JP2020098164A - 天候案内システムおよび天候案内プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動先の地域で発生している天候事象を適切に案内できる技術の提供。【解決手段】天候案内システムは、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内する天候案内システムであって、過去に前記ユーザに案内した前記天候事象である案内済事象を取得する案内済事象取得部と、前記ユーザの周辺で発生した新たな前記天候事象である新規事象を取得した場合に、前記案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない前記新規事象を案内すると決定し、前記案内済事象と前記天候種別が同一であり、かつ、前記発生領域が重複している前記新規事象を案内しないと決定する案内制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、天候案内システムおよび天候案内プログラムに関する。
今回の天気が前回案内した天気と異なっていれば、ブザー鳴動を指示する信号を発生してアラーム報音させる電子腕時計が知られている(特許文献1、参照)。特許文献1において、同じ天気が何度もアラーム報音されることを回避でき、ユーザの煩わしさを低減できる。
特開平9−321639号公報
特許文献1において、移動先の地域で発生している天気が前回案内した天気と同じであれば、アラーム報音されることはない。ここで、前回案内した天気と同じ天気であっても、前回案内した天気と移動先の天気との間で発生要因や重大性などが異なる場合がある。従って、移動先の地域において発生要因や重大性などが異なる天気が発生しているのに、当該天気をユーザが認識することができないという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、移動先の地域で発生している天候事象を適切に案内できる技術の提供を目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の天候案内システムは、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内する天候案内システムであって、過去にユーザに案内した天候事象である案内済事象を取得する案内済事象取得部と、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象である新規事象を取得した場合に、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない新規事象を案内すると決定し、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複している新規事象を案内しないと決定する案内制御部と、を備える。
前記の目的を達成するため、本発明の天候案内プログラムは、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内する天候案内システムとしてコンピュータを機能させる天候案内プログラムであって、コンピュータを、過去にユーザに案内した天候事象である案内済事象を取得する案内済事象取得部、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象である新規事象を取得した場合に、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない新規事象を案内すると決定し、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複している新規事象を案内しないと決定する案内制御部、として機能させる。
前記の構成において、発生領域が重複していない新規事象については、案内済事象と天候種別が同一であっても新たに案内することができる。発生領域が重複していない新規事象は、案内済事象と発生要因や重大性などが異なっている可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性が大きいと推定できる。発生領域が重複している新規事象は、案内済事象と発生要因や重大性などが共通している可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性が小さいと推定できる。従って、移動先で発生している新規事象のうちユーザに新たに案内する必要性が大きいものを案内することができ、移動先の地域で発生している天候事象を適切に案内できる。
天候案内システムのブロック図である。 図2Aは天候事象DBを示す表、図2B,図2Cは発生領域の模式図である。 天候案内処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)天候案内システムの構成:
(2)天候案内処理:
(3)他の実施形態:
(1)天候案内システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる天候案内システム10の構成を示すブロック図である。天候案内システム10は、車両に搭載された車載器であり、ユーザは車両の乗員である。天候案内システム10は、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内するシステムであり、制御部20と記録媒体30とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記憶された天候案内プログラム21を実行する。
