JP2020101623A - 光モジュール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で多くの光信号の伝送が可能な光モジュール構造を提供することを課題とする。【解決手段】長手方向に二つの端面を有しており、光の伝送経路である複数の第1コア41が、それぞれの端面内に放光部または入光部のいずれか一方が位置する状態で位置している一以上のマルチコアファイバ40と、光の伝送方向を変換する反射部を有しており、第1コア41の数と同数の第2コア22が、互いに間隔をあけて隣接している光導波路20と、を備えており、マルチコアファイバ40の少なくとも一つの端面と光導波路20の上面とが互いに対向する状態で接続しているとともに、第1コア41の放光部または入光部と反射部とが互いに対向している。【選択図】図3

Description

本開示は、光モジュール構造に関するものである。
多くの情報を高速で伝送できる高機能な光モジュールの開発が進められている。なお、光モジュールは、光導波路、光ファイバおよび光素子を有している。光素子と外部機器との間の光信号の伝送は、伝送経路であるコア層を一つ備える光ファイバおよび光素子を介して行われる。
特開2000−294809号公報
光モジュール構造の高機能化および小型化が進むことに伴って、光素子等の電子部品に伝送される光信号の情報量が増大している。これに対応して、一つのコア層を備える光ファイバの数量も増大している。しかしながら、光モジュール構造の小型化により、光ファイバの接続領域を確保することが困難になってきている。このため、光信号の情報量を増やすことができず光モジュール構造の高機能化が鈍化してしまうおそれがある。
本開示における光モジュール構造は、長手方向に二つの端面を有しており、光の伝送経路である複数の第1コアが、それぞれの端面内に放光部または入光部のいずれか一方が位置する状態で位置しているマルチコアファイバと、光の伝送方向を変換する反射部を有しており、第1コアの数と同数の第2コアが、互いに間隔をあけて隣接している光導波路と、を備えており、マルチコアファイバの少なくとも一つの端面と光導波路の上面とが互いに対向する状態で接続しているとともに、第1コアの放光部または入光部と反射部とが互いに対向していることを特徴とするものである。
本開示の構造によれば、小型で多くの光信号の伝送が可能な光モジュール構造を提供することができる。
図1は、本開示の光モジュール構造の実施形態例を示す概略断面図である。 図2は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略斜視図である。 図3は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図4は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略断面図である。 図5は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図6は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図7は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略断面図である。 図8は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図9は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図10は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略断面図である。 図11は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図12は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略平面透視図である。 図13は、本開示の光モジュール構造の実施形態例の要部を示す概略断面図である。
図1および図2を基にして、本開示の光モジュール構造50の実施形態例を説明する。図1は、光モジュール構造50の断面図である。光モジュール構造50は、配線基板10、光導波路20、電子部品30およびマルチコアファイバ40を有している。
配線基板10は、光導波路20、電子部品30およびマルチコアファイバ40を位置決めして固定し、電子部品30と外部(マザーボード等)とを電気的に接続する機能を有している。
配線基板10は、絶縁基板11と配線導体12とを備えている。絶縁基板11は、コア用の絶縁層11aとビルドアップ用の絶縁層11bとを有している。コア用の絶縁層11aは、複数のスルーホール13を有している。
コア用の絶縁層11aは、例えば、絶縁基板11の剛性を確保して平坦性を保持する等の機能を有している。コア用の絶縁層11aは、例えばガラスクロスにエポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等を含浸した半硬化状態のプリプレグを、加熱しながら平坦にプレス加工することで形成される。
ビルドアップ用の絶縁層11bは、複数のビアホール14を備えている。ビルドアップ用の絶縁層11bは、例えば、後で詳しく説明する配線導体12等の引き回し用スペースを確保する等の機能を有する。ビルドアップ用の絶縁層11bは、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂等を含む樹脂フィルムを、真空下でコア用の絶縁層11aに貼着して熱硬化することで形成される。
