JP2020118672A - 測定装置、基板処理システムおよび測定方法 - Google Patents

測定装置、基板処理システムおよび測定方法 Download PDF

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幸太朗 尾上
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茂喜 田中
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Abstract

【課題】パターン形状を精度よく撮像する技術を提供する。【解決手段】実施形態に係る測定装置は、搬送部と、撮像部と、測定部とを備える。搬送部は、パターンが形成された基板を搬送する。撮像部は、基板との距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、基板の撮像を開始する。測定部は、撮像によって得られた画像情報に基づいてパターンの形状を測定する。【選択図】図7

Description

本開示は、測定装置、基板処理システムおよび測定方法に関する。
特許文献1には、パターンが形成された基板を撮像装置によって撮像し、撮像により得られたパターンの画像情報に基づいてパターンの形状を測定することが開示されている。
特開2015−72257号公報
本開示は、パターン形状を精度よく測定する技術を提供する。
本開示の一態様による測定装置は、搬送部と、撮像部と、測定部とを備える。搬送部は、パターンが形成された基板を搬送する。撮像部は、基板との距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、基板の撮像を開始する。測定部は、撮像によって得られた画像情報に基づいてパターンの形状を測定する。
本開示によれば、パターン形状を精度よく測定することができる。
図1は、第1実施形態に係る基板処理システムの構成を示す模式説明図である。 図2は、第1実施形態に係る線幅測定装置の構成を示す模式側面図である。 図3は、第1実施形態に係る線幅測定装置の構成を示す模式斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る測定制御装置のブロック図である。 図5は、記憶パターン形状と位置情報とを説明するための、基板の模式拡大図である。 図6は、第1実施形態に係る線幅測定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、第1実施形態に係る撮像処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、第1実施形態に係る撮像処理における撮像開始タイミングを説明する図である。 図9は、第2実施形態に係る線幅測定装置の構成を示す模式側面図である。 図10は、変形例に係る線幅測定装置の構成を示す模式側面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する測定装置、基板処理システムおよび測定方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により開示される測定装置、基板処理システムおよび測定方法が限定されるものではない。
(第1実施形態)
<基板処理システム>
まず、第1実施形態に係る基板処理システム1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る基板処理システム1の構成を示す模式説明図である。
図1に示す第1実施形態に係る基板処理システム1は、被処理基板G(以下「基板G」という。図1では図示せず。)に対し、たとえばフォトリソグラフィ工程によってパターンを形成する処理を行うユニットである。なお、基板処理システム1は、フォトリソグラフィ工程以外の工程によってパターンを形成してもよい。
基板処理システム1は、レジスト塗布装置11と、減圧乾燥装置12と、プリベーク装置13と、冷却装置14と、露光装置15と、局所露光装置16と、現像装置17と、線幅測定装置18(測定装置)とを備える。上述した各装置11〜18は、たとえばX軸正方向に装置11〜18の順番で一体的に接続される。なお、各装置11〜18の配置は、これに限定されない。各装置11〜18は、複数列、たとえばX軸に平行な2列に配置されてもよい。
上述した各装置11〜18は、搬送機構によって基板GをX軸正方向に搬送する。搬送機構は、たとえばローラコンベアや、ベルトコンベアや、チェーンコンベアなどの搬送機構である。なお、搬送機構は、浮上式の搬送機構であってもよい。浮上式の搬送機構は、たとえば基板Gの端を下方から支持し、基板Gに向けて下方から圧縮空気を吹き付けて基板Gを水平に保持しつつ、基板Gを移動させる。
基板Gは、搬送機構によって搬送されながら、各装置11〜18内を通過してパターンが形成される。このように、基板処理システム1においては、各装置11〜18がインライン化されてフォトリソグラフィ工程が行われる。また、基板処理システム1においては、所定の時間ごとに、あるいは所定の間隔で順次、基板Gが搬送機構によって流される。
