JP2020100368A - ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】近接センサで利用する2つのコイルの実装面積の低減を図り、搭載性を向上する。【解決手段】本ディスクブレーキは、ピストンの推進による制動部材への押圧力に対する反力を検出する推力センサが、反力の影響を受けて直線的に移動する導電性部材130と、第1のコイル136及び第2のコイル138とを含む、非接触型の近接センサにより構成される。又、第1のコイル136及び第2のコイル138は、導電性部材130の移動方向視で互いに少なくとも一部が重なる態様で配置されると共に、励磁される期間が互いに重ならないように間欠的に励磁電流が供給される。これにより、2つのコイル136、138の実装面積を低減して搭載性を向上することが可能となり、更に、コイル同士が磁気的に干渉することなく別個に検出することができ、冗長性を問題なく確保することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、ディスクブレーキに関するものである。
ディスクブレーキには、電動機により発生する駆動力を利用して、制動部材を被制動部材に押圧することで、制動力を発生させるものがあり、更にその制動力を検出するために推力センサを要するものがある(例えば特許文献1参照)。そのような推力センサは、従来、起歪体を使用していたため、搭載性が悪く、又、製作コストも嵩むことから、目標コストの達成が困難であった。そこで、起歪体を必要とせず、低コストで推力を検出する方法として、近接センサを利用することが考えられる。近接センサにより推力を検出するためには、例えば、被制動部材への押圧時に制動部材が受ける反力の影響により移動するターゲットと、このターゲットの変位を検出するコイルとが必要になる。このようなコイルは、省スペース化や制御の容易化等の観点から、ECU等の基板上にパターンにより設けられることになる。
特開2007−45271号公報
ここで、検出された推力が電動機のフィードバック制御に用いられること等を考慮すると、近接センサには冗長性の確保が求められるため、上述したコイルを2系統設ける必要がある。しかしながら、基板上に2系統のコイルを並べて設けると、1系統の場合と比較して2倍以上の実装面積が必要となり、基板が大きくなってしまう。加えて、並べられた2系統のコイルに対応するために、ターゲットも大きくする必要があることから、搭載性が更に悪化してしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、近接センサで利用する2つのコイルの実装面積の低減を図り、搭載性を向上することにある。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、電動機の駆動力によりピストンを推進させて、制動部材を被制動部材に押圧するディスクブレーキであって、前記ピストンの推進による前記制動部材への押圧力に対する反力を検出するための推力センサが、前記反力の影響を受けて移動する導電性部材と、第1のコイル及び第2のコイルとを含み、前記第1のコイルと前記導電性部材との間の距離、及び、前記第2のコイルと前記導電性部材との間の距離を検出する、非接触型の近接センサにより構成され、前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、前記導電性部材の移動方向視で互いに少なくとも一部が重なる態様で配置されると共に、励磁される期間が互いに重ならないように間欠的に励磁電流が供給されることを特徴とするものである。
本発明はこのように構成したので、近接センサで利用する2つのコイルの実装面積の低減を図ることができ、搭載性を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るディスクブレーキの要部断面図である。 図1のディスクブレーキの要部拡大図である。 図1のディスクブレーキに搭載された近接センサの模式的な回路図である。 図3の近接センサで利用される2つのコイルとターゲットとの位置関係を示すイメージ図である。 図3の近接センサで利用される2つのコイルの励磁タイミングを示すタイミングチャートである。 図3の近接センサで利用される2つのコイルの各々が励磁されたときの磁束を示すイメージ図である。 ピストンの推力と皿ばねのたわみ量との関係を模式的に示すグラフである。 皿ばねのたわみ量とコイルのインダクタンスとの関係を模式的に示すグラフである。