JP2020103820A - フロアマットの裏張り材、及びフロアマットの裏張り材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
パイル編地からなるフロアマットの裏張り材であって、
前記パイル編地は、フロアマットを敷設する床面に係止するパイル糸と、前記パイル糸が配設される地組織とを有し、
前記パイル糸は、ポリエステル繊維からなるモノフィラメント糸で構成され、
前記地組織は、ループが編方向に連なる第一部位と、ループがバイアス方向に連なる第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とにより囲まれた開口部とを有することにある。
前記第一部位は、経方向が2〜10コース、緯方向が2〜6ウェルに構成されていることが好ましい。
前記第二部位は、経方向が2コース以上、緯方向が1〜3ウェルに構成されていることが好ましい。
パイル編地からなるフロアマットの裏張り材の製造方法であって、
ループが経方向に連なる第一部位と、ループがバイアス方向に連なる第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とにより囲まれた開口部とを有する表裏の地組織を、連結糸により連結したダブルラッセル編地を編成する工程と、
前記表裏の地組織の間で前記連結糸を切断して前記ダブルラッセル編地を切り開くことにより、パイル編地からなる二枚の裏張り材を得る工程と
を包含し、
前記連結糸は、ポリエステル繊維からなるモノフィラメント糸であることにある。
前記ダブルラッセル編地を編成する工程では、前記連結糸を前記表裏の地組織間でクロス状に配置することが好ましい。
前記ダブルラッセル編地を編成する工程では、前記表裏の地組織の夫々において、前記連結糸が常に同じ地糸と編目を形成することにより、前記連結糸の前記表裏の地組織への連結組織を形成することが好ましい。
前記編目は、前記連結糸と地糸とを同じ方向にオーバーラップさせることにより形成されることが好ましい。
図1は、本発明のフロアマットの裏張り材1の構造を示した模式図である。フロアマットの裏張り材(以下、単に「裏張り材」と称する。)1は、地組織10と、地組織10に配設されたパイル糸20とを有するパイル編地からなる。裏張り材1は、地組織10をフロアマット本体の裏面へ地組織10を向けて貼り合わされることで、フロアマットを自動車の床面(以下、「ファーストカーペット」と称する。)に敷設したときに、パイル糸20がファーストカーペットの繊維中に入り込み、ファーストカーペット上でフロアマットにズレが生じることを防止するものである。
図1に示すように、地組織10は、ループが経方向に連なる第一部位11と、ループがバイアス方向に連なる第二部位12と、第一部位11と第二部位12とにより囲まれた開口部13とを有する。開口部13の形状としては、例えば、六角形、八角形等が挙げられる。ここで、経方向とは、地組織10の編方向であり、緯方向は、地組織10の編幅方向である。また、バイアス方向とは、地組織10を含む平面内で経方向に対して、左右に10〜70度の角度を成す方向である。
開口率(%) = (Oc/R) × {1−(No/Ni)} × 100 ・・・(1)
によって、開口率の理論値を算出することができる。
開口率(%) = 白紙部分の面積/インク付着部分の面積 × 100 ・・・(2)
によって、開口率の実測値を算出する。
パイル糸20は、裏張り材1を用いてフロアマットを構成した場合に、ファーストカーペットの繊維中に入り込むことで、フロアマットをファーストカーペットに係止する係止部として機能する。パイル糸20は、地組織10の下面側に突出するように、第一部位11では編方向に配設され、第二部位12ではバイアス方向に配設される。このようにパイル糸20が編方向とバイアス方向とに配設されることによって、裏張り材1は、第一部位11に配設されたパイル糸20が経方向へのフロアマットのズレを防止し、第二部位12に配設されたパイル糸20がバイアス方向へのフロアマットのズレを防止することで、フロアマットの敷設面に沿った全方向に対してズレ防止効果を発揮することができる。なお、フロアマットの敷設面に沿った各方向に対してズレ防止効果を適切なものとするためには、パイル糸20は、第一部位11及び第二部位12の何れか一方に偏ることなく、均等に配設されることが好ましい。また、第一部位11、及び第二部位12においてパイル糸20は、一方向に傾斜して配設されることが好ましい。パイル糸20の傾斜方向は、ズレ防止効果、特には車両用フロアマットとして重要な経方向へのズレ防止効果の観点から、編方向に対して逆方向であることが好ましい。
フロアマットの裏張り材は、静摩擦係数(μS)が、経方向、緯方向、及びバイアス方向の何れの方向においても4.0以上であることが好ましく、5.0以上であることがより好ましい。静摩擦係数が4.0以上であれば、十分なズレ防止効果が得られる。裏張り材の静摩擦係数は、以下の測定手順により算出する。試験片を編幅60mm、編方向の長さ75mmの大きさで採取する。次に試験片と同サイズ、即ち幅60mm、長さ75mmのプラスチック板を準備し、幅方向30mm、長さ方向の一端から5mmの位置に直径5mm程度の穴を設ける。試験片の地組織面側に両面テープを貼り付け、プラスチック板の穴を設けた端部側と、試験片の編終わり側とが一致するように、試験片とプラスチック板とを積層して、滑り片(接触面積45.5cm2)とする。相手材としてパンチカーペット(CPS−705、ワタナベ工業株式会社製)を用いる以外は、JIS K7125:1999の静摩擦係数の試験方法に準じて、相手材上で滑り片を一定速度(100mm/分)で動かし、引張り最大荷重に達した時のピークを静摩擦力(Fs)として測定する。試験片にかかる全質量によって生じる法線力(Fp)は、荷重200gの場合、1.96Nである。これらの値を用いて、下記の式(3):
静摩擦係数(μs) = Fs/Fp ・・・(3)
によって、静摩擦係数を算出する。
本発明に係る裏張り材1は、例えば、第一部位11と第二部位12と開口部13とを有する二枚の地組織10を、連結糸により連結したダブルラッセル編地を編成し、このダブルラッセル編地の連結糸をカッター等にて切断して切り開くことにより得ることができる。
上記の「裏張り材の特性」において説明した裏張り材の静摩擦係数の測定手順において、滑り片を地組織の編方向に沿って動かして得た静摩擦力(Fs)を用いて、経方向の静摩擦係数を算出した。
経方向の静摩擦係数の測定において、滑り片、相手材をともに反時計回りに90度回転させた以外はすべて同様にして静摩擦力(Fs)を測定し、緯方向の静摩擦係数を算出した。