記録媒体30は、地図情報30aと天候事象DB(Database)30bとを記録している。地図情報30aは、ノードデータとリンクデータとを含む。ノードデータは、2個以上のリンクが接続しているノードの座標等を示すデータである。リンクは、道路を接続点ごとに区切った道路区間に対応する。3個以上のリンクが接続しているノード、すなわち3個以上の道路区間が接続している接続点は、交差点を意味する。交差点には、同流地点や分岐地点も含まれる。ノードデータは、ノードに接続している道路区間である接続区間を示す。
リンクデータは、道路区間についての各種情報を示す。リンクデータは、道路区間の形状を示す。道路区間の線形状は、道路の幅方向に設定された形状補間点の座標を示す形状補間点データ(不図示)によって特定される。また、リンクデータは、道路区間ごとに区間長と旅行時間とを示す。道路区間の区間長と旅行時間は、走行予定経路の探索に用いられる。天候事象DB30bの詳細については後述する。
車両は、通信部40とGNSS(Global Navigation Satellite System)受信部41と車速センサ42とジャイロセンサ43とユーザI/F部44とを備えている。通信部40は、天候サーバ100と通信を行うための無線通信回路である。天候サーバ100は、天候に関して計測や調査を行うことによって得られた各種情報を収集し、当該収集した情報に基づいて天候事象情報を生成する。そして、天候サーバ100は、天候事象情報を天候案内システム10に配信するサーバである。天候事象情報の詳細については後述する。
GNSS受信部41は、GNSS衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在地を算出するための信号を出力する。車両の現在地はユーザの現在地を意味する。車速センサ42は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、車速センサ42からの信号に基づいて車速を取得する。ジャイロセンサ43は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部20は、ジャイロセンサ43からの信号に基づいて車両の進行方向を取得する。制御部20は、車速センサ42およびジャイロセンサ43等の出力信号に基づいて車両の走行軌跡を特定することで車両の現在地を取得する。GNSS受信部41の出力信号は、車速センサ42およびジャイロセンサ43等から特定される車両の現在地を補正する等に利用される。
ユーザI/F部44は、ユーザに各種の情報を提供し、ユーザの指示を入力するためのインタフェース部であり、具体的にタッチパネルディスプレイとスピーカとを含む。制御部20は、タッチパネルディスプレイに制御信号を出力し、地図や天候案内画像等の各種画像を出力させる。さらに、制御部20は、スピーカに制御信号を出力し、各種案内音声を出力させる。また、制御部20は、タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作に基づいて利用者の操作を取得する。
天候案内プログラム21は、案内済事象取得モジュール21aと案内制御モジュール21bとを含む。案内済事象取得モジュール21aと案内制御モジュール21bとは、それぞれコンピュータとしての制御部20を案内済事象取得部と案内制御部として機能させるプログラムモジュールである。
案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、過去にユーザに案内した天候事象である案内済事象を取得する。そのために、案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、天候サーバ100から天候事象を示す天候事象情報を受信すると、天候事象情報を天候事象DB30bに記録する。
図2Aは、天候事象DB30bを示す。天候事象DB30bは、天候事象ごとに天候事象情報を蓄積したデータベースである。制御部20は、天候事象情報を受信すると、受信した天候事象情報を天候事象DB30bに蓄積する。天候事象情報は、IDと天候種別と危険度と発生領域と周辺フラグと案内時刻とを示す。
IDは、天候事象に固有の識別符号である。危険度とは、天候事象の危険の程度であり、天候サーバ100が設定した値である。図2Aにおいては危険度としてL1〜L3が例示され、危険度の大きさはL3>L2>L1となる。天候種別とは、天候事象の種別であり、図2Aにおいては天候事象として"洪水"と"竜巻"と"山火事"とが例示されている。
発生領域は、天候事象が発生している領域であり、図2Aでは発生領域を近似した多角形(ポリゴン)の頂点の座標P01〜P14が示されている。発生領域は、天候事象が発生している行政区画の領域であってもよいし、任意の形状の領域であってもよい。
周辺フラグは、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象に付されるフラグであり、案内対象の天候事象に付されるフラグである。図2Aにおいては、周辺フラグがONであることが"○"で示されている。制御部20は、天候事象情報の受信時に最初から周辺フラグをONとする場合もあるし、天候事象情報の受信後に車両の現在地の変化に応じて事後的に周辺フラグをONとする場合もある。
ここで、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象は、発生領域内に車両の現在地が存在する天候事象であってもよいし、車両の現在地から発生領域までの最短距離が予め決められた判定距離(例えば10km)以内である天候事象を含んでもよい。さらに、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象は、車両の現在地から発生領域までの走行予定経路上の距離が予め決められた判定距離(例えば10km)以内である天候事象を含んでもよい。走行予定経路とは、公知の経路探索手法によって探索された経路であればよく、目的地までの所要期間や走行距離が最短となるように探索された経路であってもよい。
