JP2020114046A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機の冷却構造において回転センサの冷却性能を高める。【解決手段】回転電機においてハウジングは筒状部31を有している。筒状部31には、冷媒を流通させる環状の冷媒通路43が設けられている。冷媒通路43は、軸方向に蛇行するように形成され、かつ軸方向において第1端側での径方向の通路幅が、第2端側での径方向の通路幅に比べて狭められている。また、冷媒通路43は、第1端側に、冷媒が周方向に流れる周方向通路部57を有しており、周方向通路部57は、上流側の入口部57aと下流側の出口部57bとの間の中間部57cで、入口部及び出口部に比べて通路開口面積が拡張される構成となっている。【選択図】 図4

Description

本発明は、回転電機に関するものである。
従来、回転電機において、筒状体よりなるハウジングの筒状部に冷媒通路を設け、その冷媒通路を流れる冷媒により固定子等を冷却する構成が提案されている。例えば特許文献1に記載の車両電動モータでは、冷媒通路を、冷媒流入口から冷媒流出口までの間において軸方向に蛇行させて設ける構成としている。具体的には、ハウジングの筒状部において、軸方向に延びる複数の仕切り壁を周方向に互いに離間させて設けるとともに、周方向に隣り合う各仕切り壁の軸方向端部に互い違いで連通部を設けることで、蛇行して連なる直列の冷媒通路が形成されるものとなっている。この場合、冷媒が、軸方向の流れの向きを交互に反転しつつ、冷媒流入口から冷媒流出口に向けて流れる構成となっている。
特開2008−253024号公報
ところで、回転電機には、回転状態を検出するためにレゾルバ等の回転センサが設けられており、その回転センサでは、回転電機における熱の影響を受けることが検出誤差の要因になると考えられる。そのため、回転センサの検出精度を維持するには、回転電機の駆動時における熱の影響を受けないようにすることが必要であると考えられる。この点、既存技術においては、回転センサを適正に冷却する上で改善の余地があると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、回転電機の冷却構造において回転センサの冷却性能を高めることにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
手段1は、
回転軸に一体回転可能に設けられた回転子と、
前記回転子に径方向に対向配置された固定子と、
径方向内側又は外側に前記固定子が組み付けられる筒状部を有するハウジングと、
前記回転軸の軸方向において回転電機の一端側である第1端側と他端側である第2端側とのうち第1端側に設けられ、前記回転子の回転状態を検出する回転センサと、
を備える回転電機であって、
前記筒状部は、径方向内外に対向する内壁部と外壁部とを有し、それら内壁部及び外壁部の間に、冷媒を流通させる環状の冷媒通路が設けられており、
前記冷媒通路は、
軸方向に蛇行するように形成され、かつ前記第1端側での径方向の通路幅が、前記第2端側での径方向の通路幅に比べて狭められており、
前記第1端側に、冷媒が周方向に流れる端側通路部を有しており、
前記端側通路部は、上流側の入口部と下流側の出口部との間の中間部で、前記入口部及び前記出口部に比べて通路開口面積が拡張されている。
上記構成の回転電機では、回転軸の軸方向において回転電機の一端側である第1端側と他端側である第2端側とのうち第1端側に回転センサが設けられており、その回転センサでの検出精度を維持するには、回転電機で生じる熱の影響を受けなくすることが望ましい。この点において、ハウジングの筒状部には、径方向内外に対向する内壁部と外壁部との間に環状の冷媒通路が設けられており、その冷媒通路は、軸方向に蛇行するように形成され、かつ第1端側での径方向の通路幅が、第2端側での径方向の通路幅に比べて狭められている。この場合、冷媒通路では、第1端側での径方向の通路幅が狭められていることで、第1端側での冷媒の流速が速められ、その第1端側に設けられた回転センサを冷却する上で有利な構成となっている。
