JP2020108358A - 標的対象を高感度に検出するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
標的対象を高感度に検出するための方法であって、
標的対象に含まれる複数の標的塩基配列を、前記標的塩基配列を有する核酸のそれぞれに特異的に結合可能な核酸を用いて検出する工程、及び
前記複数の標的塩基配列のうちいずれか1つ以上が検出された場合には、その試料中に
標的対象が存在していると判定する工程を含み、
検出工程において前記標的塩基配列が低コピー数で存在することを特徴とする方法に関する。
一態様において、本発明は、標的対象を高感度に検出するための方法に関する。
本発明の理解を容易にするために、本発明の方法により検出され得る標的対象の一実施形態の非限定的な模式図を図1〜2に示す。
本明細書において、細胞は、標的塩基配列を有し、生物体を形成する構造的及び機能的単位を意味する。細胞としては、例えば、真核細胞、原核細胞、多細胞生物細胞、単細胞生物細胞が挙げられ、真核細胞としては、例えば、動物細胞、昆虫細胞、植物細胞、真菌、藻類、原生動物等が挙げられる。
真菌としては、特に制限はなく、例えば、カビ、酵母菌等が挙げられる。
本明細書において、ウイルスは、標的塩基配列を有し、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造的及び機能的単位を意味する。
本明細書において、リポソームとは、脂質分子を含む脂質二重層から形成される脂質小胞体であり、具体的には、脂質分子の疎水性基と親水性基の極性に基づいて生じる脂質二重層により外界から隔てられた空間を有する脂質を含む小胞体を意味する。
本明細書において、マイクロカプセルとは、壁材と中空構造とを有する微小な粒体を意味し、中空構造に複数の標的塩基配列を同一もしくは個別の核酸分子内に有し、かつそれらを内包することができる。
本明細書において、分散相とは、微小な大きさに区分された区画を意味する。
分散相としては、特に制限はなく、複数の標的塩基配列を同一もしくは個別の核酸分子内に有し、かつそれらを内包していれば全て対象とすることができ、例えば、液相の分散相、固相の分散相等が挙げられる。
本発明の方法は、標的対象に含まれる複数の標的塩基配列を、前記標的核酸のそれぞれに特異的に結合可能な核酸を用いて検出する工程(以下、検出工程とも記載する)、及び前記複数の標的塩基配列のうちいずれか1つ以上が検出された場合には、その試料中に標的対象が存在していると判定する工程(以下、判定工程とも記載する)を含む。本発明の方法に含まれ得る工程について、以下に詳細に記載する。
本明細書において、標的核酸に「特異的に結合可能な核酸」とは、本明細書において、「検出核酸」とも記載され、例えば核酸プローブ又はプライマーを含む。本明細書において「プローブ」とは、標的塩基配列を有する核酸に特異的に結合し、検出するために使用されるポリヌクレオチド及び/又はそれに相補的なポリヌクレオチドを包含する。本明細書において「プライマー」とは、標的塩基配列を有する核酸を特異的に認識し、増幅する、連続するポリヌクレオチド及び/又はそれに相補的なポリヌクレオチドを包含する。
検出工程では、標的塩基配列を有する核酸のそれぞれに特異的に結合可能な核酸を用いて検出を行う。標的塩基配列を有する核酸のそれぞれに対して1つ又は複数の核酸を用いることができる。例えば、プローブであれば、1つの標的塩基配列に対して1つの核酸を用いることができるし、プライマーであれば1つの標的塩基配列に対して2つの核酸(プライマー対)を用いることができる。プライマーとプローブを組み合わせて検出を行うこともできる。
RCA(Rolling Circle Amplification)法は、特定のDNA又はRNAポリメラーゼ、及び鋳型として環状DNAを用い、短いDNA又はRNAプライマーにより、長い一本鎖DNA又はRNAを増幅する等温酵素反応である(詳細については、例えば、Ali MM.et al.,Chem.Soc.Rev.,2014,21;43(10):3324−41を参照されたい)。
本実施例では、細胞(酵母)内の別々の染色体(核酸分子)上に存在する2つの標的遺伝子を使って、標的対象である1細胞の酵母を検出した。
細胞の準備
遺伝子組換え酵母
出芽酵母YIL015W BY4741(ATCC社製、ATCC4001408)を1コピーの特定核酸配列のキャリア細胞として組換え体の作製に使用した。
