JP2020111422A - 投入ステーションシステム - Google Patents

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【課題】物品を容器に投入する作業を行うシステム全体での能力を向上させる。【解決手段】投入ステーションシステム100は、棚61と、投入ステーション1と、空容器供給装置2と、搬送装置3と、コントローラ4と、を備える。棚61は仕掛かり容器C4を格納可能である。投入ステーション1では、作業者Wにより空容器C2/仕掛かり容器C4へ物品Mが投入される。空容器供給装置2は、空容器C2を供給する。搬送装置3は、空容器供給装置2、投入ステーション1、及び、棚61の間で容器を搬送可能である。コントローラ4は、投入ステーション1において空容器C2が必要となった際に、搬送装置3に、空容器供給装置2から投入ステーション1へと空容器C2を直接搬送させる。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の物品をその属性に基づいて特定の容器に投入する投入ステーションシステムに関する。
従来、物流の分野では、複数の物品が収納された容器から、出荷先別に決められた容器へ当該出荷先への物品を投入するピッキング作業、仕分け作業が行われている。このようなピッキング/仕分け作業を行うためのシステムとして、例えば、特許文献1に記載のピッキングシステムが知られている。このピッキングシステムには、小型の自動倉庫が配置されている。
上記ピッキングシステムにおいては、上記の自動倉庫に備わるラックの棚に空の容器が収納され、自動倉庫のスタッカクレーンが、空の容器を当該棚からピッキング作業を行う場所まで搬送する。
特開2018−70369号公報
棚に空の容器が収容される従来のピッキングシステムにおいては、ピッキングシステムの所定の場所に供給された空の容器は、当該所定の場所から棚へと搬送され、その後棚に収納される。このピッキングシステムにおいては、空の容器がピッキングの作業場で必要になった場合、棚に収納された空の容器が、棚からピッキングの作業場まで搬送される。
このように、従来のピッキングシステムでは、空の容器をピッキングの作業場に供給するに際して、(i)空の容器を所定の場所から棚へ搬送、(ii)空の容器を棚から作業場へ搬送、との二段階の搬送過程を経る必要がある。このような二段階の搬送過程は、ピッキングシステム全体での能力を低下させる。
本発明の目的は、物品を容器に投入する作業を行うシステム全体での能力を向上させることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る投入ステーションシステムは、作業者が複数の物品を容器に投入するためのシステムである。投入ステーションシステムは、棚と、投入ステーションと、空容器供給装置と、搬送装置と、コントローラと、を備える。
棚は容器を格納可能である。投入ステーションでは、作業者により容器へ物品が投入される。空容器供給装置は、空容器を供給するための装置である。空容器は、物品が投入されていない容器である。搬送装置は、空容器供給装置、投入ステーション、及び、棚の間で容器を搬送可能である。
コントローラは、投入ステーションにおいて空容器が必要となった際に、搬送装置に、空容器供給装置から投入ステーションへと空容器を直接搬送させる。
上記の投入ステーションシステムでは、空容器を投入ステーションに供給する必要があるときに、コントローラが、搬送装置に対して、空容器を空容器供給装置から投入ステーションに直接搬送するよう指令している。つまり、上記の投入ステーションシステムは、空容器の投入ステーションへの供給を、空容器を棚に格納する過程を経ることなく、一段階の搬送過程により実現している。
このようにして、空容器を投入ステーションへ供給する際の搬送装置の動作回数を減らして、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
上記の投入ステーションシステムは、容器払い出し装置をさらに備えてもよい。容器払い出し装置は、作業者による物品の投入が完了した投入完了容器を運び出す。
この場合、コントローラは、搬送装置に、仕掛かり中の仕掛かり容器を投入ステーションから棚に搬送させる。これとともに、コントローラは、投入完了容器を投入ステーションから容器払い出し装置へと直接搬送させる。
このように、投入完了容器も投入ステーションから容器払い出し装置へと直接搬送させることで、投入完了容器を容器払い出し装置へ搬送する際の搬送装置の動作回数を減らして、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