レジスト塗布装置11は、基板Gに感光性を有するレジストを塗布する。すなわち、レジスト塗布装置11は、基板Gにレジスト膜を形成する。なお、レジストとしては、ポジ型レジストおよびネガ型レジストのいずれのものであっても適用可能である。
減圧乾燥装置12は、減圧されたチャンバ内に基板Gを配置し、基板Gに形成されたレジスト膜を乾燥させる。プリベーク装置13は、基板Gを加熱処理してレジスト膜の溶剤を蒸発させ、基板Gにレジスト膜を定着させる。冷却装置14は、プリベーク装置13で加熱された基板Gを所定温度になるまで冷却する。
露光装置15は、基板Gに形成されたレジスト膜に対してマスクを用いて所定のパターン形状に露光する。局所露光装置16は、たとえば基板Gに形成されるパターンにバラツキが生じるのを抑制するために、レジスト膜に対して局所的に露光する。すなわち、たとえば仮に、基板Gに形成されるパターンの線幅が所望する線幅に対して異なっている場合、局所露光装置16は、パターンの線幅が所望する線幅に対して異なっている部位を局所的に露光し、パターンの線幅を補正する。
現像装置17は、露光装置15および局所露光装置16によって露光された後の基板Gを現像液に浸して現像処理を行い、基板Gにパターンを形成する。線幅測定装置18は、現像装置17での現像処理によって基板Gに形成されたパターンの線幅を測定する。
なお、上記では、測定の対象であるパターンを、パターンの線幅としたが、これは例示であって限定されるものではない。すなわち、パターンは、パターンの形状に関するものであれば、どのようなものであってもよい。具体的には、測定の対象であるパターンは、たとえば、パターンの長さや太さなどの寸法、曲率、レイアウト、さらにはパターンの欠損や変形など、パターンの形状に関するものであればよい。
<線幅測定装置の構成>
次に、線幅測定装置18について、図2、および図3を参照して説明する。図2は、第1実施形態に係る線幅測定装置18の構成を示す模式側面図である。図3は、第1実施形態に係る線幅測定装置18の構成を示す模式斜視図である。なお、以下では、図2、および図3に示すように、上述したX軸方向に対して直交するY軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。また、X軸、およびY軸を含む方向を水平方向とする。
線幅測定装置18は、搬送部20と、撮像部30と、移動部40と、FFU(Fan Filter Unit)60と、測定制御装置50とを備える。
搬送部20は、上記した基板処理システム1の搬送機構の一部であり、たとえばローラコンベアである。搬送部20は、多数のローラ21を回転させることによって、ローラ21上に載置された基板Gを水平方向、具体的にはX軸の正方向へ搬送する。なお、図3においては、ローラ21を透視して示している。
搬送部20は、基板処理システム1において線幅測定装置18の前段に配置された現像装置17から搬出された基板Gを搬送する。搬送部20の動作、詳しくはローラ21の回転動作は、測定制御装置50によって制御される。
また、搬送部20において、基板Gを搬送する搬送面付近には、図3において破線で示す基板位置検出部22が複数個(たとえば4個)配設される。基板位置検出部22は、上方に基板Gが位置される場合に、検出信号を測定制御装置50へ出力する。基板位置検出部22としては、たとえば光学式の在荷センサが用いられる。
基板位置検出部22は、基板Gが所定の位置に載置された場合に、基板Gの下方に位置するように配置される。所定の位置は、撮像部30によって基板Gのパターンを撮像可能な位置である。なお、基板位置検出部22は、3個以下であってもよく、5個以上であってもよい。
撮像部30は、搬送部20のZ軸方向における上方に配置され、搬送部20に載置された基板Gのパターンを上方から撮像する。撮像部30としては、たとえばCCD(Charge Coupled Device)カメラを用いることができる。撮像部30によって撮像されて得られた画像の情報(以下、「画像情報」と称する。)は、測定制御装置50へ入力される。撮像部30は、測定制御装置50から出力される信号に基づいて撮像を開始し、撮像を実行する。
撮像部30の近傍には、カメラ高さ測定部31が設置される。カメラ高さ測定部31は、撮像部30のレンズから基板Gにおいてパターンが形成されるパターン面(上面)GaまでのZ軸方向高さを測定する。カメラ高さ測定部31による測定結果は、測定制御装置50へ入力され、撮像部30の高さを調整するために用いられる。なお、カメラ高さ測定部31としては、たとえばレーザー変位計が用いられる。
移動部40は、撮像部30を基板Gのパターン面Gaに対して水平方向(X−Y軸方向)や垂直方向(Z方向)へ移動させる。具体的には、移動部40は、ガイドレール部41と、スライド部42と、連結部43とを備える。
ガイドレール部41は、搬送部20のY軸方向における両端側にそれぞれ配置され、X軸方向に沿って延在する。スライド部42は、各ガイドレール部41に摺動可能(スライド可能)に接続される。すなわち、スライド部42は、ガイドレール部41に沿ってX軸方向に直線運動する。
連結部43は、基板Gの上方に架け渡され、スライド部42同士を連結する。連結部43には、撮像部30およびカメラ高さ測定部31が取付板44を介してY軸およびZ軸方向に移動可能に接続される。
