JP2020111741A - 粘着テープ - Google Patents

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徳之 内田
Noriyuki Uchida
徳之 内田
豊嶋 克典
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克典 豊嶋
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Abstract

【課題】皮脂への耐性に優れ、かつ、アルカリ性洗浄剤への耐性にも優れる粘着テープを提供する。【解決手段】(メタ)アクリル共重合体を含有する粘着剤層を有し、前記(メタ)アクリル共重合体は、含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位と、下記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有する粘着テープ。[化1]一般式(1)中、Rは水素又はメチル基を表し、R1、R2、R3は、水素又はアルキル基を表す。一般式(1)中、R1、R2、R3のうちの少なくとも2つはアルキル基であるか、又は、R1、R2、R3のうちの2つが環状構造を形成している。【選択図】なし

Description

本発明は、粘着テープに関する。
従来から、電子機器において部品を固定する際、粘着テープが広く用いられている。具体的には、例えば、携帯電子機器の表面を保護するためのカバーパネルをタッチパネルモジュール又はディスプレイパネルモジュールに接着したり、タッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとを接着したりするために粘着テープが用いられている。このような電子機器部品の固定に用いられる粘着テープは高い粘着性に加え、使用される部位の環境に応じて、耐熱性や熱伝導性、耐衝撃性といった機能が要求されている(例えば特許文献1〜3)。
近年、電子機器の小型化や軽量化、低コスト化によって携帯電話やスマートフォン、ウェアラブル端末といった常に身に着けたり、手元に置いたりするタイプの電子機器が広く普及している。このような携帯型の電子機器は、頻繁に使用され、また、タッチパネル等により素手で操作が行われることから、頻繁に手が触れる部分に粘着テープが用いられている場合、皮脂によって粘着テープが劣化し、剥がれてしまうという問題があった。
特開2015−052050号公報 特開2015−021067号公報 特開2015−120876号公報
また、携帯型の電子機器を装着した状態で、洗浄剤を用いて清掃等を行うこともある。近年の洗浄剤のなかには、アルカリ水溶液中に界面活性剤とアルコールとを配合した強力なアルカリ性洗浄剤もあり、このようなアルカリ性洗浄剤によっても粘着テープが剥がれてしまうという問題があった。
しかしながら、皮脂への耐性とアルカリ性洗浄剤への耐性とを同時に満たすことは、極めて困難であった。
本発明は、上記現状に鑑み、皮脂への耐性に優れ、かつ、アルカリ性洗浄剤への耐性にも優れる粘着テープを提供することを目的とする。
本発明は、(メタ)アクリル共重合体を含有する粘着剤層を有し、前記(メタ)アクリル共重合体は、含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位と、下記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有する粘着テープである。
Figure 2020111741
一般式(1)中、Rは水素又はメチル基を表し、R、R、Rは、水素又はアルキル基を表す。一般式(1)中、R、R、Rのうちの少なくとも2つはアルキル基であるか、又は、R、R、Rのうちの2つが環状構造を形成している。
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、上記皮脂及びアルカリ性洗浄液による粘着テープの剥離の問題に対して鋭意検討した。その結果、オレイン酸及びアルカリ性洗浄液に浸漬した後の膨潤率が特定の範囲である粘着剤層を用いることによって、皮脂及びアルカリ性洗浄液に曝された場合であっても粘着力を維持できることを見出した。
ここで本発明者らは、特にアルカリ性洗浄液に浸漬した場合の粘着剤層の膨潤状態に着目した。即ち、例えば粘着剤層をエタノールに浸漬して膨潤させた後、乾燥させると、エタノールが蒸発することで粘着剤層はほぼ浸漬前の重量に戻る。これに対して、粘着剤層をアルカリ性洗浄液に浸漬して膨潤させた後、乾燥させると、浸漬前に比べて粘着剤層の重量が明らかに増加する。このことから、本発明者らは、アルカリ性洗浄剤に浸漬した場合には、アルカリ性洗浄剤が粘着剤層を構成する(メタ)アクリル共重合体のエステル構造部分を攻撃して加水分解して変質させ、その変質部分に種々の不純物が侵入することにより膨潤、乾燥後も蒸発することなく粘着剤層の重量が増加するのではないかと考えた。そして、更に鋭意検討の結果、耐皮脂性に優れる含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位に加えて、アルカリ性洗浄剤による加水分解を受けにくい、上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有する(メタ)アクリル共重合体を含有する粘着剤層を採用した。これにより、皮脂への耐性に優れ、かつ、アルカリ性洗浄剤への耐性にも優れる粘着テープを提供できることを見出し、本発明を完成した。
なお、本明細書において、アルカリ性洗浄剤とは、アルカリ水溶液中に界面活性剤とアルコールとを配合した洗浄剤であって、界面活性剤として第4級アンモニウム塩を0.5%、アルコールとしてエタノールを5%含有し、pHが10である溶液を意味する。