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。なお、全ての図面にわたって、共通する部分については同一の符号を付しており、又、図1及び図2において、各図における右側(カバー部材36側)を一端側(インナ側)、図における左側(ディスクロータD側)を他端側(アウタ側)として図示している。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態に係るディスクブレーキ1は、通常走行時、電動機としての電動モータ40の駆動によって制動力を発生させる電動ブレーキ装置である。又、ディスクブレーキ1は、一対のインナブレーキパッド2及びアウタブレーキパッド3と、キャリパ4とを備え、キャリパ浮動型として構成されている。インナブレーキパッド2及びアウタブレーキパッド3は、被制動部材として車両の回転部に取り付けられたディスクロータDを挟んで、軸方向両側に制動部材として配置されている。なお、一対のインナブレーキパッド2及びアウタブレーキパッド3と、キャリパ4とは、車両のナックル等の非回転部に固定されたキャリア5により、ディスクロータDの軸方向へ移動可能に支持されている。
キャリパ4は、キャリパ4の主体であるキャリパ本体8と、キャリパ本体8のシリンダ部13内のピストン18に推力を付与する駆動機構9とを備えている。キャリパ本体8は、インナブレーキパッド2に対向する一端側に配置され、インナブレーキパッド2に対向して開口する円筒状のシリンダ部13と、シリンダ部13からディスクロータDを跨いでアウタ側へ延び、アウタブレーキパッド3に対向する先端側に配置される一対の爪部14、14とを備えている。シリンダ部13の一端側には、貫通孔15が設けられた底壁23が形成されており、貫通孔15と連通するように、小径開口部21及び大径開口部22を含むシリンダボア16が他端側へと延びている。
キャリパ本体8のシリンダ部13内、すなわちシリンダ部13のシリンダボア16には、ピストン18がシリンダ部13に対して相対回転不能に、且つ軸方向に移動可能に収容されている。ピストン18は、インナブレーキパッド2を押圧するものであり、有底のカップ状に形成され、その底部がインナブレーキパッド2に対向するように、シリンダ部13のシリンダボア16内に収容されている。ピストン18は、その底部とインナブレーキパッド2との間の回り止め係合によって、シリンダボア16(延いてはキャリパ本体8)に対して相対回転不能に支持されている。シリンダ部13のシリンダボア16には、その他端側の内周面にシール部材(図示略)が配置されている。そして、ピストン18は、このシール部材に接触した状態で軸方向に移動可能に、シリンダボア16に収容されている。又、ピストン18の底部側の外周面と、シリンダボア16の他端側の内周面との間には、ダストブーツ20が介装されている。これらのシール部材及びダストブーツ20により、シリンダボア16内への異物の侵入が防がれるようになっている。
キャリパ本体8のシリンダ部13の底壁23側(一端側)には、ギヤハウジング25が一体的に連結され、このギヤハウジング25の内部に、モータギヤアッシ30が収容されている。モータギヤアッシ30は、後述する電動モータ40、平歯多段減速機構41及び遊星歯車減速機構42である。ギヤハウジング25は、電動モータ40を収容する第1ギヤハウジング27と、主に遊星歯車減速機構42を収容する第2ギヤハウジング28とを備えている。第1ギヤハウジング27に、他端側からシリンダ部13の底壁23が一体的に連結され、その結果、シリンダ部13と第1ギヤハウジング27(電動モータ40)とが、略平行に並ぶように配置される。第2ギヤハウジング28には、後述するスピンドル93を含む遊星キャリア72の小径円筒状部86が挿通される挿通孔29が形成される。
第2ギヤハウジング28の底面からは、後述するインターナルギヤ71の径方向の移動を規制する円筒状拘束部32が突設され、この円筒状拘束部32の径方向外側には、円筒状拘束部32と対向する壁面との間に環状溝部33が形成されている。円筒状拘束部32と対向する壁面には、周方向に間隔を空けて複数の係合凹部34が形成されている。又、円筒状拘束部32には、後述する第1減速歯車48の大径歯車53との干渉を避けるように、その大径歯車53が入り込む切欠き部(図示略)が形成されている。ギヤハウジング25の一端側開口は、カバー部材36により閉塞されており、このカバー部材36は、気密的にギヤハウジング25に取り付けられている。