配線導体12は、コア用の絶縁層11aの表面、ビルドアップ用の絶縁層11bの表面、スルーホール13の内部およびビアホール14の内部に位置している。スルーホール13の内部に位置する配線導体12は、コア用の絶縁層11aの上下表面に位置する配線導体12間を導通している。ビアホール14の内部に位置する配線導体12は、ビルドアップ用の絶縁層11bの表面に位置する配線導体12と、コア用の絶縁層11aの表面に位置する配線導体12間を導通している。配線導体12は、例えばセミアディティブ法やサブトラクティブ法により、銅めっき等の良導電性金属により形成されている。
配線基板10は、上面に複数の第1電極15を有している。第1電極15は、電子部品30の電極31と、導電材料を介して接続される。導電材料としては、例えば半田が挙げられる。また、配線基板10は、下面に複数の第2電極16を有している。第2電極16は、例えばマザーボードが接続される。第1電極15および第2電極16は、配線導体1
2の一部から成り、配線導体12の形成時に同時に形成される。
配線基板10は、光導波路20が実装される領域に支持層17を有している。支持層17は、例えば積層体24にレーザー光を照射してキャビティ25を形成するときに、レーザー光が積層体24を貫通して配線基板10を損傷することを防止する遮蔽板として機能する。支持層17は、例えば配線導体12の一部から成り、配線導体12の形成時に同時に形成される。
光導波路20は、下部クラッド21、第2コア22、および上部クラッド23を含む積層体24と、キャビティ25と、反射部26とを含んでいる。
下部クラッド21は、例えば10〜20μmの厚みを有する平板形状である。下部クラッド21は、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂を含む感光性シートあるいは感光性ペーストを、例えば基板の上面に被着あるいは塗布した後、露光および現像により所定の形状に整形して熱硬化することにより形成される。
第2コア22は、例えば20〜40μmの厚みを有しており、四角形状の断面をもつ細長い線形状である。第2コア22は、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂を含む感光性シートを、真空状態で下部クラッド21上に被着して露光および現像により線形状に整形した後、熱硬化することで形成される。第2コア22用の感光性シートを構成する樹脂の屈折率は、下部クラッド21および上部クラッド23用の感光性シートやペーストを構成する樹脂の屈折率よりも大きいものを用いる。
上部クラッド23は、第2コア22を被覆する状態で下部クラッド21の上面に位置している。上部クラッド23は、第2コア22の上方において、例えば10〜20μmの厚みを有しており、平坦な上面を有している。
上部クラッド23の上面において、後述するマルチコアファイバ40の放光部もしくは入光部と対向する領域の表面の粗さは、算術平均粗さRaが10nm以下であれば、光信号が乱反射して拡散することを低減するのに有利である。
上部クラッド23は、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂から成る感光性シートあるいは感光性ペーストを、第2コア22を被覆するように下部クラッド21の上面に被着あるいは塗布して露光および現像した後、熱硬化することで形成される。
キャビティ25は、上面透視において、各第2コア22の一部と重なる領域に位置している。キャビティ25は、断面視において、上部クラッド23の上面から下部クラッド21にかけて位置しており、第2コア22を下部クラッド21の上面に対して斜め方向に分断する分断面を有している。
なお、キャビティ25の底部は、下部クラッド21の底面にまで達していても構わないが、キャビティ25の底部が、下部クラッド21内に位置している場合には、後述するキャビティ25の加工時にレーザー光によってキャビティ25以外の部分が損傷することを抑制できる点で有利である。
反射部26は、分断面における第2コア22の部位に位置している。反射部26は、例えば光導波路20に接続されるマルチコアファイバ40内の第1コア41の直下に位置している。反射部26は、電子部品30から発光された光信号の向きを変換してマルチコアファイバ40に光信号を伝送させる機能を有している。あるいは、マルチコアファイバ40から送信された光信号の向きを変換して電子部品30に光信号を受光させる機能を有し
ている。
なお、第2コア22の中心軸と反射部26の中心位置とは一致しており、この中心軸および中心位置を基準にして光信号が伝送される。ここで、中心軸とは、四角形状の第2コア22の断面の1対の対角線が交わる位置を指す。また、中心位置とは、四角形状の反射部26の1対の対角線が交わる位置を指す。
電子部品30は、例えば集積回路素子32、シリコンフォトニクス33、レーザーダイオードドライバ34およびトランスインピーダンスアンプ35等が挙げられる。集積回路素子32は、例えばASIC(Aplication Specific Integrated Circuit)等を含み、主に演算機能を有している。シリコンフォトニクス33は、主に光信号と電気信号との変換機能を有している。レーザーダイオードドライバ34は、主に光信号の出力制御の機能を有している。トランスインピーダンスアンプ35は、主に電流信号をインピーダンス変換する機能を有している。
