JP2020113523A - レバースイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に搭載されるレバースイッチにおいて、カバーとノブの適正な位置関係を維持する。【解決手段】ノブ2は、車両の乗員の操作を受け付ける。レバーシャフト3は、ノブ2の操作を被操作部へ伝達する。カバー4は、第一方向D1についてノブ2と隣接する位置に配置されており、レバーシャフト3の一部を包囲している。レバーシャフト3には、凹部33が形成されている。カバー4には、突起42が設けられている。突起42は、第一方向D1と非平行な第二方向D2に沿って凹部33に進入しており、レバーシャフト3に対する第一方向D1に沿うカバー4の変位を規制している。【選択図】図2
Description
本発明は、車両に搭載されるレバースイッチ装置に関連する。
車両に搭載されるとともに、ノブ、レバーシャフト、およびカバーを備えたレバースイッチ装置が、特許文献1に開示されている。ノブは、車両の乗員の操作を受け付け可能である。レバーシャフトは、ノブの操作に応じて生成される信号を伝達する信号線を支持している。カバーは、レバーシャフトの一部を包囲するとともにノブと隣接するように配置されている。レバーシャフトは、カバーに嵌め込まれている。レバーシャフトの外周面は、カバーの内周面と摺接している。
本発明の目的は、車両に搭載されるレバースイッチにおいて、カバーとノブの適正な位置関係を維持することである。
上記目的を達成するための一態様は、車両に搭載されるレバースイッチ装置であって、
前記車両の乗員の操作を受け付け可能なノブと、
前記ノブの操作を被操作部へ伝達するレバーシャフトと、
第一方向について前記ノブと隣接する位置に配置されており、前記レバーシャフトの一部を包囲しているカバーと、
前記レバーシャフトと前記カバーの一方に形成されている凹部と、
前記レバーシャフトと前記カバーの他方に設けられている突起と、
を備えており、
前記突起は、前記第一方向と非平行な第二方向に沿って前記凹部に進入しており、前記レバーシャフトに対する前記第一方向に沿う前記カバーの変位を規制している。
前記車両の乗員の操作を受け付け可能なノブと、
前記ノブの操作を被操作部へ伝達するレバーシャフトと、
第一方向について前記ノブと隣接する位置に配置されており、前記レバーシャフトの一部を包囲しているカバーと、
前記レバーシャフトと前記カバーの一方に形成されている凹部と、
前記レバーシャフトと前記カバーの他方に設けられている突起と、
を備えており、
前記突起は、前記第一方向と非平行な第二方向に沿って前記凹部に進入しており、前記レバーシャフトに対する前記第一方向に沿う前記カバーの変位を規制している。
このような構成によれば、第一方向について隣接するノブとカバーの適正な位置関係を維持できる。特に、乗員によるノブの操作を通じてノブとカバーの間に隙間が生じる事態の発生を抑制できる。
本発明によれば、車両に搭載されるレバースイッチにおいて、カバーとノブの適正な位置関係を維持できる。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。
図1の(A)は、一実施形態に係るレバースイッチ装置1を上方から見た外観を例示している。図1の(B)は、レバースイッチ装置1を前方から見た外観を例示している。
本例に係るレバースイッチ装置1は、車両に搭載されてステアリング装置と結合されるコンビネーションスイッチである。レバースイッチ装置1は、第一回動軸A1を中心として回動可能にステアリング装置と結合される。車両の乗員は、第一回動軸A1を中心としてレバースイッチ装置1全体を回動させる操作により、例えば方向指示やフロントワイパの動作制御などを行なう。
レバースイッチ装置1は、ノブ2を備えている。ノブ2は、レバースイッチ装置1の先端部に配置されている。ノブ2は、車両の乗員の操作を受け付ける部品である。本例においては、ノブ2は、第二回動軸A2を中心として回動可能とされている。車両の乗員は、第二回動軸A2を中心としてノブ2を回動させる操作により、例えば灯具の点消灯制御やリアワイパの動作制御などを行なう。
ノブ2は、複数の回動可能な部分を含んでいてもよい。本例においては、第一可動部21と第二可動部22が中間部23を挟んで配置されている。第一可動部21と第二可動部22は、互いに独立して第二回動軸A2を中心として回動可能である。
レバースイッチ装置1は、レバーシャフト3を備えている。レバーシャフト3は、ノブ2の操作を、ステアリング装置内に設けられた不図示の被操作部へ伝達する部品である。レバーシャフト3は、本体部31と操作部32を備えている。
図2は、図1の(A)における線II‐IIに沿って矢印方向から見たレバースイッチ装置1の断面の例を示している。
本体部31は、第一方向D1に沿って直線的に延びる係合部材31aを有している。本例において、第二回動軸A2は、第一方向D1に沿って延びている。係合部材31aの一端は、ノブ2と結合されている。これにより、ノブ2の回動操作に伴い、本体部31もまた第二回動軸A2を中心として回動する。
操作部32は、ステアリング装置内に設けられた不図示の被操作部と結合される。操作部32は、第一回動軸A1を中心とするレバースイッチ装置1の回動動作、および第二回動軸A2を中心とする本体部31の回動動作に応じて変位し、被操作部の状態を変化させる。
レバースイッチ装置1は、カバー4を備えている。カバー4は、第一方向D1についてノブ2と隣接する位置に配置されている。カバー4は、レバーシャフト3の一部を包囲している。具体的には、カバー4は、中空部41を有している。レバーシャフト3とカバー4が組み付けられることにより、レバーシャフト3の本体部31の一部は、中空部41に収容される。
図3の(A)は、レバーシャフト3の外観を例示する斜視図である。レバーシャフト3には、凹部33が形成されている。図3の(B)は、カバー4の外観を例示する斜視図である。カバー4は、突起42を備えている。
図2に示されるように、レバーシャフト3とカバー4が組み付けられることにより、突起42は、第二方向D2に沿ってレバーシャフト3の凹部33に進入する。第二方向D2は、第一方向D1と非平行な向きである。これにより、レバーシャフト3に対する第一方向D1に沿うカバー4の変位が規制される。
このような構成によれば、第一方向について隣接するノブ2とカバー4の適正な位置関係を維持できる。特に、乗員によるノブ2の操作を通じてノブ2とカバー4の間に隙間が生じる事態の発生を抑制できる。
