JP2020113362A - 放電棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる放電棒を提供する。【解決手段】本発明の放電棒Dは、第1および第2端子11、12と、抵抗素子13と、第1端子11と抵抗素子13を介して第2端子12とを結ぶ第1通電経路と、第1端子11と第2端子12とを結ぶ第2通電経路とを切り換える切換え部14とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、導電体に蓄積された電荷を地中等に放電させる放電棒に関する。
導電体に蓄積された電荷、例えば特別高圧や高圧な電力ケーブル等に対する直流試験後に前記電力ケーブルに残留した残留電荷等は、そのまま放置しておくと、人を感電させたり、放電により機器に不具合を生じさせたりする等の原因になり得るため、接地電極や接地棒等を介して地中に放電する必要がある。この際に、通常、前記導電体と前記接地電極等とを電気的に接続するための放電棒が用いられるが、比較的高電圧な残留電荷が導電体に残留している場合、直接接地では、放電棒を前記導電体に近づける際にアーク放電等が生じてしまう。このため、一般に、まず、抵抗器を介して放電する抵抗接地用の放電棒で抵抗接地が実施され、そして、直接接地用の放電棒で直接接地が実施される。このように抵抗接地用の放電棒と直接接地用の放電棒とを用意する必要があり、コストと煩雑な手間がかかってしまう。
そのため、例えば特許文献1に提案されている放電用アース棒がある。この特許文献1に開示された放電用アース棒は、抵抗器を内蔵した透明絶縁材料ケース3と、前記抵抗器の一方端子と電気的に接続され、前記透明絶縁材料ケース3の一方端に取り付けられた鉤形状の抵抗器放電電極1と、前記透明絶縁材料ケース3の他方端に取り付けられた鉤形状の直接接地放電電極2と、前記透明絶縁材料ケース3の他方端から延設された絶縁材料支持棒4およびグリップ5と、前記抵抗器の他方端子および直接接地放電電極2それぞれと電気的に接続された透明被覆ケーブル7とを備える。これによれば、抵抗接地する場合には抵抗器放電電極1を用いられる一方、直接接地する場合には直接接地放電電極2を用いることで、前記特許文献1に開示された放電用アース棒は、抵抗器放電方法と直接接地放電方法とを1つの器具で実施できる。なお、参照符号1〜7は、この段落において、前記特許文献1で用いられている符号である。
特開平8−31471号公報
ところで、前記特許文献1に開示された放電用アース棒は、抵抗器放電方法(抵抗接地)と直接接地放電方法(直接接地)とを1つの器具で実施できるが、抵抗接地する場合には抵抗器放電電極1を用い、直接接地する場合には直接接地放電電極2を用いる必要があり、抵抗接地後に直接接地するために、電荷を蓄積している導電体に接触(当接、接続)する電極を変える必要がある。また、抵抗器放電電極1と直接接地放電電極2は、透明絶縁材料ケース3における一方端および他方端それぞれに取り付けられているため、抵抗接地後に直接接地するために、直接接地放電電極2を前記導電体に接触させようとすると、抵抗器放電電極1および透明絶縁材料ケース3が他の部材、例えばキュービクルの筐体(ハウジング)や、前記キュービクル内の設備や機器等と干渉してしまい、直接接地放電電極2を前記導電体に接触できない虞がある。特に前記キュービクル内には、スペースに余裕が無く、自由に放電棒を移動できないことが多い。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる放電棒を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる放電棒は、第1および第2端子と、抵抗素子と、第1端子と前記抵抗素子を介して前記第2端子とを結ぶ第1通電経路と、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ第2通電経路とを切り換える切換え部とを備える。
このような放電棒は、電荷を蓄積している導電体に第1端子を接触(当接、接続)し、第2端子を、電荷を地中(地球)に放電するための例えば接地電極や接地棒等に接続すれば、切換え部を第1通電経路に切り換えることで抵抗接地でき、前記切換え部を第2通電経路に切り換えることで直接接地できる。このため、抵抗接地用の放電棒と直接接地用の放電棒とを用意する必要が無く、第1端子を前記導電体に接触させたままで抵抗接地と直接接地とを続けて、あるいは、第1端子を前記導電体から一旦離して切り換えた後に抵抗接地の際における第1端子を前記導電体に接触させた姿勢と略同様の姿勢で抵抗接地と直接接地とを、実施できる。したがって、上記放電棒は、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる。
