JP2020106705A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材との接触により生じるベルトの表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、ベルトの交換をユーザに報知することができる画像形成装置の提供。【解決手段】画像形成ジョブの実行に伴い二次転写部を通過した大サイズの記録材と小サイズの記録材との累計枚数が第二枚数に到達した場合に(S3のYES)、ユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。また、大サイズの記録材と小サイズの記録材との累計枚数が第二枚数に到達する前に、小サイズの記録材のみの累計枚数が第二枚数よりも少ない第一枚数に到達した場合に(S6のYES)、ユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。このように、小サイズの記録材のみの累計枚数に基づきベルト交換を報知させ得る。これにより、記録材との接触により生じる中間転写ベルトの表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、中間転写ベルトの交換をユーザに対し報知することが容易にできる。【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの電子写真技術を用いた画像形成装置に関する。
画像形成装置の一例として、例えば感光ドラムに形成したトナー像を中間転写ベルトに一次転写し、中間転写ベルトに一次転写したトナー像を転写のために形成された転写ニップ部で記録材へと二次転写する、中間転写方式の画像形成装置が挙げられる。また、感光ドラムに形成したトナー像を転写ニップ部で、感光ドラムから搬送ベルト上を搬送される記録材へと直接転写する、直接転写方式の画像形成装置が挙げられる。これらの画像形成装置で用いる中間転写ベルトや搬送ベルトは使用に応じて物理的に劣化するので、交換可能に装置本体に設けられている。従来では画像形成した記録材の累計枚数やベルトの走行距離に基づいて、ユーザに対しベルト交換を報知するようにしている。
また、中間転写ベルトや搬送ベルトが樹脂で形成されている場合、ベルト表面の電気抵抗(以下、表面抵抗と呼ぶ)が転写の際に転写ニップ部で生じる放電により低下し得る(物理的な劣化に対し電気的な劣化と言える)。表面抵抗が低下したベルトは転写不良を生じさせる原因となるので、交換が必要とされる。そこで、ベルトの電気抵抗を測定し、それに基づいてベルトの交換をユーザに報知するものが提案されている(特許文献1)。
特開2006−227520号公報
上記したベルトの表面抵抗の低下は、ベルトにおいて記録材と接触する領域(便宜的に、通過領域と呼ぶ)で生じやすい。即ち、ベルトの表面抵抗は通過領域で低下しやすく、記録材と接触しない非通過領域で低下し難い。そのため、主走査方向の長さが短い多数の小さいサイズの記録材の転写後に、主走査方向の長さが長い大きいサイズの記録材を転写すると、主走査方向においてベルトの表面抵抗が異なることに起因し、画像濃度に段差があるように見える画像不良が生じ得る。そこで、こうしたベルトの主走査方向(幅方向)における表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、ベルトの交換をユーザに報知することが望まれる。しかしながら、従来のように、記録材の累計枚数やベルトの走行距離に基づいてベルトの交換を報知する場合には、ベルトの交換を報知する前に、既に上記した画像不良が生じている虞があった。また、上記の特許文献1に記載の装置の場合には、ベルトの異なる箇所での電気抵抗を検出することは難しい。さらに、ベルトの材料によっては、使用に伴ってベルトの抵抗が上昇する場合がある。例えば、イオン導電剤が含有されるベルトの場合、繰り返しの通電によって抵抗上昇が生じる。このため、同様の問題が生じる虞がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、小サイズの記録材への転写時に生じるベルト幅方向の表面抵抗段差によって大サイズの記録材に画像不良が生じる前に、ベルトの交換をユーザに報知することができる画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の画像形成装置は、導電性を有し、回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材との間で記録材を挟持搬送して、記録材にトナー像を転写する転写ニップ部を形成する回転体と、前記転写ニップ部にトナー像を記録材に転写するための転写電圧を印加する電源と、前記ベルト部材を前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向に複数の分割領域に区分けし、前記転写電圧が印加された状態で前記転写ニップ部を記録材が通過した際に、記録材が通過した前記分割領域毎に通過枚数に相関する情報をカウントし、前記分割領域毎にカウントされたカウント値に基づいて、前記ベルト部材のエラー情報を出力する出力手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、導電性を有し、回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材との間で記録材を挟持搬送して、記録材にトナー像を転写する転写ニップ部を形成する回転体と、前記転写ニップ部にトナー像を記録材に転写するための転写電圧を印加する電源と、前記転写電圧が印加された状態で前記転写ニップ部に、第一記録材のみを通過させた場合に、所定枚数で前記ベルト部材のエラー情報を出力し、前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向長さが前記第一記録材よりも長い第二記録材のみを通過させた場合に、前記所定枚数よりも多い枚数で前記ベルト部材のエラー情報を出力する出力手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、小サイズの記録材への転写時に生じるベルト幅方向の表面抵抗段差によって大サイズの記録材に画像不良が生じる前に、ベルト部材の交換をユーザに報知することが容易にできるようになる。