ただし、上記のとおり第1端側での径方向の通路幅が狭められている構成では、冷媒通路の壁面付近において流れの剥離が生じ、それに起因して冷媒の流れに淀みが生じることが考えられる。より具体的には、冷媒の流れの向きが軸方向から周方向に変化する曲がり部分、及び冷媒の流れの向きが周方向から軸方向に変化する曲がり部分での淀みの発生が懸念される。この場合、冷媒通路内に形成された淀み部分に、冷媒通路内で温度上昇した冷媒(温水)が滞留することで、冷却効率の低下が懸念される。
この点、冷媒通路における第1端側に、冷媒が周方向に流れる端側通路部を設け、その端側通路部を、上流側の入口部と下流側の出口部との間の中間部で、入口部及び出口部に比べて通路開口面積が拡張されている構成とした。かかる構成では、冷媒は、冷媒通路に沿って蛇行するように流れ、軸方向端部である第1端側で端側通路部(詳しくは端側通路部の中間部)を通過して軸方向に折り返す際に、端側通路部での通路開口面積の変化に起因する流速の減少が生じる。この場合、端側通路部で流速が減少することで、冷媒通路の壁面付近での流れの剥離に起因する冷媒の淀み(特に第1端側において冷媒の流れの向きが軸方向と周方向とで切り替わる曲がり部分での淀み)の発生が抑制され、第1端側での冷却性能の低下が抑制される。その結果、回転電機において回転センサの冷却を好適に実施することができる。
手段2では、手段1において、前記端側通路部は、前記入口部及び前記出口部で軸方向の通路幅が狭く、かつ前記中間部で軸方向の通路幅が拡張されている。
上記構成では、端側通路部において、中間部での軸方向の通路幅が入口部及び出口部における軸方向の通路幅よりも拡張されていることで、中間部での通路開口面積が入口部及び出口部よりも拡張されている。この場合、端側通路部は、冷媒の流れにおいて軸方向の折り返し部分であり、端側通路部の中間部で軸方向の通路幅が拡張されていることにより、その拡張部分に冷媒が流れ込み易くなる。これにより、端側通路部での流速の減少を確実に生じさせ、冷媒通路の壁面付近での冷媒の淀み抑制の効果を高めることができる。
手段3では、手段2において、前記端側通路部の前記中間部は、その軸方向両側において、前記入口部及び前記出口部に対して軸方向の通路幅が拡張された形状となっている。
この場合、端側通路部の中間部では軸方向両側に通路幅が拡張されているため、端側通路部での冷媒流速の低減効果を高めることができる。
手段4では、手段2又は3において、前記端側通路部における軸方向両側の通路壁のうち少なくともいずれかが、通路外側に凸となる円弧状に形成されることにより、前記中間部で軸方向の通路幅が拡張されている。
この場合、端側通路部の中間部では、冷媒の流れに淀み(乱れ)が生じつつも、下流側への冷媒の通過が促される。これにより、冷媒通路内で温度上昇した冷媒(温水)が滞留することを極力抑制できる。
手段5では、手段2乃至4のいずれか1つにおいて、前記筒状部には、前記端側通路部の軸方向外側となる通路壁に、軸方向内側に突出する突出部が形成されており、その突出部により、前記入口部と前記出口部とで軸方向の通路幅が狭められている。
冷媒通路において冷媒が第1端側で軸方向に折り返す際には、冷媒は、通路外周側、すなわち端側通路部の軸方向外側となる通路壁に沿って流れる。ここで、端側通路部の軸方向外側となる通路壁に突出部が形成されていることで、その通路壁に突出部が形成されていない構成に比べて、端側通路部での冷媒流速の低減効果を高めることができる。
手段6では、手段1乃至5のいずれか1つにおいて、前記端側通路部は、前記中間部で、前記入口部及び前記出口部よりも径方向の通路幅が拡張されている。
この場合、径方向に拡張された拡張部分に冷媒が流入することにより端側通路部での流速の減少を生じさせることができる。
手段7では、手段1乃至6のいずれか1つにおいて、前記冷媒通路において軸方向に冷媒が流れる軸方向通路部の周方向の通路幅が、前記第2端側から前記第1端側に近づくにつれて徐々に狭くなっている。
軸方向通路部において第1端側となる領域は、冷媒の流れが軸方向から周方向に切り替わる領域、又は冷媒の流れが周方向から軸方向に切り替わる領域である。上記構成によれば、冷媒通路の第1端側で冷媒の流れが軸方向と周方向とで切り替わる領域において冷媒の流れがスムーズになり、通路壁面からの流れの剥離を抑制できる。これにより、第1端側での冷却性能を高めることができる。
手段8では、手段1乃至7のいずれか1つにおいて、前記冷媒通路において軸方向に冷媒が流れる軸方向通路部は、前記第1端側での折り返し部分の外周側通路壁がアール形状又は面取り形状に形成されている。
