JP2020112015A - 水栓の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水栓の配管接続時の施工において配管が水栓の接続構造本体の左右どちらに配置されていても、壁面に埋設されていても、壁面装飾用ボックスの外装に全く影響されることがなく、限られた配管用スペース内で配管することができる水栓の接続構造を提供する。【解決手段】方体形状又は立方体形状に枠組みされ、壁面取付部となる後面から長手方向の両端面2B,2Cにかけて延びる切り欠き部を有しているとともに上下に開口し、内部に配管用スペースSを有するフレームと、このフレームの少なくとも前面を覆う化粧パネルと、フレームから操作部4Aを突出させた状態で取付けられた湯水混合ユニット4と、この湯水混合ユニット4の給湯口5および給水口6にそれぞれ連通連結された可撓性の給湯管7および給水管8と、湯水混合ユニット4の吐出口9を吐水口10に連通連結された吐水管とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、水栓の接続構造に関する。
湯配管および水配管に接続されることにより湯および水の混合率の調整と吐水量の調整を行なうことができる水栓の接続構造として、シンクや洗面台の天面などに取り付けられた操作部を備えると共に、シンクの下部において湯配管および水配管の止水栓にそれぞれに連通連結される給湯口と給水口を備え、混合された温水を再びシンクの上部に吐出させる吐水口を備えるものがあった。この水栓の接続構造はシンクの下部において配管された湯配管および水配管に可撓管を連通連結させることにより湯および水の供給を行なっていた。
他方、湯配管および水配管が壁面に埋設されていることもあり、このような場合には壁面に埋設された湯配管および水配管の接続部に対して偏心管を用いて連通連結すると共に取り付けられるものがあった。つまり、偏心管は湯または水の配水管であると共に、水栓の接続構造を配管に物理的に固定することも行なっていた。
特許第6374626号公報
ところで、水回りの改装を行なう時に既存の水栓の位置を変更したり、新たな位置に水栓を新設することがあるが、従来の壁面に埋設された配管を変更するためには多くの手間がかかる埋設管の変更を行なう必要があった。つまり、従来の水栓は水栓と配管を繋ぐ壁面の配管の位置が限定されるため自由度がなかった。そこで、本出願人は鋭意研究の結果、特許文献1に示される壁面装飾用ボックスの発明を行い、特許されるに至っている。
しかしながら、特許文献1の壁面装飾用ボックスの設置によって形成される配管用スペースには限りがあり、その内部にとりわけ湯水混合栓を収容すると共に、湯および水の配管を配置することは難しかった。
本発明は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、水栓の配管接続時の施工において配管が水栓の接続構造本体の左右どちらに配置されていても、壁面に埋設されていても、壁面装飾用ボックスの外装に全く影響されることがなく、限られた配管用スペース内で配管することができる水栓の接続構造を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、第1発明は、直方体形状又は立方体形状に枠組みされ、壁面取付部となる後面から長手方向の両端面にかけて延びる切り欠き部を有しているとともに上下に開口し、内部に配管用スペースを有するフレームと、このフレームの少なくとも前面を覆う化粧パネルと、このフレームから操作部を突出させた状態で取付けられた水栓本体と、この水栓本体の給水口に連通連結された可撓性の給水管と、水栓本体の吐出口を吐水口に連通連結された吐水管とを備えることを特徴とする水栓の接続構造
を提供する。(請求項1)
前記フレームは壁面の前方に配管用スペースを形成するように、前面を化粧パネルで覆うことができるので、目隠しされた配管用スペース内において配管の接続を行なうことができる。また、フレームの形状は直方体形状又は立方体形状であるから、限られた占有容積の確保によって、化粧パネルとフレームによって囲われた配管用スペースをできるだけ大きく確保することができる。なお、本発明における直方体形状には正確に直方体形状であるもののみならず、ほぼ直方体形状に近いものも含まれている。同様に、立方体形状についても、正確な立方体形状およびほぼ立方体形状に近いものを含んでいる。