本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図。 画像形成部を示す概略図。 制御部について説明する制御ブロック図。 累計枚数とベルトの表面抵抗との関係を示すグラフ。 第1実施形態の交換報知処理を示すフローチャート。 累計枚数と絶対水分量毎のベルトの表面抵抗との関係を示すグラフ。 第2実施形態の交換報知処理を示すフローチャート。 分割領域毎の通過枚数積算値について説明するためのグラフ。 放電量積算値とベルトの表面抵抗との関係を示すグラフ。 第3実施形態の交換報知処理を示すフローチャート。
[第1実施形態]
<画像形成装置>
第1実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、装置本体100a内に4色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)の画像形成部PY、PM、PC、PKを中間転写ベルト8に対向させて配置した、中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置である。
画像形成装置100の記録材の搬送プロセスについて説明する。記録材Sは、カセット62内に積載される形で収納されており、給紙ローラ63により画像形成タイミングに合わせて1枚ずつ搬送パス64に給紙される。なお、不図示の手差しトレイや記録材載置装置などに積載された記録材Sが1枚ずつ搬送パス64に給紙されてもよい。記録材Sは搬送パス64の途中に配置されたレジストローラ65へ搬送されると、レジストローラ65により記録材Sの斜行補正やタイミング補正が行われた後に二次転写部T2へと送られる。二次転写部T2は、対向する二次転写内ローラ66及び二次転写外ローラ67により形成される転写ニップ部である。二次転写部T2では、中間転写ベルト8との間で記録材Sが挟持搬送される。その際に、二次転写電源E2により回転体としての二次転写外ローラ67に二次転写電圧が印加されている場合、トナー像が中間転写ベルト8から記録材Sへ二次転写される。なお、本実施形態では、二次転写内ローラ66は電気的に接地つまりグランドに接続されている。勿論、これに限られず、二次転写外ローラ67を接地し、二次転写内ローラ66に二次転写電圧を印加するように構成してもよい。
上記した二次転写部T2までの記録材Sの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部T2まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。まず、画像形成部PY〜PKについて説明する。ただし、画像形成部PY〜PKは、現像装置4Y、4M、4C、4Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外、ほぼ同一に構成される。そこで、以下では代表してイエローの画像形成部PYを例に説明し、その他の画像形成部PM、PC、PKについては説明を省略する。
<画像形成部>
図2に示すように、画像形成部PYは、感光ドラム1Yを囲んで、帯電装置2Y、現像装置4Y、一次転写ローラ5Y、及びドラムクリーニング装置6Yが配置されている。像担持体としての感光ドラム1Yは、装置本体100aに回転可能に支持されたドラム状の電子写真感光体であって、不図示の感光ドラム駆動モータにより所定のプロセススピードで図1において時計回り(図中矢印R1方向)に回転される。回転駆動された感光ドラム1Yの表面は、帯電装置2Yにより予め表面を一様に帯電され、その後、画像情報の信号に基づいて駆動される露光装置3によって静電潜像が形成される。次に、感光ドラム1Y上に形成された静電潜像は、現像装置4Yによるトナー現像を経て可視像化される。その後、一次転写ローラ5Yにより所定の加圧力及び一次転写バイアスが与えられ、感光ドラム1Y上に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。即ち、一次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト8を挟んで感光ドラム1Yに対向配置され、感光ドラム1Yと中間転写ベルト8との間にトナー像の一次転写部T1を形成する。一次転写部T1では、一次転写ローラ5Yに一次転写電圧が印加されることで、トナー像が感光ドラム1Yから中間転写ベルト8へ一次転写される。一次転写後の感光ドラム1Y上に僅かに残る転写残トナーは、ドラムクリーニング装置6Yにより除去され、再び次の作像プロセスに備える。
上述の画像形成部PY〜PKにより処理される各色の作像プロセスは、中間転写ベルト8上に一次転写された中間転写ベルト8の回転方向上流側の色のトナー像上に順次重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト8上に形成され、二次転写部T2へと搬送され得る。二次転写部T2を通過した後の転写残トナーは、転写クリーナ装置11によって中間転写ベルト8から除去される。なお、本実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト8上にフルカラーのトナー像を形成できることに加え(フルカラーモード)、画像形成部PKのみを用いて中間転写ベルト8上にブラック単色のトナー像を形成することが可能である(単色モード)。
以上、それぞれ説明した搬送プロセス及び作像プロセスをもって、二次転写部T2において記録材Sとフルカラートナー像のタイミングが一致し、中間転写ベルト8から記録材Sにトナー像が二次転写される。その後、記録材Sは定着装置30へと搬送され、定着装置30により加圧及び加熱されることにより、トナー像が記録材S上に溶融固着される。トナー像が定着された記録材Sは、排紙ローラ69により排紙トレイ601上に排出される。
