JP2020100215A - 車両用ルーフ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】客室のヘッドクリアランスを確保しつつルーフパネルの剛性を向上可能な車両用ルーフ構造を提供する【解決手段】ルーフ構造100は、車両のルーフパネル102とルーフパネル102の下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える。複数のクロスメンバは、ルーフパネル102の前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバ106と、ルーフパネル102の後縁に沿って接合されているリアクロスメンバ108と、を含む。当該ルーフ構造100はさらに、フロントクロスメンバ106の車幅方向の中央からリアクロスメンバ108にわたるまで車両前後方向に接合されているリンフォース112を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ルーフ構造に関するものである。
一般に、車両のルーフパネルは、車幅方向や車両前後方向に延びる複数の構造物で支えられている。例えば、特許文献1に記載の車体上部構造では、ルーフパネルを、車幅方向に延びる複数のルーフ横アーチ、および車両前後方向に延びる複数のルーフ縦アーチで支持している。
特許第5230677号公報
特許文献1の技術では、車両前後方向に延びる第1ルーフ縦アーチ21および第2ルーフ縦アーチ22等が、ルーフ11の幅を三等分した箇所に設けられている(段落0034)。しかしながら、この位置は乗員の着座位置の上方に該当する場合がある。第1ルーフ縦アーチ21等はルーフパネル12から下方に膨出しているため、上記構成では着座位置のヘッドクリアランスを損なうことになりかねない。
本発明は、このような課題に鑑み、客室のヘッドクリアランスを確保しつつルーフパネルの剛性を向上可能な車両用ルーフ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用ルーフ構造の代表的な構成は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、フロントクロスメンバの車幅方向の中央からリアクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されているリンフォースを備えることを特徴とする。
本発明にかかる車両用ルーフ構造の他の構成は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、フロントクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内用構造部材が取り付けられるフロントブラケットと、フロントブラケットからセンタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている前側リンフォースとを備えることを特徴とする。
本発明にかかる車両用ルーフ構造の他の構成は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、リアクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内用構造部材が取り付けられるリアブラケットと、リアブラケットからセンタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている後側リンフォースとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、客室のヘッドクリアランスを確保しつつルーフパネルの剛性を向上可能な車両用ルーフ構造を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施例に係る車両用ルーフ構造の概要を示す斜視図である。 図1(b)のルーフ構造のA−A断面図である。 図1(a)のリンフォースと各クロスメンバとの接合箇所を拡大した図である。 本発明の第2および第3の実施例に係る車両用ルーフ構造を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフ構造は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、フロントクロスメンバの車幅方向の中央からリアクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されているリンフォースを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、リンフォースを車幅方向の中央に設けているため、着座位置のヘッドクリアランスを確保したうえでルーフパネルの剛性を向上させることが可能になる。特に、リンフォースは、フロントクロスメンバからリアクロスメンバにまでわたっていて、各クロスメンバと共にルーフパネルの剛性を高めることができ、ルーフパネルの固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。
上記の複数のクロスメンバはさらに、フロントクロスメンバとリアクロスメンバとの間に設けられているセンタクロスメンバを含み、リンフォースは、センタクロスメンバと交差した状態でセンタクロスメンバに接合されていてもよい。この構成によれば、ルーフパネルの剛性をさらに高めることが可能となる。
当該車両用ルーフ構造はさらに、ルーフパネルの側縁それぞれに沿って接合されている一対のルーフサイドメンバを備え、センタクロスメンバの端部は、一対のルーフサイドメンバに接合されているとよい。この構成によっても、ルーフパネルの剛性をさらに高めることが可能となる。