軸方向通路部において第1端側となる領域は、冷媒の流れが軸方向から周方向に切り替わる領域、又は冷媒の流れが周方向から軸方向に切り替わる領域である。上記構成によれば、冷媒通路の第1端側で冷媒の流れが軸方向と周方向とで切り替わる領域において冷媒の流れがスムーズになり、通路壁面からの流れの剥離を抑制できる。これにより、第1端側での冷却性能を高めることができる。
回転電機の縦断面図。 ハウジングから冷媒通路のみを抽出して示す冷媒通路の斜視図。 冷媒通路を軸方向において第1端側から見た平面図。 環状の冷媒通路を平面展開して示す筒状部の断面図。 冷媒通路における周方向通路部の構成を拡大して示す断面図。 別例において環状の冷媒通路を平面展開して示す筒状部の断面図。 別例における回転電機の縦断面図。 別例における回転電機の縦断面図。 別例における冷媒通路を示す斜視図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態における回転電機は、例えば車両動力源として用いられるものとなっている。ただし、回転電機は、産業用、車両用、船舶用、航空機用、家電用、OA機器用、遊技機用などとして広く用いられることが可能となっている。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一又は均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る回転電機10は、インナロータ式(内転式)の多相交流モータであり、その概要を図1に示す。図1は、回転電機10の回転軸11に沿う方向での回転電機10の縦断面を示す縦断面図である。回転電機10は、例えば同期モータ又は誘導モータである。以下の記載では、回転軸11の延びる方向を軸方向とし、回転軸11を中心とする放射状の方向を径方向とし、回転軸11を中心とする円周状の方向を周方向としている。
回転電機10は、回転軸11に一体回転可能に設けられた回転子12と、回転子12を包囲する位置に設けられた固定子13と、これら回転子12及び固定子13を収容するハウジング14と、ハウジング14の軸方向の一端側に固定されたカバー15とを備えている。回転子12及び固定子13は、径方向に互いに対向した状態で同軸に配置されている。ハウジング14は、軸方向の一端側に開口する有底筒状をなしており、その開口端部に、ボルト等よりなる不図示の締結具によりカバー15が取り付けられている。ハウジング14及びカバー15には軸受17,18が設けられ、この軸受17,18により回転軸11及び回転子12が回転自在に支持されている。
回転子12は、周知のとおり例えば、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されてなり回転軸11に固定された回転子コアと、その回転子コアに保持された複数の永久磁石とを有している。また、固定子13は、円環状の固定子コア21と、固定子コア21に巻装状態で一体化された多相の固定子巻線22とを備えている。固定子コア21は、円環状の複数の電磁鋼板を軸方向に積層し、カシメ等により固定することで構成されている。固定子巻線22は、例えば3相巻線であり、U相巻線、V相巻線及びW相巻線が星形結線(Y結線)されることで構成されている。ただし、固定子巻線22は、3相の相巻線がΔ結線されている構成であってもよい。
ハウジング14は、円筒状をなし径方向内側に固定子13が組み付けられる筒状部31と、筒状部31の軸方向両端側のうちカバー15とは逆側に設けられた端板部32とを有している。ハウジング14の筒状部31には、固定子13が焼嵌め、圧入などの手段により締め代をもって固定されている。
端板部32には、回転軸11を挿通させる貫通孔33が形成されており、その貫通孔33内には、一対の軸受17,18のうち一方の軸受18が固定されている。また、貫通孔33内には、回転子12の回転状態を検出する回転センサ34が設けられている。回転センサ34は、例えばレゾルバにより構成される電磁誘導式の回転角度センサであり、回転軸11に固定されたレゾルバロータ34aと、そのレゾルバロータ34aの径方向外側に対向配置されたレゾルバステータ34bとを備えている。レゾルバロータ34aは、円板リング状をなしており、回転軸11を挿通させた状態で、回転軸11に同軸で設けられている。レゾルバステータ34bは、不図示のステータコアとステータコイルとを有し、ハウジング14の端板部32に固定されている。
