JP2020116111A - 揮散装置用中栓および揮散装置 - Google Patents

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【課題】リードから被揮散液の出戻りがあった場合でも、容器外部に被揮散液が垂れる虞が無い揮散装置を提供する。【解決手段】リード26により被揮散液を揮散させる揮散装置10であって、第1開口部20と、第1開口部20よりも小さな開口面積を有すると共に、第1開口部20との間に段差部22aを有する第2開口部22と、第2開口部22を基点として下方側に開口を延設するガイド部24と、第2開口部22の下方に位置して被揮散液を貯留する貯留部14と、を備え、リード26をガイド部24の下端部における開口縁と第2開口部22の縁とに接触させた際、リード26と第1開口部20との間に間隙が設けられることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、芳香液を揮散させる揮散装置に係り、特に棒状のリードを用いて芳香液の揮散を図る揮散装置用の中栓、および揮散装置に関する。
棒状のリードを介して芳香液を揮散させる揮散装置としては、特許文献1に開示されているようなものが知られている。特許文献1に開示されている揮散装置は、容器の開口部にコルク蓋を配置し、このコルク蓋を貫通するようにリードを配置して、リードの一端を芳香液に浸すというものである。
しかし、特許文献1に開示されているような揮散装置は、リードを配置し辛く、リードを配置し易くした場合には、容器が転倒した際に容器内部の芳香液がこぼれ出てしまうリスクが高くなるといった問題があった。
このため、リードの配置し易さと、芳香液のこぼれ難さを両立させるために、特許文献2、3に開示されているような揮散装置が提案されている。特許文献2、3に開示されている揮散装置は、芳香液を貯留する容器の開口部の外周に、上方に向かうに従って外側に広がるような傾斜を持たせるという構造を採っている。
実用新案登録第3211864号公報 特許第5319416号公報 特許第5400017号公報
特許文献2、3に開示されているような構造を持つ揮散装置によれば、容器にリードを配置する際、傾斜面がリードを開口部に誘導することとなり、配置の容易性を向上させることができる。また、開口部を窄めることができるため、芳香液がこぼれ出るリスクも抑えることができる。
しかし、リードを用いた揮散装置では、リードの材質や温度、湿度等によっては、芳香液の吸い上げ量が揮散量を上回ることがある。こうした場合、リード内から飽和した芳香液は、接触部に液溜まりを作るように出戻りすることとなる。このため、特許文献1に開示されている揮散装置ではもちろん、特許文献2、3に開示されている揮散装置であっても、開口部に設けられる傾斜面の傾斜角度によっては、出戻った芳香液が容器の外周側へ垂れてしまう虞がある。このため、車中など、高温雰囲気となる環境下では、棒状のリードを用いる揮散装置の設置が懸念されていた。
そこで本発明では、リードから芳香液や消臭液等の被揮散液の出戻りがあった場合でも、容器外部に芳香液が垂れる虞が無い揮散装置用中栓、および揮散装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る揮散装置用中栓は、被揮散液を貯留する容器の開口部に備えられて、前記被揮散液を揮散させるリードを支持する中栓であって、第1開口部と、前記第1開口部よりも小さな開口面積を有するように構成される第2開口部と、前記第2開口部から前記第1開口部と反対側に開口を延設するガイド部と、を備え、前記第1開口部と前記第2開口部との間には前記第1開口部を基点とした凹部を構成する段差部が設けられ、前記ガイド部の下端部における開口縁と前記第2開口部の縁とを結ぶ第1直線L1と前記第2開口部の中心を前記ガイド部の中心に沿って通る中心線Oとの成す角θ1が、前記第1開口部の縁と前記第2開口部の縁とを結ぶ第2直線L2と前記中心線Oとの成す角θ2よりも小さいことを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する揮散装置用中栓では、前記段差部を複数段設けるようにしても良い。このような特徴を有する事によれば、段差部の貯水容量を増やすことができる。また、段差部は、段階的に下側に落ち込むため、一時貯留された被揮散液を第2開口部側へ流し込むことができる。
また、上記のような特徴を有する揮散装置用中栓では、前記段差部の底面に開口を設けるようにしても良い。このような特徴を有することによれば、段差部に一時貯留された被揮散液を開口を通じて中栓の下側(例えば容器の貯留部)に落とし込むことができる。
また、上記のような特徴を有する揮散装置用中栓では、前記第2開口から前記ガイド部の下端にかけて溝を設けるようにしても良い。このような特徴を有することによれば、リードの配置位置が容易に定められることとなる。また、第2開口部にリードを挿入した際の隙間が大きくなるため、段差部に一時貯留された被揮散液を効率的に中栓の下側(例えば容器の貯留部)に落とし込むことが可能となる。