当該車両用ルーフ構造はさらに、フロントクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内前部用の構造部材が取り付けられるフロントブラケットを含み、リンフォースの前端は、フロントブラケットに接合されていてもよい。この構成によれば、フロントブラケットをも利用して、ルーフパネルの剛性をさらに高めることが可能となる。
当該車両用ルーフ構造はさらに、リアクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内後部用の構造部材が取り付けられるリアブラケットを含み、リンフォースの後端は、リアブラケットに接合されていてもよい。この構成によれば、リアブラケットをも利用して、ルーフパネルの剛性をさらに高めることが可能となる。
本発明の他の形態に係る車両用ルーフ構造は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、フロントクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内前部用の構造部材が取り付けられるフロントブラケットと、フロントブラケットからセンタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている前側リンフォースとを備えることを特徴とする。
上記構成によっても、前側リンフォースを車幅方向の中央に設けているため、着座位置のヘッドクリアランスを確保したうえでルーフパネルの剛性を向上させることが可能になる。また、前側リンフォースは、フロントブラケットとセンタクロスメンバとにわたっていて、各部材と共にルーフパネルの剛性を高めることができ、ルーフパネルの固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。
本発明の他の形態に係る車両用ルーフ構造は、車両のルーフパネルとルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、複数のクロスメンバは、ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、当該車両用ルーフ構造はさらに、リアクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内後部用の構造部材が取り付けられるリアブラケットと、リアブラケットからセンタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている後側リンフォースとを備えることを特徴とする。
上記構成によっても、後側リンフォースを車幅方向の中央に設けているため、着座位置のヘッドクリアランスを確保したうえでルーフパネルの剛性を向上させることが可能になる。また、後側リンフォースは、リアブラケットとセンタクロスメンバとにわたっていて、各部材と共にルーフパネルの剛性を高めることができ、ルーフパネルの固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1の実施例に係る車両用ルーフ構造(以下、ルーフ構造100)の概要を示す斜視図である。図1(a)は、ルーフ構造を実施した車両を左上方から見た斜視図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(Upward)、D(Downward)で例示する。
ルーフ構造100は、車両のルーフパネル102の補強を目的としている。特に、比較的にルーフの低い車両において、乗員に対するヘッドクリアランスを確保したまま、ルーフパネル102の振動等を抑えることを可能にしている。
図1(b)は、図1(a)のルーフパネル102を左下方から見上げた斜視図である。ルーフパネル102の下側には、これを支える多数の部材が存在している。まず、ルーフパネル102の側縁それぞれに沿って、一対のルーフサイドメンバ104a、104bが接合されている。加えて、ルーフパネル102の車両前後方向の各所には、複数のクロスメンバが車幅方向にわたって接合されている。例えば、フロントクロスメンバ106は、ルーフパネル102の前縁に沿って接合されている。リアクロスメンバ108は、ルーフパネル102の後縁に沿って接合されている。そして、センタクロスメンバ110は、フロントクロスメンバ106とリアクロスメンバ108との間であって、ルーフパネル102の車両前後方向の中央付近に設けられている。なお、通常時においては、これら各部材は樹脂材等で構成されたルーフライニングで覆われるため、車室内からは視認できない。
本実施例では、上記複数のクロスメンバに加えて、車幅方向の中央に一本のリンフォース112を設けている。リンフォース112は、フロントクロスメンバ106の車幅方向の中央からリアクロスメンバ108にわたるまで、車両前後方向に接合された長尺な補強用の部材である。
図2は、図1(b)のルーフ構造100のA−A断面図である。リンフォース112は、ルーフパネル102から下方に断面ハット状に突出した形状になっている。リンフォース112のルーフパネル102への接合は、ルーフパネル102に溶接跡が残らないよう、主に専用の接着剤を使用することで行われている。また、リンフォース112は、各クロスメンバとも直接的および間接的に接合し、各クロスメンバと交差した状態となってルーフパネル102を支えている。