これらの電子部品30は、例えば外部機器からマルチコアファイバ40および第2コア22を経由して伝送される光信号を、シリコンフォトニクス33で電流信号に変換し、トランスインピーダンスアンプ34でインピーダンス変換した後、集積回路素子32で演算を行い、配線基板10を介してマザーボードに伝送する機能を有している。
マルチコアファイバ40は、例えば図1および図4に示すように、複数の第1コア41とクラッド42とを有している。第1コア41およびクラッド42は、ともに長尺形状を有しており、第1コア41がクラッド42に被覆される状態で位置している。マルチコアファイバ40は、長手方向に二つの端面を有しており、各々の第1コア41が、各端面内に光信号の放光部または入光部のいずれか一方が位置する状態で位置している。言い換えれば、放光部および入光部以外の部分は、クラッド42の中に内在している。
マルチコアファイバ40の一つの端面は、光導波路20の上面と互いに対向する状態で接続しており、各第1コア41の放光部または入光部と反射部26とが互いに対向している。言い換えれば、一つのマルチコアファイバ40が4つの第1コア41を有している場合には、一つのマルチコアファイバ40に対して4本の第2コア22が光学的に接続している。このため、光の伝送経路を一つしか有していない光ファイバを用いる場合に比べて、光ファイバを接続する領域を低減できるという点で有利である。
上記のような接続により、第1コア41を伝送する光信号が放光部から出射して反射部26で方向を変換し、第2コア22を伝送する。あるいは、第2コア22を伝送する光信号が反射部26で方向を転換し、入光部を介して第1コア41を伝送する。
なお、マルチコアファイバ40と光導波路20との接続には、例えばコネクタ43が用いられる。そして、各第1コア41の放光部または入光部と反射部26とが互いに精度良く対向するために、例えば図2に示すような接続形態を採用すればよい。図2は、マルチコアファイバ40とコネクタ43との篏合形態を示す斜視図である。マルチコアファイバ40を挿入するための孔部44を有するコネクタ43を用意する。孔部44の内周側には少なくとも一つの突起部45が位置している。さらに、マルチコアファイバ40のうち、孔部44に挿入される部位の側面に、溝46を設けておく。そして、突起部45が溝46に収まるようにマルチコアファイバ40を孔部44に挿入する。
上記のようなマルチコアファイバ40が、光導波路20の上面に複数接続する場合、光モジュール構造50の小型化を図るために、マルチコアファイバ40を高密度に配置する必要がある。以下に光導波路20に接続するマルチコアファイバ40およびこれに光学的
に接続する第2コア22の配置例を上面透視図で示す。
図3に配置例1を示す。配置例1に用いるマルチコアファイバ40は、内部に4つの第1コア41を有しており、例えば図4に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において第2コア22同士の配置間隔L1が同じになるように、マルチコアファイバ40は、図3に示すような角度θ1で光導波路20と接続している。配置例1では、第2コア22の垂線と、隣接する第1コア41同士を通る直線との角度であるθ1が26.57°となっている。また、互いに隣接するマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の配置間隔もL1となるように、マルチコアファイバ40が千鳥状に位置している。配置例1の場合、L1はおよそ22.4μmとなる。
図5に配置例2を示す。配置例2に用いるマルチコアファイバ40は、内部に4つの第1コア41を有しており、例えば図4に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において第2コア22同士の配置間隔L1が同じになるように、マルチコアファイバ40は、図5に示すような角度θ1で光導波路20と接続している。配置例2では、第2コア22の垂線と、隣接する第1コア41同士を通る直線との角度であるθ1が26.57°となっている。配置例2の場合、一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22の一部が、他のマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間に位置している。それぞれの第2コア22同士の配置間隔L2は同じ大きさである。L2はおよそ11.2μmとなる。
図6に配置例3を示す。配置例3に用いるマルチコアファイバ40は、内部に3つの第1コア41を有しており、例えば図7に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において第2コア22同士の配置間隔L3が同じになるように、マルチコアファイバ40は、図6に示すような角度で光導波路20と接続している。配置例3では、第2コア22の垂線と、隣接する第1コア41同士を通る一つの直線との角度が180°、つまり互いに平行となっている。配置例3の場合、一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22の一部が、他のマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間に位置している。配置例3の場合、第2コア22が、配置間隔L3を2等分する状態で位置している。それぞれの第2コア22同士の配置間隔L4は同じである。L3はおよそ35μmでありL4はおよそ17.5μmとなる。