本発明の粘着テープは、(メタ)アクリル共重合体を含有する粘着剤層を有する。
上記(メタ)アクリル共重合体は、含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を有する。含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位は、フッ素自身が高い撥水撥油性を示すこと、フッ素原子の密なパッキングにより皮脂が分子鎖内に浸入しにくいこと等の理由により、得られる粘着テープに皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性、特に皮脂に対する優れた耐性を付与することができる。
本明細書において含フッ素アルキル(メタ)アクリレートとは、アルキル基の水素原子の一部又は全部がフッ素化されたアルキル(メタ)アクリレートを意味する。
上記含フッ素アルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチル(メタ)アクリレート、3−パーフルオロブチル−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−パーフルオロヘキシル−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−(パーフルオロ−3−メチルブチル)−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,3H−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、1H−1−(トリフルオロメチル)トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、1H,1H,3H−ヘキサフルオロブチル(メタ)アクリレート、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル(メタ)アクリレート、1H,1H−ヘプタフルオロブチル(メタ)アクリレート、6−(パーフルオロエチル)ヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの含フッ素アルキル(メタ)アクリレートは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なかでも、2−(パーフルオロヘキシル)エチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチル(メタ)アクリレート、6−(パーフルオロエチル)ヘキシル(メタ)アクリレート等が好適である。これらは、アルキル基の1位及び2位の炭素(酸素に結合した側から1番目及び2番目の炭素)にフッ素が結合していない含フッ素アルキル(メタ)アクリレートである。これらの含フッ素アルキル(メタ)アクリレートは、電子吸引性であるフッ素原子がエステル基から遠い位置にあるため、アルカリ性洗浄剤による加水分解を受けにくく、アルカリ性洗浄剤に対するより優れた耐性を発揮できると考えられる。
上記(メタ)アクリル共重合体中における上記含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量は、40重量%以上であることが好ましい。上記含フッ素アルキル(メタ)アクリルに由来する構成単位の含有量が40重量%以上であることにより、より優れた皮脂への耐性を発揮することができる。上記含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量は、50重量%以上であることがより好ましい。
上記(メタ)アクリル共重合体中における上記含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量は、80重量%以下であることが好ましく、70重量%以下であることがより好ましい。
上記(メタ)アクリル共重合体は、上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有する。これにより、得られる粘着テープに皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性、特にアルカリ性洗浄液に対する優れた耐性を付与することができる。これは、上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートでは、エステル構造部分に直接結合している炭素が二級又は三級の嵩高い構造となっていることから、アルカリ性洗浄剤がエステル構造部分にまで侵入しにくくなり、加水分解を受けにくくなっているためではないかと考えられる。更に、二級又は三級の炭素は電子供与性が高く、エステル基へ電子を押し込むためエステル基のカルボニル炭素が求核攻撃されにくくなり、アルカリ性洗浄剤による加水分解を受けにくくなっているためではないかと考えられる。
上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、1−メチルヘプチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル共重合体中における上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量は、10重量%以上であることが好ましい。該構成単位の含有量が10重量%以上であることにより、より優れたアルカリ性洗浄剤への耐性を発揮することができる。該構成単位の含有量は、15重量%以上であることがより好ましい。上記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量は、60重量%以下であることが好ましく、50重量%以下であることがより好ましい。
