JP2020098688A - 蓄電装置 - Google Patents

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真也 木村
木下 恭一
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Abstract

【課題】電極組立体のスプリングバックが発生したとしてもタブ群とケース本体との間の絶縁性を維持することができる蓄電装置を提供すること。【解決手段】電極組立体12と、ケース本体13及び蓋14を有するケース11と、絶縁シート40と、を備えた二次電池10であって、各タブ群25a,28aは、基端部29aを備え、絶縁シート40は、電極組立体12の両端面12cを覆う一対の端面被覆部41,41と、一対の端面被覆部41,41に連続するとともに各タブ群25a,28aとケース本体13との間に位置するはみ出し部44と、を備え、はみ出し部44には、電極組立体12の一端面12aと平行をなす方向に沿って複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvが交互に設けられ、山折り線Lm及び谷折り線Lvは、はみ出し部44が電極組立体12の一端面12aとの境界部分からはみ出し部44の先端44aにかけて蛇腹形状をなすように設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
従来、特許文献1に記載されるような蓄電装置が知られている。
上記の蓄電装置は、シート状の正極及びシート状の負極が絶縁された状態で積層された電極組立体と、電極組立体を収容するケースとを備えている。電極組立体は、電極の一辺の一部から突出したタブを同じ極性同士で寄せ集めたタブ群を有している。タブ群は、電極組立体の積層方向一端寄りにタブが寄せ集められた基端部と、基端部から電極組立体の積層方向他端寄りに向けて延出する延出部とを備えている。ケースは、有底筒状のケース本体と、ケース本体の開口部を閉塞する蓋とを備えている。
また、上記の蓄電装置は、電極組立体とケース本体との間を絶縁する絶縁シートを備えている。電極組立体の電極が積層されている方向を積層方向とすると、絶縁シートは、電極組立体の積層方向の両端面を覆う一対の端面被覆部と、電極組立体においてタブ群が存在している一端面と反対側に位置する他端面を覆うとともに一対の端面被覆部に連続する底面被覆部とを備えている。また、絶縁シートは、電極組立体の両端面及び電極組立体の一端面に直交する電極組立体の両側面を覆う一対の側面被覆部と、を備えている。また、絶縁シートは、電極組立体の一端面からタブ群の突出方向にはみ出したはみ出し部を備えている。はみ出し部は、一対の端面被覆部及び一対の側面被覆部に連続しており、タブ群と導電部材とを取り囲むように配置されることで電極組立体とケース本体との絶縁性を向上させている。
特開2015−32549号公報
ところで、正極及び負極の積層方向における電極組立体の厚さが増大するスプリングバックが発生することが考えられる。これに伴い、電極組立体を覆う絶縁シートのはみ出し部が電極組立体の積層方向の両端面とケース本体の内側面との間に入り込んでしまうことで、電極組立体のタブ群とケース本体の内側面との絶縁性が低下する。ここで、はみ出し部を蓋に向けて延ばすことが考えられるが、はみ出し部を単に延ばすとケース本体と蓋との組み付けに干渉してしまうことが考えられる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、電極組立体のスプリングバックが発生したとしてもタブ群とケース本体との間の絶縁性を維持することができる蓄電装置を提供することである。
上記課題を解決する蓄電装置は、正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、且つ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、前記電極組立体を収容する有底筒状のケース本体及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、前記電極組立体と前記ケース本体との間に設けられることにより前記電極組立体と前記ケース本体とを絶縁する絶縁シートと、を備えた蓄電装置であって、前記タブ群は、前記電極の積層方向の一端寄りに前記タブが寄せ集められた基端部と、前記基端部から前記電極の積層方向の他端寄りに向けて延出する延出部と、を備え、前記絶縁シートは、前記電極の積層方向における前記電極組立体の両端面を覆う一対の端面被覆部と、前記一対の端面被覆部と連続するとともに前記電極組立体の前記タブ群が存在する一端面と反対側に位置する他端面を覆う底面被覆部と、前記一対の端面被覆部のうち前記タブ群の前記基端部寄りに設けられている前記端面被覆部に少なくとも連続するとともに前記タブ群と前記ケース本体との間に位置するはみ出し部と、を備え、前記電極組立体の前記両端面を前記一対の端面被覆部により覆った状態において、前記はみ出し部には、前記電極組立体の前記一端面から前記蓋に向かう方向において前記電極の積層方向から見て山折りとなる山折り部と前記電極の積層方向から見て谷折りとなる谷折り部とが隣り合うように設けられている。