図示は省略するが、移動部40は、スライド部42をガイドレール部41に対してX軸方向に移動させる駆動源と、撮像部30等を連結部43に対してY軸方向およびZ軸方向に移動させる駆動源とを備える。上述した駆動源としては、たとえば電動モータが用いられる。これにより、たとえば測定制御装置50が移動部40の駆動源を制御することで、撮像部30を基板Gに対してX,Y,Z軸方向の3方向に移動させることができる。
FFU60は、搬送部20などを収容するチャンバ18aの天井面18bに設けられ、基板Gに清浄空気を供給する空気供給ユニットである。
次に、測定制御装置50について図4を参照して説明する。図4は、第1実施形態に係る測定制御装置50のブロック図である。
測定制御装置50は、測定部51と、記憶部52とを備えたコンピュータである。なお、測定制御装置50は、搬送部20、基板位置検出部22、撮像部30、カメラ高さ測定部31、移動部40などとそれぞれ通信可能に接続される。
記憶部52には、線幅測定処理を制御するプログラムが格納される。測定部51は記憶部52に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって線幅測定装置18の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録されていたものであって、その記録媒体から測定制御装置50の記憶部52にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、フラッシュメモリ、メモリカードなどがある。
記憶部52にはさらに、基板Gのパターン形状(以下「記憶パターン形状」という)と、基板Gにおいて測定したいパターンの位置情報とが予め記憶されている。たとえば、基板Gは、複数箇所でパターン形状が測定される。図5は、記憶パターン形状と位置情報とを説明するための、基板Gの模式拡大図である。なお、ここでは、基板Gに形成される複数のパターンのうち、図5に符号Aで示されるパターンPの線幅を測定したい場合を例にとって説明する。また、図5では、理解し易くするため、パターンに斜線を付している。
測定したいパターンPの近傍には、破線で囲んで示す如く、パターンPに対して目印となり得るような形状のパターンBが存在する。記憶部52は、このパターンBの形状を「記憶パターン形状B」として予め記憶しておく。記憶パターン形状Bは、線幅測定処理において、画像情報が、測定したいパターンPを含んでいるか否かを判定するときに利用されるが、これについては後述する。
なお、記憶パターン形状Bは、測定するパターンの位置(「測定点」ともいう。)ごとに設定されて記憶部52に記憶される。但し、たとえば、2以上の測定点において、記憶パターン形状Bが同じ形状である場合は、2以上の測定点で記憶パターン形状Bを共用するようにしてもよい。
また、上記した位置情報は、たとえば、撮像された画像において、記憶パターン形状Bと一致したパターンに対する測定点の相対位置を示す画素座標情報である。詳しくは、記憶パターン形状Bには、図5に示すような原点Oが設定されており、画素座標情報には、原点Oに対する測定点の始点位置XY1および終点位置XY2の情報が含まれている。
具体的には、始点位置XY1としては、測定したいパターンPの一方(図5において上側のパターンP)の下端位置が設定され、終点位置XY2としては、測定したいパターンPの他方(図5において下側のパターンP)の上端位置が設定される。そして、上記した始点位置XY1と終点位置XY2との間の距離が、「線幅A」として測定される。この線幅Aの測定については、後に説明する。なお、上記した始点位置XY1および終点位置XY2の情報は、撮像された画像の画素におけるX,Y座標によって表される。
なお、測定制御装置50は、線幅測定処理で測定したパターンの線幅を示すデータをフィードバックする。局所露光装置16では、測定されたパターンの線幅と所望する線幅とを比較し、ズレている場合は、そのズレ量を算出し、算出したズレ量に基づいて露光の照度や基板Gにおいて局所露光する位置等を修正する。これにより、修正後に局所露光装置16に搬送された基板Gに対して、修正された照度や基板Gの位置に局所露光することができ、よって基板Gのパターンの線幅を所望する線幅に補正することができる。
<線幅測定装置の処理>
次に、線幅測定装置18によって行われる線幅測定処理の具体的な内容について図6を参照して説明する。図6は、第1実施形態に係る線幅測定処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、線幅測定装置18では、測定制御装置50の測定部51の制御に基づき、図6に示す各処理手順が実行される。
測定部51は、搬送部20の動作を制御して、現像処理された基板Gを搬送する(ステップS1)。測定部51は、基板位置検出部22から出力される検出信号に基づいて、基板Gが所定の位置に載置されているか否かを判定する(ステップS2)。
測定部51は、基板Gが所定の位置に載置されていないと判定した場合には(ステップS2,No)、そのまま処理を終了する。一方、測定部51は、基板Gが所定の位置に載置されていると判定した場合には(ステップS2,Yes)、搬送部20の動作を止めて基板Gを停止させる(ステップS3)。
測定部51は、基板Gにおけるパターンの測定点の位置、詳しくは、今回測定する測定点を決定する(ステップS4)。