本実施形態の場合、ベルト部材としての中間転写ベルト8は、例えばポリイミド(PI)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の樹脂にカーボンブラックなどの導電剤を分散させて無端状に形成された樹脂ベルトを用いた。なお、中間転写ベルト8は、例えばイオン導電剤が含有されるイオン導電タイプであってもよい。中間転写ベルト8は、テンションローラ10、二次転写内ローラ66、及びアイドラローラ7a、7bによって張架されながら、図中矢印R2方向へと移動するように駆動される。本実施形態では、二次転写内ローラ66が中間転写ベルト8を駆動する駆動ローラを兼ねている。一次転写ローラ5Yは、芯金と、芯金の周囲に形成された弾性層とを有している。一次転写ローラ5Yの弾性層は、例えばニトリルゴム(NBR)とヒドリンゴム(CO)とを含むイオン導電性の発泡スポンジで形成されている。二次転写内ローラ66は、芯金と、芯金の周囲にエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)などのゴムで形成された弾性層とを有している。二次転写外ローラ67は、芯金と、芯金の周囲にNBRやEPDMなどのゴムで形成された弾性層とを有している。
本実施形態の場合、上記の一次転写ローラ5Y〜5K、中間転写ベルト8、テンションローラ10、アイドラローラ7a、7b、二次転写内ローラ66等は、中間転写ベルトユニット500(以下、単にベルトユニットと呼ぶ)として一体的に設けられている。このベルトユニット500は、装置本体100aに挿抜自在に設けられている。即ち、中間転写ベルト8や二次転写内ローラ66等は使用により劣化しやすく他に比べ耐久寿命が短いために交換が必要であり、それらの交換性を向上すべくベルトユニット500として装置本体100aから取り外ししやすくしている。図示を省略したが、装置本体100aには、ベルトユニット500を挿抜自在な開口した挿入口(不図示)が設けられている。ベルトユニット500の装置本体100aへの挿入方向は、例えば二次転写内ローラ66の回転軸線方向に交差する方向(図中矢印Z方向)である。
なお、本実施形態の画像形成装置100は、記録材Sの両面に画像形成可能であってよい。即ち、記録材Sの片面のみに画像形成を行う片面印刷モードと、記録材Sの両面ともに画像形成を行う両面印刷モードを実行可能である。片面印刷モードと両面印刷モードとでは、一面目(表面)のトナー像の定着後の搬送先が異なる。片面印刷モードの場合、一面目のトナー像が定着された記録材Sは、順回転する排紙ローラ69により排紙トレイ601上に排出される。他方、両面印刷モードの場合、一面目のトナー像が定着された記録材Sは、順回転する排紙ローラ69により記録材Sの後端が切り替え部材602を通過するまで搬送される。その後、逆回転に切り換えられた排紙ローラ69により先後端が入れ替えられて、両面搬送パス603へと搬送される。その後、再給紙ローラ604によって再び搬送パス64へと送られる。その後の搬送ならびに二面目の作像プロセスに関しては、上述した通りなので説明を省略する。
<制御部>
図1に示すように、画像形成装置100は制御部300を備えている。制御部300について、図3を用いて説明する。なお、制御部300には、図示した以外にも例えば感光ドラム1Y〜1Kや二次転写内ローラ66などを駆動する各種モータ、一次転写ローラ5Y〜5Kに電圧を印加する一次転写電源、定着装置30などの各種機器が接続される。しかし、ここでは発明の本旨でないので、それらの図示及び説明を省略している。
出力手段としての制御部300は、画像形成動作などの本画像形成装置100の各種制御を行う例えばCPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302とを有する。記憶手段としてのメモリ302はROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などにより構成され、画像形成装置100を制御するための各種プログラムや、テーブル等の各種データが記憶されている。CPU301はメモリ302に記憶されている画像形成ジョブ(プログラム)を実行して、画像形成を行うよう画像形成装置100を動作させ得る。本実施形態の場合、CPU301はメモリ302に記憶されている「交換報知処理(プログラム)」(後述する図5参照)を実行可能である。また、CPU301は例えば画像形成した記録材Sの枚数などをカウントするカウンタとして機能し、カウントした枚数などをメモリ302に記憶させ得る。なお、メモリ302は各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶し得る。
本実施形態の画像形成装置100は操作部200と表示部250とを備えており(図1参照)、これら操作部200と表示部250とが入出力インタフェースを介して制御部300に接続されている。操作部200は、ユーザによる画像形成ジョブなどの各種プログラムの実行開始指示や各種データ入力などを受け付けるための物理的な操作子を有する、例えばスキャナやパーソナルコンピュータ等の外部端末あるいは操作パネルなどである。本実施形態の場合、ユーザは操作部200を用いて、画像形成する記録材Sのサイズ(例えば、A4、B5などの紙種)を入力可能である。また、ユーザは記録材Sの両面に画像形成を行う両面印刷モード、記録材Sの片面のみに画像形成を行う片面印刷モードの実行を指示可能である。さらに、ユーザはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいくつかの色を組み合わせて複数色のトナー像を形成可能なフルカラーモード、ブラックの1色だけでトナー像を形成可能な単色モードを指示可能である。操作部200から上記いずれかの印刷モードでの画像形成ジョブの開始指示がなされた場合、制御部300は操作部200から入力された画像データに基づいて、メモリに記憶されている画像形成ジョブ(プログラム)を実行する。制御部300は、画像形成ジョブの実行に基づいて画像形成装置100の動作を制御し得る。
