JP2020098731A - 照明装置 - Google Patents

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Tomoya Seki
智弥 関
文徳 松本
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Abstract

【課題】見栄えがよくデザイン性に優れる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は、発光装置60と、発光装置60を回動可能に支持するヒンジ部40と、ヒンジ部40を介して発光装置60に接続される筐体20とを備える。筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、発光装置60は、筐体20の全体を覆う。【選択図】図1A

Description

本開示は、照明装置に関する。
従来の照明装置として特許文献1には、円筒形状に形成されるセードと、セードに設けられ半導体発光素子によって構成される光源を有する光源ユニットと、設置面に取り付けられるベースとを備える照明器具が開示されている。
特開2018−166026号公報
従来の照明装置のベースとセードとが重なる位置から視た場合に、セードの後ろ側に存在するベースを視認することができるため、人は、照明装置に違和感を覚える。
そこで、見栄えがよくデザイン性に優れた照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る照明装置の一態様は、発光装置と、前記発光装置を回動可能に支持するヒンジ部と、前記ヒンジ部を介して前記発光装置に接続される筐体とを備え、前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが重なる姿勢となる場合に、前記発光装置は、前記筐体の全体を覆う。
本開示の照明装置は、見栄えがよくデザイン性に優れる。
図1Aは、実施の形態1に係る照明装置を例示する斜視図である。 図1Bは、発光装置と筐体とが重なる姿勢の場合の照明装置を例示する正面図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置を例示するブロック図である。 図3Aは、図1のIIIA−IIIA線における照明装置の断面を例示する断面図である。 図3Bは、図1のIIIB−IIIB線における照明装置の断面を例示する断面図である。 図4は、発光装置と筐体とが重なる姿勢の場合の点灯状態と、発光装置と筐体とが実質的に重ならない姿勢の場合の点灯状態とを例示する図である。 図5Aは、実施の形態2に係る発光装置と筐体とが重なる姿勢の場合の点灯状態を例示する断面図である。 図5Bは、実施の形態2に係る発光装置と筐体とが実質的に重ならない姿勢の場合の点灯状態を例示する断面図である。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本開示を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
まず、本実施の形態に係る照明装置について説明する。
(実施の形態1)
[構成]
図1Aは、実施の形態1に係る照明装置1を例示する斜視図である。
図1Aに示すように、照明装置1は、天井、壁等の造営材に取り付けられる装置である。例えば、照明装置1は、スポットライト、ダウンライト等である。照明装置1は、発光装置60を回動させることで、狭角に配光制御した光を照射することで局所的に照明したり、広角に配光制御した光を照射することで周囲を広く照明したりすることができる装置である。発光装置60を回動した場合の別の姿勢のときの、発光装置60の発光面60aを二点鎖線で示す。
図2は、実施の形態に係る照明装置1を例示するブロック図である。図3Aは、図1のIIIA−IIIA線における照明装置1の断面を例示する断面図である。図3Bは、図1のIIIB−IIIB線における照明装置1の断面を例示する断面図である。
図2、図3A及び図3Bに示すように、照明装置1は、取付板10と、筐体20と、ネジ部材30と、ヒンジ部40と、切換入力部50と、発光装置60と、可動部69と、照明制御部71と、電源部72とを備える。
取付板10は、筐体20を所定の姿勢で固定するための固定板である。取付板10は、ボルト等の締結部材によって、造営材の取付面に取り付けられる。取付板10は、矩形状の平板である。取付板10は、例えば、アルミニウム、又は鉄等を主成分とした金属板、樹脂製等の板状の部材である。
取付板10は、取付本体部11と、2つの係止部12とを有する。
取付本体部11は、図示しないパッキンを介して造営材の取付面に固定される。より具体的には、取付本体部11は、造営材とでパッキンを挟むように、造営材の取付面に取り付けられる。取付本体部11は、矩形状の平板である。
