JP2020118911A - 画像表示装置 - Google Patents

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栄 有賀
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了太 中山
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愛女 綿貫
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Abstract

【課題】薄型化が可能であり、かつ、構造的に優れた画像表示装置を提供する。【解決手段】画像表示装置は、前面に画像を表示する表示パネルを有する表示ユニット100と、画像の表示に用いられるLEDユニットであって、通電により発熱するLEDユニットと、LEDユニットを支持する支持部材160とを備える。支持部材160は、表示ユニット100の背面101aに設けられた係止部182に係止される被係止部161を有する。【選択図】図6

Description

本開示は、画像を表示する表示パネルを備える画像表示装置に関する。
特許文献1は、液晶パネルを備える液晶表示装置を開示する。液晶表示装置は、液晶パネルの背面側に配置される光学シートと、光学シートの背面側に設けられLED基板からの光を液晶パネルに出射する導光板と、導光板の背面側に設けられたバックライトシャーシと、液晶パネルの周囲に設けられた前面フレームとを備える。この液晶表示装置において、光学シートと導光板との間に中間シャーシを挿入することで空気層を形成すると共に、この中間シャーシを放熱部材と前面フレームとの間に延設する。特許文献1では、この構成により、前面フレームや光学シートへの熱流入を防止することができる旨が記載されている。
特開2014−92699号公報
本開示は、薄型化が可能であり、かつ、構造的に優れた画像表示装置を提供する。
本開示における画像表示装置は、前面に画像を表示する表示パネルを有する表示ユニットと、前記画像の表示に用いられる電気機器であって、通電により発熱する電気機器と、前記電気機器を支持する支持部材であって、前記表示ユニットの背面に設けられた係止部に係止される被係止部を有する支持部材と、を備える。
本開示によれば、薄型化が可能であり、かつ、構造的に優れた画像表示装置を提供することができる。
実施の形態に係る画像表示装置の正面側を示す斜視図である。 実施の形態に係る画像表示装置の背面側を示す斜視図である。 実施の形態に係る表示ユニットの構成概要を示す側面図である。 実施の形態に係る画像表示装置の分解斜視図である。 実施の形態に係る取付部材及び支持部材の被係止部の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る被係止部が係止部に係止された状態を示す断面図である。
本願発明者らは、従来の画像表示装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。従来、液晶テレビジョン受像機等の画像表示装置では、例えば、複数のLED素子が実装された光源基板を支持する支持部材にヒートシンクとしての役割を担わせている。これにより、光源基板が発する熱が支持部材を介して放出され、その結果、複数のLED素子の発光効率の低下が抑制される。
しかしながら、光源基板を支持する支持部材は、特許文献1に開示された液晶表示装置のように、液晶パネル、光学シート及び導光板等を支持するシャーシに、ネジで固定される。従って、支持部材とシャーシとは、ネジによる締結力が付加された状態で互いに面接触する。そのため、光源基板からの熱が、支持部材及びシャーシを介して光学シート及び導光板等に伝わりやすく、その結果、例えば、光学シートの黄変等の劣化が生じやすくなる。そのため、例えば、バックライト(複数のLED素子)の光出力を上げることによる、表示画像の高輝度化が困難である。また、この問題は、光源基板を支持する支持部材のサイズを大きくすること、または、支持部材の放熱のための部位を、光学シート及び導光板等から遠ざけることで解消し得る。しかしながら、この場合、例えば、画像表示装置の厚みの増加という問題が生じる。