図4の(A)に示されるように、カバー4の突起42は、弾性変形可能な湾曲部42aを有しうる。この場合、図2に示されるレバーシャフト3の凹部33への突起42の進入時において、湾曲部42aは、図4の(B)に示される凹部33の内壁33aによって圧縮されている。これにより、突起42は、少なくとも第一方向D1に沿う弾性復帰力を内壁33aに付与する。
このような構成によれば、レバーシャフト3に対する第一方向D1に沿うカバー4の変位の抑制効果を高めることができる。したがって、第一方向について隣接するノブ2とカバー4の適正な位置関係の維持性を高めることができる。
図4の(A)に示されるように、突起42は、爪部42bを有しうる。爪部42bは、湾曲部42aから中空部41へ向かって突出している。爪部42bは、湾曲部42aから第一方向D1に沿って延びる係合面42cを有している。
他方、図4の(B)に示されるように、レバーシャフト3の凹部33は、内壁33aに連なり第一方向D1に沿って延びる係合面33bを有している。係合面33bは、図2に示される凹部33への突起42の進入時において、爪部42bの係合面42cと対向する位置に形成されている。したがって、突起42が凹部33に進入すると、凹部33の係合面33bと突起42の係合面42cが係合状態を形成する。これにより、第二方向D2に沿う突起42の変位が規制される。
このような構成によれば、突起42の凹部33への進入状態の維持性を高めることができる。したがって、第一方向について隣接するノブ2とカバー4の適正な位置関係の維持性を高めることができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
上記の実施形態においては、ノブ2の操作は、レバーシャフト3によってステアリング装置の被操作部へ機械的に伝達されている。これに加えてあるいは代えて、ノブ2の操作は、被操作部へ電気的に伝達されてもよい。この場合、ノブ2の操作に応じて電気的状態が変化する接点が設けられるとともに、当該電気的状態を被操作部へ伝達する信号線がレバーシャフト3によって支持される。
上記の実施形態においては、レバーシャフト3に凹部33が形成されており、第二方向D2に沿って凹部33へ進入する突起42がカバー4に設けられている。しかしながら、凹部がカバー4に形成されており、第二方向D2に沿って当該凹部へ進入する突起がレバーシャフト3に設けられる構成も採用されうる。
上記の実施形態においては、突起42の爪部42bは、湾曲部42aからカバー4の中空部41に向かって突出している。しかしながら、爪部42bは、中空部41から離れるように湾曲部42aから突出してもよい。この場合、凹部33の係合面33bは、そのように配置された爪部42bを有する突起42の第二方向D2の沿う変位を規制できる位置に形成されうる。
上記の実施形態においては、レバースイッチ装置1は、車両のステアリング装置と結合されるコンビネーションスイッチであり、第一方向D1に沿って延びる第二回動軸A2を中心として回動可能なノブ2を備えている。しかしながら、上述の構成は、車両に搭載されて乗員によって操作されるノブ2を備えている適宜のレバースイッチ装置に適用可能である。
1:レバースイッチ装置、2:ノブ、3:レバーシャフト、31:本体部、33:凹部、33a:内壁、33b:係合面、4:カバー、42:突起、42a:湾曲部、42b:爪部、42c:係合面、A1:第一回動軸、A2:第二回動軸、D1:第一方向、D2:第二方向
Claims (4)
- 車両に搭載されるレバースイッチ装置であって、
前記車両の乗員の操作を受け付け可能なノブと、
前記ノブの操作を被操作部へ伝達するレバーシャフトと、
第一方向について前記ノブと隣接する位置に配置されており、前記レバーシャフトの一部を包囲しているカバーと、
前記レバーシャフトと前記カバーの一方に形成されている凹部と、
前記レバーシャフトと前記カバーの他方に設けられている突起と、
を備えており、
前記突起は、前記第一方向と非平行な第二方向に沿って前記凹部に進入しており、前記レバーシャフトに対する前記第一方向に沿う前記カバーの変位を規制している、
レバースイッチ装置。 - 前記突起は、弾性変形可能な湾曲部を有しており、
前記湾曲部は、前記凹部の内壁によって圧縮されており、少なくとも前記第一方向に沿う弾性復帰力を当該内壁に付与している、
請求項1に記載のレバースイッチ装置。 - 前記凹部は、前記第二方向に沿う前記突起の変位を規制する部分を有している、
請求項1または2に記載のレバースイッチ装置。 - 前記ノブは、前記第一方向に沿って延びる回動軸を中心として回動可能に前記レバーシャフトと結合されている、
請求項1から3のいずれか一項に記載のレバースイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019005808A JP2020113523A (ja) | 2019-01-17 | 2019-01-17 | レバースイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019005808A JP2020113523A (ja) | 2019-01-17 | 2019-01-17 | レバースイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020113523A true JP2020113523A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=71665900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019005808A Pending JP2020113523A (ja) | 2019-01-17 | 2019-01-17 | レバースイッチ装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003162945A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-06 | Niles Parts Co Ltd | 車両用レバースイッチの構造 |
JP2011048925A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Yazaki Corp | レバースイッチ |
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2019
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