空容器供給装置は、投入ステーションの近傍に配置されてもよい。これにより、空容器供給装置から投入ステーションへ空容器を供給する際に、搬送装置の移動距離を短くして、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
コントローラは、物品を投入するべき仕掛かり容器が棚に存在しない場合に、搬送装置に、空容器供給装置から投入ステーションへと空容器を直接搬送させてもよい。
これにより、空容器を予め格納する棚を無くして、棚のサイズを小さくできる。この結果、搬送装置の移動距離を短くしてサイクルタイムを短縮して、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
上記の投入ステーションシステムは、投入元容器供給装置をさらに備えてもよい。投入元容器供給装置は、単種類複数個の物品が入った投入元容器を投入ステーションに供給する。
これにより、投入ステーションでの作業を効率化できるので、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
投入ステーションは、物品を投入するための複数の投入口を有してもよい。この場合、各投入口には、物品を投入するための容器が準備される。
これにより、投入ステーションでの作業を効率化できるので、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
作業者が複数の物品を容器に投入するための投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
第1実施形態に係る投入ステーションシステムの構成を示す図。 投入ステーションのA−A線における断面図。 投入ステーションシステムの動作を示すフローチャート。
1.第1実施形態
(1)投入ステーションシステム
以下、図1及び図2を用いて、投入ステーションシステム100の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る投入ステーションシステム100の構成を示す図である。図2は、投入ステーション1のA−A線における断面図である。図1において、紙面の横方向を示す矢印にて示される方向をX方向、紙面の縦方向を示す矢印にて示される方向をY方向と呼ぶことにする。
第1実施形態に係る投入ステーションシステム100は、例えば、物流センター、工場などの物品Mの仕分け作業がなされる場所に設置される。投入ステーションシステム100は、投入元容器C1(後述)に収納された複数の物品M(例えば、商品、製品の部品など)を、出荷先毎に定められた容器に仕分けて投入し、注文要求や仕様などにより決められた種類及び数の物品Mを投入した容器(投入完了容器C3と呼ぶ)を、所定の箇所に払い出すためのシステムである。
投入ステーションシステム100で取り扱われる容器は、例えば、バーコードなどにより識別されている。また、例えば、コントローラ4が、各容器に対して出荷先を割り当てる。その他、容器の識別情報に、特定の出荷先が予め関連付けられていてもよい。
第1実施形態に係る投入ステーションシステム100では、上記の仕分け作業は、作業者Wにより実行される。その他、例えば、物品Mを保持できるハンドを有するロボットにより、仕分け作業が実行されてもよい。
第1実施形態に係る投入ステーションシステム100は、主に、投入ステーション1と、空容器供給装置2と、搬送装置3と、コントローラ4と、を備える。
(2)投入ステーション
投入ステーション1は、例えば、仕分ステーションなどの、作業者Wが物品Mの仕分け作業を行うためのステーションである。
図1に示すように、投入ステーション1には、物品Mを投入可能な複数の投入口Oが設けられている。なお、図1にて示す例では投入口Oの数は5であるが、例えば8などの任意の数とできる。
また、投入ステーション1では、各投入口Oに対して、物品Mの出荷先が予め割り当てられている。具体的には、図2に示すように、投入ステーション1の内部の各投入口Oの下には、各投入口Oに割り当てられた出荷先の容器(空容器C2(後述)、又は、仕掛かり容器C4(後述))が準備(配置)される。
作業者Wは、投入元容器C1から物品Mを取り出したあと、当該物品Mの出荷先を認識し、認識した出荷先が割り当てられた投入口Oから当該物品Mを投入することにより、物品Mを適切な出荷先の空容器C2又は仕掛かり容器C4に投入できる。その結果、投入ステーション1での仕分け作業を効率化できるので、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
なお、物品Mの出荷先は、例えば、バーコードリーダーなどで当該物品Mの識別番号を読み取ることにより認識できる。