これによれば、絶縁シートのはみ出し部は、山折り部及び谷折り部により蛇腹形状をなしている。すなわち、はみ出し部の高さを電極組立体のスプリングバックが発生してもはみ出し部がタブ群とケース本体との間に配置されるように長くしつつ、且つケース本体と蓋との組み付けに干渉しない高さに設定する設定することが可能となる。したがって、電極組立体のスプリングバックが発生したとしてもタブ群とケース本体との間の絶縁性を維持することができる。
上記の蓄電装置において、前記はみ出し部には、前記電極組立体の前記一端面と平行をなす方向に沿って山折り線が形成されることで前記山折り部が設けられ、前記電極組立体の前記一端面と平行をなす方向に沿って谷折り線が形成されることで前記谷折り部が設けられる。
これによれば、山折り線及び谷折り線により山折り部及び谷折り部を保持する保持力を向上させることができる。したがって、はみ出し部が蓋に向かって延び難くなることからケース本体と蓋との組み付けに対するはみ出し部の干渉をより抑制できる。
上記の蓄電装置において、前記はみ出し部は、前記端面被覆部の全長に亘って連続しているとよい。
これによれば、はみ出し部はタブ群とケース本体の内側面との間だけでなく端面被覆部の全長に亘って設けられている。はみ出し部がタブ群とケース本体の内側面との間にのみ設けられている場合と比較して、山折り部及び谷折り部の長さが長くなる。そのため、はみ出し部に山折り部及び谷折り部を設けると、山折り部及び谷折り部の長さが長くなる分だけはみ出し部を蛇腹形状に維持する保持力が強くなる。したがって、はみ出し部が蓋に向かって延び難くなることからケース本体と蓋との組み付けに対するはみ出し部の干渉をより抑制できる。
上記の蓄電装置において、前記はみ出し部は、前記一対の端面被覆部に連続しているとよい。
これによれば、タブ群とケース本体との絶縁性をより向上させることができる。
この発明によれば、電極組立体のスプリングバックが発生したとしてもタブ群とケースとの間の絶縁性を維持することができる。
二次電池の第1実施形態を示す分解斜視図。 二次電池を示す部分断面図。 電極組立体の分解斜視図。 二次電池を示す正面図。 二次電池の分解斜視図。 (a),(b)は、はみ出し部の山折り線及び谷折り線に形成方法を示した概略図。 (a),(b)は、絶縁シートのはみ出し部の作用を示した断面図。 二次電池の第2実施形態における絶縁シートのはみ出し部の変更例を示した正面図。 絶縁シートのはみ出し部の変更例を示した斜視図。 (a),(b)は変更例における山折り部及び谷折り部を示した断面図。 (a),(b)は変更例における山折り部及び谷折り部を示した断面図。
<第1の実施形態>
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10はケース11を備え、ケース11には電極組立体12が収容されている。ケース11は、電極組立体12を収容する有底筒状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する板状の蓋14とを備えている。また、ケース11はケース本体13の開口部13aの周縁と蓋14の周縁とを溶接することにより形成される溶接部Y(図2参照)を備えている。蓋14には圧力開放弁16(図1参照)が設けられている。圧力開放弁16は、蓋14の中央部に設けられている。圧力開放弁16は、蓋14の外面よりも凹んだ凹部の底に設けられている。圧力開放弁16は、ケース11内の圧力が予め規定された圧力に達すると開裂してケース11内の圧力をケース11外に開放する。なお、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
また、二次電池10は、絶縁シート40を備えている。絶縁シート40は、電極組立体12を覆うように設けられている。絶縁シート40は、電極組立体12とケース本体13との間に設けられることにより電極組立体12とケース本体13とを絶縁している。絶縁シート40は、樹脂により構成されている。
図3に示すように、電極組立体12は、シート状の複数の正極20と、シート状の複数の負極21と、シート状の複数のセパレータ22とを備えている。電極組立体12は、正極20と負極21との間にセパレータ22を介在させて、且つ正極20及び負極21が相互に絶縁された状態で積層した層状構造をなしている。なお、正極20及び負極21は電極の一例である。
正極20は、平面視で矩形をなすシート状の正極金属箔(例えばアルミニウム箔)23と、正極金属箔23の両面に存在する正極活物質層24とを有している。正極20は、一対の長辺に沿う縁部のうち一方の縁部にタブ側縁部20aを備えている。正極20は、タブ側縁部20aの一部から突出したタブとしての正極タブ25を有している。正極タブ25は、正極金属箔23そのもので構成されている。