本開示は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者らが鋭意検討した結果、薄型化が可能であり、かつ、構造的に優れた画像表示装置の構造についての着想を得た。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、本願発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の実施の形態において、説明の便宜上、上下方向をY軸方向と一致させ、前後方向をZ軸方向と一致させ、左右方向(横方向)をX軸方向と一致させている。これら対応付けは、本開示に係る画像表示装置の製造時または使用時における姿勢を限定するものではない。また、以下の説明において、例えば、X軸プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸マイナス側とは、X軸プラス側とは反対側を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。
(実施の形態)
以下、図1〜図6を用いて実施の形態を説明する。まず、図1〜図4を用いて、実施の形態に係る画像表示装置の構成概要について説明する。
[1−1.画像表示装置の全体構成]
図1は、実施の形態に係る画像表示装置10の正面側を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る画像表示装置10の背面側を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る表示ユニット100の構成概要を示す側面図である。図4は、実施の形態に係る画像表示装置10の分解斜視図である。なお、図4では、各種の電子回路、配線、バックカバー190及び、スタンド200等の図示は省略されている。
図1及び図2に示すように、画像表示装置10は、例えばフラットパネルディスプレイ型の液晶テレビジョン受像機である。画像表示装置10は、表示ユニット100と、表示ユニット100を支持するスタンド200とを備えている。表示ユニット100は、前面(Z軸プラス側の面)に画像を表示する表示パネル102と、表示パネル102の背面側(Z軸マイナス側)に配置された、表示パネル102を支持する支持板101とを有する。表示ユニット100の背面側には、例えば樹脂成型品であるバックカバー190が配置されており、バックカバー190は、図2に示すように、支持板101の背面101aの一部のみを覆い、他の部分を露出させている。なお、バックカバー190は本体及び蓋板等の複数の部材で構成されているが、本実施の形態では、これら複数の部材群をバックカバー190として扱う。また、本実施の形態では、表示ユニット100の背面は、表示ユニット100の最も後方(Z軸マイナス側)に位置する支持板101の背面101aであるため、以下、「表示ユニット100の背面101a」と表記する場合もある。
本実施の形態では、表示ユニット100が備える表示パネル102は液晶セルであり、表示ユニット100は、図3に示すように、表示パネル102と支持板101との間に、光学シートユニット105、導光板103、及び反射板104を有している。また、表示パネル102、光学シートユニット105、導光板103、及び反射板104は、周縁部に配置された粘着テープまたは接着剤等によって、支持板101に固定されている。つまり、表示パネル102、光学シートユニット105、導光板103、反射板104、及び、支持板101で構成される表示ユニット100は、画像表示装置10の組み立て工程において、1つの構造物として扱われる。
表示ユニット100が有する導光板103の下端面に対向する位置には、LED(light emitting diode)ユニット150が配置されている。LEDユニット150は、通電により熱を発する電気機器の一例である。LEDユニット150から発せられた光は、導光板103の下端面から導光板103の内部に入射し、導光板103の前面に配置された光学シートユニット105を介して表示パネル102に入射する。光学シートユニット105は、拡散シートまたは集光シート等の光学シートを1以上有している。つまり、本実施の形態では、エッジライト方式のバックライトによって、液晶セルである表示パネル102に、画像表示のための光が供給される。
LEDユニット150は、導光板103の下端面に沿った長尺状の基板152と、長尺状の基板152の上面において並んで配置された複数のLED素子151とを有する。なお、LEDユニット150は、一枚の基板152に複数のLED素子151が配置されることで構成されてもよく、導光板103の下端面に沿って並んで配置された、それぞれが1以上のLED素子151を有する複数枚の基板で構成されてもよい。つまり、LEDユニット150は、互いに別体の複数のLEDモジュールによって構成されてもよい。
また、本実施の形では、LEDユニット150は、下方から支持部材160によって支持されている。支持部材160は、例えばアルミニウムまた鉄等の金属製の部材であり、LEDユニット150から発せられる熱を放出するための放熱部材(ヒートシンク)としても機能する。