測定部51は、決定した測定点の上方に撮像部30が移動するように、移動部40の動作を制御する(ステップS5)。具体的には、測定部51は、撮像部30を水平方向に移動させて、撮像部30を測定点の上方に移動させる。
なお、測定部51は、撮像部30と基板Gとの距離を計測し、計測した距離が予め設定された所定範囲内となるように、撮像部30をZ方向に移動させながら、撮像部30を水平方向に移動させてもよい。すなわち、測定部51は、基板の撓みに追従するように、撮像部30をZ方向に移動させながら、撮像部30を測定点の上方に移動させてもよい。
測定部51は、撮像部30のZ軸方向における高さを調整する(ステップS6)。具体的には、測定部51は、撮像部30が測定点の上方に移動してから所定待機時間が経過した後に、カメラ高さ測定部31の測定結果に基づいて、移動部40の動作を制御する。すなわち、測定部51は、基板Gが水平方向における基板撮像位置に移動してから所定待機時間経過した後に、Z軸方向における基板Gとの高さを調整する。
所定待機時間は、予め設定された時間であり、撮像部30の水平方向の振動が収束する時間である。測定部51は、撮像部30のレンズから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、撮像部30のジャストフォーカス距離となるように、移動部40の動作を制御する。ジャストフォーカス距離は、撮像部30によって撮像された画像においてぶれが最も少ない距離である。
より詳しくは、測定部51は、カメラ高さ測定部31を用い、撮像部30から基板GまでのZ軸方向高さを複数回測定する。また、測定部51は、得られた測定結果に基づき、振動している基板Gの振幅を算出する。そして、測定部51は、算出した振幅の中央値に応じて撮像部30のレンズから基板Gのパターン面Gaまでの距離が撮像部30のジャストフォーカス距離になるように、移動部40の動作を制御する。
これにより、基板Gが振動している場合であっても、後述する撮像処理において、ピントが合った画像を撮像し易くすることができる。なお、上記では、振幅の中央値を用いたが、これに限られず、たとえば算術平均や最頻値などであってもよい。
測定部51は、撮像部30によるパターンの撮像回数が所定の回数以上か否かを判定する(ステップS7)。所定の回数は、たとえば2以上の整数に設定される。
測定部51は、撮像回数が所定の回数未満と判定した場合(ステップS7,No)、撮像処理を行う(ステップS8)。撮像処理については、後述する。
測定部51は、撮像処理を行った後に、パターンサーチ処理を行う(ステップS9)。パターンサーチ処理では、たとえば、画像情報に含まれるパターン形状(以下「画像パターン形状」という)と、記憶部52に記憶された記憶パターン形状Bとの相関値が算出される。なお、相関値は、画像パターン形状と記憶パターン形状Bとの類似性を示す値である。
次いで、測定部51は、算出した相関値が所定の相関値以上か否かを判定する(ステップS10)。測定部51は、相関値が所定の相関値未満である場合には、画像情報が、記憶パターン形状Bと一致するパターンを含んでおらず、結果として測定したいパターンPも含んでいないと判定する。また、測定部51は、相関値が所定の相関値以上である場合には、画像情報が、記憶パターン形状Bと一致するパターンを含んでおり、測定したいパターンPを含んでいると判定する。
すなわち、パターンサーチ処理は、撮像部30の位置が測定したいパターンP(測定点)に対して位置ズレしていないかどうかを判定する処理である。したがって、測定部51は、相関値が所定の相関値未満の場合には(ステップS10,No)、画像情報が測定したいパターンPを含んでおらず、撮像部30が測定点とは異なる位置にあると判定し、撮像部30の位置を調整する(ステップS11)。
測定部51は、たとえば撮像部30を水平方向に移動させる。なお、測定部51は、撮像部30のレンズの倍率を下げ、カメラ視野を拡大し、拡大したカメラ視野からの画像情報に基づいて、撮像部30を測定点まで移動させてもよい。
測定部51は、撮像部30の位置を調整した後に、再び撮像処理を実行する(ステップS8)。
このように、相関値が所定の相関値未満の場合、撮像部30に基板Gのパターンの撮像を再度実行させるようにしたことから、測定部51は、測定したいパターンPの線幅A以外の線幅を誤って測定してしまうことを防止することができる。
測定部51は、相関値が所定の相関値以上の場合には(ステップS10,Yes)、画像情報に基づいてパターンのエッジ強度を算出し、算出したエッジ強度が所定のエッジ強度以上か否かを判定する(ステップS12)。
エッジ強度とは、撮像されたパターンにおける境目(輪郭)の濃淡の変化度合いを意味し、エッジ強度が高くなるにつれて濃淡がはっきりしている、すなわち、画像のピントが合っていることを意味する。
測定部51は、エッジ強度が所定のエッジ強度未満である場合には(ステップS12,No)、撮像部30で撮像された画像のピントが合っていないことから、ステップS7に戻り、上記処理を行う。そして、撮像回数がまだ所定の回数未満であれば、言い換えると、撮像回数が所定の回数に到達していない場合には、測定部51は、ステップS8にて基板Gのパターンの撮像を再度実行し、ステップS9以降の処理を再び実行する。
