JP2020102485A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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関川 宏昭
Hiroaki Sekikawa
宏昭 関川
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Abstract

【課題】第1基板部と第2基板部との接合強度が向上された半導体装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】素子形成領域ER内において、第1金属パッド層PD1と第2金属パッド層PD2とが互いに接合され、かつダイシング領域DRRにおいて、第1ダミー金属パッド層DP1と第2ダミー金属パッド層DP2とが互いに接合されるように、第1基板部S1の第1接合面CS1と第2基板部S2の第2接合面CS2とが接合されている。【選択図】図3

Description

本開示は、半導体装置およびその製造方法に関するものである。
半導体装置において小型化を図るために複数の半導体チップを積層して3次元構成とすることが知られている。たとえば撮像装置では、2次元アレイ状に配置された受光素子を有する受光素子用半導体チップと、この受光素子用半導体チップを駆動する駆動回路を有する駆動回路用半導体チップとが互いに接合されて積層されている。このような積層構造が採用される場合、撮像装置の信頼性を向上させるため、接合面における接合強度を高めることが望ましい。
これらの半導体チップの接合面には、半導体チップ内部の回路と電気的に接続されたパッドが配置されている。積層される半導体チップのパッド同士が接合されることにより、チップ間における電気信号の伝達が可能になる。このように積層された半導体チップは、その接合面において、パッド同士を接合させた金属間接合と、絶縁膜同士を接合させた絶縁膜接合とを有する。
上記金属間接合および絶縁膜接合を有する3次元構成の撮像素子は、たとえば国際公開第2015/050000号(特許文献1)に開示されている。また金属間接合の接合強度が一般的に絶縁膜接合の接合強度よりも高いことが、国際公開第2016/185883号(特許文献2)に開示されている。
また上記を応用して、チップ間を電気的に導通させるパッド以外にダミーパッド同士を接合させることにより接合強度を向上させることが、特開2013−232646号公報(特許文献3)に開示されている。
国際公開第2015/050000号 国際公開第2016/185883号 特開2013−232646号公報
上記のような3次元構成の半導体装置においては、接合強度のさらなる向上が望まれている。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、第1基板部は、第1素子形成領域内の第1接合面に位置する第1金属パッド層と、第1シールリング領域の外側であって第1接合面に位置する少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層とを有する。第2基板部は、第2素子形成領域内の第2接合面に位置する第2金属パッド層と、第2シールリング領域の外側であって第2接合面に位置する少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層とを有する。第1金属パッド層と第2金属パッド層とが接合し、かつ少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層と少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層とが接合するように、第1基板部の第1接合面と第2基板部の第2接合面とが接合される。
前記実施の形態によれば、第1基板部と第2基板部との接合強度が向上された半導体装置およびその製造方法を実現することができる。
本開示の実施の形態1に係るウエハ状態の半導体装置の構成を示す平面図である。 図1の領域IIを拡大して示す拡大平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2の領域IVを拡大して示す拡大平面図である。 本開示の実施の形態1に係るチップ状態の半導体装置の構成を示す平面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第4工程を示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第5工程を示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の第6工程を示す平面図である。 本開示の実施の形態1に係るダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスを示すフロー図である。 本開示の実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態2に係る半導体装置の変形例1の構成を示す部分拡大平面図である。 図14に示す変形例1のチップ状態の半導体装置の構成を示す平面図である。 本開示の実施の形態2に係る半導体装置の変形例2の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態2に係る半導体装置の変形例3の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態2に係る半導体装置の変形例4の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態3に係る半導体装置の変形例1の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態3に係る半導体装置の変形例2の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態3に係る半導体装置の変形例3の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態3に係る半導体装置の変形例4の構成を示す部分拡大平面図である。 本開示の実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本開示の実施の形態4に係る半導体装置の変形例1の構成を示す断面図である。 本開示の実施の形態4に係る半導体装置の変形例2の構成を示す断面図である。 本開示の実施の形態4に係る半導体装置の変形例3の構成を示す断面図である。 本開示の実施の形態4に係る半導体装置の変形例4の構成を示す断面図である。 本開示の実施の形態5に係るダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスを示すフロー図である。 本開示の実施の形態5に係るダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスを示す平面図である。 本開示の実施の形態5に係るダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスであって図30の後工程を示す平面図である。 図30および図31に示すプロセスで決定されたダミー金属パッド層のレイアウトに基づいてダミー金属パッド層を配置した構成を示す部分拡大平面図である。 図21に示されるダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスを示す平面図である。 図22に示されるダミー金属パッド層のレイアウトの決定プロセスを示す平面図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、明細書および図面において、同一の構成要素または対応する構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。また、図面では、説明の便宜上、構成を省略または簡略化している場合もある。また、各実施の形態と各変形例との少なくとも一部は、互いに任意に組み合わされてもよい。
(実施の形態1)
<ウエハ状態の半導体装置>
まず実施の形態1におけるウエハ状態の半導体装置の構成について図1〜図4を用いて説明する。
図1に示されるように、本実施の形態の半導体装置はたとえばウエハ状態である。この半導体ウエハWFは、複数のチップ領域CHRを有している。複数のチップ領域CHRの各々は、たとえば矩形形状を有しており、行列状に配置されている。隣り合うチップ領域CHRの間には、ダイシング領域DRが配置されている。複数のチップ領域CHRの各々は、ダイシング領域DRによって互いに分離されている。なお半導体ウエハWFは、外縁にノッチNTを有していてもよい。
図2に示されるように、複数のチップ領域CHRの各々は、素子形成領域ERと、シールリング領域SRとを有している。素子形成領域ERには、ロジック回路、イメージセンサなどが形成されている。素子形成領域ERは、たとえば矩形形状を有している。シールリング領域SRは、素子形成領域ERの周囲を取り囲む枠形状を有している。シールリング領域SRの外周には、ダイシング領域DRが配置されている。
図3に示されるように、本実施の形態の半導体装置(半導体ウエハWF)は、第1基板部S1と、第2基板部S2とが接合された構成を有している。第1基板部S1および第2基板部S2の各々はウエハ状態である。
第1基板部S1は、第1接合面CS1と、第1素子形成領域ERと、第1シールリング領域SRと、第1ダイシング領域DRとを有している。
第1シールリング領域SRは、第1接合面CS1に直交する方向(第1方向)から見て第1素子形成領域ERを取り囲んでいる。第1ダイシング領域DRは、第1接合面CS1に直交する方向から見て第1シールリング領域SRの外側に位置している。
第1素子形成領域ERには、たとえばアナログ・デジタル回路を有するロジック回路が配置されている。このロジック回路は、たとえばフォトダイオードPDで生成された画素信号を処理する信号処理回路部を有している。
