JP2020105108A - 糖衣錠 - Google Patents

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JP2020105108A JP2018245256A JP2018245256A JP2020105108A JP 2020105108 A JP2020105108 A JP 2020105108A JP 2018245256 A JP2018245256 A JP 2018245256A JP 2018245256 A JP2018245256 A JP 2018245256A JP 2020105108 A JP2020105108 A JP 2020105108A
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Abstract

【課題】特定の成分を共配合する錠剤において、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩、並びにクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の含有量の低下が抑制された錠剤の提供。【解決手段】本発明の糖衣錠は、素錠とフィルムコーティング層と糖衣層とを有し、素錠が(A)成分:アセトアミノフェン、(B)成分:クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩、(C)成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩、(D)成分:dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩、(E)成分:グアヤコールスルホン酸カリウム及び(F)成分:無水カフェイン又はカフェイン水和物を含み、フィルムコーティング層がヒプロメロースを含む。【選択図】なし

Description

本発明は、糖衣錠に関する。
一般用医薬品の風邪薬には、かぜの諸症状を鎮めるため、解熱鎮痛成分、抗ヒスタミン成分、鎮咳成分、去痰成分等が配合されている。例えばデキストロメトルファン臭化水素酸塩は鎮咳成分であり、風邪薬において解熱鎮痛成分や抗ヒスタミン成分等と共配合される。しかし、デキストロメトルファン臭化水素酸塩はイブプロフェン等の他の薬物と共配合すると安定性が悪化し、その結果、時間の経過と共に風邪薬中での含有量が低下する。
そこで、デキストロメトルファン臭化水素酸塩の安定性を改善する方法として、カフェイン類を配合する方法が知られている。例えば特許文献1には、イブプロフェン、デキストロメトルファン臭化水素酸塩、フェニルプロパノールアミン及び無水カフェインを含有する、安定化された固形製剤が開示されている。
特開平7−97325号公報
しかし、デキストロメトルファン臭化水素酸塩又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩を解熱鎮痛成分であるアセトアミノフェン、抗ヒスタミン成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩、気管支拡張成分であるdl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩、及び去痰成分であるグアヤコールスルホン酸カリウムと共配合する場合、無水カフェイン又はカフェイン水和物を共配合してもデキストロメトルファン臭化水素酸塩又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩の安定性は充分ではない。また上記有効成分の処方では、クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の安定性も悪化しやすい。
本発明は、アセトアミノフェンと、クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩と、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩と、dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩と、グアヤコールスルホン酸カリウムと、無水カフェイン又はカフェイン水和物とを共配合する錠剤において、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩、並びにクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の含有量の低下が抑制された錠剤を目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、上記有効成分を含む素錠を特定のフィルムコーティング層と糖衣層の順で被覆することで、時間が経過してもデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩、並びにクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の含有量の低下を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の態様を有する。
[1] 素錠と、前記素錠の表面を被覆するフィルムコーティング層と、前記フィルムコーティング層の表面を被覆する糖衣層とを有し、
