JP5532635B2 - 核酸含有リポソームを用いた遺伝子解析方法及び遺伝子解析キット - Google Patents
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Description
生体サンプルには核酸増幅に用いられる酵素を阻害する物質が数多く存在し、サンプル調整段階でこれらの物質の除去が不完全であると偽りの陰性結果が得られる恐れがある。また、アッセイ操作の間違った実施により偽りの陰性結果が得られる可能性がある。
解析結果の真偽を判別するための標識方法で、核酸、抗体または抗原から選択した非粒子巨大分子の第一化合物(シグナル化合物)、例えば、核酸を品物又は物質の製造中にその中へ入れ、品物又は物質が本物である場合にシグナル化合物に結合することができる標識された核酸プローブをシグナル化合物が占め得る領域に接触させ、このプローブがこの領域でシグナル化合物とハイブリダイズするかどうかを判定する方法が開示されている(特許文献5)。しかし、これらの検出システムの目的は物品の真偽判定であり、製造中に或いは製造後に物品のラベル化工程を行うのが前提である。また、ある規格品或いはロットの全製品に統一のラベル種類を付加して、統一のセンサーによりこの情報の解析が行われ、個別化が必要である臨床検体や実験試料の取違え防止に適していない。
対象の分析工程の前に行った反応の生成物(キャリーオーバー)を検出してしまうことで、誤検出が発生するおそれがある。前段階で行った反応生成物のキャリーオーバーによる汚染を解除するために、PCR反応組成にデオキシウラシルトリフォスフェート(dUTP)を用いて増幅して、検出終了後にウラシルDNAグリコシラーゼ(UNG)で増幅産物の分解処理を行う方法がある。試料の核酸に影響は最小限でありながら、PCR生成物を107倍減少することができる(非特許文献9)。しかし、UNG処理のために全体の検査時間が長くなる欠点がある。また、検出反応を開始する前にUNG処理を行う場合、室温での処理になるため、ホットスタートPCR対応が用いられない場合、非得意的増幅の可能性が高まる。
また第三の発明は、当該遺伝子解析法において、前記試薬には、他の検体に用いた標準核酸含有リポソームの標準核酸を増幅するための試薬を含むことを特徴とする請求項2に記載の遺伝子解析法である。
また第四の発明は、当該遺伝子解析法において、前記リポソームが核酸結合タンパク質を含んでいることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第五の発明は、当該遺伝子解析法において、前記リポソームは、検体溶液に添加して3日経過したときにその90%以上は安定であることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第六の発明は、当該遺伝子解析法において、検体の細胞から遊離された核酸と同条件で標準核酸を精製する工程を含む遺伝子解析法である。
また第七の発明は、前記標準核酸含有リポソームを複数用いることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第八の発明は、当該遺伝子解析法において、前記標準核酸の長さは40〜200merであることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第九の発明は、当該遺伝子解析法において、前記標準核酸がプラズミド核酸であることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第十の発明は、当該遺伝子解析法において、前記標準核酸は解析する検体に存在しない配列を有する遺伝子増幅産物であることを特徴とする遺伝子解析法である。
また第十一の発明は、当該遺伝子解析法において、上記発明のいずれかに記載の遺伝子解析法を用いる遺伝子解析キットである。
以下、遺伝子解析工程の手順に従って説明する。
まず、内部標準として標準核酸を導入するためのリポソームを用意する。リポソームとは水溶液層に存在するコロイド粒子を結成している脂質二重層を指す。電荷を持たない脂質のみで構成されたリポソームの形成は可能であるが、負電荷を持つ核酸が分子同士で反発し、リポソームへ導入効率は好ましくない。このため、カチオン性残基を修飾した脂質を用いることが、核酸の導入率の上昇が得られると考えられるため好ましい。また、血液検体での安定性を増すためにポリエチレングリコールを修飾した脂質を用いることが好ましい。また、検体内細胞を破壊するために使用される条件と同等な条件でリポソームが破壊されることが好ましい。例えば、検体処理にTriton−X 0.5%以上含有の細胞破壊液を用いる場合、リポソームはTriton−X 0.5%以下の条件では破壊しないための組成を有しなければならない。つまり、細胞を破壊し細胞内の核酸を遊離するため一般的に化学処理(界面活性剤やタンパク質分解酵素、等)が用いられるが、リポソームはこの化学処理に対する耐久性は細胞と同等であることが望ましい。リポソームに用いられる脂質やタンパク質、添加物の組み合わせにより適度な化学的耐久性をもたらすことが可能である。また、リポソームに用いる脂質類は後工程の核酸精製や、核酸増幅、遺伝子検出の反応の阻害をしないものを選択する。
リポソームに導入する標準核酸としては、解析する検体由来のゲノムに存在しない配列であり、且つ、解析の標的である遺伝子と同等な増幅効率を示す標準核酸の選択を行う必要がある。そのために、各標準遺伝子配列は下の工程により選択する:
(1) 標準核酸の配列の設計
まず標準核酸の配列を設計する。標準核酸としては、入手が容易な人工合成核酸が好ましい。核酸の長さとしては、核酸の安定性、検出容易性、増幅効率の観点から40〜200merとするのが好ましく、より好ましくは、50〜120merである。
(2) 増幅プライマーの設計
解析の標的である遺伝子を増幅するためのプライマーと同等なTm等を有する標準遺伝子を増幅プライマーの設計を行う。このようなプライマーの設計を行なうことにより、標準核酸についても標的遺伝子と同じ条件で増幅することができる。
例えば:人工DNA配列1(標準核酸1)に対して、人工DNA配列2(Fプライマー1)及び人工DNA配列3(Rプライマー1)を設計する
人工DNA配列1:
3‘ccaacgtcatccatcaggtgctaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa aaaaagatgacgttggagcacctgatgg 5’(105塩基)
人工DNA配列2: 5’ agcacctgatggatgacgttgg 3’ (22塩基、Tm=57℃)
人工DNA配列3: 5’ gatgacgttggagcacctgatgg 3’ (23塩基、Tm=58℃)
(3) 検体との相補性検査
GeneBank等のデータベースにBLAST相補性検査を行い、検体由来のゲノムに同配列の不存在を確認する(データベースとしては、例えばhttp://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgiを参照)。即ち、最小E valueは1以下であるか確認をする。E (expected) valueは、ある長さの塩基配列を検索した場合、“偶然”により同配列がデータベースに存在する可能性を示し、低いほど特異性が高い。
マーを用いて、通常のペプチド合成法であるFmoc法またはtBoc法によりペプチド
核酸を合成することができる。
本発明において、蛍光標識とは、蛍光を発する化学構造を持つ物質による標識であり、例えば、フルオレセイン、ローダミン、レゾルフィン、クマリン、Cy3−dUTP及びCy5−dUTP(アマシャム ファルマシア バイオテク社)等による標識が挙げられる。本発明において、ラジオアイソトープ標識とは、自ら放射線を発する放射性同位体による標識で、例えば、炭素又はリンの放射性同位体を標識として用いることができる。本発明において、電気化学標識とは、電気化学的に活性な物質による標識で、例えば、フェロセン、フェリシアナイド、金属ビピリジン錯体等による標識が挙げられる。本発明において、アフィニティー標識とは、特定の他の化学物質との親和性を有する化学物質による標識をいい、例えば、ビオチン、アビジン、GST(グルタチオン−S−トランスフェラーゼ)などによる標識が挙げられる。エピトープ標識とは、抗体に認識される抗原となる物質による標識をいい、例えば、抗原となる化合物や蛋白質により標識することができる。
これらの標識は、サンプル(臨床検体又は実験試料)に混合した核酸を検出するために使用するものである。すなわち、これらの標識を用いて、蛍光検出、放射線検出、電気化学的検出、免疫学的検出等を行うことができる。アフィニティー標識で核酸を標識した場合には、このアフィニティー標識を介してさらに他の標識、例えば、酵素標識などを結合させることができ、酵素標識等により核酸を検出することもできる。酵素標識としては、例えば、ホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRP)、アルカリ性ホスファターゼ(ALPまたはAP)、ベータ−ガラクトシダーゼ(GAL)、ホタルルシフェラーゼおよびグルコースオキシダーゼ(GO)が挙げられる。
標準核酸の増幅速度及び増幅効率は検体由来核酸と同等である必要がある。検体由来核酸より高い効率を示した場合、例えば、精製工程が不十分であり、阻害物質が多く含有したとすると、増幅工程の効率が標準より減少して、標準核酸のみが増幅し、検体由来の核酸増幅が起きない可能性がある。この場合、標準核酸の一連の増幅反応や検出は正常に行われるが、検体由来の核酸の増幅効率が悪いため数が少なく検体は陰性であるという解析結果が得られる可能性が生じる。従って、例えばリアルタイムPCRでモニタリングし、検体由来の核酸とほぼ同等なサイクル数で標準核酸の増幅の検出が可能な標準核酸濃度を選定する。
前述の標準核酸を導入するリポソームとしては、核酸結合タンパク質添加リポソームであることが好ましい。核酸結合タンパク質はヒストンやラミン、NHNP(Non−histone核たんぱく質)等を含むタンパク質群から選択される。リポソームの核膜は二重の脂質二重幕構造をとり、外膜は小胞体とつながっている。内膜はラミン(タンパク質)からなる中間径フィラメントが格子状に裏打ち構造を形成し核の形態を保っている。核酸(染色体)はこのラミンや核タンパク質(ヒストン、等)に結合していて、これらのタンパク質の除去状態により精製効率は異なる。リポソームに含む標準核酸を予めタンパク質と結合させた核酸結合タンパク質添加リポソームを用いることで、検体由来核酸と同等な条件でリポソームに含まれる標準核酸の精製を行うことが可能である。負の電荷を持つ核酸との結合率を上げるために正の電荷(カチオン性)を持つタンパク質を用いるのが望ましい。また、これらのタンパク質は増幅反応や検出の阻害を起こさないものを選択する。一つの核酸含有リポソームには複数の核酸を複数種類の標準の核酸を含んでいてもよく、また異なる標準核酸配列を有する複数種類の核酸含有リポソームを用意しても良い。このように様々なパターンを用意することによって、後述するように、様々なパターンの誤検出を特定することが可能となる。