図3は、図1(a)のリンフォース112と各クロスメンバとの接合箇所を拡大した図である。図3(a)は、リンフォース112とセンタクロスメンバ110との接合箇所を拡大している。リンフォース112は、センタクロスメンバ110と交差した状態で、センタクロスメンバ110に接合されている。このとき、リンフォース112は、センタクロスメンバ110の前面110aおよび後面110bに接触する溶接領域E1、E2、およびセンタクロスメンバ110の下面110cに接触する溶接領域E3にて、スポット溶接が施される。センタクロスメンバ110の両端はルーフサイドメンバ104a、104b(図1(b)参照)に接合していることもあり、リンフォース112の車両前後方向の中央付近はセンタクロスメンバ110との接合によって高い剛性が確保される。
図3(b)は、図1(a)のリンフォース112とリアクロスメンバ108との間接的な接合箇所を拡大している。リンフォース112の後端112bは、リアクロスメンバ108の車幅方向中央にて、リアブラケット114を介して間接的に接合されている。リアブラケット114は、所定の室内後部用の構造部材、例えばリアルームランプや所定のカメラおよびセンサ類をリアクロスメンバ108に重ねて設置するための台座である。リアブラケット114は、各構造部材の重量を支えるために、本来的に高い剛性を有している。リンフォース112は、後端112bがリアブラケット114とスポット溶接によって接合され、これによってルーフパネル102をより高い剛性で支えることが可能になる。
再び図1(b)を参照する。リンフォース112の前端112aは、フロントクロスメンバ106の車幅方向中央にて、フロントブラケット116を介して間接的に接合されている。フロントブラケット116もまた、所定の室内前部用の構造部材、例えばフロントルームランプやルームミラー、さらにはシートベルトの非装着を通報する通報装置などをフロントクロスメンバ106に重ねて設置するための台座である。フロントブラケット116は、各構造部材の重量を支えるために、本来的に高い剛性を有している。リンフォース112は、フロントブラケット116とスポット溶接によって接合され、これによってルーフパネル102をより高い剛性で支えることが可能になる。
フロントブラケット116およびリアブラケット114は、各クロスメンバに対してある程度下方へ突出している。車幅方向においてリンフォース112とフロントブラケット116およびリアブラケット114に重ねて配置することは、ルーフパネル102の下側の空間をより効率良く利用して、乗員に対するヘッドクリアランスを有効に確保することにもつながる。
以上のように、本実施例によれば、リンフォース112は、フロントクロスメンバ106からリアクロスメンバ108にまでの広い範囲にわたってルーフパネル102を支え、各クロスメンバと共にルーフパネル102の剛性を高めることができる。また、リンフォース112は車幅方向の中央に延びていて、各クロスメンバと交差することで、ルーフパネル102の振動可能な面積を減らし、ルーフパネル102の固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。特に、リンフォース112は、車両前後方向に延びる長尺な一つながりの部材であるため、途中に外力によって変形する可能性のある箇所が無く、高い剛性でルーフパネル102を支えることができる。
また、本実施例では、リンフォース112を車幅方向の中央に配置しているため、右側座席および左側座席の乗員に対するヘッドクリアランスを担保できる。したがって、本実施例によれば、車室内の着座位置におけるヘッドクリアランスを確保したまま、ルーフパネル102の剛性を向上させて振動および騒音を防ぐことが可能となる。
(第2実施例)
図4は、本発明の第2および第3の実施例に係る車両用ルーフ構造を示す斜視図である。以下、既に説明した構成要素と同様の構成要素については、同じ符号を付することでその説明を省略する。また、既に説明した構成要素と同様の名称の構成要素については、異なる符号が伏してあっても、特に説明が無い限りは同じ構成および機能を有するものとする。
図4(a)は、第2の実施例にかかる車両用ルーフ構造(以下、ルーフ構造200)を示す図である。ルーフ構造200が有する前側リンフォース202は、ルーフパネル102の前半分を補強する構成となっている。特に、前側リンフォース112は、フロントブラケット116からセンタクロスメンバ110にわたるまで、ルーフパネル102の下側に車両前後方向に接合されている。前側リンフォース112もまた、フロントブラケット116およびセンタクロスメンバ110に対してはスポット溶接によって接合され、ルーフパネル102に対しては接着剤で接合される。
本実施例においても、前側リンフォース112を車幅方向の中央に設けているため、車室内の着座位置のヘッドクリアランスを確保したうえでルーフパネル102の剛性を向上させることができる。また、前側リンフォース112は、フロントブラケット116とセンタクロスメンバ110とにわたっていて、これら部材と共にルーフパネル102の剛性を高め、ルーフパネル102の固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。特に、前側リンフォース112であれば、後列座席のヘッドクリアランスを有効に確保したまま、ルーフパネル102の車両前側の剛性を局所的に高めることが可能となる。
図4(b)は、第3の実施例にかかる車両用ルーフ構造(以下、ルーフ構造300)を示す図である。ルーフ構造300が有する後側リンフォース302は、ルーフパネル102の後半分を補強する構成となっている。特に、後側リンフォース302は、リアブラケット114からセンタクロスメンバ110にわたるまで、ルーフパネル102の下側に車両前後方向に接合されている。後側リンフォース302もまた、リアブラケット114およびセンタクロスメンバ110に対してはスポット溶接によって接合され、ルーフパネル102に対しては接着剤で接合される。