駆動機構9は、電動モータ40と、電動モータ40からの回転トルクを増力する減速機構としての、平歯多段減速機構41及び遊星歯車減速機構42と、遊星歯車減速機構42からの回転を直線運動に変換して、ピストン18に推力を付与する回転直動変換機構43と、を備えている。電動モータ40は、上述したように、第1ギヤハウジング27内に配置され、その回転軸40Aがカバー部材36(一端側)に向かって延びている。平歯多段減速機構41は、ピニオンギヤ47と、減速ギヤとしての第1減速歯車48と、第2減速歯車49とを備えている。第1減速歯車48及び第2減速歯車49は、金属、あるいは、繊維強化樹脂等の樹脂にて構成される。
ピニオンギヤ47は、筒状に形成され、電動モータ40の回転軸40Aに圧入固定されている。第1減速歯車48は、ピニオンギヤ47に噛合する大径の大径歯車53と、大径歯車53から同心状に一端側に向かって軸方向に延びる小径の小径歯車54とを備えた、段付歯車で構成されている。第1減速歯車48は、その径方向中央部が第1ギヤハウジング27と第2ギヤハウジング28との境目付近に配置される。すなわち、第1減速歯車48の大径歯車53は、第1ギヤハウジング27及び第2ギヤハウジング28を跨ぐようにして配置される。第1減速歯車48は、その支持ロッド60が回転自在に支持されており、支持ロッド60がギヤハウジング25の底面に圧入固定されている。小径歯車54の軸方向長さは、大径歯車53の軸方向長さよりも相当長く形成されており、後述する第2減速歯車49の大径歯車57の軸方向長さと略同じである。
第1減速歯車48の小径歯車54は、第2ギヤハウジング28内に収容された第2減速歯車49と噛合している。第2減速歯車49は、第1減速歯車48の小径歯車54と噛合する大径の大径歯車57と、大径歯車57から同心状に他端側に向かって軸方向に延びる小径のサンギヤ58とを備えている。第2減速歯車49の径方向中央部には、軸方向に貫通する支持孔62が形成され、この支持孔62に、後述するスピンドル93の支持軸部95が回転自在に挿通されている。その結果、第2減速歯車49は、ギヤハウジング25に対して回転自在に支持される。サンギヤ58は、遊星歯車減速機構42の一部として構成されている。大径歯車57とサンギヤ58とは、その軸方向長さが略同じである。大径歯車57の内周面とサンギヤ58の外周面との間には、環状の空間63が形成される。第2減速歯車49の大径歯車57の一端とサンギヤ58の一端とは、環状の円環状壁部65により接続されている。円環状壁部65の他端側の面でその外周端寄りに、遊星歯車減速機構42側(他端側)に突出する環状のストッパ部66が形成されている。
遊星歯車減速機構42は、第2減速歯車49のサンギヤ58と、複数個のプラネタリギヤ70と、インターナルギヤ71とを備えている。遊星歯車減速機構42からの回転、すなわち各プラネタリギヤ70からの回転が、遊星キャリア72に伝達される。各プラネタリギヤ70は、サンギヤ58に噛合する歯車75と、遊星キャリア72から立設されるピン90が回転自在に挿通される孔部76とを有しており、サンギヤ58の周りに周方向に沿って等間隔に配置されている。詳しくは、プラネタリギヤ70の各々は、サンギヤ58に噛合しつつ、大径歯車57の内周面とサンギヤ58の外周面との間の環状の空間63に、周方向に沿って等間隔で配置されている。
インターナルギヤ71は、各プラネタリギヤ70の歯車75と噛合する内歯78と、この内歯78の一端から連続して径方向中心に延び、各プラネタリギヤ70の軸方向の移動を規制する環状壁部79と、内歯78から他端側に向かって延びる円筒状壁部80とを備えている。インターナルギヤ71の内歯78の部位は、第2減速歯車49の大径歯車57の内周面と、各プラネタリギヤ70との間に配置される。なお、インターナルギヤ71の内歯78の部位の他端側の面と、各プラネタリギヤ70の他端側の面と、サンギヤ58の他端側の面とは、略同一平面上に位置する。インターナルギヤ71の円筒状壁部80には、径方向外方に突設する係合凸部82が、周方向に間隔を空けて複数形成されている。
インターナルギヤ71の円筒状壁部80には、その周方向の一部に、第1減速歯車48の大径歯車53との干渉を避けるように、大径歯車53が入り込む切欠き部(図示略)が形成されている。そして、インターナルギヤ71の円筒状壁部80の一端面が第2ギヤハウジング28の底面に当接しつつ、その円筒状壁部80の内周面が第2ギヤハウジング28の円筒状拘束部32の外周面に当接すると共に、円筒状壁部80から突設された各係合凸部82が第2ギヤハウジング28の壁面に設けられた各係合凹部34に係合する。又、インターナルギヤ71の一端側の面には、第2減速歯車49の円環状壁部65に設けられた環状のストッパ部66が当接される。その結果、インターナルギヤ71は、その径方向及び軸方向の移動が規制されると共に、ギヤハウジング25に対して相対回転不能に支持される。