また、投入ステーション1における作業者Wの配置位置の近傍には、投入元容器供給装置5が設けられる。投入元容器供給装置5は、投入元容器C1を、投入ステーション1の作業者Wの近傍に供給する装置である。投入元容器供給装置5は、例えば、ベルトコンベヤ、ローラコンベヤなどのコンベヤである。
投入元容器C1は、投入ステーション1にて仕分けする物品Mを収納する容器である。本実施形態においては、投入元容器C1には、単種類の物品Mが複数個収納されている。投入元容器C1に単種類複数個の物品Mを収納することで、投入元容器C1に収納された物品Mの仕分けを効率化できる。すなわち、投入ステーション1での仕分け作業を効率化できるので、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
なお、投入元容器C1は、例えば、プラスチック製のケース、パレットなどである。
(3)空容器供給装置
空容器供給装置2は、Y方向においては、投入ステーション1に対して、搬送装置3を挟んだ位置に配置されている。一方、X方向においては、投入ステーション1のX方向の配置位置の近傍に配置されている。つまり、X方向においては、空容器供給装置2は、投入ステーション1の近傍に配置されている。
空容器供給装置2は、搬送装置3の近傍まで、空容器C2を供給する装置である。空容器供給装置2は、例えば、ベルトコンベヤ、ローラコンベヤなどのコンベヤである。
空容器C2は、物品Mが収納されていない空の容器である。空容器C2は、例えば、プラスチック製のケース、パレットなどである。本実施形態においては、投入完了容器C3が投入ステーションシステム100の外に払い出された後、当該投入完了容器C3から物品Mを取り出して空にした容器を、空容器C2として再使用する。または、新しい空容器C2が空容器供給装置2により供給されてもよい。
なお、図1においては、搬送装置3の近傍において空容器C2が1つしか供給されていないが、通常は、複数の空容器C2が搬送装置3の近傍に供給される。また、空容器供給装置2の軌道31(後述)に近い側には、多数の空容器C2を保持できるステーション(図示せず)が設けられていてもよい。
上記のように、空容器供給装置2を、X方向において投入ステーション1の近傍に配置することにより、空容器C2を、空容器供給装置2から投入ステーション1に搬送する際に、搬送装置3のX方向への移動距離を短くできる。その結果、空容器C2の搬送の効率を向上させて、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
なお、空容器C2の搬送の効率をより向上させるためには、空容器供給装置2を、X方向において、投入ステーション1と正対する位置に配置することがより好ましい。さらに、空容器供給装置2を、投入ステーション1の投入口Oに正対する位置に配置することがより好ましい。空容器供給装置2と投入ステーション1及び/又は投入口Oとを正対させることで、空容器C2を空容器供給装置2から投入ステーション1に搬送する際に、搬送装置3をX方向に移動させる必要がなくなるからである。
また、後述するように、本実施形態においては、空容器供給装置2にて供給された空容器C2は、投入ステーション1で空容器C2が必要となった際に、搬送装置3により、空容器供給装置2から投入ステーション1に直接搬送される。つまり、空容器C2は、ラック6(後述)に収納されない。
これにより、空容器C2を投入ステーション1へ供給する際の搬送装置3の動作回数を減らして、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
(4)搬送装置
搬送装置3は、Y方向において、投入ステーション1と空容器供給装置2との間に配置される。搬送装置3は、投入ステーション1と空容器供給装置2との間で、空容器C2を搬送する装置である。また、搬送装置3は、X方向に延びる軌道31に沿って走行することで、後述する棚61と投入ステーション1との間で、仕掛かり容器C4を搬送できる。
本実施形態において、搬送装置3は、例えば、物品Mを移載するための移載装置と、移載装置を搭載し高さ方向に移動可能な昇降台と、を有するスタッカクレーンである。
(5)コントローラ
コントローラ4は、CPU、記憶装置(RAM、ROM、ハードディスク、SSDなどのデータを記憶する装置)、各種インターフェースにより構成され、投入ステーションシステム100の各部を制御するコンピュータシステムである。
コントローラ4による各部の制御は、上記の記憶装置に記憶されるプログラムにより実現される。また、コントローラ4による各部の制御の一部が、SoC(System on Chip)などによりハードウェア的に実現されていてもよい。
(6)ラック
図1に示すように、第1実施形態に係る投入ステーションシステム100は、4つのラック6を備える。ラック6は、X方向に延びる複数段の棚61により構成される。
