JP2020104785A - 給電システム - Google Patents
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Abstract
Description
運搬作業を行う無人飛行体に無線送電することにより給電する無人給電車であって、
前記無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、を有し、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体の位置を検出する飛行体検出部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、を有し、
前記無人飛行体に追従しながら無線送電する
ことを特徴とする。
自車の位置を認識する自車位置検出部をさらに有し、
前記飛行体検出部によって前記無人飛行体の位置を検出しながら、かつ、自車位置検出部によって前記自車の位置を検出しながら前記無人飛行体に追従する。
複数であって、複数の領域にそれぞれ配置されており、前記飛行体検出部によって前記無人飛行体を検出すると、それぞれの前記領域において前記無人飛行体に追従しながら前記無人飛行体に無線送電する。
上記無人給電車と、前記無人飛行体と、を備える
ことを特徴とする。
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する。
前記無人飛行体が、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる。
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する。
前記無人給電車と前記無人飛行体が、互いに無線で通信可能であって、
前記無人飛行体が、
前記自機の位置を検出する自機位置検出部をさらに有し、
前記自機位置検出部によって検出された前記自機の位置を前記無人給電車に送信し、
前記飛行体検出部が、前記無人飛行体の位置を受信することにより、前記無人飛行体の位置を検出する。
以下、図を参照しつつ、本発明に係る無人給電車および給電システムの第1実施形態について説明する。
図2に示すように、天井C全体には、無人飛行体1が自機位置を検出するために用いるための、長方形状の天井マーカ4が複数設けられている。天井マーカ4は、再帰性反射材であって、同縦列または同横列において等間隔に配置されている。すなわち、天井マーカ4は、列ごとに異なる間隔で天井Cに配置されている。例えば、図2の最下段の横列の間隔P3の長さは、すべて同じである。一方、1段目、2段目および3段目の横列の間隔P1、P2、P3の長さは、それぞれ異なっている。また、1段目、2段目および3段目間の間隔P4、P5の長さも、それぞれ異なっている。
図3AおよびBに示すように、無人飛行体1は、円板状の本体10と、本体10の側面から水平に延在する4本のアーム12と、4本のアーム12の先端側それぞれに設けられたモータ13と、モータ13に設けられた回転翼14と、本体10の上面に設けられた略八角柱状の上部ユニット15と、本体10の下面に設けられた2つのスキッド16と、2つのスキッド16の間に設けられた荷保持部17と、荷保持部17の下面に設けられた受電部18と、を有する。
図1および図4に示すように、無人給電車3は、本体35と、飛行体検出部30と、蓄電池31と、送電部32と、走行装置33と、を備える。
図5AおよびBは、倉庫内における無人飛行体1の運搬作業の一例を示す。荷載置部を有する複数の棚5が、それぞれ設置されている。図5Aに示すように、無人飛行体1は、荷取位置P1において荷Wを受取り、荷置位置P2に移動する。無人飛行体1は、給電されていないときには、荷取位置P1から荷置位置P2に移動する際、最短距離である飛行経路D1を飛行する。具体的には、無人飛行体1は、荷Wを保持すると、飛行制御部210によって荷取位置P1から棚5の上方まで上昇し、荷取位置P1の上方から荷置位置P2の上方まで水平に飛行してから荷置位置P2まで下降する。これにより、無人飛行体1は、棚5を迂回して飛行するよりも早く移動することができるので、移動時間を短縮することができる。
次に、図を参照しつつ、本発明に係る無人給電車および給電システムの第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る無線給電システムは、無人飛行体1が速度比較部214を有しないこと、無人給電車3がライン検出部34をさらに有すること、倉庫内において複数の誘導ラインL1〜L6が敷設されていることが第1実施形態に係る無線給電システムと異なるが、他の構成については共通する。したがって、重複する構成要素については、その詳細な説明を省略する。
上述および図6のとおり、無人飛行体1は、速度比較部214を有さない。飛行制御部210は、無人飛行体1の飛行速度を給電のために制限しない。無人飛行体1は、運搬情報に基づき運搬作業を行う。
上述および図7のとおり、倉庫内に複数の誘導ラインL1〜L6が敷設されており、複数の無人給電車3が、誘導ラインLごとに配置されている。