また、本実施の形態では、図1及び図3に示すように、画像表示装置10には、表示パネル102の前面の下端部を覆うベゼル140が備えられている。より詳細には、ベゼル140は、表示パネル102の前面の下端部を覆う部分と、支持部材160の下方に配置される部分とを有している。
スタンド200は、画像表示装置10を自立させる脚部であり、平板状のスタンドベース201と、スタンドベース201から立設されたネック部204とを有する。ネック部204は、表示ユニット100と機械的に接続されており、これにより、スタンド200が表示ユニット100に固定される。なお、本実施の形態では、画像表示装置10を設置するための部材としてスタンド200を例示したが、画像表示装置10は、スタンド200に換えて、例えば、画像表示装置10を壁面に設置するための壁掛ユニットを備えてもよい。
ここで、本実施の形態では、表示ユニット100の背面101aを形成する支持板101はガラス板であり、図2に示すように、表示ユニット100を背面101a側から見た場合、支持板101の上部及び左右の端部が、バックカバー190から露出した状態である。従って、画像表示装置10を外部から観察した場合、画像を表示する部分の周縁部が薄く認識され、かつ、背面101a側にガラス特有の光沢感が生じる。つまり、画像表示装置10の薄型化が図られ、かつ、画像表示装置10に美観を生じさせることができる。
しかしながら、ガラス板である支持板101に、ベースプレート120等を固定するためのネジ孔を形成することは不可能または困難である。そこで、本実施の形態に係る画像表示装置10では、図4に示すように、支持板101の背面101aに複数の取付部材110を接着し、取付部材110を介してベースプレート120を支持板101に固定する手法が採用されている。より具体的には、ベースプレート120の上部は、複数の取付部材110にネジ止めされこれにより、表示ユニット100はベースプレート120に固定される。また、ベースプレート120の下部は、支持板101に取り付けられた支持部材160と接続されることで移動が規制される。
支持部材160は、図3に示すように、表示ユニット100の端面に対向して配置されるLEDユニット150を支持する支持面部160aと、支持面部160aと交差する方向に広がり、被係止部161が形成された主面部160bとを有する。なお、LEDユニット150は、上述のように、導光板103の下端面に対向して配置されている。
支持部材160の主面部160bは、支持板101とベースプレート120との間に配置されている。支持部材160は、主面部160bに設けられた被係止部161が、表示ユニット100の背面101aに設けられた係止部182に係止されることで、表示ユニット100に取り付けられている。具体的には、表示ユニット100の背面101aを形成する支持板101に、取付部材180が接着されており、支持部材160の被係止部161は、取付部材180が有する係止部182に係止されている。なお、取付部材110及び180は、例えばアルミニウムまたは鉄等の金属製の板金にプレス加工等を施すことで作製される部材である。
なお、本実施の形態では、支持部材160には、図4に示すように、表示パネル102の画像表示を駆動するための回路基板170と、回路基板170を覆う基板カバー210とが取り付けられているが、図3ではこれらの図示は省略されている。
このように、本実施の形態に係る画像表示装置10では、LEDユニット150を支持する支持部材160は、表示ユニット100に引っ掛けられた状態で、表示ユニット100に取り付けられている。これにより、LEDユニット150から表示ユニット100への熱伝導が抑制されている。以下、図5及び図6を参照しながら、本実施の形態に係る画像表示装置10における、取付部材180及びその周辺の構成について説明する。
[1−2.取付部材及びその周辺の構成]
図5は、実施の形態に係る取付部材180及び支持部材160の被係止部161の構成を示す斜視図である。図6は、実施の形態に係る被係止部161が係止部182に係止された状態を示す断面図である。具体的には、図6は、画像表示装置10の部分断面であって、図5のVI−VI線を通るYZ平面における部分断面が図示されている。図6では、表示ユニット100の支持板101よりも前方の導光板103等の構成要素の図示は省略されている。また、図6では、画像表示装置10の、支持部材160よりも後方のベースプレート120等の構成要素の図示は省略されている。
