JP2020113560A - ケース及び電子装置 - Google Patents

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Kazuya Shuto
和哉 首藤
池田 友樹
Yuki Ikeda
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/16Distribution boxes; Connection or junction boxes structurally associated with support for line-connecting terminals within the box

Abstract

【課題】自動車等の車両の内部にブラケットを用いて取り付けられる電子装置においては、がたつきが発生しにくい電子装置のケースを提供する。【解決手段】ブラケットに取り付けられるケースであって、前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部を支持する接続部と、前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部に設けられた接続穴に入る中央突起部と、を有し、前記接続部には、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に沿った側部を支持する側部支持部と、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に略垂直方向に延びる係止部を支持する係止部支持部が設けられていることを特徴とするケースにより上記課題を解決する。【選択図】 図14

Description

本発明は、ケース及び電子装置に関するものである。
自動車等の車両の内部には、キーレスエントリー装置やコントロールユニット等の電子装置が取り付けられている場合がある。このような電子装置は、自動車等の車両の内部の所望の位置に取り付けることができるよう、ブラケットを用いて取り付けられている。具体的には、電子装置のケースの外側には、ブラケットに取り付けるためのホルダ部等の接続部が設けられており、電子装置のケースの接続部をブラケットに取り付けることにより、電子装置が取り付けられている。
特開2004−322777号公報
ところで、自動車等の車両の内部に取り付けられる電子装置には、キーレスエントリー装置以外にも、CPU(central processing unit)等を含む電子部品が多数搭載されたものがあり、このような電子装置は大きく重くなる傾向にある。電子装置が大きく重くなると、ブラケットに電子装置を取り付けた場合、自動車等の車両が動くと振動し、この振動によりブラケットとケースとの間でがたつきが発生して、がたつきによる音が乗車している人に不快感を与えたり、更には、ブラケットから電子装置が外れてしまう場合がある。
このため、自動車等の車両の内部にブラケットを用いて取り付けられる電子装置においては、がたつきが発生しにくい電子装置のケースが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、ブラケットに取り付けられるケースであって、前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部を支持する接続部と、前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部に設けられた接続穴に入る中央突起部と、を有し、前記接続部には、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に沿った側部を支持する側部支持部と、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に略垂直方向に延びる係止部を支持する係止部支持部が設けられていることを特徴とする。
開示のケースによれば、自動車等の車両の内部にブラケットを用いて取り付けられる電子装置において、がたつきの発生を抑制することができる。
ブラケットの斜視図 ブラケットの上面図 ブラケットの正面図 ブラケットの側面図 ケースの斜視図 ケースの上面図 ケースの正面図 ケースの側面図 ケースの断面拡大図 ブラケットにケースが取り付けられた斜視図 ブラケットにケースが取り付けられた上面図 ブラケットにケースが取り付けられた背面図 ブラケットにケースが取り付けられた側面図 本実施の形態におけるケースの斜視図 本実施の形態におけるケースの上面図 本実施の形態におけるケースの正面図 本実施の形態におけるケースの側面図 本実施の形態におけるケースの断面拡大図 本実施の形態におけるケースが用いられている電子装置の説明図 ブラケットに本実施の形態におけるケースが取り付けられた斜視図 ブラケットに本実施の形態におけるケースが取り付けられた上面図 ブラケットに本実施の形態におけるケースが取り付けられた側面図 ブラケットに本実施の形態におけるケースが取り付けられた背面拡大図 ブラケットに本実施の形態におけるケースが取り付けられた断面拡大図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。尚、本願においては、X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1−Y2方向及びZ1−Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1−Z2方向及びX1−X2方向を含む面をZX面と記載する。