前記素錠が下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含み、
前記フィルムコーティング層がヒプロメロースを含む、糖衣錠。
(A)成分:アセトアミノフェン
(B)成分:クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩
(C)成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩
(D)成分:dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩
(E)成分:グアヤコールスルホン酸カリウム
(F)成分:無水カフェイン又はカフェイン水和物
[2] 前記素錠100質量部に対して、前記フィルムコーティング層の割合が1.5質量部以上である、[1]の糖衣錠。
[3] 前記フィルムコーティング層がマクロゴールをさらに含む、[1]又は[2]の糖衣錠。
本発明によれば、アセトアミノフェンと、クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩と、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩と、dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩と、グアヤコールスルホン酸カリウムと、無水カフェイン又はカフェイン水和物とを共配合する錠剤において、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩、並びにクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の含有量の低下が抑制された錠剤を提供できる。
[糖衣錠]
本発明の糖衣錠は、素錠と、前記素錠の表面を被覆するフィルムコーティング層と、前記フィルムコーティング層の表面を被覆する糖衣層とを有する。
<素錠>
素錠は、下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含む。
(A)成分:アセトアミノフェン
(B)成分:クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩
(C)成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩
(D)成分:dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩
(E)成分:グアヤコールスルホン酸カリウム
(F)成分:無水カフェイン又はカフェイン水和物
((A)成分)
(A)成分はアセトアミノフェンである。
アセトアミノフェン(N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド)は、日本薬局方に収載されている解熱鎮痛成分である。アセトアミノフェンは、パラセタモールとも呼ばれる。
1錠当たりの(A)成分の含有量は、25〜50mgが好ましく、35〜50mgがより好ましく、40〜50mgがさらに好ましい。
(A)成分の1回当たりの服用量は、100〜200mgが好ましく、140〜200mgがより好ましく、160〜200mgがさらに好ましい。(A)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば解熱鎮痛効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
(A)成分の1日当たりの服用量は、300〜600mgが好ましく、420〜600mgがより好ましく、480〜600mgがさらに好ましい。(A)成分の1日当たりの服用量が、上記下限値以上であれば解熱鎮痛効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
((B)成分)
(B)成分はクロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩である。
クロルフェニラミンマレイン酸塩、d−クロルフェニラミンマレイン酸塩は、日本薬局方に収載されている抗ヒスタミン成分である。
1錠当たりの(B)成分の含有量は、(B)成分がクロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、0.208〜0.417mgが好ましく、0.25〜0.417mgがより好ましく、0.3〜0.417mgがさらに好ましい。また、(B)成分がd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、0.097〜0.195mgが好ましく、0.117〜0.195mgがより好ましく、0.14〜0.195mgがさらに好ましい。
(B)成分の1回当たりの服用量は、(B)成分がクロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、0.833〜1.667mgが好ましく、1〜1.667mgがより好ましく、1.2〜1.667mgがさらに好ましい。また、(B)成分がd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、0.389〜0.778mgが好ましく、0.467〜0.778mgがより好ましく、0.56〜0.778mgがさらに好ましい。(B)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば抗ヒスタミン効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
