JP2020104233A - 組付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケージとインナーを組み付ける組付装置を提供する。【解決手段】基台11と、基台11の面上に配置され、ケージ2を挟み込むことでケージ2の位相を揃える複数の位相出しガイド23を有する円盤部12と、円盤部12上にケージ2を投入するケージ投入部13と、位相出しガイド23に挟まれたケージ2を押圧して固定し、位置決めを行うケージ位置決め部14と、ケージ位置決め部14で固定されたケージ2の中空部に、ケージ2の軸方向とインナー3の軸方向の関係が垂直の状態となるように、インナー3を投入するインナー投入部15と、ケージ2に投入されたインナー3を倒すガイド羽根部51を有し、ケージ2にインナー3を組み付けるインナー反転部16と、インナー3が組み付けられたケージ2を、円盤部12から外部に払い出す払い出し部17と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、等速ジョイント(CVJ)に用いられる部品であるケージとインナーの組付装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2010−082736号公報がある。この公報に記載された等速ジョイント組付装置として、複数の窓穴を設けたケージと、複数のインナー溝を設けたインナーと、複数のアウター溝を設けたアウターと、複数のボールからなる等速ジョイントを組み付ける装置が開示されている。
特開2010−082736号公報
しかしながら、前述した従来の等速ジョイントの組付装置では、等速ジョイント一式を組み付ける意味で有効であるが、インナーとケージの組み付けを行うものではない。特に、インナーとケージの組み付けは手作業で行われており、作業者の勘やコツに左右され、組み付け時間にバラツキが発生する。また、ケージとインナーを複雑に動かし、接触させながら組み付けることから、作業者の技能に依存しており、場合によっては製品に傷が付き不良品となることがある。さらに、インナーとケージとを組み付けたインナーケージを形成した後に、ボール挿入の検査等の検査事項があるため、途中完成品としてのインナーケージ単品として組付を自動で行う装置が要求されていた。
本発明は、等速ジョイントに用いられるケージとインナーを組み付ける組付装置を提供するものである。
本発明にかかる組付装置は、等速ジョイントに用いるケージの内部にインナーを組み付ける組付装置であって、基台と、前記基台の面上に配置され、前記ケージを挟み込むことで前記ケージの位相を揃える複数の位相出しガイドを有する円盤部と、前記円盤部上に前記ケージを投入するケージ投入部と、前記位相出しガイドに挟まれた前記ケージを押圧して固定し、位置決めを行うケージ位置決め部と、前記ケージ位置決め部で固定された前記ケージの中空部に、前記ケージの軸方向とインナーの軸方向の関係が垂直の状態となるように、前記インナーを投入するインナー投入部と、前記ケージに投入された前記インナーを倒すガイド羽根部を有し、前記ケージに前記インナーを組み付けるインナー反転部と、前記インナーが組み付けられたケージを、前記円盤部から外部に払い出す払い出し部と、を備える。
これにより、ケージの固定とケージ内へのインナーの投入とインナーの反転を連続的に実行できる。
これにより、ケージとインナーを組み付ける組付装置を提供することができる。
組付装置の概略を示した斜視図である。 ケージを示した図である。 インナーを示した図である。 円盤部及びケージ位置決め部を示す正面図である。 円盤部及びケージ位置決め部を示す斜視図である。 インナー投入部を示す斜視図である。 インナー投入部を示す側面図である。 インナー反転部を示す斜視図である。 ガイド羽根部を示す図である。 組付装置の動作フローの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、組付装置1は、基台11と、基台11上に配置された円盤部12と、円盤部12にケージ2を投入するケージ投入部13と、円盤部12に投入されたケージ2を押圧するケージ位置決め部14と、ケージ2にインナー3を投入するインナー投入部15と、ケージ2に投入されたインナー3の向きを変更するインナー反転部16と、ケージ2にインナー3が組み付けられたインナーケージを外部に払いだす払い出し部17と、を備える。