遊星キャリア72は、大径円環板状部85と、大径円環板状部85から同心状に他端側に突設される小径円筒状部86とを備えている。遊星キャリア72は、その径方向略中央にスプライン孔部87が軸方向に貫通するように形成されている。大径円環板状部85は、第2ギヤハウジング28の円筒状拘束部32の内側に配置される。遊星キャリア72の大径円環板状部85の外周側には、周方向に沿って間隔を空けて、各プラネタリギヤ70と対応するように複数のピン用孔部89が形成されている。そして、各ピン用孔部89にピン90の夫々が圧入固定されており、ピン90の各々が、各プラネタリギヤ70の孔部76に回転自在に挿通されている。遊星キャリア72の小径円筒状部86は、第2ギヤハウジング28の挿通孔29に挿通されている。なお、それら小径円筒状部86と挿通孔29とは、その軸方向長さが略同じである。
遊星キャリア72の外径は、インターナルギヤ71の内歯78の内径よりも小径である。遊星キャリア72の大径円環板状部85の厚みは、第2ギヤハウジング28に設けられた円筒状拘束部32の高さと略同じである。又、遊星キャリア72の大径円環板状部85の厚みは、第1減速歯車48の大径歯車53の歯幅(厚み)よりも若干厚く形成されている。遊星キャリア72、詳しくは遊星キャリア72の大径円環板状部85と、第1減速歯車48の大径歯車53とは、径方向で重なるように配置される。換言すれば、遊星キャリア72の軸方向の範囲内に、詳しくは遊星キャリア72の大径円環板状部85の軸方向の範囲内に、第1減速歯車48の大径歯車53が位置する。第1減速歯車48の大径歯車53は、第2ギヤハウジング28の円筒状拘束部32に設けられた切欠き部(図示略)と、インターナルギヤ71の円筒状壁部80に設けられた切欠き部(図示略)とに入り込むように配置されている。その結果、遊星キャリア72の大径円環板状部85の外周面と、第1減速歯車48の大径歯車53の外周面とが、対向して近接して配置されている。
スピンドル93は、遊星キャリア72からの回転が伝達され、その回転トルクを回転直動変換機構43に伝達するものである。具体的に、スピンドル93は、第2減速歯車49の支持孔62に挿通される支持軸部95と、この支持軸部95と一体的に接続され、遊星キャリア72のスプライン孔部87と係合するスプライン軸部96と、このスプライン軸部96と一体的に接続されて貫通孔15を通ってシリンダボア16内に延び、回転直動変換機構43の一部として機能する主軸部97と、を備えている。スピンドル93の支持軸部95が、第2減速歯車49の支持孔62に回転自在に挿通されることで、第2減速歯車49が、ギヤハウジング25に対して回転自在に支持されている。又、スピンドル93のスプライン軸部96が、遊星キャリア72のスプライン孔部87に係合することで、遊星キャリア72とスピンドル93との間で互いに回転トルクが伝達される。
シリンダ部13のシリンダボア16の一端側には、円環状のスラストベアリング120が軸方向に移動可能に配置されており、このスラストベアリング120の内側孔を通って、スピンドル93の主軸部97が他端側へと延びている。スラストベアリング120は、シリンダボア16の小径開口部21に内側から当接する一端側玉受部122と、スピンドル93の主軸部97の外周に嵌合する円環状の他端側玉受部124と、複数のボール126とを備え、複数のボール126は、一端側玉受部122及び他端側玉受部124の互いに対向する面に設けられた、ボール溝の間に介装されている。このような構成により、スピンドル93は、スラストベアリング120を介して、シリンダボア16内で回転自在に支持される。一方、シリンダボア16内であって、スラストベアリング120の一端側玉受部122とシリンダ部13の底壁23との間には、それら両者に当接して皿ばね128が配置されている。スピンドル93の主軸部97は、皿ばね128の内側開口部を通って延びている。このような構成により、スピンドル93及びスラストベアリング120は、皿ばね128が変形可能な距離だけ、一端側へ向かって変位可能になっている。