また、上記目的を達成するための本発明に係る揮散装置は、貯留された被揮散液を棒状に形成されたリードにより揮散させる揮散装置であって、上端に位置する第1開口部と、前記第1開口部よりも小さな開口面積を有すると共に、前記第1開口部との間に段差部を有するように設けられる第2開口部と、前記第2開口部を基点として下方側に開口を延設するガイド部と、少なくとも前記第2開口部の下方に位置し、前記被揮散液を貯留する貯留部と、を備え、前記リードを前記ガイド部の下端部における開口縁と前記第2開口部の縁とに接触させた際、前記リードと前記第1開口部との間に間隙が設けられることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する揮散装置では、前記段差部を複数段設けるようにしても良い。このような特徴を有する事によれば、段差部の貯水容量を増やすことができる。また、段差部は、段階的に下側に落ち込むため、一時貯留された被揮散液を貯留部へ流し込むことができる。
また、上記のような特徴を有する揮散装置では、前記段差部の底面に開口を設けるようにしても良い。このような特徴を有することによれば、段差部に一時貯留された被揮散液を開口を通じて貯留部に落とし込むことができる。
さらに、上記のような特徴を有する揮散装置では、前記第2開口から前記ガイド部の下端にかけて溝を設けるようにしても良い。このような特徴を有することによれば、リードの配置位置が容易に定められることとなる。また、第2開口部にリードを挿入した際の隙間が大きくなるため、段差部に一時貯留された被揮散液を効率的に貯留部に落とし込むことが可能となる。
上記のような特徴を有する揮散装置用中栓、および揮散装置によれば、リードから被揮散液の出戻りがあった場合でも、容器外部に被揮散液が垂れる虞が無い。
第1実施形態に係る揮散装置の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る揮散装置の断面構成を示す図である。 第1実施形態に係る揮散装置を構成する容器単体の断面構成を示す図である。 第1実施形態に係る揮散装置を構成する中栓単体の断面構成を示す図である。 第2実施形態に係る揮散装置の断面構成を示す図である。 第2実施形態に係る揮散装置を構成する中栓単体の断面構成を示す図である。 第3実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の断面構成を示す図である。 第3実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の平面構成を示す図である。 第4実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の平面構成を示す図である。 第4実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の断面構成を示す図である。
以下、本発明の揮散装置用中栓および揮散装置に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1から図4を参照して、第1実施形態に係る揮散装置について説明する。なお、図面において図1は、本実施形態に係る揮散装置の構成を示す斜視図であり、図2は、断面構成を示す図である。また、図3は、揮散装置を構成する容器単体の断面構成を示す図であり、図4は、同中栓単体の断面構成を示す図である。
[概要:容器]
本実施形態に係る揮散装置10は、容器12と、この容器12の開口部16に装着される中栓18、およびリード26とを基本として構成されている。容器12は、芳香液や消臭液等の被揮散液を貯留するための要素である。本実施形態に係る容器12は、貯留部14と、開口部16とから成る。貯留部14は、被揮散液を貯留する部位であり、内部に空洞を有する。開口部16は、貯留部14の上部に設けられ、外部領域と貯留部14における空洞とを連通する貫通孔を有している。ここで、貯留部14、開口部16共に、その具体的な形状を問うものでは無いが、本実施形態では、貯留部14の形態として、平面視、側面視ともほぼ矩形を成す形態としている。また、開口部16は、図示しない蓋体を螺合可能なネジ部を外側面に有する円筒状としている。
[中栓]
中栓18は、容器12の開口部16に配置され、詳細を後述するリード26を支持する役割を担う。中栓18は、被揮散液に侵される事の無い樹脂により構成されており、少なくとも第1開口部20と第2開口部22、およびガイド部24とを備えるように構成されている。第1開口部20は、容器12の開口部16に近接配置される開口部である。第1開口部20の外周には、容器12を構成する開口部16の上端を覆うフランジ20aが形成されている。また、フランジ20aにおける開口部16の上端との対向面には、突起20bが設けられている。図示しない蓋体を締め込んだ際、突起20bが開口部16の上端に押し付けられて密閉性を向上させることとなる。これにより、保管時や輸送時に、開口部16と中栓18との隙間から被揮散液が漏れ出す事を防ぐことができる。
また、第2開口部22は、第1開口部20よりも小さな開口面積を有するように構成されている開口部である。第1開口部20と第2開口部22との間には、第1開口部20を基点として凹部を構成する段差部22aが設けられている。