2つの係止部12は、取付本体部11に設けられ、取付本体部11と一体的に形成される。2つの係止部12は、取付本体部11の両端に形成される。具体的には、一方の係止部12は、取付本体部11のY軸プラス方向の外周縁と接する位置に形成され、他方の係止部12は、取付本体部11の中心軸から一方の係止部12とは反対側の、取付本体部11のY軸マイナス方向の外周縁と接する位置に形成される。なお、係止部12は3つ以上形成されていてもよい。
各々の係止部12は、取付本体部11に対してZ軸プラス方向に立ち上がる板状の壁である立上部と、立上部の先端から屈曲して取付本体部11の外周縁に向けて傾斜する板状の部材である第1傾斜面部13とを有する。第1傾斜面部13には、ネジ部材30が締結される第1挿通孔13aが形成される。第1傾斜面部13がX−Y平面に対して傾斜している。そのため、ネジ部材30が挿通される第1挿通孔13aの挿通方向は、取付板10の底面に対して傾斜する。
筐体20は、発光モジュール65に電力を供給するための図示しない配線が挿通される容器である。筐体20は、金属製であり、例えば、アルミニウム、又は鉄等を主成分とした部材である。本実施の形態では、筐体20は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
筐体20は、平面視で矩形状の板状の部材である板状部21と、板状部21の外周縁を囲むように、板状部21の外周縁から立上る壁状の部材である側壁部22とを有する。
側壁部22は、2つのネジ孔部23を有する。2つのネジ孔部23は、Y軸方向における筐体20の側壁部22の両側に形成される。具体的には、一方のネジ孔部23は、筐体20のY軸プラス方向の側壁部22に形成され、他方のネジ孔部23は、板状部21の中心軸から一方のネジ孔部23とは反対側の、筐体20のY軸マイナス方向の側壁部22に形成される。なお、ネジ孔部23は3つ以上形成されていてもよい。ネジ孔部23は、取付板10の底面に対して所定の角度で傾斜する第2傾斜面部24を有する。第2傾斜面部24は、第1傾斜面部13と対向する。
第2傾斜面部24がX−Y平面に対して傾斜しているため、ネジ部材30が挿通される第2挿通孔23aの挿通方向は、取付板10の底面に対して傾斜する。より具体的には、一対の第2傾斜面部24は、Z軸マイナス方向に向かって広がる方向に傾斜する。本実施の形態では、第2傾斜面部24の面と平行な直線がX−Y平面に対して傾斜する傾斜角度は、第1傾斜面部13の面と平行な直線がX−Y平面に対して傾斜する傾斜角度と略同一である。また、第2傾斜面部24の内側の面(筐体20の内側の面)と第1傾斜面部13のZ軸プラス方向側の面とが当接する。つまり、Z軸マイナス方向から筐体20を平面視した場合に、第1傾斜面部13とネジ孔部23の第2傾斜面部24とは、重なっている。
また、ネジ孔部23は、筐体20の側壁部22に形成され、側壁部22の外周面から筐体20の中心軸に向かって凹む凹部である。ネジ孔部23には、取付板10と筐体20とを締結するネジ部材30が設けられる。つまり、ネジ部材30が取付板10と筐体20とを締結した状態で、Z軸プラス方向から筐体20を平面視した場合(筐体20を正面から視た場合)に、2つのネジ部材30は、筐体20の側壁部22の外周面から突出していない。つまり、2つのネジ部材30は、ネジ孔部23に隠れて視認できない。ここで、○○を正面から視た場合とは、照明装置1の一面をZ軸プラス方向側から視た場合である。
ネジ部材30は、取付板10と筐体20とを締結するための、ネジ、ボルト等の締結部材であり、例えばシールネジである。ネジ部材30は、取付板10の底面と平行な直線に対して傾斜する角度で筐体20に挿通されることで、取付板10と筐体20とを締結する。ネジ部材30の傾斜はネジ部材30の頭部(ドライバと係合する部分)が筐体20から離れる方向(言い換えれば、Z軸方向と平行な筐体20の中心軸から離れる方向)に傾斜している。
取付作業において、ネジ部材30が傾斜する角度(以下、単に角度ということがある。)が0°に近づくほど、ドライバ及び作業者の手が造営材に接触し易くなり、角度が90°に近づくほど、ドライバ及び作業者の手が発光装置60に接触し易くなる。このため、ネジ部材30の挿通方向と取付板10の底面との角度は、約35°〜約60°である。角度は、約45°〜約55°にすることが好ましい。
図3Aに示すように、ヒンジ部40は、筐体20に対して発光装置60を回動可能に支持する可変機構であり、本実施の形態では、Y軸方向を軸心として回動する。ヒンジ部40による回動角度(回動範囲)は、例えば、発光装置60の発光面60aがX−Y平面と平行な状態からZ−Y平面と平行な状態までの90°の回動角度である。なお、回動角度は、90°に限定されず、90°より大きくてもよく小さくてもよい。
本実施の形態では、ヒンジ部40は、発光装置60の発光面60aが筐体20に対してX−Z平面と平行な方向に回動する、つまり、Y軸方向を軸心として回動するが、これに限定されない。例えば、ヒンジ部40は、発光装置60が筐体20に対してX−Y平面と平行な方向に回動する、つまり、Z軸方向を軸心として回動してもよい。