スピンドル93の支持軸部95は、第2減速歯車49の厚みよりも長く、支持孔62から第2減速歯車49よりも一端側に突出している。そして、支持軸部95の先端には、後述する近接センサ134の一部を構成するターゲットとして、導電性部材130が取り付けられている。本実施形態における導電性部材130は円板状を成しており、導電性部材130の一方の面130aの中心近傍が、支持軸部95の先端に固定されている。又、ギヤハウジング25(第2ギヤハウジング28)内であって、導電性部材130の他方の面130bと対向する位置に、制御基板116が設置されている。制御基板116には、図3に示すような、ピストン18からインナブレーキパッド2への推力に対する反力を検出するための、推力センサ132を構成する近接センサ134の回路が実装されている。
本実施形態の近接センサ134は、図1及び図2に示した導電性部材130に加えて、図3に示すように、第1のコイル136、第2のコイル138、第1のセンサIC140、及び、第2のセンサIC142を含んでいる。第1のセンサIC140は、同じく制御基板116に実装されているマイクロコンピュータ144との通信インタフェース機能と、第1のコイル136への励磁電流の供給機能と、第1のコイル136における励磁電流の変化を検出する機能とを備えている。同様に、第2のセンサIC142は、マイクロコンピュータ144との通信インタフェース機能と、第2のコイル138への励磁電流の供給機能と、第2のコイル138における励磁電流の変化を検出する機能とを備えている。図3の例において、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142は、マイクロコンピュータ144から供給されるクロックを利用して、マイクロコンピュータ144とSPI通信を行い、このSPI通信を介して情報のやり取りを行う。又、図3の例では、低ドロップアウトレギュレータ(LDO)146から、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142とマイクロコンピュータ144とに対して、5Vから各部品の動作電圧まで下げられた電圧が供給されている。
本実施形態において、図1及び図2に示す制御基板116は、その2つの面116a、116bの双方にパターンが形成される2層式の基板(両面基板)により構成されている。そして、制御基板116の一方の面116aに第1のコイル136が、制御基板116のもう一方の面116bに第2のコイル138が、夫々パターンにより形成されている。更に、第1のコイル136及び第2のコイル138は、図4のイメージ図に示すように、導電性部材130の移動方向視(図4における上下方向視)で、互いに少なくとも一部が重なる態様、本実施形態では同軸状にコイルの略全領域同士が重なる態様で、制御基板116の2つの面116a、116bに形成されている。図4のイメージ図では、導電性部材130と第1のコイル136との間の距離が、導電性部材130と制御基板116との間の距離に相当し、第1のコイル136と第2のコイル138との間の距離が、制御基板116の厚みに相当する。
上記のような構成の近接センサ134は、第1のコイル136及び第2のコイル138のインダクタンスが大きくなるほど、分解能が高くなるという特徴を有しており、必要とされる推力の分解能から、第1のコイル136及び第2のコイル138の実装面積が決定される。又、ターゲットである導電性部材130の大きさは、第1のコイル136及び第2のコイル138の直径以上の大きさであることが好ましい。なお、制御基板116は、後述するように、電動モータ40の制御を行う回路構成や、電動モータ40の回転軸40Aの回転角度の算出を行う回路構成等も含んでいる。
図1及び図2を参照し、電動モータ40の回転軸40Aは、ピニオンギヤ47から一端側に突出している。電動モータ40の回転軸40Aの一端には、ラチェットギヤ100が圧入固定されている。このラチェットギヤ100にレバー部材(図示略)が係合することで、ピストン18によるインナブレーキパッド2への推力が保持される。ラチェットギヤ100の一端側に回転角検出手段103が配置されている。回転角検出手段103は、電動モータ40の回転軸40Aの回転角度を検出するものであり、磁石部材106と、磁気検出ICチップ107とを備えている。電動モータ40の回転軸40Aの一端面には、圧入用凹部109が形成され、この圧入用凹部109に支持ロッド110が圧入固定されている。そして、この支持ロッド110により、カップ状の支持部材113内に配置されたリング状の磁石部材106が支持されている。又、磁石部材106の一端側に対向するように磁気検出ICチップ107が配置されている。磁気検出ICチップ107は、磁石部材106から発生する磁界の変化を検出するものであり、制御基板116の一方の面116aに取り付けられている。そして、回転軸40Aの回転に伴って回転する磁石部材106からの磁束の変化を、磁気検出ICチップ107により検出することで、制御基板116により、電動モータ40の回転軸40Aの回転角度を演算して検出している。