ガイド部24は、第2開口部22を基点として、第1開口部20の配置側と反対側に延設されている筒状体である。このため、第2開口部22とガイド部24の開口は、連通されていることとなる。
上記のような構成の中栓18では、ガイド部24の下端部に位置する開口縁と、第2開口部22の縁を結ぶ直線(第1の直線L1)と、中心線Oとの成す角をθ1とした場合、第1開口部20の縁と第2開口部22の縁を結ぶ直線(第2の直線L2)と、中心線Oとの成す角をθ2と表すことができる。そして、θ1とθ2を比較した場合、θ1<θ2の関係が成り立つように構成されている。このような構成とすることで、詳細を後述するリード26を第2開口部22を介して容器12に挿入した際、リード26の直径に関わらず、リード26が第1開口部20の縁に接触することが無くなるからである。
[リード]
リード26は、容器12を構成する貯留部14に貯留された被揮散液を吸い上げ、揮散させる役割を担う要素である。本実施形態に係るリード26は、繊維材を棒状に形成したものであり毛細管現象により揮散液の吸い上げ、および揮散を成すように構成されている。
[揮散装置]
実施形態に係る揮散装置10では、容器12の開口部16に中栓18を配置し、第2開口部22とガイド部24を介して貯留部14へリード26を挿入する構成としている。ここで、揮散装置10は、リード26をガイド部24の下端部における開口縁と、第2開口部22の縁とに接触させた際、リード26と第1開口部20との間に間隙dが設けられるように構成されている。
間隙dは、リード26の直径が大きいほど大きなものとなる。このため、リード26の直径の如何によっては、中栓18の構造において、θ1<θ2の関係を満たさなくとも間隙dを得ることができる。よって、本発明に係る揮散装置では、少なくともリード26と第1開口部20との間に間隙dを得る構成とし、望ましくは、中栓18において、θ1<θ2の関係を満たす構成としている。
[作用・効果]
このように、揮散装置10全体として、あるいは中栓18単体において、いずれか一方の要件を満たすことで、リード26は、中栓18の第1開口部20に接触することが無くなる。このため、高温雰囲気などにおいて、リード26に吸い上げられた被揮散液が飽和状態となった場合でも、被揮散液は、第2開口部22と第1開口部20との間に形成された段差部22aに貯留されることとなる。なお、段差部22aへの被揮散液の貯留は一時的なものであり、段差部22aに貯留された被揮散液は、第2開口部22、およびガイド部24を介して貯留部14に返送されたり、再びリード26に吸収されて揮散されたりすることとなる。よって、被揮散液が第1開口部20の外周に設けられたフランジ20aを越えて容器12の外周側へ垂れてしまうといった虞は無い。
[第2実施形態]
次に、図5、図6を参照して、第2実施形態に係る揮散装置について説明する。なお、図面において図5は、第2実施形態に係る揮散装置の断面構成を示す図であり、図6は、中栓単体の断面構成を示す図である。また、本実施形態に係る揮散装置の殆どの構成は、上述した第1実施形態に係る揮散装置と同様である。よって、その機能を同様とする箇所には図面に同一符号を付して、詳細な説明を省略することとする。
本実施形態に係る揮散装置10Aと第1実施形態に係る揮散装置10との相違点は、中栓18の構成にある。具体的には、第1実施形態に係る揮散装置10では、中栓18の構成として、第1開口部20と第2開口部22の間に形成される段差部22aを1段としていたのに対し、本実施形態の中栓18Aでは、第1開口部20と第2開口部22の間に複数の段差部22a(図6に示す例では、段差部22a1から段差部22a3の3段)を設ける構成としている。
このように、段差部22aを複数設けた場合であっても、直線L1と直線L2における傾斜角度θ1とθ2の関係を満たすことで、第1実施形態に係る揮散装置10と同様に、リード26に吸い上げられた被揮散液が容器12の外部に垂れる虞が無い。
また、段差部22a1から段差部22a3は、第2開口部22に向けて段階的に下る方向に構成されているため、段差部22a1から段差部22a3に貯留された被揮散液を積極的に貯留部14へ戻す力が働くこととなる。
[第3実施形態]
次に、図7、図8を参照して、第3実施形態に係る揮散装置について説明する。なお、図面において図7は、第3実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の断面構成を示す図であり、図8は、同平面構成を示す図である。また、本実施形態に係る揮散装置10B(図7、図8に示す例では、リードを配置していない状態を示している)も、その殆どの構成は、上述した第1実施形態に係る揮散装置10と同様である。よって、その機能を同様とする箇所には図面に同一符号を付して、詳細な説明を省略することとする。
本実施形態に係る揮散装置10Bと第1実施形態に係る揮散装置10との相違点も、中栓18の構成にある。具体的には、本実施形態に係る中栓18Bでは、第1開口部20と第2開口部22との間に形成した段差部22aの底面に、開口28を設けた点にある。