負極21は、平面視で矩形をなすシート状の負極金属箔(例えば銅箔)26と、負極金属箔26の両面に存在する負極活物質層27とを有している。負極21は、一対の長辺に沿う縁部の一方の縁部にタブ側縁部21aを備えている。負極21は、タブ側縁部21aの一部から突出したタブとしての負極タブ28を有している。負極タブ28は、負極金属箔26そのもので構成されている。複数の正極タブ25及び複数の負極タブ28は、正極20及び負極21が積層された状態で、正極タブ25と負極タブ28とが重ならない位置に存在する。セパレータ22は、絶縁性を有し、正極20と負極21とを絶縁する。正極20と負極21が積層される方向を電極の積層方向とする。なお、正極活物質層24及び負極活物質層27は、その密度を上げるために例えばプレス加工によって正極金属箔23及び負極金属箔26に対して押圧されることで形成される。
図2に示すように、電極組立体12は、タブ群としての正極タブ群25a及び負極タブ群28aを備えている。各タブ群25a,28aは、図3に示す複数の正極タブ25及び複数の負極タブ28が電極(正極20及び負極21)の積層方向の一端寄りに寄せ集められ、同じ極性同士で積層されることで構成されている。
各タブ群25a,28aは、それぞれ電極組立体12の電極の積層方向の一端寄りに基端部29aを備えている。基端部29aは、各タブ群25a,28aを電極組立体12の電極の積層方向の一端寄りに寄せ集められることで構成されている。また、各タブ群25a,28aは、基端部29aから電極組立体12の電極の積層方向の他端寄りに向けて延出する延出部29bを備えている。延出部29bは、各タブ群25a,28aの複数の正極タブ25及び複数の負極タブ28が溶接されることで導電部材17に固定されている。各タブ群25a,28aは、それぞれ延出部29bの先端寄りに電極の積層方向の他端寄りから一端寄りに向けて折り返された先端側曲げ部29cを備えている。なお、導電部材17は、正極20及び負極21のそれぞれに対向する正極導電部材と負極導電部材とにより構成されている。また、電極組立体12の各タブ群25a,28aが存在する一端面12aは、図3に示すタブ側縁部20a,21aとセパレータ22の縁部とを寄せ集めることで構成されている。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体12と電気を授受する電極端子15を備えている。電極端子15は、それぞれ蓋14に固定されている。電極端子15は、引出端子19aを備えている。引出端子19aは、蓋14の上面14bよりも外側に突出している。ここで、電極端子15は、それぞれ正極20及び負極21に対応する正極端子及び負極端子を備えている。また、引出端子19aは、正極20及び負極21に対応する正極引出端子及び負極引出端子を備えている。
図4に示すように、引出端子19aは、同じ極性を有する導電部材17と接合されている。導電部材17は、各タブ群25a,28aと接合されている。これにより、電極端子15は、導電部材17及び各タブ群25a,28aを介して電極組立体12と電気的に接続されている。導電部材17は、蓋14の下面14aと電極組立体12の一端面12aとの間に配置されている。電極端子15のそれぞれは、蓋14の上面14bで引出端子19aと電気的に接続された端子接続部材19bと、蓋14の外側で端子接続部材19bと電気的に接続された外部接続端子19cとを備えている。電極端子15は、端子接続部材19b及び外部接続端子19cを蓋14から絶縁する外側絶縁部材19dを蓋14の上面14bに備えている。なお、ケース11内において、引出端子19a及び導電部材17と蓋14とは内側絶縁部材34により絶縁されている。
図2に示すように、二次電池10は、ケース11内において電極組立体12の一端面12aと蓋14の下面14aとの間に位置する絶縁カバー30を備えている。絶縁カバー30は、樹脂製である。絶縁カバー30は、各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29c側から導電部材17に対して装着されている。絶縁カバー30は、蓋14側から見て矩形(図1参照)をなす板状の第1部位31と、電極組立体12側から見て矩形(図1参照)をなす板状の第2部位32と、第1部位31の長辺方向に沿う一辺と第2部位32の長辺方向に沿う一辺とを接続する第3部位33とを備えている。絶縁カバー30は、第1部位31及び第2部位32の有する両面が蓋14の下面14aに沿うように設けられている。
絶縁カバー30の第1部位31は、蓋14の下面14aと導電部材17との間に設けられている。よって、第1部位31は、蓋14と導電部材17とを絶縁している。第1部位31は導電部材17に支持されている。