回転直動変換機構43は、平歯多段減速機構41及び遊星歯車減速機構42からの回転運動、すなわちスピンドル93の回転運動を直線運動(以下、便宜上直動という)に変換し、その直動部材(図示略)の移動によりピストン18に推力を付与するものである。回転直動変換機構43は、シリンダボア16内であって、その底面とピストン18との間に配置される。そして、遊星キャリア72の回転に伴ってスピンドル93が回転すると、回転直動変換機構43により、その直動部材が他端側に向かって前進することで、ピストン18が前進し、このピストン18によってインナブレーキパッド2がディスクロータDに押し付けられる。
電動モータ40は、その駆動が制御基板116からの指令により制御される。通常走行における制動時には、制御基板116により、運転者の要求を検出する検出センサやブレーキが必要な様々な状況を検出する種々の検出センサ等からの検出信号、回転角検出手段103からの検出信号、及び、推力センサ132(近接センサ134)等からの検出信号に基づき、電動モータ40の駆動が制御される。
次に、本実施形態に係るディスクブレーキ1における、通常走行での制動及び制動解除の作用について説明する。
通常走行における制動時には、制御基板116からの指令により電動モータ40が駆動され、その正方向、すなわち制動方向の回転が、平歯多段減速機構41を介して遊星歯車減速機構42のサンギヤ58に伝達される。遊星歯車減速機構42のサンギヤ58の回転により、各プラネタリギヤ70が自身の回転軸線を中心に自転しながら、サンギヤ58の回転軸線を中心に公転することで、遊星キャリア72が回転する。すなわち、電動モータ40からの回転が、平歯多段減速機構41及び遊星歯車減速機構42を経由することで、所定の減速比で減速、増力されて遊星キャリア72に伝達される。そして、遊星キャリア72からの回転が、スピンドル93に伝達される。
続いて、遊星キャリア72の回転に伴ってスピンドル93が回転すると、回転直動変換機構43の作用により、その直動部材が前進してピストン18を前進させる。このピストン18が前進することで、インナブレーキパッド2がディスクロータDに押し付けられる。そして、ピストン18によるインナブレーキパッド2への押圧力に対する反力により、キャリパ本体8がキャリア5に対してインナ側に移動して、各爪部14、14によってアウタブレーキパッド3がディスクロータDに押し付けられる。この結果、ディスクロータDが一対のインナ及びアウタブレーキパッド2、3により挟みつけられて摩擦力が発生し、車両の制動力が発生することになる。
ここで、上記の制動時において、ピストン18によるインナブレーキパッド2への押圧力に対する反力は、推力センサ132(近接センサ134)により検出される。すなわち、ピストン18によるインナブレーキパッド2への押圧力に対する反力を受けると、スピンドル93及びスラストベアリング120が一端側へと移動して、スラストベアリング120とシリンダ部13の底壁23との間に配置された皿ばね128が変形する。このとき、導電性部材130は、スピンドル93の指示軸部95の先端に取り付けられているため、皿ばね128の変形に追従して一端側へと変位する。このため、導電性部材130との近接度が、制御基板116に実装された第1のコイル136及び第2のコイル138を利用して検出されることで、ピストン18によるインナブレーキパッド2への押圧力に対する反力が検出されるものである。
図3及び図4を参照して、具体的に、第1のコイル136及び第2のコイル138は、マイクロコンピュータ144からの指令を受けた、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142から励磁電流が供給される。励磁電流を受けて励磁されると、第1のコイル136及び第2のコイル138は、導電性部材130と磁気的に結合する。このとき、第1のコイル136及び第2のコイル138と導電性部材130との間の距離が変化すると、磁気的な結合状態も変化し、第1のコイル136及び第2のコイル138のインダクタンスが変化する。このインダクタンスの変化により、第1のコイル136及び第2のコイル138へ供給される励磁電流が変化するため、この励磁電流の変化を第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142により検出することで、導電性部材130と第1のコイル136及び第2のコイル138との近接度を検出する。