測定部51は、エッジ強度が所定のエッジ強度以上である場合には(ステップS12,Yes)、撮像された画像のピントが合っていることから、撮像された画像を用いて、測定点の始点位置XY1および終点位置XY2を算出する(ステップS13)。
具体的には、測定部51は、ピントの合った画像において、記憶パターン形状Bに対して相関値が高く、記憶パターン形状Bと一致したパターンの位置から、測定点の始点位置XY1および終点位置XY2を算出する。
詳しく説明すると、記憶パターン形状Bには、上述したように原点Oが設定されている(図5参照)。測定部51は、撮像された画像において、記憶パターン形状Bと一致したパターンにおいて原点Oに対応する位置を「基準点」とする。そして、測定部51は、基準点と、記憶部52の位置情報たる画素座標情報とに基づき、始点位置XY1および終点位置XY2を算出する。
測定部51は、ステップS13で算出された始点位置XY1と終点位置XY2との間の距離を、測定点におけるパターンPの線幅Aとして測定する(ステップS14)。すなわち、測定部51は、撮像部30によって得られた画像情報に基づいて基板Gのパターン形状を測定する。
測定部51は、複数の測定点の測定が終了したか否かを判定する(ステップS15)。測定部51は、複数の測定点の測定が終了していないと判定した場合には(ステップS15,No)、ステップS4に戻って、別の測定点の位置を決定し、上記したステップS5〜S14の線幅測定を行う。一方、測定部51は、複数の測定点の測定が終了した場合には(ステップS15,Yes)、今回の処理を終了する。すなわち、基板Gに対する線幅測定処理を終了する。
<撮像処理>
次に、撮像処理の具体的な内容について図7を参照して説明する。図7は、第1実施形態に係る撮像処理の処理手順を示すフローチャートである。
測定部51は、カメラ高さ測定部31によって撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離を測定する(ステップS20)。
測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、短くなっているか否かを判定する(ステップS21)。具体的には、測定部51は、前回の処理で測定した距離よりも今回の処理で測定した距離が短いか否かを判定する。
測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が短くなっていない場合には(ステップS21,No)、ステップS20に戻り、上記処理を繰り返す。
測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が短くなっている場合には(ステップS21,Yes)、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が撮像開始距離となったか否かを判定する(ステップS22)。撮像開始距離は、ジャストフォーカス距離を含む所定フォーカス範囲内に設けられる。所定フォーカス範囲は、撮像部30によって撮像された画像におけるぶれが小さく、パターンPの線幅を精度よく測定できる範囲である。
具体的には、撮像開始距離は、ジャストフォーカス距離よりも長い上限撮像開始距離である。上限撮像開始距離は、撮像を開始してから撮像を終了するまでの撮像時間内に、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が所定フォーカス範囲に収まるように設定される。上限撮像開始距離は、撮像部30の性能、具体的には撮像時間に基づいて設定される。上限撮像開始距離は、撮像時間が短くなるほど、ジャストフォーカス距離に近い距離となる。
測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が撮像開始距離となった場合には(ステップS22,Yes)、撮像を開始し、撮像を実行する(ステップS23)。
測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が撮像開始距離となっていない場合には(ステップS22,No)、ステップS20に戻り、上記処理を繰り返す。
このように、測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が短くなっており、かつ撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が上限撮像開始距離になる所定のタイミングで撮像を行う。
測定部51は、撮像部30のレンズから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、撮像部30のジャストフォーカス距離となるように、撮像処理の前段階で撮像部30のZ軸方向における高さを調整している(図6のステップ6)。しかし、撮像部30のレンズから基板Gのパターン面Gaまでの距離は、撮像部30、または基板GのZ軸方向の振動によって変化する。
そこで、測定部51は、まず、撮像部30、または基板GのZ軸方向の振動によって、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、短くなっているか否かを判定する。すなわち、測定部51は、撮像部30、または基板GのZ軸方向の振動によって、基板Gに対してカメラが近づいているのか、それとも基板Gに対してカメラが遠くなっているのかを判定する。