アナログ・デジタル回路は、MIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタTR1、TR2と、抵抗、容量などの受動素子と、たとえばアルミニウムまたは銅を主成分とする3層の金属配線層とを有している。MISトランジスタTR1、TR2は、第1半導体基板SB1に配置されている。
第1半導体基板SB1は、基板領域SBR1と、ウエル領域WL1、WL2と、素子分離絶縁層SI1とを有している。
第1半導体基板SB1は、互いに対向する第1主面と第3主面とを有している。第1半導体基板SB1の第3主面には基板領域SBR1が配置されている。第1半導体基板SB1の第1主面にはウエル領域WL1、WL2の各々が配置されている。ウエル領域WL1、WL2の各々は、基板領域SBR1に接している。ウエル領域WL1とウエル領域WL2とは、互いに隣り合って接合されており、かつ互いに逆の導電型を有している。
素子分離絶縁層SI1は、ウエル領域WL1、WL2の表面に配置されている。素子分離絶縁層SI1は、STI(Shallow Trench Isolation)であってもよく、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)であってもよい。
MISトランジスタTR1、TR2の各々は、素子分離絶縁層SI1によって電気的に分離された第1半導体基板SB1の表面に配置されている。具体的にはMISトランジスタTR1はウエル領域WL1に配置されており、MISトランジスタTR2はウエル領域WL2に配置されている。
第1素子形成領域ER内において、第1半導体基板SB1の第1主面上には多層配線構造が配置されている。多層配線構造は、たとえば3層の配線が積層された構成を有している。多層配線構造は、最上層配線層IN1を有している。最上層配線層IN1は、多層配線構造を構成する配線層のうちで第1半導体基板SB1から最も離れた配線層である。
第1ダイシング領域DR内において、第1半導体基板SB1の第1主面上には導電層CP1、CP3が配置されている。導電層CP1、CP3の各々は、上記多層配線構造の最上層配線層IN1と同一の層から分離して形成された層である。
第1シールリング領域SRには、第1シールリングSR1が配置されている。第1シールリングSR1は、複数のシールリング用導電層が上下に積層されることにより構成されている。複数のシールリング用導電層は、第1接合面CS1に直交する方向から見て第1素子形成領域ERを取り囲んでいる。
多層配線構造の最上層配線層IN1と、導電層CP1、CP3と、第1シールリングSR1の最上層シールリング用導電層との上には、拡散防止用絶縁層BL1が配置されている。この拡散防止用絶縁層BL1に接するように層間絶縁層II1(第1絶縁層)が配置されている。
第1基板部S1は、第1金属パッド層PD1をさらに有している。第1金属パッド層PD1は、第1素子形成領域ER内の第1接合面CS1に位置している。
層間絶縁層II1および拡散防止用絶縁層BL1を貫通して最上層配線層IN1に達する凹部が設けられている。この凹部には、第1金属パッド層PD1が配置されている。これにより第1金属パッド層PD1は、多層配線構造に含まれる最上層配線層IN1に接続されている。このように第1金属パッド層PD1は、多層配線構造を介在して、アナログ・デジタル回路を構成するMISトランジスタTR1、TR2などと電気的に接続されている。
第1基板部S1は、第1ダミー金属パッド層DP1と、第3ダミー金属パッド層DP3とをさらに有している。第1ダミー金属パッド層DP1および第3ダミー金属パッド層DP3の各々は、第1ダイシング領域DR内の第1接合面CS1に位置している。
層間絶縁層II1および拡散防止用絶縁層BL1を貫通して導電層CP1に達する凹部が設けられている。この凹部には、第1ダミー金属パッド層DP1が配置されている。これにより第1ダミー金属パッド層DP1は、導電層CP1に接続されている。
層間絶縁層II1および拡散防止用絶縁層BL1を貫通して導電層CP3に達する凹部が設けられている。この凹部には、第3ダミー金属パッド層DP3が配置されている。これにより第3ダミー金属パッド層DP3は、導電層CP3に接続されている。
第2基板部S2は、第2接合面CS2と、第2素子形成領域ERと、第2シールリング領域SRと、第2ダイシング領域DRとを有している。
第2シールリング領域SRは、第2接合面CS2に直交する方向から見て第2素子形成領域ERを取り囲んでいる。第2ダイシング領域DRは、第2接合面CS2に直交する方向から見て第2シールリング領域SRの外側に位置している。
第2素子形成領域ERには、たとえばイメージセンサが配置されている。イメージセンサは、裏面照射型のイメージセンサである。イメージセンサは、フォトダイオードPDと、トランジスタTR3、TR4と、抵抗、容量などの受動素子と、3層の金属配線層とを有している。
イメージセンサは、複数の画素が行列状に配置された画素領域を有している。画素領域には、画素ごとにフォトダイオードPDが配置されている。フォトダイオードPDは、入射する光を光電変換することにより画素信号を生成する光電変換部である。上記イメージセンサは、第2半導体基板SB2に配置されている。
第2半導体基板SB2は、基板領域SBR2と、ウエル領域WL3と、素子分離絶縁層SI2とを有している。
第2半導体基板SB2は、互いに対向する第2主面と第4主面とを有している。第2半導体基板SB2の第4主面には基板領域SBR2が配置されている。第2半導体基板SB2の第2主面にはウエル領域WL3が配置されている。ウエル領域WL3は、基板領域SBR2に接している。
素子分離絶縁層SI2は、ウエル領域WL3の表面に配置されている。素子分離絶縁層SI1は、STIであってもよく、LOCOSであってもよい。
フォトダイオードPDは、p型領域PRと、n型領域NRとを有している。p型領域PRは、第2半導体基板SB2の第2主面に配置されている。n型領域NRは、p型領域PRとpn接合を構成するようにp型領域PRと接している。n型領域NRは、ウエル領域WL3および基板領域SBR2の各々と接している。
イメージセンサは、転送トランジスタTR3と、他のトランジスタTR4とを含んでいる。転送トランジスタTR3および他のトランジスタTR4の各々は、素子分離絶縁層SI2によって電気的に分離された第2半導体基板SB2の第2主面に配置されている。
転送トランジスタTR3は、フォトダイオードPDの電荷を信号として転送するものである。転送トランジスタTR3は、ソース・ドレイン拡散層FDRと、ゲート電極TGEとを有している。
ソース・ドレイン拡散層FDRは、p型領域PRと距離を隔てて、第2半導体基板SB2の表面に配置されている。ゲート電極TGEは、ソース・ドレイン拡散層FDRとp型領域PRとにより挟まれるウエル領域WL3と絶縁しながら対向するように第2半導体基板SB2の第2主面上に配置されている。
他のトランジスタTR4は、たとえばリセットトランジスタ、増幅トランジスタ、選択トランジスタなどのいずれかのトランジスタである。
第2半導体基板SB2の第4主面に接するようにシリコン酸化膜SOFが配置されている。このシリコン酸化膜SOFに接するように反射防止膜SNFが配置されている。反射防止膜SNFは、たとえばシリコン窒化膜である。反射防止膜SNFに接するように、メタルグリッドMGDと、カラーフィルターCFLとが配置されている。
メタルグリッドMGDは、画素毎に所望の光がフォトダイオードPDに入射されるように構成されている。メタルグリッドMGDは、たとえばタングステンなどの金属から構成されている。カラーフィルターCFLに接するようにマイクロレンズMLEが配置されている。
第2素子形成領域ER内において、第2半導体基板SB2の第2主面上には多層配線構造が配置されている。多層配線構造は、たとえば3層の配線が積層された構成を有している。多層配線構造は、最上層配線層IN2を有している。最上層配線層IN2は、多層配線構造を構成する配線層のうちで第2半導体基板SB2から最も離れた配線層である。
第2ダイシング領域DR内において、第2半導体基板SB2の第2主面上には導電層CP2、CP4が配置されている。導電層CP2、CP4の各々は、上記多層配線構造の最上層配線層IN2と同一の層から分離して形成された層である。
第2シールリング領域SRには、第2シールリングSR2が配置されている。第2シールリングSR2は、複数のシールリング用導電層が上下に積層されることにより構成されている。複数のシールリング用導電層は、第2接合面CS2に直交する方向から見て第2素子形成領域ERを取り囲んでいる。
多層配線構造の最上層配線層IN2と、導電層CP2、CP4と、第2シールリングSR2の最上層シールリング用導電層との上には、拡散防止用絶縁層BL2が配置されている。この拡散防止用絶縁層BL2に接するように層間絶縁層II2(第2絶縁層)が配置されている。
第2基板部S2は、第2金属パッド層PD2をさらに有している。第2金属パッド層PD2は、第2素子形成領域ER内の第2接合面CS2に位置している。
層間絶縁層II2および拡散防止用絶縁層BL2を貫通して最上層配線層IN2に達する凹部が設けられている。この凹部には、第2金属パッド層PD2が配置されている。これにより第2金属パッド層PD2は、多層配線構造に含まれる最上層配線層IN2に接続されている。このように第2金属パッド層PD2は、多層配線構造を介在して、転送トランジスタTR3、他のトランジスタTR4などと電気的に接続されている。
第2基板部S2は、第2ダミー金属パッド層DP2と、第4ダミー金属パッド層DP4とをさらに有している。第2ダミー金属パッド層DP2および第4ダミー金属パッド層DP4の各々は、第2ダイシング領域DR内の第2接合面CS2に位置している。
層間絶縁層II2および拡散防止用絶縁層BL2を貫通して導電層CP2に達する凹部が設けられている。この凹部には、第2ダミー金属パッド層DP2が配置されている。これにより第2ダミー金属パッド層DP2は、導電層CP2に接続されている。
層間絶縁層II2および拡散防止用絶縁層BL2を貫通して導電層CP4に達する凹部が設けられている。この凹部には、第4ダミー金属パッド層DP4が配置されている。これにより第4ダミー金属パッド層DP4は、導電層CP4に接続されている。