本実施形態において、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142から、第1のコイル136及び第2のコイル138に対して供給される励磁電流は、図5に示すように制御されている。すなわち、2つのコイル136、138へ供給される励磁電流は、励磁される期間(図5におけるonの期間)が互いに重ならないように、間欠的に供給される。より詳しくは、第1のコイル136への励磁電流の立ち上がりのタイミングと、第2のコイル138への励磁電流の立ち下がりのタイミングとが略一致するように、且つ、第2のコイル138への励磁電流の立ち上がりのタイミングと、第1のコイル136への励磁電流の立ち下がりのタイミングとが略一致するように、互いに反転した波形状に制御される。
上記のような励磁電流の制御により、第1のコイル136に対してのみ励磁電流が供給されている期間は、図6(a)に示すように、第1のコイル136により交番磁界が発生し、第1のコイル136と導電性部材130とが磁気的に結合する。このため、この期間中は、第1のコイル136と導電性部材130との近接度が検出される。一方、第2のコイル138に対してのみ励磁電流が供給されている期間は、図6(b)に示すように、第2のコイル138により交番磁界が発生し、第2のコイル138と導電性部材130とが磁気的に結合する。このため、この期間中は、第2のコイル138と導電性部材130との近接度が検出される。従って、第1のコイル136と導電性部材130との近接度、及び、第2のコイル138と導電性部材130との近接度が、別個に検出される。
ところで、ピストン18からインナブレーキパッド2への推力に対する反力によって変形する皿ばね128のたわみ量は、ピストン18がインナブレーキパッド2を押圧する推力と、皿ばね128のばね係数との関係から、図7に示すグラフのように一意に決定する。又、ピストン18の推力の反力を受けた皿ばね128のたわみ量は、第1のコイル136或いは第2のコイル138のインダクタンスと、例えば図8に示すグラフのような関係にある。このため、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142により検出される励磁電流の変化から、第1のコイル136及び第2のコイル138のインダクタンスの変化が求められ、更にその結果と図7及び図8に示すような関係とから、ピストン18によるインナブレーキパッド2への押圧力に対する反力が求められることになる。これらの計算は、例えばマイクロコンピュータ144により実行される。
一方、ディスクブレーキ1における制動解除の説明に移ると、制動解除時には、制御基板116からの指令により、電動モータ40の回転軸40Aが逆方向、すなわち制動解除方向に回転すると共に、その逆方向の回転が平歯多段減速機構41及び遊星歯車減速機構42を介してスピンドル93に伝達される。その結果、スピンドル93の逆方向への回転を受けた、回転直動変換機構43の作用により、その直動部材が後退して初期状態に戻り、ディスクロータDへの一対のインナ及びアウタブレーキパッド2、3による制動力が解除される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るディスクブレーキ1は、図1から図3に示すように、ピストン18の推進によるインナブレーキパッド2(制動部材)への押圧力に対する反力を検出するための推力センサ132が、導電性部材130と第1のコイル136及び第2のコイル138とを含む、非接触型の近接センサ134により構成されたものである。導電性部材130は、上記の反力の影響を受けて直線的(図1及び図2における右方向)に移動するように、本実施形態ではスピンドル93の支持軸部95の先端に取り付けられている。又、第1のコイル136及び第2のコイル138は、電動モータ40の回転軸40Aの回転角度を検出する回路と共に、図3に示すような回路構成で、制御基板116上に実装されている。
より詳しくは、第1のコイル136及び第2のコイル138は、図4に示す位置関係になるように、両面基板である制御基板116の2つの面116a、116bの夫々に、導電性部材130の移動方向視(図4における上下方向視)で、互いに重なる態様で配置されている。これにより、第1のコイル136及び第2のコイル138が、同一平面上に並べて実装される場合と比較して、実装面積を大幅に低減することができ、更に、距離検出のターゲットである導電性部材130の大きさも低減することができる。このため、各コイル136、138の大きさを小さくして分解能を低減することなく、近接センサ134により構成される推力センサ132の搭載性を向上することが可能となる。