絶縁カバー30の第2部位32は、電極組立体12の一端面12aと、各タブ群25a,28aにおける延出部29bにおける一端面12aと対向している延出端面29eとの間に設けられている。また、第2部位32は、電極組立体12の一端面12aと各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29cとの間に設けられている。そのため、先端側曲げ部29cは、導電部材17と、第2部位32と、第3部位33とで区画される空間に入り込んだ状態となる。
絶縁カバー30の第3部位33は、各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29cを電極組立体12の電極の積層方向の他端寄りから覆っている。第3部位33は、電極の積層方向において、各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29cと、ケース本体13の内側面13bとの間に設けられている。よって、各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29cとケース本体13とは第3部位33によって絶縁されている。
図5に示すように、絶縁シート40は、一対の端面被覆部41,41と、底面被覆部42と、一対の側面被覆部43,43とを備えている。一対の端面被覆部41,41は、電極組立体12の電極の積層方向における両端面12cを覆う部分である。底面被覆部42は、電極組立体12の一端面12aと反対側に位置する他端面12bを覆う部分である。一対の側面被覆部43,43は、電極組立体12の両端面12cと電極組立体12の一端面12aとに直交する電極組立体12の両側面12dを覆う部分である。また、一対の端面被覆部41,41と、底面被覆部42と、一対の側面被覆部43,43はそれぞれ連続している。絶縁シート40は、一対の端面被覆部41,41に連続するはみ出し部44を備えている。
図2に示すように、はみ出し部44は、一対の端面被覆部41,41のうち各タブ群25a,28aの基端部29a寄りに設けられている端面被覆部41、及び一対の端面被覆部41,41のうち各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29c寄りに配置されている端面被覆部41に連続している。はみ出し部44は、絶縁シート40で電極組立体12を覆った状態で電極の積層方向において各タブ群25a,28aに対向する位置に設けられている。絶縁シート40で覆われた電極組立体12がケース本体13の内部に収容された状態で絶縁シート40のはみ出し部44は、各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間に位置している。
図4に示すように、絶縁シート40のはみ出し部44は、電極組立体12の長辺方向において各タブ群25a,28aを覆うことができるように所定幅を有している。このように構成されたはみ出し部44は、各タブ群25a,28aとケース本体13との間を絶縁する機能を有している。
次に、絶縁シート40のはみ出し部44の構成についてより詳細に説明する。
図2に示すように、電極組立体12の両端面12cを一対の端面被覆部41,41により覆った状態を考える。絶縁シート40のはみ出し部44には、電極組立体12の一端面12aから蓋14に向かう方向において電極組立体12の電極の積層方向から見て山折りとなる山折り部45と、電極組立体12の電極の積層方向から見て谷折りとなる谷折り部46とが隣り合うように設けられている。
図2及び図4に示すように、絶縁シート40のはみ出し部44には、山折り線Lmが形成されることで山折り部45が設けられ、谷折り線Lvが形成されることで谷折り部46が設けられている。より詳しくは、絶縁シート40のはみ出し部44には、3本の山折り線Lmと4本の谷折り線Lvが交互に設けられている。山折り線Lm及び谷折り線Lvは、電極組立体12の一端面12aと平行をなす方向に沿って設けられている。本実施形態において山折り線Lmは、電極組立体12の電極の積層方向の外側から見たときにはみ出し部44が山折りをなすように設けられた線である。また、谷折り線Lvは、電極組立体12の電極の積層方向の外側から見たときにはみ出し部44が谷折りをなすように設けられた線である。なお、山折り部45(山折り線Lm)は、電極組立体12の電極の積層方向の内側から見たときにはみ出し部44が山折りをなすように設けられていてもよい。また、谷折り部46(谷折り線Lv)は、電極組立体12の電極の積層方向の内側からみたときにはみ出し部44が谷折りをなすよう設けられていてもよい。