図2に示すように、ケージ2は、略円環状であって、外周面に複数の窓が設けられている。例えばケージ2の外周面には、周方向に等間隔に6つの窓が設けられている。以下では、図2に示しているZ方向を軸方向、XY方向を径方向とする。なお、ケージ2において、インナー3が投入されるケージ2の内部の空間を、中空部とする。
図3に示すように、インナー3は、外周に6本、等間隔にボール溝が設けられた輪形である。以下では、図3に示しているZ方向を軸方向、XY方向を径方向とする。
図1に示すように、基台11は、表面が矩形状の板面である。基台11は、一辺が高い位置に配置されるとともに、対向する一辺が低い位置に配置されている。言い換えると、基台11は組付装置1において、表面からの法線方向が斜め方向となるように配置されている。以下では、基台11の面における高低方向をY1方向、表面からの法線方向をZ1方向、Y1方向及びZ1方向に対して垂直である左右方向をX1方向として説明する。なお例えば、組み付け装置1自身の高さをZ方向、前後方向をY方向、横方向をX方向とした場合において、X1方向はX方向と同一方向である。またZ1方向について、基台11に対して、ケージ2が載置される側を、正面側とする。
図1に示すように、円盤部12は、基台11の面上に配置されている。すなわち、円盤部12の円盤本体21の法線方向、基台11の法線方向と同一であるように配置されている。図4及び図5に示すように、円盤部12は、円盤本体21と、円盤本体21の中心軸に接するように配置されたゼネバ歯車22と、Z1方向における正面側に突出している複数の位相出しガイド23と、を備える。なお、円盤部12は、Z1正面側からの視点において、時計回りに回転するものとして説明する。
ゼネバ歯車22は、連続回転運動を断続回転に変換する機構である。具体的には、ゼネバ歯車22は、円盤本体21の中心軸の近傍に設けられており、円盤本体21に60°ずつ回転させる力を与える。これにより、円盤部12はZ1方向に延びる中心軸周りに回転する。したがって、ケージ2が位相出しガイド23に挟まれた状態であるときに、ケージ2は、円盤部12の回転によって同時に移動する。
位相出しガイド23は、円盤本体21からZ1方向正面側に突出しているとともに、中心軸に対して同一円周上に配置されている。それぞれの位相出しガイド23は、Z1正面方向からの視点において、略楕円形状であり、その長軸方向が円盤本体21の径方向と略一致するように配置されている。ここでは、位相出しガイド23は、円盤本体21上において、同一円周上に等間隔で6つ設けられている。
なお円盤部12において、ケージ2は、隣り合う位相出しガイド23の間に配置される。このとき、ケージ2の窓の位置と、位相出しガイド23の周方向の膨らみが合致することで、ケージ2の2点が決定され、ケージ2の位相が決定される。
ケージ投入部13は、円盤部12に対してケージ2の投入を行う箇所である。図4及び図5に示すように、ケージ投入部13は、円盤部12に対して、X1方向における円盤部12の左側、かつY1方向における上方向から略60°の位置において、隣り合う位相出しガイド23の間に対して、ケージ2を投入可能であるように配置されている。
またケージ投入部13は、円盤部12に近い端部である内側端部がY1方向において低く、円盤部12から遠い端部である外側端部がY1方向において高く配置されており、例えばその角度が20°となるように配置されている。ケージ2は、ケージ投入部13に対して、Z1方向を軸方向、X1及びY1方向を径方向とした状態で外側方向から挿入された場合に、その自重によりケージ投入部13内を回転しながら、円盤部12に到達する。
ケージ位置決め部14は、円盤部12のY1方向上方に設けられている。ケージ位置決め部14は、スプリング機構を有するケージ押さえ基部31と、ケージ押さえ32と、を備える。
ケージ押さえ基部31は、円盤状であるケージ押さえ32と連結されている。ケージ押さえ基部31は、スプリング機構を介して基台11と連結されている。また、ケージ押さえ基部31は、Y1方向にのみ動作を行う。
例えば、ケージ押さえ32は、ケージ2と同程度の大きさの円盤である。ケージ押さえ32は、ケージ押さえ基部31とともにY1方向にのみ動作しながら、ケージ2を押圧して固定を行う。