図8に配置例4を示す。配置例4の場合、配置例3にける配置間隔L3を、第2コア22が3等分する状態で位置している。つまり、それぞれの第2コア22同士の配置間隔L5は配置間隔L3の1/3となる。配置例4の場合、L5はおよそ11.7μmとなる。
図9に配置例5を示す。配置例5に用いるマルチコアファイバ40は、内部に6つの第1コア41を有しており、例えば図10に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において第2コア22同士の配置間隔L6が同じになるように、マルチコアファイバ40は、図9に示すような角度θ2で光導波路20と接続している。配置例5では、第2コア22の垂線と、互いに隣接する第1コア41同士を通る一つの直線との角度θ2が14.04°となっている。配置例5の場合、一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22の一部が、他のマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間に位置している。配置例5の場合、第2コア22が、配置間隔L6を2等分する状態で位置している。それぞれの第2コア22同士の配置間隔L7は同じである。L6はおよそ12.1μmでありL7はおよそ6.1μmとなる。
図11に配置例6を示す。配置例6に用いるマルチコアファイバ40は、内部に4つの第1コア41を有しており、例えば図4に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において第2コア22同士の配置間隔L8およびL9が互いに異なる間隔を含むように、マルチコアファイバ40は、図11に示すような角度θ2で光導波路20と接続している。配置例6では、第2コア22の垂線と、隣接する第1コア41同士を通る一つの直線との角度θ2が14.04°となっている。配置例6の場合、一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22の一部が、他のマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間に位置している。これにより、互いに異なるマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間隔L8の大きさが同じである。配置例6の場合、L8はおよそ12.1μm、L9はおよそ36.3μmである。
図12に配置例7を示す。本例に用いるマルチコアファイバ40は、内部に4つの第1コア41を有しており、例えば図4に示すような寸法を有している。一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22において、第2コア22同士の配置間隔L8およびL9が互いに異なる間隔を含むように、マルチコアファイバ40は、図12に示すような角度θ2で光導波路20と接続している。配置例7では、第2コア22の垂線と、隣接する第1コア41同士を通る一つの直線との角度θ2が14.04°となっている。配置例7においては、一つのマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22の一部が、他のマルチコアファイバ40と光学的に接続している第2コア22同士の間に位置する状態で複数の第2コア群22Gを構成している。このような第2コア群22Gが互いに隣接している。同一の第2コア群22Gに属している第2コア22同士の第1間隔L10は同じである。各々異なる第2コア群22Gに属する第2コア22同士の第2間隔L11は、第1間隔L10と異なっている。第1間隔L10は、およそ12.1μmである。第2間隔L11は、例えば200μmである。
上記のように、本開示の光モジュール構造50は、長手方向に二つの端面を有しており、光の伝送経路である複数の第1コア41が、それぞれの端面内に放光部または入光部のいずれか一方が位置する状態で位置しているマルチコアファイバ40と、光の伝送方向を変換する反射部26を有しており、第1コア41の数と同数の第2コア22が、互いに間隔をあけて隣接している光導波路20と、を備えている。マルチコアファイバ40の少なくとも一つの端面と光導波路20の上面とが互いに対向する状態で接続しているとともに、第1コア41の放光部または入光部と反射部26とが互いに対向している。
このように、マルチコアファイバ40が複数の第1コア41を有していることから、光の伝送経路を一つしか有していない光ファイバを用いる場合に比べて、光導波路20に光ファイバを接続する領域を低減することができる。
さらに、本開示において複数のマルチコアファイバ40が光導波路20に接続している場合、第2コア22同士を高密度に配置することができるように、マルチコアファイバ40が光導波路20に接続している。このような構造により、小型で多くの光信号の伝送が可能な光モジュール構造を提供することができる。
なお、本開示は、上述の実施形態の一例に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変換は可能である。