具体的には、一対のラック6が、投入ステーション1を挟んで、X方向に並んで配置されている。また、もう一対のラック6が、空容器供給装置2を挟んで、X方向に並んで配置されている。
ラック6の棚61には、仕掛かり容器C4は載置されるが、空容器C2は載置されない。仕掛かり容器C4は、いくつかの物品Mを投入したが、要求等のあった物品をそろえる必要があるためさらに他の物品Mを投入する必要があるために、当該他の物品Mを投入することが可能となるまで棚61にて待機させておく容器である。つまり、仕掛かり容器C4は、仕掛かり中の容器である。
このように、空容器C2を予め格納する棚61を無くすることで、ラック6(棚61)のサイズを小さくできる。この結果、仕掛かり容器C4を棚61と投入ステーション1との間で搬送する際の搬送装置3の移動距離を短くしてサイクルタイムを短縮できるので、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
(7)容器払い出し装置
図1に示すように、第1実施形態に係る投入ステーションシステム100は、容器払い出し装置7を備える。容器払い出し装置7は、Y方向においては、投入ステーション1に対して、搬送装置3を挟んだ位置に配置されている。一方、X方向においては、空容器供給装置2と並んで、投入ステーション1の近傍に配置されている。
容器払い出し装置7は、投入完了容器C3を、投入ステーションシステム100の外に運び出す装置である。投入完了容器C3は、投入ステーション1にて作業者Wにより物品Mの投入が完了した容器である。容器払い出し装置7は、例えば、ベルトコンベヤ、ローラコンベヤなどのコンベヤである。
他の実施形態において、容器払い出し装置7を、フリーローラのコンベヤとしてもよい。この場合、容器払い出し装置7は、水平方向より所定の角度だけ傾斜される。
後述するように、本実施形態においては、投入ステーション1で物品Mの投入が完了した投入完了容器C3は、搬送装置3により、投入ステーション1から容器払い出し装置7に直接搬送される。つまり、投入完了容器C3も、空容器C2と同様に、ラック6に収納されない。
これにより、投入完了容器C3を容器払い出し装置7へ搬送する際の搬送装置3の動作回数を減らして、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
(8)投入ステーションシステムの動作
以下、図3を用いて、上記の構成を有する投入ステーションシステム100において、物品Mの仕分けをする際の動作を説明する。図3は、投入ステーションシステム100の動作を示すフローチャートである。
投入ステーションシステム100における物品Mの仕分け作業は、ステップS1において、投入元容器供給装置5が、仕分けるべき物品Mを収納した投入元容器C1を、外部から投入ステーション1に搬送することにより開始される。
次に、ステップS2において、コントローラ4が、投入ステーション1に搬送される投入元容器C1に収納されている物品Mを投入すべき仕掛かり容器C4が棚61に載置されているか否かを判断する。
コントローラ4は、投入ステーション1に搬送される投入元容器C1に付されたバーコードを読み取ることなどによって呼び出した、投入元容器C1に収納されている物品Mの出荷先に関する情報、棚61に載置されている仕掛かり容器C4に投入すべき物品Mに関する情報などに基づいて、上記判断を行う。
物品Mを投入すべき仕掛かり容器C4が棚61に載置されていると判断された場合(ステップS2で「Yes」)、ステップS3において、コントローラ4は、搬送装置3に対して、該当する仕掛かり容器C4を棚61から投入ステーション1に搬送するよう指令する。搬送された仕掛かり容器C4は、対応する投入口Oの下に配置される。
一方、空容器C2を投入ステーション1に供給する必要があると判断した場合(ステップS2で「No」)、ステップS4において、コントローラ4は、搬送装置3に対して、該当する空容器C2を空容器供給装置2から投入ステーション1に直接搬送するよう指令する。搬送された空容器C2は、対応する投入口Oの下に配置される。
「空容器C2を投入ステーション1に供給する必要がある」とは、例えば、物品Mを投入すべき仕掛かり容器C4が棚61に載置されていない場合、又は、一部の出荷先については仕掛かり容器C4が存在するが、他の出荷先については仕掛かり容器C4が存在しない場合である。
空容器C2及び/又は仕掛かり容器C4を投入ステーション1に搬送後、ステップS5において、作業者Wが物品Mの容器への投入(仕分け)を開始する。
具体的には、物品Mの空容器C2及び/又は仕掛かり容器C4への投入(仕分け作業)は、以下のようにして行われる。