固定子巻線22の軸方向両端側にはそれぞれコイルエンド23A,23Bが設けられており、そのうち一方の側、具体的にはハウジング14の端板部32の側のコイルエンド23Aでは3相の相巻線が中性点接続されている。3相の相巻線は中性点バスバーにより互いに接続されていてもよい。また、同じコイルエンド23Aの側には、相ごとに巻線端子24が取り付けられている。巻線端子24は、端板部32に設けられた孔35から、ハウジング14の外側に引き出されており、その巻線端子24に不図示の電力ハーネスが接続されるようになっている。
本実施形態では、回転電機10の軸方向においてハウジング14の端板部32側とカバー15側とのうちハウジング14の端板部32側が「第1端側」であり、カバー15側が「第2端側」である。固定子巻線22のコイルエンド23A,23Bで言えば、コイルエンド23A側が第1端側であり、コイルエンド23B側が第2端側である。第1端側及び第2端側のうち第1端側に、回転センサ34や、固定子巻線22の中性点バスバー、巻線端子24が設けられている。
上記構成の回転電機10は、不図示のインバータや制御部により固定子巻線22の通電状態が制御されるようになっており、その通電制御により、力行時及び発電時のトルクが制御される。
また、回転電機10は、冷却水等の冷媒を用いた冷却構造を有しており、その冷却構造について以下に説明する。なお、冷媒としては、冷却水以外に、潤滑油などの液体を用いることが可能である。
ハウジング14において筒状部31は、径方向内外に互いに離間した状態で対向する内壁部41と外壁部42とを有しており、それら内壁部41及び外壁部42の間に、冷媒を流通させる環状の冷媒通路43が設けられている。本実施形態では、内壁部41と外壁部42とを互いに異なる別部材により構成しており、内壁部41を形成する内側筒部と、外壁部42を形成する外側筒部とを径方向内外に組み付けることにより、これら両者の間に冷媒通路43が形成されている。
インナロータ式の回転電機10の場合、内壁部41が固定子13側の壁部であり、外壁部42が反固定子側の壁部である。冷媒通路43は、軸方向において固定子コア21と径方向内外に重複する位置に設けられている。冷媒通路43の軸方向の両端では、内壁部41及び外壁部42が一体となることで、冷媒通路43が閉塞されている。
以下に、冷媒通路43について詳しく説明する。図2は、ハウジング14から冷媒通路43のみを抽出して示す冷媒通路43の斜視図であり、図3は、冷媒通路43を軸方向において第1端側から見た平面図である。図3では、固定子13とハウジング14の筒状部31とを仮想線(一点鎖線)にて示している。また、図4は、環状の冷媒通路43を平面展開して示す筒状部31の断面図である。図2、図4では、下側が第1端側であり、上側が第2端側である。
冷媒通路43は、固定子13の周囲を環状に冷媒を流通させる通路として形成されており、筒状部31に設けられた入口ポート44と出口ポート45とを介して冷媒通路43内を冷媒が循環する。図3に示すように、これら各ポート44,45には、循環経路を形成する冷媒配管46が接続されており、その冷媒配管46には、ポンプ47と放熱装置48とが設けられている。ポンプ47は例えば電動ポンプである。放熱装置48は、例えば冷媒の熱を大気放出するラジエータである。冷媒は、冷媒配管46から入口ポート44を介して冷媒通路43に流入し、冷媒通路43を通過した後、出口ポート45から冷媒配管46に流出する。また、冷媒は、冷媒配管46で冷却された後、再び入口ポート44を介して冷媒通路43に流入する。
冷媒通路43は、固定子13の周囲において軸方向に蛇行するようにして冷媒を流通させる構成となっており、ハウジング14の筒状部31において軸方向一端側と他端側(すなわち第1端側と第2端側)を交互に行き来しつつ冷媒を流通させる。より具体的には、図4に示すように、筒状部31には、周方向(図の左右方向)に、軸方向に延びる複数の仕切り部51,52,53が設けられており、その仕切り部51〜53により、冷媒が、筒状部31の軸方向一端側及び他端側での折り返しを行いつつ冷媒通路43内を流通する。仕切り部51〜53は、筒状部31を構成する内壁部41及び外壁部42のいずれかから径方向に突出するようにして形成されているとよい。また、仕切り部51〜53は、内壁部41及び外壁部42においてそれぞれ径方向に突出する突出部により形成されていてもよい。