図2に示すように、山折り部45(山折り線Lm)及び谷折り部46(谷折り線Lv)は、はみ出し部44が電極組立体12の一端面12aとの境界部分からはみ出し部44の先端44aにかけて蛇腹形状をなすように設けられている。具体的には、はみ出し部44には、電極組立体12の一端面12aとの境界部分から所定間隔Sを空けて第1谷折り線Lv1が設けられている。はみ出し部44は、第1谷折り線Lv1により所定角度で各タブ群25a,28aに向けて延びている。また、はみ出し部44は、第1谷折り線Lv1によりケース本体13に向けて所定角度で延びる部分を有している。はみ出し部44には、第1谷折り線Lv1から所定間隔Sを空けて第1山折り線Lm1が設けられている。はみ出し部44は、第1山折り線Lm1により各タブ群25a,28aに向けて所定角度で延びる部分を有している。残りの山折り線Lm及び谷折り線Lvは、同様にはみ出し部44に所定間隔S毎に交互に設けられている。そのため、はみ出し部44には、所定角度で各タブ群25a,28aに向けて延びる部分と、所定角度でケース本体13に向けて延びる部分とが交互に設けられている。なお、本実施形態において、はみ出し部44に山折り線Lm及び谷折り線Lvが設けられた状態で、はみ出し部44の先端44aは、各タブ群25a,28aからケース本体13に向けて延びている。
図6(a)及び図6(b)に示すように、はみ出し部44の複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvは、熱プレスにより形成される。具体的には、第1型101と、第2型102とによりはみ出し部44の両面を挟み込むことではみ出し部44に複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvを形成する。このとき、第1型101及び第2型102には、第1型101と第2型102を重ね合わせたときに互いに噛み合う複数の歯103が設けられている。第1型101の複数の歯103は、電極の積層方向の外側から見てはみ出し部44の谷折り線Lvに対応する位置に形成されている。第2型102の複数の歯103は、電極の積層方向の外側から見てはみ出し部44の山折り線Lmに対応する位置に形成されている。第1型101及び第2型102は、はみ出し部44を挟み込むときには既に十分に加熱されている状態である。そのため、はみ出し部44を第1型101及び第2型102で挟みこむことではみ出し部44に複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvが形成され、山折り部45及び谷折り部46が隣り合うように設けられることではみ出し部44が蛇腹形状となる。
ここで、電極組立体12の一端面12aからのはみ出し部44の高さと、所定間隔Sについて説明する。
本実施形態の正極20及び負極21の正極活物質層24及び負極活物質層27は、プレス加工により正極金属箔23及び負極金属箔26に対して押圧されることで形成されている。そのため、正極20及び負極21を積層することで構成される電極組立体12をケース本体13に対して挿入した後、正極活物質層24及び負極活物質層27が電極の積層方向に厚さが戻るようにスプリングバックすることが考えられる。すなわち、電極の積層方向において電極組立体12の厚さが増大することがある。これに伴い、電極組立体12を覆う絶縁シート40の一対の端面被覆部41,41は、電極組立体12の両端面12cによってケース本体13の内側面13bに向けて押圧される。このとき、一対の端面被覆部41,41は、底面被覆部42と連続しているため一対の端面被覆部41,41がケース本体13の内側面13bに向けて押圧されると一対の端面被覆部41,41が電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むように変形する。ひいては、一対の端面被覆部41,41とともにはみ出し部44も電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むように変形する。このような事象に鑑みて、本実施形態のはみ出し部44の電極組立体12の一端面12aからの高さは、電極組立体12のスプリングバックにより電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むはみ出し部44の長さを予め実験的に確認している。そして、はみ出し部44の電極組立体12の一端面12aからの高さは、電極組立体12にスプリングバックが発生したとしても絶縁シート40のはみ出し部44が電極組立体12の各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間に位置するように設定されている。また、電極組立体12の一端面12aからのはみ出し部44の高さは、ケース本体13と蓋14との溶接部Yに発生する熱により溶融しない程度に設定されている。加えて、電極組立体12の一端面12aからのはみ出し部44の高さは、蓋14をケース本体13に固定したときに蓋14の下面14aに接触しない程度に設定されている。
本実施形態のはみ出し部44は、複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvにより蛇腹状をなしているが、例えば複数の山折り線Lm及び複数の谷折り線Lvが割愛されたはみ出し部44を採用する場合を考える。この場合、はみ出し部44の高さを上記した3つの観点で設定するとき、3つの観点のうちいずれかが満足できない可能性がある。そのため、本実施形態の所定間隔Sは、上記した3つの観点を満たすように電極組立体12の一端面12aからのはみ出し部44の高さを調整できるように設定されている。