報知手段としての表示部250は、画像形成動作のエラー表示や中間転写ベルト8の交換報知、またユーザが実行可能な各種プログラムを提示するメニュー表示などを表示することが可能な、例えば液晶画面や外部ディスプレイ等である。本実施形態の場合、中間転写ベルト8の交換をユーザに対し報知する場合、表示部250の表示によらず、例えばLEDによる光の点滅やスピーカからの音の発生等によって報知できるようにしてもよい。なお、制御部300により表示部250に物理的な操作子を模した仮想操作子を表示して、この仮想操作子を利用してユーザによる各種プログラムの実行開始操作や各種データの入力操作などを受け付けできるようにしてよい。
また、制御部300には入出力インタフェースを介して、環境センサ20が接続されている。湿度検出手段としての環境センサ20は装置本体100a内に配置され(図1参照)、詳しくは後述するように、中間転写ベルト8の表面抵抗に影響を及ぼし得る湿度を検出可能である。制御部300は、環境センサ20により検出される湿度を取得可能である。なお、環境センサ20は湿度に限らず温度も検出可能であってよい。
<表面抵抗の低下について>
ところで、樹脂製の中間転写ベルト8を用いた場合、多数の記録材Sに画像形成を行うに連れて、中間転写ベルト8の表面抵抗は次第に低下し得る。これは、以下の原因による。即ち、二次転写部T2では転写の際に、記録材Sと中間転写ベルト8との間で微小放電が生じる、あるいは記録材Sから中間転写ベルト8へ電荷の移動が起こることで、ベルト表面側で導電剤の粒子(導電粒子と呼ぶ)が帯電される。中間転写ベルト8内において、帯電された導電粒子と近傍にある別の導電粒子との間では局所的に電界が生じ、この電界が強い場合には複数の導電粒子の間で放電が起こり、中間転写ベルト8を形成する樹脂が部分的に放電による熱を受けて分解され炭化し得る。炭化した樹脂は、絶縁性が失われて導体となる。転写が繰り返されることに応じて、絶縁破壊された箇所が増えるので、次第に中間転写ベルト8の表面抵抗が低下していく。
図4に具体例を示して説明する。図4は、記録材SとしてA4サイズの用紙を縦向き(A4縦)に搬送して連続画像形成した後における、記録材Sの累計枚数と中間転写ベルト8の表面抵抗との関係を示すグラフである。図4では、実線が中間転写ベルト8において記録材Sと接触する通過領域の表面抵抗を示し、点線が中間転写ベルト8において記録材Sと接触しない非通過領域の表面抵抗を示している。
図4に示すように、通過領域の表面抵抗は記録材Sの累計枚数が増えるに連れて次第に低下し、累計枚数が「100k枚」を超えると、表面抵抗は約「5.0E+9Ω/□」に収束する。これは、中間転写ベルト8の回転方向に交差する幅方向(記録材Sに対する主走査方向)に関し、複数の導電粒子の間で放電が起こる箇所は限定的であり、その箇所で放電による絶縁破壊が終われば、それ以上の絶縁破壊が発生しなくなるためと考えられる。他方、非通過領域では放電が生じずに絶縁破壊が起きないため、通過領域の表面抵抗は記録材Sの累計枚数が増えてもほぼ変化しない。
こうしてA4サイズの記録材Sへの画像形成に伴いA4サイズの通過領域と非通過領域とで表面抵抗に差が生じた状態で、例えばA4サイズよりも大きいB4サイズの記録材Sに画像形成を行うと、中間転写ベルト8の幅方向で画像に濃度差が生じ得る。即ち、B4サイズの記録材Sへの画像形成時、感光ドラム1Y〜1Kに形成したトナー像を中間転写ベルト8に一次転写するために、一次転写ローラ5Y〜5Kに一次転写電圧が印加される。その際に、一次転写電圧は中間転写ベルト8の幅方向で一定である一方、一次転写電流は幅方向で中間転写ベルト8の表面抵抗に応じて異なり得る。その場合に、中間転写ベルト8の通過領域では帯電電位が上がることから、通過領域では一次転写部T1を通過する際に剥離放電が起こりやすくなる。剥離放電が起こると、中間転写ベルト8上に一旦転写されたトナー像の一部が再び感光ドラム1Y〜1Kに転移する逆転写が生じる。その結果、B4サイズの記録材Sへの画像形成時に、A4サイズの通過領域で一次転写効率が低下してしまい、A4サイズの通過領域とA4サイズの非通過領域とで画像濃度に段差があるように見える画像不良が生じ得る。
このように、中間転写ベルト8の表面抵抗は使用に応じて低下し、それにより画像不良が生じることから、中間転写ベルト8は交換が必要である。既に述べたように、従来では記録材Sの累計枚数や中間転写ベルト8の走行距離に基づいてベルト交換を報知できるようにしていた。しかしながら、従来の場合には既に中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じていることが多かった。つまり、ベルト交換を報知するタイミングが遅くなりがちであった。あるいは、中間転写ベルト8の表面抵抗を測定し、それに基づいてベルト交換をユーザに報知するものが従来から提案されているが、通過領域と非通過領域の異なる箇所での表面抵抗を検出することは難しい。上記点に鑑み、本実施形態では、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、ベルト交換をユーザに報知することが容易にできるようにした。以下、説明する。
<交換報知処理>
第一実施形態の交換報知処理について、図3を参照しながら図5を用いて説明する。交換報知処理は、制御部300によって画像形成ジョブの実行にあわせて開始される。図5に示すように、制御部300は、記録材Sの主走査方向長さ(中間転写ベルト8の幅方向長さ)をメモリ302に記憶させる(S1)。記録材Sの主走査方向長さは、例えばユーザにより操作部200から入力された記録材Sの紙種(サイズ)によって決まる長さである。例えば記録材Sを縦向きに搬送して画像形成する場合、「A4」の主走査方向長さは「210mm」であり、「B4」の主走査方向長さは「257mm」である。そして、制御部300は記録材Sのサイズに関わらず、1枚の記録材Sに画像形成が行われる度に累計枚数カウント値をカウントする(S2)。本実施形態の場合、枚数カウントはサイズ換算している。即ち、記録材Sの副走査方向長さが例えば「A4」の短手方向長さ(210mm)よりも大きいサイズの記録材Sであれば、制御部300は累計枚数カウント値に「+2」を加算する。他方、記録材Sの副走査方向長さが「A4」の短手方向長さ以下である小さいサイズの記録材Sであれば、制御部300は累計枚数カウント値に「+1」を加算する。制御部300はカウントした累計枚数カウント値を、メモリ302に記憶させている。