図5及び図6に示すように、本実施の形態では、支持部材160は、取付部材180に係止された状態で、表示ユニット100の支持板101と機械的に接続されている。具体的には、取付部材180は、支持板101に接着等によって固定された本体部181と、本体部181から支持部材160側に突出状に設けられた係止部182と、係止部182によって係止された支持部材160を、支持板101から離間させる凸部188とを有する。
係止部182は、支持部材160に設けられた被係止部161を係止するための構成を有している。具体的には、本実施の形態では、被係止部161は、支持部材160の主面部160bを貫通する貫通孔161aと、貫通孔161aの下部(支持部材160の支持面部160a(図3参照)側の位置)に配置された係合部161bを有している。
このように構成された被係止部161に対し、係止部182は、貫通孔161aを貫通する腕部182aと、腕部182aから下方に向けて延設され、係合部161bに係合する爪部182bとを有している。
より詳細には、爪部182bは、図6に示すように、凹状に形成された係合部161bと係合する爪先端部182cを有し、上下方向において、爪先端部182cが係合部161bに引っ掛かる。これにより、LEDユニット150を支持する支持部材160は、表示ユニット100の支持板101に取り付けられる。また、このような取付箇所は、支持板101の背面101a側に複数(図4では9箇所)設けられており、これにより、支持部材160は安定的に支持板101に保持される。
また、図5に示すように、取付部材180には、係止部182の横方向(X軸方向)の両側に配置された凸部188が存在し、これにより、図6に示すように、支持部材160の主面部160bは、支持板101から離間された状態で配置される。
[1−3.効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る画像表示装置10は、前面に画像を表示する表示パネル102を有する表示ユニット100と、画像の表示に用いられるLEDユニット150であって、通電により発熱するLEDユニット150と、LEDユニット150を支持する支持部材160とを備える。支持部材160は、表示ユニット100の背面101aに設けられた係止部182に係止される被係止部161を有する。
この構成によれば、画像表示装置10使用時において熱源となるLEDユニット150を支持する支持部材160は、表示ユニット100の背面101a側に引っ掛けられることで画像表示装置10に組み込まれる。そのため、例えば、図5及び図6から分かるように、係止部182と支持部材160との接触面積をきわめて小さくすることができる。その結果、例えば、表示ユニット100と支持部材160とをネジ止めする場合と比較すると、LEDユニット150が発する熱が表示ユニット100に伝導し難い。
より具体的には、支持部材160を、表示ユニット100の背面101aに接着された、例えば取付部材110のようなブラケットにネジ止めする場合を想定する。この場合、ネジの軸方向から見た場合において、少なくともネジの頭部の範囲内ではブラケットと支持部材160とは面接触する。さらに、ブラケットと支持部材160とが面接触している箇所では、ネジによる比較的に大きな締結力によりブラケットと支持部材160とが密着する。そのため、支持部材160からブラケットに熱伝導しやすくなり、その結果、支持部材160から表示ユニット100への熱伝導量が大きくなる。この点に関し、本実施の形態では、表示ユニット100に設けられた係止部182に、支持部材160の被係止部161が引っ掛けられた状態で、支持部材160が表示ユニット100に取り付けられるため、係止部182と被係止部161との接触面積を比較的に小さくすることが可能である。これにより、支持部材160から表示ユニット100への熱伝導が抑制される。
従って、LEDユニット150の発熱に起因する、光学シートユニット105等の表示ユニット100の構成要素の劣化が抑制される。特に、本実施の形態のように、支持板101がガラス板である場合、支持板101がSECC等の金属板である場合よりも、受け取った熱が支持板101に広がらず、光学シートユニット105等に伝導しやすい。さらに、取付部材180が、受け取った熱で熱くなるため、支持板101を介して取付部材180に対応する位置の光学シートが熱せられて、局所的な黄変が目立つことになる。そのため、LEDユニット150から表示ユニット100への熱伝導の抑制は重要である。この点に関し、画像表示装置10は、上述のように、LEDユニット150から表示ユニット100への熱伝導が抑制される構造を有している。これにより、例えば、LEDユニット150の光出力の増加が可能となる。その結果、表示パネル102における表示画像の高輝度化が可能となる。また、LEDユニット150から表示ユニット100への熱伝導を抑制するために、ヒートシンクとして機能する支持部材160のサイズまたは厚み等を大きくする必要はなく、また、主面部160b(図3参照)を、表示ユニット100から遠くに離す必要もない。このように、本実施の形態に係る画像表示装置10は、薄型化が可能な画像表示装置であって、構造的に優れた画像表示装置である。