経方向の静摩擦係数の測定において、滑り片、相手材をともに反時計回りに45度回転させた以外はすべて同様にして静摩擦力(Fs)を測定し、バイアス方向の静摩擦係数を算出した。
試験片を編幅60mm、編方向の長さ75mmの大きさで採取した。該試験片をパンチカーペット(CPS−705、ワタナベ工業株式会社製)上に軽く手で押しつけて静置させた後、試験片の端を指でつまみ、地組織の編方向、編幅方向、編方向から45度傾斜させたバイアス方向に引張った時の試験片のズレの有無を確認した。評価基準は、ズレがない場合を「OK」、ズレがある場合を「NG」とした。
ダブルラッセル編機(RD6DPLM−77E−14G、カールマイヤー社製)を使用して、下記に示す編組織に従い、筬L1、L2に導糸した地糸により一方の地組織を編成し、筬L5、L6に導糸した地糸により他方の地組織を編成し、筬L3、L4に導糸した連結糸により両地組織を連結してダブルラッセル編地を編成した。このとき、連結糸は常に同じ地糸と、同方向にオーバーラップして編目を形成していた。また、連結糸は両地組織間でクロス状に配置されていた。
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L5:167dtex/48fの三本糸、ポリエステルマルチフィラメント黒原着加工糸
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なお、「三本糸」とは、167dtex/48fの糸を3本合撚したものである。
筬L3、L4の編糸を下記の編糸を用いて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、裏張り材(実施例2)を得た。
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センターカット機でパイル長が2.2mm、パイル編地の厚みが3.4mmとなるようにセンターカットした以外は実施例1と同様にして、裏張り材(実施例3)を得た。
ダブルラッセル編地の密度を21コース、13ウェルに変更した以外は実施例1と同様にして、裏張り材(実施例4)を得た。
ダブルラッセル編地の密度を19コース、13ウェルに変更した以外は実施例1と同様にして、裏張り材(実施例5)を得た。
22Gのダブルラッセル編機(RD6DPLM−77E−22G、カールマイヤー社製)にて下記の編組織、糸使いにて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、パイル糸に融着糸を用いた裏張り材(比較例1)を得た。
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22Gのダブルラッセル編機(RD6DPLM−77E−22G、カールマイヤー社製)にて下記の編組織、糸使いにて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、地組織に開口部を有していない裏張り材(比較例2)を得た。
L1:5−5/0−0(フルセット)
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下記の編組織、糸使いにて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、パイル糸がナイロン繊維で構成された裏張り材(比較例3)を得た。
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下記の編組織、糸使いにて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、地組織が第二部位を有していない裏張り材(比較例4)を得た。
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下記の編組織、糸使いにて編成したダブルラッセル編地を用いた以外は、実施例1と同様にして、地組織が第一部位を有していない裏張り材(比較例5)を得た。
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10、10a、10b 地組織
11 第一部位
12 第二部位
13 開口部
20 パイル糸
30 連結糸
100 ダブルラッセル編地
Claims (7)
- パイル編地からなるフロアマットの裏張り材であって、
前記パイル編地は、フロアマットを敷設する床面に係止するパイル糸と、前記パイル糸が配設される地組織とを有し、
前記パイル糸は、ポリエステル繊維からなるモノフィラメント糸で構成され、
前記地組織は、ループが経方向に連なる第一部位と、ループがバイアス方向に連なる第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とにより囲まれた開口部とを有するフロアマットの裏張り材。 - 前記第一部位は、経方向が2〜10コース、緯方向が2〜6ウェルに構成されている請求項1に記載のフロアマットの裏張り材。
- 前記第二部位は、経方向が2コース以上、緯方向が1〜3ウェルに構成されている請求項1又は2に記載のフロアマットの裏張り材。
- パイル編地からなるフロアマットの裏張り材の製造方法であって、
ループが経方向に連なる第一部位と、ループがバイアス方向に連なる第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とにより囲まれた開口部とを有する表裏の地組織を、連結糸により連結したダブルラッセル編地を編成する工程と、
前記表裏の地組織の間で前記連結糸を切断して前記ダブルラッセル編地を切り開くことにより、パイル編地からなる二枚の裏張り材を得る工程と
を包含し、
前記連結糸は、ポリエステル繊維からなるモノフィラメント糸であるフロアマットの裏張り材の製造方法。 - 前記ダブルラッセル編地を編成する工程では、前記連結糸を前記表裏の地組織間でクロス状に配置する請求項4に記載のフロアマットの裏張り材の製造方法。
- 前記ダブルラッセル編地を編成する工程では、前記表裏の地組織の夫々において、前記連結糸が常に同じ地糸と編目を形成することにより、前記連結糸の前記表裏の地組織への連結組織を形成する請求項4又は5に記載のフロアマットの裏張り材の製造方法。
- 前記編目は、前記連結糸と地糸とを同じ方向にオーバーラップさせることにより形成される請求項4〜6の何れか一項に記載のフロアマットの裏張り材の製造方法。
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