可撓性の給水管は、限られた容積を備える配管用スペース内において、配管が壁面に埋設されたものであっても、配管用スペース内の水栓本体の左右どちら側から配管されるものであっても、柔軟に対応して接続することができる。吐水管はフレーム下方に固定された吐出口に連通連結されているので、水栓本体によって水量が調節されて吐出口から吐水させることができる。
前記フレームはその上部に収容棚を形成するものであってもよい。また、フレーム内に照明器具が収容されていてもよい。この場合、照明器具による照明効果を十分に発揮させるために、化粧パネルに光透過性を持たせることが好ましい。
前記給水口はそれぞれ回動自在に連通連結されたエルボ管を介して給水管に連通連結されている場合(請求項2)には、給水口に回動自在に連通連結されたエルボ管は、給水口に連通連結される配管を略90°曲げて任意の方向から行なうことができるので、容積の限られた配管用スペース内において配管流路の取り回しを容易に変更できる。
給水口とエルボ管の連結部分は、先端部にフランジを形成した筒状の内径拡大部分を備える雌中継管と、この内径拡大部分内に挿入されて連通流路を水密に連結すると共に中間部の外周にフランジを形成してなる雄中継管と、雄中継管および雌中継管の連結状態において両フランジの当接状態を保持するクリップとを備える管継手であることにより、可能な限り簡潔な構成で狭い配管用スペースを可能な限り有効に活用することができる。
前記吐出口は水栓本体の側面に形成され、前記吐水管は吐出口に回動自在に連通連結された複数のエルボ管と湾曲配管とを備える場合(請求項3)には、エルボ管によって短い距離内で吐水管の方向を変えると共に、湾曲配管によって水流を整えて吐水口に供給することができる。また、エルボ管と湾曲配管による吐水管は堅牢であり、水漏れなどの問題が発生することを防止できる。
前記吐水口はフレームの下部に取り付けられ、フレームの下部において横方向に広がった吐水開口部と、この吐水開口部に連通する絞り部とを備える場合(請求項4)には、吐水口に供給される水が、絞り部によって一旦水流を絞った後に横方向に広がった吐水開口部に流れることにより、フレームの下部において横方向に広がった状態で前方に吐水を行なうことができる。
上述したように、本発明によれば、水回りの改装を行なう場合に、元の水栓の構成に影響されることがなく、様々な配管が施された環境であっても、化粧パネルによって見栄え良くすると共に、配管用スペース内における自由な配管によって容易に接続工事を行なうことができる水栓の接続構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る水栓の接続構造の構成を示す平面図である。 前記水栓の接続構造の一部を透視して示す正面図である。 前記水栓の接続構造の水平断面図である。 前記水栓の接続構造の縦断面図である。 前記水栓の接続構造の一部を切断して示す側面図である。 前記水栓の接続構造の側面図である。 前記湯水混合栓の湯水混合ユニット用ソケットの縦断面図である。 両端に回動自在の管継手を形成したエルボ管を示す断面図である。 可撓管の構成を示す断面図である。 前記水栓に用いるエルボ管とニップル管の組合わせを示す一部断面図である。 湾曲配管の断面図である。 吐水口の底面図である。 吐水口の縦断面図である。 前記水栓の接続構造への給湯管および給水管の接続例を示す図であり、(A)〜(B)は様々な配管の配置例を示している。 前記水栓の接続構造への給湯管および給水管のさらなる接続例を示す図であり、(A)〜(B)はさらなる配管の配置例を示している。 本願発明の第2実施形態に係る湯水混合栓の構成を示す図である。
以下、図1〜図13を用いて本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6に示すように、本発明の第1実施形態に係る水栓(シングルレバー式の湯水混合栓)の接続構造1は略直方体形状に枠組みされ、壁面Wへの取付部となる後面2Aから長手方向の両端面2B,2Cにかけて延びる切り欠き部2Dを有しているとともに上下に開口し、内部に配管用スペースSを有するフレーム2と、このフレーム2の両側面2B,2Cおよび前面2Fをそれぞれ覆う化粧パネル3A〜3C(以下、区別が不要なときは単に化粧パネル3という)と、天面2Eから操作部4A(本実施形態の場合、シングルレバー式の操作レバーであり、以下の説明では操作レバー4Aという)を突出させた状態で取付けられた水栓本体(本例の場合は湯水混合ユニット)4と、この湯水混合ユニット4の給湯口5および給水口6にそれぞれ連通連結された可撓性の給湯管7および給水管8と、湯水混合ユニット4の吐出口9をフレーム2下方の吐水口10に連通連結された吐水管11とを備える。