図2、図3A及び図3Bに示すように、切換入力部50は、ヒンジ部40の回動を検出するセンサである。切換入力部50は、回転センサ、ジャイロセンサ等である。切換入力部50は、ヒンジ部40の回動を検出すると、検出情報を照明制御部71に出力する。なお、検出情報は、例えば、X−Y平面に対するヒンジ部40の回動角度を示す情報を含んでいてもよい。なお、切換入力部50は、センサに限定されず、単に機械式のスイッチ(例えばトグルスイッチ)でもよい。この場合、ヒンジ部40の回動に応じてスイッチが切り替わるように、このスイッチとヒンジ部40とが係合されていてもよい。なお、切換入力部50がヒンジ部40の回動を検出する手段は、他の公知の手段を用いてもよく、これらに限定されない。
図1Bは、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢の場合の照明装置1を例示する正面図である。図1Bに示すように、発光装置60は、照明する光を発する器具である。筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢(詳細については後述するが、以下、第1の姿勢という場合がある。)の場合に、発光装置60は、筐体20の全体を覆う。つまり、照明装置1の一面を視て、筐体20は発光装置60に隠れており、筐体20を視認することができない。発光装置60の投影面積は筐体20の投影面積よりも大きく、筐体20は発光装置60に隠れる。また、筐体20の投影面積は、発光装置60の発光面60aの面積よりも小さくてもよい。
また、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが実質的に重ならない姿勢(詳細については後述するが、以下、第2の姿勢という場合がある。)の場合に、発光装置60の後ろに存在する筐体20を視認できる。
図2、図3A及び図3Bに示すように、発光装置60は、収容体61と、発光モジュール65と、光学部材67とを備える。
収容体61は、直方体状の容器である。具体的には、収容体61の一部が開口する。収容体61は、発光モジュール65、光学部材67等を収容する。収容体61の開口の面積は、発光面60aの面積と同等となる。
また、収容体61には、ヒンジ部40の他端部と接続する支持アーム部41が接続される。ヒンジ部40の回動とともに支持アーム部41が回動することで、収容体61は回動する。
さらに、収容体61は、金属製であり、例えば、アルミニウム、又は鉄等を主成分とした部材である。本実施の形態では、収容体61は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。収容体61は、発光モジュール65から発生した熱を放熱するヒートシンクとして機能してもよい。
発光モジュール65は、照明装置1が周囲を照明するための光を出射する。発光モジュール65は、光を放射状に発するLED(Light Emitting Diode)を有するモジュールである。発光モジュール65は、収容体61の形状に応じて形成され、本実施の形態では矩形状である。
発光モジュール65は、光源65aと、実装基板65bとを有する。
各々の光源65aは、例えば白色光を出射するように構成される。具体的には、各々の光源65aは、COB(Chip On Board)型LEDで構成され、実装基板65bと、実装基板65b上に実装されたベアチップ(LEDチップ)である複数の青色LEDと、それら青色LEDを封止し、黄色蛍光体を含む封止部材とを備える。なお、各々の光源65aは、白色光以外の色の光を出射することができ、白色光には限定されない。
実装基板65bは、複数のLEDを実装するための基板であり、矩形状である。実装基板65bには、複数の光源65aがマトリクス状に実装される。実装基板65bは、例えばセラミックス基板、樹脂基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板等である。また、実装基板65bは、収容体61に固定される。なお、実装基板65bは、金属製板状の取付部材を介して収容体61に固定されてもよい。なお、実装基板65bには、LEDを発光させるために、直流電流を電源部72から受電する一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成される(不図示)。
光学部材67は、透光性の部材である。光学部材67は、例えばアクリル樹脂(PMMA:Polymethyl methacrylate)、ポリカーボネート等の透明樹脂材料、又は、ガラス材料等の透明材料によって形成される。
光学部材67は、収容体61の内部形状に応じた形状に形成される。本実施の形態では、光学部材67は、矩形板状である。光学部材67は、発光モジュール65の光源65aと対向する位置であり、発光モジュール65の光源65aが発する光の主たる光軸上に設けられる。光学部材67は、発光モジュール65と透光カバー70との間に配置され、発光モジュール65と向かい合うように収容体61の内部に固定される。光学部材67は、発光モジュール65よりも収容体61の開口側に配置される。光学部材67は、発光モジュール65が発する光を透光させ、透光した光を透光カバー70に出射させる。