無人飛行体1は、給電されていないときには、第1実施形態と同様の手法で荷取位置P1から荷置位置P2に飛行経路D1(図5A参照)を飛行する。一方、無人飛行体1は、給電時には、給電用飛行経路D2(図5B参照)に沿って、棚5を迂回しながら飛行する。このとき、第1の実施形態と異なり、無人飛行体1は、給電のために速度が制限されない。なお、このときの無人飛行体1の飛行速度は、無人給電車3より速いものとする。図5Bおよび図7に示されるとおり、給電用飛行経路D2は、誘導ラインL上を通る。
10 本体
12 アーム
13 モータ
14 回転翼
15 上部ユニット
15a カメラ
15b 照明部
16 スキッド
17 荷保持部
18 受電部
18a レクテナ
20 蓄電池
21 制御装置
210 飛行制御部
211 記憶部
212 自機位置検出部
213 高度比較部
214 速度比較部
3、3a〜3f 給電車
30 飛行体検出部
301 上カメラ
31 蓄電池
32 送電部
33 走行装置
330 車輪
331 操舵部
34 ライン検出部
4 天井マーカ
C 天井
W 荷
R 路面
L、L1〜L6 誘導ライン
運搬作業を行う無人飛行体と、無人飛行体に無線送電することにより給電する無人給電車と、を備えた給電システムであって、
前記無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、を有し、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体の位置を検出する飛行体検出部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、を有し、
前記無人給電車は、前記無人飛行体に追従しながら無線送電し、
前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する、ことを特徴とする。
前記無人給電車が、
自車の位置を認識する自車位置検出部をさらに有し、
前記飛行体検出部によって前記無人飛行体の位置を検出しながら、かつ、自車位置検出部によって前記自車の位置を検出しながら前記無人飛行体に追従する。
前記無人給電車が、複数であって、複数の領域にそれぞれ配置されており、前記飛行体検出部によって前記無人飛行体を検出すると、それぞれの前記領域において前記無人飛行体に追従しながら前記無人飛行体に無線送電する。
Claims (8)
- 運搬作業を行う無人飛行体に無線送電することにより給電する無人給電車であって、
前記無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、を有し、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体の位置を検出する飛行体検出部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、を有し、
前記無人飛行体に追従しながら無線送電する
ことを特徴とする無人給電車。 - 自車の位置を認識する自車位置検出部をさらに有し、
前記飛行体検出部によって前記無人飛行体の位置を検出しながら、かつ、自車位置検出部によって前記自車の位置を検出しながら前記無人飛行体に追従する
ことを特徴とする請求項1に記載の無人給電車。 - 前記無人給電車は、複数であって、複数の領域にそれぞれ配置されており、前記飛行体検出部によって前記無人飛行体を検出すると、それぞれの前記領域において前記無人飛行体に追従しながら前記無人飛行体に無線送電する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無人給電車。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の前記無人給電車と、前記無人飛行体と、を備える
ことを特徴とする給電システム。 - 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の給電システム。 - 前記無人飛行体は、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の給電システム。 - 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する
ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の給電システム。 - 前記無人給電車と前記無人飛行体は、互いに無線で通信可能であって、
前記無人飛行体は、
前記自機の位置を検出する自機位置検出部をさらに有し、
前記自機位置検出部によって検出された前記自機の位置を前記無人給電車に送信し、
前記飛行体検出部は、前記無人飛行体の位置を受信することにより、前記無人飛行体の位置を検出する
ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の給電システム。
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Title |
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藤田 正晴: "MILAX実験 −マイクロ波で飛行機が飛んだー", CRLニュース, JPN7019004005, December 1992 (1992-12-01), JP, ISSN: 0004172614 * |
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