また、本実施の形態において、係止部182は、表示ユニット100の背面101aに固定された取付部材180が有する突出状の部分である。支持部材160の被係止部161は、係止部182の少なくとも一部を貫通させた状態で、係止部182に係止される。
このように、本実施の形態では、突出状の係止部182を、支持部材160の被係止部161に貫通させるという簡易な工程で支持部材160を表示ユニット100に取り付けることができる。また、係止部182を有する取付部材180が、表示ユニット100の背面101aを形成する部材(本実施の形態では支持板101)とは別部材である。そのため、例えば、同一形状及び同一サイズの係止部182を表示ユニット100の背面101aに複数設けることが容易である。従って、簡易な構成で、支持部材160をより安定的に表示ユニット100に保持させることができる。
また、本実施の形態では、表示ユニット100は、表示ユニット100の背面101aを形成するガラス製の支持板101を有し、取付部材180は、支持板101に接着されることで表示ユニット100の背面101aに固定されている。
このように、本実施の形態において支持板101とは別部材である取付部材180は、支持板101に接着で固定されるため、取付部材180を支持板101に固定するためのネジが不要である。従って、支持板101としてガラス板を採用することができ、これにより、上述のように、背面101a側にガラス特有の光沢感を生させることができる。つまり、画像表示装置10の薄型化が図られ、かつ、画像表示装置10に美観を生じさせることができる。
また、LEDユニット150のヒートシンクとして機能する支持部材160を、複数のネジで支持板101に固定したと仮定した場合、ガラス製の支持板101と、金属製の支持部材160との熱膨張係数の違いにより、表示ユニット100に反りが生じる。この点に関し、本実施の形態では、支持板101に設けられた複数の係止部182のそれぞれに、支持部材160の複数の被係止部161のいずれかを引っ掛けた状態で、支持部材160が表示ユニット100に取り付けられる。そのため、係止部182と被係止部161との滑り合いにより、表示ユニット100の反りが抑制される。
また、支持板101の背面101aに接着された取付部材に、支持部材160をネジ止めしたと仮定した場合、取付部材と支持板101との接着部にストレスがかかりやすく、このことは、長期使用による、取付部材の支持板101からの剥がれの要因となる。この点に関し、本実施の形態では、取付部材180の係止部182が撓むことで、取付部材180と支持板101との接着部にストレスが緩和され、その結果、取付部材180の支持板101からの剥がれが抑制される。
また、本実施の形態では、支持部材160は、表示ユニット100の端面に対向して配置されるLEDユニット150を支持する支持面部160aと、支持面部160aと交差する方向に広がり、被係止部161が形成された主面部160bとを有する。被係止部161は、主面部160bを貫通する貫通孔161aと、主面部160bの背面側において、貫通孔161aよりも支持面部160aに近い位置に配置された係合部161bとを有する。係止部182は、貫通孔161aを貫通する腕部182aと、腕部182aから支持面部160aの側に向けて延設され、係合部161bに係合する爪部182bとを有する。
この構成によれば、例えば図3、図5及び図6から分かるように、係止部182を貫通孔161aに貫通させて、支持部材160を表示ユニット100(取付部材180)に対して持ち上げることで、爪部182bと係合部161bとを係合させることができる。また、本実施の形態では、支持板101の背面101a側において複数(図4では9個)の取付部材180が固定されており、これら9個の取付部材180に対し、一括して支持部材160の9箇所の被係止部161を係止させることができる。つまり、例えば複数の取付部材180のそれぞれを、順次、支持板101にネジで固定していくような工程は不要である。このように、本実施の形態に係る画像表示装置10によれば、簡易な工程で、かつ、表示ユニット100への熱伝導が抑制される態様で、支持部材160を表示ユニット100に取り付けることができる。
また、本実施の形態において、表示ユニット100の背面101aにはさらに、係止部182の側方において、支持部材160に向けて突出する凸部188が設けられている。