第1基板部S1の第1接合面CS1と第2基板部S2の第2接合面CS2とが互いに接合されている。これにより第1金属パッド層PD1と第2金属パッド層PD2とが互いに接合されている。また第1ダミー金属パッド層DP1と第2ダミー金属パッド層DP2とが互いに接合されている。また第3ダミー金属パッド層DP3と第4ダミー金属パッド層DP4とが互いに接合されている。また層間絶縁層II1と層間絶縁層II2とが互いに接合されている。
第1金属パッド層PD1と第2金属パッド層PD2とが互いに接合されることにより、第1基板部S1に配置されたロジック回路における信号処理回路部と第2基板部S2に配置されたフォトダイオードPDとが電気的に接続されている。
ダイシング領域DRのダミー金属パッド層DP1〜DP4の各々は、導電層CP1〜CP4の各々に接しているのみで、他の素子に電気的に接続されてはいない。ダイシング領域DRのダミー金属パッド層DP1〜DP4は、第1基板部S1および第2基板部S2の接合強度を確保するためのもので、必ずしも第1基板部S1の素子および第2基板部S2の素子を電気的に接続する目的で形成されていない。
上記において互いに接合されている層間絶縁層II1、II2の各々は、たとえばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、または炭化シリコン窒化膜などで構成されている。
また上記パッド層PD1、PD2、DP1、DP2、DP3、DP4は、主に銅または金を主成分とするような金属(たとえば銅、金、銅合金など)で構成されている。しかし上記パッド層PD1、PD2、DP1、DP2、DP3、DP4の材質として、その役割を妨げないあらゆる金属、合金、導電膜が選択され得る。
また第1基板部S1の第1素子形成領域ERおよび第2基板部S2の第2素子形成領域ERの各々に形成される素子はロジック回路とイメージセンサに限られず、あらゆる素子、回路が適用され得る。
また多層配線構造における配線層数も3層に限られず、2層または4層以上であってもよい。
第1接合面CS1および第2接合面CS2に直交する方向から見て、第1ダイシング領域DRと第2ダイシング領域DRとは互いに重畳してダイシング領域DRを構成している。ダイシング領域DRは、半導体ウエハWF(図1)をダイシング工程で切断して半導体チップに切り分けるための領域である。具体的にはダイシング領域DR内のダイシングされる領域DRRがブレードDCにより切り落とされる領域である。
ダイシング領域DRは、シールリング領域SRにより挟まれる領域である。一方のシールリング領域SRから他方のシールリング領域SRに亘るダイシング領域DRの幅は、一般的には100μm程度である。
一方、ダイシング領域DRに配置されているダミー金属パッド層DP1、DP2、DP3、DP4の各々は、接合面CS1、CS2においてたとえば1μm□程度の矩形である。ダミー金属パッド層DP1、DP2、DP3、DP4の各々は、たとえば通常50μm程度以上の大きさを有するボンディングパッドに比べると小さい。ダミー金属パッド層DP1、DP2、DP3、DP4の各々は、たとえば1μmの厚みを有している。
また第1金属パッド層PD1および第2金属パッド層PD2の各々は、通常の金属配線層とは異なり、接合面CS1、CS2において、たとえば矩形、多角形、円などの形状を有している。
図4に示されるように、ダイシング領域DRには、第1ダミー金属パッド層DP1、第2ダミー金属パッド層DP2、第3ダミー金属パッド層DP3、第4ダミー金属パッド層DP4、第5ダミー金属パッド層DP5および第6ダミー金属パッド層DP6が配置されている。
第5ダミー金属パッド層DP5は、図3に示される第1基板部S1の第1接合面CS1に配置されている。第6ダミー金属パッド層DP6は、第2基板部S2の第2接合面CS2に配置されている。第5ダミー金属パッド層DP5と第6ダミー金属パッド層DP6とは互いに接合されている。
なお図3においては図示の簡略化のために、第5ダミー金属パッド層DP5および第6ダミー金属パッド層DP6が省略されている。
図4に示されるように、複数の第1ダミー金属パッド層DP1は、接合面CS1に直交する方向から見てシールリング領域SRの外側をたとえば2重で囲むように配置されている。複数の第1ダミー金属パッド層DP1は、シールリング領域SRの外側を1重で囲んでいてもよく、また2重以上で囲んでいてもよい。
また複数の第1ダミー金属パッド層DP1に接続される複数の第2ダミー金属パッド層DP2も、接合面CS2に直交する方向から見てシールリング領域SRの外側をたとえば2重で囲むように配置されている。複数の第2ダミー金属パッド層DP2は、シールリング領域SRの外側を1重で囲んでいてもよく、また2重以上で囲んでいてもよい。
第3ダミー金属パッド層DP3は、第1ダミー金属パッド層DP1と所定の間隔G1を開けて第1ダミー金属パッド層DP1よりも第1ダイシング領域DRの中央側に位置している。
第5ダミー金属パッド層DP5は、第3ダミー金属パッド層DP3よりも第1ダイシング領域DRの中央側に位置している。第5ダミー金属パッド層DP5は、第1ダミー金属パッド層DP1および第3ダミー金属パッド層DP3と直線状に並んで配置されている。
第3ダミー金属パッド層DP3と第1ダミー金属パッド層DP1との間の所定の間隔G1は、第3ダミー金属パッド層DP3と第5ダミー金属パッド層DP5とのピッチP1よりも大きい。
第3ダミー金属パッド層DP3と第1ダミー金属パッド層DP1とのピッチP2は、第3ダミー金属パッド層DP3と第5ダミー金属パッド層DP5とのピッチP1より大きい。
第4ダミー金属パッド層DP4は、第2ダミー金属パッド層DP2と所定の間隔G1を開けて第2ダミー金属パッド層DP2よりも第2ダイシング領域DRの中央側に位置している。
第6ダミー金属パッド層DP6は、第4ダミー金属パッド層DP4よりも第2ダイシング領域DRの中央側に位置している。第6ダミー金属パッド層DP6は、第2ダミー金属パッド層DP2および第4ダミー金属パッド層DP4と直線状に並んで配置されている。
第4ダミー金属パッド層DP4と第2ダミー金属パッド層DP2との間の所定の間隔G1は、第4ダミー金属パッド層DP4と第6ダミー金属パッド層DP6とのピッチP1よりも大きい。
第4ダミー金属パッド層DP4と第2ダミー金属パッド層DP2とのピッチP2は、第4ダミー金属パッド層DP4と第6ダミー金属パッド層DP6とのピッチP1より大きい。
上記ピッチP1はたとえば2μm程度であり、ピッチP2はたとえば22μm程度である。
上記のようにダイシング領域DRに配置されるダミー金属パッド層DP1〜DP6は、図中一点鎖線で示すダイシングされる領域DRRの端部は避けるように配置されている。具体的にはダイシングされる領域DRRの端部に対して、一定の幅を有する領域NDPの内側には、ダミー金属パッド層とダミー金属パッド層に接続される導電層とは配置されていない。つまり領域NDPは、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域である。
上記領域NDPは、ダイシング工程のバラツキとダミー金属パッド層の配置数などを考慮すると、ダイシングされる領域DRRの端部から、±10μm程度の範囲であることが好ましい。このため領域NDPはたとえば20μm程度の幅を有している。
ここでダミー金属パッド層とダミー金属パッド層に接続される導電層とを除く、活性領域、ゲート電極、金属配線層などのパターンがダイシング領域DRに配置される場合があるが、これらのパターンは必ずしも領域NDPを避ける必要はない。
<チップ状態の半導体装置>
次に、本実施の形態におけるチップ状態の半導体装置の構成について図5を用いて説明する。
図5に示されるように、半導体チップCHは、図4に示すウエハ状態から領域DRRをブレードDCにより切り落とすことにより得られる。切り分けられた半導体チップCHの外周には、シールリング領域SRの外周を囲むようにダイシング領域DRが残存している。
この半導体チップCHにおいては、シールリング領域SRの外側のダイシング領域DRに第1ダミー金属パッド層DP1および第2ダミー金属パッド層DP2が配置されている。第1ダミー金属パッド層DP1および第2ダミー金属パッド層DP2の各々は、シールリング領域SRの外側を1重または2重以上で囲むように配置されている。
また半導体チップCHのダイシングにより切り落とされた切断面には、ダミー金属パッド層とダミー金属パッド層に接続された導電層とのいずれもが露出していない。
<半導体装置の製造方法>
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について図6〜図11を用いて説明する。
図6に示されるように、基板領域SBR1と、ウエル領域WL1、WL2と、素子分離絶縁層SI1とを有する、ウエハ状態の第1半導体基板SB1が準備される。その第1半導体基板SB1の第1主面に、MISトランジスタTR1、TR2が形成される。
この後、素子形成領域ER内における第1半導体基板SB1の第1主面上には、たとえば3層よりなる多層配線構造が形成される。またシールリング領域SRにおける第1半導体基板SB1の第1主面上には、3層のシールリング用導電層が積層されたシールリングSR1が形成される。またダイシング領域DRおける第1半導体基板SB1の第1主面上には、多層配線構造の最上層配線層IN1と同じ層から分離して、導電層CP1、CP3が形成される。
これによりアナログ、デジタル回路を有するロジック回路が形成される。
図7に示されるように、最上層配線層IN1、最上層のシールリング用導電層および導電層CP1、CP3の各々の上に、拡散防止用絶縁層BL1がたとえばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される。拡散防止用絶縁層BL1は、たとえばシリコン窒化膜より形成される。
拡散防止用絶縁層BL1の上に層間絶縁層II1が、たとえばCVD法により形成される。層間絶縁層II1は、たとえばシリコン酸化膜より形成される。