より具体的には、ケージ2が円盤部12の回転によってY1方向における上方向に配置された状態となったとき、ケージ2は、Y1方向における下方向から時計回り、及び反時計回りに60°の位置の2点において、位相出しガイド23によりガイドされる。このとき、ケージ2のY1方向における上側に配置される窓内に、円盤状であるケージ押さえ32の外周面が入り込み、Y1方向における下方向の力が加わる。これにより、ケージ押さえ32は、ケージ2を押圧して固定する。
図6に示すように、インナー投入部15は、インナー3を円盤部12に近づけさせるインナーシュート41と、インナーシュート41により移送されたインナー3をX1方向に移動させる切出しプッシャー42と、ケージ2に投入前のインナー3の位置をガイドするインナーガイド43と、ケージ2にインナー3に対向させた状態でインナー3をロックするインナーロック44と、インナーロック44のロックを解除するロック解除ピン45と、を備える。
なお例えば、これらのインナー投入部15の構成物品は、円盤部12のZ1方向正面側に対して所定の距離を開けて配置されたインナー投入部用の基台46に設けられているものとする。
ここで図1に示すように、インナー投入部15は、円盤部12に対してZ1正面側に配置されている。さらに、インナー投入部15は、インナーロック44によりインナー3がロックされた状態である場合に、円盤部12のY1上方でケージ押さえ32により固定されたケージ2に対向した位置となるように配置されている。
図6に示すように、インナーシュート41は、一端部が円盤部12の正面側において円盤部12に近く、他端部が円盤部12に対して遠くに配置されるインナー3の投入部である。なお、円盤部12に近い端部側がZ方向において低い位置であり、他端部側がZ方向において高い位置となるように配置されている。これによりインナー3は、その軸方向をX1方向とした状態でインナーシュート41の他端部側から投入されると、重力によって転がり、円盤部12に近い端部側に到達する。
なお、インナーシュート41における円盤側の端部は、円盤部12においてケージ押さえ32により固定されたケージ2の位置とZ方向に略同一の高さで、X1方向にずれた位置となるように配置されている。
切出しプッシャー42は、インナーシュート41において円盤部12側の端部まで移送されたインナー3を、X1方向に移動させる。これにより切出しプッシャー42は、ケージ2に挿入させるインナー3を、ケージ2に対向する位置となるように配置させる。なお例えば、切出しプッシャー42は、インナーシュート41内に複数のインナー3が投入されていた場合に、ケージ2に投入する対象となる一つのインナー3を切り出して、ケージ2に対向する状態となるようにセットすることができる。
ここで、インナー3がケージ2に対向した状態において、インナー3の軸方向はX1方向である。
図6及び図7に示すように、インナーガイド43は、円盤部12上のケージ2に対して、インナー3の位置を調整する。例えばインナーガイド43は、インナー3を固定した状態のままY方向に移動することができる。これによりインナーガイド43は、インナー3の位置と円盤部12上のケージ2との距離を調整することができる。
インナーロック44は、切出しプッシャー42により移動したインナー3が、円盤部12上のケージ2と対向した状態となっているとき、インナー3のボール溝の形状に合わせた形状の突出部が入り込むことで、インナー3の下側に設けられたボール溝軸との間で挟み込み、インナー3を保持する。
ロック解除ピン45は、インナーロック44によってインナー3が保持された状態を解除する。これにより、ケージ2の中空部に向けてインナー3が転がりながら落下し、挿入される。
図1に示すように、インナー反転部16は、円盤部12におけるY1方向上部付近、かつX1方向右部付近に配置されている。インナー反転部16は、ケージ2に挿入されたガイド羽根部51と、ガイド羽根部51により反転するインナー3の反転動作を抑制するインナー反転抑制板52と、を備える。
図8に示すように、ガイド羽根部51は、インナー投入部用の基台46に一端部が固定されており、略Y方向に向かって他端部が延びるように配置されている。また例えば、ガイド羽根部51は、羽根の面がX1方向となるように配置されている。ガイド羽根部51は、円盤部12が回転動作して、Y1方向上部からインナー3が挿入されたケージ2が、円盤部12の回転とともに移動した際に、インナー3の側面に当接することで、インナー3の軸方向を直角に変更する。