作業者Wは、まず、投入ステーション1に搬送された投入元容器C1から物品Mを取り出す。次に、取り出した物品Mの情報をバーコードリーダーなどにより読み取る。読み取った物品Mの情報は、コントローラ4に送信される。コントローラ4は、情報を読み取った物品Mの出荷先を特定する。
コントローラ4は、特定した出荷先を、作業者Wに教示する。出荷先の教示は、例えば、投入ステーション1の各投入口Oに対応するように設けられたランプ(図示せず)を点灯させることにより行われる。作業者Wは、ランプが点灯した投入口Oに取り出した物品Mを投入することで、適切な出荷先の空容器C2又は仕掛かり容器C4に物品Mを投入できる。
上記のステップS5は、投入ステーション1に搬送された投入元容器C1に収納された物品Mがなくなるまで繰り返し実行される。
投入元容器C1の物品Mを投入後、ステップS6において、コントローラ4は、投入ステーション1の各投入口Oに配置されている容器のうち、投入完了容器C3が存在するか否かを判断する。
具体的には、コントローラ4は、投入口Oに配置された容器のうち、指定された全ての種類の物品Mを指定された数量だけ投入して、物品Mの投入を終了したと判断した容器を、投入完了容器C3と決定する。
また、コントローラ4は、投入口Oに配置された容器のうち、指定された全ての種類の物品Mが投入されていないか、又は、指定された物品Mが指定された数量だけ投入されておらず、物品Mの投入を継続すべきと判断した容器を、仕掛かり容器C4と決定する。
投入ステーション1に投入完了容器C3が存在する場合(ステップS6で「Yes」)、ステップS7において、コントローラ4は、搬送装置3に対して、投入完了容器C3を投入ステーション1から容器払い出し装置7に直接搬送するよう、指令する。
容器払い出し装置7に搬送された投入完了容器C3は、容器払い出し装置7により投入ステーションシステム100外に搬送される。
一方、投入ステーション1に仕掛かり容器C4が存在する場合(ステップS6で「No」)、ステップS8において、コントローラ4は、搬送装置3に対して、仕掛かり容器C4を投入ステーション1から棚61に搬送するよう、指令する。
その後、他の投入元容器C1について物品Mの仕分けを行う場合(ステップS9で「No」)、仕分け動作はステップS1に戻り、上記のステップS1〜S8が繰り返し実行される。その一方、物品Mの仕分け作業を終了する場合(ステップS9で「Yes」)、仕分け動作を終了する。
(9)まとめ
上記の図3に示すフローチャートにて説明したように、本実施形態に係る投入ステーションシステム100では、このシステムで取り扱われる投入元容器C1以外の容器のうち、ラック6の棚61に載置されるのは仕掛かり容器C4のみであり、空容器C2及び投入完了容器C3は棚61に載置されない。
棚61に載置されない空容器C2は、それを必要とした場合に、空容器供給装置2から投入ステーション1に直接搬送される。また、投入完了容器C3は、投入ステーション1から容器払い出し装置7に直接搬送される。
このように、空容器C2を空容器供給装置2から投入ステーション1に、投入完了容器C3を投入ステーション1から容器払い出し装置7に直接搬送することにより、搬送装置3の動作回数を減らして、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
また、棚61に載置する容器を仕掛かり容器C4のみとすることで、棚61に載置する容器の数を減らすことができるので、棚61(ラック6)のサイズを小さくできる。この結果、搬送装置3の移動距離を短くしてサイクルタイムを短縮して、投入ステーションシステム100全体の能力を向上できる。
2.実施形態の効果
上記第1実施形態は、下記の効果を有している。
投入ステーションシステム(例えば、投入ステーションシステム100)は、作業者(例えば、作業者W)が複数の物品(例えば、物品M)を容器に投入するためのシステムである。投入ステーションシステムは、棚(例えば、棚61)と、投入ステーション(例えば、投入ステーション1)と、空容器供給装置(例えば、空容器供給装置2)と、搬送装置(例えば、搬送装置3)と、コントローラ(例えば、コントローラ4)と、を備える。
棚は容器を格納可能である。投入ステーションでは、作業者により容器へ物品が投入される。空容器供給装置は、空容器(例えば、空容器C2)を供給するための装置である。搬送装置は、空容器供給装置、投入ステーション、及び、棚の間で容器を搬送可能である。
コントローラは、投入ステーションにおいて空容器が必要となった際に、搬送装置に、空容器供給装置から投入ステーションへと空容器を直接搬送させる。