案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、天候事象の案内が完了すると、当該案内を行った時刻である案内時刻を天候事象DB30bに記録する。一方、制御部20は、天候事象の案内が完了していない天候事象情報については案内時刻がない旨を天候事象DB30bに記録する。
案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、ユーザが乗車中の車両が最後にONとなってから現在に至るまでにユーザに案内した天候事象を案内済事象として取得する。具体的に、制御部20は、天候事象DB30bにおいて、最後に車両がON(ACC−ON)となった以降の時刻が案内時刻として記録されている天候事象を案内済事象として取得する。つまり、制御部20は、車両にて移動中のユーザが車両による移動を開始してから現在に至るまでの期間において案内された天候事象を案内済事象として取得する。制御部20は、天候案内システム10の主電源がONとなった時刻を、車両がONとなった時刻として取得すればよい。
案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象である新規事象を取得した場合に、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない新規事象を案内すると決定し、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複している新規事象を案内しないと決定する。具体的に、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、周辺フラグがONとなる天候事象情報を新たに受信した場合、または、天候事象情報の受信後に事後的に周辺フラグをONとした場合に、これらの天候事象情報が示す天候事象を新規事象として取得する。
そして、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、案内済事象と新規事象のそれぞれについて天候種別と発生領域とを取得する。そして、制御部20は、新規事象の天候種別と同一の天候種別の案内済事象が存在するか否かを判定する。新規事象の天候種別と同一の天候種別の案内済事象が1個も存在しない場合、制御部20は、新規事象を案内すると決定する。
図2Aにおいて、IDが0001の天候事象が案内済事象であり、IDが0002の天候事象が新規事象であるとした場合、制御部20は、新規事象の天候種別としての"竜巻"が案内済事象の天候種別としての"洪水"と同一でないと判定し、当該新規事象を案内すると決定する。また、IDが0001および0002の天候事象が案内済事象であり、IDが0003の天候事象が新規事象であるとした場合、制御部20は、新規事象の天候種別としての"山火事"が案内済事象の天候種別としての"竜巻"または"洪水"と同一でないと判定し、当該新規事象を案内すると決定する。
一方、新規事象の天候種別が案内済事象の天候種別と同一である場合、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、天候種別が同一となっている新規事象の発生領域と案内済事象の発生領域とが重複しているか否かを判定する。図2Aにおいて、IDが0001、0002および0003の天候事象が案内済事象であり、IDが0004の天候事象が新規事象であるとした場合、制御部20は、新規事象の天候種別としての"洪水"が、IDが0001の案内済事象の天候種別と同一であると判定し、IDが0004の新規事象の発生領域とIDが0001の案内済事象の発生領域とが重複するか否かを判定する。
案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象の発生領域のうち案内済事象の発生領域と重複している部分の面積率が閾値以上である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定する。案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象の発生領域の面積である全面積を算出する。さらに、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象の発生領域のうち、天候種別が同一の案内済事象と重複している部分の面積である重複面積を算出する。そして、制御部20は、重複面積を全面積で除算した面積率が閾値(例えば30%)以上である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定する。
なお、新規事象と天候種別が同一の案内済事象が複数存在する場合、制御部20は、これらの案内済事象の発生領域の少なくとも1個と新規事象の発生領域とが重複する部分の面積を重複面積として算出してもよい。また、新規事象と天候種別が同一の案内済事象が複数存在する場合、制御部20は、最後に案内した案内済事象の発生領域と新規事象の発生領域とが重複する部分の面積を重複面積として算出してもよい。
図2B,図2Cは、図2Aに示すIDが0001、0002および0003の天候事象の案内済事象であり、IDが0004の天候事象が新規事象である場合における重複領域を示す。同図において、太線矢印はユーザが移動した軌跡Xを示す。同図において、天候事象が"洪水"となっている新規事象(ID:0004)の発生領域(P12,P13,P14)と、天候事象が"洪水"となっている案内済事象(ID:0001)の発生領域(P01,P02,P03,P04)との重複領域を斜めハッチングで示す。案内済事象(ID:0001)については、案内時刻T1においてユーザが位置していた軌跡X上の地点(白丸)にて案内されたこととなる。新規事象(ID:0004)の発生領域(P12,P13,P14)は、斜めハッチングで示す重複領域と、ドットハッチングで示す領域とによって構成される。