本実施形態の作用について説明する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、電極組立体12のスプリングバックによって電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むはみ出し部44の長さが例えば所定間隔Sの4つ分の長さ4Sであることが予め確認されている場合を具体的に考える。本実施形態において、はみ出し部44の2つの谷折り線Lv及び1つの山折り線Lmが電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むようにはみ出し部44が引き延ばされる。そのため、はみ出し部44の先端44a寄りの2つの谷折り線Lvと1つの山折り線Lmとが電極組立体12の各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間に位置する。よって、電極組立体12のスプリングバックが発生したとしてもはみ出し部44が電極組立体12の各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間に配置された状態となり、電極組立体12の各タブ群25a,28aとケース本体13との間の絶縁性が維持される。なお、電極組立体12のスプリングバックによって電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むはみ出し部44の長さが所定間隔Sの4つ分の長さ4Sである場合を考えたが、これに限らない。電極組立体12のスプリングバックによって電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むはみ出し部44の長さは、正極20及び負極21の正極活物質層24及び負極活物質層27に用いられる材質によって変わる可能性がある。そのため、正極活物質層24及び負極活物質層27の材質によって電極組立体12の両端面12cとケース本体13の内側面13bとの間に入り込むはみ出し部44の長さを予め確認し、はみ出し部44の高さ及び所定間隔Sを設定することが好ましい。
本実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1−1)本実施形態では、絶縁シート40のはみ出し部44は、電極組立体12の一端面12aとの境界部分から複数の山折り部45(山折り線Lm)及び複数の谷折り部46(谷折り線Lv)により蛇腹形状をなしている。すなわち、はみ出し部44の高さを電極組立体12のスプリングバックが発生してもはみ出し部44が各タブ群25a,28aとケース本体13との間に配置されるように長くしつつ、且つケース本体13と蓋14との組み付けに干渉しない高さに設定することが可能となる。したがって、電極組立体12のスプリングバックが発生したとしても各タブ群25a,28aとケース本体13との間の絶縁性を維持することができる。
(1−2)本実施形態では、山折り線Lm及び谷折り線Lvにより山折り部45及び谷折り部46を保持する保持力を向上させることができる。したがって、はみ出し部44が蓋14に向かって延び難くなることからケース本体13と蓋14との組み付けに対するはみ出し部44の干渉をより抑制できる。
(1−3)図2に示すように、各タブ群25a,28aにおいて各タブ群25a,28aの基端部29a寄りの部分の方がケース本体13との距離が短い。そのため、はみ出し部44は、一対の端面被覆部41,41のうち各タブ群25a,28aの基端部29a寄りに設けられている端面被覆部41に少なくとも連続していることが望ましい。
本実施形態では、一対の端面被覆部41,41のうち各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29c寄りに配置されている端面被覆部41にもはみ出し部44が連続している。そのため、各タブ群25a,28aにおいて各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29c寄りの部分、具体的には、各タブ群25a,28aの各タブ25,28における電極組立体12の一端面12aとの境界部分のうち各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29c寄りの部分とケース本体13との間の絶縁性も向上させることができる。したがって、はみ出し部44が一対の端面被覆部41,41に連続しているため、各タブ群25a,28aとケース本体13との絶縁性をより向上させることができる。
(1−4)はみ出し部44の高さ及び所定間隔Sは、はみ出し部44が溶融しない、及びケース本体13と蓋14との組み付けに干渉しない観点で設定されている。そのため、はみ出し部44により各タブ群25a,28aとケース本体13との絶縁性を維持しつつ、はみ出し部44の溶融及びケース本体13と蓋14との組み付け性の低下を抑制できる。