図9(a)及び図9(b)に示すように、ガイド羽根部51の羽根面は、インナー3の側面と同じ球形状である。なお、図9(a)はガイド羽根部51を羽根面側から見た正面図であり、図9(b)は上面図である。これにより、ガイド羽根部51ではインナー3をしっかりと捉えることができ、ケージ2内においてインナー3をスムーズに倒すことで、反転させることができる。言い換えると、ガイド羽根部51は、インナー3の軸方向をX1方向からZ1方向となるように90°変更し、ケージ2にインナー3を組み付けた状態にすることができる。なお、ガイド羽根部51は一方の端部を固定していない可動式であり、円盤部12の回転動作にあわせて、力が逃げる仕組みである。
インナー反転抑制板52は、ガイド羽根部51によって反転させたインナー3が、反転しすぎないように抑制する板である。インナー反転抑制板52は、板の表面がZ1方向となるように配置されている。さらにインナー反転抑制板52は、基台11に対して摺動可能に連結されており、ガイド羽根部51の位置に応じてX1方向に動作可能である(図1参照)。具体的には、インナー反転抑制板52は、ガイド羽根部51との干渉を和らげるため、スプリング可動式である。
インナー反転抑制板52は、ガイド羽根部51によってインナー3の反転が実行された場合に、ガイド羽根部51がインナー3に当接する箇所とは中央軸を挟んだ反対側の箇所が、浮かないよう抑制を行う。すなわち、インナー反転抑制板52は、インナー3に反転しすぎる力が与えられた場合に、インナー3に板面が当接することで、反転を抑制する。
図1に示すように、払い出し部17は、インナー反転部16により、ケージ2にインナーが組み付けられた、インナーケージの払い出しを行う。なお、払い出し部17は、基台11におけるY1方向の下側付近に設けられている。したがって払い出し部17では、円盤部12の動作により、Z1正面から見て時計回りに搬送され、Y1方向における下側近傍に到達したインナーケージを、組付装置1の外部に払い出す。
次に図10を参照して、組付装置1を用い、インナー3をケージ2に組み付けるフローの一例を説明する。
最初に、ケージ2を円盤部12上において固定する。
ケージ投入部13に、ケージ2を投入する(ステップS1)。投入されたケージ2は、円盤部12に到達し、隣り合う位相出しガイド23の間に配置される(ステップS2)。
円盤部12がゼネバ歯車22の動作によって60°回転し、ケージ2がY1方向上部に配置される(ステップS3)。そして、ケージ位置決め部14のケージ押さえ32により、ケージ2が固定される。
より具体的には、図4に示した位置Aではケージの移送は決まっておらず、自重により回転しながら位置Bに移動する。その際、ケージの窓が位相出しガイド23に沿いながらケージが回転移動するため、ケージ2では2点のケージ窓が位相出しガイド23に収まると同時に、2点が決まる。そして、位置Bから位置Cに回転移動する際に、ケージ位置決め部14はY1方向に上下移動する機構であるため、スプリングの力でケージ2のY1方向上側に配置されたケージ窓の1点を決定し、合計3点で位相を決めることができる。
次に、固定されたケージ2に対してインナー3の投入を行う。
インナーシュート41にインナー3を投入する(ステップS4)。
インナーシュート41に投入されたインナー3の1つを、切出しプッシャー42により動かし、ケージ2への投入位置となるように配置させる(ステップS5)。
インナーガイド43を動作させ、ケージ2に対してインナー3が近接している状態を調整する(ステップS6)。なおこのとき、インナー3はインナーロック44によりロックされていることで、ケージ2側に落下しない状態である。
ロック解除ピン45を動作させ、インナーロック44のロックを解除する(ステップS7)。図7に示すように、インナー3が回転しながらケージ2に向かって落下し、ケージ2の中空部内に挿入された状態となる。
例えば、インナー3は、インナーロック44が解除されることにより、インナー3の下側に配置されたボール溝に挿入されているボール溝軸を支点として回転落下する。このときインナー3は、支点となったボール溝の隣のボール溝の底部が、ケージ2のエッジに接触する。そしてインナー3は、このケージ2との接触点を第2の支点として、さらにケージ2内に向けて回転落下することで、ケージ2内に挿入される。