図2B,図2Cにおいて、重複領域の面積率は、斜めハッチングで示す重複領域の面積である重複面積を、当該重複面積とドットハッチングで示す領域の面積との合計で除算することにより得られる。図2Bにおいては、重複面積を全面積で除算した面積率が閾値以上であり、IDが0004の新規事象を案内しないと決定されることとなる。この場合、IDが0004の新規事象は案内されないこととなり、案内時刻が天候事象DB30bに記録されないこととなる。図2Cにおいては、重複面積を全面積で除算した面積率が閾値未満であり、IDが0004の新規事象を案内すると決定されることとなる。この場合、IDが0004の新規事象は案内されることとなり、案内時刻T4が天候事象DB30bに記録されることとなる。
さらに、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、案内済事象と天候種別が同一であるか否かに拘わらず、危険度が基準以上の新規事象を案内すると決定する。具体的に、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、危険度が基準(L3)以上である新規事象については、案内済事象と天候種別が同一であったとしても案内すると決定する。図2Aにおいて、IDが0004の新規事象は、危険度が基準以上ではないため、案内済事象との天候種別の同一性や発生領域の重複の判定結果に応じて案内可否が決定されることとなる。一方、図2Aにおいて、IDが0001の新規事象は、危険度が基準以上であるため、案内済事象との天候種別の同一性や発生領域の重複の判定をすることなく、案内すると決定されることとなる。
案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、案内すると決定した新規事象をユーザI/F部44によって案内させる。本実施形態において、制御部20は、天候種別と発生領域の概要とを示す音声メッセージをユーザI/F部44に出力させる。発生領域の概要とは、発生領域と領域が重複している各行政区画の名称であってもよいし、発生領域の重心が存在する行政区画の名称であってもよい。さらに、制御部20は、発生領域の大きさを案内してもよい。発生領域の大きさとは、発生領域の面積であってもよいし、発生領域の面積と面積が同じとなる円の半径であってもよいし、発生領域の内接円や外接円の半径であってもよい。制御部20は、当該音声メッセージを出力するとともに、新規事象や他の天候事象の詳細を示す画面へと遷移するためのボタンをユーザI/F部44に表示させてもよい。
以上説明した本実施形態の構成において、制御部20は、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象である新規事象を取得した場合に、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない新規事象を案内すると決定し、案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複している新規事象を案内しないと決定する。これにより、発生領域が重複していない新規事象については、案内済事象と天候種別が同一であっても新たに案内することができる。
図2Cに示すように、発生領域が重複していない新規事象は、案内済事象と発生要因や重大性などが異なっている可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性が大きいと推定できる。一方、図2Bに示すように、発生領域が重複している新規事象は、案内済事象と発生要因や重大性などが共通している可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性が小さいと推定できる。従って、移動先で発生している新規事象のうちユーザに新たに案内する必要性が大きいものを案内することができ、移動先の地域で発生している天候事象を適切に案内できる。
また、発生領域のうち重複している部分(図2B,図2Cの斜めハッチング)の面積の割合が大きいほど、案内済事象と発生要因や重大性などが共通している可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性の大きさを適切に判定できる。
また、制御部20は、ユーザが乗車中の車両が最後にONとなってから現在に至るまでにユーザに案内した天候事象を案内済事象として取得することとした。これにより、一度の走行(発車から駐車まで)において、案内済事象と天候種別が同一で発生領域が重複する天候事象について何度も案内されないようにすることができる。一方、再度走行を開始する場合には、天候事象を制限なく案内することができる。
さらに、制御部20は、案内済事象と天候種別が同一であるか否かに拘わらず、危険度が基準以上の新規事象を案内すると決定することとした。これにより、危険度が基準以上である天候事象については、案内済事象と天候種別が同一であっても案内することができ、危険度が基準以上である天候事象をユーザに確実に認識させることができる。
(2)天候案内処理:
次に、天候案内プログラム21の機能により実行される天候案内処理を説明する。図3は、天候案内処理のフローチャートである。天候案内処理は、車両の走行中において常時実行されている処理である。