前記フレーム2の形状は略直方体形状で天面2Eに平面視略円形の水栓取付凹部12を形成し、この水栓取付凹部12内に開口を形成している。また、フレーム2は前記切り欠き部2Dによって壁面Wへのフレームの取付けを容易とすると共に壁面に埋設された配管のみならず左右の何れの方向からも給水配管を接続できるように構成している。また、左右の化粧パネル3A,3Bを取り除き、別のフレームを並べて配置することにより、配管用スペースSを広げることも可能である。フレーム2の底面2Gには吐水口10が取り付けられる平面と吐水口10に吐水管11を接続可能とする開口が形成されている。
湯水混合ユニット4は前記水栓取付凹部12の形状にあわせて形成された湯水混合ユニット用ソケット13(以下、単にソケット13という)内に挿入された状態でソケット13を凹部12に固定することにより、その操作レバー4Aをフレーム2から突出させた状態で取り付けることができる。
図7はソケット13の形状を示す断面図であって、その形状は前記湯水混合ユニット4を嵌入する凹部14と、この凹部14内に湯水混合ユニット4を嵌入させた状態でその給湯口5および給水口6にそれぞれ連通連結させると共に、それぞれ下方に開放する内径拡大部分15とその先端に形成されたフランジ16を備えることにより、給湯口5および給水管6にそれぞれ連通連結するクリップ式の雌管継手17を形成している。
他方、凹部14内に嵌入させた湯水混合ユニット4の吐出口9にはL字状に方向転換させるように形成された内部流路18を介して前記雌管継手17よりも高い位置において横方向に設けたクリップ式の雄管継手19に連通連結させている。また、この雄管継手19は雌管継手の内径拡大部分内に挿入されて連通流路を水密に連結する雄中継管20と、連結状態における水漏れを防止するOリング21と、雄管継手20と雌管継手の連結状態において内径拡大部分の先端に形成されたフランジに当接するように雄中継管20の外周に設けた中間フランジ22とを形成している。
さらに、ソケット13の上部外周には前記水栓取付凹部12に形成された開口に当接する位置決め用のフランジ23と、このフランジ23を開口の縁部(または開口に取付けられたベースプレート)に当接させた状態でナット部材を螺合することにより挟み込み固定を可能とする雄ねじ24とを備える。なお、図1,2,4,6に示す湯水混合ユニット4の化粧カバー4Bは例えば雄ねじ24に螺合連結することによりフレーム2の天面2Eの開口を覆うことができるように構成している。
従って、このソケット13をフレーム2の天面2Eの水栓取付凹部12に設けた開口に取付けることにより、湯水混合ユニット4をフレーム2に対して所定の位置に取付けると共に、その給湯口5、給水口6、吐出口9をそれぞれの配管に連通連結させることができる。また、湯水混合ユニット4を取り替えるときも湯水混合栓1の上部からの簡単な作業によって交換作業を行なうことができる。
図8は前記クリップ式の雌管継手17および雄管継手19に連通連結されるエルボ管30の例を示す断面図である。
図8に示すようにエルボ管30は略L字状の内部流路31と、この内部流路31の一端側に連通連結された内径拡大部分32を形成する雌中継管33および雄中継管33の先端に設けたフランジ34からなる雌管継手35と、雌管継手の内径拡大部分に嵌入することによりこれに連通連結される雄中継管36およびこの雄中継管36と雌中継管の連結状態で雌中継管の先端部に形成されたフランジに当接するフランジ37を備える雄管継手38とを形成する。また、39は雄管継手38を雌管継手に連結した状態で雄中継管36の外周部と雌中継管の内周部の間の水密を保つことにより水漏れを防止するOリングである。
上記構成のエルボ管30を用いることにより、短い距離で流路を約直角に曲げることができるだけでなく、配管の連結部においては回動自在に支持することができる。従って、前記ソケット13の給湯口5、給水口6、吐出口9に設けた雌管継手17および雄管継手19にエルボ管30を接続することにより、スペースの限られた配管用スペースS内であっても無理なく配管を行なうことができる。
図9は本発明の湯水混合栓1に係る給湯管7および給水管8に用いられる可撓管40の構成を示す一部断面図である。
図9に示す、可撓管40は可撓性の配管41の一端側にクリップ式の雄管継手42、他端側に雌管継手43を連通連結させたものである。なお、雄管継手42は雄中継管44とフランジ45とOリングと46を備え、その詳細な構成はエルボ管30の雄管継手38の構成と同様である。同様に、雌管継手43は内径拡大部分47を備える雌中継管48とフランジ49とを備え、その詳細な構成はエルボ管30の雌管継手35の構成と同様である。