そして、測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、短くなっており、かつ撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が撮像開始距離となった場合に、撮像を開始する。
これにより、撮像部30は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離に基づいた所定のタイミングで撮像することができる。すなわち、撮像部30は、異なる測定点、または異なる基板Gで撮像を行う場合であっても、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離に基づいた所定のタイミングで撮像することができる。
たとえば、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が、図8の実線、または破線で示すように変化しているものとする。図8は、第1実施形態に係る撮像処理における撮像開始タイミングを説明する図である。
線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が図8の実線で示すように変化している場合には、時間T1において所定のタイミングになると撮像を開始する。
たとえば、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が図8の破線で示すように変化している場合に、時間T1で撮像を開始すると、所定フォーカス範囲外で撮像が開始される。そのため、撮像された画像は、ピントがズレた画像となるおそれがある。
これに対し、線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が図8の破線で示すように変化している場合には、時間T2において所定のタイミングになると撮像を開始する。
このように、線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離に基づいた所定のタイミングで撮像することで、撮像された各画像のフォーカス状態を近い状態にすることができる。
<効果>
線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、基板Gの撮像を開始する。具体的には、線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が所定フォーカス範囲内に設けられた撮像開始距離になった場合に、撮像を開始する。そして、線幅測定装置18は、画像情報に基づいてパターンの形状を測定する。
これにより、線幅測定装置18は、撮像部30や、基板Gが振動している場合であっても、ピントの合った画像を撮像することができる。そのため、線幅測定装置18は、基板Gのパターン形状を精度よく撮像することができる。従って、線幅測定装置18は、基板Gのパターン形状を精度よく測定することができる。
また、線幅測定装置18は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が短くなっており、かつ撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が上限撮像開始距離になった場合に、撮像を開始する。
これにより、線幅測定装置18は、各撮像を所定のタイミングで行うことができる。そのため、線幅測定装置18は、撮像された各画像のフォーカス状態を近い状態にし、各画像において、例えばぶれの特徴が等しい画像を撮像することができる。従って、線幅測定装置18は、基板Gのパターン形状を精度よく測定することができる。
線幅測定装置18は、撮像部30が測定点の上方に位置するように、撮像部30を水平方向に移動させてから所定待機時間が経過した後に、撮像部30をZ軸方向に移動させ、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離を調整する。
これにより、線幅測定装置18は、水平方向のぶれが抑制された画像を撮像することができる。そのため、線幅測定装置18は、基板Gのパターン形状を精度よく撮像することができ、基板Gのパターン形状を精度よく測定することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る基板処理システム1の構成について説明する。ここでは、第1実施形態に係る基板処理システム1の構成とは異なる箇所を中心に説明する。第1実施形態に係る基板処理システム1と同様の構成については、第1実施形態に係る基板処理システム1と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
第2実施形態に係る基板処理システム1の線幅測定装置18は、図9に示すように、加振部として機能する吐出部70を備える。図9は、第2実施形態に係る線幅測定装置18の構成を示す模式側面図である。
吐出部70は、基板Gの上方に設けられる。吐出部70は、撮像部30と共に移動可能となるように設けられる。吐出部70は、例えば、撮像部30や、取付板44に取り付けられる。