上記の投入ステーションシステムでは、空容器を投入ステーションに供給する必要があるときに、コントローラが、搬送装置に対して、空容器を空容器供給装置から投入ステーションに直接搬送するよう指令している。つまり、上記の投入ステーションシステムは、空容器の投入ステーションへの供給を、空容器を棚に格納する過程を経ることなく、一段階の搬送過程により実現している。
このようにして、空容器を投入ステーションへ供給する際の搬送装置の動作回数を減らして、投入ステーションシステム全体の能力を向上できる。
3.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(A)投入ステーション1は、在庫の物品Mを所定の容器に投入して、出荷先に関わりなく種々の物品Mを複数収納した混載容器、又は、在庫の物品Mを出荷先毎に仕分けた容器を作成するピッキングステーションであってもよい。
(B)搬送装置3は、X方向に移動しない装置であってもよい。すなわち、搬送装置3は、リフタとフォークのみで構成された装置であってもよい。この場合、物品Mを保持するフォークがリフタに対してX方向に移動可能となっていてもよい。
(C)図3のフローチャートにて示した投入ステーションシステム100の動作の各ステップの処理内容、処理の順番は、本発明の要旨の範囲内で適宜変更できる。例えば、ステップS5〜S8の処理については、1つ又は所定個数の物品Mを容器に投入する毎に、投入口Oに配置された容器が投入完了容器C3又は仕掛かり容器C4となったと判断してもよい。
(D)また、1つ又は所定個数の物品Mを容器に投入する毎に、投入完了容器C3又は仕掛かり容器C4となった容器を投入ステーション1から容器払い出し装置7又は棚61に搬送してもよい。その後、新たな空容器C2又は仕掛かり容器C4を、上記の搬送により空いた投入口Oに配置してもよい。
さらに、上記のステップS5において、投入元容器C1から物品Mを取り出して、空容器C2又は仕掛かり容器C4に当該物品Mを投入する作業を繰り返し行う間に、投入元容器C1、空容器C2、及び/又は仕掛かり容器C4の入れ替えが行われてもよい。
また、上記のステップS8において、次の投入元容器C1に現在の仕掛かり容器C4に投入すべき物品Mが収納されている場合には、当該現在の仕掛かり容器C4を投入ステーション1から棚61に搬送しなくてもよい。
(E)投入ステーション1には、1つだけ投入口Oが設けられてもよい。
(F)投入元容器C1は、トータルピッキングによる混載容器であってもよい。
本発明は、複数の物品をその属性に基づいて特定の容器に投入するシステムに広く適用できる。
100 投入ステーションシステム
1 投入ステーション
O 投入口
W 作業者
2 空容器供給装置
3 搬送装置
31 軌道
4 コントローラ
5 投入元容器供給装置
6 ラック
61 棚
7 容器払い出し装置
C1 投入元容器
C2 空容器
C3 投入完了容器
C4 仕掛かり容器
M 物品

Claims (6)

  1. 作業者が複数の物品を容器に投入するためのシステムであって、
    容器を格納可能な棚と、
    作業者により容器へ物品が投入される投入ステーションと、
    前記物品が投入されていない空容器を供給するための空容器供給装置と、
    前記空容器供給装置、前記投入ステーション及び前記棚の間で前記容器を搬送可能な搬送装置と、
    前記投入ステーションにおいて前記空容器が必要となった際に、前記搬送装置に、前記空容器供給装置から前記投入ステーションへと前記空容器を直接搬送させるコントローラと、
    を備える投入ステーションシステム。
  2. 前記作業者による前記物品の投入が完了した投入完了容器を運び出す容器払い出し装置をさらに備え、
    前記コントローラは、前記搬送装置に、仕掛かり中の仕掛かり容器を前記投入ステーションから前記棚に搬送させるとともに、前記投入完了容器を前記投入ステーションから前記容器払い出し装置へと直接搬送させる、請求項1に記載の投入ステーションシステム。
  3. 前記空容器供給装置は、前記投入ステーションの近傍に配置される、請求項1又は2に記載の投入ステーションシステム。
  4. 前記コントローラは、前記物品を投入するべき仕掛かり容器が前記棚に存在しない場合に、前記搬送装置に、前記空容器供給装置から前記投入ステーションへと前記空容器を直接搬送させる、請求項1〜3のいずれかに記載の投入ステーションシステム。
  5. 単種類複数個の物品が入った投入元容器を前記投入ステーションに供給する投入元容器供給装置をさらに備えている、請求項1〜4のいずれかに記載の投入ステーションシステム。
  6. 前記投入ステーションは前記物品を投入するための複数の投入口を有し、各投入口には物品を投入するための容器が準備される、請求項1〜5のいずれかに記載の投入ステーションシステム。
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