最初に、自動車等の車両に電子装置を取り付けるためのブラケットと、この電子装置のケースについて説明する。
(ブラケット)
ブラケット100は、図1〜図4に示されるように、厚さが約1.6mmの金属板を加工することにより形成されており、Y1−Y2方向における折り曲げ部130において、全体を略直角に折り曲げることにより、第1の支持部110と第2の支持部120とが形成されている。従って、ブラケット100は、折り曲げられた一方がXY面に略平行な第1の支持部110となり、他方がYZ面に略平行な第2の支持部120となっている。尚、図1は、ブラケット100の斜視図であり、図2は上面図、図3は正面図、図4は側面図である。
このブラケット100では、第1の支持部110の側には電子装置が取り付けられ、第2の支持部120の側が自動車等の車両の内部に取り付けられる。具体的には、自動車等の車両の内部にブラケット100の第2の支持部120を取り付け、このブラケット100の第1の支持部110に電子装置を取り付けることにより、ブラケット100を介し、電子装置を自動車等の車両の内部に取り付けることができる。
ブラケット100の第2の支持部120のX1方向の側は、XY面に略平行な面を有する挿入プレート部140となっており、挿入プレート部140の中央部分には、貫通した接続穴141が設けられている。尚、挿入プレート部140は、一方の面が上面140a、一方の面とは反対側の他方の面が底面140bとなり、底面140bが後述するケースが取り付けられた場合にケース側となる面である。尚、ブラケット100の挿入プレート部140の厚さは約1.6mmである。
挿入プレート部140のX1方向の側の端部142は、Y1−Y2方向に略平行な直線状に形成されており、端部142よりもX2方向側となる挿入プレート部140の両側には、挿入方向となるX1−X2方向に延びる側部143が形成されている。2つの側部143の延びる方向は平行であり、2つの側部143の間の挿入プレート部140の幅W1は、約37mmである。
挿入プレート部140の側部143のX2方向の端、即ち、側部143の挿入方向における手前側には、Y1方向及びY2方向に突き出た係止部144が形成されており、側部143が形成されている部分よりも、Y1−Y2方向における幅が広がっている。係止部144のX1方向の側は、Y1−Y2方向と略平行な係止当接部145となっており、係止部144の係止当接部145の延びる方向と側部143の延びる方向とは略直角となるように形成されている。
(電子装置のケース)
また、電子装置のケース200は、図5〜図9に示されるように、ABS樹脂等の樹脂材料により形成されており、外形の幅が約130mm、長さが約108mm、高さが約37mmの略直方体の形状である。尚、図5は、電子装置のケース200の斜視図であり、図6は上面図、図7は正面図、図8は側面図であり、図9は図6における一点鎖線6A−6Bにおいて切断した断面の拡大図である。
ケース200は、箱形に形成されており、5面が樹脂材料により形成されており、1面が開口しており、内側が空間210となっている。ケース200には、開口している1面より、空間210に不図示の電子部品が搭載された基板等を入れることができ、空間210に不図示の電子部品が搭載された基板等を入れて設置した後は、開口している1面に、蓋等を嵌めることができる。
ケース200の外側の面220には、ブラケット100と接続するための2つの側部支持部230と中央突起部240が設けられている。2つの側部支持部230は、ブラケット100の挿入プレート部140の両側の側部143に対応しているものであり、2つの側部支持部230の対向している側は、挿入プレート部140が入れられるように、外側の面220と側部支持部230との間が開いた開口部231が設けられている。
図9に示されるように、開口部231の上側には、側部支持部230より下側となるZ2方向の側に向かって出っ張った上側突起部232が設けられている。本実施の形態においては、2つの側部支持部230のY1−Y2方向における幅W2は約31mmであり、2つの開口部231の奥の壁面233間の間隔W3は約37mmである。また、開口部231における外側の面220よりZ1方向側の天面234までの高さD1は、3.4mmである。
中央突起部240は、上面から見た形状が略円形であって、Z1方向側に凸となっており、中央突起部240の中央部分には、Z1−Z2方向に略平行な溝241が設けられている。中央突起部240は、上面視したXY面における形状が直径約9.8mmの略円形であり、Z1方向における高さH1は約1.6mmである。