他の一態様では、上述の放電棒において、前記抵抗素子を内蔵する絶縁性の柱状部材をさらに備え、前記第1端子は、前記抵抗素子の一方端子に接続されて前記柱状部材の一方端に取り付けられ、前記第2端子は、前記抵抗素子の他方端子に接続されて前記柱状部材の他方端に取り付けられ、前記切換え部は、前記第2端子と電気的に接続する移動部材であって、前記第1端子と電気的に接続する第1位置から、前記第1端子と電気的に非接続になる第2位置まで、前記柱状部材の外周を前記柱状部材の中心軸に沿う軸方向に移動する前記移動部材を備える。好ましくは、上述の放電棒において、前記移動部材は、その表面が絶縁被覆されている。
このような放電棒は、移動部材を第2位置に移動して第1端子と電気的に非接続とすることで第1通電経路に切り換えることができ、前記移動部材を第1位置に移動して第1端子と電気的に接続することで第2通電経路に切り換えることができる。したがって、上記放電棒は、移動部材を移動させるだけで、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる。
他の一態様では、上述の放電棒において、前記切換え部は、前記第2端子と電気的に接続され、前記柱状部材の外周面上に配設された電極部材をさらに備え、前記電極部材は、前記移動部材が前記第1端子と電気的に接続する第1位置に在る場合に、前記移動部材と電気的に接続する第3位置に少なくとも配設されている。好ましくは、上述の放電棒において、前記電極部材は、前記柱状部材の一方端から所定の距離だけ離れた離間位置から、前記柱状部材の中心軸に沿う軸方向に前記第2端子と電気的に接続する接続位置まで、前記柱状部材の表面上に延設され、前記離間位置は、前記移動部材が前記第1端子と電気的に接続する第1位置に在る場合に、前記移動部材と電気的に接続する前記第3位置である。好ましくは、前記電極部材は、前記柱状部材の外周面全体を被覆する導電性の中空の柱状部材であり、前記移動部材は、前記電極部材上を摺動して移動する。
これによれば、移動部材が第1位置に在る場合に電極部材で第1端子と第2端子と短絡的に電気的に接続できる放電棒が提供できる。
他の一態様では、上述の放電棒において、前記切換え部材は、両端それぞれが前記移動部材および前記第2端子それぞれと電気的に接続され、前記柱状部材の外周にコイル状に巻回されたリード線をさらに備える。
これによれば、移動部材が第1位置に在る場合にリード線で第1端子と第2端子と短絡的に電気的に接続できる放電棒が提供できる。
他の一態様では、これら上述の放電棒において、一方端を前記第2端子と電気的に接続され、他方端に電極クリップ(クリップ電極)を持つ電気ケーブルをさらに備える。
このような放電棒は、前記電気ケーブルをさらに備えるので、第2端子を、電荷を地球に放電するための例えば接地電極や接地棒等に接続するために、別途、電気ケーブルを用意しなくて済む。
本発明にかかる放電棒は、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる。
実施形態における放電棒の構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の1または複数の実施形態が説明される。しかしながら、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
実施形態における放電棒は、第1および第2端子と、抵抗素子と、第1端子と前記抵抗素子を介して前記第2端子とを結ぶ第1通電経路と、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ第2通電経路とを切り換える切換え部とを備える。以下、より具体的に説明する。
図1は、実施形態における放電棒の構成を示す断面図である。実施形態における放電棒Dは、例えば、図1に示すように、第1端子11と、第2端子12と、抵抗素子13と、切換え部14とを備え、図1に示す例では、柱状部材15と、電気ケーブル16と、付勢通電部材17と、支持部材18とをさらに備える。