図10は本発明の湯水混合栓1に用いるエルボ管とニップル管の組合わせを示す一部断面図である。
図10においてエルボ管50は略L字状の内部流路51を備えると共に、この内部流路の51の一端側にはクリップ式の雌管継手52、他端側の外周には雌ネジ53を形成している。他方ニップル管55はその一端側に前記雄ネジ53に嵌合する雌ネジ56を形成し、他端側にはクリップ式の雌管継手57を形成している。従って、エルボ管50の雄ネジ53にニップル管55の雌ネジ56を螺合連結することにより両端にクリップ式の雌管継手52,57が形成されたエルボ管とすることができる。なお、雌管継手52,57の構成は既に詳述した雌管継手17,35,43と同様であるからその詳細な説明を省略する。
図11は本発明の湯水混合栓1に係る湾曲配管60の構成を示す図である。
図11に示す湾曲配管60は、約90°湾曲させた配管61の一端側にクリップ式の雌管継手62、他端側に雄管継手63を形成したものである。なお、雌管継手62、雄管継手63の構成は既に詳述した雌管継手17,35,43,52,57、雄管継手19,38,42と同様である。
図12,13は本発明の湯水混合栓1に係る吐水口10の詳細な構成を示す図である。
図12,13に示すように吐水口10はフレーム2の下部(底面2G)に取付けられて、フレーム2の下部において横方向に広がった吐水開口部71と、この吐水開口部71に連通する絞り部72と、この絞り部72に連通する雄管継手73とを備えるものである。また、絞り部72と吐水開口部71の間には横方向に広がった横長水路74を形成している。
従って、吐水管11を介して雄管継手73に供給された混合水は一旦絞り部72において絞り込まれた後に横方向に広がった吐水開口部71に開放されるので、程よく横方向に広がった吐水を行なわせることができる。また、吐水量が少ないときにも横長水路74を介して吐水が行なわれるので、横方向に広がった柔らかな吐水を行なわせることができるように構成している。
図2に示すように本発明の湯水混合栓1においては、給湯口5、給水口6に給湯管7、給水管8を連結する部分においてそれぞれエルボ管30を介して連通連結させているので、ソケット13側の雌管継手17とエルボ管30側の雄管接手38の間で、回動自在に連結できるので可撓管からなる給湯管7、給水管8と合わせて自由な配管を行なうことができ、湯および水の配管が壁面Wに埋設されたものであっても、湯水混合栓1の左右どちら側から配管されたものであっても柔軟に対応して配管接続を行なうことができる。なお、Cは各雄継手と雌継手の接続状態においてフランジ同士を当接した状態で保持するクリップである。
他方、ソケット13の側面から突出させるように形成された雄管接手19にはエルボ管30、エルボ管50、ニップル管55、湾曲配管60、エルボ管30をこの順に接続された一連の配管によって吐水管11を形成している。この場合も、エルボ管30,50,30によって短い距離で直角に流路を変えることができるので、限られた配管用スペースS内における配管の接続を容易とすることができると共に、クリップCを用いた連結部において回動自在に取付けられるので、混合水吐水用の雄管継手19と吐水口10の位置関係に自由度を持たせて吐水管11によって連結することができる。
とりわけ、給湯口5、給水口6に連通連結される雌管継手17に対して、吐出口9に連通連結される雄管継手19の高さを高い位置において横方向に吐出させるように設けているので雄管継手17に接続されるエルボ管30と、雄管継手19に接続されるエルボ管30が互いに干渉することなく取付けることができる。また、エルボ管30,50,湾曲配管60を用いた吐水管11は各連結部が堅牢であるから信頼性が高い。
図14,15は第1実施形態の湯水混合栓1を用いた配管の配置例を示すものであり、図14(A)は、湯は図示右側、水は図示左側から配管されている例を示している。この場合、フレーム2にはその前面2Fにだけ化粧パネル3が取付けられ、左右の端面2B,2Cにはその切り欠き部2Dを介して配管が通されるので別のフレーム2が配置されることにより配管用スペースSを左右に広げると共に、左右のフレームによって収容棚を形成することができる。