<第2の実施形態>
以下、蓄電装置の第2の実施形態を図8にしたがって説明する。第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は割愛する。
図8に示すように、二次電池10における絶縁シート40のはみ出し部44は、電極組立体12の長辺方向における全長に亘って設けられている。
本実施形態では以下の作用及び効果を得ることができる。
(2−1)本実施形態では、はみ出し部44は各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間だけでなく一対の端面被覆部41,41の全長に亘って設けられている。はみ出し部44が各タブ群25a,28aとケース本体13の内側面13bとの間にのみ設けられている場合と比較して、複数の山折り部45(山折り線Lm)及び複数の谷折り部46(谷折り線Lv)の長さが長くなる。そのため、はみ出し部44に複数の山折り部45(山折り線Lm)及び複数の谷折り部46(谷折り線Lv)を設けると、山折り部45(山折り線Lm)及び谷折り部46(谷折り線Lv)の長さが長くなる分だけはみ出し部44を蛇腹形状に維持する保持力が強くなる。したがって、はみ出し部44が蓋14に向かって延び難くなることからケース本体13と蓋14との組み付けに対するはみ出し部44の干渉をより抑制できる。
なお、第1及び第2の実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第1及び第2の実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
〇 図9に示すように、絶縁シート40のはみ出し部44は、一対の側面被覆部43,43に連続する部分を有していてもよい。このように変更することで、はみ出し部44は、各タブ群25a,28aと導電部材17(図4参照)とを取り囲むように配置されることで電極組立体12とケース本体13との絶縁性を向上させることができる。なお、一対の端面被覆部41,41に連続するはみ出し部44を蛇腹形状にするため、一対の端面被覆部41,41に連続しているはみ出し部44と、一対の側面被覆部43,43に連続しているはみ出し部44とは互いに連続しておらず、それらの境界部分には切れ込みCが設けられている。
〇 はみ出し部44に設ける山折り部45(山折り線Lm)及び谷折り部46(谷折り線Lv)の数は、適宜変更してもよい。例えば、はみ出し部44を電極の積層方向の外側から見て1つの山折り線Lm及び2つの谷折り線Lvが設けられていてもよいし、2つの山折り線Lm及び1つの谷折り線Lvとしてもよい。また、はみ出し部44を電極の積層方向の内側から見た場合も同様である。また、ケース本体13と蓋14との組み付け性を向上させる観点から、山折り部45(山折り線Lm)及び谷折り部46(谷折り線Lv)の数を増加させることが好ましい。
〇 はみ出し部44の山折り線Lmと谷折り線Lvを設ける間隔を所定間隔Sとしていたが、例えば、山折り線Lmと谷折り線Lvとの間隔は適宜変更してもよい。
〇 山折り線Lmと谷折り線Lvとは、電極組立体12の一端面12aと平行をなすように設けられていたが、本実施形態における平行とは、電極組立体12の一端面12aに対して山折り線Lm及び谷折り線Lvが0°〜12°の範囲で傾いている場合も含む。
〇 山折り線Lm及び谷折り線Lvは、第1型101及び第2型102により熱プレスによって形成されていたが、はみ出し部44を第1型101及び第2型102で挟みこんでから第1型101及び第2型102を加熱するようにしてもよい。また、第1型101及び第2型102による熱プレスに限らず、作業者によりはみ出し部44に山折り線Lm及び谷折り線Lvを形成するように変更してもよい。
〇 図10(a)及び図10(b)に示すように、はみ出し部44の山折り線Lm及び谷折り線Lvを割愛して山折り部45及び谷折り部46を形成してもよい。具体的には、滑らかに曲線状の波形を描くように山折り部45及び谷折り部46を交互に設けることではみ出し部44を蛇腹形状としてもよい。
〇 図11(a)及び図11(b)に示すように、矩形状の波型を描くように山折り部45及び谷折り部46を交互に設けることではみ出し部44を蛇腹形状としてもよい。
〇 第1及び第2の実施形態において、電極組立体12の長辺方向における正極タブ群25aと負極タブ群28aとの間を連続するはみ出し部44としてもよい。各タブ群25a,28aとケース本体13との間にはみ出し部44が位置していればどのように変更してもよい。また、(1−3)に記載するように各タブ群25a,28aにおいて各タブ群25a,28aの基端部29a寄りの部分の方がケース本体13との距離が短い。そのため、はみ出し部44は、一対の端面被覆部41,41のうち各タブ群25a,28aの基端部29a寄りに設けられている端面被覆部41に少なくとも連続していればどのように変更してもよい。