このように、表示ユニット100の背面101aに凸部188が配置されていることで、係止部182に係止された支持部材160を、凸部188の高さ(背面101aからの突出力)の分だけ表示ユニット100の背面101aから離間させることができる。つまり、表示ユニット100の背面101aと支持部材160との間により確実に空気層を形成することができ、これにより、支持部材160から放射される熱が表示ユニット100に伝わり難くなる。また、凸部188は、図5及び図6に示すように、支持部材160の凹状の係合部161bを、係止部182の爪先端部182cの方向に押すように支持部材160に作用する。そのため、爪先端部182cが係合部161bから外れ難くなり、支持部材160が、より安定的に表示ユニット100に保持される。このことは、例えば、画像表示装置10の耐振動性もしくは耐衝撃性の向上、または、製品寿命の向上等に寄与する。
また、本実施の形態では、係止部182を有する取付部材180に凸部188が設けられているため、例えば、表示ユニット100の背面101aに複数の凸部188を設ける場合に、これら凸部188の高さの均一化を図りやすい。また、取付部材180では、図5に示すように係止部182を挟んで一対の凸部188が設けられている。そのため、図6に示すように、係止部182が、支持部材160を表示ユニット100に近づけるように作用している状態において、支持部材160の位置が、一対の凸部188によってバランスよく規制される。
また、本実施の形態において、表示ユニット100は、表示パネル102の背面側に配置された導光板103を有し、LEDユニット150は、導光板103の端面から光を入射する複数のLED素子151を有する。
このように、本実施の形態では、エッジライト方式の液晶ユニットである表示ユニット100において、支持部材160によって複数のLED素子151の放熱が行われる。また、複数のLED素子151及び表示ユニット100の一方から他方への熱伝導が抑制される。そのため、表示ユニット100の劣化が抑制され、また、複数のLED素子151の劣化も抑制される。これにより、表示ユニット100における表示画像の画質の維持が図られる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
例えば、支持部材160が支持する電気機器はLEDユニット150であるとして、実施の形態の説明を行ったが、支持部材160が支持する電気機器はLEDユニット150以外であってもよい。例えば、本実施の形態において、表示パネル102の画像表示を駆動する回路基板170は、図4に示すように支持部材160に取り付けられており、従って、支持部材160に支持される電気機器は回路基板170である、ということもできる。この場合、本実施の形態に係る画像表示装置10は、回路基板170が発した熱が表示ユニット100に伝導し難い構造を有している、と説明することができる。
また、支持部材160の形状及び配置位置は、例えば図3及び図4等に示される形状及び位置である必要はない。例えば、通電により発熱する電気機器の一例である電源回路(図示せず)を支持する支持部材が、表示ユニット100の背面101aの中央部分のみに配置されてもよい。この場合であっても、支持部材を、背面101aに設けられた係止部に係止することで表示ユニット100に取り付けることができる。これにより、電源回路のヒートシンクとして機能する支持部材から表示ユニット100への熱伝導は抑制される。
また、表示ユニット100の背面101aを形成する支持板101は、ガラス製である必要はなく、アルミニウムまたは鉄等の金属製であってもよい。この場合、係止部182及び凸部188は、プレス加工等によって支持板101に一体に設けられてもよい。これにより、例えば、画像表示装置10の部品点数が削減される。
また、係止部182及び被係止部161の形状は、図5に示される形状以外の形状であってもよい。例えば、係止部182が、被係止部161の貫通孔を貫通する腕部と、腕部から上方に突出する爪部とを備え、被係止部161は貫通孔のみを有してもよい。この場合であっても、係止部182に被係止部161を引っ掛けることができ、かつ、爪部が係止部182の被係止部161からの抜け出し防止部として機能する。この場合、例えば、係止部182の腕部の横幅(X軸方向の幅)を小さくすることで、係止部182と被係止部161との接触面積を小さくしてもよい。また、係止部182の腕部の縦幅(Z軸方向の幅)を大きくすることで、係止部182の、支持部材160を係止する部材としての強度を向上させてもよい。