柱状部材15は、抵抗素子13を内蔵する絶縁性の部材である。本実施形態では、柱状部材15は、所定の長さを有し、抵抗素子13を内蔵可能な内径を有する、透明な樹脂材料で形成された円筒形状の部材(中空の柱状部材)である。前記所定の長さは、後述のように、切換え部14の移動部材14aが第1端子11と電気的に接続する第1位置から、前記移動部材14aが第1端子11と電気的に非接続になる第2位置まで、第1端子11から移動部材14aを離間した場合に、絶縁破壊しない長さ以上であれば良い。本実施形態では、柱状部材15は、抵抗素子13に加えて、付勢通電部材17および第1支持部材18aをさらに内蔵するので、これらを内蔵可能な長さで形成されている。前記透明な樹脂は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート等である。
第1端子11は、例えば電荷を蓄積している導電体等に接触(当接、接続)して前記導電体等から電荷(電流)を受けるための電極である。第1端子11は、例えば、第1端子本体11aと、接続部材11bとを備える。接続部材11bは、第1端子本体11aを柱状部材15の一方端に取り付け、そして、後述のように切換え部14の移動部材14aが第1位置に在る場合に移動部材14aを第1端子本体11aと電気的に接続するための導電性の部材である。接続部材11bは、例えば、一方端が蓋部(第1蓋部)で閉塞され他方端が解放されている短高有蓋の円筒形状の部材(キャップ状部材)である。前記第1蓋部の略中央位置には、第1端子本体11aを螺合するための、ねじ溝が形成された貫通開口が形成され、前記他方端の周壁内側面には、移動部材14aと螺合するためのねじ溝が形成されている。第1端子本体11aは、前記導電体等に接触(当接、接続)して前記導電体等から電荷(電流)を受けるための部材である。第1端子本体11aは、例えば、軸方向に沿った所定の位置に、外周面から前記軸方向に直交するように所定の長さで突設されたフランジ部を持つ導電性の柱状部材であり、前記フランジ部より一方端側では、鉤形状(フック形状、C字形状)に形成され、前記フランジ部より他方端側の一部または全部にねじ山が形成されている。なお、この例では、上述のように鉤形状に形成されたが、第1端子本体11aの一方端側は、ストレート形状(直線状、棒状)に形成されても良い。
第2端子12は、柱状部材15の他方端に取り付けられ、第1端子11の第1端子本体11aで前記導電体等から受けた電荷(電流)を、例えば接地電極や接地棒等を介して地中に放電するための電極であり、例えばねじで形成されている。このために、本実施形態では、第2端子12には、電気ケーブル16がその一方端で電気的に接続されている。
この電気ケーブル16は、例えば銅の撚り線の導体線を絶縁材で被覆した電気ケーブル本体11aと、電気ケーブル本体11aの他方端と電気的に接続され、電気ケーブル本体11aの前記他方端に取り付けられた電極クリップ(クリップ電極)16bとを備える。電気ケーブル本体11aの一方端は、上述したように、第2端子12と電気的に接続される。前記絶縁材は、外部から前記導体線の断線等を目視点検できるように、透明であることが好ましい。
抵抗素子13は、抵抗接地の際に用いられ、前記抵抗接地に適した、予め設定された抵抗値を持つ電気部品である。抵抗素子13の前記抵抗値は、前記導電体に蓄積された電荷の電圧値等を勘案した仕様に応じて適宜に設定され、例えば、1MΩや2MΩや3MΩ等の数メガオームである。
切換え部14は、第1端子11と抵抗素子13を介して第2端子12とを結ぶ第1通電経路と、第1端子11と第2端子12とを短絡的に結ぶ第2通電経路とを切り換える装置(機構)である。切換え部14は、例えば、本実施形態では、移動部材14aと、電極部材14bと、移動規制部材(ストッパ部材)14cとを備える。
移動部材14aは、第2端子12と電気的に接続し、第1端子11と電気的に接続する第1位置から、第1端子11と電気的に非接続になる第2位置まで、柱状部材15の外周を柱状部材15の中心軸に沿う軸方向に移動する導電性の部材である。なお、移動部材14aは、その表面が絶縁被覆されても良い。
電極部材14bは、第2端子12と電気的に接続され、柱状部材15の外周面上に配設された導電性の部材である。電極部材14bは、移動部材14aが第1端子11と電気的に接続する第1位置に在る場合に、第1端子11から離間するとともに、移動部材14aと電気的に接続する第3位置に少なくとも配設されている。本実施形態では、移動部材14aと第2端子12との電気的な接続は、電極部材14bで実現されている。