(B)成分の1日当たりの服用量は、(B)成分がクロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、2.5〜5mgが好ましく、3〜5mgがより好ましく、3.6〜5mgがさらに好ましい。また、(B)成分がd−クロルフェニラミンマレイン酸塩の場合は、1.17〜2.33mgが好ましく、1.4〜2.33mgがより好ましく、1.68〜2.33mgがさらに好ましい。(B)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば抗ヒスタミン効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
((C)成分)
(C)成分はデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩である。
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、日本薬局方に収載されている鎮咳成分である。また、デキストロメトルファン・フェノールフタリン塩は、日本薬局方外医薬品規格に収載されている鎮咳成分である。
1錠当たりの(C)成分の含有量は、(C)成分がデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物の場合は、1.333〜2.667mgが好ましく、2〜2.667mgがより好ましく、2.5〜2.667mgがさらに好ましい。また、(C)成分がデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩の場合は、2〜4mgが好ましく、3〜4mgがより好ましく、3.75〜4mgがさらに好ましい。
(C)成分の1回当たりの服用量は、(C)成分がデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物の場合は、5.333〜10.667mgが好ましく、8〜10.667mgがより好ましく、10〜10.667mgがさらに好ましい。また、(C)成分がデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩の場合は、8〜16mgが好ましく、12〜16mgがより好ましく、15〜16mgがさらに好ましい。(C)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば鎮咳効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
(C)成分の1日当たりの服用量は、(C)成分がデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物の場合は、16〜32mgが好ましく、24〜32mgがより好ましく、30〜32mgがさらに好ましい。また、(C)成分がデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩の場合は、24〜48mgが好ましく、36〜48mgがより好ましく、45〜48mgがさらに好ましい。(C)成分の1日当たりの服用量が、上記下限値以上であれば鎮咳効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
((D)成分)
(D)成分はdl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩である。
dl−メチルエフェドリン塩酸塩は、日本薬局方に収載されている気管支拡張成分である。また、dl−メチルエフェドリンサッカリン塩は、日本薬局方外医薬品規格に収載されている気管支拡張成分である。
1錠当たりの(D)成分の含有量は、1.667〜3.333mgが好ましく、2.5〜3.333mgがより好ましく、3〜3.333mgがさらに好ましい。
(D)成分の1回当たりの服用量は、6.667〜13.333mgが好ましく、10〜13.333mgがより好ましく、12〜13.333mgがさらに好ましい。(D)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば気管支拡張効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
(D)成分の1日当たりの服用量は、20〜40mgが好ましく、30〜40mgがより好ましく、36〜40mgがさらに好ましい。(D)成分の1日当たりの服用量が、上記下限値以上であれば気管支拡張効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
((E)成分)
(E)成分はグアヤコールスルホン酸カリウムである。
グアヤコールスルホン酸カリウムは、日本薬局方に収載されている去痰成分である。
1錠当たりの(E)成分の含有量は、6.944〜13.889mgが好ましく、10〜13.889mgがより好ましく、12.5〜13.889mgがさらに好ましい。
(E)成分の1回当たりの服用量は、27.778〜55.556mgが好ましく、40〜55.55mgがより好ましく、50〜55.55mgがさらに好ましい。(E)成分の1回当たりの服用量が、上記下限値以上であれば去痰効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