仕切り部51〜53は、第1端側及び第2端側を軸方向に繋ぐように設けられた第1仕切り部51と、第1端側から軸方向に延びかつ第2端側で途切れるように設けられた第2仕切り部52と、第2端側から軸方向に延びかつ第1端側で途切れるように設けられた第3仕切り部53とよりなる。このうち、第1仕切り部51は、冷媒通路43において入口ポート44側と出口ポート45側とを周方向に仕切るために設けられている。また、第2仕切り部52は、冷媒通路43において冷媒を第2端側で折り返させるために設けられ、第3仕切り部53は、冷媒通路43において冷媒を第1端側で折り返させるために設けられている。図4には、冷媒通路43内における冷媒の流れが矢印にて示されている。
冷媒通路43は、軸方向に冷媒が流れる軸方向通路部55,56と、周方向に冷媒が流れる周方向通路部57,58とを有している。軸方向通路部55,56は周方向に交互に設けられ、周方向通路部57,58は周方向に交互に設けられている。この場合、冷媒は、軸方向通路部55において第2端側から第1端側に向けて軸方向に流れ、その後、第1端側の周方向通路部57を周方向に流れ、その後、軸方向通路部56において第1端側から第2端側に向けて軸方向に流れ、その後、第2端側の周方向通路部58を周方向に流れる。なお、周方向通路部57,58のうち第1端側の周方向通路部57が「端側通路部」に相当する。
また。本実施形態では特に、冷媒通路43における径方向の通路幅(径方向の厚さ寸法)が軸方向で異なっており、図1で言えば、第1端側(ハウジング14の端板部32側)では冷媒通路43の径方向の通路幅W1が小さく、第2端側(カバー15側)では冷媒通路43の径方向の通路幅W2が大きくなっている。図1において、W1<W2である。図3では、冷媒通路43を、軸方向において第1端側から見ていることから、手前側が幅狭になっている。この場合、図4に示す冷媒の流れでは、通路開口面積の広い第2端側を冷媒が流れる際に流速が小さくなり、逆に通路開口面積の狭い第1端側を冷媒が流れる際に流速が大きくなる。そのため、冷媒通路43内を冷媒が流れる際には、冷媒通路43内に流速の大小が異なる流速分布が形成される。
上記のとおり冷媒通路43において軸方向で冷媒の流速に差異を設けたことにより、ハウジング14において第1端側と第2端側とで冷却能力に違いが生じる。この場合、第1端側では、第2端側に比べて流速が大きいことから冷却性能が高められる。回転電機10では、第1端側に例えば回転センサ34が設けられており、その第1端側での冷媒の流速が速められていることにより、回転センサ34の冷却を好適に実施してその検出精度を維持できるものとなっている。
ところで、冷媒通路43の端1端側では、冷媒の流速が速くなることでの冷却能力の向上が見込まれるが、その第1端側では、第2端側に比べて径方向の通路幅が狭められていることにより軸方向通路部55,56の壁面付近において流れの剥離が生じ、それに起因して冷媒の流れに淀みが生じることが考えられる。より具体的には、冷媒の流れの向きが軸方向から周方向に変化する曲がり部分、及び冷媒の流れの向きが周方向から軸方向に変化する曲がり部分での淀みの発生が懸念される。この場合、冷媒通路43内に形成された淀み部分に、冷媒通路43内で温度上昇した冷媒(温水)が留まることで、冷却効率の低下が懸念される。
そこで本実施形態では、周方向通路部57を、上流側の入口部57aと下流側の出口部57bとで軸方向の通路幅が狭く、かつその間の中間部57cで軸方向の通路幅が拡張される構成としている。これにより、冷媒通路43を流れる冷媒が周方向通路部57を通過して軸方向に折り返す際に、周方向通路部57で通路開口面積の変化に伴う流速の減少を生じさせて、冷媒の流れが軸方向と周方向とで変化する曲がり部分(軸方向通路部55,56における第1端側)での淀みの発生を抑制するものとしている。
周方向通路部57のより詳細な構成を、図5を用いて説明する。周方向通路部57は、その軸方向両側に位置し互いに対向する通路壁61,62により軸方向に区画されており、それら通路壁61,62が、通路外側に凸となる円弧状に形成されていることで、中間部57cにおける軸方向の通路幅が拡張されている。なお、通路壁62は、第2仕切り部52の軸方向先端面により構成されている。この場合、周方向通路部57の中間部57cは、軸方向両側で入口部57a及び出口部57bに対して通路幅が拡張された形状となっている。これにより、中間部57cでの通路開口面積が入口部57a及び出口部57bよりも拡張されている。