この後、たとえば一般的にダマシン法と呼ばれるプロセスを用いて、フォトリソグラフィ、ドライエッチングなどにより複数の凹部が形成される。複数の凹部の各々は、層間絶縁層II1および拡散防止用絶縁層BL1を貫通して、最上層配線層IN1または導電層CP1、CP3に達する。
次に、たとえばタンタル、窒化タンタルなどのバリアメタル層が、スパッタリング法などにより凹部の壁面および層間絶縁層II1の上面に沿うように形成される。このバリアメタル層の上に、たとえば銅を主成分とするシード層が、スパッタリング法などにより形成される。このシード層の上に、たとえば銅を主成分とする金属層がメッキ法により凹部を埋め込むように形成される。
この後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法などにより、層間絶縁層II1の上面が露出するまで、上記金属層、シード層およびバリアメタル層が研磨除去される。これにより上記金属層、シード層およびバリアメタル層が凹部内にのみ残存される。
これにより、上記金属層、シード層およびバリアメタル層よりなる第1金属パッド層PD1が第1素子形成領域ER内の第1接合面CS1に形成され、第1ダミー金属パッド層DP1および第3ダミー金属パッド層DP3の各々が第1ダイシング領域DR内の第1接合面CS1に形成される。
上記により第1接合面CS1と、第1素子形成領域ERと、第1接合面CS1に直交する第1方向から見て第1素子形成領域ERを取り囲む第1シールリング領域SRと、第1シールリング領域の外側に位置する第1ダイシング領域DRとを有する第1基板部S1が準備される。
図8に示されるように、基板領域SBR2と、ウエル領域WL3と、素子分離絶縁層SI2と、転送トランジスタTR3と、他のトランジスタTR4とを有する、ウエハ状態の第2半導体基板SB2が準備される。
この後、素子形成領域ER内における第2半導体基板SB2の第2主面上には、たとえば3層よりなる多層配線構造が形成される。またシールリング領域SRにおける第2半導体基板SB2の第2主面上には、3層のシールリング用導電層が積層されたシールリングSR2が形成される。またダイシング領域DRおける第2半導体基板SB2の第2主面上には、多層配線構造の最上層配線層IN2と同じ層から分離して、導電層CP2、CP4が形成される。
図9に示されるように、最上層配線層IN2、最上層のシールリング用導電層および導電層CP2、CP4の各々の上に、拡散防止用絶縁層BL2がたとえばCVD法により形成される。拡散防止用絶縁層BL2は、たとえばシリコン窒化膜より形成される。
拡散防止用絶縁層BL2の上に層間絶縁層II2が、たとえばCVD法により形成される。層間絶縁層II2は、たとえばシリコン酸化膜より形成される。
この後、たとえば一般的にダマシン法と呼ばれるプロセスを用いて、フォトリソグラフィ、ドライエッチングなどにより複数の凹部が形成される。複数の凹部の各々は、層間絶縁層II2および拡散防止用絶縁層BL2を貫通して、最上層配線層IN2または導電層CP2、CP4に達する。
次に、たとえばタンタル、窒化タンタルなどのバリアメタル層が、スパッタリング法などにより凹部の壁面および層間絶縁層II2の上面に沿うように形成される。このバリアメタル層の上に、たとえば銅を主成分とするシード層が、スパッタリング法などにより形成される。このシード層の上に、たとえば銅を主成分とする金属層がメッキ法により凹部を埋め込むように形成される。
この後、CMP法などにより、層間絶縁層II2の上面が露出するまで、上記金属層、シード層およびバリアメタル層が研磨除去される。これにより上記金属層、シード層およびバリアメタル層が凹部内にのみ残存される。
これにより、上記金属層、シード層およびバリアメタル層よりなる第2金属パッド層PD2が第2素子形成領域ER内の第2接合面CS2に形成され、第2ダミー金属パッド層DP2および第4ダミー金属パッド層DP4の各々が第2ダイシング領域DR内の第2接合面CS2に形成される。
上記により第2接合面CS2と、第2素子形成領域ERと、第2接合面CS2に直交する第2方向から見て第2素子形成領域ERを取り囲む第2シールリング領域SRと、第2シールリング領域の外側に位置する第2ダイシング領域DRとを有する第2基板部S2が準備される。
図10に示されるように、ウエハ状態の第1基板部S1とウエハ状態の第2基板部S2とを接合する前に、第1基板部S1の第1接合面CS1および第2基板部S2の第2接合面CS2の各々に、平坦化処理、プラズマ処理などの前処理が行われる。
この後、第1基板部S1の第1接合面CS1と第2基板部S2の第2接合面CS2とが接するように、第1基板部S1と第2基板部S2とが重ね合わされる。この後、第1基板部S1と第2基板部S2とが重ね合わされた状態で400℃以下の熱処理が行われる。これにより第1基板部S1と第2基板部S2とが接合される。
第1基板部S1と第2基板部S2とが接合された状態で、第1金属パッド層PD1と第2金属パッド層PD2とが互いに接合される。また第1ダミー金属パッド層DP1と第2ダミー金属パッド層DP2とが互いに接合される。また第3ダミー金属パッド層DP3と第4ダミー金属パッド層DP4とが互いに接合される。また層間絶縁層II1と層間絶縁層II2とが互いに接合される。
図3に示されるように、第1基板部S1と第2基板部S2とが接合された後は、第2半導体基板SB2の第4主面が研磨される。これにより第2半導体基板SB2は、イメージセンサが必要とする膜厚(たとえば3μm程度)まで薄膜化される。
この後、第2半導体基板SB2の第4主面に、シリコン酸化膜SOF、反射防止膜SNF、メタルグリッドMGDが形成される。反射防止膜SNFは、たとえばシリコン窒化膜より形成される。またメタルグリッドMGDは、たとえばタングステンなどの金属から形成される。さらに、ボンディングパッド(図示せず)、カラーフィルターCFL、マイクロレンズMLEなどが形成されて、本実施の形態におけるウエハ状態の半導体装置WFが完成する。
図11に示されるように、上記ウエハ状態の半導体装置WFが、ブレードDCなどを用いてダイシングされる。このダイシングは、ブレードDCをダイシング領域において矢印で示す方向に移動させることにより行われる。これにより図4において一点鎖線で示されるダイシングされる領域DRRが切り落とされる。これにより半導体ウエハWFは、図5に示す半導体チップCHチップに切り分けられて、本実施の形態におけるチップ状態の半導体装置CHが完成する。
<ダミー金属パッド層の配置位置の決定プロセス>
次に、本実施の形態におけるダミー金属パッド層の配置位置の決定プロセスについて図12を用いて説明する。
図12に示されるように、まずダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPをレイアウトしたダイシング領域のレイアウトデータが予め準備される(ステップS1)。この後、上記ダイシング領域内に、仕様にしたがってダミー金属パッド層が生成される(ステップS2)。
このように上記ダイシング領域内に生成されたダミー金属パッド層が、上記領域NDPに重なっているか否かが判定される(ステップS3)。上記領域NDPに重なるダミー金属パッド層は削除される(ステップS6)。また上記領域NDPに重ならないダミー金属パッド層は残される(ステップS4)。残されたダミー金属パッド層を用いて、マスク用データが作成される(ステップS5)。
<作用効果>
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、図3に示されるように、第1素子形成領域ER内の第1金属パッド層PD1と第2素子形成領域ER内の第2金属パッド層PD2とが互いに接合されている。さらに第1シールリング領域SRの外側に配置された第1ダミー金属パッド層DP1と第2シールリング領域SRの外側に配置された第2ダミー金属パッド層DP2とが互いに接合されている。
このように素子形成領域ER内だけでなくシールリング領域SRの外側においても第1基板部S1と第2基板部S2との接合面においてダミー金属パッド層DP1、DP2同士が接合されている。この金属パッド同士の接合強度は、絶縁層同士の接合強度よりも高い。このため本実施の形態においては、素子形成領域ER内だけで金属パッド層同士が接合される構成よりも、第1基板部S1と第2基板部S2との接合強度を向上させることが可能となる。
図5に示されるチップ状態の半導体装置CHにおいては、チップの切断面において露出する第1基板部S1の第1接合面CS1と第2基板部S2の第2接合面CS2との接合部から水分が基板内部に侵入することも考えられる。特に図3に示されるようにシールリングSR1、SR2が第1接合面CS1および第2接合面CS2に達していない構成においては、第1接合面CS1と第2接合面CS2との接合部を通じて水分が素子形成領域ER内に侵入しやすい。
しかし本実施の形態においては、図5に示されるようにチップ状態の半導体装置CHにおいて、第1ダミー金属パッド層DP1と第2ダミー金属パッド層DP2とがシールリング領域SRの外側にて接合されている。このためシールリング領域SRの外側において第1基板部S1と第2基板部S2との接合強度が向上する。よって第1基板部S1の第1接合面CS1と第2基板部S2の第2接合面CS2との接合部から水分が素子形成領域ER内に侵入しにくくなる。
また本実施の形態においては、図4に示されるように、第3ダミー金属パッド層DP3は、第1ダミー金属パッド層DP1と所定の間隔G1を開けて第1ダミー金属パッド層DP1よりも第1ダイシング領域DRの中央側に位置している。また4ダミー金属パッド層DP4は、第2ダミー金属パッド層DP2と所定の間隔G1を開けて第2ダミー金属パッド層DP2よりも第2ダイシング領域DRの中央側に位置し、かつ第3ダミー金属パッド層DP3に接続されている。
このようにダイシング領域DRにおいて第1ダミー金属パッド層DP1および第2にダミー金属パッド層DP2が互いに接合されるだけでなく、さらに第3ダミー金属パッド層DP3および第4ダミー金属パッド層DP4も互いに接合されているため、第1基板部S1と第2基板部S2との接合強度をさらに向上させることが可能となる。
