JP2020109316A - 締結器具および締結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成によりネジ部から緩みにくくなるような締結器具およびこのような締結器具を備えた締結構造を提供する。【解決手段】第1の方向に巻く雄ネジ部分14aが外周面に形成されたネジ部14に取り付けられる締結器具であって、第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分42aが外周面に形成された本体部42を有しているベース部材40と、ネジ部14の雄ネジ部14a分が螺合する雌ネジ部分52aが内周面に形成されたネジ穴52が設けられているナット50と、ベース部材40およびナット50を覆い、ベース部材40の本体部42の外周面に形成された雄ネジ部分42aが螺合する雌ネジ部分60aが内周面に形成された中空部分62、64が内部に形成されており、ネジ部14が中空部分62、64を貫通することができるようになっている蓋部材60とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具、およびこのような締結器具を備えた締結構造に関する。
従来から、例えばある部材に別の部材を取り付ける際に、ボルトおよびナットを用いる方法が知られている。このようなボルトおよびナットを用いた締結構造としては、例えば特許文献1等に開示されるものがある。特許文献1に開示される締結構造では、締結状態では緩まず、メンテナンス時においては簡単に緩めることができて、ボルトやナットの再利用が可能となる。
特開2018−138814号公報
従来では、ボルトにナットが締結された状態でナットが緩みにくくするには複雑な構造とする必要があり、コストが大きくなったり締結を行う作業に手間がかかったりするという問題があった。
本発明は、上記の点を考慮してなされたものであり、シンプルな構成によりネジ部から緩みにくくなるような締結器具およびこのような締結器具を備えた締結構造を提供することを目的とする。
本発明の締結器具は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具であって、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された本体部を有しているベース部材と、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているナットと、前記ベース部材および前記ナットを覆い、前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成された中空部分が内部に形成されており、前記ネジ部が前記中空部分を貫通することができるようになっている蓋部材と、を備えたいる。
このような締結器具によれば、ナットをネジ部に取り付ける際の回転方向と、ナットを覆った状態で蓋部材をベース部に取り付ける際の回転方向とが逆向きとなるため、シンプルな構成によりネジ部から緩みにくくなるようにすることができる。
本発明の締結器具においては、前記ベース部材は、前記締結器具により締結されるべき部材に設けられた貫通穴に嵌まる突起部を更に有しており、前記本体部および前記突起部には、前記ネジ部が通る貫通穴が形成されていてもよい。
この場合、前記ベース部材の前記突起部は、前記締結器具により締結されるべき部材に設けられた貫通穴に対して回転しないような形状となっていてもよい。
また、前記蓋部材は、前記中空部分として互いに連通する第1中空部分および第2中空部分を有しており、前記第1中空部分の直径は、前記ネジ部の直径よりも大きくなっており、前記第2中空部分の直径は、前記第1中空部分の直径よりも大きくなっており、前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分は、前記第2中空部分の内周面に形成されていてもよい。
この場合、前記ナットの断面は前記第1中空部分の断面よりも大きくなっており、前記ベース部材における前記本体部の高さおよび前記ナットの高さの合計値は、前記蓋部材における前記第2中空部分の高さと略同一の大きさとなっていてもよい。
また、前記ナットの前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における左ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、前記ベース部材の前記本体部の外周面には右ネジの雄ネジ部分が形成されていてもよい。
あるいは、前記ナットの前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における右ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、前記ベース部材の前記本体部の外周面には左ネジの雄ネジ部分が形成されていてもよい。
本発明の締結構造は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部と、前記ネジ部に取り付けられる締結器具と、を備えた締結構造であって、前記締結器具は、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された本体部を有しているベース部材と、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているナットと、前記ベース部材および前記ナットを覆い、前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成された中空部分が内部に形成されている蓋部材と、を有している。