吐出部70は、空気供給源71によって圧縮された空気が空気供給配管72を介して供給され、基板Gに向けて空気を間欠的に吐出する。具体的には、吐出部70は、基板Gの上方から基板Gに向けて空気を吐出し、基板GをZ軸方向に加振させる。
吐出部70は、撮像処理において、基板Gに向けて空気を吐出し、基板Gを加振させる。すなわち、吐出部70は、撮像部30によって基板Gのパターンを撮像する場合に、基板Gを加振させる。吐出部70によって空気が吐出された基板Gは、安定した振幅、および周期によって振動する。
線幅測定装置18は、基板Gに向けて空気を間欠的に吐出する吐出部70を備える。これにより、線幅測定装置18は、撮像処理を行う場合に、吐出部70によって基板Gを加振することによって、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離を変更する。そのため、線幅測定装置18は、所定のタイミングを生じさせることができ、所定のタイミングで撮像することができる。また、線幅測定装置18は、所定のタイミングを素早く生じさせることができ、基板Gの処理時間を短くすることができる。
また、吐出部70は、撮像部30と共に移動する。これにより、線幅測定装置18は、撮像部30によって撮像を行う箇所付近を振動させることができ、所定のタイミングで撮像することができる。
なお、線幅測定装置18は、複数の撮像部30によって基板Gのパターンを撮像してもよい。この場合、線幅測定装置18は、撮像部30に対応する複数の吐出部70を備える。また、複数の吐出部70から吐出される空気の吐出タイミングが合うように、各吐出部70に空気を供給する複数の空気供給配管72の長さは、同じ長さに設定される。
(変形例)
変形例に係る線幅測定装置18は、図10に示すように、吐出部70を基板Gよりも下方に設け、基板Gの下方から基板Gに向けて空気を吐出してもよい。図10は、変形例に係る線幅測定装置18の構成を示す模式側面図である。
吐出部70は、ローラ21の間から基板Gに向けて空気を吐出する。吐出部70は、基板Gの下方に複数設けられる。吐出部70は、空気供給配管72から分岐する分岐配管73を介して空気が間欠的に供給される。これにより、複数の吐出部70から吐出される空気の吐出タイミングを合わせることができる。なお、変形例に係る線幅測定装置18は、複数の空気供給源71、および複数の空気供給配管72を用いて基板Gに向けて空気を吐出させてもよい。
また、変形例に係る線幅測定装置18は、基板Gの下方に設けた吐出部70を撮像部30と共に移動可能としてもよい。すなわち、変形例に係る線幅測定装置18は、基板Gの下方に設けた吐出部70を撮像部30の動きに合わせて移動させてもよい。
また、変形例に係る線幅測定装置18は、基板Gの上方、および基板Gの下方に吐出部70をそれぞれ設けてもよい。この場合、変形例に係る線幅測定装置18は、例えば、Y軸方向における基板Gの端側を撮像部30によって撮像する場合には、基板Gの下方に設けた吐出部70によって基板Gを加振させる。また、変形例に係る線幅測定装置18は、例えば、Y軸方向における基板Gの中心側を撮像部30によって撮像する場合には、基板Gの上方に設けた吐出部70によって基板Gを加振させる。すなわち、変形例に係る線幅測定装置18は、基板Gの上方に設けた吐出部70、および基板Gの下方に設けた吐出部70における空気の吐出を、撮像部30によって撮像する基板Gの位置に応じて切り替える。
なお、変形例に係る線幅測定装置18は、撮像部30によって撮像する基板Gの位置に関わらず、基板Gの上方に設けた吐出部70、および基板Gの下方に設けた吐出部70から空気を吐出してもよい。この場合、変形例に係る線幅測定装置18は、各吐出部70における空気の吐出タイミングを異なるタイミングとする。
また、変形例に係る線幅測定装置18は、撮像処理において、FFU60によって、基板Gや、撮像部30をZ軸方向に加振してもよい。すなわち、FFU60は、加振部として機能する。変形例に係る線幅測定装置18は、FFU60の出力を変更することで、チャンバ18aや、搬送部20を介して基板Gや、撮像部30を加振させる。また、変形例に係る線幅測定装置18は、FFU60の出力を変更することで、基板Gを直接加振させてもよい。なお、基板Gや、撮像部30をZ軸方向に加振させる加振部は、撮像部30や、ガイドレール部41や、ローラ21などに設けられてもよい。加振部は、電動モータなどが用いられてもよい。
変形例に係る線幅測定装置18は、撮像処理を行う場合に、吐出部70や、FFU60などの加振部によって基板Gや、撮像部30を加振することで、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離を変更する。これにより、変形例に係る線幅測定装置18は、所定のタイミングを生じさせることができ、所定のタイミングで撮像することができる。また、変形例に係る線幅測定装置18は、所定のタイミングを素早く生じさせることができ、基板Gの処理時間を短くすることができる。
また、変形例に係る線幅測定装置18は、撮像処理において複数回の撮像を行い、撮像された複数枚の画像を重ねた画像を生成し、生成された画像に基づいて画像情報を生成してもよい。この場合、変形例に係る線幅測定装置18は、複数回の撮像を行う場合には、所定のタイミングで各撮像を開始する。
これにより、変形例に係る線幅測定装置18は、ぶれの少ない画像を生成することができ、基板Gのパターン形状を精度よく測定することができる。