より具体的には、電極部材14bは、柱状部材15の一方端より所定の距離だけ離れた離間位置から、柱状部材15の軸方向に第2端子12と電気的に接続する接続位置まで、柱状部材15の外周表面上に延設される。前記離間位置は、移動部材が第1端子11と電気的に接続する前記第1位置に在る場合に、移動部材14aと電気的に接続する前記第3位置であって(離間位置=第3位置)、前記移動部材14aが第1端子11と電気的に非接続になる第2位置に移動した場合に、第1端子11における接続部材11bの他方端面から、第1端子11と移動部材14aとが絶縁破壊しない長さ(距離)だけ離れた位置である。移動部材14aは、電極部材14bを介して柱状部材15の外周を移動し、移動中、電極部材14b上を摺動(スライド)することで、電極部材14bと電気的に接続されている。
より詳しくは、電極部材14bは、柱状部材15の外周面上に軸方向に帯状で延設されても良いが、移動部材14aとより確実に電気的に接続するために、本実施形態では、電極部材14bは、柱状部材15の他方端から前記離間位置までに亘り、柱状部材15の外周面全体を被覆する導電性の円筒形状の部材である。移動部材14aは、柱状部材15における電極部材14bで被覆されていない領域(露出領域)では、柱状部材15の露出面上を摺動し、柱状部材15における電極部材14bで被覆されている領域(被覆領域)では、電極部材14b上を摺動するので、前記露出領域と前記被覆領域との境界で滑らかに(スムーズに)安定的に摺動できるように、柱状部材15の露出面と電極部材14bの表面とが面一となっている。すなわち、このために、前記被覆領域では、柱状部材15の外周が電極部材14bの厚さだけ削られ、柱状部材15において、前記被覆領域の外周面は、前記露出領域の外周面より電極部材14bの厚さだけ低くなっている。
このような柱状部材15の露出面上および電極部材14b上を摺動する移動部材14aは、より具体的には、前記露出領域での柱状部材15の外径(前記被覆領域では柱状部材15の外径と電極部材14bの厚さとの和)と略同径な摺動可能な内径を持つ円筒形状の部材である。その一方端部分の外周面には、第1端子11の接続部材11bに形成された前記ねじ溝と螺合可能なねじ山が形成されている。本実施形態では、移動部材14aの方向を考慮せずに組み立て可能な観点から、移動部材14aにおける両端部分それぞれの各外周面に前記ねじ山が形成されている。
なお、前記面一ではなく、移動部材14aは、柱状部材15における前記露出領域では、柱状部材15の露出面から離間して(隙間を空けて)移動しても良い。また、上述では、電極部材14bは、前記接続位置(第2端子12の配設位置)まで延設され、電極部材14bと第2端子12とは、直接的に電気的に接続されているが、電極部材14bは、前記接続位置まで延設されず、例えば移動規制部材14cまでで終了し、電極部材14bは、リード線等を介して第2端子12と電気的に接続されても良い。
移動規制部材(ストッパ部材)14cは、柱状部材15の露出面上および電極部材14b上を摺動する移動部材14aの移動範囲を規定するための部材である。移動部材14aの一方端側への移動は、第1端子11の接続部材11bで規制されるので、移動規制部材14cは、移動部材14aの他方側への移動を規制する。移動規制部材14cは、より具体的には、電極部材14bで被覆された柱状部材15(前記被覆領域での柱状部材15)と略同径な挿通可能な内径を持つ円筒形状の部材であり、移動部材14aが第1端子11と電気的に非接続になる前記第2位置に位置する場合に、移動部材14aの他方端面が移動規制部材14cに当接する位置に配設される。
付勢通電部材17は、柱状部材15に内蔵され、抵抗素子13を第1端子11に向けて付勢する弾性体であって、通電可能な部材である。付勢通電部材17は、例えば、導電性を有する材料で形成された圧縮コイルばねであり、柱状部材15に内蔵可能なサイズ(大きさ、この例では径)で形成される。
これら第1端子11(第1端子本体11a、接続部材11b)、第2端子12、移動部材14a、電極部材14bおよび付勢通電部材17は、電気抵抗率の比較的低い銅やアルミニウム等の金属材料(合金を含む)で形成される。