開口28の形状や配置形態については限定するものではない。図8に示す例では、平面視において第1開口部20や第2開口部22と同心円となる仮想円の円周上に複数(図8に示す例では6つ)、ほぼ矩形の開口28を設けるようにしている。
平坦に形成された段差部22aの底部に開口28を設けることで、段差部22aに貯留された被揮散液を容器12の貯留部14へと積極的に戻すことができる。
このような構成の揮散装置10Bであっても、直線L1と直線L2における傾斜角度θ1とθ2の関係を満たすことで(L1、L2、θ1、θ2については、図4を援用する)、第1実施形態に係る揮散装置10と同様に、リード26に吸い上げられた被揮散液が容器12の外部に垂れる虞が無い。
[第4実施形態]
次に、図9、図10を参照して、第4実施形態に係る揮散装置について説明する。なお、図面において図9は、第4実施形態に係る揮散装置を構成する容器と中栓の平面構成を示す図であり、図10は、同断面構成を示す図である。また、本実施形態に係る揮散装置10C(図9、図10に示す例では、リードを配置していない状態を示している)も、その殆どの構成は、上述した第1実施形態に係る揮散装置10と同様である。よって、その機能を同様とする箇所には図面に同一符号を付して、詳細な説明を省略することとする。
本実施形態に係る揮散装置10Cと第1実施形態に係る揮散装置10との相違点も、中栓18の構成にある。具体的には、本実施形態に係る中栓18Cでは、第2開口部22からガイド部24の下端にかけて、溝30を設けた点にある。
溝30の幅や深さに関しては、限定するものでは無い。第2開口部22の縁に溝30を設けることによれば、棒状に形成されたリード26の配置位置が容易に定められることとなる。また、第2開口部22にリード26を挿入した際の隙間が大きくなるため、段差部22aに一時的に貯留された被揮散液が効率的に貯留部14へ戻すことができるようになる。その他の作用効果については、上述した第1実施形態に係る揮散装置10と同様である。
[応用形態]
上記実施形態では、揮散装置10〜10Cについていずれも、容器12に中栓18〜18Cを配置し、リード26を挿入するという形態とする旨記載している。しかしながら、第1開口部20と第2開口部22、およびガイド部24を備え、直線L1と直線L2における傾斜角度θ1とθ2の関係を満たすことができれば、中栓18〜18Cの構成を容器12の開口部16に備えるようにしても良い。
10,10A,10B,10C………揮散装置、12………容器、14………貯留部、16………開口部、18,18A,18B,18C………中栓、20………第1開口部、20a………フランジ、20b………突起、22………第2開口部、22a………段差部、24………ガイド部、26………リード、28………開口、30………溝。

Claims (8)

  1. 被揮散液を貯留する容器の開口部に備えられて、前記被揮散液を揮散させるリードを支持する中栓であって、
    第1開口部と、
    前記第1開口部よりも小さな開口面積を有するように構成される第2開口部と、
    前記第2開口部から前記第1開口部と反対側に開口を延設するガイド部と、を備え、
    前記第1開口部と前記第2開口部との間には前記第1開口部を基点とした凹部を構成する段差部が設けられ、
    前記ガイド部の下端部における開口縁と前記第2開口部の縁とを結ぶ第1直線L1と前記第2開口部の中心を前記ガイド部の中心に沿って通る中心線Oとの成す角θ1が、前記第1開口部の縁と前記第2開口部の縁とを結ぶ第2直線L2と前記中心線Oとの成す角θ2よりも小さいことを特徴とする揮散装置用中栓。
  2. 前記段差部を複数段設けたことを特徴とする請求項1に記載の揮散装置用中栓。
  3. 前記段差部の底面に開口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の揮散装置用中栓。
  4. 前記第2開口から前記ガイド部の下端にかけて溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載の揮散装置用中栓。
  5. 貯留された被揮散液を棒状に形成されたリードにより揮散させる揮散装置であって、
    上端に位置する第1開口部と、
    前記第1開口部よりも小さな開口面積を有すると共に、前記第1開口部との間に段差部を有するように設けられる第2開口部と、
    前記第2開口部を基点として下方側に開口を延設するガイド部と、
    少なくとも前記第2開口部の下方に位置し、前記被揮散液を貯留する貯留部と、を備え、
    前記リードを前記ガイド部の下端部における開口縁と前記第2開口部の縁とに接触させた際、前記リードと前記第1開口部との間に間隙が設けられることを特徴とする揮散装置。
  6. 前記段差部を複数段設けたことを特徴とする請求項5に記載の揮散装置。
  7. 前記段差部の底面に開口を設けたことを特徴とする請求項5に記載の揮散装置。
  8. 前記第2開口から前記ガイド部の下端にかけて溝を設けたことを特徴とする請求項5に記載の揮散装置。
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