制御部300は、累計枚数カウント値が所定の累計枚数(第二枚数、例えば「150k枚」)以上であるか否かを判定する(S3)。累計枚数カウント値が所定の累計枚数以上である場合、即ち所定の累計枚数に到達した場合(S3のYES)、制御部300はエラー情報を出力し、ユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。例えば、表示部250は制御部300による制御の下、エラー情報に基づいてベルト交換を行う旨を表示し得る。即ち、本実施形態の場合、中間転写ベルト8の使用に耐える物理的な劣化による寿命が、記録材Sの累計枚数「150k枚」程度に設定されている。
累計枚数カウント値が所定の累計枚数より小さい場合(S3のNO)、制御部300は記録材Sの主走査方向長さが所定サイズの短手方向長さ(例えばA4の「210mm」)以下であるか否かを判定する(S4)。記録材Sの主走査方向長さが所定サイズの短手方向長さより大きい第二記録材としての大サイズの記録材Sである場合(S4のNO)、制御部300はステップS8の処理へジャンプする。他方、記録材Sの主走査方向長さが所定サイズの短手方向長さ以下である第一記録材としての小サイズの記録材Sである場合(S4のYES)、制御部300は通過枚数に相関する情報として小サイズ累計枚数をカウントする(S5)。制御部300はカウントした小サイズ累計枚数を、メモリ302に記憶させている。なお、上記の累計枚数カウント値や小サイズ累計枚数は、中間転写ベルト8が新品に交換されたときにクリアされることで、初期値「0」にセットされる。
制御部300は、小サイズ累計枚数が所定枚数(第一枚数、例えば「70k枚」)以上であるか否かを判定する(S6)。小サイズ累計枚数が所定枚数より小さい場合(S6のNO)、制御部300はステップS8の処理へ進む。他方、小サイズ累計枚数が所定枚数以上である場合、即ち所定枚数に到達した場合(S6のYES)、制御部300はユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。制御部300は、例えば表示部250にベルト交換を行う旨を表示させる。即ち、中間転写ベルト8の表面抵抗の段差により画像不良が生じる電気的な劣化による寿命が、小サイズの記録材Sの累計枚数「70k枚」程度に設定されている。本実施形態の場合、上記の中間転写ベルト8の電気的な劣化による寿命は、通過領域の表面抵抗と非通過領域の表面抵抗との差が1桁以上となった場合であることが、発明者らによる実験によって確認された。それが、小サイズの記録材Sの累計枚数「70k枚」以上になったときであり、これに鑑み、小サイズ累計枚数の閾値が「70k枚」に設定されている。
ステップS8の処理として、制御部300は画像形成ジョブが終了されたか否かを判定する。画像形成ジョブが終了された場合(S8のYES)、制御部300は当該交換報知処理を終了する。画像形成ジョブが終了されていない場合(S8のNO)、制御部300はステップS2の処理に戻り上記したステップS2〜S8の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態では、画像形成ジョブの実行に伴い二次転写部T2を通過した大サイズの記録材Sと小サイズの記録材Sとの累計枚数が第二枚数に到達した場合に、制御部300はエラー情報を出力し、ユーザに対しベルト交換を報知する。また、大サイズの記録材Sと小サイズの記録材Sとの累計枚数が第二枚数に到達する前に、小サイズの記録材Sのみの累計枚数が第一枚数に到達した場合に、制御部300はエラー情報を出力し、ユーザに対しベルト交換を報知する。この閾値としての第一枚数は、第二枚数よりも少なく設定されている。このように、本実施形態では小サイズの記録材Sのみの累計枚数に基づきベルト交換を報知させる。これにより、記録材Sとの接触により生じる中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、中間転写ベルト8の交換をユーザに対し報知することが容易にできる。
[第2実施形態]
ところで、上述した中間転写ベルト8の表面抵抗の低下は、画像形成装置100が置かれている環境、特に湿度によって異なることが発明者らによる実験によって確認されている。図6に、記録材SとしてA4サイズの用紙を縦向き(A4縦)に搬送して連続画像形成した後における、記録材Sの累計枚数と絶対水分量(湿度)毎の中間転写ベルト8の表面抵抗との関係を示すグラフである。図6では、実線が通過領域の表面抵抗を示し、点線が非通過領域の表面抵抗を示している。なお、本実施形態の場合、通過領域の表面抵抗は、湿度に応じた絶対水分量が「0.86g/m、8.73g/m、21.54g/m」である場合に分けて示した。
図6に示すように、絶対水分量が少ないつまりは湿度が低い場合ほど、中間転写ベルト8の表面抵抗が小さくなることが理解できる。これは、絶対水分量が少ない環境では記録材Sに含まれる水分量も少ないために、記録材Sの電気抵抗が高くなり、それに伴い二次転写電圧が高く設定される。つまり、電源E2は二次転写電圧として、湿度が第一湿度の場合に第一転写電圧を印加し、湿度が第一湿度よりも低い第二湿度の場合に第一転写電圧よりも高い第二転写電圧を印加する。二次転写電圧が高いほど、二次転写部T2を記録材Sが通過するときに記録材Sと中間転写ベルト8との間の放電量が多く、その後の中間転写ベルト8の通過領域の表面抵抗は大きく低下する。特に、絶対水分量が「0.86g/m」といった比較的に乾燥した環境では、記録材Sの累計枚数「16k枚」程度で通過領域の表面抵抗と非通過領域の表面抵抗との差が1桁以上になっている。つまり、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下により画像不良が生じる。
また、上述した第1実施形態では、単に小サイズの記録材Sの累計枚数に基づいて中間転写ベルト8の交換を報知させる例について説明した(図5のS4〜S7参照)。しかしながら、記録材Sのサイズは単に小サイズの記録材Sと小サイズ以外の記録材Sの2サイズに分けられるものでないことから、中間転写ベルト8上における通過領域と非通過領域との区分けは記録材Sのサイズに応じて異なり得る。そうであれば、単に記録材Sを小サイズと小サイズ以外とに分け、小サイズの記録材Sの累計枚数に基づいてベルト交換を報知するようにすると、場合によっては報知タイミングが遅くなることも考えられる。