また、例えば、表示ユニット100の背面101aに、係止部として、貫通孔を有する突出部を設け、この貫通孔に、被係止部が有する突起が係止されてもよい。つまり、表示ユニット100に設けられた係止部の少なくとも一部が、支持部材160に設けられた被係止部を貫通することは必須ではなく、被係止部の少なくとも一部が、係止部を貫通することで、被係止部が係止部に係止されてもよい。
また、支持部材160に設けられた被係止部は、貫通孔ではなく有底の穴を有してもよい。この場合であっても、表示ユニット100の背面101aに設けられた係止部を、有底の穴に挿入することで、支持部材160を、表示ユニット100に引っ掛けた状態で取り付けることは可能である。
また、支持板101の背面101aに接着される取付部材180の数は9には限定されない。画像表示装置10が備える取付部材180の数、及び、そのレイアウトは、例えば、支持部材160のサイズ、重量、及び、支持部材160が支持すべき電気機器の重量等を考慮して、適宜決定すればよい。
また、画像表示装置10が備える表示パネル102の種類は液晶セルには限定されない、例えば、表示パネル102として、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイパネルが採用されてもよい。この場合、表示ユニット100は、例えば、有機ELディスプレイパネルと、有機ELディスプレイパネルの背面側に配置された支持板101とで構成される。表示パネル102として、マイクロLEDディスプレイパネルが採用される場合も同様である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、画像を表示するための画像表示装置に適用可能である。具体的には、テレビジョン受像機、モニタディスプレイ、及びデジタルサイネージなどに、本開示は適用可能である。
10 画像表示装置
100 表示ユニット
101 支持板
101a 背面
102 表示パネル
103 導光板
104 反射板
105 光学シートユニット
110 取付部材
120 ベースプレート
140 ベゼル
150 LEDユニット
151 LED素子
152 基板
160 支持部材
160a 支持面部
160b 主面部
161 被係止部
161a 貫通孔
161b 係合部
170 回路基板
180 取付部材
181 本体部
182 係止部
182a 腕部
182b 爪部
182c 爪先端部
188 凸部
190 バックカバー
200 スタンド
201 スタンドベース
204 ネック部
210 基板カバー

Claims (6)

  1. 前面に画像を表示する表示パネルを有する表示ユニットと、
    前記画像の表示に用いられる電気機器であって、通電により発熱する電気機器と、
    前記電気機器を支持する支持部材であって、前記表示ユニットの背面に設けられた係止部に係止される被係止部を有する支持部材と、
    を備える画像表示装置。
  2. 前記係止部は、前記表示ユニットの背面に固定された取付部材が有する突出状の部分であり、
    前記支持部材の被係止部は、前記係止部の少なくとも一部を貫通させた状態で前記係止部に係止される、
    請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記表示ユニットは、前記表示ユニットの背面を形成するガラス製の支持板を有し、
    前記取付部材は、前記支持板に接着されることで前記表示ユニットの背面に固定されており、
    請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記支持部材は、前記表示ユニットの端面に対向して配置される前記電気機器を支持する支持面部と、前記支持面部と交差する方向に広がり、前記被係止部が形成された主面部とを有し、
    前記被係止部は、前記主面部を貫通する貫通孔と、前記主面部の背面側において、前記貫通孔よりも前記支持面部に近い位置に配置された係合部とを有し、
    前記係止部は、前記貫通孔を貫通する腕部と、前記腕部から前記支持面部の側に向けて延設され、前記係合部に係合する爪部とを有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示ユニットの前記背面にはさらに、前記係止部の側方において、前記支持部材に向けて突出する凸部が設けられている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示ユニットは、前記表示パネルの背面側に配置された導光板を有し、
    前記電気機器は、前記導光板の端面から光を入射する複数の発光素子を有する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
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