また、光学部材67は、発光モジュール65から入射された光を透光させて、光の向きを制御して光を出射させる配光制御機能を有する。例えば、光学部材67は、凹凸レンズ、フレネルレンズ等である。光学部材67は、筐体20内において、発光モジュール65に近づく方向又は遠ざかる方向に移動可能である。具体的には、光学部材67は、可動部69によって、光学部材67と発光モジュール65との距離が変わる。これにより、光学部材67は、発光モジュール65に近づいたり、発光モジュール65から遠ざかったりすることで、レンズ機能によって光学部材67の発光面60aから出射する光の配光角が変わる。光学部材67におけるレンズの具体的な形状については図示を省略する。本実施の形態では、第1の姿勢の場合に、可動部69が光学部材67を発光モジュール65に近づけることで、光学部材67は、発光面60aから発する光を広角配光に制御する。また、第2の姿勢の場合に、可動部69が光学部材67を発光モジュール65から遠ざけることで、光学部材67は、発光面60aから発する光を挟角配光に制御する。
可動部69は、発光モジュール65と光学部材67との距離を可変する可動機構である。具体的には、可動部69は、ヒンジ部40の回動角度に応じて、つまり筐体20の長さ方向でありX軸方向と発光面60aとの角度に応じて、発光モジュール65と光学部材67との距離を可変する。可動部69は、第1の姿勢の場合に光学部材67を収容体61の底部側に押し込め、第2の姿勢の場合に光学部材67を収容体61の開口に近づける。可動部69の構成は、例えば、収容体61の開口の挿入方向に光学部材67がスライド可能であるため、光学部材67とヒンジ部40の軸部Jとを一対のワイヤ69aで接続し、ヒンジ部40による回動角度に応じて一対のワイヤ69aがヒンジ部40の軸部Jに巻かれることで光学部材67を発光モジュール65に近づけたり、光学部材67と発光モジュール65との間に配置された一対のバネ69bによって光学部材67を発光モジュール65から遠ざけたりする。一方のワイヤ69a及び一方のバネ69bは、実装基板65bの一方端部に接続され、他方のワイヤ69a及び他方のバネ69bは、実装基板65bの他方端部に設けられる。なお、可動部69は、これに限定されず、公知の機構を用いて、光学部材67と発光モジュール65との間の距離を可変させてもよい。
なお、可動部69を備えることが必須の構成要件ではなく、照明装置1は、可動部69を備えていなくてもよい。この場合、光学部材67は、収容体61内において、スライドしなくてもよい。このため、照明装置1が光学部材67を備えていなくてもよく、照明装置1が出射する光の配光角を変更させる配光制御機能を有していなくてもよい。
透光カバー70は、透光性の部材である。透光カバー70は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート等の透明樹脂材料、又は、ガラス材料等の透明材料によって形成される。
透光カバー70は、収容体61の内部形状に応じた形状に形成され、平面視で矩形の平板状である。透光カバー70は、発光装置60の発光面60aを形成する。透光カバー70の被係合部が収容体61の係合部と係合することで、透光カバー70は、収容体61の開口を塞ぐように固定される。透光カバー70は、収容体61の開口を封止する蓋の役割を果たす。
透光カバー70は、光学部材67と対向する位置、つまり、発光モジュール65の光源65aが発する光の主たる光軸上に設けられる。透光カバー70は、光学部材67の発光モジュール65側とは反対側に配置され、光学部材67と向かい合うように収容体61に固定される。透光カバー70は、光学部材67を透光した発光モジュール65が発する光をさらに透光させ、透光した光を発光装置60の外側に出射させる。
なお、透光カバー70は、発光モジュール65から入射された光を拡散させる光拡散機能を有していてもよい。例えば、透光カバー70は、光拡散材が内部又は表面に分散された乳白色の部材、表面に微小な凹凸加工を施すことで形成した部材等であってもよい。
電源部72は、発光モジュール65に電力を供給する電源回路が内蔵されたモジュールである。電源部72に内蔵された電源回路は、電源部72に接続された配線から供給された交流電流を直流電流に変換し、変換した直流電流を、リード線を介して発光モジュール65の光源65aに供給する。
また、照明制御部71は、発光モジュール65の点灯状態を制御するコントローラである。具体的には、照明制御部71は、切換入力部50から取得した検知情報に基づいて、発光装置60が発する光を第1色温度に切り換えたり、第1色温度と異なる第2色温度に切り換えたりする。第1の姿勢となる場合に、照明制御部71は、発光装置60の発光モジュール65が第2色温度の光を発するように制御する。また、第2の姿勢となる場合に、照明制御部71は、発光モジュール65が第1色温度の光を発するように制御する。
ここで、本実施の形態では、第1色温度は約5000〜7000K(昼白色)であり、第2色温度は約2700〜3700K(電球色)である。