そこで、以下に説明する第2実施形態では、湿度による中間転写ベルト8の表面抵抗の影響と、記録材Sのサイズに応じた通過領域と非通過領域との区分けの違いによる中間転写ベルト8の表面抵抗の影響とを考慮して、ベルト交換を報知できるようにした。以下、第2実施形態の交換報知処理について、図3を参照しながら図7を用いて説明する。図7は、第2実施形態の交換報知処理を示すフローチャートである。なお、図7に示した第2実施形態では、図5に示した第1実施形態の交換報知処理と同様の処理に同じ符号を付し、それらの処理については簡単に説明する。
図7に示すように、制御部300は、記録材Sの主走査方向長さをメモリ302に記憶させる(S1)。そして、制御部300は環境センサ20の検出結果に基づき湿度に応じた絶対水分量を算出し、この絶対水分量をメモリ302に記憶させる(S11)。制御部300は、記憶した絶対水分量に基づいて環境係数を設定する(S12)。例えば、絶対水分量が「6.12g/m」以下では環境係数「6.5」、絶対水分量が「6.12g/m」より大きく「18.6g/m」以下では環境係数「3.6」、絶対水分量が「18.62g/m」より大きいと環境係数「1.0」に設定される。
制御部300は、1枚の記録材Sに画像形成が行われる度に通過枚数カウント値をカウントし、以下に示す式1に従って中間転写ベルト8を幅方向(記録材Sに対する主走査方向)で所定の複数の幅に区切られた分割領域毎に通過枚数積算値を更新する。本実施形態では、通過枚数カウント値と環境係数とを乗算することで、湿度による中間転写ベルト8の表面抵抗の影響を加味している。通過枚数積算値は、通過枚数に相関する情報である。
通過枚数積算値=更新前の通過枚数積算値+「通過枚数カウント値×環境係数」 ・・・ 式1
表1に分割領域の一例を示す。本実施形態の場合、中間転写ベルト8の幅方向に関し中間転写ベルト8の中央と記録材Sの中央とが略一致するようにして、記録材Sは搬送される(所謂、中央基準搬送)。表1では、分割領域の大きさが中間転写ベルト8の幅方向中央を基準に幅方向両端部に向かう主査走査方向の長さ(A)により示されている。例えば分割領域F1は中間転写ベルト8の幅方向中央を基準として両側に90mm、合計180mmの幅を持つ大きさの領域である。分割領域F2は中間転写ベルト8の幅方向中央を基準として合計209mmの幅を持つ領域のうち、分割領域F1を除いた大きさ領域である。
Figure 2020106705
具体的に、記録材Sとして用紙を縦向きに搬送して連続画像形成する場合において、分割領域F6の通過枚数積算値は、「SRA3」以上の用紙であるときに更新される。分割領域F5の通過枚数積算値は、「A3」以上の用紙であるときに更新される。分割領域F4の通過枚数積算値は、「B4」以上の用紙であるときに更新される。分割領域F3の通過枚数積算値は、「A4」以上の用紙であるときに更新される。分割領域F2の通過枚数積算値は、「B5」以上の用紙であるときに更新される。分割領域F1の通過枚数積算値は、全てのサイズの用紙のときに更新される。これは、記録材Sのサイズ毎に通過領域と非通過領域との範囲が異なり、記録材Sのサイズによって中間転写ベルト8の表面抵抗の低下への寄与度が異なることから、これに鑑みて分割領域毎に通過枚数積算値を求めている。図8に、分割領域毎の通過枚数積算値の一例を示した。例えば、湿度が同じ場合に、「A4」サイズの用紙のみが連続画像形成された場合、通過枚数積算値は分割領域F1〜F3で同じように増す。その後、「B4」サイズの用紙が連続画像形成されると、その枚数に応じて分割領域F1〜F4で同じ枚数だけ通過枚数積算値が増える。さらに、「SRA3」サイズの用紙が連続画像形成されると、その枚数に応じて分割領域F1〜F6で同じ枚数だけ通過枚数積算値が増える。この場合、図8に示すような、分割領域F1〜F3が同じであり、分割領域F4が分割領域F1〜F3よりも小さく、また分割領域F5、F6が同じであり且つ分割領域F4よりも小さい、通過枚数積算値がそれぞれ求められることになる。
図7に戻って、制御部300は、上記した分割領域毎の通過枚数積算値の中から、通過枚数積算値の最大値と最小値との差分を算出する(S14)。そして、制御部300は、通過枚数積算値の最大値と最小値との差分が所定差以上(例えば8.47E+4以上)であるか否かを判定する(S15)。通過枚数積算値の最大値と最小値との差分が所定差以上である場合(S15のYES)、制御部300は主走査方向においてベルトの表面抵抗が画像不良を生じさせるほどに異なっているものとして、ユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。その後、制御部300は、ステップS8の処理へ進む。本実施形態の場合、分割領域毎に求められる通過枚数積算値の最大値と最小値との差分が「8.47E+4」以上となったときに、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下により画像不良が生じていた。そこで、ベルト交換判定のための所定差(閾値)が「8.47E+4」に設定されている。
通過枚数積算値の最大値と最小値との差分が所定差より小さい場合(S15のNO)、制御部300は画像形成ジョブが終了されたか否かを判定する(S8)。画像形成ジョブが終了された場合(S8のYES)、制御部300は当該交換報知処理を終了する。画像形成ジョブが終了されていない場合(S8のNO)、制御部300はステップS2の処理に戻り上記したステップS2〜S8の処理を繰り返す。
なお、ここでは分割領域をF1〜F6の六領域に分けた場合を例に説明したが、これに限らず、中間転写ベルト8をより多くの分割領域に区分けしてもよい。あるいは、中間転写ベルト8を中央領域と端部領域の2つの分割領域に分けてもよい。その場合、二次転写電圧が印加された状態で二次転写部T2を記録材Sが通過した際に、中央領域のみを通過した記録材Sの第一通過枚数と、中央領域を含んで端部領域を通過した記録材Sの第二通過枚数とをカウントする。そして、第一通過枚数と第二通過枚数との差分が所定差以上である場合に、中間転写ベルト8の交換を報知すればよい。また、本実施形態では、通過枚数に相関する情報として通過枚数積算値を用いたがこれに限らない。例えば二次転写部T2を記録材Sが通過するのに係る通過時間の積算値や、記録材Sが二次転写部T2を通過する際の中間転写ベルト8の走行距離の積算値を用いてもよい。