図14(B)に示す例では、壁面Wに水側の配管が埋設されている場合の配管の配置例を示している。壁面Wに埋設された水の配管に連通連結させるために給水管8となる可撓管を大きく曲げて接続することになるが、このとき、エルボ管30が給水口に連通連結された状態で回動自在に構成されているので、給水管8に無理な力をかけることなく、限られた配管用スペースS内における配置を行なうことができる。
なお、図示は省略するが壁面Wに湯側の配管が埋設されている場合にも同様に、湯側の配管が配置されている場所Waがフレーム2によって覆われた配管スペースS内であれば、給湯管7を容易に湾曲させて配置することができる。この場合、フレーム2はその左右両側に化粧パネル3A,3Bを設けることにより見栄えを良くすることができる。
図15(A)、15(B)に示す例では、湯および水の配管がフレーム2の左側または右側から配管されている場合の配置例を示している。この場合、給湯管7および給水管8が両方ともフレーム2の左側または右側に配置されており、前記エルボ管30が大きく回動することにより無理なストレスをかけることなく可撓管の配置を行なうことができる。また、これらの場合、配管を設けない方のフレーム2側面は化粧パネル3で覆うことにより見栄えを良くすることができ、配管を設ける方にはフレーム2を隣接させて収容棚をけいせいさせることができる。
図16は本発明の第2実施形態の水栓の接続構造に係る温調型の湯水混合栓80の例を示す図である。
図16に示す湯水混合栓80は、第1操作部としての湯および水の混合比を温度設定する温度調節ハンドル82と、第2操作部としての混合水の吐水量を調節する吐水量調節ハンドル81と、吐水口としてのシャワーヘッド83とをフレーム2の天面2Eから突出させた状態で取付けられており、吐水管84は温調型の湯水混合ユニットの吐出口とシャワーヘッド82を連通連結させる可撓管であり、この吐水管84はフレーム2の天面2Eに設けた貫通孔85を進退可能に貫通する。
本実施形態の湯水混合栓80に隣接するフレーム2Wには大小の収容棚86を形成しており、この湯水混合栓80を浴室に配置する場合において利便性を向上させることができる。本実施形態においてもフレーム2によって確保させる配管用スペースSにおいても、水栓本体の給水口に可撓性の給水管が回動自在に連通連結されたエルボ管を介して接続されることにより、任意の配管の配置を行なうことができるので、配管の接続構造に自由度が高く壁面Wに配管が埋設された環境であっても、湯水混合栓80の左右のどちら側からどのような形で湯および水の配管がされている環境であっても、あらゆる環境において設置することが可能となる。
とりわけ、水回りの改装時において従来の水栓の形態に全く依存されることなく、見栄えの良い湯水混合栓80の設置を行なうことができる。
なお、上述の各実施形態において、水栓は湯水混合栓である例を示しているが、本発明は水栓本体が湯水混合栓であることに限られるものではなく、湯または水の単水栓を形成するものであってもよいことはいうまでもない。
1 水栓の接続構造
2 フレーム
2A 後面
2B,2C 両端面
2D 切り欠き部
2E 天面
2F 前面
2G 底面
3 化粧パネル
4 湯水混合ユニット
5 給湯口
6 給水口
7 給湯管
8 給水管
9 吐出口
10 吐水口
11 吐水管
30,50 エルボ管
40 可撓管
60 湾曲配管
71 吐水開口部
72 絞り部
S 配管用スペース

Claims (4)

  1. 直方体形状又は立方体形状に枠組みされ、壁面取付部となる後面から長手方向の両端面にかけて延びる切り欠き部を有しているとともに上下に開口し、内部に配管用スペースを有するフレームと、
    このフレームの少なくとも前面を覆う化粧パネルと、
    このフレームから操作部を突出させた状態で取付けられた水栓本体と、
    この水栓本体の給水口に連通連結された可撓性の給水管と、
    水栓本体の吐出口を吐水口に連通連結された吐水管とを備えることを特徴とする水栓の接続構造。
  2. 前記給水口はそれぞれ回動自在に連通連結されたエルボ管を介して給水管に連通連結されている請求項1に記載の水栓の接続構造。
  3. 前記吐出口は水栓本体の側面に形成され、前記吐水管は吐出口に回動自在に連通連結された複数のエルボ管と湾曲配管とを備える請求項1または請求項2に記載の水栓の接続構造。
  4. 前記吐水口はフレームの下部に取り付けられ、フレームの下部において横方向に広がった吐水開口部と、この吐水開口部に連通する絞り部とを備える請求項1〜請求項3の何れかに記載の水栓の接続構造。
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