上記(メタ)アクリル共重合体は、更に、架橋性官能基を有するモノマーに由来する構成単位を含有することが好ましい。上記架橋性官能基を有するモノマーに由来する構成単位を含有すると、架橋剤を併用したときに(メタ)アクリル共重合体鎖間が架橋される。その際、架橋度を調節することでゲル分率及び膨潤率を調節することができる。
上記架橋性官能基としては、例えば、水酸基、カルボキシル基、グリシジル基、アミノ基、アミド基、ニトリル基等が挙げられる。なかでも、上記粘着剤層のゲル分率の調整が容易であることから、水酸基又はカルボキシル基が好ましい。
上記水酸基を有するモノマーとしては、例えば、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。
上記カルボキシル基を有するモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸等が挙げられる。
上記グリシジル基を有するモノマーとしては、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記アミド基を有するモノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチルアクリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等が挙げられる。
上記ニトリル基を有するモノマーとしては、例えば、アクリロニトリル等が挙げられる。
これらの架橋性官能基を有するモノマーは単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
上記(メタ)アクリル共重合体中における上記架橋性官能基を有するモノマーに由来する構成単位の含有量は特に限定されないが、好ましい下限が0.01重量%、好ましい上限が5重量%である。
ただし、上記架橋性官能基がカルボキシル基である場合には、上記カルボキシル基を有するモノマーに由来する構成単位の含有量は1重量%以下であることが好ましい。カルボキシル基を有するモノマーに由来する構成単位の含有量が1重量%を超えると、アルカリ性洗浄剤に対する耐性が低下することがある。
上記(メタ)アクリル共重合体は、本発明の効果を阻害しない範囲で、更に、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート等の他のアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有してもよい。また、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の芳香族を有する(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有してもよい。
また、上記(メタ)アクリル共重合体を紫外線重合法により調製する場合には、上記(メタ)アクリル共重合体は、更に、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート等の多官能モノマーに由来する構成単位を含有することが好ましい。
上記(メタ)アクリル共重合体は、Fedors法によって計算されたSP値が9.3以下であることが好ましい。上記SP値が9.3以下であることにより、アルカリ性洗浄剤が分子鎖内に侵入するのをより抑制して、得られる粘着テープに皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性、特にアルカリ性洗浄剤に対するより高い耐性を付与することができる。上記SP値は、9.25以下であることがより好ましく、9.2以下であることが更に好ましい。上記SP値の下限は特に限定されないが、合成が困難なことから、8.5程度が下限である。
なお、SP値は溶解性パラメータ(Solubility Parameter)と呼ばれ、溶解のしやすさを表すことのできる指標である。本明細書においてSP値の算出にはFedors法(R.F.Fedors,Polym. Eng. Sci.,14(2),147−154(1974))が用いられる。また、(メタ)アクリル共重合体のSP値は、共重合体中のそれぞれの繰り返し単位単独でのSP値をもとに、その配合比(重量比)を用いて算出できる。
上記(メタ)アクリル共重合体は、重量平均分子量が25万以上であることが好ましい。上記(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量が25万以上であることによって、得られる粘着テープをより粘着力に優れるものとすることができ、かつ、よりいっそう皮脂及びアルカリ性洗浄剤への耐性に優れる粘着テープを得ることができる。上記(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量のより好ましい下限は40万、更に好ましい下限は50万、特に好ましい下限は60万である。上記(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量の上限は特に限定されないが、好ましい上限は200万、より好ましい上限は180万である。
なお、重量平均分子量は、重合条件(例えば、重合開始剤の種類又は量、重合温度、モノマー濃度等)によって調整できる。
上記(メタ)アクリル共重合体を調製する方法は特に限定されず、上記構成単位の由来となる(メタ)アクリルモノマーを、重合開始剤の存在下にてラジカル反応させる方法等が挙げられる。重合方法は特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。例えば、溶液重合(沸点重合又は定温重合)、エマルジョン重合、懸濁重合、塊状重合等が挙げられる。中でも、合成が簡便であることから溶液重合が好ましい。
