JP2020115285A - 算出装置、算出方法、算出プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1を用いて、実施形態に係る算出装置が実行する提供処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る算出装置が実行する提供処理の一例を示す図である。具体的には、算出装置100は、ユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、ユーザ毎の指標値と、指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する。なお、以下では、コンテンツが動画である場合を例として挙げる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る算出装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る算出装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、算出装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線又は無線で接続され、端末装置10と外部装置50との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、動画情報記憶部121と、指標値情報記憶部122とを有する。
実施形態に係る動画情報記憶部121は、外部装置50から受け付けた動画に関する情報を記憶する。ここで、図3に、実施形態に係る動画情報記憶部121の一例を示す。図3に示した例では、動画情報記憶部121は、「動画ID」、「動画」といった項目を有する。
実施形態に係る指標値情報記憶部122は、ユーザに関する情報に基づいて算出された指標値であって、コンテンツの訴求を示す指標値を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る指標値情報記憶部122の一例を示す。図4に示した例では、指標値情報記憶部122は、「動画ID」、「時間」、「ユーザID」、「興味関心に関する個別指標値」、「感情に関する個別指標値」といった項目を有する。
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、算出装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(算出プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
受付部131は、動画に関する情報を受け付ける。例えば、図1の例では、受付部131は、動画MO1に関する情報を外部装置50から受け付ける。そして、受付部131は、かかる動画MO1に関する情報を動画情報記憶部121に格納する。
取得部132は、各種情報を取得する。具体的には、取得部132は、ユーザに関する情報を取得する。例えば、図1の例では、取得部132は、動画に関する情報に対するクリック数や動画に関する情報を閲覧する時間等に基づいて、ユーザに関する情報を外部装置50から取得する。また、例えば、取得部132は、所定の広告コンテンツに対するユーザの応答に基づく肯定的な印象又は否定的な印象等に基づいて、ユーザに関する情報を外部装置50から取得する。また、例えば、取得部132は、ユーザの興味関心に関する情報を外部装置50から取得する。
算出部133は、取得部132によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、ユーザ毎の指標値と、指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する。具体的には、算出部133は、取得部132によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、指標値として、コンテンツに関するユーザの興味関心の度合いを示す指標値を算出する。また、具体的には、算出部133は、取得部132によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、指標値として、コンテンツに関するユーザの感情に関する度合いを示す指標値を算出する。
生成部134は、算出部133によって算出された指標値と、統計値のうち、平均値とに基づいて、コンテンツの特徴を示す特徴コンテンツを生成する。具体的には、生成部134は、算出部133によって算出された指標値と平均値とに基づいて、指標値が平均値よりも大きい場合に、指標値に対応する特徴コンテンツを生成する。また、具体的には、生成部134は、算出部133によって算出された指標値と平均値とに基づいて、平均値が指標値よりも大きい場合に、平均値に対応する特徴コンテンツを生成する。
提供部135は、生成部134によって生成された特徴コンテンツをユーザに提供する。例えば、図1の例では、提供部135は、ユーザに関する情報を取得したユーザに動画のダイジェストEM1を提供する。
次に、図5を用いて、実施形態に係る算出装置100が実行する算出処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る算出装置が実行する算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
上述した算出装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、算出装置100の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、算出装置100が動画を対象とした算出処理を実行する例を挙げたが、対象とするコンテンツは、如何なるコンテンツであってもよい。例えば、算出装置100が対象とするコンテンツは、静止画像、記事、広告コンテンツ等であってもよい。
上記実施形態では、算出装置100が特徴コンテンツとして動画のダイジェストを生成する生成処理を実行する例を挙げたが、対象とする特徴コンテンツは、如何なるコンテンツであってもよい。例えば、算出装置100が生成する特徴コンテンツは、サムネイル等の静止画像、記事の要約、広告コンテンツ等であってもよい。
上記実施形態では、算出装置100がユーザに関する情報に基づいて、動画の訴求を示す個別指標値を算出する算出処理を実行する例を挙げたが、ユーザに関する情報として、如何なる情報を利用してもよい。例えば、算出装置100の取得部132は、ユーザに関する情報として、ユーザに関する情報として、ユーザの属性に関する情報である属性情報、ユーザの位置情報、閲覧履歴等を取得する。そして、算出装置100の算出部133は、ユーザの属性に関する情報である属性情報、ユーザの位置情報、閲覧履歴等を重みとして加味した上で、個別指標値を算出してもよい。
上記実施形態では、算出装置100がユーザに関する情報に基づいて、個別指標値と統計指標値とを算出する算出処理を実行する例を挙げたが、統計値として、如何なる値を算出してもよい。例えば、算出装置100の算出部133は、ユーザに関する情報に基づいて、統計値として、ユーザ全体の個別指標値の標準偏差を算出してもよい。また、例えば、ユーザに関する情報にユーザの属性に関する情報である属性情報を含むものとする。この場合、算出装置100の算出部133は、ユーザに関する情報に基づいて、統計値として、属性情報を重みとした重み付き平均を算出してもよい。
上記実施形態では、算出装置100が個別指標値と統計指標値との閾値のいずれかが個別指標値又は統計指標値以上である場合に、動画のシーンを選択すると判定する生成処理を実行する例を挙げたが、閾値が個別指標値と統計指標値とで同一の場合に限られない。例えば、算出装置100の生成部134は、個別指標値の所定の閾値が「0.6」であり、統計指標値の所定の閾値が「0.7」であってもよい。