1コピーの特定核酸配列として、DNA600−G(国立研究開発法人産業技術総合研究所製、NMIJ CRM 6205−a)配列と選択マーカーとしたURA3とがタンデムに並ぶように作出したプラスミドを、キャリア細胞のBAR1領域を対象に相同組換えによって酵母ゲノムDNAに導入し、遺伝子組換え酵母を作製した。プラスミドは、委託合成会社(FASMAC社)に製造及び解析を依頼した。手短には、所望の配列の人工合成核酸を大腸菌に導入して、常法に従い培養、抽出、及び精製して製造した。製造されたプラスミドは、シーケンサーを用いて全長の配列を決定し、プラスミド1分子中に標的塩基配列が1コピーのみ挿入されていることを確認した(データ示さず)。
50g/LのYPD培地(タカラバイオ株式会社製、CLN−630409)で培養した上記遺伝子組換え酵母を90mL分取した三角フラスコに、ダルベッコリン酸緩衝生理食塩水(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製、14190−144、以下、「DPBS」と称する)を用いて500μg/mLとなるように調製したα1−Mating Factor acetate salt(Sigma−Aldrich社製、T6901−5MG、以下、「αファクター」という)を900μL添加した。
次いで、バイオシェイカー(タイテック株式会社製、BR−23FH)を用いて、振盪速度:250rpm、温度:28℃にて2時間インキュベートし、酵母をG0/G1期に同調して酵母懸濁液を得た。
同調確認済み酵母懸濁液を遠心管(アズワン株式会社製、VIO−50R)に45mL
移し、遠心分離機(株式会社日立製作所製、F16RN)を用いて、回転速度:3,000rpmにて5分間遠心し、上澄み液を除去して酵母ペレットを得た。
得られた酵母ペレットにホルマリン(和光純薬工業株式会社製、062−01661)
を4mL添加し、5分間静置後、遠心して上澄み液を除去し、エタノールを10mL添加
して懸濁させることにより、固定化済みの酵母懸濁液を得た。
固定化済み酵母懸濁液を1.5mL遮光チューブ(ワトソン株式会社製、131−915BR)に500μL移し、遠心分離機を用いて回転速度:3,000rpmにて5分間遠心し、上澄み液を除去し、1mM EDTA(TOCRIS社製、200−449−4)となるように調製したDPBS(1mM EDTA)を400μL添加し、ピペッティングでよく懸濁した後、遠心分離機を用いて回転速度:3,000rpmで5分間遠心し、上澄み液を除去することにより酵母ペレットを得た。得られたペレットに1mg/mLに調製したエバンスブルー水溶液(和光純薬工業株式会社製、054−04061)を1mL添加し、ボルテックスを用いて5分間撹拌後、遠心分離機を用いて回転速度:3,000rpmで5分間遠心し、上澄み液を除去し、DPBS(1mM EDTA)を添加し、ボルテックスで撹拌することにより染色済み酵母懸濁液を得た。
染色済みの酵母懸濁液を超音波ホモジナイザー(装置名:LUH150、ヤマト科学株式会社)を用いて、出力:30%,10秒間分散処理し、遠心分離機を用いて回転速度:3,000rpmにて5分間遠心し、上澄み液を除去し、DPBSを1,000μL添加して洗浄した。遠心分離、上澄み液の除去を計2回実施し、最後にDPBSで懸濁させて酵母懸濁液を得た。
酵母懸濁液の個数計測分注
以下のようにして、液滴中の酵母数を計数(カウント)して、既知数の細胞がウェル内に格納されるプレートを作製した。具体的には、充填容器(384wellプレート)にセルソーター(ソニー株式会社製、SH800Z)を用いて、シングルセルモードにより酵母の細胞数が1となるように分注した。
Tris−EDTA(TE) Bufferを用いてColE1 DNA(和光純薬工業株式会社製、312−00434)を5ng/μLとなるようにColE1/TEを調製し、ColE1/TEを用いてZymolyase(R)100T(ナカライテスク株式会社製、07665−55)を1mg/mLとなるようにZymolyase溶液を調製した。
作製した細胞数既知プレートの各ウェルにZymolyase溶液を2μL添加し、37℃にて30分間インキュベートすることにより、細胞壁溶解(核酸抽出)後、95℃で2分間熱処理して、1コピーの標的遺伝子を含む核酸試料を調製した。