また、照明制御部71は、筐体20に対する発光装置60の姿勢(筐体20と発光面60aとの角度)に応じて色温度を変化させてもよい。つまり、この角度が大きくなればなるほど、発光モジュール65が発する光の色温度を次第に高めてもよい。なお、照明制御部71は、この角度が大きくなればなるほど、発光モジュール65が発する光の色温度を次第に低下させてもよい。
また、照明制御部71は、発光モジュール65の点灯及び消灯を制御することもできる。
なお、照明制御部71は、筐体20に対する発光装置60の姿勢に応じて色温度を変更するが、筐体20に対する発光装置60の姿勢が変わっても色温度を変更しなくてもよい。
[筐体20と発光装置60との姿勢]
図1B及び図4の(a)は、照明装置1をZ軸プラス方向から視た場合に、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢であり、発光装置60が筐体20の全体を覆う。この場合に、筐体20と発光装置60の発光面60aとの角度、つまり筐体20の長さ方向でありX軸方向と発光面60aとの角度が約0°であり、筐体20の長さ方向でありX軸方向と発光面60aとが実質的に平行の状態(以下、筐体20と発光面60aとが平行の状態ということがある)にある。このように、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢を第1の姿勢と定義する。実質的に平行の状態とは、筐体20と発光面60aとが平行な状態の場合、又は、筐体20と発光面60aとが平行な状態と同視できる場合である。
また、図1A及び図4の(b)は、照明装置1をZ軸プラス方向から視た場合に、発光装置60と筐体20とが実質的に重ならない姿勢であり、発光装置60が筐体20を覆っていない。この場合に、筐体20の長さ方向でありX軸方向と発光面60aとの角度が約90°であり、筐体20の長さ方向でありX軸方向と発光面60aとが実質的に直交の状態(以下、筐体20と発光面60aとが直交の状態ということがある)にある。このように、発光装置60と筐体20とが実質的に重ならない姿勢を第2の姿勢と定義する。実質的に重ならない姿勢とは、照明装置1をZ軸プラス方向から視た場合に、発光装置60と筐体20とが完全に重ならない姿勢だけでなく、発光装置60と筐体20とが僅かに重なる姿勢も含む。実質的に直交の状態とは、筐体20と発光面60aとが直交の状態の場合、又は、筐体20と発光面60aとが直交な状態と同視できる場合である。
図1A、図4の(a)及び図4の(b)に示されるように、発光装置60は、筐体20に対しヒンジ部40を介してY軸方向周りに回動する。
本実施の形態では、発光装置60は、第1の姿勢の場合に広角に配光制御され、かつ、電球色の光を発する。また、発光装置60は、第2の姿勢の場合に狭角に配光制御され、かつ、電球色の光を発する。このように、この照明装置1では、筐体20に対する発光装置60の姿勢に応じて発する光を変更する。
[作用効果]
次に、本実施の形態における照明装置1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明装置1は、発光装置60と、発光装置60を回動可能に支持するヒンジ部40と、ヒンジ部40を介して発光装置60に接続される筐体20とを備える。筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、発光装置60は、筐体20の全体を覆う。
従来では、照明装置の一面を視て発光装置と筐体とが重なる姿勢となる場合に、発光装置が筐体の全体を覆うことができていない。このため、発光装置が発光しても発光装置の後ろ側に存在する筐体を視認することができてしまうため、人は、違和感を覚える。
しかし、この照明装置1では、筐体20の一面を視て発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、発光装置60が筐体20の全体を覆うため、人は、発光装置60の裏に隠れた筐体20を視認できなくなる。
したがって、この照明装置1は、見栄えがよくデザイン性に優れる。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、さらに、当該照明装置1を取り付けるための取付面に対して傾斜する角度で、筐体20を取付面に固定するネジ部材30を備える。
これによれば、筐体20に対して斜め側からドライバを用いて筐体20を取付面に固定することができる。このため、照明装置1を取付面に取り付け易い。その結果、取付作業における作業者の作業効率の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、ネジ部材30は、発光装置60の外周縁よりも内側に配置される。