またこの場合、軸方向外側の通路壁61には、軸方向内側(相対する通路壁62側)に突出する一対の突出部61aが形成されるとともに、軸方向外側の通路壁62には、軸方向外側(相対する通路壁61側)に突出する一対の突出部62aが形成されており、これら突出部61a,62aにより、入口部57aと出口部57bとで軸方向の通路幅が狭められている。
また、冷媒通路43においては、軸方向通路部55,56の周方向の通路幅が、第2端側から第1端側に近づくにつれて徐々に狭くなっている。具体的には、軸方向通路部55,56を周方向に区画する通路壁63、すなわち仕切り部52,53の周方向側面である通路壁63が、軸方向に斜めとなる向きで設けられており、これにより、軸方向通路部55,56の周方向の通路幅が、第2端側から第1端側に近づくにつれて徐々に狭くなっている。
また、軸方向通路部55,56は、第1端側で周方向通路部57に繋がっており、それら各通路部55〜57の繋がりにより冷媒の流れが折り返されるようになっている。この場合、軸方向通路部55,56において、第1端側での折り返し部分でその外周側通路壁(図のA部分)がアール形状に形成されている。なお、当該A部分が、アール形状でなく面取り形状に形成されていてもよい。
以下に、本実施形態における回転電機10の作用と効果とを説明する。
上記構成の回転電機10では、ハウジング14の筒状部31の冷媒通路43が、軸方向に蛇行するように形成され、かつ第1端側での径方向の通路幅が、第2端側での径方向の通路幅に比べて狭められている。この場合、冷媒通路43では、第1端側での径方向の通路幅が狭められていることで、第1端側での冷媒の流速が速められ、その第1端側に設けられた回転センサ34を冷却する上で有利な構成となっている。
また、冷媒通路43における第1端側に、冷媒が周方向に流れる周方向通路部57を設け、その周方向通路部57を、入口部57aと出口部57bとの間の中間部57cで、入口部57a及び出口部57bに比べて通路開口面積が拡張されている構成とした。かかる構成では、冷媒通路43を流れる冷媒は、冷媒通路43に沿って蛇行するように流れ、軸方向端部である第1端側で周方向通路部57の中間部57cを通過して軸方向に折り返す際に、周方向通路部57での通路開口面積の変化に起因する流速の減少が生じる。この場合、周方向通路部57で流速が減少することで、軸方向通路部55,56の壁面付近での流れの剥離に起因する冷媒の淀み(すなわち第1端側において冷媒の流れの向きが軸方向と周方向とで切り替わる曲がり部分での淀み)の発生が抑制され、第1端側での冷却性能の低下が抑制される。その結果、回転電機10において回転センサ34の冷却を好適に実施することができる。
また、回転電機10の第1端側には、回転センサ34以外に、固定子巻線22の中性点バスバーや巻線端子24が設けられており、これらについても好適に冷却することができる。
また、上記構成によれば、第1端側において冷媒の流れが軸方向と周方向とで切り替わる曲がり部分での淀みの発生が抑制されることにより、仮に冷媒通路43内に空気の泡が流れ込んでも、その泡が淀みに留まり、それに起因して冷却効率が低下するといった不都合も抑制される。
また、冷媒通路43において、第2端側では第1端側に比べて径方向の通路幅が拡げられているため、その第2端側での圧力損失が抑えられる。したがって、冷媒通路43に冷媒を流通させるポンプ47の負荷軽減を図ることができる。
周方向通路部57において、入口部57a及び出口部57bで軸方向の通路幅が狭く、かつ中間部57cで軸方向の通路幅が拡張されていることで、中間部57cでの通路開口面積が入口部57a及び出口部57bよりも拡張されている構成とした。この場合、周方向通路部57は、冷媒の流れにおいて軸方向の折り返し部分であり、周方向通路部57の中間部57cで軸方向の通路幅が拡張されていることにより、その拡張部分に冷媒が流れ込み易くなる。これにより、周方向通路部57での流速の減少を確実に生じさせ、軸方向通路部55,56の壁面付近での冷媒の淀み抑制の効果を高めることができる。
周方向通路部57の中間部57cを、その軸方向両側において、入口部57a及び出口部57bに対して軸方向の通路幅が拡張された形状とした。これにより、周方向通路部57での冷媒流速の低減効果を高めることができる。