支持部材18は、第1端子11、第2端子12、抵抗素子13、切換え部14、柱状部材15および付勢通電部材17を支持するための部材である。支持部材18は、本実施形態では、円筒形状の3個の第1ないし第3支持部材18a、18c、18dと、キャップ状部材18bとを備える。第1支持部材18aは、柱状部材15に内蔵され、抵抗素子13および付勢通電部材17を、接続部材11bおよびキャップ状部材18bと共働して支持する導電性の部材である。第1支持部材18aは、例えば、銅やアルミニウム等の金属材料(合金を含む)で形成された円筒形状の部材であり、柱状部材15に内蔵可能なサイズ(大きさ、この例では径)で形成される。キャップ状部材18bは、柱状部材15の他方端に取り付けられる、他方端が蓋部(第2蓋部)で閉塞され一方端が解放されている短高有蓋の円筒状の部材である。キャップ状部材18bは、本実施形態では、低コスト化のために、接続部材11bと同形とされている。第2支持部材18cは、後述のように組み付けられた第1端子11、第2端子12、抵抗素子13、切換え部14、柱状部材15、付勢通電部材17、第1支持部材18aおよびキャップ状部材18bを支持する絶縁性の部材である。第2支持部材18cは、例えば、柱状部材14の他方端に取り付けられたキャップ状部材18bを嵌め込み可能な内径を有する円筒形状の部材である。第3支持部材18dは、これら第1端子11、第2端子12、抵抗素子13、切換え部14、柱状部材15、付勢通電部材17、第1支持部材18a、キャップ状部材18bおよび第2支持部材18cを支持する絶縁性の部材であり、ユーザが把持するグリップ部となる部材である。第3支持部材18dは、ユーザによって把持可能であって、第2支持部材18cに嵌め込み可能な外径を有する円筒形状の部材である。これら第2および第3支持部材18c、18dは、例えば塩化ビニールやアクリル樹脂等の、電気絶縁性を有する樹脂材料で形成される。
このような各部材11〜18において、まず、第1端子本体11aは、前記フランジ部が接続部材11bの前記第1蓋部に当接するまで、その前記ねじ山と前記第1蓋部における貫通開口の前記ねじ溝とで接続部材11bと螺合され、第1端子本体11aが接続部材11bに取り付けられる。なお、この例では、上述のように螺合することで、第1端子本体11aが接続部材11bに取り付けられたが、これに限定されるものではなく、例えば溶接等の適宜に手段で、第1端子本体11aが接続部材11bに取り付けられても良い。
このような第1端子11は、柱状部材15と接続部材11bとが同軸となるように、柱状部材15の一方端面と接続部材11bにおける前記第1蓋部の内面とが例えば接着剤等によって接着され、第1端子11が柱状部材15の一方端に取り付けられる。このように第1端子11が柱状部材15の一方端に取り付けられた状態で、柱状部材15の外周面と第1端子11における接続部材11bの内周面との間に、移動部材14a一方端が接続部材11bの内周面に形成された前記ねじ溝とその一方端部分の外周面に形成された前記ねじ山とで接続部材11bと螺合できるような空隙が、空くように、接続部材11b、移動部材14および柱状部材15の各サイズ(この例では各円筒形状の各径)が適宜に調整されている。なお、この例では、上述のように接着によって、第1端子11が柱状部材15の一方端に取り付けられたが、接続部材11bの前記第1蓋部の内面に、周面にねじ溝を持つ凹所が形成され、柱状部材15における一方端部の外周面にねじ山が形成され、これらが螺合することで、ねじ締結で第1端子11が柱状部材15の一方端に取り付けられても良い。
一方端に第1端子11を取り付けた柱状部材15は、電極部材14bに挿通され、その他方端から前記離間位置までに亘り電極部材14bで被覆され、電極部材14bは、柱状部材15に例えば接着剤による接着で固定される。なお、電極部材14bは、この例では円筒形状の部材で形成されたが、これに限定されず、例えば、前記被覆領域に金属材料をメッキすることによって形成されて良く、あるいは、例えば、アルミテープ等の金属テープを巻回すことによって形成されても良い。
電極部材14bで被覆された柱状部材15は、円筒形状の移動部材14aに挿通され、円筒部材の移動規制部材14cに挿通され、移動規制部材14cは、上述の位置に配置され、柱状部材15に例えば接着剤による接着で固定される。これによって移動部材14aは、第1端子11の接続部材11bから移動規制部材14cまでの間を移動領域として摺動で移動する。また、本実施形態では、移動規制部材14cを柱状部材15に取り付けた状態で、移動規制部材14cの他方端側から、電極部材14bで被覆された柱状部材15の他方端部分が突出している。このように切換え部14における移動部材14a、電極部材14bおよび移動規制部材14cが柱状部材15に取り付けられる。