上記実施形態では、算出装置100が個別指標値と統計指標値との閾値のいずれかが個別指標値又は統計指標値以上である場合に、動画のシーンを選択すると判定する生成処理を実行する例を挙げたが、個別指標値と統計指標値との閾値が個別指標値及び統計指標値以上であってもよい。例えば、算出装置100の生成部134が個別指標値と統計指標値との閾値が個別指標値及び統計指標値以上である場合に、動画のシーンを選択するものとする。また、個別指標値と統計指標値との所定の閾値が「0.6」であるものとする。この場合、生成部134は、動画MO1の1番目のシーンに対応する個別指標値「0.1」が閾値よりも小さく、動画MO1の1番目のシーンに対応する統計指標値「0.1」が所定の閾値よりも小さいため、動画MO1の1番目のシーンを選択しないと判定する。また、生成部134は、動画MO1の2番目のシーンに対応する個別指標値「0.3」が閾値よりも小さく、動画MO1の2番目のシーンに対応する統計指標値「0.5」が所定の閾値よりも小さいため、動画MO1の2番目のシーンを選択しないと判定する。
上記実施形態では、算出装置100の提供部135が動画のダイジェストをユーザに提供する提供処理の一例を説明したが、この処理に限られなくともよい。具体的には、提供部135は、生成部134によって生成された特徴コンテンツのランキングであって、個別指標値と統計指標値との大小関係に基づいて決定されたランキングをユーザに提供してもよい。
上記実施形態では、算出装置100の提供部135が動画のダイジェストをユーザに提供する提供処理の一例を説明したが、この処理に限られなくともよい。具体的には、提供部135は、生成部134によって生成された特徴コンテンツのランキングであって、個別指標値と統計指標値との大小関係と、個別指標値から統計指標値を引いた差分の大小関係とに基づいて決定されたランキングをユーザに提供してもよい。
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10、外部装置50及び算出装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、算出装置100を例に挙げて説明する。図9は、算出装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
上述してきたように、実施形態に係る算出装置100は、取得部132と、算出部133とを有する。取得部132は、ユーザに関する情報を取得する。算出部133は、取得部132によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、ユーザ毎の指標値と、指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する。
10 端末装置
50 外部装置
100 算出装置
110 通信部
120 記憶部
121 動画情報記憶部
122 指標値情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 取得部
133 算出部
134 生成部
135 提供部
Claims (16)
- ユーザに関する情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、前記ユーザ毎の指標値と、当該指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する算出部と、
を備えたことを特徴とする算出装置。 - 前記算出部によって算出された指標値と、前記統計値のうち、平均値とに基づいて、前記コンテンツの特徴を示す特徴コンテンツを生成する生成部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された指標値と平均値とに基づいて、前記指標値が前記平均値よりも大きい場合に、前記指標値に対応する前記特徴コンテンツを生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された指標値と平均値とに基づいて、前記平均値が前記指標値よりも大きい場合に、前記平均値に対応する前記特徴コンテンツを生成する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された指標値と平均値とに基づいて、前記特徴コンテンツとして、前記コンテンツの特徴を含む動画であって、前記コンテンツを編集した動画を生成する、
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された動画の時間変動毎の所定の指標値と所定の平均値との大小関係に対応するシーンに基づいて、編集した動画を生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された指標値と平均値とに基づいて、前記特徴コンテンツとして、前記コンテンツの特徴を含む静止画像を生成する、
ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記生成部は、
前記算出部によって算出された指標値と平均値とに基づいて、前記特徴コンテンツとして、前記コンテンツの特徴を含む記事であって、前記コンテンツを要約した記事を生成する、
ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記生成部によって生成された特徴コンテンツをユーザに提供する提供部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2〜8のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記提供部は、
前記生成部によって生成された特徴コンテンツのランキングであって、前記指標値と前記平均値との大小関係に基づいて決定されたランキングを前記ユーザに提供する、
ことを特徴とする請求項9に記載の算出装置。 - 前記算出部は、
前記取得部によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、前記指標値として、前記コンテンツに関するユーザの興味関心の度合いを示す指標値を算出する、
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記算出部は、
前記取得部によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、前記指標値として、前記コンテンツに関するユーザの感情に関する度合いを示す指標値を算出する、
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の算出装置。 - 前記算出部は、
前記取得部によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、前記指標値として、前記コンテンツに関する肯定的な印象を有するユーザの感情に関する度合いを示す指標値を算出する、
ことを特徴とする請求項12に記載の算出装置。 - 前記算出部は、
前記取得部によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、前記指標値として、前記コンテンツに関する否定的な印象を有するユーザの感情に関する度合いを示す指標値を算出する、
ことを特徴とする請求項12に記載の算出装置。 - コンピュータが実行する算出方法であって、
ユーザに関する情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、前記ユーザ毎の指標値と、当該指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する算出工程と、
を含むことを特徴とする算出方法。 - ユーザに関する情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得されたユーザに関する情報に基づいて、コンテンツの訴求を示す指標値であって、前記ユーザ毎の指標値と、当該指標値と比較対象となる指標値の複数のユーザに対する統計値とを算出する算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする算出プログラム。
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C13 | Notice of reasons for refusal |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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