標的対象として上記シングルセルより抽出した核酸を用い、酵母内の別々の染色体上(別の核酸分子上)のDNA600G配列(配列番号1、検出用プライマープローブセット1;フォワードプライマー1(配列番号2);リバースプライマー1(配列番号3);TaqManプローブ1(配列番号4、5’末端FAM、3’末端TAMRA))及びMIR1配列(配列番号5、検出用プライマープローブセット2;フォワードプライマー2(配列番号6);リバースプライマー2(配列番号7);TaqManプローブ2(配列番号8、5’末端HEX、3’末端TAMRA))を標的遺伝子として、マルチプレックスリアルタイムPCR分析を行った。各々の標的遺伝子が検出できた割合を、それぞれDNA600G及びMIR1の検出率とし、どちらか一方でも検出できた割合をMultiの検出率として得た。反応試薬の混合比としては、TaqMan Universal PCR Master Mix(Applied Biosystems製、TaqMan Universal PCR Master Mix、4304437)及び各々の検出用プライマープローブセット、NFW(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製、UltraPure DNase/RNase−Free−Distilled Water、10977−015)を、表1に示す割合で調製し、最後にPCRプレート(Applied Biosystems製、MicroAmpTM Optical 384−Well Reaction Plate with Barcode、4309849)に8μLずつ充填して、分析を行った。
本実施例では、細胞(酵母)内の同一の染色体(核酸分子)上に存在する2つの標的遺伝子を使って、標的対象である酵母を検出した。
また、DNA600G及びVID28の測定結果を重ね合わせたものを図8に、そして、それぞれの場合及びMultiの検出率を表5に示した。
本実施例では、分散相(微小区画・ドロップレット)内の同一の核酸分子上に存在する2つの標的遺伝子を使って、標的対象である核酸分子を検出した。
配列の設計・合成
標的遺伝子として、DNA600G配列とSPS2配列を選定し、環状プラスミドへ組み込んだ。環状プラスミドの合成はユーロフィンジェノミクス社に依頼した。
線形プラスミドの調製
環状プラスミドを以下の実験に使用する際には、制限酵素EcoRVにより切断/直鎖化し、電気泳動によって精製した線形プラスミドDNAを用いた。線形プラスミドは配列番号13の配列を有している。
核酸・核酸検出試薬の混合
標的対象として線形プラスミドを鋳型として用い、線形プラスミド上(同一核酸分子上)のDNA600G配列(配列番号1、検出用プライマープローブセット1;フォワードプライマー1(配列番号2);リバースプライマー1(配列番号3);TaqManプローブ1(配列番号4、5’末端FAM、3’末端TAMRA))及びSPS2配列(配列番号14、検出用プライマープローブセット4;フォワードプライマー4(配列番号15);リバースプライマー4(配列番号16);TaqManプローブ4(配列番号17、5’末端HEX、3’末端BHQ1))を標的遺伝子として、マルチプレックスデジタルPCR分析を行った。
微小区画化は、ドロップレットジェネレーター(バイオ・ラッド製、Automated Droplet Generator)及びDG32(バイオ・ラッド製、DG32TM カートリッジ、1864109)により、達成した。移動相の溶媒としては、バイオ・ラッド製、Automated Droplet Generation Oil for Probes、1864110を用いた。作製されたドロップレット懸濁液は、プレートシーラー(バイオ・ラッド製、PX1TM PCR Plate Sealer、1814000J1)及びホイルシール(バイオ・ラッド製、PCR Plate Heat Seal,foil,pierceable、1814040)を用いて、アルミシーリングの後に、直ちに次の標的遺伝子の増幅工程に用いた。
標的遺伝子の増幅は、サーマルサイクラー(バイオ・ラッド製、T100TM サーマルサイクラー、1861096J1)によって、表7に示す熱サイクル過程によって達成された。
増幅された標的遺伝子を有する微小区画は、ドロップレットリーダー(バイオ・ラッド製、QX200 Droplet Reader)によって同時に増幅された蛍光を確認することで、検出数を得た。
(1)標的対象を高感度に検出するための方法であって、
標的対象に含まれる複数の標的塩基配列を、前記標的塩基配列を有する核酸のそれぞれに特異的に結合可能な核酸を用いて検出する工程、及び
前記複数の標的塩基配列のうちいずれか1つ以上が検出された場合には、その試料中に標的対象が存在していると判定する工程を含み、
検出工程において前記標的塩基配列が低コピー数で存在する、方法。