切換え部14を取り付けた柱状部材15内に、抵抗素子13、付勢通電部材17および第1支持部材18aがこの順で順次に他方端から一方端へ向けて入れ込まれる。柱状部材15の前記他方端部分には、ねじの第2端子12における軸部(ねじ山を形成した部分)を挿通し、その頭部を挿通しない貫通開口が形成され、第1支持部材18aの他方端部分には、柱状部材15の前記貫通開口に対応する位置に、内周面にねじ溝を形成した凹所が形成されている。なお、柱状部材15における前記貫通開口の内周面にもねじ溝が形成されても良い。第2端子12は、電気ケーブル16が電気的に接続され、その軸部が柱状部材15の前記貫通開口に挿通され、第1支持部材18aの前記凹所に、その頭部が電極部材14bと電気的に接続するまで螺合され、固定される。これによって第2端子12は、電極部材14bと電気的に接続され、さらに、電極部材14bを介して移動部材14aと電気的に接続される。そして、第2端子12は、これによって第1支持部材18aと電気的に接続され、さらに、第1支持部材18a、付勢通電部材17および抵抗素子13を介して第1端子11と電気的に接続される。また、この状態で、圧縮コイルばねの付勢通電部材17は、自然長より圧縮され、これによって抵抗素子13を第1端子11に向けて付勢する。
そして、これら第1端子11、切換え部14および第2端子12を取り付け、これら抵抗素子13、付勢通電部材17および第1支持部材18aを内蔵した柱状部材15の他方端に、柱状部材15とキャップ状部材18bとが同軸となるように、柱状部材15の他方端面とキャップ状部材18bにおける前記第2蓋部の内面とが例えば接着剤等によって接着され、キャップ状部材18bが取り付けられる。これによって第1支持部材18aは、第2端子12で固定されるだけでなく、キャップ状部材18bによっても固定される。
このように各部材11〜17、18a、18bを組み付けた柱状部材15は、キャップ状部材18bで第2支持部材18cの一方端から第2支持部材18cに嵌め込まれ、例えば接着剤等で接着され、固定される。第2支持部材18cの他方端には、第3支持部材18dが脱着可能に嵌め込まれる。
実施形態における放電棒Dは、このように組み立てられ、構成される。
このような構成の放電棒Dでは、抵抗接地する場合には、移動部材14aは、第1端子11と電気的に非接続になる第2位置に位置するように、電極部材14b上および柱状部材15上を摺動で軸方向に移動される。より具体的には、本実施形態では、移動部材14aは、移動規制部材14cに当接するまで移動され、移動部材14aが第1端子11と電気的に非接続にされる。これによって放電棒Dの通電経路が第1端子11と抵抗素子13を介して第2端子12とを結ぶ第1通電経路に切換え部14によって切り換えられ、第1端子11は、抵抗素子13、付勢通電部材17および第1支持部材18aを介して第2端子12に抵抗素子13の略抵抗値で電気的に接続され、電気ケーブル16を介して前記接地電極等と電気的に接続される。そして、第1端子11を、電荷を蓄積している導電体に接触(当接、接続)させると、前記電荷は、第1端子11、抵抗素子13、付勢通電部材17、第1支持部材18a、第2端子12、電気ケーブル16および前記接地電極等を介して地中に放電される。
一方、直接接地する場合には、移動部材14aは、第1端子11と電気的に接続する第1位置に位置するように、電極部材14b上および柱状部材15上を摺動で軸方向に移動される。より具体的には、本実施形態では、移動部材14aは、第1端子11の接続部材11bに当接するまで移動され、さらに接続部材11bに螺合され、移動部材14aが第1端子11と電気的に接続される。これによって放電棒Dの通電経路が第1端子11と第2端子12とを結ぶ第2通電経路に切換え部14によって切り換えられ、第1端子11は、移動部材14aおよび電極部材14bを介して第2端子12に短絡的に電気的に接続され、電気ケーブル16を介して前記接地電極等と電気的に接続される。そして、第1端子11を、電荷を蓄積している導電体に接触させると、前記電荷は、第1端子11、移動部材14a、電極部材14b、第2端子12、電気ケーブル16および前記接地電極等を介して地中に放電される。
以上説明したように、実施形態における放電棒Dは、電荷を蓄積している導電体に第1端子11を接触し、第2端子12を、電荷を地中(地球)に放電するための例えば接地電極や接地棒等に接続すれば、切換え部14を第1通電経路に切り換えることで抵抗接地でき、前記切換え部14を第2通電経路に切り換えることで直接接地できる。このため、抵抗接地用の放電棒と直接接地用の放電棒とを用意する必要が無く、第1端子11を前記導電体に接触させたままで抵抗接地と直接接地とを続けて、あるいは、第1端子11を前記導電体から一旦離して切り換えた後に抵抗接地の際に第1端子11を前記導電体に接触させた姿勢と略同様の姿勢で抵抗接地と直接接地とを、実施できる。したがって、上記放電棒Dは、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる。特に、スペースに余裕が無く、自由に放電棒を移動できないことが多いキュービクル内でも、上記放電棒Dは、抵抗接地および直接接地を実施できる。