ケース200の外側の面220の中央突起部240と各々の側部支持部230との間には、上側となるZ1方向側に凸となる2つの底側突起部251、252が、X1−X2方向に帯状に各々設けられている。2つの底側突起部251、252は、一方の側部支持部230と中央突起部240との間、他方の側部支持部230と中央突起部240との間に、各々設けられており、ケース200の外側の面220には、合わせて4本の底側突起部が設けられている。底側突起部251、252は、X1−X2方向における長さが約53mm、Y1−Y2方向における幅が約3mmの長方形の形状となるように形成されており、Z1方向における高さH2は1mmである。また、底側突起部251、252の上面と2つの側部支持部230の上側突起部232の先端との高さの差であるZ1−Z2方向における幅D2は約1.3mmである。
次に、図10〜図13に基づきブラケット100にケース200を取り付けた状態について説明する。尚、図10〜図13は、ケース200の開口に蓋部270が取り付けられている状態を示し、図10は、ブラケット100にケース200を取り付けた状態の斜視図であり、図11は上面図、図12は背面図、図13は側面図である。
図10〜図13に示されるように、ブラケット100の挿入プレート部140をケース200の外側の面220の2つの側部支持部230の開口部231に入れることにより、ブラケット100にケース200を取り付けることができる。この状態では、側部支持部230の開口部231に、ブラケット100の挿入プレート部140の側部143が入っており、ブラケット100の挿入プレート部140の接続穴141には、ケース200の外側の面220に設けられた中央突起部240が入っている。この際、ブラケット100の係止部144の係止当接部145が、側部支持部230のX2方向側の端面と接触していてもよい。
ブラケット100の挿入プレート部140の両側の側部143が、側部支持部230の開口部231に入っている状態では、挿入プレート部140の底面140bは、底側突起部251、252と接触しており、挿入プレート部140の側部143の近傍の上面140aは、側部支持部230の上側突起部232と接触している。従って、ブラケット100の挿入プレート部140は、底面140b側の底側突起部251、252と、上面140a側の上側突起部232とで挟まれた状態で支持されている。
ブラケット100にケース200を取り付ける際には、厚さ1.6mmの挿入プレート部140が、底側突起部251、252の上面と側部支持部230の上側突起部232との間に入るが、この間の幅D2は約1.3mmである。しかしながら、ABS等の樹脂材料は弾性を有しているため、側部支持部230が僅かに撓み、上側突起部232が挿入プレート部140の上面140aを上から押す方向に復元力が生じている。従って、挿入プレート部140の上面140aは、上側突起部232により上から押された支持されている。
また、ケース200の外側の面220に設けられた中央突起部240は、底側突起部251、252よりも、約0.6mm高く形成されている。従って、中央突起部240の底側突起部251、252よりも、約0.6mm高く形成されている部分が、ブラケット100の挿入プレート部140の接続穴141に、入り込んだ状態で支持している。
従って、ブラケット100にケース200が取り付けられている状態では、ケース200は、Y1−Y2方向、及び、Z1−Z2方向では2つの側部支持部230により動きが規制されており、X1−X2方向、及び、Y1−Y2方向では中央突起部240により動きが規制されている。
ところで、電子装置が小型なものであれば、上記のようなケース200であっても問題はないが、電子装置が大きく重くなると、自動車等の車両が動くことによる振動により、例えば、ブラケット100の挿入プレート部140の接続穴141に入れられている中央突起部240の中心を軸にケース200が動いたり、ケース200がブラケット100に対しZ1−Z2方向に動いたりする場合がある。このようにブラケット100に取り付けられているケース200が振動により動くと、ブラケット100と電子装置のケース200との間で、がたつきが生じ、音が発生したり、更には、ブラケット100からケース200が外れてしまう可能性がある。
(本実施の形態における電子装置のケース)
次に、本実施の形態における電子装置のケースについて説明する。本実施の形態における電子装置のケース300は、図14〜図18に示されるように、ABS樹脂等の樹脂材料により形成されている。尚、図14は、電子装置のケース300の斜視図であり、図15は上面図、図16は正面図、図17は側面図であり、図18は図15における一点鎖線15A−15Bにおいて切断した断面の拡大図である。