なおこのとき、ケージ2の軸方向はZ1方向であり、インナー3の軸方向はX1方向である。すなわち、ケージ2と軸方向とインナー3の軸方向の関係は、略垂直の状態となる。
次に、インナー3の軸方向の変更を行う。
円盤部12を回転動作させる(ステップS8)。これにより、インナー3が挿入されたケージ2は、円盤部12の回転動作にあわせて、円盤部12のY1方向上部からX1方向右側方向に向けて動作する。
この回転動作の途中において、ガイド羽根部51の羽根面が、インナー3に当接する(ステップS9)。より具体的には、インナー3において、ケージ2からZ1方向正面側に飛び出している箇所が、ガイド羽根部51に当接する。これにより、ガイド羽根部51は、インナー3の軸方向がX1方向である状態からZ1方向の状態となるように、90°反転させる(ステップS10)。
なお、ガイド羽根部51の形状をインナー3の側面と同じ球形状とすることで、インナー3を面で押さえてスムーズな反転をさせることができる。また、ガイド羽根部51により、インナー3に対して反転させすぎるような力が働いた場合には、インナー反転抑制板52により反転を抑制する。これにより、インナー3をケージ2に組み付けたインナーケージを形成する。
その後、円盤部12をさらに動作させ、インナーケージをY1方向における下方まで搬送し、払い出し部17から払い出す(ステップS11)。
このようにして、ケージ2の位置決め、インナー3のケージ2への投入、ケージ2内のインナー3の反転をそれぞれ実行し、ケージ2にインナー3を組み付けることができる。より具体的には、ケージ2を円盤部12に供給する際に、ケージ2を回転させて、常に同じ位相、同じ位置に固定することができる。また、インナー投入部15では、ケージ2にインナー3を組み合わせるための動作を、インナー3を落下投入するというシンプルな形で実現できる。さらに、ケージ2内のインナー3の反転を、ガイド羽根部51を用いて効率よく実行することができる。
また以上のことから、円盤部12の回転動作にあわせてケージ2へのインナー3への組み付けを行うことができる。したがって例えば、ケージ2に投入されたインナー3の反転の実行と、他のインナー3の他のケージ2への投入と、さらに他のケージ2の位置決めの実行を、1つの組付装置1において連続して実行できる。そのため、作業時間の短縮をはかることができる。
したがって、作業者の勘やコツなどの技能に頼ることなく作業を実行できるとともに、組み付けを自動で実行するラインの構築や、原価低減をはかることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 組付装置
2 ケージ
3 インナー
11 基台
12 円盤部
13 ケージ投入部
14 ケージ位置決め部
15 インナー投入部
16 インナー反転部
17 払い出し部
21 円盤本体
22 ゼネバ歯車
23 位相出しガイド
31 ケージ押さえ基部
32 ケージ押さえ
41 インナーシュート
42 切出しプッシャー
43 インナーガイド
44 インナーロック
45 ロック解除ピン
46 基台
51 ガイド羽根部
52 インナー反転抑制板

Claims (1)

  1. 等速ジョイントに用いるケージの内部にインナーを組み付ける組付装置であって、
    基台と、
    前記基台の面上に配置され、前記ケージを挟み込むことで前記ケージの位相を揃える複数の位相出しガイドを有する円盤部と、
    前記円盤部上に前記ケージを投入するケージ投入部と、
    前記位相出しガイドに挟まれた前記ケージを押圧して固定し、位置決めを行うケージ位置決め部と、
    前記ケージ位置決め部で固定された前記ケージの中空部に、前記ケージの軸方向とインナーの軸方向の関係が垂直の状態となるように、前記インナーを投入するインナー投入部と、
    前記ケージに投入された前記インナーを倒すガイド羽根部を有し、前記ケージに前記インナーを組み付けるインナー反転部と、
    前記インナーが組み付けられたケージを、前記円盤部から外部に払い出す払い出し部と、を備える、
    組付装置。
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