特定するテーブルである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、原稿読取装置は単独の装置であっても、他の機能と組み合わされた複写機やファクシミリ、あるいは他の複合機の一部またはシステムとして構成されていてもよい。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態を示す原稿読取装置の構成を説明する断面図である。図1の(a)は原稿読取装置の側断面を示し、矢印xは主走査方向を示している。図1の(a)において、リーダユニット100は原稿台ガラス102上に載置された原稿101の画像を読み取る。リーダユニット100には開閉可能な厚板116が取り付けられており、原稿読取時に閉じることで原稿101を押さえつける。厚板開閉センサ117は厚板の開閉を検出する。
図1の(b)は、図1に示した原稿読取装置の読取ユニットの構成を示し、矢印yは副走査方向を示している。
図1の(b)において、読取ユニット103は、モータ駆動105を備え、回巻されるベルト104を回転駆動して読取ユニット103を矢印方向に走査移動可能に構成されている。駆動ギア106はモータ105から駆動ギア106を介し駆動ベルト104を駆動させ読取ユニット103を図中矢印の方向に搬送させる。
白色基準板107は、シェーディング補正係数を算出するために読取られ、光源108、109点灯時のラインセンサ114の出力レベル(輝度値)を得るときの濃度基準としても使用する。
図2は、図1に示したリーダユニット100の平面図である。なお、図2では、圧板116を開いた状態で、リーダユニット100を上から視た状態を示す。
図2において、主走査原稿サイズ指標201は、載置される原稿101の主走査原稿の基準位置を示す。副走査原稿サイズ指標202は載置される原稿101の福走査原稿の基準位置を示す。
矢印203は原稿台ガラス102に原稿が置かれる際の基準位置であり、原稿はその左上角が基準位置と一致するように原稿台ガラス102に置かれる。副走査サイズを検出するセンサ204、205で原稿の福走査方向の長さを検出する。本実施形態では、主走査サイズ検出結果と副走査サイズを検出するセンサ204、205との組み合わせにより、最終的な原稿サイズを決定する。
次に、原稿101の読取動作について説明する。
読取ユニット103が搬送されている時、光源108、109により原稿101を照射し、その反射光を反射ミラー110、111、112により結像レンズ113へ導く。結像レンズ113で収束された光は撮像素子をライン上に配置したラインセンサ114に結像される。結像された光信号は、ラインセンサ114により電気信号に変換され、信号処理基板115によってデジタル信号に変換されたあと、画像処理を行う。
図3は、図1に示した原稿読取装置の信号処理基板115の構成を示す図である。
図3において、ADコンバータ301によってデジタル信号に変換された画像データは、CPU302へと送られる。CPU302にはRAM303、モータ制御部304、操作パネル305、副走査サイズを検出するセンサ204、205、厚板開閉センサ117、光源119、120に接続されており、それぞれの装置の制御と入力されてきた画像データへの各種画像処理及びエッジ抽出、原稿サイズの決定を行う。
なお、CPU302で各種画像処理が行われた後の画像データは、図示しない後段のメイン制御基板へと受け渡される。
図4は、本実施形態を示す原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、原稿台に載置された原稿サイズを決定し、決定した原稿サイズを基に読取動作を行う際のCPU302による原稿画像読取処理例である。なお、各ステップは、CPU302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S400において、CPU302は、厚板開閉センサ117の出力値から圧板116が閉じた状態から開いた状態に変化したか否かを判断する。ここで、圧板116が閉じた状態から開いた状態に変化していないとCPU302が判断した場合は待機状態になり、圧板116が閉じた状態から開いた状態に変化したとCPU116が判断した場合、CPU116は処理をS401に進める。
S401で、CPU116は、副走査サイズを検出するセンサ204、205の出力値を読取り、値をRAM303に一時的に記憶する。
なお、本実施形態では副走査サイズを検出するセンサ204、205ともに原稿101を検出した場合、ON、検出しない場合、OFFを出力するものとする。
S402において、CPU302は、モータ制御部304を介して読取ユニット103を原稿サイズ検出位置Y1に移動させる。
S403において、CPU302は、厚板開閉センサ117の出力値から圧板116が開いた状態から閉じた状態に変化したか否かを判断する。ここで、厚板開閉センサ117の出力値から圧板116が開いた状態から閉じた状態に変化していないとCPU302が判断した場合、処理をS404に進める。一方、厚板開閉センサ117の出力値から圧板116が開いた状態から閉じた状態に変化したとCPU302が判断した場合、処理をS406に進める。
S404において、CPU302は、操作パネル305からの情報により、スタートボタンが押されたか否かを判断する。ここで、スタートボタンが押下されていないとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理を待機する状態となり、スタートボタンが押下されたとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS405に進める。
S405において、CPU302は、操作パネル305にユーザに原稿サイズを入力するよう促すメッセージを表示させる。この後、CPU302は、操作パネル305からユーザによって入力された原稿サイズ情報を読取って原稿サイズを決定する。その後、CPU302は、処理をS409へ進める。