重合方法として溶液重合を用いる場合、反応溶剤として、例えば、酢酸エチル、トルエン、メチルエチルケトン、メチルスルホキシド、エタノール、アセトン、ジエチルエーテル等が挙げられる。これらの反応溶剤は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記重合開始剤は特に限定されず、例えば、有機過酸化物、アゾ化合物等が挙げられる。
上記有機過酸化物として、例えば、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート等が挙げられる。上記アゾ化合物として、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等が挙げられる。これらの重合開始剤は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記粘着剤層は、架橋剤を含有することが好ましい。上記(メタ)アクリル共重合体が上記架橋性官能基を有するモノマーに由来する構成単位を有する場合には、架橋剤によって架橋構造を構築することができる。
上記架橋剤は特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート型架橋剤等が挙げられる。なかでも、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤が好ましい。なお、本発明の粘着テープを光学用透明粘着テープとして用いる場合には、耐候性の観点から、芳香族環を含まない架橋剤を用いることが好ましい。
上記架橋剤の配合量は、上記(メタ)アクリル共重合体100重量部に対する好ましい下限は0.01重量部、好ましい上限は10重量部であり、より好ましい下限は0.1重量部、より好ましい上限は5重量部である。
上記粘着剤層は、シランカップリング剤を含有していてもよい。シランカップリング剤を含有することにより、被着体に対する密着性を向上させることができるため、粘着テープの皮脂やアルカリ性洗浄剤に対する耐性を更に高めることができる。
上記シランカップリング剤は特に限定されず、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメチルメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、メルカプトブチルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。なかでも、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランが好適である。
上記シランカップリング剤の含有量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.1重量部、好ましい上限が5重量部である。上記シランカップリング剤の含有量が0.1重量部以上であることによって皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性を更に高めることができる。含有量が5重量部以下であることによって再剥離の際の糊残りを抑えることが出来る。上記シランカップリング剤の含有量のより好ましい下限は1重量部、より好ましい上限は3重量部である。
上記粘着剤層は、必要に応じて、可塑剤、乳化剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料等の添加剤、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂等の粘着付与剤、その他の樹脂等を含有していてもよい。
上記粘着剤層は、ゲル分率が70重量%以上、99重量%以下であることが好ましい。上記ゲル分率がこの範囲内であることにより、皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性を更に高めることができる。
なお、本明細書における「ゲル分率」とは、下記式のように酢酸エチルに浸漬する前の粘着剤層の重量に対する、酢酸エチルに浸漬し乾燥した後の粘着剤層の重量の割合を百分率で表した値である。
ゲル分率(重量%)=100×(W−W)/(W−W
(W:基材の重量、W:酢酸エチル浸漬前の粘着テープ試験片の重量、W:酢酸エチル浸漬、乾燥後の粘着テープ試験片の重量)
上記粘着剤層の厚みは特に限定されないが、好ましい下限は5μm、好ましい上限は500μmである。上記粘着剤層の厚みが5μm以上であることによって、得られる粘着テープをより粘着性に優れたものとすることができる。上記粘着剤層の厚みが500μm以下であることによって、得られる粘着テープをより加工性に優れるものとすることができる。
本発明の粘着テープは、基材を有するサポートタイプであってもよいし、基材を有さないノンサポートタイプであってもよい。サポートタイプの場合には、基材の片面に上記粘着剤層が形成されていてもよいし、両面に上記粘着剤層が形成されていてもよい。
上記基材は特に限定されず、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィン系樹脂フィルム、PETフィルム等のポリエステル系樹脂フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリ塩化ビニル系樹脂フィルム、ポリウレタン系樹脂フィルムが挙げられる。また、ポリエチレン発泡体シート、ポリプロピレン発泡体シート等のポリオレフィン発泡体シート、ポリウレタン発泡体シート等が挙げられる。これらの基材のなかでも、PETフィルムが好ましい。また、耐衝撃性の観点からはポリオレフィン発泡体シートが好ましい。
また、上記基材として、光透過防止のために黒色印刷された基材、光反射性向上のために白色印刷された基材、金属蒸着された基材等も用いることができる。