検体(例えば、全血や、血漿、唾液、尿、精液、膵液等の体液)に1種類以上の個別配列を有する標準核酸を含むリポソームを添加し、核酸精製試薬を用いて両検体由来核酸及びリポソーム由来の標準核酸を分離精製して抽出する。このとき複数のる標準核酸含有リポソーム添加しても良い。混合された2種類の核酸のそれぞれを検出することにより、信頼性の程度を、1種類の標準核酸を用いた時よりも向上させることができる。
次に、精製核酸の増幅を行なう。本発明では、所定核酸領域に対して増幅反応させるための試薬を混合するが、これは複数の増幅反応サンプルを用意し、それぞれに各所定核酸領域に対して増幅反応させるための試薬を混合してもよく、あるいは一つのサンプル内で複数の増幅試薬を混合してもよい。例えば、検体由来の核酸及びリポソーム由来の標準核酸を含む精製核酸を複数のサンプルとして分注した後、試薬として標的遺伝子を増幅するためのプライマーの組を混合し、増幅反応させる一つのサンプルと、試薬として標準核酸を増幅するためのプライマーの組を混合し増幅反応させる一つのサンプルを用意する。これらのサンプルは、増幅に必要な組成、例えば緩衝液、塩、ポリメラーゼ酵素、プライマー等を含んでいる。
増幅した核酸を検出するために様々な方法が存在する。例えば、電気泳動法や、TaqMan法、Invader法、SyberGreenを用いたインタカレータ法、固相に固定化しているプローブとのハイブリダイゼーション検出、濁度法等などが挙げられる。例えば、上記PCR反応で増幅した核酸の検出法として、電気泳動法を用いることができる。PCR産物の電気泳動を行うために必要な試薬と混合し、電気泳動を行うと標的遺伝子が検体由来核酸に存在する場合、容器1に相当する反応液では、増幅領域の大きさの泳動距離を示すバンドの検出ができる。
検体由来の核酸に標的遺伝子が存在する場合、上記例で示した検出試験により各サンプルの陰性、陽性結果が得ることができる。当該検出結果から検出の成否を判定することが可能である。
例えば電気泳動法により検出試験を行なったとすると、増幅産物に相当するバンドの検出が可能であり、バンドに該当すれば当遺伝子に関しては解析に用いた検体は陽性であることが分かる(図1)。一方、サンプル2の標準核酸増幅反応液でもバンドの検出が得られたら、核酸抽出や増幅反応は正常に起きたことが分かる(図2)。サンプル3及びサンプル4は本試験に存在しない核酸配列を増幅するための反応液に相当するために、バンドは得られない(図3、図4)。また、上記と異なる結果が得られた場合、各ケースの解釈は以下の表2の通りとなる:
Claims (11)
- 内部標準として標準核酸含有リポソームを用いた標的遺伝子の検出を行なう遺伝子解析法であって、
検体に互いに配列の異なる2種類以上の標準核酸を含むリポソームを添加する工程と、
検体に含まれる細胞及び標準核酸を含むリポソームから検体由来核酸及び標準核酸を精製する工程と、
精製した検体由来核酸及び標準核酸を含む溶液に所定の増幅反応を行うための試薬を混合し、核酸増幅反応を行なう工程と、
核酸を検出する工程と、
検出結果から検出の成否を判定する工程とを含み、
前記検出の成否判定には、検出結果が擬陽性、偽陰性の判定を含むことを特徴とする遺伝子解析法。 - 前記試薬には、少なくとも標的遺伝子を増幅するための試薬と、標準核酸を増幅するための試薬を含むことを特徴とする請求項1に記載の遺伝子解析法。
- 前記試薬には、他の検体に用いた標準核酸含有リポソームの標準核酸を増幅するための試薬を含むことを特徴とする請求項2に記載の遺伝子解析法。
- 前記リポソームが核酸結合タンパク質を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遺伝子解析法。
- 前記リポソームは、検体溶液に添加して3日経過したときにその90%以上は安定であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遺伝子解析法。
- 検体の細胞から遊離された核酸と同条件で標準核酸を精製する工程を含む請求項1〜5のいずれかに記載の解析法。
- 前記標準核酸含有リポソームを複数用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の解析法。
- 前記標準核酸が人工合成核酸であり、その長さは40〜200merであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の解析法。
- 前記標準核酸がプラズミド核酸であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の解析法。
- 前記標準核酸は解析する検体に存在しない配列を有する遺伝子増幅産物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の解析法。
- 前記請求項1〜10のいずれかに記載の遺伝子解析法を用いる遺伝子解析キット。
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