(E)成分の1日当たりの服用量は、83.333〜166.667mgが好ましく、120〜166.667mgがより好ましく、150〜166.667mgがさらに好ましい。(E)成分の1日当たりの服用量が、上記下限値以上であれば去痰効果が充分に得られ、上記上限値以下であれば小児でも副作用のリスクが少なく安全に服用できる。
((F)成分)
(F)成分は無水カフェイン又はカフェイン水和物である。
無水カフェイン、カフェイン水和物は、日本薬局方に収載されている鎮痛補助成分である。
1錠当たりの(F)成分の含有量は、1.667〜8.333mgが好ましく、1.667〜5mgがより好ましく、2〜4.167mgがさらに好ましい。
(F)成分の1回当たりの服用量は、6.667〜33.333mgが好ましく、6.667〜20mgがより好ましく、8〜16.667mgがさらに好ましい。(F)成分の1回当たりの服用量が、上記範囲内であれば充分な鎮痛補助効果が期待できる。
(F)成分の1日当たりの服用量は、20〜100mgが好ましく、20〜60mgがより好ましく、24〜50mgがさらに好ましい。(F)成分の1日当たりの服用量が、上記範囲内であれば充分な鎮痛補助効果が期待できる。
(任意成分)
素錠には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分以外の成分(任意成分)が含まれていてもよい。
任意成分としては、一般的な風邪薬に配合される成分が挙げられ、例えば(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分以外の生理活性成分;結合剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤等の添加剤などが挙げられる。これら任意成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(素錠の形態)
素錠の寸法は特に限定されないが、糖衣錠の取り扱いやすさと嚥下性の観点から素錠の径として3〜10mmφが好ましく、4〜10mmφがより好ましく、5〜8mmφがさらに好ましい。また1錠当たりの素錠質量は、80〜400mgが好ましい。
また、素錠の形状としては特に限定されないが、丸みを帯びたR錠もしくは2段階R錠が好ましい。
素錠は、単層構造(単層錠)であってもよいし、積層構造(積層錠)であってもよい。
<フィルムコーティング層>
フィルムコーティング層は、素錠上に形成された、素錠の表面を被覆する層(「防湿層」ともいう。)である。
フィルムコーティング層は、ヒプロメロース(「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」ともいう。)を含む。ヒプロメロースは基剤であり、フィルムコーティング層がヒプロメロースを含むことで、素錠の表面にフィルムコーティング層が均一に形成され、後述の糖衣層もフィルムコーティング層の表面に均一に形成される。
フィルムコーティング層中のヒプロメロースの含有率は、フィルムコーティング層の総質量に対して40〜100質量%が好ましく、50〜99質量%がより好ましく、70〜99質量%がさらに好ましい。フィルムコーティング層中のヒプロメロースの含有率が、上記下限値以上であれば他の添加剤がフィルムコーティング層に配合されてもフィルムコーティング層を容易に形成でき、上記上限値以下であれば高いフィルム強度のフィルムコーティング層を形成できる。
フィルムコーティング層は、可塑剤をさらに含むことが好ましい。フィルムコーティング層が可塑剤を含むことで、コーティング障害が起こりにくく、フィルムコーティング層のひび割れを抑制できる。
可塑剤としては、例えばマクロゴール(「ポリエチレングリコール」ともいう。)、グリセリンなどが挙げられる。これら可塑剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの中でも水溶性と製造性の観点で、マクロゴールが好ましい。
マクロゴールとしては、マクロゴール6000、マクロゴール4000、マクロゴール400などが挙げられる。
フィルムコーティング層中の可塑剤の含有率は、ヒプロメロース100質量部に対して10〜30質量部が好ましい。フィルムコーティング層中の可塑剤の含有率が、上記範囲内であればフィルムコーティング層のひび割れの抑制効果が充分に得られる。
フィルムコーティング層は、フィルムコーティング層の表面に糖衣層を形成する際(「糖衣工程時」ともいう。)の防湿効果をより高める観点から、エチルセルロースを含んでいてもよい。ただし、フィルムコーティング層がエチルセルロースを含んでいなくても、充分な糖衣工程時の防湿効果は得られる。
また、フィルムコーティング層は、ヒプロメロース、マクロゴール及びエチルセルロール以外の成分(任意成分)を含んでいてもよい。
任意成分としては、例えば酸化チタン、タルク、沈降炭酸カルシウム、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素などが挙げられる。これら任意成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
フィルムコーティング層は単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