周方向通路部57における軸方向両側の通路壁61,62を、通路外側に凸となる円弧状に形成することで、中間部57cで軸方向の通路幅を拡張する構成とした。この場合、周方向通路部57の中間部57cでは、冷媒の流れに淀み(乱れ)が生じつつも、下流側への冷媒の通過が促される。これにより、冷媒通路43内で温度上昇した冷媒(温水)が滞留することを極力抑制できる。
ハウジング14の筒状部31において、周方向通路部57の軸方向外側となる通路壁61に、軸方向内側に突出する突出部61aを形成し、その突出部61aにより、入口部57aと出口部57bとで軸方向の通路幅を狭める構成とした。冷媒通路43において冷媒が第1端側で軸方向に折り返す際には、冷媒は、通路外周側、すなわち周方向通路部57の軸方向外側となる通路壁62に沿って流れる。ここで、周方向通路部57の軸方向外側となる通路壁61に突出部61aが形成されていることで、その通路壁61に突出部61aが形成されていない構成に比べて、周方向通路部57での冷媒流速の低減効果を高めることができる。
冷媒通路43において軸方向通路部55,56の周方向の通路幅を、第2端側から第1端側に近づくにつれて徐々に狭くした。また、冷媒通路43の軸方向通路部55,56において、第1端側での折り返し部分の外周側通路壁をアール形状又は面取り形状に形成した。
軸方向通路部55,56において第1端側となる領域は、冷媒の流れが軸方向から周方向に切り替わる領域、又は冷媒の流れが周方向から軸方向に切り替わる領域である。上記構成によれば、冷媒通路43の第1端側で冷媒の流れが軸方向と周方向とで切り替わる領域において冷媒の流れがスムーズになり、通路壁面からの流れの剥離を抑制できる。これにより、第1端側での冷却性能を高めることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態を例えば次のように変更してもよい。
・上記実施形態の回転電機10では、図4に示すように、周方向通路部57における軸方向両側の通路壁61,62を、通路外側に凸となる円弧状に形成する構成としたが、これを変更してもよい。例えば、通路壁61と通路壁62のいずれかを、通路外側に凸となる円弧状に形成する構成としてもよい。図6には、軸方向両側の通路壁61,62のうち軸方向外側の通路壁61のみを、通路外側に凸となる円弧状に形成した構成を示す。この場合、軸方向における通路外側と通路内側とのうち通路外側に通路幅を拡張することが望ましい。また、周方向通路部57において、通路壁61,62を多角形状(三角形状、四角形状等)で突出するように形成してもよい。
図6では、上記以外にも構成の一部を変更しており、それらは別例として適宜用いることが可能である。すなわち、図6では、仕切り部52,53の周方向側面である通路壁が、軸方向に平行に形成されている。
・図7に示すように、ハウジング14において、筒状部31における内壁部41と外壁部42とを、別部材でなく一体部材により構成してもよい。この場合、ハウジング14を、中子を用いた鋳造により作製するとよい。
また、図8に示すように、ハウジング14において、筒状部31と端板部32とを別部材で構成し、それらをボルト等よりなる不図示の締結具による結合するようにしてもよい。
・冷媒通路43を図9(a)、(b)のように構成してもよい。これら図9(a)、(b)では、周方向通路部57の中間部57cで、入口部57a及び出口部57bよりも径方向の通路幅が拡張されている。この場合、周方向通路部57において、径方向に拡張された拡張部分に冷媒が流入することにより周方向通路部57での流速の減少を生じさせることができる。ここで、図9(a)には、中間部57cが軸方向及び径方向に拡張された構成を示し、図9(b)には、中間部57cが径方向にのみ拡張された構成を示している。
なお、中間部57cにおいて径方向の通路幅を拡張する場合、径方向外側と内側とのうち径方向外側に通路幅を拡張するとよい。この場合、径方向内側に通路幅を拡張する構成に比べて周方向通路部57の拡張部分に冷媒が流れ込み易くなり、周方向通路部57での流速の減少を確実に生じさせ、軸方向通路部55,56の壁面付近での冷媒の淀み抑制の効果を高めることができる。