(2)検出工程が、PCR(Polymerase Chain Reaction)法、NASBA(Nucleic Acid Sequence−Based Amplification)法、LAMP(Loop−Mediated Isothermal Amplification)法、RCA(Rolling Circle Amplification)法、SMAP(Smart Amplification Process)法、RPA(Recombinase Polymerase Amplification)法、及びHCR(Hybridization Chain Reaction)法からなる群から選択される核酸検出法によって行われる、(1)に記載の方法。
(3)検出工程が、核酸検出法により生ずる蛍光増幅を検出することによって行われる、(2)に記載の方法。
(4)検出工程が、核酸検出法による産物の電気泳動によって行われる、(2)に記載の方法。
(5)検出工程において、前記複数の標的塩基配列を個別に検出する、(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6)前記複数の標的塩基配列の個別検出が、標的塩基配列ごとに異なる蛍光を検出することによって行われる、(5)に記載の方法。
(7)検出工程において、前記複数の標的塩基配列を同時に検出する、(1)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8)前記複数の標的塩基配列が、前記標的塩基配列を有する核酸に特異的に結合可能な核酸が結合する領域に変異を含まない、(1)〜(7)のいずれかに記載の方法。
(9)前記標的対象が核酸分子である、(1)〜(8)のいずれかに記載の方法。
(10)前記標的対象が核酸分子を含む担体である、(1)〜(8)のいずれかに記載の方法。
(11)(1)〜(10)のいずれかに記載の方法を用いて標的対象を検出することを含む、デジタルPCR法。
Claims (11)
- 標的対象を高感度に検出するための方法であって、
標的対象に含まれる複数の標的塩基配列を、前記標的塩基配列を有する核酸のそれぞれに特異的に結合可能な核酸を用いて検出する工程、及び
前記複数の標的塩基配列のうちいずれか1つ以上が検出された場合には、その試料中に標的対象が存在していると判定する工程を含み、
検出工程において前記標的塩基配列が低コピー数で存在する、方法。 - 検出工程が、PCR(Polymerase Chain Reaction)法、NASBA(Nucleic Acid Sequence−Based Amplification)法、LAMP(Loop−Mediated Isothermal Amplification)法、RCA(Rolling Circle Amplification)法、SMAP(Smart Amplification Process)法、RPA(Recombinase Polymerase Amplification)法、及びHCR(Hybridization Chain Reaction)法からなる群から選択される核酸検出法によって行われる、請求項1に記載の方法。
- 検出工程が、核酸検出法により生ずる蛍光増幅を検出することによって行われる、請求項2に記載の方法。
- 検出工程が、核酸検出法による産物の電気泳動によって行われる、請求項2に記載の方法。
- 検出工程において、前記複数の標的塩基配列を個別に検出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の標的塩基配列の個別検出が、標的塩基配列ごとに異なる蛍光を検出することによって行われる、請求項5に記載の方法。
- 検出工程において、前記複数の標的塩基配列を同時に検出する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の標的塩基配列が、前記標的塩基配列を有する核酸に特異的に結合可能な核酸が結合する領域に変異を含まない、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記標的対象が核酸分子である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記標的対象が核酸分子を含む担体である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法を用いて標的対象を検出することを含む、デジタルPCR法。
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