〇 絶縁シート40は、一対の端面被覆部41,41と、底面被覆部42とを有し、一対の側面被覆部43,43を有していない構成を採用してもよい。この場合、電極組立体12の両側面12dとケース本体13の内側面13bとの間には、互いを絶縁する機能を有する絶縁部材を介在させるようにする。絶縁部材は、樹脂やゴム等で構成された部材であってもよいし、ケース本体13の内側面13bに塗工される絶縁塗料であってもよい。
〇 正極タブ群25a及び負極タブ群28aは、基端部29a及び延出部29bを有し、先端側曲げ部29cを有していない構成を採用してもよい。
〇 例えば、絶縁カバー30は、蓋14と導電部材17との間を絶縁することができればどのように変更してもよい。ただし、絶縁カバー30を第1部位31のみで構成する場合、各タブ群25a,28aの先端側曲げ部29cとケース本体13の内側面13bとの間にはみ出し部44が配置されるように変更してもよい。
〇 正極20において、正極活物質層24は正極金属箔23の片面に存在してもよい。同様に、負極21において、負極活物質層27は負極金属箔26の片面に存在してもよい。
〇 二次電池10は、リチウムイオン二次電池以外の他の二次電池であってもよい。すなわち、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の教授を行うものであればよい。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、12a…一端面、12b…他端面、12c…両端面、13…ケース本体、13a…ケース本体の開口部、13b…ケース本体の内側面、14…蓋、20…電極としての正極、21…電極としての負極、25…タブとしての正極タブ、25a…タブ群としての正極タブ群、28…タブとしての負極タブ、28a…タブ群としての負極タブ群、29a…基端部、29b…延出部、40…絶縁シート、41…端面被覆部、42…底面被覆部、44…はみ出し部、44a…はみ出し部の先端、45…山折り部、46…谷折り部、Lm…山折り線、Lv…谷折り線。

Claims (4)

  1. 正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、且つ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、
    前記電極組立体を収容する有底筒状のケース本体及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、
    前記電極組立体と前記ケース本体との間に設けられることにより前記電極組立体と前記ケース本体とを絶縁する絶縁シートと、を備えた蓄電装置であって、
    前記タブ群は、前記電極の積層方向の一端寄りに前記タブが寄せ集められた基端部と、前記基端部から前記電極の積層方向の他端寄りに向けて延出する延出部と、を備え、
    前記絶縁シートは、前記電極の積層方向における前記電極組立体の両端面を覆う一対の端面被覆部と、前記一対の端面被覆部と連続するとともに前記電極組立体の前記タブ群が存在する一端面と反対側に位置する他端面を覆う底面被覆部と、前記一対の端面被覆部のうち前記タブ群の前記基端部寄りに設けられている前記端面被覆部に少なくとも連続するとともに前記タブ群と前記ケース本体との間に位置するはみ出し部と、を備え、
    前記電極組立体の前記両端面を前記一対の端面被覆部により覆った状態において、前記はみ出し部には、前記電極組立体の前記一端面から前記蓋に向かう方向において前記電極の積層方向から見て山折りとなる山折り部と前記電極の積層方向から見て谷折りとなる谷折り部とが隣り合うように設けられていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記はみ出し部には、前記電極組立体の前記一端面と平行をなす方向に沿って山折り線が形成されることで前記山折り部が設けられ、前記電極組立体の前記一端面と平行をなす方向に沿って谷折り線が形成されることで前記谷折り部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記はみ出し部は、前記端面被覆部の全長に亘って連続していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記はみ出し部は、前記一対の端面被覆部に連続していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021100596A1 (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 三洋電機株式会社 蓄電装置及び絶縁ホルダ
WO2023133823A1 (zh) * 2022-01-14 2023-07-20 宁德时代新能源科技股份有限公司 绝缘贴片、电池单体、电池及装置

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