・上記実施形態では、回転電機10の軸方向においてハウジング14の端板部32側を第1端側とし、カバー15側を第2端側としたが、これを変更し、カバー15側を第1端側とし、ハウジング14の端板部32側を第2端側とする構成であってもよい。この場合、カバー15側に、回転センサ34や、固定子巻線22の中性点バスバー、巻線端子24が設けられているとよい。
・冷媒通路43内を流通させる冷媒として気体を用いることも可能である。
・上記実施形態では、インナロータ式の回転電機10での適用例を説明したが、これに代えて、アウタロータ式の回転電機での適用も可能である。アウタロータ式の回転電機では、周知のとおり固定子13の径方向外側に回転子12が対向配置されている。この場合、固定子13の径方向内側に、ハウジング14の筒状部31が組み付けられる。また、上記と同様に筒状部31において内壁部41と外壁部42との間に冷媒通路43が設けられている。
10…回転電機、11…回転軸、12…回転子、13…固定子、14…ハウジング、31…筒状部、34…冷媒通路、41…内壁部、42…外壁部、43…冷媒通路、57…周方向通路部(端側通路部)、57a…入口部、57b…出口部、57c…中間部。

Claims (8)

  1. 回転軸(11)に一体回転可能に設けられた回転子(12)と、
    前記回転子に径方向に対向配置された固定子(13)と、
    径方向内側又は外側に前記固定子が組み付けられる筒状部(31)を有するハウジング(14)と、
    前記回転軸の軸方向において回転電機(10)の一端側である第1端側と他端側である第2端側とのうち第1端側に設けられ、前記回転子の回転状態を検出する回転センサ(34)と、
    を備える回転電機(10)であって、
    前記筒状部は、径方向内外に対向する内壁部(41)と外壁部(42)とを有し、それら内壁部及び外壁部の間に、冷媒を流通させる環状の冷媒通路(43)が設けられており、
    前記冷媒通路は、
    軸方向に蛇行するように形成され、かつ前記第1端側での径方向の通路幅が、前記第2端側での径方向の通路幅に比べて狭められており、
    前記第1端側に、冷媒が周方向に流れる端側通路部(57)を有しており、
    前記端側通路部は、上流側の入口部(57a)と下流側の出口部(57b)との間の中間部(57c)で、前記入口部及び前記出口部に比べて通路開口面積が拡張されている回転電機。
  2. 前記端側通路部は、前記入口部及び前記出口部で軸方向の通路幅が狭く、かつ前記中間部で軸方向の通路幅が拡張されている請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記端側通路部の前記中間部は、その軸方向両側において、前記入口部及び前記出口部に対して軸方向の通路幅が拡張された形状となっている請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記端側通路部における軸方向両側の通路壁(61,62)のうち少なくともいずれかが、通路外側に凸となる円弧状に形成されることにより、前記中間部で軸方向の通路幅が拡張されている請求項2又は3に記載の回転電機。
  5. 前記筒状部には、前記端側通路部の軸方向外側となる通路壁(61)に、軸方向内側に突出する突出部(61a)が形成されており、その突出部により、前記入口部と前記出口部とで軸方向の通路幅が狭められている請求項2乃至4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記端側通路部は、前記中間部で、前記入口部及び前記出口部よりも径方向の通路幅が拡張されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記冷媒通路において軸方向に冷媒が流れる軸方向通路部(55,56)の周方向の通路幅が、前記第2端側から前記第1端側に近づくにつれて徐々に狭くなっている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記冷媒通路において軸方向に冷媒が流れる軸方向通路部(55,56)は、前記第1端側での折り返し部分の外周側通路壁がアール形状又は面取り形状に形成されている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の回転電機。
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