本実施例においても、後側リンフォース302を車幅方向の中央に設けているため、車室内の着座位置のヘッドクリアランスを確保したうえでルーフパネル102の剛性を向上させることができる。また、後側リンフォース302は、リアブラケット114とセンタクロスメンバ110とにわたっていて、これら部材と共にルーフパネル102の剛性を高め、ルーフパネル102の固有振動数を上昇させて走行中のこもり音を低減することが可能となる。特に、後側リンフォース302であれば、前列座席のヘッドクリアランスを有効に確保したまま、ルーフパネル102の車両後側の剛性を局所的に高めることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用ルーフ構造に利用することができる。
100…ルーフ構造、102…ルーフパネル、104a…左側のルーフサイドメンバ、104b…右側のルーフサイドメンバ、106…フロントクロスメンバ、108…リアクロスメンバ、110…センタクロスメンバ、110a…センタクロスメンバの前面、110b…センタクロスメンバの後面、110c…センタクロスメンバの下面、112…リンフォース、112a…リンフォースの前端、112b…リンフォースの後端、114…リアブラケット、116…フロントブラケット、E1…センタクロスメンバの前面との溶接領域、E2…センタクロスメンバの後面との溶接領域、E3…センタクロスメンバの下面との溶接領域、200…第2実施例のルーフ構造、202…前側リンフォース、300…第3実施例のルーフ構造、302…後側リンフォース

Claims (7)

  1. 車両のルーフパネルと該ルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、
    前記複数のクロスメンバは、
    前記ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、
    前記ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、を含み、
    当該車両用ルーフ構造はさらに、
    前記フロントクロスメンバの車幅方向の中央から前記リアクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されているリンフォースを備えることを特徴とする車両用ルーフ構造。
  2. 前記複数のクロスメンバはさらに、前記フロントクロスメンバと前記リアクロスメンバとの間に設けられているセンタクロスメンバを含み、
    前記リンフォースは、前記センタクロスメンバと交差した状態で該センタクロスメンバに接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ルーフ構造。
  3. 当該車両用ルーフ構造はさらに、前記ルーフパネルの側縁それぞれに沿って接合されている一対のルーフサイドメンバを備え、
    前記センタクロスメンバの端部は、前記一対のルーフサイドメンバに接合されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ルーフ構造。
  4. 当該車両用ルーフ構造はさらに、
    前記フロントクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内前部用の構造部材が取り付けられるフロントブラケットを含み、
    前記リンフォースの前端は、前記フロントブラケットに接合されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用ルーフ構造。
  5. 当該車両用ルーフ構造はさらに、
    前記リアクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内後部用の構造部材が取り付けられるリアブラケットを含み、
    前記リンフォースの後端は、前記リアブラケットに接合されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用ルーフ構造。
  6. 車両のルーフパネルと該ルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、
    前記複数のクロスメンバは、
    前記ルーフパネルの前縁に沿って接合されているフロントクロスメンバと、
    前記ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、
    当該車両用ルーフ構造はさらに、
    前記フロントクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内前部用の構造部材が取り付けられるフロントブラケットと、
    前記フロントブラケットから前記センタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている前側リンフォースとを備えることを特徴とする車両用ルーフ構造。
  7. 車両のルーフパネルと該ルーフパネルの下側に車幅方向にわたって接合されている複数のクロスメンバとを備える車両用ルーフ構造において、
    前記複数のクロスメンバは、
    前記ルーフパネルの後縁に沿って接合されているリアクロスメンバと、
    前記ルーフパネルの車両前後方向の中央に設けられているセンタクロスメンバと、を含み、
    当該車両用ルーフ構造はさらに、
    前記リアクロスメンバの車幅方向中央に接合されていて所定の室内後部用の構造部材が取り付けられるリアブラケットと、
    前記リアブラケットから前記センタクロスメンバにわたるまで車両前後方向に接合されている後側リンフォースとを備えることを特徴とする車両用ルーフ構造。
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