また、変形例に係る線幅測定装置18は、撮像開始距離をジャストフォーカス距離よりも短い下限撮像開始距離としてもよい。下限撮像開始距離は、撮像を開始してから撮像を終了するまでの撮像時間内に、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が所定フォーカス範囲に収まるように設定される。下限撮像開始距離は、撮像部30の性能、具体的には撮像時間に基づいて設定される。下限撮像開始距離は、撮像時間が短くなるほど、ジャストフォーカス距離に近い距離となる。
この場合、測定部51は、撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が長くなっており、かつ撮像部30のカメラから基板Gのパターン面Gaまでの距離が下限撮像開始距離になる所定のタイミングで撮像を行う。変形例に係る線幅測定装置18は、実施形態と同等の効果を得ることができる。
上記した変形例に係る線幅測定装置18を組み合わせてもよい。
なお、今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 基板処理システム
18 線幅測定装置(測定装置)
20 搬送部
30 撮像部
31 カメラ高さ測定部
40 移動部
50 測定制御装置
51 測定部
60 FFU(加振部)
70 吐出部

Claims (12)

  1. パターンが形成された基板を搬送する搬送部と、
    前記基板との距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、前記基板の撮像を開始する撮像部と、
    前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記パターンの形状を測定する測定部と
    を備える測定装置。
  2. 前記撮像部は、
    前記基板との距離が前記所定フォーカス範囲内に設けられた撮像開始距離になった場合に、前記基板の撮像を開始する
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記撮像部は、
    前記基板との距離が短くなっており、かつ前記基板との距離がジャストフォーカス距離よりも長い上限撮像開始距離になった場合に、前記基板の撮像を開始する
    請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記撮像部は、
    前記基板との距離が長くなっており、かつ前記基板との距離がジャストフォーカス距離よりも短い下限撮像開始距離になった場合に、前記基板の撮像を開始する
    請求項2に記載の測定装置。
  5. 前記測定部は、
    前記基板が水平方向における基板撮像位置に移動してから所定待機時間経過した後に、前記基板との距離を調整する
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の測定装置。
  6. 前記撮像部、または前記基板を加振させる加振部
    を備え、
    前記撮像部は、
    前記加振部によって前記撮像部、または前記基板が加振された状態で、前記基板の撮像を開始する
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の測定装置。
  7. 前記加振部は、
    前記基板に清浄空気を供給する空気供給ユニットである
    請求項6に記載の測定装置。
  8. 前記加振部は、
    前記基板に向けて空気を間欠的に吐出する
    請求項6に記載の測定装置。
  9. 前記加振部は、
    前記基板の上方、および前記基板の下方の少なくとも一方から前記空気を吐出する
    請求項8に記載の測定装置。
  10. 前記加振部は、
    前記撮像部と共に移動可能である
    請求項8または9に記載の測定装置。
  11. 基板にレジストを塗布するレジスト塗布装置と、
    前記レジスト塗布装置によって形成されたレジスト膜に対して所定のパターン形状に露光された後の前記基板を現像してパターンを形成する現像装置と、
    前記現像装置での現像処理によって前記基板に形成されたパターンの形状を測定する測定装置と
    を備え、
    前記測定装置は、
    前記パターンが形成された前記基板を搬送する搬送部と、
    前記基板との距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、前記基板の撮像を開始する撮像部と、
    前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記パターンの形状を測定する測定部と
    を備える基板処理システム。
  12. パターンが形成された基板を搬送する搬送工程と、
    前記基板との距離が所定フォーカス範囲内に入った場合に、前記基板の撮像を開始する撮像工程と、
    前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記パターンの形状を測定する測定工程と
    を有する測定方法。
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