ところでにダイシングされる領域DRRの端部にダミー金属パッド層が配置されていると、チッピング、クラックなどの発生の懸念がある。
これに対して本実施の形態においては、図4に示されるように、第5ダミー金属パッド層DP5が、第1ダミー金属パッド層DP1および第3ダミー金属パッド層DP3と直線状に並んで配置されている。第1ダミー金属パッド層DP1と第3ダミー金属パッド層DP3との所定の間隔G1は、第3ダミー金属パッド層DP3と第5ダミー金属パッド層DP5とのピッチP1よりも大きい。また第6ダミー金属パッド層DP6が、第2ダミー金属パッド層DP2および第4ダミー金属パッド層DP4と直線状に並んで配置されている。第2ダミー金属パッド層DP2と第4ダミー金属パッド層DP4との所定の間隔G1は、第4ダミー金属パッド層DP4と第6ダミー金属パッド層DP6とのピッチP1よりも大きい。
このように上記所定の間隔G1がピッチP1よりも大きいため、上記所定の間隔G1の位置に、ダイシングされる領域DRRの端部(図4中にて一点鎖線で示す部分)を位置させることが容易となる。つまりダイシングされる領域DRRの端部には層間絶縁層II1、II2が位置し、ダミー金属パッド層が位置しない。このようにダイシングされる領域DRRの端部にダミー金属パッド層が位置しないため、チッピング、クラックなどの発生を防止することができる。
また本実施の形態によれば、図4および図5に示されるように、ダミー金属パッド層DP1、DP2の各々がシールリング領域SRの外側を囲むように配置されている。これによりシールリング領域SRの外側における第1基板部S1と第2基板部S2との接合強度がさらに向上し、第1基板部S1と第2基板部S2との接合部から素子形成領域ER内への水分の侵入もさらに抑制することができる。
また本実施の形態によれば、図4および図5に示されるように、ダミー金属パッド層DP1、DP2の各々がシールリング領域SRの外側を2重以上に囲むように配置されている。これによりシールリング領域SRの外側における第1基板部S1と第2基板部S2との接合強度がさらに向上し、第1基板部S1と第2基板部S2との接合部から素子形成領域ER内への水分の侵入もさらに抑制することができる。
また本実施の形態によれば、図3に示されるように、第2基板部S2の第2素子形成領域ERに、入射する光を光電変換することにより画素信号を生成するフォトダイオードPDが配置されている。また第1基板部S1の第1素子形成領域ERに、フォトダイオードPDの画素信号を処理するロジック回路(信号処理部回路部)が配置されている。このようなフォトダイオードを有する第2基板部S2とロジック回路を有する第1基板部S1とを高い接合強度にて接合することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2における半導体装置について図13〜図18を用いて説明する。図13〜図18の各々は、実施の形態1におけるダミー金属パッド層のレイアウトの変形例を示している。
図13に示されるように、第1基板部S1は、第7ダミー金属パッド層DP7をさらに有している。第7ダミー金属パッド層DP7は、第1接合面CS1のダイシング領域DRに配置されている。第7ダミー金属パッド層DP7は、第1ダミー金属パッド層DP1よりも第1ダイシング領域DRの中央側に配置されている。
第2基板部S2は、第8ダミー金属パッド層DP8をさらに有している。第8ダミー金属パッド層DP8は、第2接合面CS2のダイシング領域DRに配置されている。第8ダミー金属パッド層DP8は、第2ダミー金属パッド層DP2よりも第2ダイシング領域DRの中央側に配置されている。第8ダミー金属パッド層DP8は、第7ダミー金属パッド層DP7に接続されている。
第3ダミー金属パッド層DP3、第5ダミー金属パッド層DP5および第7ダミー金属パッド層DP7は、第1接合面CS1に直交する方向から見て市松模様を構成するように配置されている。また第4ダミー金属パッド層DP4、第6ダミー金属パッド層DP6および第8ダミー金属パッド層DP8は、第2接合面CS2に直交する方向から見て市松模様を構成するように配置されている。
図14に示されるように、第1ダミー金属パッド層DP1、第2ダミー金属パッド層DP2、第3ダミー金属パッド層DP3および第4ダミー金属パッド層DP4の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て直線状に延びる形状(ライン形状)を有している。
これらのダミー金属パッド層DP1〜DP4の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て、矩形のシールリング領域SRの各辺に沿って直線状に延びている。またダミー金属パッド層DP1〜DP4の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て、矩形のシールリング領域SRの外側を途切れることなく連続的に囲んでいる。
図15に示されるように、このチップ状態の半導体装置CHは、図14のウエハをダイシングすることにより得られる。この半導体装置CHにおいては、ダミー金属パッド層DP1、DP2の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て、矩形のシールリング領域SRの外側を途切れることなく連続的に囲んでいる。このためダミー金属パッド層DP1、DP2の各々は、たとえば矩形の枠形状を有している。
図16に示されるように、領域NDPよりもシールリング領域SRの近くに位置するダミー金属パッド層DP1、DP2は、領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置するダミー金属パッド層DP3、DP4に対して平面形状において異なっている。
領域NDPよりもシールリング領域SRの近くに位置するダミー金属パッド層DP1、DP2の各々は、直線状(ライン状)に延びる平面面形状を有している。ダミー金属パッド層DP1、DP2の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て、矩形のシールリング領域SRの各辺に沿って直線状に延びている。またダミー金属パッド層DP1、DP2の各々は、第1接合面CS1、第2接合面CS2に直交する方向から見て、矩形のシールリング領域SRの外側を途切れることなく連続的に囲んでいる。
領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置するダミー金属パッド層DP3、DP4の各々は、矩形(たとえば正方形)の平面形状を有している。
図17に示されるように、領域NDPよりもシールリング領域SRの近くに位置するダミー金属パッド層DP1、DP2は、領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置するダミー金属パッド層DP3、DP4に対して配置密度において異なっている。
領域NDPよりもシールリング領域SRの近くに位置する複数のダミー金属パッド層DP1、DP2は、領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置する複数のダミー金属パッド層DP3、DP4に対して配置密度が高くなるように配置されている。
なおダミー金属パッド層DP1〜DP4の各々は、たとえば矩形の平面形状を有している。
図18に示されるように、領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置するダイシング領域DRにダミー金属パッド層が設けられていなくてもよい。これにより領域NDPよりもシールリング領域SRの遠くに位置するダイシング領域DRにおけるダミー金属パッド層の配置密度をさらに減らすことができる。
なお上記以外の図13〜図17に示す構成は、実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図13〜図18に示された構成は、基本的には実施の形態1と同様の製造方法で製造することができる。
図13〜図18に示された構成においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また図14および図16に示された構成の各々では、切れ残る側のダイシング領域DRにあるダミー金属パッド層DP1、DP2が直線状であるため、チッピングまたはクラックがウエハの接合面から発生した場合でもチッピング、クラックの進展をダミー金属パッド層DP1、DP2により抑える効果が期待できる。また第1基板部S1と第2基板部S2との接合部からの水分の侵入をさらに抑制することもできる。
また図17および図18に示された構成の各々では、ダイシングされる領域DRR内におけるダミー金属パッド層の配置密度がそれ以外の切れ残る側のダイシング領域DRの配置密度よりも低い。このためダイシング時にダミー金属パッド層を切る体積を減少でき、ブレードDCへのダメージを低減でき、かつチッピングまたはクラック発生の抑制効果が期待できる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3における半導体装置について図19〜図23を用いて説明する。図19〜図23の各々は、実施の形態1におけるダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPのレイアウトの変形例を示している。
図19に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPは、図中縦方向(第1方向)にのみ延びており、横方向(第1方向に交差(直交)する第2方向)には延びていない。なおダミー金属パッド層DP1〜DP8の各々は、たとえば矩形の平面形状を有している。
図20に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPは、図中横方向(第2方向)にのみ延びており、縦方向(第2方向に交差(直交)する第1方向)には延びていなくてもよい。なおダミー金属パッド層DP1〜DP8の各々は、たとえば直線状(ライン状)の平面形状を有している。