このような締結構造によれば、締結器具のナットをネジ部に取り付ける際の回転方向と、締結器具においてナットを覆った状態で蓋部材をベース部に取り付ける際の回転方向とが逆向きとなるため、シンプルな構成によりネジ部から締結器具が緩みにくくなるようにすることができる。
本発明の締結器具および締結構造によれば、シンプルな構成によりネジ部から締結器具が緩みにくくなるようにすることができる。
本発明の実施の形態による締結器具の構成を示す側面図である。 図1に示す締結器具におけるベース部材の構成を示す斜視図である。 図2に示すベース部材の側断面図である。 図2に示すベース部材の下面図である。 図1に示す締結器具におけるナットの構成を示す斜視図である。 図5に示すナットの側断面図である。 図1に示す締結器具における蓋部材の構成を示す斜視図である。 図7に示す蓋部材の側断面図である。
本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本実施の形態に係る締結器具である。本実施の形態に係る締結器具は、例えば第1の部材100に第2の部材102を固定するためにボルト10のネジ部14に取り付けられるものである。このような締結器具の構成の詳細について以下に説明する。なお、本実施の形態に係る締結器具が取り付けられるボルト10は、ヘッド部12および棒状のネジ部14を備えている。また、ネジ部14の外周面には左ネジの雄ネジ部分14aが形成されている。
図1に示すように、本実施の形態に係る締結器具は、ベース部材40と、ナット50と、蓋部材60を備えており、これらのベース部材40、ナット50および蓋部材60からなる締結器具がボルト10のネジ部14に取り付けられるようになっている。
図2乃至図4に示すように、ベース部材40は、円盤形状の本体部42と、本体部42の底面から下方に突出した突起部44とを有している。本体部42の外周面には、右ネジの雄ネジ部分42aが形成されている。また、図1に示すように、突起部44は、第2の部材102の貫通穴102aに入るような大きさとなっている。より好ましくは、突起部44は、第2の部材102の貫通穴102aにぴったりと嵌まり込むような形状となっている。また、突起部44は、第2の部材102に設けられた貫通穴102aに対して回転しないような形状となっている。具体的には、突起部44はほぼ円柱形状となっているが、図4に示すように、この円柱形状の部材には直線状の一対の切り欠き部分44aが形成されている。また、貫通穴102aにも、各切り欠き部分44aに対応するような直線状の部分が形成されている。このことにより、突起部44は第2の部材102の貫通穴102aに対して回転しない。なお、突起部44は図4に示すような形状のものに限定されることはない。突起部44として、例えば多角柱形状のものが用いられ、第2の部材102の貫通穴102aは、この多角柱形状の突起部44に対応するような断面が多角形のものが用いられてもよい。また、本体部42および突起部44には、断面が略円形である貫通穴46が形成されている。
図5および図6に示すように、ナット50は例えば六角ナットから構成されており、このナット50の内部には断面が略円形であるネジ穴52が形成されている。また、ネジ穴52の内周面には、ボルト10のネジ部14における左ネジの雄ネジ部分14aに対応する雌ネジ部分52aが形成されている。そして、ナット50のネジ穴52の雌ネジ部分52aにボルト10のネジ部14の雄ネジ部分14aが螺合されることにより、ボルト10のネジ部14にナット50が取り付けられるようになっている。より詳細には、ボルト10のネジ部14に対して、ナット50を図5における左回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴52の雌ネジ部分52aにネジ部14の雄ネジ部分14aが嵌まり込むようにする。
図7および図8に示すように、蓋部材60の内部には、断面がそれぞれ略円形である第1中空部分62および第2中空部分64が形成されている。ここで、第1中空部分62および第2中空部分64は互いに連通しており、これらの第1中空部分62および第2中空部分64は蓋部材60を貫通するようになっている。また、第1中空部分62の直径は、ボルト10のネジ部14の直径よりも大きくなっており、第2中空部分64の直径は第1中空部分62の直径よりも大きくなっている。このことにより、蓋部材60の第1中空部分62および第2中空部分64をボルト10のネジ部14が貫通することができるようになっている。また、第2中空部分64の直径はナット50の直径よりも大きくなっており、第2中空部分64の高さはナット50の高さよりも大きくなっている。このことにより、蓋部材60の第2中空部分64にナット50を収容することができるようになっている。また、蓋部材60における第2中空部分64に面する箇所であって、蓋部材60の底部の近傍の箇所には、ベース部材40の本体部42の雄ネジ部分42aに対応する雌ネジ部分60aが形成されている。そして、蓋部材60の雌ネジ部分60aにベース部材40の本体部42の雄ネジ部分42aが螺合されることにより、蓋部材60がベース部材40に取り付けられるようになっている。より詳細には、ベース部材40の本体部42に対して、蓋部材60を図7における右回り(時計回りの方向)に回転させながら雌ネジ部分60aに本体部42の雄ネジ部分42aが嵌まり込むようにする。