これによれば、照明装置1の一面を視た場合に、ネジ部材30が発光装置60に隠れてしまうため、見栄えが良くなる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、筐体20は、板状部21と、板状部21の外周縁を囲むように、板状部21の外周縁から立上る側壁部22とを有する。そして、ネジ部材30は、取付面に対して傾斜する角度で側壁部22に挿通されることで、筐体20を取付面に固定する。
これによれば、筐体20に対して斜め方向からネジ部材30を挿入することができるため、発光装置60が邪魔にならず、照明装置1を取付面に取り付け易い。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、発光装置60は、発光モジュール65と、発光モジュール65が発する光を配光制御する光学部材67と、発光モジュール65に対する光学部材67の位置を変更する可動部69とを備える。そして、可動部69は、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが実質的に重ならない姿勢となる場合に、発光装置60が発する光の配光角が第1配光角となるように、光学部材67を第1位置に移動させ、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、発光装置60が発する光の配光角が第1配光角と異なる第2配光角となるように、光学部材67を第1位置と異なる第2位置に移動させる。
これによれば、筐体20に対する発光装置60の姿勢を変更させるだけで、照明装置1は、配光角の異なる光を出射することができる。これにより、照明装置1は、使用者の用途に応じた照明をすることができるため、使い勝手がよい。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、さらに、発光装置60が発する光を第1色温度と、第1色温度と異なる第2色温度とに切り換える照明制御部71を備える。また、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが実質的に重ならない姿勢となる場合に、発光装置60は、第1色温度の光を発する。そして、筐体20の一面を視て、発光装置60と筐体20とが重なる姿勢となる場合に、発光装置60は、第2色温度の光を発する。
これによれば、筐体20に対する発光装置60の姿勢を変更させるだけで、照明装置1は、色温度の異なる光を出射することができる。これにより、照明装置1は、使用者の用途に応じた照明をすることができるため、使い勝手がよい。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る照明装置200について説明する。
[構成]
図5Aは、実施の形態2に係る発光装置210と筐体10とが重なる姿勢の場合の点灯状態を例示する断面図である。図5Bは、実施の形態2に係る発光装置210と筐体10とが実質的に重ならない姿勢の場合の点灯状態を例示する断面図である。
本実施の形態の照明装置200の発光装置は、導光板を用いた発光装置である点等で実施の形態1と異なる。本実施の形態の照明装置200の構成は、特に明記しない場合、実施の形態1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
発光装置210は、導光板211と、収容体220と、発光モジュール230とを有する。
導光板211は、発光モジュール230が発した光が入射し、この光を導光させる光学部材である。導光板211は、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の樹脂又はガラス等の透光性の部材であるが、透光性があればその他どのような材料で形成されてもよい。なお、導光板211の形状は、矩形状に限らず、円盤状でもよく、多角形状など、他の形状でもよい。
導光板211は、出射面210aと、対向面210bと、入射面210cとを有する。
出射面210aは、導光板211における略均一な平面をなしている。出射面210aは、導光板211を導光した光が出射する面であり、対向面210bで反射した光が出射する。
対向面210bは、出射面210aと対向する反対側の面である。対向面210bは、導光板211における、入射面210cと直交する面であり、略均一の平面をなしている。対向面210bは、入射面210cから導かれた光を出射面210aに向けて反射する複数の配光制御部212を有する。
配光制御部212は、複数の凸部又は複数の凹部で構成されている。凹部又は凸部は、例えば円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状、角柱状等である。本実施の形態では、配光制御部212は、三角錐状の凹部であり、所定の規則で配列されている。配光制御部212は、基材に対してレーザー加工により掘削してもよく、金型成型により製造してもよい。なお、配光制御部212の密度は、入射面210cから遠ざかるにつれて高くてもよい。
入射面210cは、出射面210aの端縁と対向面210bの端縁とを接続する面であり、導光板211の側面である。入射面210cは、各々の光源232の発する光が入射する面である。