S406において、光源108、109を点灯し、読取ユニット103を原稿サイズ検出位置Y1から原稿読取開始位置Y0に移動させる間に読み取った画像情報に基づき、原稿サイズ検出処理を行う。なお、原稿サイズ検出処理の詳細については後述する。
S407において、CPU302は、S406で原稿サイズが決定したか否かを判断する。ここで、原稿サイズが決定していないとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS405に進め、原稿サイズが決定しているとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS408に進める。
S408において、CPU302は、操作パネル305のスタートボタンが押された否かを判断する。ここで、スタートボタンが押下されていないとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理を待機状態とし、スタートボタンが押下されたとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS409に進める。S409において、CPU302は、原稿サイズに対応した読取領域を設定し、原稿の画像情報を読み取り、CPU302は、本処理を終了する。
次に図4に示したS406で行われる原稿サイズ検出処理について説明する。
図5、図6は、原稿読取装置における原稿サイズ決定処理を説明する図である。
図5の(a)に示すように正常に原稿が載置された場合、原稿のエッジ計数結果は、エッジ数を縦軸にとり、各領域の計数値を主走査方向順に並べると、図5の(b)に示すようなヒストグラムとなる。原稿のサイズは、所定閾値を超えた計数領域のうち、原稿を突き当てる指標板から最も遠い計数領域を原稿端の位置と決定し、この位置が原稿端に該当する用紙サイズを選択して決定する。
図5の(b)に示すように各領域の計数値を主走査方向順に並べると、閾値を超えていて、なおかつ指標板から最も遠い係数領域501を原稿端とする。
ところが、図5の(c)のように原稿が原稿台の基準位置に対して斜めに載置されると、原稿端のエッジが複数の計数領域502、503にまたがる形となりる。この場合、図5の(d)に示すようエッジの計数値は複数の計数領域502、503に分割されてしまうことがある。そして、分割された計数領域502、503のそれぞれのエッジ数が閾値Thを超えないと、原稿内のエッジ504を原稿端と検出し、原稿サイズの判定が正しく行えない。
そこで、本実施形態では、図6に示すように原稿サイズの判定に、1つ目の計数領域群Aに加えて、2つ目のエッジ計数領域群Bの結果を用いる。図6の(a)に計数結果を表す。
図6の(b)は図6の(a)中の原稿端付近の計数結果を拡大した状態を示している。
計数領域群Aと計数領域群Bでは計数領域の境界が図6の(b)中の画素幅603に示す分だけずらされている。このため、計数領域群Aでは係数領域502と係数領域503に分割されていた原稿端のエッジも、計数領域群Bでは計数領域601のみで計数され、図6(a)に示す原稿内のエッジ602を原稿端と誤検出することは無くなる。このように、計数領域群Aのみでなく、計数領域群Bの結果を併用することで、原稿端エッジの検出精度を向上させる。
図7は、本実施形態を示す原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、原稿サイズ検出処理例である。なお、各ステップは、CPU302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S701において、CPU302は、ADコンバータ301からの入力画像データをRAM303に格納する。S702において、CPU302は、RAM303から画像データを読出し、エッジ画像を生成する。本実施形態ではエッジ画像生成手法として広く知られているラプラシアンフィルタによるフィルタ演算によって、エッジ画像を生成する。そして、CPU302は、生成したエッジ画像をRAM303へ格納する。
本実施形態で用いるラプラシアンフィルタの係数を図7の(b)に示す注目画素の主走査座標x、副走査座標をyとし、輝度値をD(x,y)と表すとすると、エッジ画像E(x,y)は以下の式によって求めることができる。
tmpE(x,y)=D(x-1,y-1)+D(x,y-1)+D(x+1,y-1)+D(x-1,y)+D(x+1,y)+D(x-1,y+1)+D(x,y+1)+D(x+1,y+1)8×D(x,y)
tmpE(x,y)=0の時・・・E(x,y)=0(非エッジ)
tmpE(x,y)≠0の時・・・E(x,y)=1(エッジ)
S703において、CPU302は、RAM303からエッジ画像を読出し、エッジ画素数を計数する。詳細は後述する。S704において、CPU302は、S703で計数したエッジ画素計数値を基に原稿サイズを決定して、本処理を終了する。なお、S703の処理の詳細については後述する。
〔エッジ画素計数動作〕
次に図7中S703におけるエッジ画素計数動作について説明する。
本実施形態では図8Aに示すようにエッジ画素数を主走査方向に16画素幅に区切った計数領域群A及び、計数領域群Aと同じ16画素幅で開始点を8画素分ずらした(シフト)計数領域群Bを設ける。
図8Bは、本実施形態を示す原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、エッジ計数処理例である。なお、各ステップは、CPU302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。ここで、計数領域群Aのi番目の計数値をa_sum[i]、計数領域群Bのj番目の計数値をb_sum[j]と表すものとする。