本実施の形態におけるケース300は、外形の幅が約130mm、長さが約108mm、高さが約37mmの略直方体の形状で形成されている。ケース300は、箱形に形成されており、5面が樹脂材料により形成されており、1面が開口しており、内側が空間210となっている。ケース300には、開口している1面より、空間210に不図示の電子部品が搭載された基板等を入れることができ、空間210に不図示の電子部品が搭載された基板等を入れて設置した後は、開口している1面に、蓋等を嵌めることができる。
ケース300の外側の面320には、ブラケット100と接続するための2つの接続部330と中央突起部240が形成されている。2つの接続部330は、挿入方向となるX1−X2方向に延びる側部支持部335と、側部支持部335のX1−X2方向の両側の端において、挿入方向に対し垂直方向となるY1−Y2方向に延びる係止部支持部336とにより形成されている。
図18に示すように、側部支持部335は、ブラケット100の挿入プレート部140の両側の側部143に対応するように設けられており、2つの側部支持部335の対向している側は、挿入プレート部140が入れられるように開いた第1の開口部331が形成されている。第1の開口部331の上側には、側部支持部335より下側となるZ2方向の側に向かって出っ張った上側突起部332が設けられている。従って、側部支持部335は、X1−X2方向における長さ等を除き、図5等に示される側部支持部230と同様の構造により形成されている。
また、係止部支持部336は、挿入プレート部140の係止部144に対応するように設けられており、挿入プレート部140の係止部144の一部が入れられるように開いた第2の開口部337が形成されている。第2の開口部337の上側には、係止部支持部336より下側となるZ2方向の側に向かって出っ張った上側突起部338、339が設けられており、下側となる外側の面320には、上側となるZ1方向に向かって出っ張った底側突起部353が設けられている。上側突起部338、339の高さ等は、上側突起部332と同じ高さとなるように形成されており、底側突起部353の高さは、底側突起部251、252の高さと同じ高さとなるように形成されている。
中央突起部240は、上面から見た形状が略円形であって、Z1方向側に凸となっており、中央突起部240の中央部分には、Z1−Z2方向に略平行な溝241が設けられている。中央突起部240は、上面視したXY面における形状が直径約9.8mmの略円形であり、Z1方向における高さは約1.6mmである。
ケース300の外側の面320の中央突起部240と各々の側部支持部335との間には、上側となるZ1方向側に凸となる2つの底側突起部251、252が、X1−X2方向に帯状に各々設けられている。底側突起部251、252は、一方の側部支持部335と中央突起部240との間、他方の側部支持部335と中央突起部240との間に、各々設けられており、ケース300の外側の面320には、合わせて4本の底側突起部が設けられている。底側突起部251、252は、X1−X2方向における長さが約53mm、Y1−Y2方向における幅が約3mmの長方形の形状となるように形成されており、Z1方向における高さは1mmである。また、底側突起部251、252の上面と2つの側部支持部335の上側突起部332とのZ1−Z2方向における幅は約1.3mmである。
次に、図19〜図24に基づき、ブラケット100に本実施の形態におけるケース300を取り付けた状態について説明する。尚、図19は、本実施の形態におけるケース300の空間210内に、電子部品が搭載された回路基板380等が入れられて設置されているが、説明の便宜上、蓋部270のない状態を示す。図20〜図24は、本実施の形態におけるケース300の空間210内に、電子部品が搭載された回路基板380等が入れられて設置されており、ケース300の開口に蓋部270が取り付けられている状態を示すものであり、この状態のものが、本実施の形態における電子装置となる。本実施の形態における電子装置は、キーレスエントリー装置やコントロールユニット等の電子装置である。図20は、ブラケット100に本実施の形態におけるケース300を取り付けた状態の斜視図であり、図21は上面図、図22は側面図、図23は背面側の拡大図、図24は図21における一点鎖線21A−21Bにおいて切断した断面の拡大図である。
本実施の形態においては、ブラケット100の挿入プレート部140をケース300に設けられた第1の開口部331及び第2の開口部337に入れることにより、ブラケット100にケース300を取り付ける。この状態では、側部支持部335の第1の開口部331には、ブラケット100の挿入プレート部140の側部143が入っており、係止部支持部336の第2の開口部337には、ブラケット100の挿入プレート部140の係止部144が入っている。また、ブラケット100の挿入プレート部140の接続穴141には、ケース300の外側の面320に設けられた中央突起部240が入っている。
この状態では、挿入プレート部140の底面140bは、底側突起部251、252と接触しており、挿入プレート部140の側部143の近傍の上面140aは、側部支持部335の第1の開口部331の上側突起部332と接触している。