フィルムコーティング層の割合は、素錠100質量部に対して1.5質量部以上が好ましく、2質量部以上がより好ましく、2〜5質量部がさらに好ましく、2〜4質量部が特に好ましい。フィルムコーティング層の割合が、上記下限値以上であれば糖衣工程時に素錠に水が浸入することを妨げる効果があり、上記上限値以下であればフィルムコーティング層の表面がより円滑となり、後述の糖衣層をより均一に形成できる。
<糖衣層>
糖衣層は、フィルムコーティング層上に形成された、フィルムコーティング層の表面を被覆する層である。糖衣層は、糖衣錠の最表層である。
糖衣層に含まれる成分としては、例えば基剤、賦形剤、結合剤、光沢化剤などが挙げられる。
基剤としては糖類が挙げられ、具体的にはグルコース、ガラクトース等の単糖;白糖、果糖等の二糖以上の糖などが挙げられる。
賦形剤としては、例えばタルク、沈降炭酸カルシウム、酸化チタンなどが挙げられる。
結合剤としては、例えばアラビアゴム末、ゼラチンなどが挙げられる。
光沢化剤としては、例えばカルナウバロウ、セラック、パラフィンなどが挙げられる。
これら基剤、賦形剤、結合剤、光沢化剤は、それぞれ1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
糖衣層の割合は、素錠100質量部に対して50質量部以上が好ましく、50〜100質量部がより好ましい。糖衣層の割合が、上記下限値以上であれば内容物への外部環境の影響(吸湿性等)を減らすことができ、上記上限値以下であれば外部環境の影響を少なくすると共に糖衣錠としての充分な外観が得られる。
<糖衣錠の形態>
糖衣錠の寸法は特に限定されないが、糖衣錠の取り扱いやすさと嚥下性の観点から糖衣錠の径として5〜10mmφが好ましく、6〜10mmφがより好ましく、7〜9mmφがさらに好ましい。また1錠当たりの糖衣錠質量は、160〜600mgが好ましい。
また、糖衣錠の形状は、素錠の形状が反映され、丸みを帯びたR錠もしくは2段階R錠が好ましい。
<製造方法>
本発明の糖衣錠は、素錠の表面にフィルムコーティング層を形成した後に、フィルムコーティング層の表面に糖衣層を形成することで得られる。
すなわち、糖衣錠の製造方法は、素錠の表面にフィルムコーティング層を形成する工程と、フィルムコーティング層の表面に糖衣層を形成する工程(糖衣工程)とを有する。
(素錠の製造)
素錠は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分と、必要に応じて任意成分とを含む薬物含有粉体を打錠成形することで得られる。このようにして得られる素錠は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分が同一層に存在する。
素錠の製造方法としては、例えば、臼と杵とを有する打錠機を用いて、薬物含有粉体を打錠成形して素錠を得る工程(打錠工程)を有するものが挙げられる。
薬物含有粉体は、例えば粉体の(A)成分、粉体の(B)成分、粉体の(C)成分、粉体の(D)成分、粉体の(E)成分及び粉体の(F)成分と、必要に応じて粉体の任意成分とを混合した粉体混合物でもよいし、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分のうちの少なくとも1つを含む造粒物と、残りの成分とを混合した混合物でもよい。
薬物含有粉体が造粒物を含む場合、素錠の水分率を調整しやすい点で、造粒物としては少なくとも(A)成分及び(E)成分を含む造粒物が好ましい。
薬物含有粉体に含まれる各成分は、公知の製造方法により得られたものでもよく、市販のものを用いてもよい。各成分は、原末がそのまま用いられてもよく、造粒されたものでもよい。
造粒したものを用いる場合、造粒方法は公知の造粒方法を採用できる。
また、各成分の混合方法としては特に限定されず、従来公知の粉体混合方法が挙げられる。
打錠工程で用いられる打錠機としては、例えばロータリー式打錠機などが挙げられる。ロータリー式打錠機としては、例えば株式会社菊水製作所製の「リブラ2」、「アクエリアスG」などが挙げられる。
打錠圧、回転盤の回転速度等の打錠条件は適宜設定される。
(フィルムコーティング層の形成)
フィルムコーティング層を形成する方法としては特に制限されず、公知の方法を採用できる。例えば、ヒプロメロースと溶剤とを含むコーティング液を素錠に噴霧し、加温により乾燥させることで、素錠の表面にフィルム化させる方法が挙げられる。
以下、フィルムコーティング層が表面に形成された素錠を「フィルムコーティング錠」ともいう。
コーティング液は、ヒプロメロースに加えて、上述した可塑剤を含むことが好ましい。また、コーティング液は、必要に応じて上述したエチルセルロースや任意成分を含んでいてもよい。
コーティング液に含まれる溶剤としては、例えば水、エタノールなどが挙げられる。これら溶剤は、それぞれ1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
コーティング液中の溶剤の含有率は、コーティング液の総質量に対して85〜98質量%が好ましく、90〜96質量%がより好ましい。
コーティング液の噴霧には、コーティング機を用いればよい。コーティング機としては、例えばパンコーティング機などが挙げられる。パンコーティング機としては、例えば、フロイント産業株式会社製の「ハイコーター」、株式会社パウレック製の「パウレックコーター」などが挙げられる。