S801において、CPU302は、副走査カウンタy、計数値格納配列a_sum及びb_sumの全要素を0に初期化する。S802において、CPU302は、主走査カウンタxを0に初期化する。S803において、計数領域群Aの計数値格納配列a_sumのインデックスであるiと、計数領域群Bの計数値格納配列b_sumのインデックスであるjを算出する。本実施形態では、iはxを4bit右シフトさせた値となり、jは(x-8)を4bit右シフトさせた値となる。
S804において、CPU302は、a_sum[i]にエッジ画像E(x,y)を加算し、a_sum[i]を更新する。
S805において、CPU302は、b_sum[j]にエッジ画像E(x,y)を加算し、b_sum[j]を更新する。なお、CPU302は、jが負となる場合、つまりxが8未満の間はb_sum[0]に0を代入するものとする。
S806において、CPU302は、xが主走査読取り最大幅width未満であるか否かを判断する。ここで、xが主走査読取り最大幅width未満であるとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS808へ進め、xが主走査読取り最大幅width未満でないとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS807へ進める。
S807において、CPU302は、yが副走査読取り幅height未満であるか否かを判断する。ここで、yが副走査読取り幅height未満であるとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS809へ進め、yが副走査読取り幅height未満でないとCPU302が判断した場合、CPU302は、エッジ計数の処理を終了する。
なお、S808において、CPU302は、xを1インクリメントして、処理をS803へ戻す。同様に、S809において、CPU302は、yを1インクリメントして、処理をS802へ戻す。
なお、本実施形態では計数領域群を主走査方向の16画素毎に設けたが、この画素数は16画素でなくてもよい。また、計数領域群Aと計数領域群Bのずらし量を8画素としたが、計数領域の境界が揃わなければずらし量は8画素でなくてもよい。
〔原稿サイズ決定処理〕
次に、図7中S704における原稿サイズ決定動作について説明する。
図9Aは、本実施形態を示す原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、原稿サイズ決定処理例である。なお、各ステップは、CPU302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、計数領域群毎に原稿エッジを検出する処理を説明する。具体的には、主走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出する処理を説明する。
S901において、CPU302は、計数領域群Aの原稿エッジ領域番号a_edge、計数領域群Bの原稿エッジ領域番号b_edge、インデックス変数iを0に初期化する。S902において、CPU302は、計数領域群Aのi番目の計数領域の計数値a_sum[i]が閾値Th未満であるか否か比較して判断する。ここで、計数領域群Aのi番目の計数領域の計数値a_sum[i]が閾値Th未満であるとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS904へ進める。一方、計数領域群Aのi番目の計数領域の計数値a_sum[i]が閾値Th未満でないとCPU302が判断した場合、処理をS903へ進める。
S903において、CPU302は、a_edgeをiに更新する。S904において、CPU302は、計数領域群Bのi番目の計数領域の計数値b_sum[i]が閾値Th未満であるか否かを判断する。ここで、計数領域群Bのi番目の計数領域の計数値b_sum[i]が閾値Th未満であるとCPU302が判断した場合、CPU302は、処理をS906へ進める。一方、計数領域群Bのi番目の計数領域の計数値b_sum[i]が閾値Th未満でないとCPU302が判断した場合、処理をS905へ進める。
S905において、CPU302は、b_edgeをiに更新する。S906において、CPU302は、iが計数領域数area_num未満であるか否かを判断する。ここで、iが計数領域数area_num未満であるとCPU302が判断した場合、処理をS907へ進め、iが計数領域数area_num未満でないと判断した場合、処理をS908へ進める。
S907において、CPU302は、iを1インクリメントする。S908において、CPU302は、b_edgeがa_edge未満であるか否かを判断する。ここで、b_edgeがa_edge未満であるとCPU302が判断した場合、処理をS909へ進め、b_edgeがa_edge未満でないとCPU302が判断した場合、処理をS910へ進める。
S909において、CPU302が原稿端エッジ位置edgeをa_edgeに決定する。S910において、CPU302は、原稿端エッジ位置edgeをb_edgeに決定する。
S911において、CPU302は、原稿端エッジ位置edgeを基に原稿サイズを選択する。CPU302は、当該選択処理に図9Bに示すような変換テーブルを用いる。なお、変換テーブルの選択結果によっても原稿サイズが一意に決まらない場合、図4のS401で記憶しておいた副走査方向サイズを検出するセンサ204、205の値を用いる。
図9Bの(b)は、図9Bの(a)で求めた主走査方向の原稿サイズと、副走査方向の原稿サイズを検出するセンサ204、205の出力値から一意の原稿サイズを特定するためのテーブルである。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では主走査方向の原稿サイズ検出にのみ使用したが、本発明はこれに限られるものではない。本実施形態は副走査方向の原稿サイズ検出にも適用した例である。具体的には、リーダユニット100が主走査方向と副走査方向の原稿を全面走査して画像を読み取る原稿読取装置を例とする。