まず、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象を取得したか否かを判定する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、周辺フラグがONとなる天候事象が新たに取得されたか否かを判定する。周辺フラグがONとなる天候事象が新たに取得された場合には、移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を示す天候事象情報を新たに受信した場合と、天候事象情報の受信後において車両の現在地が発生領域の周辺に移動した場合とが含まれる。なお、制御部20は、車両の電源がONとなった場合、天候事象DB30bに記録されている天候事象のうち、車両の現在地が発生領域の周辺に存在するもののすべてについて周辺フラグがONとし、これらを順に新規事象として取得することとなる。
新規事象を取得したと判定しなかった場合(ステップS100:N)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、ステップS100に戻り、新規事象を取得するまで待機する。すなわち、制御部20は、新規事象を取得するまで、天候事象情報の受信待機と、車両の現在地の監視とを継続する。
一方、新規事象を取得したと判定した場合(ステップS100:Y)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象の危険度が基準(L3)以上であるか否かを判定する(ステップS110)。
新規事象の危険度が基準(L3)以上であると判定しなかった場合(ステップS110:N)、案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、案内済事象を取得する(ステップS120)。具体的に、制御部20は、天候事象DB30bにおいて、最後に車両がON(ACC−ON)となった以降の時刻が案内時刻として記録されている天候事象を案内済事象として取得する。つまり、制御部20は、車両にて移動中のユーザが車両による移動を開始してから現在に至るまでの期間において案内された天候事象を案内済事象として取得する。
次に、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象と案内済事象の天候種別が同一であるか否かを判定する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、新規事象と案内済事象の天候種別を天候事象DB30bから取得し、新規事象の天候種別と同一の天候種別となっている案内済事象が少なくとも1個存在するか否かを判定する。
新規事象と案内済事象の天候種別が同一であると判定した場合(ステップS130:Y)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象と案内済事象の発生領域が重複するか否かを判定する(ステップS140)。具体的に、制御部20は、新規事象の発生領域と、新規事象と天候種別が同一の案内済事象の発生領域とを取得し、これらの発生領域が重複している部分の面積である重複面積を算出する。さらに、制御部20は、新規事象の発生領域の面積である全面積を算出し、重複面積を全面積で除算した面積率が予め決められた閾値(例えば30%)以上であるか否かを判定する。
新規事象と案内済事象の発生領域が重複すると判定した場合(ステップS140:Y)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象を案内しない(ステップS150)。すなわち、制御部20は、新規事象を案内しないと決定し、新規事象についての案内をユーザI/F部44に出力させない。
新規事象を案内しないと決定すると、案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、新規事象について案内時刻を記録しない(ステップS160)。すなわち、制御部20は、案内を行わなかった新規事象については、天候事象DB30bにおいて案内時刻がない旨を記録する。これにより、案内を行わなかった新規事象については、案内済事象として取得されないようにすることができる。
ところで、新規事象の危険度が基準(L3)以上であると判定した場合(ステップS110:Y)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象を案内する(ステップS170)。すなわち、制御部20は、一定の基準(L3)よりも危険度が高い新規事象については、仮に天候種別が案内済事象と同一であったり、発生領域が案内済事象と重複していたりしたとしても、案内を行うと決定する。
また、新規事象と案内済事象の天候種別が同一であると判定しなかった場合(ステップS130:N)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象を案内する(ステップS170)。すなわち、制御部20は、新規事象と同一の天候種別の天候事象についての案内がまだ行われていなかった場合、新規事象を案内すると決定する。
さらに、新規事象と案内済事象の発生領域が重複すると判定しなかった場合(ステップS140:N)、案内制御モジュール21bの機能により制御部20は、新規事象を案内する(ステップS170)。すなわち、制御部20は、新規事象と同一の天候種別の案内済事象についての案内がすでに行われていたが、当該案内済事象とは発生領域が大きく異なる場合、新規事象を案内すると決定する。
以上のようにして、新規事象を案内すると、案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、新規事象について案内時刻を記録する(ステップS180)。すなわち、制御部20は、案内を行った新規事象については、天候事象DB30bにおいて案内時刻を記録する。これにより、案内を行った新規事象については、案内済事象として取得されるようにすることができる。
(3)他の実施形態:
本発明において、案内済事象取得モジュール21aの機能により制御部20は、案内した時刻からの経過期間が予め決められた判定期間以下の天候事象を案内済事象として取得してもよい。具体的に、制御部20は、天候事象DB30bにおいて、現在時刻から判定期間(例えば2時間)だけ過去に遡った時刻よりも前の時刻が案内時刻として記録されている天候事象を案内済事象として取得してもよい。つまり、制御部20は、案内を行ってからある程度期間が経過した天候事象については案内済事象として取得しないようにしてもよい。これにより、判定期間が経過し、案内された天候事象に対するユーザの認識が薄れて来た場合に、案内済事象と天候種別が同一で発生領域が重複する天候事象について再認識させることができる。
以上説明した実施形態は一例に過ぎず、図3の天候案内処理とは異なる処理によって本発明が実現されてもよい。例えば、図3の天候案内処理のステップS110,S130,S140の処理の実行順序が変更されてもよいし、ステップS110が省略されてもよい。
また、制御部20は、案内済事象の発生領域のうち新規事象の発生領域と重複している部分の面積率が閾値以上である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定してもよい。すなわち、閾値判定する面積率の分母が新規事象の発生領域の面積ではなく、案内済事象の発生領域の面積であってもよい。また、面積率の閾値は、ほぼ0%であってもよく、制御部20は、案内済事象の発生領域と新規事象の発生領域とが重複している部分が少しでも存在していれば、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定してもよい。
さらに、制御部20は、必ずしも発生領域が重複している部分の面積率に基づいて、新規事象と案内済事象の発生領域が重複しているか否かを判定しなくてもよい。例えば、制御部20は、新規事象の発生領域と案内済事象の発生領域との間の最短距離が閾値以下である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定してもよい。また、制御部20は、新規事象の発生領域と案内済事象の発生領域との間の重心間の距離が閾値以下である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定してもよい。
第1実施形態においては、車両の電源が最後にONとなる前(前回以前の走行において)に案内した天候事象と天候種別が同一の新規事象については案内されるため、IDが同一の天候事象についても再度案内され得る。別々の走行において案内されたとしてもIDが同一の天候事象が複数回案内されるとユーザは煩わしく感じるため、制御部20は、一度案内された天候事象と同一のIDの天候事象については新規事象として取得しないようにしてもよい。また、図2Aの天候事象DB30bにおいて、天候事象ごとに有効期間を記録しておくことにより、発生時刻が旧すぎる天候事象が案内されないようにしてもよい。
本発明において、天候案内システムは、案内制御部が新規事象を案内するか否かを決定するシステムであればよく、必ずしも車両内において使用される装置でなくてもよい。例えば、案内すると決定した新規事象についての情報を各車両の乗員が使用する端末(車両,車載器,携帯端末等)に配信するサーバであってもよい。天候事象とは、影響が及ぶ領域である発生領域を有する事象であり、天気(晴れ,曇り,降雨,降雪等)や気温や湿度や災害(暴風,豪雨,豪雪,洪水,高潮,地震,津波,噴火,火砕流,降灰,雪崩,山火事等)に関する事象であってもよい。天候事象は、音声によって案内されてもよいし、画像によって案内されてもよい。また、天候事象の案内とは、天候事象の内容まで案内することであってもよいし、単に警告音や警告画像を出力することであってもよい。また、天候事象は、案内時刻の事象であってもよいし、案内時刻の未来または過去の事象であってもよい。
ユーザは何らかの移動手段によって移動していればよく、移動手段は特に限定されない。ユーザの周辺で発生した天候事象とは、ユーザの位置から発生領域までの距離が予め決められ値よりも短い天候事象であってもよいし、ユーザの位置が発生領域内となる天候事象であってもよい。案内済事象取得部は、過去にユーザに案内した天候事象を案内済事象として取得すればよく、過去とは現在よりも前の期間であればよく、固定長の期間であってもよいし、例えばユーザが設定や危険度に応じた可変長の期間であってもよい。
新規事象とは、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象であり、ユーザの周辺において新たに発生した天候事象であってもよいし、発生領域にユーザが新たに進入した天候事象であってもよい。案内制御部は、あらゆる天候事象を取得しておいて、当該天候事象のなかから、ユーザの周辺で発生した新たな天候事象を新規事象として抽出してもよい。また、案内制御部は、天候情報を管理するサーバに対して、ユーザの現在地の周辺についての新規事象を示すデータを送信するように要求してもよい。
天候種別とは、ユーザに案内する天候の状態の種別であり、天気(晴れ,曇り,降雨,降雪等)や気温や湿度や災害(暴風,豪雨,豪雪,洪水,高潮,地震,津波,噴火,火砕流,降灰,雪崩,山火事等)の区別である。例えば、案内制御部は、天候種別と、当該天候の種別に対応する状態の程度とをユーザに案内してもよい。また、案内制御部は、発生領域を案内してもよく、発生領域を地図上に表示してもよい。
新規事象を案内しないとは、必ずしも新規事象に関するすべての案内を案内しないことでなくてもよい。例えば、案内制御部は、新規事象を案内すると決定した場合に音声と画像によって新規事象を案内するのに対して、新規事象を案内しないと決定した場合に画像のみによって新規事象を案内してもよい。この場合、案内制御部は、音声によって新規事象を案内しないと決定したこととなる。むろん、案内制御部は、新規事象を案内しないと決定した場合に、新規事象を案内すると決定した場合に案内するすべての案内内容のうち、一部の案内内容を案内しないようにしてもよい。