例えば図13に示すように、マルチコアファイバ40と光導波路20とが対向している部分に、集光レンズ47が位置していても構わない。言い換えれば、第1コア41の放光部または入光部と第2コア22の反射部26とが対向している間に集光レンズ47が位置
している。これにより、放光部から放出する光信号が集光レンズ47を介して反射部26で方向を変換して第2コア22内を伝送していく。あるいは、第2コア22から伝送してきた光信号が反射部26で方向を変換し、集光レンズ47を介して入光部から第1コア41内を伝送していく。このような集光レンズ47によって、放光部あるいは反射部26から放出する光信号を集めることが可能になり、例えば光信号の伝送軸がずれた場合でも光信号の損失を抑制することが可能になる点で有利である。
また、本例では配線基板10が、ソルダーレジストを有していない一例を示したが、配線基板10が、絶縁基板11の上面および下面の両方またはいずれか片方の面に、第1電極15および第2電極16を露出する開口を備えるソルダーレジストを有していても構わない。これにより、例えば電子部品30を実装する際の熱処理により、配線導体12が受けるダメージを軽減できる。複数の開口は、互いに異なる形状でも構わない。異なる形状の開口は、例えば電子部品30を実装する際の補助的なアライメントマークとして兼用することが可能である。
20 光導波路
22 第2コア
26 反射部
40 マルチコアファイバ
41 第1コア
47 集光レンズ
50 光モジュール構造

Claims (8)

  1. 長手方向に二つの端面を有しており、光の伝送経路である複数の第1コアが、それぞれの前記端面内に放光部または入光部のいずれか一方が位置する状態で位置している一以上のマルチコアファイバと、
    光の伝送方向を変換する反射部を有しており、前記第1コアの数と同数の第2コアが、互いに間隔をあけて隣接している光導波路と、を備えており、
    前記マルチコアファイバの少なくとも一つの前記端面と前記光導波路の上面とが互いに対向する状態で接続しているとともに、前記第1コアの放光部または入光部と前記反射部とが互いに対向していることを特徴とする光モジュール構造。
  2. 一つの前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コアにおいて、該第2コア同士の配置間隔が同じであることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール構造。
  3. 複数の前記マルチコアファイバが、前記光導波路に接続しているとともに、互いに隣接する前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の配置間隔が同じであることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール構造。
  4. 複数の前記マルチコアファイバが、前記光導波路に接続しているとともに、一つの前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コアの一部が、他の前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の間に位置しており、互いに異なる前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の配置間隔が同じであることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール構造。
  5. 一つの前記マルチコアファイバに接続している前記第2コアにおいて、該第2コア同士の配置間隔が、互いに異なる間隔を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール構造。
  6. 複数の前記マルチコアファイバが、前記光導波路に接続しているとともに、一つの前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コアの一部が、他の前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の間に位置しており、互いに異なる前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の配置間隔が同じであることを特徴とする請求項5に記載の光モジュール構造。
  7. 複数の前記マルチコアファイバが、前記光導波路に接続しているとともに、一つの前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コアの一部が、他の前記マルチコアファイバと光学的に接続している前記第2コア同士の間に位置している第2コア群が互いに隣接して位置しており、同一の前記第2コア群に属する前記第2コア同士の第1間隔は同じであり、互いに異なる前記第2コア群に属する前記第2コア同士の第2間隔は、前記第1間隔と異なっていることを特徴とする請求項5に記載の光モジュール構造。
  8. 互いに対向して位置している前記第1コアと前記反射部との間に、集光レンズが位置していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光モジュール構造。
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