図21に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPは、ダイシング領域DRの交差部付近にのみ配置されており、それ以外のダイシング領域DRには配置されていなくてもよい。
ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPは、図中縦方向(第1方向)に延びる第1部分と、横方向(第1方向に交差(直交)する第2方向)に延びる第2部分とを有している。上記第1部分と第2部分とは互いに交差(直交)している。
第1ダミー金属パッド層DP1と第3ダミー金属パッド層DP3との間の第1接合面CS1には、ダミー金属パッド層DPAが配置されている。また第2ダミー金属パッド層DP2と第4ダミー金属パッド層DP4との間の第2接合面CS2には、ダミー金属パッド層DPBが配置されている。
ダミー金属パッド層DPA、DPBは互いに接合されている。ダミー金属パッド層DPA、DPBの各々は、第1接合面CS1および第2接合面CS2に直交する方向から見て、領域NDPの仮想の延長線上に配置されている。
図22に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPは、シールリング領域SRの外側を囲むように枠状の平面形状を有している。枠状の領域NDPはそれぞれ分離しており、互いに接続されていない。
ダミー金属パッド層DP1〜DP4、DPA、DPBの各々は、たとえば矩形の平面形状を有している。
図23に示されるように、複数の第1ダミー金属パッド層DP1は、シールリング領域SRの角部を囲む第1屈曲形状パッド層DP1Aを有している。また複数の第2ダミー金属パッド層DP2は、シールリング領域SRの角部を囲む第2屈曲形状パッド層DP2Aを有している。
第1屈曲形状パッド層DP1Aおよび第2屈曲形状パッド層DP2Aの各々は、たとえば90°に屈曲したL字の平面形状を有している。上記以外の図23の構成は図22の構成を同じである。
なお上記以外の図19〜図23に示す構成は、実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図19〜図23に示された構成は、基本的には実施の形態1と同様の製造方法で製造することができる。
図19〜図23に示された構成においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
またダミー金属パッド層の配置仕様が縦方向と横方向とで異なり、かつ横方向に比べて縦方向の方がチッピング、クラックに対して大きなマージンを有する場合がある。このような場合には、図19に示されるように、上記マージンの少ない縦方向(第1方向)のみに領域NDPを延ばすことにより、横方向へのチッピング、クラックの進展を抑制することができる。
またダミー金属パッド層の配置仕様が横方向と縦方向とで異なり、かつ縦方向に比べて横方向の方がチッピング、クラックに対して大きなマージンを有する場合がある。このような場合には、図20に示されるように、上記マージンの少ない横方向(第2方向)のみに領域NDPを延ばすことにより、縦方向へのチッピング、クラックの進展を抑制することができる。
またダイシング領域DRの交差部においては、縦方向と横方向のダイシングが交差するために、交差部以外のダイシング領域DRの部分よりも相対的にチッピング、クラックが発生する可能性が高い。
これに対して図21に示される構成では、スクライブラインの交差点付近に、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPが選択的に配置されている。これにより交差部付近で生じるチッピング、クラックの発生を効果的に抑制することができる。
またダイシング領域DRの交差部にあるダミー金属パッド層からシールリング領域SRまでの距離がチッピング、クラックに対して十分余裕がある場合、またはチッピング、クラックが発生してもそれらを抑制できるような工夫がされている場合には、図22、図23に示されるように、ダイシング領域DRの交差部にダミー金属パッド層が残されてもよい。
特に図23に示す構成では、屈曲形状パッド層DP1A、DP2Aが、シールリング領域SRの角部を囲むように配置されている。このためダイシング領域DRの交差部で生じたチッピング、クラックのシールリング領域SRへの進展を効果的に防止することができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4における半導体装置について図24〜図28を用いて説明する。図24〜図28の各々は、実施の形態1におけるダイシング領域DRでの導電層の配置の変形例を示している。
図24に示されるように、この例では素子形成領域ERにおいて、多層配線構造の最上層配線層IN1はプラグ導電層PLAを介在して第1金属パッド層PD1に接続されている。また多層配線構造の最上層配線層IN2はプラグ導電層PLBを介在して第2金属パッド層PD2に接続されている。
またダイシング領域には、最上層配線層IN1と同一の層から分離して形成された、導電層CP1、CP3が配置されている。また最上層配線層IN2と同一の層から分離して形成された、導電層CP2、CP4が配置されている。
導電層CP1は、プラグ導電層PL1を介在して第1ダミー金属パッド層DP1に接続されている。導電層CP3は、プラグ導電層PL3を介在して第3ダミー金属パッド層DP3に接続されている。
導電層CP2は、プラグ導電層PL2を介在して第2ダミー金属パッド層DP2に接続されている。導電層CP4は、プラグ導電層PL4を介在して第4ダミー金属パッド層DP4に接続されている。
このような構成において、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPには、ダミー金属パッド層DP1〜DP4に対応する層だけでなく、導電層CP1〜CP4に対応する層およびプラグ導電層PL1〜PL4に対応する層も配置されていない。
図25に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPには、ダミー金属パッド層DP1〜DP4に対応する層と、プラグ導電層PL1〜PL4に対応する層とが配置されず、導電層CP1〜CP4に対応する層CPA、CPBが配置されてもよい。
図26に示されるように、ダイシング領域DRにおいて第3ダミー金属パッド層DP3に接続されるプラグ導電層PL3および導電層CP3が配置されていなくてもよい。また第4ダミー金属パッド層DP4に接続されるプラグ導電層PL4および導電層CP4も配置されていなくてもよい。
なおこの構成においては、第1ダミー金属パッド層DP1に接続されるプラグ導電層PL1および導電層CP1は残されている。また第2ダミー金属パッド層DP2に接続されるプラグ導電層PL2および導電層CP2も残されている。
ただし第1ダミー金属パッド層DP1に接続されるプラグ導電層PL1および導電層CP1が配置されていなくともよい。また第2ダミー金属パッド層DP2に接続されるプラグ導電層PL2および導電層CP2が配置されていなくてもよい。
図27に示されるように、この例では実施の形態1と同様、素子形成領域ERにおいて、多層配線構造の最上層配線層IN1はプラグ導電層を介在せずに第1金属パッド層PD1に直接接続されている。また多層配線構造の最上層配線層IN2はプラグ導電層を介在せずに第2金属パッド層PD2に直接接続されている。
またダイシング領域において、導電層CP1は、プラグ導電層を介在せずに第1ダミー金属パッド層DP1に直接接続されている。導電層CP3は、プラグ導電層を介在せずに第3ダミー金属パッド層DP3に直接接続されている。
導電層CP2は、プラグ導電層を介在せずに第2ダミー金属パッド層DP2に直接接続されている。導電層CP4は、プラグ導電層を介在せずに第4ダミー金属パッド層DP4に直接接続されている。
このような構成において、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPには、ダミー金属パッド層DP1〜DP4に対応する層が配置されておらず、導電層CP1〜CP4に対応する層は配置されている。
図28に示されるように、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPには、ダミー金属パッド層DP1〜DP4に対応する層だけでなく、導電層CP1〜CP4に対応する層も配置されていなくてもよい。
またダイシング領域DRにおいて第3ダミー金属パッド層DP3に接続される導電層CP3が配置されていなくてもよい。また第4ダミー金属パッド層DP4に接続される導電層CP4も配置されていなくてもよい。
なおこの構成においては、第1ダミー金属パッド層DP1に接続される導電層CP1は残されている。また第2ダミー金属パッド層DP2に接続される導電層CP2も残されている。
ただし第1ダミー金属パッド層DP1に接続される導電層CP1が配置されていなくともよい。また第2ダミー金属パッド層DP2に接続される導電層CP2が配置されていなくてもよい。
なお上記以外の図24〜図28に示す構成は、実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図24〜図28に示された構成は、基本的には実施の形態1と同様の製造方法で製造することができる。図24〜図26に示されたプラグ導電層PLA、PL1、PL3は、最上層配線層IN1および導電層CP1、CP3が形成された後にデュアルダマシン法でビアホールと、そのビアホールを埋め込む導電層を形成することで形成される。またプラグ導電層PLB、PL2、PL4も同様に、最上層配線層IN2および導電層CP2、CP4が形成された後にデュアルダマシン法でビアホールと、そのビアホールを埋め込む導電層を形成することで形成される。
図24〜図28に示された構成においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また図25および図27に示される構成では、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPに導電層CPA、CPBが配置されているが、ダミー金属パッド層が配置されていない。このためダミー金属パッド層が配置されていない分だけ、ダイシングされる領域DRRの端部に位置する金属膜厚が薄くなるとともに、第1接合面CS1および第2接合面CS2に金属が存在しないためにチッピング、クラック抑制効果が期待できる。