案内制御部は、新規事象の発生領域のうち案内済事象の発生領域と重複している部分の面積率が閾値以上である場合に、新規事象と案内済事象の発生領域が重複していると判定してもよい。発生領域のうち重複している部分の面積の割合が大きいほど、案内済事象と発生要因や重大性などが共通している可能性が高いため、ユーザに新たに案内する必要性の大きさを適切に判定できる。閾値は、固定値であってもよいし、可変値であってもよい。例えば、閾値は、ユーザの設定に応じて変化してもよいし、新規事象の危険度が高いほど小さくなってもよい。さらに、閾値は、新規事象の天候種別に応じて設定されてもよい。
さらに、案内済事象取得部は、ユーザが乗車中の車両が最後にONとなってから現在に至るまでにユーザに案内した天候事象を案内済事象として取得してもよい。これにより、一度の走行(発車から駐車まで)において、案内済事象と天候種別が同一で発生領域が重複する天候事象について何度も案内されないようにすることができる。一方、再度走行を開始する場合には、天候事象を制限なく案内することができる。
また、案内済事象取得部は、案内した時刻からの経過期間が予め決められた判定期間以下の天候事象を案内済事象として取得してもよい。これにより、予め決められた判定期間が経過するまでは、案内済事象と天候種別が同一で発生領域が重複する天候事象について再度案内されないようにすることができる。一方、判定期間が経過し、案内された天候事象に対するユーザの認識が薄れて来た場合に、案内済事象と天候種別が同一で発生領域が重複する天候事象について再認識させることができる。
さらに、案内制御部は、案内済事象と天候種別が同一であるか否かに拘わらず、危険度が基準以上の新規事象を案内すると決定してもよい。これにより、危険度が基準以上である天候事象については、案内済事象と天候種別が同一であっても案内することができ、危険度が基準以上である天候事象をユーザに確実に認識させることができる。
さらに、本発明のように、発生領域が重複するか否かに応じて同一種別の天候事象を案内するか否かを切り替える手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えた天候案内システム、天候案内システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…天候案内システム、20…制御部、21…天候案内プログラム、21a…案内済事象取得モジュール、21b…案内制御モジュール、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…天候事象DB、40…通信部、41…GNSS受信部、42…車速センサ、43…ジャイロセンサ、44…ユーザI/F部、100…天候サーバ

Claims (6)

  1. 移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内する天候案内システムであって、
    過去に前記ユーザに案内した前記天候事象である案内済事象を取得する案内済事象取得部と、
    前記ユーザの周辺で発生した新たな前記天候事象である新規事象を取得した場合に、
    前記案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない前記新規事象を案内すると決定し、
    前記案内済事象と前記天候種別が同一であり、かつ、前記発生領域が重複している前記新規事象を案内しないと決定する案内制御部と、
    を備える天候案内システム。
  2. 前記案内制御部は、前記新規事象の前記発生領域のうち前記案内済事象の前記発生領域と重複している部分の面積率が閾値以上である場合に、前記新規事象と前記案内済事象の前記発生領域が重複していると判定する、
    請求項1に記載の天候案内システム。
  3. 前記案内済事象取得部は、前記ユーザが乗車中の車両が最後にONとなってから現在に至るまでに前記ユーザに案内した前記天候事象を前記案内済事象として取得する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の天候案内システム。
  4. 前記案内済事象取得部は、案内した時刻からの経過期間が予め決められた判定期間以下の前記天候事象を前記案内済事象として取得する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の天候案内システム。
  5. 前記案内制御部は、前記案内済事象と前記天候種別が同一であるか否かに拘わらず、危険度が基準以上の前記新規事象を案内すると決定する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の天候案内システム。
  6. 移動中のユーザの周辺で発生した天候事象を案内する天候案内システムとしてコンピュータを機能させる天候案内プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    過去に前記ユーザに案内した前記天候事象である案内済事象を取得する案内済事象取得部、
    前記ユーザの周辺で発生した新たな前記天候事象である新規事象を取得した場合に、
    前記案内済事象と天候種別が同一であり、かつ、発生領域が重複していない前記新規事象を案内すると決定し、
    前記案内済事象と前記天候種別が同一であり、かつ、前記発生領域が重複している前記新規事象を案内しないと決定する案内制御部、
    として機能させる天候案内プログラム。
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