また、ナット50の断面は蓋部材60の第1中空部分62の断面よりも大きくなっており、ナット50が蓋部材60の第1中空部分62を通ることができないようになっている。また、図1に示すように、ベース部材40における本体部42の高さおよびナット50の高さの合計値は、蓋部材60における第2中空部分64の高さと略同一の大きさとなっている。このことにより、蓋部材60がベース部材40に取り付けられたときに、ナット50の上面が蓋部材60の内部における第1中空部分62と第2中空部分64との間の段差部66に押し付けられるようになる。
また、本実施の形態では、ベース部材40、ナット50および蓋部材60からなる締結器具と、ボルト10のネジ部14とを組み合わせることにより、第1の部材100を第2の部材102に固定するための締結構造が構成されている。
次に、本実施の形態の締結器具を用いて第1の部材100に第2の部材102を固定するときの動作について以下に説明する。
最初に、ボルト10のネジ部14を、第1の部材100に形成されている貫通穴100aおよび第2の部材102に形成されている貫通穴102aに通すことにより、ボルト10のネジ部14が第2の部材102から突出するようにする。次に、ベース部材40をボルト10のネジ部14に取り付ける。具体的には、ベース部材40の貫通穴46にボルト10のネジ部14を通した後、このベース部材40の突起部44を第2の部材102の貫通穴102aに挿入する。このことにより、ベース部材40における円盤形状の本体部42の底面が第2の部材102の表面に接するようになる。また、突起部44には一対の切り欠き部分44aが形成されているため、突起部44は第2の部材102に設けられた貫通穴102aに対して回転しない。その後、ナット50をボルト10のネジ部14に取り付ける。具体的には、ボルト10のネジ部14に対して、ナット50を図5における左回り(反時計回りの方向)に回転させながらネジ穴52の雌ネジ部分52aにネジ部14の雄ネジ部分14aが嵌まり込むようにする。そして、図1に示すように、ナット50の底面がベース部材40における円盤形状の本体部42の上面に接触するようにする。その後、ベース部材40およびナット50に蓋部材60を被せる。この際に、蓋部材60の第1中空部分62および第2中空部分64をボルト10のネジ部14が貫通するようにする。また、ベース部材40の本体部42に蓋部材60の底部を取り付ける。具体的には、蓋部材60における第2中空部分64に面する雌ネジ部分60aに対して、ベース部材40の本体部42の雄ネジ部分42aが嵌まり込むよう、蓋部材60を図7における右回り(時計回りの方向)に回転させながらこの蓋部材60の第2中空部分64にベース部材40が嵌まるようにする。また、蓋部材60の底面を第2の部材102の表面に接するようにする。また、ベース部材40における本体部42の高さおよびナット50の高さの合計値が、蓋部材60における第2中空部分64の高さと略同一の大きさとなっているため、蓋部材60がベース部材40に取り付けられたときに、ナット50の上面が蓋部材60の内部における第1中空部分62と第2中空部分64との間の段差部66により押し付けられるようになる。このことにより、ナット50に対してベース部材40に向かって押し付けられる力が働くようになる。このようにして、図1に示すように、ベース部材40、ナット50および蓋部材60がボルト10のネジ部14に取り付けられる。
このような締結器具では、ナット50をボルト10のネジ部14に取り付ける際の回転方向(すなわち、左回り)と、ナット50を覆った状態で蓋部材60をベース部材40に取り付ける際の回転方向(すなわち、右回り)とが逆向きとなっているため、ナット50がボルト10から緩みにくくなるという作用効果が得られる。より詳細には、ナットがボルトから緩む要因としては、第1の部材100や第2の部材102等に衝撃が与えられたり、ナットやボルト自体に衝撃が与えられたりすることにより、ナットに対してボルトに締め付けられる方向と逆方向の力がかかることにより、ナットがボルトから緩んでしまうことが考えられる。これに対し、本実施の形態では、ナット50がボルト10から緩んでしまいこのナット50が第2の部材102から離間しようとしても、ナット50の上面が蓋部材60の内部における第1中空部分62と第2中空部分64との間の段差部66によりベース部材40に向かって押し付けられているため、ボルト10のネジ部14に対してナット50を図1に示す状態から右回り(図1を上方から見て時計回りの方向)に回転させることができない。
より詳細に説明すると、ナット50がボルト10から緩む方向(すなわち、右回り)と、ナット50を覆った状態の蓋部材60がベース部材40から緩む方向(すなわち、左回り)とが逆方向であるため、ナット50に対してボルト10から緩む方向の力が働いたとしても、蓋部材60がベース部材40に固定されており、この蓋部材60の段差部66によりナット50はベース部材40に向かって押し付けられているため、ナット50がボルト10から緩んでしまうことを防止することができる。