さらに図26および図28に示される構成では、ダイシング工程で切り落とされるプラグ導電層PL3、PL4および導電層CP3、CP4が配置されていないため、ウエハの接合強度を保ちつつ、ダイシング時に切り落とされる金属層の体積を減少させることができる。このため、ブレードDCへのダメージを低減できるほか、チッピングやクラック発生の抑制効果が期待できる。
(実施の形態5)
次に、上記実施の形態1〜4に示されたダイシング領域内のダミー金属パッド層のレイアウト決定プロセスを実施の形態5として図29〜図34を用いて説明する。
図29に示されるように、本実施の形態のフローは、図12のフローと比較して、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPが、ダイシング領域の設計パターンに最初からレイアウトされているのではなく、ダイシング領域の設計パターンが準備された後に追加で生成される点において異なっている。以下、図29のフロー図にしたがって上記領域NDPを生成し、ダミー金属パッド層を配置する場合の例を示す。
図30(A)に示されるように、まずダイシング領域の幅全体を覆う、または素子形成領域ER、シールリング領域SRを認識させるためのレイヤを含むダイシング領域DRの設計パターンDRP(レイアウトデータ)が準備される(ステップS11:図29)。このレイアウトデータのフォーマットは、たとえばGDS(Streamデータ)である。
上記ダイシング領域DRの設計パターンDRP内に、仕様にしたがって複数のダミー金属パッド層が生成される(ステップS12:図29)。
この後、ダイシング領域DR内のうち、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPが生成される(ステップS13:図29)。この領域NDPを生成する工程を図30および図31を用いて以下に説明する。
図30(B)に示されるように、ダイシング領域DRの設計パターンDRPから認識層図形FP1が生成される。この認識層図形FP1は、ダイシング領域の設計パターンDRPのうち図中縦方向(第1方向)に延びる部分の全体である。
図30(C)に示されるように、ダイシング領域DRの設計パターンDRPから認識層図形SP1が生成される。この認識層図形SP1は、ダイシング領域の設計パターンDRPのうち図中横方向(第2方向)に延びる部分の全体である。
図30(D)および図30(E)に示されるように、認識層図形FP1、SP1の各々の端が領域NDPのチップ側の端に位置するように層演算されることにより、認識層図形FP1、SP1の各々から図形FP2、SP2が生成される。
図30(F)および図30(G)に示されるように、認識層図形FP1、SP1の各々の端が領域NDPの切り落とされる側の端に位置するように層演算されることにより、認識層図形FP1、SP1の各々から図形FP3、SP3が生成される。
図31(A)に示されるように、図30(D)の図形FP2と図30(F)の図形FP3との差分図形である図形FP4が生成される。
図31(B)に示されるように、図30(E)の図形SP2と図30(G)の図形SP3との差分図形である図形SP4が生成される。
図31(C)に示されるように、図31(A)の図形FP4と図31(B)の図形SP4とをOR演算することにより図形NDPが生成される。
この後、上記ダイシング領域DRP内に生成されたダミー金属パッド層が、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPに重なっていいるか否かが判定される(ステップS14:図29)。上記領域NDPに重なるダミー金属パッド層は削除される(ステップS17:図29)。また上記領域NDPに重ならないダミー金属パッド層は残される(ステップS15:図29)。残されたダミー金属パッド層を用いて、マスク用データが作成される(ステップS16:図29)。
上記マスク用データを用いてフォトマスクが製造される。このフォトマスクを用いたフォトリソグラフィが行われ、その後にエッチング、成膜などが行われる。これにより図32に示されるように、領域NDPを避けてダイシング領域DRに配置されたダミー金属パッド層DP1〜DP4が形成される。
また図21に示されるような領域NDPの形成は以下のように行われる。
図33(A)に示されるように、まず図31(C)にて生成された図形FP4、SP4が用いられる。図30(B)の認識層図形FP1がオーバサイズされることにより、図形FPEが生成される。図30(C)の認識層図形SP1がオーバサイズされることにより、図形SPEが生成される。
図33(B)に示されるように、上記図形FPEと図形SPEとがAND処理されることにより図形TPEが生成される。上記図形TPEと上記図形FP4、SP4とがさらにAND処理されることにより図形FP5、SP5が生成される。
この図形FP5、SP5に基づいてダミー金属パッド層をレイアウトすることにより、図33(C)に示されるように、ダミー金属パッド層を配置させない領域NDPを形成することができる。
また図22に示されるような領域NDPの形成は以下のように行われる。
図34(A)に示されるように、シールリング領域SRと素子形成領域ERとを含む認識層図形が領域NDPのダイシング側の端に合うようオーバサイズされた図形P1で生成される。またシールリング領域SRと素子形成領域ERとを含む認識層図形が領域NDPのチップ側の端に合うようオーバサイズされた図形P2が生成される。
図34(B)に示されるように、上記図形P1と図形P2との差分から図形P3が生成される。
この図形P3に基づいてダミー金属パッド層をレイアウトすることにより、図34(C)に示されるように、ダミー金属パッド層を配置させない領域NDPを形成することができる。
本実施の形態によれば、ダミー金属パッド層の配置を避ける領域NDPが生成されることにより、その領域NDPをダイシング領域の設計パターンに直接レイアウトする必要がない。そのため、領域NDPの位置、幅に依存せず、領域NDPの形状が事前にわからなくても、ダイシング領域の設計パターンを準備することができる。
また領域NDPの位置または幅が変わっても、ダイシング領域の設計パターンの変更が不要であり、かつ直接修正する場合と比較して、局所的なパターンの修正誤りも未然に防止することができる。
上記実施の形態1〜5においては、素子形成領域ERにイメージセンサ、ロジック回路などが形成された構成について説明した。しかし素子形成領域ERに形成される素子はこれに限定されるものではなく、ロジック回路およびDRAM(Dynamic Random Access Memory)であってもよく、またフラッシュメモリと論理回路であってもよく、如何なる素子であってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
BL1,BL2 拡散防止用絶縁層、CFL カラーフィルター、CH 半導体チップ、CHR チップ領域、CP1,CP2,CP3,CP4,CPA 導電層、CPA,CPB 層、CS1 第1接合面、CS2 第2接合面、DC ブレード、DP1〜DP8,DPA,DPB ダミー金属パッド層、DP1A,DP2A 屈曲形状パッド層、DR ダイシング領域、DRP 設計パターン、DRR ダイシングされる領域、ER 素子形成領域、FDR ソース・ドレイン拡散層、FP1,SP1 認識層図形、FP2〜FP5,FPE,NDP,P1〜P3,SP2〜SP5,SPE,TPE 図形、II1,II2 層間絶縁層、IN1,IN2 最上層配線層、MGD メタルグリッド、MLE マイクロレンズ、NDP ダミー金属パッド層の配置を避ける領域、NR n型領域、NT ノッチ、PD フォトダイオード、PD1,PD2 金属パッド層、PL1〜PL4,PLA,PLB プラグ導電層、PR p型領域、S1 第1基板部、S2 第2基板部、SB1 第1半導体基板、SB2 第2半導体基板、SBR1,SBR2 基板領域、SI1,SI2 素子分離絶縁層、SNF 反射防止膜、SOF シリコン酸化膜、SR シールリング領域、SR1,SR2 シールリング、TGE ゲート電極、TR1,TR2,TR3,TR4 トランジスタ、WF 半導体ウエハ、WL1,WL2,WL3 ウエル領域。

Claims (16)

  1. 第1接合面と、第1素子形成領域と、前記第1接合面に直交する第1方向から見て前記第1素子形成領域を取り囲む第1シールリング領域とを有する第1基板部と、
    第2接合面と、第2素子形成領域と、前記第2接合面に直交する第2方向から見て前記第2素子形成領域を取り囲む第2シールリング領域とを有する第2基板部と、を備え、
    前記第1基板部は、
    前記第1素子形成領域内の前記第1接合面に位置する第1金属パッド層と、
    前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の外側に配置され、前記第1接合面に位置する少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層と、を有し、
    前記第2基板部は、
    前記第2素子形成領域内の前記第2接合面に位置する第2金属パッド層と、
    前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の外側に配置され、前記第2接合面に位置する少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層と、を有し、
    前記第1金属パッド層と前記第2金属パッド層とが接合し、かつ前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層と前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層とが接合するように、前記第1基板部の前記第1接合面と前記第2基板部の前記第2接合面とが接合されている、半導体装置。