しかも、第1のコイル136及び第2のコイル138は、図5に示すように、励磁される期間が互いに重ならないように、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142から間欠的に励磁電流が供給される。これにより、共に制御基板116上に実装されているにも関わらず、図6に示すように、コイル同士が磁気的に干渉することなく、第1のコイル136と導電性部材130との間の距離、及び、第2のコイル138と導電性部材130との間の距離を、別個に検出することが可能となる。従って、推力センサ132を非接触型の近接センサ134で構成しながらも、冗長性を問題なく確保することができ、例えば、第1のコイル136を使用した検出結果と、第2のコイル138を使用した検出結果とを比較することにより、一方の検出系統の故障等を迅速に検知することが可能となる。
又、本発明の実施の形態に係るディスクブレーキ1は、第1のコイル136及び第2のコイル138の各々へ供給される励磁電流が、任意に制御されるものである。すなわち、本実施形態では、マイクロコンピュータ144からの指令により、第1のセンサIC140及び第2のセンサIC142から供給される励磁電流が任意に制御される。このとき、例えば、図5のタイミングチャートに示すように、一方のコイルの励磁期間が終わるタイミング(offとなるタイミング)と、他方のコイルの励磁期間が始まるタイミング(onとなるタイミング)とが、略同時になるように励磁電流を制御するものとする。このような制御により、第1のコイル136と第2のコイル138との磁気的な干渉を回避しつつ、常に何れかの検出系統により推力を検出することができるため、信頼性を向上することが可能となる。
ここで、本実施の形態では、電動ブレーキ装置としてのディスクブレーキ1に適用されたが、通常走行の制動時には、キャリパ本体8のシリンダボア16内に供給されるブレーキ液圧にて、ピストン18を前進させることで、一対のインナ及びアウタブレーキパッド2、3により制動力を発生させ、駐車時等の駐車ブレーキ時には、駆動機構9すなわち電動モータ40からの駆動力を、平歯多段減速機構41、遊星歯車減速機構42及び回転直動変換機構43を介してピストン18に伝達することで、ピストン18を前進させて、一対のインナ及びアウタブレーキパッド2、3により制動力を発生させる、ディスクブレーキに適用することも可能である。又、第1のコイル136と第2のコイル138とは、必ずしも同軸状に配置されている必要はなく、少なくとも一部が重なって配置されていればよい。更に、第1のコイル136及び第2のコイル138が形成される制御基板116は、2層式の基板に限定されることなく、2層よりも多くの層を有する多層式基板であってもよい。
1:ディスクブレーキ、2:インナブレーキパッド(制動部材)、3:アウタブレーキパッド(制動部材)、18:ピストン、40:電動モータ(電動機)、130:導電性部材(ターゲット)、132:推力センサ、134:近接センサ、136:第1のコイル、138:第2のコイル、D:ディスクロータ(被制動部材)

Claims (2)

  1. 電動機の駆動力によりピストンを推進させて、制動部材を被制動部材に押圧するディスクブレーキであって、
    前記ピストンの推進による前記制動部材への押圧力に対する反力を検出するための推力センサが、前記反力の影響を受けて移動する導電性部材と、第1のコイル及び第2のコイルとを含み、前記第1のコイルと前記導電性部材との間の距離、及び、前記第2のコイルと前記導電性部材との間の距離を検出する、非接触型の近接センサにより構成され、
    前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、前記導電性部材の移動方向視で互いに少なくとも一部が重なる態様で配置されると共に、励磁される期間が互いに重ならないように間欠的に励磁電流が供給されることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、各々へ供給される励磁電流が任意に制御されることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
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