収容体220は、導光板211の入射面210cを覆う長尺の筐体であり、導光板211の入射面210c側の端縁に固定される。収容体220は、発光モジュール230が発する光を入射面210cに入射させるように発光モジュール230を支持し、かつ収容する収容体である。
発光モジュール230は、収容体220に収容される。発光モジュール230は、導光板211の入射面210cに向けて光を出射する姿勢、つまり、入射面210cと光源232の主たる光軸とが交差するように配置される。発光モジュール230の実装基板231は、Y軸方向に長尺状であり、光源232が等間隔にY軸方向に並ぶように実装する。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
(その他変形例)
以上、本開示に係る照明装置について、実施の形態1、2に基づいて説明したが、本開示は、上記の各実施の形態1、2に限定されるものではない。
例えば、上記の各実施の形態1、2において、電源部は、造営材における取付面とは反対側に設けられるが、収容体に収容されてもよく、筐体に収容されていてもよい。
また、上記の各実施の形態1、2において、照明装置をZ軸プラス方向から視た場合に、第2の姿勢では発光装置と筐体とが重ならないが、第2の姿勢では発光装置と筐体とが重なる姿勢、つまり、筐体と発光面とが交差する姿勢となってもよい。
また、上記の各実施の形態1、2において、照明制御部は、筐体に収容されていてもよく、収容体に収容されていてもよい。
なお、上記の各実施の形態1、2に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態1、2における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 照明装置
20 筐体
21 板状部
22 側壁部
30 ネジ部材
40 ヒンジ部
60 発光装置
65 発光モジュール
69 可動部
71 照明制御部

Claims (6)

  1. 発光装置と、
    前記発光装置を回動可能に支持するヒンジ部と、
    前記ヒンジ部を介して前記発光装置に接続される筐体とを備え、
    前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが重なる姿勢となる場合に、前記発光装置は、前記筐体の全体を覆う
    照明装置。
  2. さらに、当該照明装置を取り付けるための取付面に対して傾斜する角度で、前記筐体を前記取付面に固定するネジ部材を備える
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが重なる姿勢となる場合に、前記ネジ部材は、前記発光装置の外周縁よりも内側に配置される
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記筐体は、板状部と、前記板状部の外周縁を囲むように、前記板状部の外周縁から立上る側壁部とを有し、
    前記ネジ部材は、前記取付面に対して傾斜する角度で前記側壁部に挿通されることで、前記筐体を前記取付面に固定する
    請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記発光装置は、発光モジュールと、前記発光モジュールが発する光を配光制御する光学部材と、前記発光モジュールに対する前記光学部材の位置を変更する可動部とを備え、
    前記可動部は、
    前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが実質的に重ならない姿勢となる場合に、前記発光装置が発する光の配光角が第1配光角となるように、前記光学部材を第1位置に移動させ、
    前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが重なる姿勢となる場合に、前記発光装置が発する光の配光角が前記第1配光角と異なる第2配光角となるように、前記光学部材を前記第1位置と異なる第2位置に移動させる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. さらに、前記発光装置が発する光を第1色温度と、前記第1色温度と異なる第2色温度とに切り換える照明制御部を備え、
    前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが実質的に重ならない姿勢となる場合に、前記発光装置は、前記第1色温度の光を発し、
    前記筐体の一面を視て、前記発光装置と前記筐体とが重なる姿勢となる場合に、前記発光装置は、前記第2色温度の光を発する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114198654A (zh) * 2021-12-14 2022-03-18 颐通(台州)贸易有限公司 一种多功能应急照明灯

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