本発明の粘着テープの製造方法は特に限定されず、例えば、本発明の粘着テープが基材を有する両面粘着テープである場合は以下のような方法が挙げられる。
まず、(メタ)アクリル共重合体、必要に応じて架橋剤等に溶剤を加えてアクリル粘着剤aの溶液を作製する。得られたアクリル粘着剤aの溶液を基材の表面に塗布し、溶液中の溶剤を完全に乾燥除去して粘着剤層aを形成する。次に、形成された粘着剤層aの上に離型フィルムをその離型処理面が粘着剤層aに対向した状態に重ね合わせる。次いで、上記離型フィルムとは別の離型フィルムを用意し、この離型フィルムの離型処理面にアクリル粘着剤bの溶液を塗布し、溶液中の溶剤を完全に乾燥除去することにより、離型フィルムの表面に粘着剤層bが形成された積層フィルムを作製する。得られた積層フィルムを粘着剤層aが形成された基材の裏面に、粘着剤層bが基材の裏面に対向した状態に重ね合わせて積層体を作製する。そして、上記積層体をゴムローラ等によって加圧することによって、基材の両面に粘着剤層を有し、かつ、粘着剤層の表面が離型フィルムで覆われた粘着テープを得ることができる。
また、同様の要領で積層フィルムを2組作製し、これらの積層フィルムを基材の両面のそれぞれに、積層フィルムの粘着剤層を基材に対向させた状態に重ね合わせて積層体を作製し、この積層体をゴムローラ等によって加圧することによって、基材の両面に粘着剤層を有し、かつ、粘着剤層の表面が離型フィルムで覆われた粘着テープを得てもよい。
本発明の粘着テープの用途は特に限定されないが、皮脂及びアルカリ性洗浄剤に対する耐性に優れているため、人の手が頻繁に触れる電子機器の部品を固定するために、特に好適に用いることができる。具体的には、液晶表示素子や有機EL素子等の表示デバイスに使用される、カバーパネル、タッチパネル、タッチセンサー等の表示デバイスを構成する部材同士の固定に好適に用いることができる。
本発明の粘着テープの形状は特に限定されず、正方形や長方形等であってもよいが、表示デバイスを構成する部材同士の固定に用いる場合には、額縁状が好ましい。本発明の粘着テープは、人の手が頻繁に触れる部位であっても高い粘着力を維持できるため、額縁状の粘着テープの幅が狭くても好ましく用いることができる。
本発明によれば、皮脂への耐性に優れ、かつ、アルカリ性洗浄剤への耐性にも優れる粘着テープを提供することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
(1)(メタ)アクリル共重合体の製造
反応容器内に、重合溶媒として酢酸エチルを加え、窒素でバブリングした後、窒素を流入しながら反応容器を加熱して還流を開始した。続いて、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.1重量部を酢酸エチルで10倍希釈した重合開始剤溶液を反応容器内に投入した。更に、2−(パーフルオロヘキシル)エチルアクリレート40.0重量部、t−ブチルクリレート15.0重量部、アクリル酸0.3重量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート2.0重量部及びn−ブチルアクリレート42.7重量部を2時間かけて滴下添加した。滴下終了後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.1重量部を酢酸エチルで10倍希釈した重合開始剤溶液を反応容器内に再度投入し、4時間重合反応を行い、(メタ)アクリル共重合体含有溶液を得た。
(2)粘着テープの製造
得られた(メタ)アクリル共重合体含有溶液に、イソシアネート系架橋剤としてコロネートL−45(東ソー社製)を(メタ)アクリル共重合体に対して0.5重量%、シランカップリング剤としてKBM−403(信越シリコーン社製)を1.0重量%の濃度となるように加えた。得られた溶液を、厚み75μmの離型処理したPETフィルムに、乾燥後の粘着剤層の厚みが15μmとなるように塗工した後、110℃で5分間乾燥させた。この粘着剤層を、基材となる厚み50μmのコロナ処理したPETフィルムに転着させ、40℃で48時間養生し、粘着テープを得た。
(3)ゲル分率の測定
得られた粘着テープを20mm×40mmの平面長方形状に裁断して試験片を作製し、重量を測定した。試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させた。乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式を用いてゲル分率を算出した。
ゲル分率(重量%)=100×(W−W)/(W−W
(W:基材の重量、W:酢酸エチル浸漬前の粘着テープ試験片の重量、W:酢酸エチル浸漬、乾燥後の粘着テープ試験片の重量)
(実施例2〜9、比較例1〜7)
使用するモノマーの種類と配合量を表1、2に記載の通りとした以外は実施例1と同様にして粘着テープを得た。
(評価)
実施例及び比較例で得られた粘着テープについて、下記の評価を行った。結果を表1、2に示した。
(1)オレイン酸膨潤率の測定
得られた粘着テープを20mm×40mmの平面長方形状に裁断して試験片を作製し、重量を測定した。試験片をオレイン酸中に60℃、湿度90%の条件下にて24時間浸漬した後、試験片をオレイン酸から取り出し、エタノールで表面を洗浄後、110℃にて3時間乾燥させた。乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式を用いて粘着テープのオレイン酸膨潤率を算出した。
オレイン酸膨潤率(重量%)=(オレイン酸浸漬後の試験片の重量−基材の重量)/オレイン酸浸漬前の試験片の重量−基材の重量)×100
(2)オレイン酸浸漬後の剥離性の評価