コーティング液の噴霧及び乾燥は、1回のみでもよく、繰り返し行ってもよい。噴霧及び乾燥を1回のみ行う場合は、所定量のコーティング液を噴霧及び乾燥すればよい。噴霧及び乾燥を繰り返し行う場合は、所定量のコーティング液を所定回数に分けて噴霧し、噴霧と乾燥を繰り返せばよい。
(糖衣層の形成)
糖衣層を形成する方法としては特に制限されず、公知の方法を採用できる。例えば、糖衣層を構成する成分と溶剤とを含む糖衣液をフィルムコーティング錠に噴霧し、加温により乾燥させることで、フィルムコーティング層の表面にフィルム化させる方法が挙げられる。
糖衣液に含まれる溶剤としては、コーティング液に含まれる溶剤と同様のものが挙げられる。
糖衣液の噴霧には、コーティング機を用いればよい。コーティング機としては、コーティング液の噴霧に用いられるコーティング機と同様のものが挙げられる。
糖衣液の噴霧及び乾燥は、1回のみでもよく、繰り返し行ってもよい。噴霧及び乾燥を1回のみ行う場合は、所定量の糖衣液を噴霧及び乾燥すればよい。噴霧及び乾燥を繰り返し行う場合は、所定量の糖衣液を所定回数に分けて噴霧し、噴霧と乾燥を繰り返せばよい。
なお、噴霧及び乾燥を繰り返し行う場合は、下掛け液、下掛け粉、中掛け液、上掛け液、艶出し液をそれぞれ調製し、これらを順に噴霧及び乾燥して糖衣層を形成してもよい。
下掛け液、中掛け液、上掛け液及び艶出し液は、上述した糖衣層に含まれる成分の1つ以上と、溶剤とが含まれる。下掛け粉には、上述した糖衣層に含まれる成分の1つ以上が含まれる。特に下掛け液、中掛け液、上掛け液のそれぞれには、少なくとも基剤が含まれることが好ましく、艶出し液には少なくとも光沢化剤が含まれることが好ましい。
<作用効果>
本発明の糖衣錠は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含む素錠の表面に、素錠を被覆するフィルムコーティング層と、フィルムコーティング層の表面を被覆する糖衣層とが形成されているので、時間が経過しても(B)成分及び(C)成分が安定しており、これらの含有量の低下を抑制できる。
<使用方法>
本発明の糖衣錠は、小児用(具体的には5歳以上15歳未満)の総合感冒薬として好適である。また、速効性が求められる疾患(頭痛、生理痛等)に対する小児用の鎮痛剤としても有用である。さらに例えばインフルエンザ時の熱を一時的に下げる目的で服用してもよい。
本発明の糖衣錠は、噛み砕かず、水又は37℃以下のぬるま湯で服用することが好ましい。
本発明の糖衣錠の1回当たり服用量は、5歳以上7歳未満で2錠、7歳以上11歳未満で3錠、11歳以上15歳未満で4錠が好ましい。また、1日の服用量は3回が好ましい。なお、上記に記載の素錠に含まれる各成分の「1回当たりの服用量」及び「1日当たりの服用量」は、糖衣錠を1日3回、1回当たり4錠服用する場合を想定した値である。よって、例えば1回当たり2錠服用する場合は、各成分の「1回当たりの服用量」及び「1日当たりの服用量」は上述した範囲の半量となる量が好ましい。
本発明の糖衣錠は、咳止めシロップと併用してもよいが、2〜3時間ずらして服用することが好ましい。また、一般用医薬品であれば、乗物酔い薬、鼻炎薬等と併用してもよい。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。
実施例及び比較例における使用原料及び評価方法は、以下の通りである。
[使用原料]
使用原料として、表1に示す化合物を用いた。
Figure 2020105108
[評価方法]
<安定性試験>
錠剤(糖衣錠、素錠又はフィルムコーティング錠)を、予め成形した樹脂シート(大成化工株式会社製、「TAS−230」、ポリプロピレン−環状ポリオレフィン−ポリプロピレンの積層体)のポケットに入れ、アルミニウム箔でPTP(プレススルーパッケージ)包装し、温度40℃、相対湿度75%RHの条件下にて6か月間保存した。
保存前後の(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分の含有量は、水/メタノール混液を抽出溶媒に用い、第十七日本薬局方の液体クロマトグラフ法(検出器:紫外吸光光度計)により測定した。次いで、保存前の錠剤中の各成分の含有量に対する保存後の錠剤中の各成分の含有量の割合(残存率)を、百分率で算出した。各成分の残存率の測定を3回行い、その平均値を算出した。残存率が高いほど、安定性が高いことを示す。
[実施例1]
<素錠の製造>
アセトアミノフェン2400g、グアヤコールスルホン酸カリウム640gを量り、流動層造粒装置(フロイント産業株式会社製、「SFC−5型」)に仕込んだ後、バインダー液として濃度6質量%のヒドロキシプロピルセルロース液を噴霧しながら給気温度80℃、給気風量2.5m/分にて流動層造粒を行った。ヒドロキシプロピルセルロース液の噴霧量は、流動層造粒装置に仕込んだ粉体の総量100質量部に対してヒドロキシプロピルセルロースの割合が4質量部となる量とした。造粒後、目開き500μmの篩を用いて造粒物を篩過し、(A)成分及び(E)成分を含有する造粒物を得た。
得られた造粒物2134.1g、クロルフェニラミンマレイン酸塩12.96g、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物86.4g、dl−メチルエフェドリン塩酸塩108g、無水カフェイン135gに、結晶セルロース及びステアリン酸マグネシウムを加え、全体を均一に混合し、約4.5kgの薬物含有粉体を得た。
素錠1錠が140mgとなるように、得られた薬物含有粉体を打錠機(株式会社菊水製作所製、「リブラ2」)にて打錠し、約4kgの素錠を得た。杵臼は、直径7.5mm、曲率5.5mmの糖衣R形状を用いた。