  2. 前記第1基板部は、第1主面を有する第1半導体基板と、前記第1半導体基板の前記第1主面上にて前記第1接合面に位置する第1絶縁層とを有し、
    前記第2基板部は、第2主面を有する第2半導体基板と、前記第2半導体基板の前記第2主面上にて前記第2接合面に位置する第2絶縁層を有し、
    前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とが接合するように、前記第1基板部の前記第1接合面と前記第2基板部の前記第2接合面とが接合されている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2基板部は、前記第2素子形成領域に配置され、入射する光を光電変換することにより画素信号を生成する光電変換部を有し、
    前記第1基板部は、前記第1素子形成領域に配置され、前記画素信号を処理する信号処理回路部を有し、
    前記光電変換部と前記信号処理回路部とは、前記第1金属パッド層および前記第2金属パッド層とを介在して電気的に接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層は、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の外側を囲むように配置されており、
    前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層は、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の外側を囲むように配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層は、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の外側を2重以上で囲むように配置されており、
    前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層は、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の外側を2重以上で囲むように配置されている、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層は、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の外側を連続的に囲むように延在しており、
    前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層は、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の外側を連続的に囲むように延在している、請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層は、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の角部を囲む第1屈曲形状部を含み、
    前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層は、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の角部を囲む第2屈曲形状部を含む、請求項4に記載の半導体装置。
  8. 第1接合面と、第1素子形成領域と、前記第1接合面に直交する第1方向から見て前記第1素子形成領域を取り囲む第1シールリング領域とを有する第1基板部を準備する工程と、
    第2接合面と、第2素子形成領域と、前記第2接合面に直交する第2方向から見て前記第2素子形成領域を取り囲む第2シールリング領域とを有する第2基板部を準備する工程と、を備え、
    前記第1基板部は、前記第1素子形成領域内の前記第1接合面に位置する第1金属パッド層と、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の外側に配置され、前記第1接合面に位置する少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層と、を有するように準備され、
    前記第2基板部は、前記第2素子形成領域内の前記第2接合面に位置する第2金属パッド層と、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の外側に配置され、前記第2接合面に位置する少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層と、を有するように準備され、さらに
    前記第1金属パッド層と前記第2金属パッド層とが接合し、かつ前記少なくとも1つの第1ダミー金属パッド層と前記少なくとも1つの第2ダミー金属パッド層とが接合するように、前記第1基板部の前記第1接合面と前記第2基板部の前記第2接合面とを接合する工程を備えた、半導体装置の製造方法。
  9. 第1接合面と、第1素子形成領域と、前記第1接合面に直交する第1方向から見て前記第1素子形成領域を取り囲む第1シールリング領域と、前記第1シールリング領域の外側に位置する第1ダイシング領域とを有する第1基板部と、
    第2接合面と、第2素子形成領域と、前記第2接合面に直交する第2方向から見て前記第2素子形成領域を取り囲む第2シールリング領域と、前記第2シールリング領域の外側に位置する第2ダイシング領域とを有する第2基板部と、を備え、
    前記第1基板部は、
    前記第1素子形成領域内の前記第1接合面に位置する第1金属パッド層と、
    前記第1ダイシング領域内の前記第1接合面に位置する第1ダミー金属パッド層と、を有し、
    前記第2基板部は、
    前記第2素子形成領域内の前記第2接合面に位置する第2金属パッド層と、
    前記第2ダイシング領域内の前記第2接合面に位置する第2ダミー金属パッド層と、を有し、
    前記第1金属パッド層と前記第2金属パッド層とが接合し、かつ前記第1ダミー金属パッド層と前記第2ダミー金属パッド層とが接合するように、前記第1基板部の前記第1接合面と前記第2基板部の前記第2接合面とが接合されている、半導体装置。
  10. 前記第1基板部は、前記第1ダイシング領域に配置され、前記第1ダミー金属パッド層と所定の間隔を開けて前記第1ダミー金属パッド層よりも前記第1ダイシング領域の中央側に位置する第3ダミー金属パッド層をさらに有し、
    前記第2基板部は、前記第2ダイシング領域に配置され、前記第2ダミー金属パッド層と前記所定の間隔を開けて前記第2ダミー金属パッド層よりも前記第2ダイシング領域の中央側に位置し、かつ前記第3ダミー金属パッド層に接続された第4ダミー金属パッド層をさらに有している、請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1基板部は、前記第1ダイシング領域に配置され、前記第3ダミー金属パッド層よりも前記第1ダイシング領域の中央側に位置し、かつ前記第1ダミー金属パッド層および前記第3ダミー金属パッド層と直線状に並んで配置された第5ダミー金属パッド層をさらに有し、
    前記第2基板部は、前記第2ダイシング領域に配置され、前記第4ダミー金属パッド層よりも前記第2ダイシング領域の中央側に位置し、前記第2ダミー金属パッド層および前記第4ダミー金属パッド層と直線状に並んで配置され、かつ前記第5ダミー金属パッド層に接続された第6ダミー金属パッド層をさらに有し、
    前記所定の間隔は、前記第3ダミー金属パッド層と前記第5ダミー金属パッド層とのピッチよりも大きく、かつ前記第4ダミー金属パッド層と前記第6ダミー金属パッド層とのピッチよりも大きい、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1基板部は、前記第1ダイシング領域に配置され、前記第1ダミー金属パッド層よりも前記第1ダイシング領域の中央側に配置された第7ダミー金属パッド層をさらに有し、
    前記第2基板部は、前記第2ダイシング領域に配置され、前記第2ダミー金属パッド層よりも前記第2ダイシング領域の中央側に配置され、かつ前記第7ダミー金属パッド層に接続された第8ダミー金属パッド層をさらに有し、
    前記第3ダミー金属パッド層、前記第5ダミー金属パッド層および前記第7ダミー金属パッド層は市松模様を構成するように配置され、
    前記第4ダミー金属パッド層、前記第6ダミー金属パッド層および前記第8ダミー金属パッド層は市松模様を構成するように配置される、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記第1ダミー金属パッド層、前記第2ダミー金属パッド層、前記第3ダミー金属パッド層および前記第4ダミー金属パッド層の各々は、直線状に延びる形状を有している、請求項10に記載の半導体装置。
  14. 前記第1ダミー金属パッド層および前記第2ダミー金属パッド層の各々は、直線状に延びる形状を有し、
    前記第3ダミー金属パッド層および前記第4ダミー金属パッド層の各々は、矩形形状を有する、請求項10に記載の半導体装置。
  15. 前記第1ダミー金属パッド層は、前記第1方向から見て前記第1シールリング領域の角部を囲む第1屈曲形状パッド層を有し、
    前記第2ダミー金属パッド層は、前記第2方向から見て前記第2シールリング領域の角部を囲む第2屈曲形状パッド層を有している、請求項10に記載の半導体装置。
  16. 前記第1基板部は、前記第1ダミー金属パッド層に接続された第1導電部を有し、かつ前記第3ダミー金属パッド層に接続された導電部を有しておらず、
    前記第2基板部は、前記第2ダミー金属パッド層に接続された第2導電部を有し、かつ前記第4ダミー金属パッド層に接続された導電部を有していない、請求項10に記載の半導体装置。
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