以上のように、本実施形態では、画像形成ジョブの実行に伴い二次転写部T2を通過する記録材Sの通過枚数を、中間転写ベルト8を幅方向に区分けした複数の分割領域毎にカウントし、分割領域毎の通過枚数に基づいてベルト交換を報知できるようにした。これにより、サイズの異なる多種多様な記録材Sを用いた場合でも、記録材Sとの接触により生じる中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、中間転写ベルト8の交換をユーザに対し報知することが容易にできる。
[第3実施形態]
上述したように、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下は、帯電した記録材Sと中間転写ベルト8との間で微小放電が生じることに起因している。この記録材Sと中間転写ベルト8との間で生じる微小放電の放電電流は、画像形成装置100が置かれている環境(詳しくは湿度)に加え、両面印刷モードでの一面目か二面目かによって、またフルカラーモードであるか単色モードであるかによって異なる。具体的には、一面目よりも二面目、単色モードよりもフルカラーモードの方が、放電電流が大きくなり得る。即ち、二面目を印刷する場合には、一面目のトナー像の定着の際に定着装置30に加熱されて記録材Sに含まれる水分量が少なくなり、記録材Sの電気抵抗が大きくなるため、より高い二次転写電圧が印加される。フルカラーモードの場合は、複数色のトナーが載ることで電気抵抗が大きくなるため、より高い二次転写電圧が印加される。こうしてより高い二次転写電圧が印加されることにより、上述した記録材Sと中間転写ベルト8との間で生じる微小放電の放電電流が大きくなり得る。
図9に、放電量(積算値)と中間転写ベルト8の表面抵抗との関係を示す。図9に示すように、放電量(積算値)が大きくなるにつれ、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下も大きくなることが理解できる。
そこで、以下に説明する第3実施形態では、湿度による中間転写ベルト8の表面抵抗の影響と、記録材Sと中間転写ベルト8との間で生じる微小放電の放電量による中間転写ベルト8の表面抵抗の影響とを考慮して、ベルト交換を報知できるようにした。以下、第3実施形態の交換報知処理について、図3を参照しながら図10を用いて説明する。図10は、第3実施形態の交換報知処理を示すフローチャートである。なお、図10に示した第3実施形態では、図7に示した第2実施形態の交換報知処理と同様の処理に同じ符号を付し、それらの処理については簡単に説明する。
図10に示すように、制御部300は、記録材Sの主走査方向長さをメモリ302に記憶させる(S1)。また、制御部300は操作部200から入力された片面印刷モードであるか両面印刷モードであるか、また単色モードであるかフルカラーモードであるかを、印刷情報としてメモリ302に記憶させる(S21)。さらに、制御部300は環境センサ20の検出結果に基づき湿度に応じた絶対水分量を算出し、この絶対水分量を環境情報としてメモリ302に記憶させる(S11)。
そして、制御部300は、メモリ302に記憶した印刷情報、環境情報に基づいて、表2に示す放電電流換算テーブルを参照して、放電電流を求める(S22)。表2に示すように、絶対水分量の高い方が低いよりも、放電電流(単位:μA)は大きい。また、同じ絶対水分量の場合、フルカラーモードの方が単色モードよりも、放電電流は大きい。さらに、同じ絶対水分量の場合、一面目の方が二面目よりも、放電電流は大きい。
Figure 2020106705
なお、表2に示す放電電流換算テーブルは、二次転写電圧の大きさ(範囲)に応じて複数がメモリ302に記憶されていてよい。その場合、二次転写電圧が高いほど、放電電流換算テーブルの放電電流は大きい。また、表2に示す放電電流換算テーブルは、記録材Sの紙厚、具体的には記録材Sの坪量の大きさ(範囲)に応じて複数がメモリ302に記憶されていてよい。即ち、記録材Sの坪量が第一坪量の場合に第一転写電圧が印加され、記録材Sの坪量が第一坪量よりも大きい第二坪量の場合に第一転写電圧よりも高い第二転写電圧が印加される。それ故、記録材Sの坪量が大きいほど、放電電流換算テーブルの放電電流は大きい。
制御部300は、上述した分割領域F1〜F6毎に、上記放電電流換算テーブルを参照して求めた放電電流と記録材Sの通過距離(搬送方向長さ)とを乗算して、通過枚数に相関する情報として放電量積算値を更新する(S23)。
放電量積算値=更新前の放電量積算値+記録材1枚当たりの「放電電流×通過距離」(放電量) ・・・ 式2
制御部300は、上記した分割領域毎の放電量積算値の中から、放電量積算値の最大値と最小値との差を算出する(S24)。そして、制御部300は、放電量積算値の最大値と最小値との差が所定の閾値(例えば2.8E+7)以上であるか否かを判定する(S25)。放電量積算値の最大値と最小値との差が所定の閾値以上である場合(S25のYES)、制御部300は主走査方向においてベルトの表面抵抗が画像不良を生じさせるほどに異なっているものとして、ユーザに対しベルト交換を報知する(S7)。その後、制御部300は、ステップS8の処理へ進む。本実施形態の場合、分割領域毎に求められる放電量積算値の最大値と最小値との差が「2.8E+7」以上となったときに、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下により画像不良が生じていた。そこで、ベルト交換判定のための閾値が「2.8E+7」に設定してある。