素錠に含まれる各成分の1錠当たりの含有量と、1日当たりの服用量(1日3回、1回4錠を服用する場合を想定)を表2に記載する。
<フィルムコーティング層の形成>
ヒプロメロース2910(表示粘度6mPa・s)を54gと、マクロゴール6000を6gと、精製水を1140gとを混合し、コーティング液(1)を調製した。
素錠1000gを計量し、コーティング機(フロイント産業株式会社製、「ハイコーターFZ−LABO、30型」)に投入し、給気温度80℃に設定し、素錠100質量部に対してコーティング液(1)中の固形分が4質量部となるようにコーティング液(1)を噴霧し、素錠の表面にフィルムコーティング層が形成されたフィルムコーティング錠(1)を得た。
フィルムコーティング層に含まれる各成分の1日当たりの服用量と、1錠当たりの含有量(1日3回、1回4錠を服用する場合を想定)を表2に記載する。
<糖衣層の形成>
糖衣錠1錠が280mgとなるように、得られたフィルムコーティング錠(1)に対して、下掛け液、下掛け粉、中掛け液、上掛け液及び艶出し液をこの順で、フィルムコーティング層の形成と同様にして噴霧し、フィルムコーティング錠(1)の表面(すなわちフィルムコーティング層の表面)に糖衣層が形成された糖衣錠を得た。
糖衣層全体の組成として、糖衣層に含まれる各成分の1日当たりの服用量と、1錠当たりの含有量(1日3回、1回4錠を服用する場合を想定)を表2に記載する。
得られた糖衣錠について、安定性試験を行った。結果を表3に示す。
[実施例2]
実施例1と同様にして素錠を製造した。
ヒプロメロース2910(表示粘度6mPa・s)を24.3gと、エチルセルロース(表示粘度7mPa・s)を10.8gと、マクロゴール6000を5.4gと、酸化チタンを8.1gと、軽質無水ケイ酸を1.8gと、含水エタノール(エタノール濃度85質量%)を957.6gとを混合し、コーティング液(2)を調製した。
素錠1000gを計量し、コーティング機(フロイント産業株式会社製、「ハイコーターFZ−LABO、30型」)に投入し、給気温度60℃に設定し、素錠100質量部に対してコーティング液(2)中の固形分が4質量部となるようにコーティング液(2)を噴霧し、素錠の表面にフィルムコーティング層が形成されたフィルムコーティング錠(2)を得た。
フィルムコーティング層に含まれる各成分の1日当たりの服用量と、1錠当たりの含有量(1日3回、1回4錠を服用する場合を想定)を表2に記載する。
糖衣錠の形成については、実施例1と同一条件にてフィルムコーティング錠(2)の表面に糖衣層が形成された糖衣錠を得た。
糖衣錠全体の組成として、糖衣錠に含まれる各成分の1日当たりの服用量と、1錠当たりの含有量(1日3回、1回4錠を服用する場合を想定)を表2に記載する。
得られた糖衣錠について、安定性試験を行った。結果を表3に示す。
[比較例1]
実施例1と同様にして素錠を製造した。
得られた素錠について、安定性試験を行った。結果を表3に示す。
[比較例2]
実施例1と同様にしてフィルムコーティング錠(1)を製造した。
得られたフィルムコーティング錠(1)について、安定性試験を行った。結果を表3に示す。
Figure 2020105108
Figure 2020105108
表3の結果より、素錠をフィルムコーティング層及び糖衣層で被覆した実施例1、2の糖衣錠は、温度40℃、相対湿度75%RHの条件下にて6か月間保存しても、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物((C)成分)及びクロルフェニラミンマレイン酸塩((B)成分)の含有量の低下を抑制できた。
一方、素錠をフィルムコーティング層及び糖衣層で被覆していない比較例1、素錠をフィルムコーティング層のみで被覆した比較例2の場合は、温度40℃、相対湿度75%RHの条件下にて6か月間保存すると、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物((C)成分)及びクロルフェニラミンマレイン酸塩((B)成分)の含有量が低下した。

Claims (3)

  1. 素錠と、前記素錠の表面を被覆するフィルムコーティング層と、前記フィルムコーティング層の表面を被覆する糖衣層とを有し、
    前記素錠が下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含み、
    前記フィルムコーティング層がヒプロメロースを含む、糖衣錠。
    (A)成分:アセトアミノフェン
    (B)成分:クロルフェニラミンマレイン酸塩又はd−クロルフェニラミンマレイン酸塩
    (C)成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物又はデキストロメトルファン・フェノールフタリン塩
    (D)成分:dl−メチルエフェドリン塩酸塩又はdl−メチルエフェドリンサッカリン塩
    (E)成分:グアヤコールスルホン酸カリウム
    (F)成分:無水カフェイン又はカフェイン水和物
  2. 前記素錠100質量部に対して、前記フィルムコーティング層の割合が1.5質量部以上である、請求項1に記載の糖衣錠。
  3. 前記フィルムコーティング層がマクロゴールをさらに含む、請求項1又は2に記載の糖衣錠。
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