上記放電棒Dは、移動部材14aを第2位置に移動して第1端子11と電気的に非接続とすることで第1通電経路に切り換えることができ、前記移動部材14aを第1位置に移動して第1端子11と電気的に接続することで第2通電経路に切り換えることができる。したがって、上記放電棒Dは、移動部材14aを移動させるだけで、抵抗接地および直接接地をより簡便に実施できる。
上記放電棒Dは、電気ケーブル16を備えるので、第2端子12を、電荷を地球に放電するための例えば接地電極や接地棒等に接続するために、別途、電気ケーブルを用意しなくて済む。
本実施形態によれば、移動部材14aが第1位置に在る場合に電極部材14bで第1端子11と第2端子12と短絡的に電気的に接続できる放電棒Dが提供できる。
なお、上述の実施形態では、切換え部14の移動部材14aは、電極部材14bによって第2端子12と電気的に接続されたが、これに限定されるものではない。例えば、両端それぞれが移動部材14aおよび第2端子12それぞれと電気的に接続され、柱状部材15の外周にコイル状(螺旋状)に巻回されたリード線で、移動部材14aは、第2端子12と電気的に接続されても良い。前記リード線は、例えば、銅等で形成された導体線を絶縁材料で被覆した電機部品である。
また、上述の実施形態では、第1端子11の接続部材11bと切換え部14の移動部材14aとは、螺合によって電気的に接続されたが、これに限定されるものではない。例えば、単に、接続部材11bの他方端面と移動部材14aの一方端面とが互いに当接されることで、これらが電気的に接続されても良い。あるいは、例えば、移動部材14aにおける一方端部分の外周面に第1凸部(第1凹部)が形成され、接続部材11bにおける他方端の内周壁面に、前記第1凸部(第1凹部)が嵌り込んで係合する第2凹部(第2凸部)が形成され、前記第1凸部(第1凹部)が第2凹部(第2凸部)に嵌り込んで係合することで、接続部材11bと移動部材14aとが電気的に接続されても良い。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
D 放電棒、11 第1端子、11a 第1端子本体、11b 接続部材、12 第2端子、13 抵抗素子、14 切換え部、14a 移動部材、14b 電極部材、14c 移動規制部材、15 柱状部材、16 電気ケーブル、18 支持部材、18a 第1支持部材、18b キャップ状部材、18c 第2支持部材、18d 第3支持部材

Claims (5)

  1. 第1および第2端子と、
    抵抗素子と、
    第1端子と前記抵抗素子を介して前記第2端子とを結ぶ第1通電経路と、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ第2通電経路とを切り換える切換え部とを備える、
    放電棒。
  2. 前記抵抗素子を内蔵する絶縁性の柱状部材をさらに備え、
    前記第1端子は、前記抵抗素子の一方端子に接続されて前記柱状部材の一方端に取り付けられ、
    前記第2端子は、前記抵抗素子の他方端子に接続されて前記柱状部材の他方端に取り付けられ、
    前記切換え部は、前記第2端子と電気的に接続する移動部材であって、前記第1端子と電気的に接続する第1位置から、前記第1端子と電気的に非接続になる第2位置まで、前記柱状部材の外周を前記柱状部材の中心軸に沿う軸方向に移動する前記移動部材を備える、
    請求項1に記載の放電棒。
  3. 前記切換え部は、前記第2端子と電気的に接続され、前記柱状部材の外周面上に配設された電極部材をさらに備え、
    前記電極部材は、前記移動部材が前記第1端子と電気的に接続する第1位置に在る場合に、前記移動部材と電気的に接続する第3位置に少なくとも配設されている、
    請求項2に記載の放電棒。
  4. 前記切換え部材は、両端それぞれが前記移動部材および前記第2端子それぞれと電気的に接続され、前記柱状部材の外周にコイル状に巻回されたリード線をさらに備える、
    請求項2に記載の放電棒。
  5. 一方端を前記第2端子と電気的に接続され、他方端に電極クリップを持つ電気ケーブルをさらに備える、
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の放電棒。
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