放電量積算値の最大値と最小値との差が所定の閾値より小さい場合(S25のNO)、制御部300は画像形成ジョブが終了されたか否かを判定する(S8)。画像形成ジョブが終了された場合(S8のYES)、制御部300は当該交換報知処理を終了する。画像形成ジョブが終了されていない場合(S8のNO)、制御部300はステップS22の処理に戻り上記したステップS22〜S25、S7、S8の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態では、中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に影響する、画像形成装置100が置かれている環境、片面/両面印刷モード、フルカラー/単色モード、記録材Sの坪量等を加味したうえで、ベルト交換を報知できるようにした。これにより、記録材Sとの接触により生じる中間転写ベルト8の表面抵抗の低下を精度よく予測でき、もって中間転写ベルト8の表面抵抗の低下に起因する画像不良が生じる前に、ベルト交換をユーザに対し報知することがより確実にできるようになる。なお、本実施形態では、放電量積算値は記録材1枚当たりの「放電電流×通過距離」で更新するが、上述した第1実施形態のように通過枚数カウント値を用いてもよい。
[他の実施形態]
なお、上述した実施形態では、各色の感光ドラム1Y〜1Kから中間転写ベルト8に各色のトナー像を一次転写した後に、記録材Sに各色の複合トナー像を一括して二次転写する構成の画像形成装置を説明したが、これに限らない。例えば、感光ドラムとの間でニップ部が形成された搬送ベルトに搬送される記録材に対し、感光ドラムと搬送ベルトを挟んで対向配置された転写ローラへの転写電圧の印加により、感光ドラム上のトナー像を直接転写する直接転写方式の画像形成装置であってよい。
8…ベルト部材(中間転写ベルト)、20…湿度検出手段(環境センサ)、67…回転体(二次転写外ローラ)、100…画像形成装置、250…報知手段(表示部)、300…出力手段(制御部)、302…記憶手段(メモリ)、E2…電源、PY(PM、PC、PK)…画像形成部、S…記録材、T2…転写ニップ部(二次転写部)

Claims (10)

  1. 導電性を有し、回転する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材との間で記録材を挟持搬送して、記録材にトナー像を転写する転写ニップ部を形成する回転体と、
    前記転写ニップ部にトナー像を記録材に転写するための転写電圧を印加する電源と、
    前記ベルト部材を前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向に複数の分割領域に区分けし、前記転写電圧が印加された状態で前記転写ニップ部を記録材が通過した際に、記録材が通過した前記分割領域毎に通過枚数に相関する情報をカウントし、前記分割領域毎にカウントされたカウント値に基づいて、前記ベルト部材のエラー情報を出力する出力手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力手段は、前記カウントされたカウント値のうち最大値と最小値との差分が所定差以上である場合に、前記ベルト部材のエラー情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記出力手段は、前記転写電圧が高い場合に前記転写電圧が低い場合よりも早く前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 湿度を検出する湿度検出手段を備え、
    前記電源は、前記湿度検出手段により検出された湿度が第一湿度の場合に第一転写電圧を印加し、前記湿度検出手段により検出された湿度が前記第一湿度よりも低い第二湿度の場合に前記第一転写電圧よりも高い第二転写電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記電源は、記録材の片面にトナー像を形成する片面印刷モードの際に第一転写電圧を印加し、記録材の両面にトナー像を形成する両面印刷モードの際に、一面目に前記第一転写電圧を印加し、二面目に前記第一転写電圧よりも高い第二転写電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. フルカラーのトナー像と単色のトナー像を形成可能な画像形成部を備え、
    前記電源は、記録材に単色のトナー像を形成する単色モードの際に第一転写電圧を印加し、記録材にフルカラーのトナー像を形成するフルカラーモードの際に前記第一転写電圧よりも高い第二転写電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記電源は、記録材の坪量が第一坪量の場合に第一転写電圧を印加し、記録材の坪量が前記第一坪量よりも大きい第二坪量の場合に前記第一転写電圧よりも高い第二転写電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記エラー情報は、前記ベルト部材を交換する旨を報知する情報である、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記エラー情報に基づいて、前記ベルト部材の交換を報知する報知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 導電性を有し、回転する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材との間で記録材を挟持搬送して、記録材にトナー像を転写する転写ニップ部を形成する回転体と、
    前記転写ニップ部にトナー像を記録材に転写するための転写電圧を印加する電源と、
    前記転写電圧が印加された状態で前記転写ニップ部に、第一記録材のみを通過させた場合に、所定枚数で前記ベルト部材のエラー情報を出力し、前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向長さが前記第一記録材よりも長い第二記録材のみを通過させた場合に、前記所定枚数よりも多い枚数で前記ベルト部材のエラー情報を出力する出力手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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