本実施形態では、第1実施形態に示した副走査方向の原稿サイズを検出するセンサ204、205を備えない構成とする。従って、本実施形態において圧板116を開いた状態で、リーダユニット100を上から見た状態は、図10に示すようになる。また、本実施形態における信号処理基板115の構成は図11となる。さらに、画像読取動作は第1実施形態と同様である。
図12は、本実施形態を示す原稿読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、決定した原稿サイズを基に読取動作を行う処理例である。なお、各ステップは、CPU302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、第1実施形態に示した図4における処理との違いは、S401の副走査原稿検出センサ値の読取が無い点である。従って、S1201はS400と同様であり、S1202からS1209はS402からS409と同様である。ただし、S1202で移動させる原稿サイズ検出位置Y1の位置は第1実施形態とは違い、副走査読取可能範囲の最大位置とする。
原稿サイズ検出処理は主走査方向に関しては第1実施形態と同様である。本実施形態では、主走査方向に加えて副走査方向にも同様の処理を行う。第1実施形態との違いは原稿サイズを一意に決定するために用いた図9Bの(b)に示したテーブルが図13に示すテーブルとなる点である。
なお、本実施形態では、自動原稿給装装置(ADF)が接続されていない原稿読取装置を例としたが、ADFから原稿を原稿台に給装して載置する原稿読取装置に適用してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
103・・・リーダユニット
102・・・原稿台ガラス
108、109・・・光源
114・・・ラインセンサ
115・・・信号処理基板
204、205・・・副走査サイズ検出センサ
302・・・CPU
303・・・RAM

Claims (7)

  1. 原稿読取装置であって、
    原稿台に載置された原稿の副走査方向のサイズを検出する検出手段と、
    読取ユニットを主走査方向に走査して、原稿台に載置される原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段から出力される主走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して、前記原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された主走査方向の原稿エッジと、検出された原稿の副走査方向のサイズとから前記原稿のサイズを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 原稿読取装置であって、
    原稿を読み取る原稿読取装置であって、
    原稿台に対して読取ユニットを全面走査して載置された原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段から出力される主走査方向および副走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して、前記原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された主走査方向および副走査方向の原稿エッジから前記原稿のサイズを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  3. 前記特定手段は、各計数領域群毎のエッジ画素の計数値と所定の閾値とを比較して主走査方向の原稿エッジを特定することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記特定手段が特定した原稿エッジと、前記検出手段が検出する副走査方向のサイズとから載置された原稿サイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  5. 前記計数領域は、2つの計数領域が重なり合うように設定した領域であることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  6. 原稿読取装置の制御方法であって、
    原稿読取装置であって、
    原稿台に載置された原稿の副走査方向のサイズを検出する検出工程と、
    読取ユニットを主走査方向に走査して、原稿台に載置される原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で出力される主走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して、前記原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定する特定工程と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  7. 原稿読取装置の制御方法であって、
    原稿を読み取る原稿読取装置であって、
    原稿台に対して読取ユニットを全面走査して載置された原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で出力される主走査方向および副走査方向の画像データを所定の画素幅で、かつ画素位置をずらして設定する計数領域毎にエッジ画素を検出して、前記原稿台に載置された主走査方向の原稿エッジを特定する特定工程と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
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