得られた粘着テープを100mm×100mmの平面正方形に裁断し、150mm×150mmのガラス板の中央に貼り合わせ、40℃、0.4MPaの条件で20分オートクレーブ処理を実施し、その後23℃、湿度50%の条件で24時間静置して試験片を作成した。市販のオレイン酸50mlで試験片上の粘着テープを覆い、60℃、湿度90%の条件下にて24時間静置した。試験片を23℃に戻し、オレイン酸をエタノールで洗浄後、端部を光学顕微鏡で200倍にて観察し、端部から100μm以上の剥がれがないものを「○」、端部から100μm以上の剥がれがあるものを「×」とした。
(3)アルカリ性洗浄剤膨潤率の測定
得られた粘着テープを20mm×40mmの平面長方形状に裁断して試験片を作製し、重量を測定した。試験片をアルカリ性洗浄剤中に60℃、湿度90%の条件下にて24時間浸漬した後、試験片をアルカリ性洗浄剤から取り出し、エタノールで表面を洗浄後、110℃にて3時間乾燥させた。なお、アルカリ性洗浄剤は、花王社製パワークリンキーパー及び溶媒(水、エタノール)を用いて、第4級アンモニウム塩濃度を0.5%、エタノール濃度を5%、pHを10にそれぞれ調整して作製した。乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式を用いて粘着テープのアルカリ性洗浄剤膨潤率を算出した。
アルカリ性洗浄液膨潤率(重量%)=(アルカリ性洗浄液浸漬後の試験片の重量−基材の重量)/アルカリ性洗浄液浸漬前の試験片の重量−基材の重量)×100
(4)アルカリ性洗浄剤浸漬後の剥離性の評価
得られた粘着テープを100mm×100mmの平面正方形に裁断し、150mm×150mmのガラス板の中央に貼り合わせ、40℃、0.4MPaの条件で20分オートクレーブ処理を実施し、その後23℃、湿度50%の条件で24時間静置して試験片を作成した。アルカリ性洗剤50mlで試験片上の粘着テープを覆い、60℃、湿度90%の条件下にて24時間静置した。なお、アルカリ性洗浄剤は、花王社製パワークリンキーパー及び溶媒(水、エタノール)を用いて、第4級アンモニウム塩濃度を0.5%、エタノール濃度を5%、pHを10にそれぞれ調整して作製した。試験片を23℃に戻し、アルカリ性洗剤を洗浄後、端部を光学顕微鏡で200倍にて観察し、端部から50μm以上の剥がれがないものを「◎」、端部から50μmを超えて100μm未満の剥がれのみがあるものを「○」、端部から100μm以上の剥がれがあるものを「×」とした。
Figure 2020111741
Figure 2020111741
本発明によれば、皮脂への耐性に優れ、かつ、アルカリ性洗浄剤への耐性にも優れる粘着テープを提供することができる。

Claims (9)

  1. (メタ)アクリル共重合体を含有する粘着剤層を有し、
    前記(メタ)アクリル共重合体は、含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位と、下記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位を含有する
    ことを特徴とする粘着テープ。
    [化1]
    Figure 2020111741
    一般式(1)中、Rは水素又はメチル基を表し、R、R、Rは、水素又はアルキル基を表す。一般式(1)中、R、R、Rのうちの少なくとも2つはアルキル基であるか、又は、R、R、Rのうちの2つが環状構造を形成している。
  2. 含フッ素アルキル(メタ)アクリレートは、アルキル基の1位及び2位の炭素にフッ素が結合していない含フッ素アルキル(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項1記載の粘着テープ。
  3. (メタ)アクリル共重合体中における含フッ素アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量が40重量%以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の粘着テープ。
  4. 一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートは、1−メチルヘプチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート又はシクロヘキシル(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の粘着テープ。
  5. (メタ)アクリル共重合体中における一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位の含有量が10重量%以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の粘着テープ。
  6. (メタ)アクリル共重合体は、更に、架橋性官能基を有するモノマーに由来する構成単位を含有することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の粘着テープ。
  7. 粘着剤層は、シランカップリング剤を含有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の粘着テープ。
  8. 粘着剤層は、ゲル分率が70重量%以上、99重量%以下であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の粘着テープ。
  9. 表示デバイスを構成する部材同士の固定に用いるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の粘着テープ。
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