また、接続部330の係止部支持部336が設けられている領域では、挿入プレート部140の係止部144が形成されている領域の底面140bは、底側突起部353と接触しており、上面140aは、係止部支持部336の上側突起部338、339と接触している。
従って、ブラケット100の挿入プレート部140は、底面140b側の底側突起部251、252、353と、上面140a側の上側突起部332、338、339とで挟まれた状態で支持されている。
ブラケット100にケース300を取り付ける際には、厚さ1.6mmの挿入プレート部140が、底側突起部251、252の上面と側部支持部335の上側突起部332との間、更に、底側突起部353の上面と係止部支持部336の上側突起部338、339との間に入るが、この間の幅D2は約1.3mmである。しかしながら、ABS等の樹脂材料は弾性を有しているため、側部支持部335や係止部支持部336が僅かに撓み、上側突起部332、338、339が挿入プレート部140の上面140aを上から押す方向に復元力が生じている。従って、挿入プレート部140の上面140aは、上側突起部332、338、339により上から押され支持されている。
よって、ブラケット100にケース300が取り付けられている状態では、ケース300は、Y1−Y2方向、及び、Z1−Z2方向では2つの側部支持部335により動きが規制されており、X1−X2方向、及び、Y1−Y2方向では中央突起部240により動きが規制されており、Y1−Y2方向、及び、Z1−Z2方向は係止部支持部336により動きが規制されている。
従って、本実施の形態におけるケース300では、ブラケット100との接触部分が、底面140b側の底側突起部251、252と、上面140a側の上側突起部332の他、底面140b側の底側突起部353と、上面140a側の上側突起部338、339とにおいて接触しており、支持されている。このため、ケース200の場合と比べて、ブラケット100とケース300との接触部分が多くなっており、電子装置が大きく重い場合であっても、ブラケット100の挿入プレート部140の接続穴141に入れられている中央突起部240の中心を軸にケース300が動く動きや、Z1−Z2方向における動きが、更に規制され、動きにくくなっている。
従って、本実施の形態におけるケース300においては、自動車等の車両に、ブラケット100を介して取り付けても、ブラケット100とケース300との間では、がたつきが発生しにくく、音の発生を抑制することができ、更には、ブラケット100からケース300が外れてしまうことを防ぐことができる。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
100 ブラケット
110 第1の支持部
120 第2の支持部
130 折り曲げ部
140 挿入プレート部
140a 上面
140b 底面
141 接続穴
142 端部
143 側部
144 係止部
145 係止当接部
200 ケース
210 空間
220 外側の面
230 側部支持部
231 開口部
232 上側突起部
240 中央突起部
241 溝
251 底側突起部
252 底側突起部
270 蓋部
300 ケース
320 外側の面
330 接続部
331 第1の開口部
332 上側突起部
335 側部支持部
336 係止部支持部
337 第2の開口部
338 上側突起部
339 上側突起部
353 底側突起部
380 回路基板

Claims (4)

  1. ブラケットに取り付けられるケースであって、
    前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部を支持する接続部と、
    前記ケースの外側に設けられた前記ブラケットの挿入プレート部に設けられた接続穴に入る中央突起部と、
    を有し、
    前記接続部には、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に沿った側部を支持する側部支持部と、前記ブラケットの挿入プレート部の挿入方向に略垂直方向に延びる係止部を支持する係止部支持部が設けられていることを特徴とするケース。
  2. 前記ブラケットに取り付けられている状態では、前記挿入プレート部の底面は、前記ケースの外側に設けられた底側突起部と接触し、前記挿入プレート部の上面は、前記側部支持部に設けられた上側突起部及び前記係止部支持部に設けられた上側突起部と接触していることを特徴とする請求項1に記載のケース。
  3. 請求項1または2に記載のケースの空間には、電子部品が搭載された回路基板が設置されていることを特徴とする電子装置。
  4. 前記ブラケットを介し、車両に取り付けられるものであることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
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