また、突起部44が、第2の部材102に設けられた貫通穴102aに対して回転しないような形状となっている場合には、ボルト10のネジ部14に対してベース部材40、ナット50および蓋部材60の組合せ体が一体的に回転してしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態の締結器具は、上記の構成に限定されることはない。本実施の形態の締結器具の他の例として、ボルト10のネジ部14の外周面に、左ネジではなく右ネジの雄ネジ部分14aが形成されており、ナット50に形成されるネジ穴52の内周面に、右ネジの雄ネジ部分14aが螺合する雌ネジ部分52aが形成されていてもよい。この場合には、ベース部材40の本体部42の外周面には、右ネジではなく左ネジの雄ネジ部分42aが形成され、蓋部材60における第2中空部分64に面する内周面には、左ネジの雄ネジ部分42aが螺合する雌ネジ部分60aが形成される。このような締結器具でも、ナット50をボルト10のネジ部14に取り付ける際の回転方向(すなわち、右回り)と、ベース部材40に対して蓋部材60を取り付ける際の回転方向(すなわち、左回り)とが逆向きとなっているため、ナット50がボルト10から緩みにくくすることができる。
10 ボルト
12 ヘッド部
14 ネジ部
14a 雄ネジ部分
40 ベース部材
42 本体部
42a 雄ネジ部分
44 突起部
44a 切り欠き部分
46 貫通穴
50 ナット
52 ネジ穴
52a 雌ネジ部分
60 蓋部材
60a 雌ネジ部分
62 第1中空部分
64 第2中空部分
66 段差部
100 第1の部材
100a 貫通穴
102 第2の部材
102a 貫通穴

Claims (8)

  1. 第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具であって、
    前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された本体部を有しているベース部材と、
    前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているナットと、
    前記ベース部材および前記ナットを覆い、前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成された中空部分が内部に形成されており、前記ネジ部が前記中空部分を貫通することができるようになっている蓋部材と、
    を備えた、締結器具。
  2. 前記ベース部材は、前記締結器具により締結されるべき部材に設けられた貫通穴に嵌まる突起部を更に有しており、
    前記本体部および前記突起部には、前記ネジ部が通る貫通穴が形成されている、請求項1記載の締結器具。
  3. 前記ベース部材の前記突起部は、前記締結器具により締結されるべき部材に設けられた貫通穴に対して回転しないような形状となっている、請求項2記載の締結器具。
  4. 前記蓋部材は、前記中空部分として互いに連通する第1中空部分および第2中空部分を有しており、
    前記第1中空部分の直径は、前記ネジ部の直径よりも大きくなっており、
    前記第2中空部分の直径は、前記第1中空部分の直径よりも大きくなっており、
    前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分は、前記第2中空部分の内周面に形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の締結器具。
  5. 前記ナットの断面は前記蓋部材の前記第1中空部分の断面よりも大きくなっており、
    前記ベース部材における前記本体部の高さおよび前記ナットの高さの合計値は、前記蓋部材における前記第2中空部分の高さと略同一の大きさとなっている、請求項4記載の締結器具。
  6. 前記ナットの前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における左ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、
    前記ベース部材の前記本体部の外周面には右ネジの雄ネジ部分が形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の締結器具。
  7. 前記ナットの前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における右ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、
    前記ベース部材の前記本体部の外周面には左ネジの雄ネジ部分が形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の締結器具。
  8. 第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部と、
    前記ネジ部に取り付けられる締結器具と、
    を備えた締結構造であって、
    前記締結器具は、
    前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された本体部を有しているベース部材と、
    前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているナットと、
    前記ベース部材および前記ナットを覆い、前記ベース部材の前記本体部の外周面に形成された前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成された中空部分が内部に形成されている蓋部材と、
    を有している、締結構造。
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